C 5973:2014
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 2
4 形名の構成 ······················································································································ 3
5 種類及び等級 ··················································································································· 3
5.1 種類 ···························································································································· 3
5.2 等級 ···························································································································· 4
6 性能······························································································································· 4
7 構造,形状及び寸法 ·········································································································· 7
8 試験······························································································································ 17
8.1 一般事項 ····················································································································· 17
8.2 試験場所の標準状態 ······································································································ 17
8.3 試験項目 ····················································································································· 17
9 表示······························································································································ 17
附属書A(参考)光アダプタ検査ゲージ ·················································································· 18
附属書B(参考)光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例 ············································ 19
附属書C(参考)光ファイバコネクタの寸法 ············································································ 20
附属書D(参考)光ファイバコネクタのかん合できる組合せの例·················································· 21
附属書E(参考)2心光ファイバコネクタのその他の実施例 ························································ 22
附属書F(参考)光ファイバコード付き光ファイバコネクタの形名付与の例 ··································· 24
C 5973:2014
(2)
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まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産
業技術振興協会(OITDA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。これによって,JIS C 5973:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
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日本工業規格 JIS
C 5973:2014
F04形光ファイバコネクタ(SCコネクタ)
F04 Type connectors for optical fiber cables (Type SC connector)
序文
この規格は,IEC規格のかん合標準規格に対応するJIS C 5964-4の制定に伴い,かん合規定を含む旧規
格から,JIS C 5964-4の規定項目の削除などを行い改正した日本工業規格である。
1
適用範囲
この規格は,JIS C 5962に則り,プッシュプル締結方式及び外径2.5 mmの整列フェルール構造を備えた,
プラグ(接栓)−アダプタ−プラグ及びプラグ−レセプタクルの組合せのF04形光ファイバコネクタ(以
下,光ファイバコネクタという。)について規定する。
この規格は,光ファイバコネクタの構造,形状,寸法及び性能について規定する。ただし,かん合に関
わる寸法は,JIS C 5964-4による。光学互換に関わる寸法で,光学互換標準の規格群(JIS C 5965規格群)
と重複する場合は,この規格を優先する。また,性能に関わる規定で,IEC 61753規格群に対応する今後
制定予定のJISの性能標準規格群と重複する場合は,この規格を優先する。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 5961 光ファイバコネクタ試験方法
JIS C 5962 光ファイバコネクタ通則
JIS C 5964-4 光ファイバコネクタかん合標準−第4部:SC形光ファイバコネクタ類(F04形)
