C 5988:2014
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 2
4 形名の構成 ······················································································································ 3
5 種類及び等級 ··················································································································· 3
5.1 種類 ···························································································································· 3
5.2 等級 ···························································································································· 4
6 性能······························································································································· 4
7 構造,形状及び寸法 ·········································································································· 7
8 試験······························································································································ 15
8.1 一般事項 ····················································································································· 15
8.2 試験の標準的環境条件 ··································································································· 15
8.3 試験項目 ····················································································································· 15
8.4 試験方法 ····················································································································· 16
9 表示······························································································································ 19
9.1 製品の表示 ·················································································································· 19
9.2 包装又は添付文書の表示 ································································································ 19
附属書A(参考)光ファイバコードの光コネクタプラグ取付け加工方法の例 ··································· 20
附属書B(参考)光コネクタのかん合できる組合せの例 ······························································ 21
附属書C(参考)光ファイバコード付き光コネクタプラグの形名付与の例 ······································ 22
附属書D(参考)ファンアウトの構造の例 ··············································································· 24
C 5988:2014
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産
業技術振興協会(OITDA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。これによって,JIS C 5988:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
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日本工業規格 JIS
C 5988:2014
F19形光ファイバコネクタ(MT-RJコネクタ)
F19 Type connectors for optical fiber cables (Type MT-RJ connector)
序文
この規格は,IEC規格のかん合標準規格に対応するJIS C 5964-18の制定に伴い,かん合規定を含む旧
規格から,JIS C 5964-18の規定項目の削除などを行い改正した日本工業規格である。
1
適用範囲
この規格は,JIS C 5962に則り,プッシュプル締結方式及びガイドピンで整列するフェルール構造を備
えたプラグ(接栓)−アダプタ−プラグ及びプラグ−レセプタクル締結方式のF19形光ファイバコネクタ
(以下,光コネクタという。)について規定する。
この規格は,光コネクタの構造,形状,寸法及び性能について規定する。ただし,かん合に関わる寸法
は,JIS C 5964-18による。光学互換に関わる寸法で,光学互換標準の規格群(JIS C 5965規格群)と重複
する場合は,この規格を優先する。また,性能に関わる規定で,IEC 61753規格群に対応する今後制定予
定のJISの性能標準規格群と重複する場合は,この規格を優先する。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 5961 光ファイバコネクタ試験方法
JIS C 5962 光ファイバコネクタ通則
JIS C 5964-18 光ファイバコネクタかん合標準−第18部:MT-RJコネクタ類(F19形)
JIS C 6820 光ファイバ通則
JIS C 61300-1 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第1部:通則
JIS C 61300-2-1 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-1部:正弦
波振動試験
JIS C 61300-2-2 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-2部:繰返
しかん合試験
JIS C 61300-2-6 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-6部:かん
合部締結強度試験(軸方向引張り)
JIS C 61300-2-9 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-9部:衝撃
試験
JIS C 61300-2-17 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-17部:低
温試験
2
C 5988:2014
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JIS C 61300-2-18 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-18部:高
温試験
JIS C 61300-2-21 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-21部:混
合温湿度サイクル試験
JIS C 61300-2-22 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-22部:温
度サイクル試験
JIS C 61300-2-26 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-26部:塩
水噴霧試験
JIS C 61300-3-4 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-4部:損失
測定
JIS C 61300-3-11 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-11部:結
合力及び離脱力測定
JIS C 61300-3-22 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-22部:フ
ェルール押圧力測定
JIS C 61300-3-27 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-27部:多
心光ファイバコネクタプラグの穴位置測定
IEC 61300-3-49,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic test and measurement
procedures−Part 3-49: Examinations and measurements−Guide pin retention force for rectangular ferrule
multi-fibre connectors
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 5962の3.(用語の定義)によるほか,次による。
3.1
プッシュプル締結方式
光コネクタプラグを光アダプタ又は光レセプタクルに挿入することによって,光アダプタ又は光レセプ
タクルと光コネクタプラグとがかん合してロックでき,光コネクタプラグのレバーを押してロックを解除
し,光アダプタ又は光レセプタクルから光コネクタプラグを引くことによって離脱できる締結方式。
