C 5983:2014
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 2
4 形名の構成 ······················································································································ 3
5 種類及び等級 ··················································································································· 4
5.1 種類 ···························································································································· 4
5.2 等級 ···························································································································· 7
6 性能······························································································································· 7
7 構造,形状及び寸法 ········································································································· 10
8 試験······························································································································ 40
8.1 一般事項 ····················································································································· 40
8.2 試験場所の標準状態 ······································································································ 40
8.3 試験項目 ····················································································································· 40
9 表示······························································································································ 42
附属書A(参考)光ファイバコネクタの実装例(プラグ−アダプタ−プラグ) ································ 43
附属書B(参考)光ファイバコネクタの実装例(プラグ−バックプレーンハウジング−
プリント配線板ハウジング−プラグ) ··············································································· 44
附属書C(参考)光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例 ············································ 45
附属書D(参考)プリント配線板ハウジング用単心光コネクタプラグの
光ファイバコード接続方法の例 ························································································ 46
附属書E(参考)プリント配線板ハウジング用単心光コネクタプラグの光ファイバ心線接続方法の例 ·· 47
附属書F(参考)2心光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例 ······································· 48
附属書G(参考)光ファイバコード付き光ファイバコネクタの形名付与の例 ·································· 49
C 5983:2014
(2)
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まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産
業技術振興協会(OITDA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。これによって,JIS C 5983:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
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日本工業規格 JIS
C 5983:2014
F14形光ファイバコネクタ(MUコネクタ)
F14 Type connectors for optical fiber cables (Type MU connector)
序文
この規格は,IEC規格のかん合標準規格に対応するJIS C 5964-6の制定に伴い,かん合規定を含む旧規
格から,JIS C 5964-6の規定項目の削除などを行い改正した日本工業規格である。
1
適用範囲
この規格は,JIS C 5962に則り,次のF14形光ファイバコネクタ(以下,光ファイバコネクタという。)
の構造,形状,寸法及び性能について規定する。
a) 締結方式は,次による。
− プッシュプル締結方式
− プラグイン締結方式
b) 整列構造は,外径1.25 mmの整列フェルールを備える。
c) かん合する組合せは,次による。
− プラグ−アダプタ−プラグ
− プラグ−バックプレーンハウジング−プリント配線板ハウジング−プラグ
− プラグ−レセプタクル
ただし,かん合に関わる寸法は,JIS C 5964-6による。光学互換に関わる寸法で,光学互換標準の規格
群(JIS C 5965規格群)と重複する場合は,この規格を優先する。また,性能に関わる規定で,IEC 61753
規格群に対応する今後制定予定のJISの性能標準規格群と重複する場合は,この規格を優先する。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 5961 光ファイバコネクタ試験方法
JIS C 5962 光ファイバコネクタ通則
JIS C 5964-6 光ファイバコネクタかん合標準−第6部:MU形光ファイバコネクタ類(F14形)
JIS C 5965(規格群) 光ファイバコネクタ光学互換
JIS C 61300-1 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第1部:通則
JIS C 61300-2-1 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-1部:正弦
波振動試験
JIS C 61300-2-2 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-2部:繰返
しかん合試験
2
C 5983:2014
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JIS C 61300-2-5 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-5部:光フ
ァイバクランプ強度試験(ねじり)
JIS C 61300-2-6 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-6部:かん
