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JISと対応する国際規格との対比表 

JIS K 5600-5-3 第5部−第3節:耐おもり落下性 

ISO 6272 塗料−おもり落下試験 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内容 

(II) 国際規格番

号 

(III) 国際規格の規定内容 

(IV) JISと国際規格の相違点 

(V) JISと国際規格との一

致が困難な理由及び今
後の対策 

(1) 適用範囲 

○  

ISO 6272 

○  

≡  

(2) 試験(分折)の種

類・項目 

○ A法:落体式 

B法:落球式 
C法:デュポン式 

ISO 6272 

○ A法だけ 

ADP A法:おもりと受け台の形状から,塗膜の伸びとは

がれ(本体)などの耐性を評価 

B法:素地の変形が極めて少ない試験方法で,AとC

とは別の試験方法 

C法:おもりと受け台の形状から,エッジ部のはが

れなどの耐性を評価 

AとC法は装置も異なり,A法と比較の検証実験

を行った結果,A法は素地の厚さの選定でデータが
大幅に異なり,ばらつきが多い。今後B・C法とも製
品規格の改訂時に必要なので,今後ISOへ提案する。 

(3) 共通的条件(試験

状態,試験条件) 

○  

ISO 6272 

○  

≡  

(4) 装置・器具 

○  

ISO 6272 

○ 旧JISのBとC法を追加 

ADP 装置はそれぞれ異なる。  

(5) 材料・試料 

○  

ISO 6272 

○  

≡  

(6) 手順・方法 

○  

ISO 6272 

○ A法だけ 

ADP B・C法を追加した。 

装置別に異なるため 

(7) 記録方法・様式 

○  

ISO 6272 

○  

≡  

(8) その他 

○  

ISO 6272 

○  

≡  

  

  

備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合を示す。 

2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。 

“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。 
“ADP”(ADOPTIONの略):JISは,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用している。ただし,採用した部分において,JISとして必

要な規定内容を追加し,又は適用範囲,規定項目及び/又は規定内容の一部を不採用としている。