3.2
ファンアウト
多心光ファイバから個々の単心光ファイバへ変換する接続用部品。附属書Dにファンアウトの構造の例
を示す。
3.3
基準プラグ(Reference plug)
光コネクタの光学特性を測定する場合に基準とする光コネクタプラグ。特に規定がない場合,次の全て
の条件を満たす3プラグから抽出した,PC接続が可能な光コネクタプラグでなければならない。
a) 3プラグ全ての組合せにおける三つの挿入損失が,いずれも0.2 dB以下である。
b) 3プラグのうち2プラグ以上は,F形とし,F形光コネクタプラグ同士の接続を行う場合は,ガイドピ
ンを用いる。
附属書Bに光コネクタのかん合できる組合せの例を示す。
3
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4
形名の構成
形名の構成は,JIS C 5962の4.1(形名の構成)の規定によるほか,その他の特殊構造を表す記号は,次
による。
1: 1心を表す。
2: ファイバピッチ0.25 mmの2心を表す。
2a: ファイバピッチ0.75 mmの2心を表す。
4: 4心を表す。
A: 外形(高さ)寸法10 mmを表す。
B: 外形(高さ)寸法12.8 mmを表す。
NR: 光レセプタクル(リブなし)を表す。
WR: 光レセプタクル(リブあり)を表す。
附属書Cに光ファイバコード付き光コネクタプラグの形名付与の例を示す。
5
種類及び等級
5.1
種類
光コネクタの種類は,表1による。光コネクタの種類は,形名とする。
表1−光コネクタの種類
形名
光コネクタ
形状
フェルール
整列部形状
等級
適用光ファイバコードの形名例
(JIS C 6820参照)
形状及
び寸法
CNF19SPF126B1-1
プラグ
F
B
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
図1
CNF19SPF127B1-1
CNF19SPF126B9-2
OFC3.5-U2-SSMA-9.3/125
CNF19SPF127B9-2
CNF19SPF126B9-2a
CNF19SPF127B9-2a
CNF19SPF126B9-4
OFC3.5-U4-SSMA-9.3/125
CNF19SPF127B9-4
CNF19SPF128E1-1
E
OFC2.8-Y-SGI-50/125
図2
CNF19SPF128E9-2
OFC3.5-U2-SGI-50/125
CNF19SPF128E9-2a
CNF19SPF128E9-4
OFC3.5-U4-SGI-50/125
CNF19SPM126B1-1
M
B
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
図3
CNF19SPM127B1-1
CNF19SPM126B9-2
OFC3.5-U2-SSMA-9.3/125
CNF19SPM127B9-2
CNF19SPM126B9-2a
CNF19SPM127B9-2a
CNF19SPM126B9-4
OFC3.5-U4-SSMA-9.3/125
CNF19SPM127B9-4
CNF19SPM128E1-1
プラグ
M
E
OFC2.8-Y-SGI-50/125
図4
CNF19SPM128E9-2
OFC3.5-U2-SGI-50/125
CNF19SPM128E9-2a
CNF19SPM128E9-4
OFC3.5-U4-SGI-50/125
CNF19PA-A
アダプタ
−
−
−
図5
CNF19PA-B
図6
CNF19DR-NR
レセプタクル
−
−
−
図7
CNF19DR-WR
図8
4
C 5988:2014
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5.2
等級
光コネクタの等級は,次による。
a) プラグの等級は,表2による。
表2−プラグの等級
等級a)
挿入損失
dB
フェルールの寸法
mm
角度
(゜)
石英系シングル
モード光ファイバ
(SSMA-9.3/125)
石英系マルチ
モード光ファイバ
(SGI-50/125)
aの
許容差
b
c c), d)
d d)
θ
B
1.0以下b)
−
+0.001
0
0.700
0.001 4以下
2.600
±0.003
0.5以下
E
−
1.0以下b)
+0.001
0
0.700±0.001
0.003以下
2.600
±0.003
1.0以下
X
受渡当事者間の協定による。
注a) 等級を表す記号の意味は,JIS C 5962による。
b) PC接続が可能なプラグとPC接続が可能な基準プラグとを接続したときの値を示す。
c) 寸法cは,二つのガイドピン穴実測中心を結ぶ基準線上の中点を原点としてX,Y直交座標系を形成したと
き,原点から配分した各光ファイバ挿入穴中心の設定値と,実測中心との位置ずれ量を示す。
d) 寸法c及びdの測定方法は,JIS C 61300-3-27による。
b) 光アダプタの等級は,規定しない。
c) 光レセプタクルの等級は,規定しない。
d) ガイドピンの等級は,受渡当事者間の協定による。
6
性能
性能は,表3による。ただし,等級Xは,受渡当事者間の協定による。
0
−0.001
5
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表3−性能
番号
特性
要求事項
試験方法
試験条件
1
挿入損失
表2の挿入損失を満足する。
JIS C 61300-3-4
(損失測定)
試験方法:
JIS C 61300-3-4の箇条5(手順)
:5.4.3又は5.4.4
(光コネクタプラグの場合)
:5.4.5
(光レセプタクルの場合)
光源の種類:JIS C 61300-3-4の表1
マルチモード光ファイバ:
S1,S2又はS3
シングルモード光ファイバ:
S4又はS5
ただし,基準プラグを使用する。
なお,この規格の8.4.1に規定する
一括測定方法で測定してもよい。
2
耐振性
挿入損失(初期測定値):
JIS C 61300-2-1
振動周波数:10 Hz〜55 Hz
表2による。
(正弦波振動試験) 振幅(片振幅):0.75 mm
挿入損失(最終測定値):
3軸
表4による。
掃引速度:1 oct/min
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの有害な損傷があっては
ならない。
掃引数:15回/軸
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び
機械的損傷
3
耐衝撃性
挿入損失(初期測定値):
JIS C 61300-2-9
ピーク加速度及び持続時間:
表2による。
(衝撃試験)
981 m/s2(100 G),6 ms
挿入損失(最終測定値):
衝撃回数:3軸,2方向,各5回
表4による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの有害な損傷があっては
ならない。
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び
機械的損傷
4
繰返し動作
挿入損失(初期測定値):
JIS C 61300-2-2
繰返し動作回数: 500回
表2による。
(繰返しかん合試
験)
挿入損失(最終測定値):
初期測定の項目:挿入損失
表5による。
最終測定の項目:挿入損失
機械的に異常なくかん合しな
ければならない。
5
フェルール
フェルール押圧力:
JIS C 61300-3-22
JIS C 5964-18による。
押圧力
JIS C 5964-18参照
(フェルール押圧
力測定)
6
ガイドピン引
抜力
(F形)
ガイドピン引抜力
8.4.2による。
8.4.2による。
ガイドピン穴検査ゲージ:
1.7 N以下
プラグ検査ゲージ:3.4 N以下
7
ガイドピン固
定力
(M形)
ガイドピン固定力:3.4 N以上 IEC 61300-3-49
Method A 又は Method B
6
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表3−性能(続き)
番号
特性
要求事項
試験方法
試験条件
8
かん合部締結
強度
(軸方向)
挿入損失(初期測定値):
JIS C 61300-2-6
引張力の大きさ:68.6 N
表2による。
挿入損失(最終測定値):
[かん合部締結強度
試験(軸方向引張
り)]
適用光ファイバコード:
長さ1 m〜2 m
表4による。
初期測定の項目:挿入損失
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの有害な損傷があっては
ならない。
最終測定の項目:挿入損失及び
機械的損傷
9
光ファイバク
ランプ強度
(軸方向引張
り)
挿入損失(初期測定値):
表2による。
JIS C 5961の8.11,
方法2による。
引張力の大きさ:50 N
適用光ファイバコード:
長さ1 m〜2 m
挿入損失(最終測定値):
[光ファイバコード
クランプ強度(軸方
向への引張り)]
表4による。
初期測定の項目:挿入損失
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの有害な損傷があっては
ならない。
最終測定の項目:挿入損失及び
機械的損傷
10
光ファイバク
ランプ強度
(屈曲)
挿入損失(初期測定値):
JIS C 5961の8.12に
よる。
引張力の大きさ:4.9 N
表2による。
屈曲回数:100回
挿入損失(最終測定値):
[光ファイバコード
クランプ強度(屈
曲)]
適用光ファイバコード:
表4による。
長さ 1 m〜2 m
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの有害な損傷があっては
ならない。
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び
機械的損傷
11
結合力及び離
脱力
結合力の大きさ:19.6 N以下
JIS C 61300-3-11
−
離脱力の大きさ:9.8 N以下
(結合力及び離脱力
測定)
12
耐腐食性
(塩水噴霧)
外観:著しい腐食があってはな
らない。
JIS C 61300-2-26
試験時間:48時間
(塩水噴霧試験)
最終測定の項目:外観
13
温度サイクル 挿入損失(初期測定値):
JIS C 61300-2-22
試験方法:Nb
表2による。
(温度サイクル試験) 高温温度:70 ℃
挿入損失(最終測定値):
低温温度:−25 ℃
表4による。
各温度の放置時間:30分
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの有害な損傷があっては
ならない。
温度の変化速度:3 ℃/min
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び
機械的損傷
14
耐湿性
挿入損失(初期測定値):
JIS C 61300-2-21
初期測定の項目:挿入損失