合部締結強度試験(軸方向引張り)
JIS C 61300-2-9 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-9部:衝撃
試験
JIS C 61300-2-12 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-12部:落
下衝撃試験
JIS C 61300-2-17 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-17部:低
温試験
JIS C 61300-2-18 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-18部:高
温試験
JIS C 61300-2-21 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-21部:混
合温湿度サイクル試験
JIS C 61300-2-22 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-22部:温
度サイクル試験
JIS C 61300-2-26 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-26部:塩
水噴霧試験
JIS C 61300-3-4 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-4部:損失
測定
JIS C 61300-3-11 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-11部:結
合力及び離脱力測定
JIS C 61300-3-22 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-22部:フ
ェルール押圧力測定
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 5962の3.(用語の定義)によるほか,次による。
3.1
プッシュプル締結方式
光コネクタプラグを光アダプタ又は光レセプタクルに挿入することによって,光アダプタ又は光レセプ
タクルと光コネクタプラグとが結合してロックでき,光コネクタプラグのつまみを引くことによってロッ
クを解除し,光アダプタ又は光レセプタクルから光コネクタプラグを離脱できる締結方式,又は一方のハ
ウジングを他方のハウジングに挿入することによってハウジング同士が結合でき,一方のハウジングを他
方のハウジングから引くことによって結合が解除されて離脱できる締結方式。
3.2
基準プラグ(Reference plug)
光コネクタの光学特性を測定する場合に基準とする光コネクタプラグ。特に規定がない場合,次のいず
れかの条件を満たすPC接続が可能な光コネクタプラグでなければならない。ただし,8度斜めPC端面を
もつ基準プラグは,受渡当事者間の協定による。
a) 接続した一つの光コネクタプラグをもう一つの光コネクタプラグを軸心として回転したときの挿入損
3
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失変動が0.1 dB以下であり,かつ,調心した光コネクタプラグで接続したときの挿入損失が0.1 dB以
下である。
b) 次の精度を全て満たす光コネクタプラグである。
− フェルール頂点偏心量:50 μm未満
− 光ファイバ出射角:0.2°以下
− 光ファイバコア偏心量:
0.5 μm以下[SSMA-9.3/125形石英系シングルモードゼロ分散形光ファイバ素線9.3/125 1)]
1 μm以下[SGI-50/125形石英系マルチモード光ファイバ素線2)]
− フェルール外径精度:
±0.5 μm[SSMA-9.3/125形石英系シングルモードゼロ分散光ファイバ素線9.3/125 1)]
±1 μm[SGI-50/125形石英系マルチモード光ファイバ素線2)]
注1) 光ファイバ素線の形名は,JIS C 6835を参照。
2) 光ファイバ素線の形名は,JIS C 6832を参照。
ここに規定していない光ファイバ素線に取り付けた光ファイバコネクタプラグの場合の光ファイバ
コア偏心量及びフェルール外径精度は,受渡当事者間の協定による。
3.3
スリーブホルダ
内部にスリーブを保持した主に円筒状の部材。
3.4
プラグイン締結方式
プリント配線板ハウジングを取り付けたプリント配線板などを,シャーシなどに収容したバックプレー
ンハウジングを取り付けたバックプレーンなどに挿入することによって,光ファイバコネクタの接続を行
うことができる締結方式。
3.5
垂直多心
多心光アダプタ,多心光コネクタプラグ又は多心光レセプタクルにおいて,光ファイバ導通軸に対して
直行する断面から見た対称軸方向に光コネクタプラグ,光アダプタ,又は光レセプタクルが並ぶもの。
3.6
水平多心
多心光アダプタ,多心光コネクタプラグ又は多心光レセプタクルにおいて,光ファイバ導通軸に対して
直行する断面から見た対称軸と直行する方向に光コネクタプラグ,光アダプタ,又は光レセプタクルが並
ぶもの。
4
形名の構成
形名の構成は,JIS C 5962の4.1(形名の構成)によるほか,“-(ハイフン)”後の特殊構造を示す記号
は,次による。また,形名付与の例を,附属書Gに示す。
a) 光ファイバコネクタ形状を表す記号
BH:バックプレーンに取り付けるハウジング(バックプレーンハウジング)
PH:プリント配線板に取り付けるハウジング(プリント配線板ハウジング)
b) その他特殊構造を表す記号
4
C 5983:2014
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J:光アダプタなどとの結合解除構造をもたない光コネクタプラグで,主にプリント配線板ハ
ウジング用のプラグとして用いる光コネクタプラグ
H75:結合部ピッチ寸法が7.5 mmピッチの水平多心光コネクタプラグ
SH:スリーブホルダ
T24:バックプレーンハウジングを取り付ける板の板厚が2.4 mmのもの
T32:バックプレーンハウジングを取り付ける板の板厚が3.2 mmのもの
TX:バックプレーンハウジングを取り付ける板の板厚の規定がないもの
P1:結合部軸とパネル又はシャーシの取付面とが直交し,かつ,結合させる光コネクタプラグ
のフェルール端面の位置を規制するストッパをもつ光レセプタクル
P2:結合部軸とパネル又はシャーシの取付面とが直交し,かつ,結合させる光コネクタプラグ
のフェルール端面の位置を規制するストッパをもたない光レセプタクル
P3:結合部軸とパネル又はシャーシの取付面とが直交し,かつ,結合させる光コネクタプラグ
のフェルールを弾性スリーブによって整列させる光レセプタクル
B1:結合部軸とパネル又はシャーシの取付面とが平行し,かつ,結合させる光コネクタプラグ
のフェルール端面の位置を規制するストッパをもつ光レセプタクル
B2:結合部軸とパネル又はシャーシの取付面とが平行し,かつ,結合させる光コネクタプラグ
のフェルール端面の位置を規制するストッパをもたない光レセプタクル
B3:結合部軸とパネル又はシャーシの取付面とが平行し,かつ,結合させる光コネクタプラグ
のフェルールを弾性スリーブによって整列させる光レセプタクル
A62:光コネクタプラグ結合部ピッチ寸法が6.25 mmの垂直多心光アダプタ
AH75:光コネクタプラグ結合部ピッチ寸法が7.5 mmの水平多心光アダプタ
B621:光コネクタプラグ結合部ピッチ寸法が6.25 mmで,結合部軸とパネル又はシャーシの取付
面とが平行し,かつ,結合させる光コネクタプラグのフェルール端面の位置を規制するス
トッパをもつ垂直多心光レセプタクル
B622:光コネクタプラグ結合部ピッチ寸法が6.25 mmで結合部軸とパネル又はシャーシの取付面
とが平行し,かつ,結合させる光コネクタプラグのフェルール端面の位置を規制するスト
ッパをもたない垂直多心光レセプタクル
B623:光コネクタプラグ結合部ピッチ寸法が6.25 mmで結合部軸とパネル又はシャーシの取付面
とが平行し,かつ,結合させる光コネクタプラグのフェルールを弾性スリーブによって整
列させる垂直多心光レセプタクル
注記 上記の特殊構造で表されない多心光ファイバコネクタ(附属書Gの形名付与の例において特殊
構造表記がなく,フェルール,スリーブなどの収容可能数が2以上の光コネクタプラグ,光ア
