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C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

(1) 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 概要······························································································································· 1 

3 かん合標準 ······················································································································ 2 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

(2) 

まえがき 

この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)

及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出

があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

光ファイバコネクタかん合標準であるIEC 61754-7:2008は,それぞれ光ファイバの1列配列及び2列配

列を規定する二つの規格に分割され,IEC 61754-7-1:2014及びIEC 61754-7-2:2017に置き換えられたため,

国際規格との整合を図るため,対応するJISを制定することとした。これによって,JIS C 5964-7:2010は

廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。 

この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。 

− 氏名: Laura Thomas 

Legal Department 

CommScope, Inc of North Carolina 

− 住所: Hickory, North Carolina, USA 

上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施

の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対

しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。 

この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ

る。 

この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本産業標

準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。 

なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。 

JIS C 5964の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS C 5964-4 第4部:SC形光ファイバコネクタ類(F04形) 

JIS C 5964-4-100 第4-100部:SC形光ファイバコネクタ類−SC-PC簡易レセプタクル(F16形) 

JIS C 5964-5 第5部:MTコネクタ類(F12形) 

JIS C 5964-6 第6部:MU形光ファイバコネクタ類(F14形) 

JIS C 5964-6-100 第6-100部:MU形光ファイバコネクタ類−MU-PC簡易レセプタクル(F17形) 

JIS C 5964-7-1 第7-1部:MPOコネクタ類(F13形)−1列 

JIS C 5964-7-2 第7-2部:MPOコネクタ類(F13形)−2列 

JIS C 5964-13 第13部:FC-PC形光ファイバコネクタ類(F01形) 

JIS C 5964-18 第18部:MT-RJコネクタ類(F19形) 

JIS C 5964-20 第20部:LC形光ファイバコネクタ類 

  

日本産業規格          JIS 

C 5964-7-1:2020 

(IEC 61754-7-1:2014) 

光ファイバコネクタかん合標準− 

第7-1部:MPOコネクタ類(F13形)−1列 

Fiber optic connector interfaces- 

Part 7-1: Type MPO connector family (F13 type)-One fiber row 

序文 

この規格は,2014年に第1版として発行されたIEC 61754-7-1を基に,技術的内容及び構成を変更する

ことなく作成した日本産業規格である。 

なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。 

適用範囲 

この規格は,1列配列で2心から12心までの光ファイバを配列したMPOコネクタ類のかん合構造及び

互換寸法について規定する。 

注記1 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 5962の箇条3(用語及び定義)を参照。 

注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

IEC 61754-7-1:2014,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Fibre optic 

connector interfaces−Part 7-1: Type MPO connector family−One fibre row(IDT) 

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”

ことを示す。 

概要 

このMPOコネクタ類は,直径0.7 mmの2本のピンを利用して,通常,6.4 mm×2.5 mmの角形フェル

ールが整列したことを特徴とする多心光コネクタである。フェルール端面に位置する2本のガイドピン又

は二つのガイドピン穴間に,1列配列で2心から12心までの光ファイバを配列することが可能である。こ

の光コネクタは,プッシュプル形のかん合機構及び光軸方向に力を加えるばねをもつ。プラグには,1個

のガイドキーがあり,かん合するとき,プラグ及びアダプタの接続方向及び位置関係に制限を加える。 

光コネクタかん合部は,フェルール端面に位置するピンをもつM形プラグ,ピン穴をもつF形プラグ及

び図1に示すアダプタで構成する。F形プラグは,M形プラグと互換性をもつ。 

斜め研磨プラグには,下向き角度プラグ及び上向き角度プラグの2種類があり,さらに,M形プラグ及

びF形プラグで定義される。この上下の角度は,光ファイバの光軸に対するフェルール端面の斜め研磨方

向で定義される。上向き角度プラグに関しては,フェルール端面は上向きに力がかかる。下向き角度プラ

グに関しては,フェルール端面は下向きに力がかかる。この角度は,2種類のアダプタでその互換性に影

響する。ガイドキー溝が反対方向のアダプタは,例えば,一方が下向き角度プラグでもう一方が上向き角

度プラグというようにガイドキーが相反する方向にかん合する。これに対して,ガイドキー溝が同一方向

background image

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

  