(温湿度
表2による。
(混合温湿度サイク
ル試験)
最終測定の項目:挿入損失及び
サイクル)
挿入損失(最終測定値):
機械的損傷
表4による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの有害な損傷があっては
ならない。
15
耐熱性
挿入損失(初期測定値):
JIS C 61300-2-18
試験温度:70 ℃
表2による。
(高温試験)
試験時間:240時間
挿入損失(最終測定値):
初期測定の項目:挿入損失
表4による。
最終測定の項目:挿入損失及び
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの有害な損傷があっては
ならない。
機械的損傷
7
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表3−性能(続き)
番号
特性
要求事項
試験方法
試験条件
16
耐寒性
挿入損失(初期測定値):
JIS C 61300-2-17
試験温度:−25 ℃
表2による。
(低温試験)
試験時間:240時間
挿入損失(最終測定値):
初期測定の項目:挿入損失
表4による。
最終測定の項目:挿入損失及び
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの有害な損傷があっては
ならない。
機械的損傷
表4−試験後の挿入損失
単位 dB
等級a)
挿入損失
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
OFC3.5-U2-SSMA-9.3/125
OFC3.5-U4-SSMA-9.3/125
OFC2.8-Y-SGI-50/125
OFC3.5-U2-SGI-50/125
OFC3.5-U4-SGI-50/125
B
1.2以下b)
−
E
−
1.2以下b)
X
受渡当事者間の協定による。
注a) 等級を表す記号の意味は,JIS C 5962による。
b) PC接続が可能なプラグとPC接続が可能な基準プラグとを接続したときの値を示す。
表5−繰返し動作試験後の挿入損失
単位 dB
等級a)
挿入損失
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
OFC3.5-U2-SSMA-9.3/125
OFC3.5-U4-SSMA-9.3/125
OFC2.8-Y-SGI-50/125
OFC3.5-U2-SGI-50/125
OFC3.5-U4-SGI-50/125
B
1.4以下b)
−
E
−
1.4以下b)
X
受渡当事者間の協定による。
注a) 等級を表す記号の意味は,JIS C 5962による。
b) PC接続が可能なプラグとPC接続が可能な基準プラグとを接続したときの値を示す。
7
構造,形状及び寸法
光ファイバコネクタのかん合部の構造,形状及び寸法は,JIS C 5964-18による。
光ファイバコネクタのかん合部以外の構造,形状及び寸法は,図1〜図8による。
金属部分の寸法は,表面処理後の寸法とする。
なお,寸法の規定がない寸法は,JIS C 5962の6.1(構造,形状及び寸法)の規定による。
8
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注記1 光ファイバ挿入穴中心の位置ずれ量は,0.001 4 mm以下である。
注記2 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記3 光ファイバコードの光コネクタプラグ取付け加工方法は,附属書Aを参照
形名
寸法a
適用テープ形光ファイバコード(JIS C 6820参照)
等級
心数N
CNF19SPF126B1-1
0.126
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
B
1
CNF19SPF127B1-1
0.127
CNF19SPF126B9-2
0.126
OFC3.5-U2-SSMA-9.3/125
2
CNF19SPF127B9-2
0.127
CNF19SPF126B9-2a
0.126
CNF19SPF127B9-2a
0.127
CNF19SPF126B9-4
0.126
OFC3.5-U4-SSMA-9.3/125
4
CNF19SPF127B9-4
0.127
符号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
1
ハウジング
プラスチック
−
1
2
ピンクランプ部品
プラスチック
−
1
3
コイルばね押し
プラスチック
−
1
4
フェルール用コイルばね
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
1
5
かしめリング
アルミニウム
−
1
6
ゴムブーツ
合成ゴム
−
1
7
フェルール
プラスチック
−
1
8
ブーツ
プラスチック,合成ゴムなど
−
1
9
リング
アルミニウム
−
1
図1−光コネクタプラグの形状及び寸法[F形光コネクタプラグ(ピンなし)]
(CNF19SPF126B1-1,CNF19SPF126B9-2,CNF19SPF126B9-2a,CNF19SPF126B9-4,
CNF19SPF127B1-1,CNF19SPF127B9-2,CNF19SPF127B9-2a,CNF19SPF127B9-4)
9
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注記1 光ファイバ挿入穴中心の位置ずれ量は,0.003 mm以下である。