ダプタ及び光レセプタクル)は,光コネクタプラグ結合部ピッチ4.5 mmの垂直多心である。
5
種類及び等級
5.1
種類
光ファイバコネクタの種類は,表1による。
5
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表1−光ファイバコネクタの種類
形名
光ファイ
バコネク
タ形状
収容
可能数
配列
方向
配列
ピッチ
mm
フェルー
ル整列部
形状
等級 適用光ファイバコードの
形名(JIS C 6820参照)
形状及び
寸法
CNF14SP1M12*B2
プラグ
1
−
−
M
B
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
図1
参照
CNF14SP1M12*C2
C
OFC2.0-Y-SGI-50/125
CNF14SP1MX
X
−
a)
CNF14SP1M12*B2-J
プリント
配線板ハ
ウジング
用プラグ
B
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
図2
CNF14SP1M12*C2-J
C
OFC2.0-Y-SGI-50/125
参照
CNF14SP1M12*B8-J
B
Y-SSMA-9.3/125
図3
CNF14SP1M12*C8-J
C
Y-SGI-50/125
参照
CNF14SP1MX-J
X
−
a)
CNF14SP2M12*B2
プラグ
2
垂直
4.5
B
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
図4
CNF14SP2M12*C2
C
OFC2.0-Y-SGI-50/125
参照
CNF14SP2MX
X
−
a)
CNF14SP2M12*B2-H75
水平
7.5
B
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
図5
CNF14SP2M12*C2-H75
C
OFC2.0-Y-SGI-50/125
参照
CNF14SP2MX-H75
X
−
a)
CNF14SA1FB
アダプタ
1
−
−
F-F
B
−
図6
CNF14SA1FC
C
参照
CNF14SA1FX
X
a)
CNF14PA1FB
B
図7 b)
CNF14PA1FC
C
参照
CNF14PA1FX
X
a) b)
CNF14BA1FB
B
図8
CNF14BA1FC
C
参照
CNF14BA1FX
X
a)
CNF14SA2FB
2
垂直
4.5
B
図9
CNF14SA2FC
C
参照
CNF14SA2FX
X
a)
CNF14PA2FB
B
図10 b)
CNF14PA2FC
C
参照
CNF14PA2FX
X
a) b)
CNF14BA2FB
B
図11
CNF14BA2FC
C
参照
CNF14BA2FX
X
a)
CNF14PA2FB-A62
6.25
B
図12
CNF14PA2FC-A62
C
参照
CNF14PA2FX-A62
X
a)
CNF14PA2FB-AH75
水平
7.5
B
図13
CNF14PA2FC-AH75
C
参照
CNF14PA2FX-AH75
X
a)
6
C 5983:2014
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表1−光ファイバコネクタの種類(続き)
形名
光ファイ
バコネク
タ形状
収容
可能数
配列
方向
配列
ピッチ
mm
フェルー
ル整列部
形状
等級 適用光ファイバコードの
形名(JIS C 6820参照)
形状及び
寸法
CNF14SA8FB
アダプタ
8
垂直
4.5
F-F
B
−
図14
CNF14SA8FC
C
参照
CNF14SA8FX
X
a)
CNF14PA8FB
B
図15 b)
参照
CNF14PA8FC
C
CNF14PA8FX
X
a) b)
CNF14BA8FB
B
図16
CNF14BA8FC
C
参照
CNF14BA8FX
X
a)
CNF14SA1FB-SH
スリーブ
ホルダ
1
−
−
B
図17
CNF14SA1FC-SH
C
参照
CNF14SA1FX-SH
X
a)
CNF14BH2F-T24
バックプ
レーンハ
ウジング
2
垂直
4.5
−
−
図18 c)
参照
CNF14BH2F-T32
CNF14BH2F-TX
a) c)
CNF14BH8F-T24
8
図19 c)
参照
CNF14BH8F-T32
CNF14BH8F-TX
a) c)
CNF14PH2F
プリント
配線板ハ
ウジング
2
−
−
図20 c)
参照
CNF14PH2F-TX
a) c)
CNF14PH8F
8
図21 c)
参照
CNF14PH8F-TX
a) c)
CNF14DR1F-P1
レセプタ
クル
1
−
−
F
−
図22
参照
CNF14DR1F-P2
図23
参照
CNF14DR1F-P3
図24
参照
CNF14DR2F-B1
2
垂直
4.5
図25
参照
CNF14DR2F-B2
図26
参照
CNF14DR2F-B3
図27
参照
CNF14DR2F-B621
6.25
図28
参照
CNF14DR2F-B622
図29
参照
CNF14DR2F-B623
図30
参照
注記 プラグの形名における12*は,形状及び寸法を規定する図の寸法aのマイクロメートル(μm)単位の値(125,
126及び127)を示す。例えば,125の場合*は5となり,126の場合*は6となる。
注a) 形状及び寸法は,JIS C 5964-6による。
b) 実装例を,附属書Aに示す。
c) 実装例を,附属書Bに示す。
7
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5.2
等級
光ファイバコネクタの等級は,次による。
a) プラグ プラグの等級は,表2による。
表2−プラグの等級
等級
挿入損失
dB
フェルール寸法
mm
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
Y-SSMA-9.3/125
OFC2.0-Y-SGI-50/125
Y-SGI-50/125
寸法aの
許容差
寸法b
寸法c
角度
θ °
B
0.5 以下a)
−
+0.001
0
1.249±0.000 5
0.001 4以下
0.5以下
C
−
0.3以下a)
0.004以下
X
−
注a) PC接続が可能な光コネクタプラグとPC接続が可能な基準プラグとを接続したときの値を示す。
b) アダプタ及びスリーブホルダ アダプタ及びスリーブホルダの等級は,表3による。
表3−アダプタ及びスリーブホルダの等級
単位 dB
等級
挿入損失
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
Y-SSMA-9.3/125
OFC2.0-Y-SGI-50/125
Y-SGI-50/125
B
0.3以下a)
−
C
−
0.2以下a)
X
−
注a) PC接続が可能な基準プラグを,互いに接続したときの値を示す。
c) レセプタクル 光レセプタクルの等級は,受渡当事者間の協定による。
6
性能
性能は,表4による。ただし,等級Xについては,受渡当事者間の協定による。
8
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表4−性能
番号
特性
要求事項
試験方法
試験条件
1 挿入損失
表2及び表3による。
JIS C 61300-3-4
(損失測定)
試験方法:
挿入法(A)又は方法(B):プラグの場合
挿入法(C):(アダプタの場合)
光源及び励振条件:JIS C 61300-3-4の4.1に
よる。
石英系マルチモード光ファイバ:
S1,S2又はS3
シングルモードファイバ:S4又はS5
2 耐振性
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの機能を害する損傷があ
ってはならない。
JIS C 61300-2-1
(正弦波振動試験)
振動周波数:10 Hz〜55 Hz
振幅(片振幅):0.75 mm
3軸
掃引速度:1oct / min
掃引回数:15回 / 軸
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
3 耐衝撃性
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの機能を害する損傷があ
ってはならない。
JIS C 61300-2-9
(衝撃試験)
ピーク加速度:981 m / s2(100 G)
作用時間:6 ms
衝撃の回数:3軸,2方向,5回