JIS C 5965(規格群) 光ファイバコネクタ光学互換
JIS C 61300-1 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第1部:通則
JIS C 61300-2-1 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-1部:正弦
波振動試験
JIS C 61300-2-2 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-2部:繰返
しかん合試験
JIS C 61300-2-5 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-5部:光フ
ァイバクランプ強度試験(ねじり)
JIS C 61300-2-6 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-6部:かん
合部締結強度試験(軸方向引張り)
JIS C 61300-2-9 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-9部:衝撃
試験
2
C 5973:2014
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JIS C 61300-2-12 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-12部:落
下衝撃試験
JIS C 61300-2-17 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-17部:低
温試験
JIS C 61300-2-18 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-18部:高
温試験
JIS C 61300-2-21 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-21部:混
合温湿度サイクル試験
JIS C 61300-2-22 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-22部:温
度サイクル試験
JIS C 61300-2-26 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-26部:塩
水噴霧試験
JIS C 61300-3-4 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-4部:損失
測定
JIS C 61300-3-11 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-11部:結
合力及び離脱力測定
JIS C 61300-3-22 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-22部:フ
ェルール押圧力測定
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 5962の3.(用語の定義)によるほか,次による。
3.1
プッシュプル締結方式
光コネクタプラグを光アダプタ又は光レセプタクルに挿入することによって,光アダプタ又は光レセプ
タクルと光コネクタプラグとが結合してロックでき,光コネクタプラグのつまみを引くことによってロッ
クを解除し,光アダプタ又は光レセプタクルから光コネクタプラグを離脱できる締結方式。
3.2
基準プラグ(Reference plug)
光コネクタの光学特性を測定する場合に基準とする光コネクタプラグ。特に規定がない場合,次のいず
れかの条件を満たすPC接続が可能な光コネクタプラグでなければならない。ただし,8度斜めPC端面を
もつ基準プラグは,受渡当事者間の協定による。
a) 接続した一つの光コネクタプラグをもう一つの光コネクタプラグを軸心として回転したときの挿入損
失変動が0.1 dB以下であり,かつ,調心した光コネクタプラグで接続したときの挿入損失が0.1 dB以
下である。
b) 次の精度を全て満たす光コネクタプラグである。
− フェルール頂点偏心量:50 μm未満
− 光ファイバ出射角:0.2°以下
− 光ファイバコア偏心量:
0.5 μm以下[SSMA-9.3/125形シングルモードゼロ分散形光ファイバ素線9.3/125 1)]
1 μm以下[SGI-50/125形石英系マルチモード光ファイバ素線2)]
3
C 5973:2014
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− フェルール外径精度:
±0.5 μm[SSMA-9.3/125形石英系シングルモードゼロ分散形光ファイバ素線9.3/125 1)]
±1 μm[SGI-50/125形石英系マルチモード光ファイバ素線2)]
注1) 光ファイバ素線の形名は,JIS C 6835を参照。
2) 光ファイバ素線の形名は,JIS C 6832を参照。
ここに規定していない光ファイバ素線に取り付けた光ファイバコネクタプラグの場合の光ファイバ
コア偏心量及びフェルール外径精度は,受渡当事者間の協定による。
4
形名の構成
光ファイバコネクタの形名の構成は,JIS C 5962の4.1(形名の構成)の規定による。
注記 光ファイバコード付き光ファイバコネクタの形名付与の例を,附属書Fに示す。
5
種類及び等級
5.1
種類
光ファイバコネクタの種類は,表1による。
表1−光ファイバコネクタの種類
形名
光ファイバ
コネクタ形状
収容
可能数
フェルール
整列部形状
等級
適用光ファイバコードの形名
(JIS C 6820参照)
形状及び
寸法
CNF04SPM12*B1
プラグ
1
M
B
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
図1参照
CNF04SPM12*B2
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
CNF04SPM12*C1
C
OFC2.8-Y-SGI-50/125
CNF04SPM12*C2
OFC2.0-Y-SGI-50/125
CNF04SPM12*F1
F
OFC2.8-Y-SGI-50/125
CNF04SPM12*F2
OFC2.0-Y-SGI-50/125
CNF04SPMX
X
−
a)
CNF04PAFB
アダプタ
F-F
B
−
図2参照
CNF04PAFC
C
CNF04PAFB-1
B
図3参照
CNF04PAFC-1
C
CNF04FX
X
a)
CNF04DRF-1
レセプタクル
F
−
−
図4参照
CNF04DRF-2
図5参照
CNF04DRF-3
図6参照
CNF04SP2M12*B1
プラグ
2
M
B
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
図7参照