注記2 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記3 光ファイバコードの光コネクタプラグ取付け加工方法は,附属書Aを参照
形名
寸法a
適用テープ形光ファイバコード(JIS C 6820参照)
等級
心数N
CNF19SPF128E1-1
0.128
OFC2.8-Y-SGI-50/125
E
1
CNF19SPF128E9-2
OFC3.5-U2-SGI-50/125
2
CNF19SPF128E9-2a
CNF19SPF128E9-4
OFC3.5-U4-SGI-50/125
4
符号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
1
ハウジング
プラスチック
−
1
2
ピンクランプ部品
プラスチック
−
1
3
コイルばね押し
プラスチック
−
1
4
フェルール用コイルばね
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
1
5
かしめリング
アルミニウム
−
1
6
ゴムブーツ
合成ゴム
−
1
7
フェルール
プラスチック
−
1
8
ブーツ
プラスチック,合成ゴムなど
−
1
9
リング
アルミニウム
−
1
図2−光コネクタプラグの形状及び寸法[F形光コネクタプラグ(ピンなし)]
(CNF19SPF128E1-1,CNF19SPF128E9-2,CNF19SPF128E9-2a,CNF19SPF128E9-4)
10
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注記1 光ファイバ挿入穴中心の位置ずれ量は,0.001 4 mm以下である。
注記2 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記3 光ファイバコードの光コネクタプラグ取付け加工方法は,附属書Aを参照
形名
寸法a
適用テープ形光ファイバコード(JIS C 6820参照)
等級
心数N
CNF19SPM126B1-1
0.126
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
B
1
CNF19SPM127B1-1
0.127
CNF19SPM126B9-2
0.126
OFC3.5-U2-SSMA-9.3/125
2
CNF19SPM127B9-2
0.127
CNF19SPM126B9-2a
0.126
CNF19SPM127B9-2a
0.127
CNF19SPM126B9-4
0.126
OFC3.5-U4-SSMA-9.3/125
4
CNF19SPM127B9-4
0.127
符号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
1
ハウジング
プラスチック
−
1
2
ピンクランプ部品
プラスチック
−
1
3
コイルばね押し
プラスチック
−
1
4
フェルール用コイルばね
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
1
5
かしめリング
アルミニウム
−
1
6
ゴムブーツ
合成ゴム
−
1
7
フェルール
プラスチック
−
1
8
ブーツ
プラスチック,合成ゴムなど
−
1
9
ガイドピン
ステンレス鋼
−
2
10
リング
アルミニウム
−
1
図3−光コネクタプラグの形状及び寸法[M形光コネクタプラグ(ピンあり)]
(CNF19SPM126B1-1,CNF19SPM126B9-2,CNF19SPM126B9-2a,CNF19SPM126B9-4,
CNF19SPM127B1-1,CNF19SPM127B9-2,CNF19SPM127B9-2a,CNF19SPM127B9-4)
11
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注記1 光ファイバ挿入穴中心の位置ずれ量は,0.003 mm以下である。
注記2 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記3 光ファイバコードの光コネクタプラグ取付け加工方法は,附属書Aを参照
形名
寸法a
適用テープ形光ファイバコード(JIS C 6820参照) 等級
心数N
CNF19SPM128E1-1
0.128
OFC2.8-Y-SGI-50/125
E
1
CNF19SPM128E9-2
OFC3.5-U2-SGI-50/125
2
CNF19SPM128E9-2a
CNF19SPM128E9-4
OFC3.5-U4-SGI-50/125
4
符号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
1
ハウジング
プラスチック
−
1
2
ピンクランプ部品
プラスチック
−
1
3
コイルばね押し
プラスチック
−
1
4
フェルール用コイルばね
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
1
5
かしめリング
アルミニウム
−
1
6
ゴムブーツ
合成ゴム
−
1
7
フェルール
プラスチック
−
1
8
ブーツ
プラスチック,合成ゴムなど
−
1
9
ガイドピン
ステンレス鋼
−
2
10
リング
アルミニウム
−
1
図4−光コネクタプラグの形状及び寸法[M形光コネクタプラグ(ピンあり)]