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
4 繰返しかん
合
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
かん合性:機械的に異常なく,
かん合できなければならな
い。
JIS C 61300-2-2
(繰返しかん合試
験)
繰返し方法:光コネクタプラグ−光アダプ
タ間,
プリント配線板ハウジング−
バックプレーンハウジング間
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
厳しさの度合い:
プラグ−アダプタ間 500回
プリント配線板ハウジング−
バックプレーンハウジング間100回
5 フェルール
引抜き力
1.0 N〜2.5 N
JIS C 5961の8.4
(フェルール引抜き
力)
ピンゲージの直径及びその精度:
JIS C 5964-6の図4及び表10による。
6 フェルール
押圧力
5.5 N〜6.5 N
JIS C 61300-3-22
(フェルール押圧力
測定)
フェルール押圧力を規定する。
フェルール先端位置:光学的基準面
(JIS C 5964-6の図1,図2及び図7参照)
7 かん合部締
結強度
(軸方向)
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの機能を害する損傷があ
ってはならない。
JIS C 61300-2-6
[かん合部締結強度
(軸方向引張り)]
引張力の大きさ:70 N
適用光ファイバコード:長さ 1 m〜2 m
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
9
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4−性能(続き)
番号
特性
要求事項
試験方法
試験条件
8 落下強度
(光ファイ
バコード付
き)
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの機能を害する損傷があ
ってはならない。
JIS C 61300-2-12
(落下衝撃試験)
光ファイバコード長さ:2 m
落下回数:5回
落下の高さ:1 500 mm
前処理条件:キャップを装着する。
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
9 光ファイバ
コードクラ
ンプ強度(軸
方向への引
張り)
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの機能を害する損傷があ
ってはならない。
JIS C 5961の8.11[光
ファイバコードクラ
ンプ強度(軸方向へ
の引張り)]
試験方法:方法2
適用光ファイバコード:長さ 1 m〜2 m
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
10 光ファイバ
コードクラ
ンプ強度(屈
曲)
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの機能を害する損傷があ
ってはならない。
JIS C 5961の8.12[光
ファイバコードクラ
ンプ強度(屈曲)]
引張力の大きさ:5 N
屈曲回数:100回
適用光ファイバコード:
長さ 1 m〜2 m
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
11 結合力及び
離脱力
結合力及び離脱力:
単心の場合20 N以下
2心の場合30 N以下
JIS C 61300-3-11
(結合力及び離脱力
測定)
−
12 光ファイバ
クランプ強
度
(ねじり)
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの機能を害する損傷があ
ってはならない。
JIS C 61300-2-5
[光ファイバクラン
プ強度試験(ねじ
り)]
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
13 耐腐食性
(塩水噴霧)
外観:著しい腐食があってはな
らない。
JIS C 61300-2-26
(塩水噴霧試験)
試験時間:48時間
最終測定の項目:外観
14 温度サイク
ル
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの機能を害する損傷があ
ってはならない。
JIS C 61300-2-22
(温度サイクル試
験)
低温TA:−25 ℃
高温TB:70 ℃
サイクル数:12
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
15 耐湿性
(温湿度サ
イクル)
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの機能を害する損傷があ
ってはならない。
JIS C 61300-2-21
(混合温湿度サイク
ル試験)
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
10
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4−性能(続き)
番号
特性
要求事項
試験方法
試験条件
16 耐熱性
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの機能を害する損傷があ
ってはならない。
JIS C 61300-2-18
(高温試験)
試験温度:70 ℃
試験時間:240時間
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
17 耐寒性
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,緩み
などの機能を害する損傷があ
ってはならない。
JIS C 61300-2-17
(低温試験)
試験温度:−25 ℃
試験時間:240時間
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
表5−試験後の挿入損失(光コネクタプラグ)
単位 dB
等級
挿入損失
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
Y-SSMA-9.3/125
OFC2.0-Y-SGI-50/125
Y-SGI-50/125
B
0.7以下a)
−
C
−
0.5以下a)
X
−
注a) PC接続が可能な光コネクタプラグとPC接続が可能な基準プラグとを接続し
たときの値を示す。
表6−試験後の挿入損失(光アダプタ及びスリーブホルダ)
単位 dB
等級
挿入損失
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
Y-SSMA-9.3/125
OFC2.0-Y-SGI-50/125
Y-SGI-50/125
B
0.5以下a)
−
C
−
0.4以下a)
X
−
注a) PC接続が可能な基準プラグを互いに接続したときの値を示す。
7
構造,形状及び寸法
光ファイバコネクタのかん合部の構造,形状及び寸法は,JIS C 5964-6による。
光ファイバコネクタのかん合部以外の構造,形状及び寸法は,図1〜図30による。
11
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表2による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例を,附属書Cに示す。
寸法a
mm
適用光ファイバコードの形名
0.125
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
OFC2.0-Y-SGI-50/125
0.126
0.127
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ブーツ
プラスチック
−
1
②
かしめリング
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
③
ストップリング
銅合金
ニッケルめっき
1
④
スプリング
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
1
⑤
プラグフレーム
プラスチック
−
1
⑥
つまみ