CNF04SP2M12*B2
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
CNF04SP2M12*C1
C
OFC2.8-Y-SGI-50/125
CNF04SP2M12*C2
OFC2.0-Y-SGI-50/125
CNF04SP2M12*F1
F
OFC2.8-Y-SGI-50/125
CNF04SP2M12*F2
OFC2.0-Y-SGI-50/125
CNF04SP2MX
X
−
a)
CNF04PA2FB
アダプタ
F-F
B
−
図8参照
CNF04PA2FC
C
CNF042FX
X
a)
CNF04DR2F
レセプタクル
F
−
−
図9参照
4
C 5973:2014
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表1−光ファイバコネクタの種類(続き)
注記 プラグの形名における12*は,形状及び寸法を規定する図の寸法aの値(125,126及び127)を示す。例え
ば,寸法が125の場合,*は5となり,寸法が126の場合,*は6となる。
注a) 形状及び寸法は,JIS C 5964-4による。
5.2
等級
光ファイバコネクタの等級は,次による。
a) プラグ プラグの等級は,表2による。
表2−プラグの等級
等級
挿入損失
dB
フェルール寸法
mm
角度
θ°
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
OFC2.8-Y-SGI-50/125
OFC2.0-Y-SGI-50/125
寸法aの
許容差
寸法b
寸法c
B
0.5以下a)
−
+0.001
0
2.499±0.000 5
0.001 4以下
0.5以下
C
−
0.3以下a)
2.499±0.001
0.004以下
F
−
1.2以下a)
+0.002
0
2.499
001
.0
002
.0
+
−
0.01以下
1.0以下
X
−
注a) PC接続が可能な光コネクタプラグと,基準プラグとを接続したときの値を示す。
b) アダプタ アダプタの等級は,表3による。
表3−アダプタの等級
等級
挿入損失
dB
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
OFC2.8-Y-SGI-50/125
OFC2.0-Y-SGI-50/125
B
0.3以下a)
−
C
−
0.2以下a)
X
−
注a) PC接続が可能な基準プラグを,互いに接続したときの値を示す。
c) レセプタクル レセプタクルの等級は,受渡当事者間の協定による。
6
性能
性能は,表4による。ただし,等級Xは,受渡当事者間の協定による。
5
C 5973:2014
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表4−性能
番号
特性
要求事項
試験方法
試験条件
1
挿入損失
表2及び表3による。
JIS C 61300-3-4
(損失測定)
試験方法:
挿入法(A)又は(B):(プラグの場合)
挿入法(C):(アダプタの場合)
励振条件及び光源:JIS C 61300-3-4の4.1
による。
石英系マルチモード光ファイバ:
S1,S2又はS3
シングルモードファイバ:S4又はS5
2
耐振性
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
JIS C 61300-2-1
(正弦波振動試
験)
振動周波数:10 Hz〜55 Hz
振幅(片振幅):0.75 mm
3軸
掃引速度:1oct / min
掃引回数:15回 / 軸
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
3
耐衝撃性
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
JIS C 61300-2-9
(衝撃試験)
ピーク加速度:981 m / s2 (100 G)
作用時間:6 ms
衝撃の回数:3軸,2方向,各5回
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
4
繰返しかん
合
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
かん合性:機械的に異常な
くかん合できなければな
らない。
JIS C 61300-2-2
(繰返しかん合試
験)
繰返し方法:プラグ−アダプタ間
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
厳しさの度合い:500回
5
フェルール
引抜き力
2.0 N〜5.9 N
JIS C 5961の8.4
(フェルール引抜
き力)
試験装置:試験に用いるピンゲージは,JIS
C 5964-4の図3及び表6を参照。
6
フェルール
押圧力
7.8 N〜11.8 N
JIS C 61300-3-22
(フェルール押圧
力測定)
フェルール押圧力を規定する。
フェルール先端位置:光学的基準点
JIS C 5964-4の図1参照。
7
かん合部締
結強度
(軸方向)
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
JIS C 61300-2-6
[かん合部締結強
度試験(軸方向引
張り)]
引張力の大きさ:68.6 N
適用光ファイバコード:長さ1 m〜2 m
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
8
落下強度
(光ファイ
バコード付
き)
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
JIS C 61300-2-12
(落下衝撃試験)
光ファイバコード長さ:2 m
落下回数:5回
落下の高さ:1 500 mm
前処理条件:キャップを装着する。
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
6
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4−性能(続き)
番号
特性
要求事項
試験方法
試験条件
9
光ファイバ
コードクラ
ンプ強度
(軸方向へ
の引張り)
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
JIS C 5961の8.11
[光ファイバコー
ドクランプ強度
(軸方向への引張
り)]
試験方法:方法2
適用光ファイバコード:長さ1 m〜2 m
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
10
光ファイバ
コードクラ
ンプ強度
(屈曲)
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
JIS C 5961の8.12
[光ファイバコー
ドクランプ強度
(屈曲)]