の光アダプタは,ガイドキーが同一の方向に二つのプラグがかん合する。斜め研磨プラグとガイドキー溝

とが反対方向のアダプタを使用する場合は,下向き角度プラグ同士又は上向き角度プラグ同士がかん合す

る。斜め研磨プラグとガイドキー溝とが同一方向のアダプタを使用する場合は,下向き角度プラグと上向

き角度プラグがかん合する。 

さらに,F形プラグとM形プラグとのかん合は,アダプタの代わりに,バックプレーンハウジング及び

プリント板ハウジングでも形成できる。 

なお,F形プラグは,光能動部品のレセプタクルとかん合できる。 

かん合標準 

この規格は,次のかん合標準を対象とする。 

− かん合標準IEC61754-7-1-1:MPO-F形プラグ下向き角度斜め研磨2心〜12心のかん合標準−プッシュ

プル 

− かん合標準IEC61754-7-1-2:MPO-M形プラグ下向き角度斜め研磨2心〜12心のかん合標準−プッシ

ュプル 

− かん合標準IEC61754-7-1-3:MPOアダプタかん合標準−プッシュプル 

− かん合標準IEC61754-7-1-4:MPO-F形プラグ直角研磨2心〜12心のかん合標準−プッシュプル 

− かん合標準IEC61754-7-1-5:MPO-M形プラグ直角研磨2心〜12心のかん合標準−プッシュプル 

− かん合標準IEC61754-7-1-6:MPOバックプレーンハウジングかん合標準−自己保持 

− かん合標準IEC61754-7-1-7:MPOプリント板ハウジングかん合標準−自己保持 

− かん合標準IEC61754-7-1-8:MPOアダプタ(キー溝同一方向)かん合標準−プッシュプル 

− かん合標準IEC61754-7-1-9:MPOコネクタ形光デバイスレセプタクル斜め研磨−自己保持 

− かん合標準IEC61754-7-1-10:MPOコネクタ形光デバイスレセプタクル直角研磨−自己保持 

− かん合標準IEC61754-7-1-11:MPO-F形プラグ上向き角度斜め研磨2心〜12心のかん合標準−プッシ

ュプル 

− かん合標準IEC61754-7-1-12:MPO-M形プラグ上向き角度斜め研磨2心〜12心のかん合標準−プッシ

ュプル 

かん合できる組合せを,表0Aに示す。また,MPOコネクタ構成を,図1に示す。 

表0A−かん合できる組合せ 

F形プラグ 

アダプタ/ハウジング 

M形プラグ 

IEC61754-7-1-1 

IEC61754-7-1-3 

IEC61754-7-1-2 

IEC61754-7-1-11 

IEC61754-7-1-3 

IEC61754-7-1-12 

IEC61754-7-1-1 

IEC61754-7-1-8 

IEC61754-7-1-12 

IEC61754-7-1-11 

IEC61754-7-1-8 

IEC61754-7-1-2 

IEC61754-7-1-4 

IEC61754-7-1-3及びIEC61754-7-1-8 

IEC61754-7-1-5 

IEC61754-7-1-1又は 

IEC61754-7-1-11 

IEC61754-7-1-6及びIEC61754-7-1-7 

IEC61754-7-1-2又は 

IEC61754-7-1-12 

IEC61754-7-1-4 

IEC61754-7-1-6及びIEC61754-7-1-7 

IEC61754-7-1-5 

IEC61754-7-1-1 

IEC61754-7-1-9 

適用外 

IEC61754-7-1-4 

IEC61754-7-1-10 

適用外 

注記 2心〜12心のプラグは,より少ない方の心数に互換性をもつ(図4参照)。 

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C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

図1−MPOコネクタ構成 

MPO-F形プラグ下向き角度斜め研磨かん合部を図2に,MPO-F形プラグ上向き角度斜め研磨かん合部

を図3に,並びにMPO-F形プラグの下向き角度斜め研磨及び上向き角度斜め研磨かん合部の寸法を表1

に,それぞれ規定する。 

単位 mm 

注記1 ガイドピン穴に関する規定は,表1の注a) 参照。 
注記2 フェルールの押圧力は,表1の注c) 参照。 
注記3 カップリングの押圧力は,表1の注d) 参照。 

図2−MPO-F形プラグ下向き角度斜め研磨2心〜12心のかん合標準−プッシュプル 

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C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

  

単位 mm 

注記1 ガイドピン穴に関する規定は,表1の注a) 参照。 
注記2 フェルールの押圧力は,表1の注c) 参照。 
注記3 カップリングの押圧力は,表1の注d) 参照。 