プラスチック
−
1
⑦
フェルール
ジルコニア
−
1
図1−単心プラグ(光ファイバコード用)の形状及び寸法
12
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表2による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例を,附属書Dに示す。
寸法a
mm
適用光ファイバコードの形名
0.125
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
OFC2.0-Y-SGI-50/125
0.126
0.127
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ブーツ
プラスチック
−
1
②
かしめリング
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
③
ストップリング
銅合金
ニッケルめっき
1
④
スプリング
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
1
⑤
プラグフレーム
プラスチック
−
1
⑥
フェルール
ジルコニア
−
1
図2−プリント配線板ハウジング用単心光コネクタプラグ(光ファイバコード用)の形状及び寸法
13
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表2による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 光コネクタプラグの光ファイバ心線接続方法の例を,附属書Eに示す。
寸法a
mm
適用光ファイバコードの形名
0.125
Y-SSMA-9.3/125
Y-SGI-50/125
0.126
0.127
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ブーツ
合成ゴム
−
1
②
ストップリング
銅合金
ニッケルめっき
1
③
スプリング
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
1
④
プラグフレーム
プラスチック
−
1
⑤
フェルール
ジルコニア
−
1
図3−プリント配線板ハウジング用単心光コネクタプラグ(光ファイバ心線用)の形状及び寸法
14
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表2による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例を,附属書Fに示す。
寸法a
mm
適用光ファイバコードの形名
0.125
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
OFC2.0-Y-SGI-50/125
0.126
0.127
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ブーツ
プラスチック
−
2
②
かしめリング
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
③
ストップリング
銅合金
ニッケルめっき
2
④
スプリング
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
2
⑤
プラグフレーム
プラスチック
−
2
⑥
つまみ
プラスチック
−
1
⑦
フェルール
ジルコニア
−
2
図4−垂直2心光コネクタプラグ(光ファイバコード用,配列ピッチ4.5 mm)の形状及び寸法
15
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表2による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
寸法a
mm
適用光ファイバコードの形名
0.125
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
OFC2.0-Y-SGI-50/125
0.126
0.127
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ブーツ
プラスチック
−
1
②
かしめリング
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
③
ストップリング
銅合金
ニッケルめっき
1
④
スプリング
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
1
⑤
プラグフレーム
プラスチック
−
1
⑥
つまみ
プラスチック
−
1
⑦
フェルール
ジルコニア
−
1
図5−水平2心光コネクタプラグ(光ファイバコード用,配列ピッチ7.5 mm)の形状及び寸法
16
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
弾性スリーブ
ジルコニア
−
1
②
スリーブホルダA
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
③
スリーブホルダB
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
④
ハウジング
プラスチック
−
2
図6−単心光アダプタ(取付部なし)の形状及び寸法
17
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
注記
① 弾性スリーブ
ジルコニア
−
1
−
② スリーブホルダA
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
③ スリーブホルダB
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
④ ハウジング
プラスチック
−
2
⑤ プレート
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
2
プレート取付けの
場合,板厚1.6 mm
が望ましい。
図7−単心光アダプタ(垂直取付け)の形状及び寸法
18
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
弾性スリーブ
ジルコニア
−
1
②
スリーブホルダA
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
③
スリーブホルダB
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
④
ハウジング
プラスチック
−
2
⑤
プレート
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
1
図8−単心光アダプタ(水平取付け)の形状及び寸法
19
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
弾性スリーブ
ジルコニア
−
2
②
スリーブホルダA
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
③
スリーブホルダB
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
④
ハウジング
プラスチック
−
2
図9−垂直2心光アダプタ(取付部なし,配列ピッチ4.5 mm)の形状及び寸法
20
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
注記
① 弾性スリーブ
ジルコニア
−
2
−
② スリーブホルダA
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
③ スリーブホルダB
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
④ ハウジング
プラスチック
−
2
⑤ プレート
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
2
プレート取付
けの場合,板厚
1.6 mmが望ま
しい。
図10−垂直2心光アダプタ(垂直取付け,配列ピッチ4.5 mm)の形状及び寸法
21
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