(CNF19SPM128E1-1,CNF19SPM128E9-2,CNF19SPM128E9-2a,CNF19SPM128E9-4)
12
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
符号
部品名称
使用材質の例
数量
注記
1
ハウジング
プラスチック
1
−
図5−光コネクタアダプタの形状及び寸法
(CNF19PA-A)
13
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
符号
部品名称
使用材質の例
数量
注記
1
ハウジング
プラスチック
1
−
2
プレート
ステンレス鋼
1
プレート取付けの場合,板厚1.6 mmとする。
図6−光コネクタアダプタの形状及び寸法
(CNF19PA-B)
14
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
符号
部品名称
使用材質の例
数量
1
ハウジング
プラスチック
1
図7−光コネクタレセプタクルの形状及び寸法
(CNF19DR-NR)
15
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
符号
部品名称
使用材質の例
数量
1
ハウジング
プラスチック
1
図8−光コネクタレセプタクルの形状及び寸法
(CNF19DR-WR)
8
試験
8.1
一般事項
試験は,次の規定による。ただし,等級Xは,受渡当事者間の協定による。
8.2
試験の標準的環境条件
試験の標準的環境条件は,JIS C 61300-1の箇条4(標準的環境条件)の規定による。
8.3
試験項目
試験項目は,JIS C 5962の7.3(試験項目)の規定による。光コネクタ試験項目一覧を表6に規定する。
16
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表6−光コネクタの試験項目一覧
試験項目
光コネクタ
プラグ
光アダプタ
光レセプタクル
構造及び表示(箇条7及び箇条9参照)
○
○
○
光学的性能
挿入損失(表3の番号1参照)
△
△
△
機械的性能
耐振性(表3の番号2参照)
△
△
△
耐衝撃性(表3の番号3参照)
△
△
△
繰返し動作(表3の番号4参照)
△
△
△
フェルール押圧力(表3の番号5参照)a)
○
−
−
ガイドピン引抜力(F形)(表3の番号6参照)
△
−
−
ガイドピン固定力(M形)(表3の番号7参照)
△
−
−
かん合部締結強度(軸方向)
(表3の番号8参照)
△
△
△
光ファイバクランプ強度(軸方向引張り)
(表3の番号9参照)
△
−
−
光ファイバクランプ強度(屈曲)
(表3の番号10参照)
△
−
−
結合力及び離脱力(表3の番号11参照)
△
△
△
耐候性
耐腐食性(塩水噴霧)
(表3の番号12参照)
△
△
△
温度サイクル(表3の番号13参照)
△
△
△
耐湿性(温湿度サイクル)
(表3の番号14参照)
△
△
△
耐熱性(表3の番号15参照)
△
△
△
耐寒性(表3の番号16参照)
△
△
△
注記 ○印は一般試験,△印は特殊試験を示す[JIS C 5962の7.(試験)参照]。また,“−”印は試験を適用しな
いことを示している。
注a) フェルール押圧力は,フェルールを図1〜図4のように仮組立し,試験する。
8.4
試験方法
8.4.1
挿入損失の一括測定方法
試験方法は,JIS C 5961によるほか,多心光コネクタの場合は,複数の心線の挿入損失を一括測定する
方法が好ましく,光デバイスは,ファンアウト,光スイッチ,光ブランチングデバイスなどを利用し,光
測定装置は,多チャンネルの光源又は多チャンネルの光パワーメータを利用する方法による。その一例と
して,ファンアウト及び多チャンネルの光源を利用する方法(図9参照)を,次に示す。
a) シングルモード光ファイバに取り付けた光コネクタプラグ(以下,シングルモードという。)の場合,
励振器は不要とする。石英系マルチモード光ファイバに取り付けた光コネクタプラグ(以下,マルチ
モードという。)の場合,既定の光源と励振器とを光ファイバで接続する。
b) シングルモードの場合,ファンアウトの単心に分岐した先端部CF'を光源に接続し,第1の多心光フ
ァイバの基準プラグCAの反対側CA'をファンアウトの多心側CFと接続する。マルチモードの場合,
ファンアウトの単心に分岐した先端部CF'を励振器に接続し,第1の多心光ファイバの基準プラグCA
の反対側CA'をファンアウトの多心側CFと接続する。
c) 第2の多心光ファイバの供試プラグCBの反対側先端部CB'を光パワーメータに接続する。
17
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
d) 基準プラグCAと,プラグCBを接続し,第2の多心光ファイバの出力を各心について測定する。
e) 基準プラグCAと,プラグCBの接続を外す。
f)
基準プラグCAを光パワーメータに接続し,第1の多心光ファイバの出力を各心について測定する。
このとき,基準プラグCAの近傍で,光ファイバを切断し,切断部を光パワーメータに接続して出力
を測定してもよい。
g) 光コネクタ挿入損失を,次の式によって算出する。
a
P
P
L
−
−
=
0
1
10
log
10
ここに,
L: 光コネクタ挿入損失(dB)
P1: 第2の多心光ファイバ出力(W)
P0: 第1の多心光ファイバ出力(W)
a: 第2の多心光ファイバの伝送損失(dB)
18