図3−MPO-F形プラグ上向き角度斜め研磨2心〜12心のかん合標準−プッシュプル 

表1−MPO-F形プラグ斜め研磨かん合部の寸法 

単位 mm 

記号 

寸法 

最小値 

最大値 

A a) 

0.699 

0.701 

C b) 

4.597 

4.603 

6.3 

6.5 

D1 h) 

6.7 

− 

8.34 

8.54 

9.49 

9.59 

10.85 

11.05 

12.19 

12.59 

I c), f) 

8.8 

9.2 

7.9 

8.1 

1.4 

− 

L d), e) 

0.2 

0.8 

2.4 

2.6 

2.8 

3.0 

4.89 

4.99 

5.59 

5.69 

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C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

表1−MPO-F形プラグ斜め研磨かん合部の寸法(続き) 

単位 mm 

記号 

寸法 

最小値 

最大値 

5.7 

− 

− 

7.7 

2.9 

3.1 

− 

0.8 

2.4 

2.5 

U1 h) 

2.7 

− 

AA 

42° 

45° 

AB 

− 

45° 

AC 

− 

45° 

AD i), j) 

7.5° 

8.5° 

プラグと光アダプタとの結合力及び離脱力は,30.0 N以下とする。 

注a) 各ガイドピン穴には,図5に示すピンゲージが1.7 N以下の力で5.5 mm以上の深さまで入らなければならな

い。さらに,プラグの二つのガイドピン穴には,図6に示すプラグゲージが3.4 N以下の力で5.5 mm以上の
深さまで入らなければならない。 

b) 二つのガイドピン穴の中心間距離とする。 

c) 非かん合時のプラグ端の中央部ファイバ面からの距離とする。フェルールは,かん合時の弾性力によって変

位するため,寸法Iは変動する。フェルール端面からZ面までの距離Jが8.2 mm〜8.4 mmのとき,フェルー
ルの押圧力は,7.8 N〜11.8 Nとする。 

d) カップリングは,かん合時の弾性力によって変位する。寸法Lは,非かん合時のカップリングの端からの距

離とする。カップリングの端からZ面までの距離が0 mm〜0.1 mmのとき,カップリングの押圧力は,2.9 N
〜6.9 Nとする。 

e) アダプタ結合部は,プラグをアダプタから外すときに,カップリングを図の左方向へずらすことによってロ

ックが外れる構造とする。カップリングの端は,Z面から左方向に2.0 mm以上変位可能でなければならない。 

f) 二つのガイドピン穴の中心を結ぶ線からの距離とする。 

g) (対応国際規格に記載されている内容は,表中に参照先がないため,注の上段に移動して記載した。) 

h) 寸法D1及び寸法U1は,プラグの開口部についての寸法規定である。 

i) 下向き角度斜め研磨プラグ及び上向き角度斜め研磨プラグ,並びに直角研磨プラグは,外観でそれぞれの分

別がつきやすいように,色,ラベル又はその他の方法で識別を行うための表示をする。その方法は,かん合
された状態及びかん合されていない状態で識別ができるようにする。 

j) 斜め研磨プラグは,ガイドピン穴の位置に対するファイバ穴のY軸方向ずれ(Y軸方向は,図4の注記を参

照)をもち,そのずれ量は,フェルール窓の位置に影響を受けることから,フェルールは,フェルール窓の
位置に対して決まった角度で研磨しなければならない。上向き角度プラグの場合は,フェルール窓とガイド
キーの方向とが下向き角度プラグのそれとは逆になる。 

光ファイバ心線配列図を図4に,ピンゲージを図5に,及びピンゲージの寸法を表2に,それぞれ規定

する。 

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単位 mm 

注記 X軸は,両ガイドピン穴の中心同士を結んだ直線であり,Y軸は,両ガイドピン穴の中心の中点を通るX軸と

垂直な直線である。 

図4−光ファイバ心線配列図 

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単位 mm 

図5−ピンゲージ 

表2−ピンゲージの寸法 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

A a) 

0.698 5 

0.699 0 

− 

10.8 

11.2 

参考値 

BA 

0.2 

0.4 

− 

BB 

0.2 

0.5 

− 

BC a) 

6.0 

− 

− 

注a) 寸法BC部の表面粗さRzは,0.1 μmとする。 

プラグゲージを図6に,及びプラグゲージの寸法を表3に規定する。 

単位 mm 

図6−プラグゲージ 

background image

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

  

