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JISと対応する国際規格との対比表 

K 5600-3-6 : 1999塗料 一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能− 

第6節:不粘着乾燥性 

ISO 3678 : 1976 塗料−不粘着性 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内容 

(II) 国際規格番号 

(III) 国際規格の規定内容 

(IV) JISと国際規格の相違

点 

(V) JISと国際規格との一致が困難な

理由及び今後の対策 

(1) 適用範囲 

○  

ISO 3678 

○  

≡  

(2) 試験(分析)の種

類・項目 

○ A法:23±2℃,(50±5)%

で試験 

B法:35±1℃,(90±3)%

で試験 

ISO 3678 

○ A法だけ 

ADP 現行JISのB法を残

した。 

A法:塗膜の乾燥性を評価する試

験方法 

B法:乾燥した塗膜の軟化を評価

する試験方法 

両者は塗面上におもりを載せ,

その間にガーゼを挟んで,規定時
間後その跡を評価する方法だが,
目的は別の特性をみる評価法であ
る。両者とも製品規格の改正時に
は必要となるので,追加したB法
はISOへ提案する。 

(3) 共通的条件(試験

状態,試験条件) 

○ 23℃,50%と35℃,90%で

規定 

ISO 3678 

○ 23±2℃,50±5%で試験 

ADP B法の温度・湿度の

規定を追加 

AとBは別の試験法のため 

(4) 装置・器具 

○  

ISO 3678 

○  

= 上の試験条件以外

は基本的に大差な
い原理である。 

(5) 材料・試料 

○  

ISO 3678 

○  

=  

(6) 手順・方法 

○  

ISO 3678 

○  

ADP B法を追加 

AとBは別の試験法のため 

(7) 記録方法・様式 

○  

ISO 3678 

○  

≡  

(8) その他 

○  

ISO 3678 

○  

≡  

  

  

備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合を示す。 

2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。 

“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。 
“=”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。 
“ADP”(ADOPTIONの略):JISは,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用しているただし,採用した部分において,JISとして必要

な規定内容を追加し,又は適用範囲,規定項目及び/又は規定内容の一部を不採用としている。