引張力の大きさ:4.9 N
屈曲回数:100回
適用光ファイバコード:長さ1 m〜2 m
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
11
結合力及び
離脱力
結合力:
単心の場合,19.6 N以下
2心の場合,29.4 N以下
離脱力:
単心の場合,19.6 N以下
2心の場合,29.4 N以下
JIS C 61300-3-11
(結合力及び離
脱力測定)
−
12
光ファイバ
クランプ強
度
(ねじり)
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
JIS C 61300-2-5
[光ファイバクラ
ンプ強度試験(ね
じり)]
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
13
耐腐食性
(塩水噴霧)
外観:著しい腐食があって
はならない。
JIS C 61300-2-26
(塩水噴霧試験)
試験時間:48時間
最終測定の項目:外観
14
温度サイク
ル
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
JIS C 61300-2-22
(温度サイクル試
験)
低温TA:−25 ℃
高温TB:70 ℃
サイクル数:12
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
15
耐湿性
(温湿度
サイクル)
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
JIS C 61300-2-21
(混合温湿度サイ
クル試験)
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
7
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4−性能(続き)
番号
特性
要求事項
試験方法
試験条件
16
耐熱性
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
JIS C 61300-2-18
(高温試験)
試験温度:70 ℃
試験時間:240時間
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
17
耐寒性
挿入損失(初期測定値):
表2及び表3による。
挿入損失(最終測定値):
表5及び表6による。
機械的損傷:変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
JIS C 61300-2-17
(低温試験)
試験温度:−25 ℃
試験時間:240時間
初期測定の項目:挿入損失
最終測定の項目:挿入損失及び機械的損傷
表5−試験後の挿入損失(光コネクタプラグ)
単位 dB
等級
挿入損失(最終測定値)
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
OFC2.8-Y-SGI-50/125
OFC2.0-Y-SGI-50/125
B
0.7以下a)
−
C
−
0.5以下a)
F
−
1.4以下a)
X
−
注a) PC接続が可能な光コネクタプラグと,基準プラグとを接続したときの値を示す。
表6−試験後の挿入損失(光アダプタ)
単位 dB
等級
挿入損失(最終測定値)
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
OFC2.8-Y-SGI-50/125
OFC2.0-Y-SGI-50/125
B
0.5以下a)
−
C
−
0.4以下a)
X
−
注a) PC接続が可能な基準プラグを,互いに接続したときの値を示す。
7
構造,形状及び寸法
光ファイバコネクタのかん合部の構造,形状及び寸法は,JIS C 5964-4による。
光ファイバコネクタのかん合部以外の構造,形状及び寸法は,図1〜図9による。
8
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B,等級C及び等級Fの区分は,表2による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例を,附属書Bに示している。
注記3 つまみを取り付けない状態で使用する場合の寸法を,附属書Cに示している。
注記4 光ファイバコネクタのかん合できる組合せの例を,附属書Dに示している。
寸法a
mm
寸法d
mm
適用光ファイバコードの形名
0.125
3.2
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
0.126
OFC2.8-Y-SGI-50/125
0.127
OFC2.8-Y-SGI-50/125
0.125
2.2
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
0.126
OFC2.0-Y-SGI-50/125
0.127
OFC2.0-Y-SGI-50/125
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ブーツ
プラスチック
−
1
②
リング
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
③
かしめリング
アルミニウム
−
1
④
ストップリング
黄銅
ニッケルめっき
1
⑤
スプリング
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
1
⑥
プラグフレーム
プラスチック
−
1
⑦
つまみ
プラスチック
−
1
⑧
フェルール
ジルコニア
−
1
図1−単心光コネクタプラグの形状及び寸法
9
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
括弧のない寸法は,JIS C 5964-4による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 光アダプタ検査ゲージを,附属書Aに示している。
注記3 光ファイバコネクタのかん合できる組合せの例を,附属書Dに示している。
番号
部品名称
使用材質の例
数量
注記
①
ハウジング
プラスチック
2
−
②
スリーブホルダ
プラスチック
2
③
弾性スリーブ
ジルコニア
1
④
プレート
ステンレス鋼
1
プレート取付けの場合,板厚1.6 mmが望ましい。
図2−単心光アダプタ(プラスチックハウジング)の形状及び寸法
10
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
括弧のない寸法は,JIS C 5964-4による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 光アダプタ検査ゲージを,附属書Aに示している。