表3−プラグゲージの寸法 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

A a) 

0.698 5 

0.699 0 

− 

4.599 5 

4.600 5 

− 

6.3 

6.5 

参考値 

2.4 

2.5 

参考値 

BA 

0.2 

0.4 

− 

BB 

0.2 

0.5 

− 

BC a) 

6.0 

6.5 

− 

注a) 表面粗さRzは,0.1 μmとする。 

MPO-M形プラグ下向き角度斜め研磨かん合部を図7に,MPO-M形プラグ上向き角度斜め研磨かん合部

を図8に,及びMPO-M形プラグ下向き角度斜め研磨及び上向き角度斜め研磨かん合部の寸法を表4に規

定する。 

単位 mm 

注記1 ガイドピンの保持力の規定は,表4の注a) 参照。 
注記2 フェルールの押圧力は,表4の注c) 参照。 
注記3 カップリングの押圧力は,表4の注d) 参照。 

図7−MPO-M形プラグ下向き角度斜め研磨かん合部 

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C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

単位 mm 

注記1 ガイドピンの保持力の規定は,表4の注a) 参照。 
注記2 フェルールの押圧力は,表4の注c) 参照。 
注記3 カップリングの押圧力は,表4の注d) 参照。 

図8−MPO-M形プラグ上向き角度斜め研磨かん合部 

表4−MPO-M形プラグ斜め研磨かん合部の寸法 

単位 mm 

記号 

寸法 

最小値 

最大値 

A a) 

0.697 

0.699 

C b) 

4.597 

4.603 

6.3 

6.5 

D1 i) 

6.7 

− 

8.34 

8.54 

9.49 

9.59 

10.85 

11.05 

12.19 

12.59 

I c), g) 

8.8 

9.2 

7.9 

8.1 

1.4 

− 

L d), e) 

0.2 

0.8 

2.4 

2.6 

2.8 

3.0 

4.89 

4.99 

5.59 

5.69 

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10 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

  

表4−MPO-M形プラグ斜め研磨かん合部の寸法(続き) 

単位 mm 

記号 

寸法 

最小値 

最大値 

5.7 

− 

− 

7.7 

2.9 

3.1 

− 

0.8 

2.4 

2.5 

U1 i) 

2.7 

− 

AA 

42° 

45° 

AB 

− 

45° 

AC 

− 

45° 

AD j), k) 

7.5° 

8.5° 

BA f) 

0.2 

0.4 

BB 

0.2 

0.5 

CA 

1.6 

3.3 

プラグと光アダプタとの結合力及び離脱力は,30.0 N以下とする。 

注a) ガイドピンの保持力は,19.6 N以上とする。表面粗さRzは,0.5 μm以下とする。 

b) 二つのガイドピンの中心間距離とする。 

c) 非かん合時のプラグ端の中央部ファイバ面からの距離とする。フェルールは,かん合時の弾性力によって変

位するため,寸法Iは変動する。フェルール端面からZ面までの距離Jが8.2 mm〜8.4 mmのとき,フェルー
ルの押圧力は,7.8 N〜11.8 Nとする。 

d) カップリングは,かん合時の弾性力によって変位する。寸法Lは,非かん合時のカップリングの端からZ面

までの距離とする。カップリングの端からZ面までの距離が0 mm〜0.1 mmのとき,カップリングの押圧力
は2.9 N〜6.9 Nとする。 

e) アダプタ結合部は,プラグをアダプタから外すときに,カップリングを図の左方向へずらすことによってロ

ックが外れる構造とする。カップリングの端は,Z面から左方向に2.0 mm以上変位可能でなければならない。 

f) ガイドピンの先端形状は,曲率半径0.15 mm以上の半球対称形としてもよい。 

g) 二つのガイドピンの中心を結ぶ線からの距離とする。 

h) (対応国際規格に記載されている内容は,表中に参照先がないため,注の上段に移動して記載した。) 

i) 寸法D1及び寸法U1は,プラグの開口部についての寸法規定である。 

j) 下向き角度斜め研磨プラグ及び上向き角度斜め研磨プラグ,並びに直角研磨プラグは,外観でそれぞれの分

別がつきやすいように,色,ラベル又はその他の方法で識別を行うための表示をする。その方法は,かん合
された状態及びかん合されていない状態で識別ができるようにしなければならない。 

k) 斜め研磨プラグは,ガイドピン穴の位置に対するファイバ穴のY軸方向ずれ(Y軸方向は,図4の注記を参

照)をもち,そのずれ量は,フェルール窓の位置に影響を受けることから,フェルールは,フェルール窓の
位置に対して決まった角度で研磨しなければならない。上向き角度プラグの場合は,フェルール窓とガイド
キーの方向が下向き角度プラグのそれとは逆になる。 