① 弾性スリーブ
ジルコニア
−
2
② スリーブホルダA
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
③ スリーブホルダB
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
④ ハウジング
プラスチック
−
2
⑤ プレート
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
2
図11−垂直2心光アダプタ(水平取付け,配列ピッチ4.5 mm)の形状及び寸法
22
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
注記
① 弾性スリーブ
ジルコニア
−
2
−
② スリーブホルダA
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
③ スリーブホルダB
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
④ ハウジング
プラスチック
−
2
⑤ プレート
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
2
プレート取付
けの場合,板厚
1.6 mmが望ま
しい。
図12−垂直2心光アダプタ(垂直取付け,配列ピッチ6.25 mm)の形状及び寸法
23
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
注記
① 弾性スリーブ
ジルコニア
−
2
−
② スリーブホルダA
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
③ スリーブホルダB
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
④ ハウジング
プラスチック
−
2
⑤ プレート
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
2
プレート取付
けの場合,板厚
1.6 mmが望ま
しい。
図13−水平2心光アダプタ(垂直取付け,配列ピッチ7.5 mm)の形状及び寸法
24
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
弾性スリーブ
ジルコニア
−
8
②
スリーブホルダA
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
8
③
スリーブホルダB
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
8
④
ハウジング
プラスチック
−
2
図14−垂直8心光アダプタ(取付部なし,配列ピッチ4.5 mm)の形状及び寸法
25
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
注記
① 弾性スリーブ
ジルコニア
−
8
−
② スリーブホルダA
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
8
③ スリーブホルダB
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
8
④ ハウジング
プラスチック
−
2
⑤ プレート
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
2
プレート取付
けの場合,板厚
1.6 mmが望ま
しい。
図15−垂直8心光アダプタ(垂直取付け,配列ピッチ4.5 mm)の形状及び寸法
26
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
① 弾性スリーブ
ジルコニア
−
8
② スリーブホルダA
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
8
③ スリーブホルダB
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
8
④ ハウジング
プラスチック
−
2
⑤ プレート
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
2
図16−垂直8心光アダプタ(水平取付け,配列ピッチ4.5 mm)の形状及び寸法
27
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
弾性スリーブ
ジルコニア
−
1
②
スリーブホルダA
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
③
スリーブホルダB
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
図17−スリーブホルダの形状及び寸法
28
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
寸法tは,JIS C 5964-6の図9(2心バックプレーンハウジングかん合部)及び表20(2心バックプレーンハウジン
グかん合部の等級ごとのBM及びBN寸法)のBN寸法による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 本製品の取付けは,①と③との間に取付穴を挟み込む形で行う。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
前面ハウジング
プラスチック
−
1
②
内部ハウジング
プラスチック
−
1
③
裏面ハウジング
プラスチック
−
1
④
止め金具
黄銅
ニッケルめっき
2
⑤
なべ小ねじ
ステンレス鋼
−
2
図18−垂直2心バックプレーンハウジングの形状及び寸法
29
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
寸法tは,JIS C 5964-6の図11(8心バックプレーンハウジングかん合部)及び表23(8心バックプレーンハウジン
グかん合部の等級ごとのBM及びBN寸法)のBN寸法による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 本製品の取付けは,①と③との間に取付穴を挟み込む形で行う。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
前面ハウジング
プラスチック
−
1
②
内部ハウジング
プラスチック
−
1
③
裏面ハウジング
プラスチック
−
1
④
止め金具
黄銅
ニッケルめっき
4
⑤
なべ小ねじ
ステンレス鋼
−
4
図19−垂直8心バックプレーンハウジングの形状及び寸法
30
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
プラスチック
−
1
②
止め金具
黄銅
ニッケルめっき
4
③
なべ小ねじ
黄銅
ニッケルめっき
4
図20−垂直2心プリント配線板ハウジングの形状及び寸法
31
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
プラスチック
−
1
②
止め金具
黄銅
ニッケルめっき
4
③
なべ小ねじ
黄銅
ニッケルめっき
4
図21−垂直8心プリント配線板ハウジングの形状及び寸法
32
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
プラスチック
−
1
②
スリーブ
ステンレス鋼
−
1
③
ホルダ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
④
ストッパ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
図22−単心光レセプタクル(非弾性スリーブ,ストッパあり)の形状及び寸法
33
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
① ハウジング
プラスチック
−
1
② スリーブ
ステンレス鋼
−
1
③ ホルダ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
図23−単心光レセプタクル(非弾性スリーブ,ストッパなし)の形状及び寸法
34
