1
K 5701-
1 : 2
000
解
説
解説付表
1
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS K 5701-1
: 2000
平版インキ−第
1
部:試験方法
ISO/FDIS 2834
画像技術−平版及び凸版インキの試験印刷物の作成
ISO/FDIS 2836
画像技術−印刷物及び印刷インキ−種々の薬剤の耐性評価
ISO 2837
画像技術−印刷物及び印刷インキ−耐溶剤性の評価
ISO
11628
画像技術−印刷物及び印刷インキ−印刷物の耐酸性の評価
ISO
12040
画像技術−印刷物及び印刷インキ−フィルタ−付きキセノンアーク灯による耐候性評価
ISO
12634
画像技術−ロータリータックメータによるペーストインキとビヒクルのタック評価
ISO
12644
画像技術−落下ロッド式粘度計によるぺーストインキとビヒクルのレオロジー特性評価
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国際規格番号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際観格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合が
困難な理由及び今後の対策
適用範囲
○ 平版インキの試験,平版インキ
のテスト印刷物の作成および
その印刷物を用いた光学的・物
理的・化学的評価試験
ISO FDIS 2834-1999
○ ぺーストインキ
(
平版,凸版
)
のテスト印刷物の作成
ADP
JIS
では平版インキを対象と
し て い る が ,
ISO
2834
,
12634
,
12644
はぺーストイ
ンキを対象範囲としており,
その他の
ISO
では平版以外
の印刷物と印刷インキにつ
いても含めている。
凸版インキについてはニーズ
が大幅に減少していることか
ら
JIS
の適用範囲から削除す
ることにした。
また,平版・凸版以外の他の
インキについては,現段階で
は
ISO
自体が未完成の状況で
あ り 適 用 範 囲 か ら は ず し た
が,将来的には
JIS
化
の予定。
ISO FDIS 2836-1999
ISO 2837-1996
ISO l1628-1995
ISO 12040-1997
平版,凸版,グラビア,フ
レキソ,スクリーン印刷で
の紙,ボード,金属,プラ
スティック材料上の印刷
物と印刷インキの試験
ISO 12634-1996
ISO 12644-1996
ぺーストインキとビヒク
ルの試験
引用規格
○
ISO 535
ISO 536
ISO 2144
ISO 6588
ISO/DIS 8254-1
ISO 8791-4
ISO 535
ISO 536
ISO 2144
ISO 6588
ISO/DIS 8254-l
ISO 8791-4
○ 紙の吸水量測定
紙の重量測定
紙の灰分測定
紙の抽出水の
PH
測定
紙の光沢測定
紙の粗さ・平滑度の測定
≡
用語・記号
L
型粘度計による方法につい
ての用語および計算式
ISO 12644-1996
L
形粘度計による方法につ
いての用語および計算式
≡
流動性
○ 装置:
L
型粘度計
ISO 12644-1996
○
L
形粘度計
=
○ 装置:スプレッドメータ
(
該当
ISO
なし
)
−
−
ISO
へ提案することを検討中
粘着性
○ 装置,器具及び材料
ロータリータックメータ
ISO
12634-1996
○ ロータリータックメータ
=
JIS
ではメーカー・機種名の
記載せず
練和度
○ 装置,器具:グラインドメータ
(
該当
ISO
なし
)
−
−
ISO
に提案し,改正作業中。
乾燥性
○ 装置,器具:
C
型乾燥試験機
(
該当
ISO
なし
)
−
−
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1 : 2
000
解
説
解説付表
1
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国際規格番号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際観格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合が
困難な理由及び今後の対策
展 色 試 料 の
作成
○ 装置,
器具及び材料 プリン
タビリティーテスター
ISO/CD 2834
○ 光学試験用:プリンタビリテ
ィーテスター
(
印圧,印刷速
度が制御可のもの
)
=
簡易展色機
○ その他試験用:一定膜厚が得
られる技法
=
インキピペット用紙
○ 精度のみ規定
相対評価:規定なし
=
=
試験片
インキ膜厚
塗工紙,非塗工紙別に範囲を
規定
=
色差
○ 装置 則色計
色差の計算
記録
(
該当
ISO
なし
)
−
−
光沢
○ 装置 光沢計
記録
(
該当
ISO
なし
)
−
−
セット性
○ 装置 セット試験機等
操作
記録
(
該当
ISO
なし
)
−
−
耐 ブ ロ ッ キ
ング性
○ 装置,器具及び材料
操作
判定,記録
(
該当
ISO
なし
)
−
−
耐摩擦性
○ 装置,器具及び材料
操作
判定,記録
(
該当
ISO
なし
)
−
−
ISO
に提案したが,機器の統
一 が で き な い た め 見 送 ら れ
た。
促進耐光性
○ 原理,装置,試験手順,測定報
告を規定
ISO 12040-1997
○ キセノン・アーク燈を使用し
た規定に限定
=
ADP
キセノン・アーク燈
カーボンアーク燈
紫外線
5
年後にキセノンアーク燈に
統一する。
耐酸性
○ 原理,試験片,器具,材料,操
作,判定,記録方法を規定
ISO 11628-1995
○
JIS
と同等
=
耐 ア ル カ リ
性
○ 試験片,器具,材料,手順,評
価,記録方法を規定
ISO/CD 2836
○
JIS
と同等
=
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K 5701-
1 : 2
000
解
説
解説付表
1
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国際規格番号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際観格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合が
困難な理由及び今後の対策
耐溶剤性
○ 原理,試験片,器具,材料,操
作,判定,記録方法を規定
ISO 2837-1996
○
JIS
と同等
=
耐石けん性
○ 原理,器具,材料,操作,判定,
記録方法を規定
ISO/CD 2836
○
JIS
と同等
=
耐 ワ ッ ク ス
性
○ 原理,器具,材料,操作,判定,
記録方法を規定
ISO/CD 2836
○
JIS
と同等
=
備考
1.
対比項目
(I)
及び
(III)
の小欄で, ○
は該当する項目を規定している場合を示す。
2.
対比項目
(IV)
の小欄の記号の意味は,次による。
= :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
ADP
(ADOPTION
の略
)
:
JIS
は,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用している。ただし,採用した部分において,
JIS
として必
要な規定内容を追加し,又は適用範囲,規定項目及び
/
又は規定内容の一部を不採用としている。