MPOアダプタかん合部を図9に,及びMPOアダプタかん合部の寸法を表5に規定する。 

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11 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

図9−MPOアダプタかん合部−プッシュプル 

表5−MPOアダプタかん合部の寸法 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

8.54 

8.74 

− 

9.6 

9.7 

− 

H a) 

12.6 

− 

− 

8.2 

8.4 

− 

− 

1.39 

− 

L b) 

0.1 

− 

1.6 

2.0 

− 

2.4 

2.6 

− 

5.0 

5.1 

− 

5.7 

5.9 

− 

7.8 

− 

− 

3.4 

3.6 

− 

0.95 

1.15 

− 

W a) 

− 

12.2 

− 

3.4 

− 

− 

AA 

45° 

48° 

− 

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12 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

  

表5−MPOアダプタかん合部の寸法(続き) 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

AB 

45° 

50° 

− 

プラグと光アダプタとの結合力及び離脱力は,30.0 N以下とする。 

注a) 光アダプタのラッチの寸法は,プラグと光アダプタとの互換性を保持するために,次の式に従う。 

(

)

mm

53

.0

2

ΦW

ΦH−

b) 機械的基準面Zから係止片端までの距離とする。係止片端は,機械的基準面Zの右側又は左側のいずれに位

置してもよい。 

c) (対応国際規格に記載されている内容は,表中に参照先がないため,注の上段に移動して記載した。) 

MPO-F形プラグ直角研磨かん合部を図10に,及びMPO-F形プラグ直角研磨かん合部の寸法を表6に示

す。 

単位 mm 

注記1 ガイドピン穴に関する規定は,表6の注a) 参照。 
注記2 フェルールの押圧力は,表6の注c) 参照。 
注記3 カップリングの押圧力は,表6の注d) 参照。 

図10−MPO-F形プラグ直角研磨かん合部−プッシュプル 

background image

13 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

表6−MPO-F形プラグ直角研磨かん合部の寸法 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

A a) 

0.699 

0.701 

− 

C b) 

4.597 

4.603 

− 

6.3 

6.5 

− 

D1 h) 

6.7 

− 

− 

8.34 

8.54 

− 

9.49 

9.59 

− 

10.85 

11.05 

− 

12.19 

12.59 

− 

I c), f) 

8.8 

9.2 

− 

7.9 

8.1 

− 

1.4 

− 

− 

L d), e) 

0.2 

0.8 

− 

2.4 

2.6 

− 

2.8 

3.0 

− 

4.89 

4.99 

− 

5.59 

5.69 

− 

5.7 

− 

− 

− 

7.7 

− 

2.9 

3.1 

− 

2.4 

2.5 

− 

U1 h) 

2.7 

− 

− 

AA 

42° 

45° 

− 

AB 

− 

45° 

− 

AC 

− 

45° 

− 

プラグと光アダプタとの結合力及び離脱力は,30.0 N以下とする。 

注a) 各ガイドピン穴には,図5に示すピンゲージが1.7 N以下の力で5.5 mm以上の深さまで入らなければならな

い。さらに,プラグの二つのガイドピン穴には,図6に示すプラグゲージが,3.4 N以下の力で5.5 mm以上
の深さまで入らなければならない。 

b) 二つのガイドピン穴の中心間距離とする。 

c) 非かん合時のプラグ端の中央部ファイバ面からの距離とする。フェルールは,かん合時の弾性力によって変

位するため,寸法Iは変動する。フェルール端面からZ面までの距離Jが8.2 mm〜8.4 mmのとき,フェルー
ルの押圧力は,7.8 N〜11.8 Nとする。 

d) カップリングは,かん合時の弾性力によって変位する。非かん合時のカップリングの端からの距離とする。

カップリングの端からZ面までの距離が0 mm〜0.1 mmのとき,カップリングの押圧力は,2.9 N〜6.9 Nとす
る。 

e) アダプタ結合部は,プラグをアダプタから外すときに,カップリングを図の左方向へずらすことによってロ

ックが外れる構造とする。カップリングの端は,Z面から左方向に2.0 mm以上変位可能でなければならない。 

f) 二つのガイドピン穴の中心を結ぶ線からの距離とする。 

g) (対応国際規格に記載されている内容は,表中に参照先がないため,注の上段に移動して記載した。) 

h) 寸法D1及び寸法U1は,プラグの開口部についての寸法規定である。 

MPO-M形プラグ直角研磨かん合部を図11に,及びMPO-M形プラグ直角研磨かん合部の寸法を表7に

示す。 

background image

14 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

  