注記3 光ファイバコネクタのかん合できる組合せの例を,附属書Dに示している。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
注記
①
ハウジング
亜鉛合金ダイカスト
ニッケルめっき
2
−
②
スリーブホルダ
プラスチック
−
2
③
弾性スリーブ
ジルコニア
−
1
④
プレート
ステンレス鋼
−
1
プレート取付けの場合,板厚
1.6 mmが望ましい。
図3−単心光アダプタ(亜鉛合金ダイカストハウジング)の形状及び寸法
11
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
括弧のない寸法は,JIS C 5964-4による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
②
スリーブ
プラスチック
−
1
③
非弾性スリーブ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
④
ストッパ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
図4−単心光レセプタクル(非弾性スリーブ,ストッパあり)の形状及び寸法
12
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
括弧のない寸法は,JIS C 5964-4による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
②
スリーブ
プラスチック
−
1
③
非弾性スリーブ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
図5−単心光レセプタクル(非弾性スリーブ,ストッパなし)の形状及び寸法
13
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
括弧のない寸法は,JIS C 5964-4による。
注記 括弧を付けた寸法は,参考値である。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
1
②
スリーブホルダ
プラスチック
−
1
③
弾性スリーブ
ジルコニア
−
1
図6−単心光レセプタクル(弾性スリーブ)の形状及び寸法
14
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B,等級C及び等級Fの区分は,表2による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 2心光ファイバコネクタのその他の実施例を,附属書Eに示している。
寸法a
mm
寸法d
mm
適用光ファイバコードの形名
0.125
3.2
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
0.126
OFC2.8-Y-SGI-50/125
0.127
OFC2.8-Y-SGI-50/125
0.125
2.2
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
0.126
OFC2.0-Y-SGI-50/125
0.127
OFC2.0-Y-SGI-50/125
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ブーツ
プラスチック
−
2
②
リング
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
③
かしめリング
アルミニウム
−
2
④
ストップリング
黄銅
ニッケルめっき
2
⑤
スプリング
ステンレス鋼又は鋼
ニッケルめっき(鋼の場合)
2
⑥
プラグフレーム
プラスチック
−
2
⑦
つまみ
プラスチック
−
1
⑧
フェルール
ジルコニア
−
2
図7−2心光コネクタプラグの形状及び寸法
15
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
等級B及び等級Cの区分は,表3による。
括弧のない寸法は,JIS C 5964-4による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 2心光ファイバコネクタのその他の実施例を,附属書Eに示している。
番号
部品名称
使用材質の例
数量
注記
①
ハウジング
プラスチック
2
−
②
スリーブホルダ
プラスチック
4
③
弾性スリーブ
ジルコニア
2
④
プレート
ステンレス鋼
1
プレート取付けの場合,板厚1.6 mmが望ま
しい。
図8−2心光アダプタの形状及び寸法
16
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
光レセプタクルの性能及び詳細は,受渡当事者間の協定による。
括弧のない寸法は,JIS C 5964-4による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 2心光ファイバコネクタのその他の実施例を,附属書Eに示している。
番号
部品名称
使用材質の例
処理の例
数量
①
ハウジング
プラスチック
−
1
②
スリーブ
プラスチック
−
2
③
ストッパ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
④
非弾性スリーブ
ステンレス鋼又は黄銅
ニッケルめっき(黄銅の場合)
2
図9−2心光レセプタクルの形状及び寸法
17
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
8
試験
8.1
一般事項
試験は,次の規定による。ただし,等級Xについては,受渡当事者間の協定による。
8.2
試験場所の標準状態
試験場所の標準状態は,JIS C 61300-1の箇条4(標準的環境条件)の規定による。
8.3
試験項目
試験項目は,JIS C 5962の7.3(試験項目)の規定による。光ファイバコネクタの試験項目を,表7に規
定する。
表7−光ファイバコネクタ試験項目
試験項目
光ファイバコネクタ形状
光コネクタ
プラグ
光アダプタ 光レセプタク
ル(非弾性ス
リーブ)
光レセプタ
クル(弾性
スリーブ)
構造,形状及び寸法並びに表示(箇条7及び箇条9参照)
○
○
○
○
光学的性能
挿入損失(表4の番号1参照)
△
○
−
−
機械的性能
耐振性(表4の番号2参照)
△
△
△
△
耐衝撃性(表4の番号3参照)
△
△
△
△
繰返しかん合(表4の番号4参照)
△
△
△
△
フェルール引抜き力(表4の番号5参照)
−
○
−
○
フェルール押圧力(表4の番号6参照)a)
○
−
−
−
かん合部締結強度(軸方向)(表4の番号7参照)
△
△
△
△
落下試験(光ファイバコード付き)
(表4の番号8参照)
△
△
△
△
光ファイバコードクランプ強度(軸方向への引張り)
(表4の番号9参照)
△
−
−
−
光ファイバコードクランプ強度(屈曲)
(表4の番号10参照)
△