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
プラスチック
−
1
②
弾性スリーブ
ジルコニア
−
1
③
ホルダ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
図24−単心光レセプタクル(弾性スリーブ)の形状及び寸法
35
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
プラスチック
−
1
②
スリーブ
ステンレス鋼
−
2
③
ホルダ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
④
ストッパ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
⑤
プレート
ステンレス鋼
−
1
図25−垂直2心光レセプタクル
(非弾性スリーブ,ストッパあり,水平取付け,配列ピッチ4.5 mm)の形状及び寸法
36
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
プラスチック
−
1
②
スリーブ
ステンレス鋼
−
2
③
ホルダ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
④
プレート
ステンレス鋼
−
1
図26−垂直2心光レセプタクル
(非弾性スリーブ,ストッパなし,水平取付け,配列ピッチ4.5 mm)の形状及び寸法
37
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
プラスチック
−
1
②
弾性スリーブ
ジルコニア
−
2
③
ホルダ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
④
プレート
ステンレス鋼
−
1
図27−垂直2心光レセプタクル(弾性スリーブ,水平取付け,配列ピッチ4.5 mm)の形状及び寸法
38
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
プラスチック
−
1
②
スリーブ
ステンレス鋼
−
2
③
ホルダ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
④
ストッパ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
⑤
プレート
ステンレス鋼
−
1
図28−垂直2心光レセプタクル
(非弾性スリーブ,ストッパあり,水平取付け,配列ピッチ6.25 mm)の形状及び寸法
39
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
プラスチック
−
1
②
スリーブ
ステンレス鋼
−
2
③
ホルダ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
④
プレート
ステンレス鋼
−
1
図29−垂直2心光レセプタクル
(非弾性スリーブ,ストッパなし,水平取付け,配列ピッチ6.25 mm)の形状及び寸法
40
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
プラスチック
−
1
②
弾性スリーブ
ジルコニア
−
2
③
ホルダ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
④
プレート
ステンレス鋼
−
1
図30−垂直2心光レセプタクル(弾性スリーブ,水平取付け,配列ピッチ6.25 mm)の形状及び寸法
8
試験
8.1
一般事項
等級B及び等級Cの試験は,次の規定による。ただし,等級Xについては,受渡当事者間の協定によ
る。
8.2
試験場所の標準状態
試験場所の標準状態は,JIS C 61300-1の箇条4(標準的環境条件)の規定による。
8.3
試験項目
試験項目は,JIS C 5962の7.3(試験項目)の規定による。光ファイバコネクタの試験項目を,表7に規
定する。
41
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表7−光ファイバコネクタの試験項目
試験項目
光ファイバコネクタの形状
光コネクタ
プラグ及び
プリント配
線板ハウジ
ング用光コ
ネクタプラ
グ(光ファイ
バコード用)
光コネクタ
プラグ及び
プリント配
線板ハウジ
ング用光コ
ネクタプラ
グ(光ファイ
バ心線用)
光ア
ダプ
タ
スリー
ブホル
ダ
バックプ
レーンハ
ウジング
及びプリ
ント配線
板ハウジ
ング
光レセプ
タクル
(非弾性
スリー
ブ)
光レセプ
タクル
(弾性ス
リーブ)
構造,形状及び寸法並びに表示(箇条
7及び箇条9参照)
○
○
○
○
○
○
○
光学的性能
挿入損失(表4の番号1参照)
△
△
○
○
−
−
−
機械的性能
耐振性(表4の番号2参照)
△
△
△
△
△
△
△
耐衝撃性(表4の番号3参照)
△
△
△
△
△
△
△
繰返しかん合(表4の番号4
参照)
△
△
△
△
△
△
△
フェルール引抜き力(表4の
番号5参照)
−
−
○
○
−
−
○
フェルール押圧力(表4の番
号6参照)a)
○
○
−
−
−
−
−
かん合部締結強度(軸方向)
(表4の番号7参照)
△
△
△
−
△
△
△
落下試験(光ファイバコード
付き)
(表4の番号8参照)
△
△
△
△
△
△
△
光ファイバコードクランプ
強度(軸方向への引張り)
(表4の番号9参照)
△
−
−
−
−
−
−
光ファイバコードクランプ
強度(屈曲)
(表4の番号10参照)
△
−
−
−
−
−
−
結合力及び離脱力(表4の番
号11参照)
△
△
△
−
△
△
△
耐候性
耐腐食性(塩水噴霧)
(表4の番号13参照)
△
△
△
△
△
△
△
温度サイクル(表4の番号14
参照)
△
△
△
△
△
△
△
耐湿性(温湿度サイクル)(表
4の番号15参照)
△
△
△
△
△
△
△
耐熱性(表4の番号16参照)
△
△
△
△
△
△
△
耐寒性(表4の番号17参照)
△
△
△
△
△
△
△
注記 ○印は一般試験,△印は特殊試験に分類できる[JIS C 5962の7.(試験)参照]項目を示す。また,“−”印
は試験を適用しないことを示す。
注a) フェルール押圧力は,フェルールを図1〜図5のように仮組立し,試験する。
42
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
9
表示
表示は,JIS C 5962の8.(表示)の規定による。
43
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書A
(参考)
光ファイバコネクタの実装例
(プラグ−アダプタ−プラグ)
パネルに光アダプタ(CNF14PA1FB,CNF14PA1FC,CNF14PA1FX),2心光アダプタ(CNF14PA2FB,
CNF14PA2FC,CNF14PA2FX),及び8心光アダプタ(CNF14PA8FB,CNF14PA8FC,CNF14PA8FX)を実
装した例を,図A.1に示す。
図A.1−光ファイバコネクタの実装例
(プラグ−アダプタ−プラグ)
44
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書B
(参考)
光ファイバコネクタの実装例
(プラグ−バックプレーンハウジング−
プリント配線板ハウジング−プラグ)
バックプレーンに2心バックプレーンハウジング(CNF14BH2F-T24,CNF14BH2F-T32,CNF14BH2F-TX)
及び8心バックプレーンハウジング(CNF14BH8F-T24,CNF14BH8F-T32,CNF14BH8F-TX)を,プリン
ト配線板に2心プリント配線板ハウジング(CNF14PH2F,CNF14PH2F-TX)及び8心プリント配線板ハウ
ジング(CNF14PH8F,CNF14PH8F-TX)を実装した例を,図B.1に示す。
図B.1−光ファイバコネクタの実装例
(プラグ−バックプレーンハウジング−
プリント配線板ハウジング−プラグ)
45
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書C
(参考)
光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例
図1に示す光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例を,表C.1に示す。