単位 mm 

注記1 ガイドピンの保持力の規定は,表7の注a) 参照。 
注記2 フェルールの押圧力は,表7の注c) 参照。 
注記3 カップリングの押圧力は,表7の注d) 参照。 

図11−MPO-M形プラグ直角研磨かん合部−プッシュプル 

表7−MPO-M形プラグ直角研磨かん合部の寸法 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

A a) 

0.697 

0.699 

− 

C b) 

4.597 

4.603 

− 

6.3 

6.5 

− 

D1 i) 

6.7 

− 

− 

8.34 

8.54 

− 

9.49 

9.59 

− 

10.85 

11.05 

− 

12.19 

12.59 

− 

I c), g) 

8.8 

9.2 

− 

7.9 

8.1 

− 

1.4 

− 

− 

L d), e) 

0.2 

0.8 

− 

2.4 

2.6 

− 

2.8 

3.0 

− 

4.89 

4.99 

− 

5.59 

5.69 

− 

background image

15 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

表7−MPO-M形プラグ直角研磨かん合部の寸法(続き) 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

5.7 

− 

− 

− 

7.7 

− 

2.9 

3.1 

− 

2.4 

2.5 

− 

U1 i) 

2.7 

− 

− 

AA 

42° 

45° 

− 

AB 

− 

45° 

− 

AC 

− 

45° 

− 

BA f) 

0.2 

0.4 

− 

BB 

0.2 

0.5 

− 

CA 

1.6 

3.3 

− 

プラグと光アダプタとの結合力及び離脱力は,30.0 N以下とする。 

注a) ガイドピンの保持力は,19.6 N以上とする。表面粗さRzは,0.5 μm以下とする。 

b) 二つのガイドピンの中心間距離とする。 

c) 非かん合時のプラグ端の中央部ファイバ面からの距離とする。フェルールは,かん合時の弾性力によって変

位するため,寸法Iは変動する。フェルール端面からZ面までの距離Jが8.2 mm〜8.4 mmのとき,フェルー
ル押圧力は,7.8 N〜11.8 Nとする。 

d) カップリングは,かん合時の弾性力によって変位する。非かん合時のカップリングの端からの距離とする。

カップリングの端からZ面までの距離が0 mm〜0.1 mmのとき,カップリングの押圧力は,2.9 N〜6.9 Nとす
る。 

e) アダプタ結合部は,プラグをアダプタから外すときに,カップリングを図の左方向へずらすことによってロ

ックが外れる構造とする。カップリングの端は,Z面から左方向に2.0 mm以上変位可能でなければならない。 

f) ガイドピンの先端形状は,曲率半径0.15 mm以上の半球対称形としてもよい。 

g) 二つのガイドピンの中心を結ぶ線からの距離とする。 

h) (対応国際規格に記載されている内容は,表中に参照先がないため,注の上段に移動して記載した。) 

i) 寸法D1及び寸法U1は,プラグの開口部についての寸法規定である。 

MPOバックプレーンハウジングかん合部を図12に,及びMPOバックプレーンハウジングかん合部の

寸法を表8に規定する。 

background image

16 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

  

図12−MPOバックプレーンハウジングかん合部−自己保持 

background image

17 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

注a) G−Gにおいて,内部ハウジングは,内部係止部の結合が完了するとき,図の右方向に,0.9 mm以上変位しな

ければならない。さらに,内部係止部を解放するとき,図の左方向に2 mm以上変位しなければならない。 

b) I部拡大図において,インナラッチスプリングは,内部係止部の着脱時に,0.65 mm以上変位しなければならな

い。 

図12−MPOバックプレーンハウジングかん合部−自己保持(続き) 

表8−MPOバックプレーンハウジングかん合部の寸法 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

8.54 

8.74 

直径の一部 

9.6 

9.7 

直径の一部 

background image

18 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

  