−
−
−
結合力及び離脱力(表4の番号11参照)
△
△
△
△
光ファイバクランプ強度(ねじり)
(表4の番号12参照)
△
−
−
−
耐候性
耐腐食性(塩水噴霧)(表4の番号13参照)
△
△
△
△
温度サイクル(表4の番号14参照)
△
△
△
△
耐湿性(温湿度サイクル)(表4の番号15参照)
△
△
△
△
耐熱性(表4の番号16参照)
△
△
△
△
耐寒性(表4の番号17参照)
△
△
△
△
注記 ○印は一般試験,△印は特殊試験に分類できる[JIS C 5962の7.(試験)参照]項目を示す。また,“−”印
は試験を適用しないことを示す。
注a) フェルール押圧力は,フェルールを図1又は図7のように仮組立し,試験する。
9
表示
表示は,JIS C 5962の8.(表示)の規定による。
18
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書A
(参考)
光アダプタ検査ゲージ
図2及び図3の光アダプタ結合部のかん合性を確認する光アダプタ検査ゲージを,図A.1に示す。
単位 mm
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 ゲージの構造は一例を示し,光アダプタ結合部のかん合性が確認できる構造であればよい。
図A.1−光アダプタ検査ゲージ
19
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書B
(参考)
光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例
図1に示す光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例を,表B.1に示す。
表B.1−光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例
手順
説明図
説明
手順1
図のように,必要な部品を光ファイバコー
ドに挿入する。
手順2
光ファイバコードの外被の除去,抗張力体
の切断及び心線の被覆除去を行い,図のよ
うに端末処理を行う。このとき,光ファイ
バにきずを付けてはならない。
手順3
光ファイバ外径に応じて適切な内径をも
ったフェルールを接着固定し,フェルール
端面を研磨仕上げする。
このとき,接着剤は十分硬化させてから規
定の寸法に研磨仕上げする。
手順4
図のように,ストップリングにプラグフレ
ームを取り付けた後,抗張力体をストップ
リング上に“かしめリング”を用いて圧着
固定する。
シングルモード光ファイバの場合,フェル
ール外径に対する光ファイバコアの偏心
方向とプラグフレームの位置決め方向と
が同一になるように取り付ける。
手順5
図のように,外皮を“かしめリング”上に
リングを用いて圧着固定し,ブーツを装着
する。
手順6
以上のように取り付けた光ファイバコー
ドに,つまみを装着する。
20
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書C
(参考)
光ファイバコネクタの寸法
図1の結合部寸法をもつ光ファイバコネクタで,つまみを取り付けない状態で用いる場合のジグ着脱光
コネクタプラグを図C.1に,つまみを図C.2に示す。
単位 mm
図C.1−ジグ着脱光コネクタプラグ
単位 mm
図C.2−つまみ
21
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書D
(参考)
光ファイバコネクタのかん合できる組合せの例
図1の光コネクタプラグと,図2及び図3の光アダプタとの接続状態の例を,図D.1に示す。
多心形接続
図D.1−光ファイバコネクタのかん合できる組合せの例
単心形接続
22
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書E
(参考)
2心光ファイバコネクタのその他の実施例
図7〜図9に示す以外の2心光ファイバコネクタを,図E.1〜図E.3に示す。
単位 mm
図E.1−2心光コネクタプラグ
単位 mm
図E.2−2心光アダプタ
23
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
図E.3−2心光レセプタクル
24
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書F
(参考)
光ファイバコード付き光ファイバコネクタの形名付与の例
この附属書は,F04形光ファイバコネクタと光ファイバコードとを取り付けた光ファイバコード付き光
ファイバコネクタ(以下,コード付き光ファイバコネクタという。)の形名付与の例を示す。
形名付与例
片端 :CA04M1Z08A-08A1-3 a)
両端同種:CA04M1Z08A-P2-08A1-3 b)c)
両端異種:CA04M1Z08A-01M1Z08A-08A1-3
注a) 形状は,図F.1による。
b) 形状は,図F.2による。
c) 両端が同じ場合には“P2”を付し,他端と同一であることを示す。
注記 コード付き光ファイバコネクタの形名の構成及び記号は,JIS C 5963の4.(形名)に規定して
いる。
コード
付き光
ファイ
バコネ
クタを
表す記
号
光ファ
イバコ
ネクタ
の形式
を表す
記号
フェル
ール整
列部を
表す記
号
フェル
ール,
スリー
ブなど
の収容
可能な
数を表
す数字
その他
特殊構
造を表
す記号
フェル
ールの
端面形
状を表
す記号
コード
付き光
ファイ
バコネ
クタの
挿入損
失等級
を表す
記号
光ファ
イバコ
ネクタ
の反射
減衰量
等級を
表す記
号
-
適用光
ファイ
バコー
ドを表
す記号
光ファ
イバの
種類を
表す記
号
光ファ
イバの
数を表
す数字
-
適用光
ファイ
バコー
ドの長
さ
例
CA
04
M
1
Z
08
A
-
08
A
1
-
3
光ファイバコード
プラグ
3m
図F.1−CA04M1Z08A-08A1-3
3m
光ファイバコード
プラグ
図F.2−CA04M1Z08A-P2-08A1-3
25
C 5973:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
参考文献 JIS C 5963 光ファイバコード付き光コネクタ通則
JIS C 6820 光ファイバ通則
JIS C 6832 石英系マルチモード光ファイバ素線
JIS C 6835 石英系シングルモード光ファイバ素線
IEC 61753 (all parts),Fibre optic interconnecting devices and passive components performance
standard
IEC 61754-4,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Fibre optic connector
interfaces−Part 4: Type SC connector family