表C.1−光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例
手順
説明図
説明
手順1
図のように,必要な部品を光
ファイバコードに挿入する。
手順2
図のように,光ファイバコー
ドの端末処理として,光ファイ
バコード内の抗張力体,光ファ
イバ心線及び光ファイバを所
定の長さで切りそろえる。この
とき,光ファイバにきずを付け
てはならない。
手順3
光ファイバ外径に応じて適
切な内径をもったフェルール
を接着固定し,フェルール端面
を研磨仕上げする。
このとき,接着剤は十分硬化
させてから規定を満足する寸
法に研磨仕上げする。
手順4
図のように,ストップリング
にプラグフレームを取り付け
た後,抗張力体をストップリン
グ上に“かしめリング”を用い
て圧着固定する。
シングルモード光ファイバ
の場合,フェルール外径に対す
る光ファイバコアの偏心方向
と,プラグフレームの位置決め
方向とが同一方向になるよう
に取り付ける。
手順5
図のように,ブーツを“かし
めリング”後端部及び光ファイ
バコードに接着固定する。
手順6
以上のように取り付けた光
ファイバコードにつまみを装
着する。
46
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書D
(参考)
プリント配線板ハウジング用単心光コネクタプラグの
光ファイバコード接続方法の例
図2に示す光ファイバコネクタ(プリント配線板ハウジング用単心光コネクタプラグ)の光ファイバコ
ード接続方法の例を,表D.1に示す。
表D.1−プリント配線板ハウジング用単心光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例
手順
説明図
説明
手順1
図のように,必要な部品を
光ファイバコードに挿入す
る。
手順2
図のように,光ファイバコ
ードの端末処理として,光フ
ァイバコード内の抗張力体,
光ファイバ心線及び光ファイ
バを所定の長さで切りそろえ
る。このとき,光ファイバに
きずを付けてはならない。
手順3
光ファイバ外径に応じて適
切な内径をもったフェルール
を接着固定し,フェルール端
面を研磨仕上げする。
このとき,接着剤は十分硬
化させてから規定を満足する
寸法に研磨仕上げする。
手順4
図のように,ストップリン
グにプラグフレームを取り付
けた後,抗張力体をストップ
リング上に“かしめリング”
を用いて圧着固定する。
シングルモード光ファイバ
の場合,フェルール外径に対
する光ファイバコアの偏心方
向と,プラグフレームの位置
決め方向とが同一方向になる
ように取り付ける。
手順5
図のように,ブーツを“か
しめリング”後端部及び光フ
ァイバコードに接着固定す
る。
47
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書E
(参考)
プリント配線板ハウジング用単心光コネクタプラグの
光ファイバ心線接続方法の例
図3に示すプリント配線板ハウジング用単心光コネクタプラグの光ファイバ心線接続方法の例を,表E.1
に示す。
表E.1−プリント配線板ハウジング用単心光コネクタプラグの光ファイバ心線接続方法の例
手順
説明図
説明
手順1
図のように,必要な部品を
光ファイバ心線に挿入する。
手順2
図のように,光ファイバ心
線の端末処理として,光ファ
イバ心線外被及び光ファイバ
を所定の長さで切りそろえ
る。このとき,光ファイバに
きずを付けてはならない。
手順3
光ファイバ外径に応じて適
切な内径をもったフェルール
を接着固定し,フェルール端
面を研磨仕上げする。
このとき,接着剤は十分硬
化させてから規定を満足する
寸法に研磨仕上げする。
手順4
図のように,ストップリン
グにプラグフレームを取り付
ける。
シングルモード光ファイバ
の場合,フェルール外径に対
する光ファイバコアの偏心方
向と,プラグフレームの位置
決め方向とが同一方向になる
ように取り付ける。
手順5
図のように,ブーツをスト
ップリングの後端部に接着固
定する。
48
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書F
(参考)
2心光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例
図4に示す2心光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例を,表F.1に示す。
表F.1−2心光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例
手順
説明図
説明
手順1
図のように,必要な部品を
光ファイバコードに挿入す
る。なお,それぞれの光ファ
イバコード端末に対して,手
順2から手順5を行う。
手順2
図のように,光ファイバコ
ードの端末処理として,光フ
ァイバコード内の抗張力体,
光ファイバ心線及び光ファ
イバを所定の長さで切りそ
ろえる。このとき,光ファイ
バにきずを付けてはならな
い。
手順3
光ファイバ外径に応じて適
切な内径をもったフェルー
ルを接着固定し,フェルール
端面を研磨仕上げする。
このとき,接着剤は十分硬
化させてから規定を満足す
る寸法に研磨仕上げする。
手順4
図のように,ストップリン
グにプラグフレームを取り
付けた後,抗張力体をストッ
プリング上に“かしめリン
グ”を用いて圧着固定する。
シングルモード光ファイバ
の場合,フェルール外径に対
する光ファイバコアの偏心
方向と,プラグフレームの位
置決め方向とが同一方向に
なるように取り付ける。
手順5
図のように,ブーツを“か
しめリング”後端部及び光フ
ァイバコードに接着固定す
る。
手順6
以上のように取り付けた光
ファイバコードにつまみを
装着する。
49
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書G
(参考)
光ファイバコード付き光ファイバコネクタの形名付与の例
この附属書は,F14形光ファイバコネクタと光ファイバコードとを取り付けた光ファイバコード付き光
ファイバコネクタ(以下,コード付き光ファイバコネクタという。)の形名付与の例を示す。
例1 CA14M1A05D-02A1-3
この形名は,図G.1に示す形状をもつコード付き光ファイバコネクタを示す。
例2 CA14M1A05D-P2-02A1-3
この形名は,図G.2に示す形状をもつコード付き光ファイバコネクタを示す。最初のハイフ
ンの後の“P2”は,両端が同じ形状をもつことを示す。
注記 コード付き光ファイバコネクタの形名の構成及び記号は,JIS C 5963の4.(形名)に規定して
いる。
コード
付き光
ファイ
バコネ
クタを
表す記
号
光ファ
イバコ
ネクタ
の形式
を表す
記号
フェル
ール整
列部を
表す記
号
フェル
ール,
スリー
ブなど
の収容
可能な
数を表
す数字
その他
特殊構
造を表
す記号
フェル
ールの
端面形
状を表
す記号
コード
付き光
ファイ
バコネ
クタの
挿入損
失等級
を表す
記号
光ファイ
バコネク
タの反射
減衰量等
級を表す
記号
-
適用光
ファイ
バコー
ドを表
す記号
光ファ
イバの
種類を
表す記
号
光ファ
イバの
数を表
す数字
-
適用光
ファイ
バコー
ドの長
さ
例3
CA 14
M
1
J
A
05
D
-
02 A
1
-
3
図G.1−コード付光ファイバコネクタCA14M1A05D-02A1-3
図G.2−コード付光ファイバコネクタCA14M1A05D-P2-02A1-3
50
C 5983:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
参考文献 JIS C 5963 光ファイバコード付き光コネクタ通則
JIS C 6820 光ファイバ通則
JIS C 6832 石英系マルチモード光ファイバ素線
JIS C 6835 石英系シングルモード光ファイバ素線
IEC 61753 (all parts),Fibre optic interconnecting devices and passive components performance
standard
IEC 61754-6,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Fibre optic connector
interfaces−Part 6: Type MU connector family