K 5670:2008
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この追補は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,工業標準原案を具
して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正
したもので,これによって,JIS K 5670:2003は改正され,一部が置き換えられた。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
K 5670:2008
アクリル樹脂系非水分散形塗料
(追補1)
Non Aqueous Dispersion Acrylic Paint
(Amendment 1)
JIS K 5670:2003を,次のように改正する。
4.(品質)の表1(品質)の中で,
促進耐候性
塗膜に,割れ・はがれ・膨れがなく,色の
変化の程度が見本品に比べて大きくなく,
白亜化の等級が1以下とする。
を,次に置き換える。
促進耐候性
異常がない。
6.12(促進耐候性)の6.12.3(評価)及び6.12.4(判定)を,次の文に置き換える。
6.12.3 評価項目・方法 評価項目は,膨れ,はがれ,割れ,色及び白亜化の程度とする。白亜化の評価
方法は,試料照射試験片及び原状試験片について,JIS K 5600-8-6によって試験を行い,粘着テープに付
着した状態をそれぞれ観察し比較する。その後で試験片を清浄(4)にして乾燥し,外観を目視によって観察
する。色の変化は,試料照射試験片及び試料原状試験片並びに見本品照射試験片及び見本品原状試験片に
ついて,目視によって観察し,試料と見本品との変化の差を比較して調べる。
注(4) 水に浸してから十分に柔らかくしたビスコーススポンジ,ポリ塩化ビニルスポンジなどで試験
片の全面をこする。こするときには,常に水を流しかけて付着物などで試験片にきずが付かな
いようにし,付着物を除く。洗い終わった後,試験片は室内の清浄な場所に立て掛けて乾かす。
6.12.4 評価及び判定 膨れ,はがれ及び割れがなく,かつ,白亜化試験による照射試験片の白亜化の等
級と原状試験片の等級との差が1以内で,さらに,試料照射試験片及び試料原状試験片の色の変化の差と,
見本品照射試験片及び見本品原状試験片の色の変化の差とを比較して差がないとき,“異常がない”とする。