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注a) 励振条件による不確かさを低減するため,第1の多心光ファイバは,十分な長さとする(JIS C 61300-1参照)。
a) シングルモードの場合
注a) 励振条件による不確かさを低減するため,第1の多心光ファイバは,十分な長さとする(JIS C 61300-1参照)。
b) マルチモードの場合
図9−挿入損失の一括測定方法(例)
8.4.2
ガイドピン引抜力の試験方法
ガイドピン引抜力の試験方法は,次による。
19
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 装置 この試験に用いる装置は,c)の試験を行うのに十分な条件を備えた引張試験機,ゲージなどと
する。
b) 準備 供試のF形光コネクタプラグのガイドピン穴に,JIS C 5964-18に規定するガイドピン穴検査ゲ
ージ,又はプラグ検査ゲージを5.5 mm以上フェルールに差し込む。
c) 試験 ガイドピン穴検査ゲージ又はプラグ検査ゲージの引抜力を測定する。引張速さは,50 mm/min
以下とする。
9
表示
9.1
製品の表示
製造業者名又はその略号を表示する。ただし,製法上表示が著しく困難なものは,包装に表示してもよ
い。
9.2
包装又は添付文書の表示
この規格の全ての要求事項に適合した製品の包装の外面,添付文書などには,次の事項を表示する。
a) 製品の名称
b) 製造業者名又はその略号
20
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書A
(参考)
光ファイバコードの光コネクタプラグ取付け加工方法の例
光ファイバコードの光コネクタプラグ取付け加工方法の例を,表A.1に示す。
表A.1−光ファイバコードの光コネクタプラグ取付け加工方法の例
手順1
必要な部品を光ファイバコードに挿
入する。
手順2
光ファイバコードの端末処理を行い,
フェルール用コイルばねを通す。
このとき,光ファイバにきずを付けな
い。
手順3
光ファイバ外径に応じて適切な内径
をもったフェルールとブーツとを,フ
ェルールのマーキングとテープ形光
ファイバ心線のマーキングとを一致
させた向きで接着固定し,フェルール
端面を研磨仕上げする。
このとき,接着剤は十分硬化させてか
ら規定を満足する寸法に研磨仕上げ
する。
手順4
コイルばね押しにプラグフレームを
取り付けた後,抗張力体をコイルばね
押し上にかしめリングを用いて圧着
固定する。外被をかしめリング上にリ
ングを用いて圧着固定する。
手順5
ゴムブーツを装着する。
21
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書B
(参考)
光コネクタのかん合できる組合せの例
M形光コネクタプラグ,F形光コネクタプラグ及び光アダプタのかん合できる組合せの例を,図B.1に
示す。
図B.1−M形光コネクタプラグ,F形光コネクタプラグ及び光アダプタのかん合できる組合せの例
基準プラグの規定の中でF形光コネクタプラグ同士の接続があり,この場合は,次に示す組合せとなる。
F形光コネクタプラグ同士のかん合できる組合せの例を,図B.2に示す。
図B.2−F形光コネクタプラグ同士のかん合できる組合せの例
22
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書C
(参考)
光ファイバコード付き光コネクタプラグの形名付与の例
光ファイバコードを取り付けた光ファイバコード付き光コネクタプラグ(以下,コード付き光コネクタ
プラグという。)の形名付与の例を,参考として次に示す。
形名付与(例)
片端 :CA19M1aZ10A-09A2-31)
両端同種:CA19M1aZ10A-P2-09A2-3 2) 3)
両端異種:CA19M1aZ10A-11F1B04A-09A2-3
注記 コード付き光コネクタプラグの形名の構成及び記号は,JIS C 5963の4.(形名)による。
注1) 形状は,図C.1による。
2) 形状は,図C.2による。
3) 両端が同じ場合はP2を付し,他端と同一であることを示す。
光ファ
イバコ
ード付
き光コ
ネクタ
プラグ
を表す
記号
光コネ
クタプ
ラグの
形式を
表す記
号
フェル
ール整
列部形
状を表
す記号
フェル
ール,
スリー
ブなど
の収容
可能な
数を表
す数字
その他
特殊構
造を表
す記号
4)
フェル
ールの
端面形
状を表
す記号
光ファ
イバコ
ード付
き光コ
ネクタ
プラグ
の挿入
損失等
級を表
す記号
光コネ
クタの
反射減
衰量等
級を表
す記号
- 適用光
ファイ
バコー
ドを表
す記号
光ファ
イバの
種類を
表す記
号
光ファ
イバの
数を表
す数字
- 適用光
ファイ
バコー
ドの長
さ
例
CA
19
M
1
a
Z
10
A
-
09
A
2
-
3
注4) 箇条4に規定する特殊構造を表す記号から光ファイバの数を表す数字を除いたものとする。
図C.1−CA19M1aZ10A-09A2-3
23
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図C.2−CA19M1aZ10A-P2-09A2-3
24
C 5988:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書D
(参考)
ファンアウトの構造の例
ファンアウトの構造の例を,図D.1に示す。
図D.1−ファンアウトの構造の例
参考文献 JIS C 5963 光ファイバコード付き光コネクタ通則