表8−MPOバックプレーンハウジングかん合部の寸法(続き) 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

12.6 

− 

直径の一部 

1.19 

1.39 

− 

0.1 

− 

1.6 

2.0 

− 

2.4 

2.6 

− 

5.0 

5.1 

− 

5.7 

5.9 

− 

3.4 

3.6 

− 

0.95 

1.15 

− 

11.8 

12.2 

直径の一部 

3.4 

− 

− 

AA 

45° 

48° 

AB 

45° 

50° 

DA 

− 

− 

表9参照 

DB 

− 

− 

表9参照 

DC 

12.25 

12.35 

− 

DD 

16.5 

16.6 

− 

DE 

14.3 

14.4 

− 

DF 

9.91 

10.01 

− 

DG 

8.2 

8.4 

− 

DH a) 

7.9 

8.1 

− 

DI a) 

4.15 

4.45 

− 

DJ 

2.65 

2.75 

− 

DK 

4.1 

4.3 

− 

DL 

3.35 

3.45 

− 

DM 

0.9 

1.0 

− 

DN 

0.55 

0.65 

− 

DO 

11.55 

11.65 

− 

DP 

9.91 

10.01 

− 

DQ 

9.15 

9.25 

− 

DR 

0.35 

0.45 

− 

DS 

0.25 

0.35 

− 

DT 

0.55 

0.65 

− 

DU 

0.55 

0.70 

− 

EA 

12.14 

12.2 

− 

EB 

4.95 

5.05 

− 

EC 

7.94 

8.00 

− 

ED 

5.6 

5.8 

− 

EE 

8.15 

8.25 

− 

EF 

5.55 

5.65 

− 

EG 

2.55 

2.65 

− 

EH 

0.85 

0.95 

− 

EI 

8.6 

8.7 

− 

EJ 

1.45 

1.55 

− 

EK 

1.9 

2.0 

− 

EL 

0.35 

0.45 

− 

注a) 内部ハウジングの内部係止部が結合した状態で,最も左側位置に移動したときの値。 

background image

19 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

MPOバックプレーンハウジングの等級及びバックパネル板厚の寸法を,表9に規定する。 

表9−等級及びバックパネル板厚の寸法 

単位 mm 

等級a) 

記号 

寸法 

注記 

最小 

最大 

DA 

2.0 

2.1 

バックパネル板厚2.4 mm 

DB 

2.65 

2.75 

DA 

2.0 

2.1 

バックパネル板厚3.2 mm 

DB 

3.45 

3.55 

注a) 等級は,インタフェースの等級を指す。 

MPOプリント板ハウジングかん合部を図13に,及びMPOプリント板ハウジングかん合部の寸法を表

10に規定する。 

図13−MPOプリント板ハウジングかん合部−自己保持 

background image

20 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

  

図13−MPOプリント板ハウジングかん合部−自己保持(続き) 

background image

21 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

表10−MPOプリント板ハウジングかん合部の寸法 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

8.54 

8.74 

直径の一部 

9.6 

9.7 

直径の一部 

12.6 

− 

直径の一部 

1.19 

1.39 

− 

0.1 

− 

1.6 

2.0 

− 

2.4 

2.6 

− 

5.0 

5.1 

− 

5.7 

5.9 

− 

7.8 

− 

− 

3.4 

3.6 

− 

0.95 

1.15 

− 

11.8 

12.2 

直径の一部 

3.4 

− 

− 

AA 

45° 

48° 

AB 

45° 

50° 

DD a) 

16.5 

16.6 

− 

DE 

14.05 

14.15 

− 

DF 

9.8 

9.9 

− 

DG 

7.9 

8.1 

− 

DP 

9.8 

9.9 

− 

EA 

12.21 

12.27 

− 

EB 

5.1 

5.2 

− 

EC 

8.01 

8.07 

− 

ED 

5.9 

6.1 

− 

EH 

0.75 

0.85 

− 

FA 

9.1 

9.3 

− 

FB 

0.6 

0.8 

− 

FC 

1.35 

1.65 

− 

FD 

0.25 

0.35 

− 

FE 

11.05 

11.15 

− 

FF 

1.55 

1.65 

− 

FG 

8.9 

9.0 

− 

FH 

1.4 

1.6 

− 

FI 

1.9 

2.2 

− 

FJ 

6.35 

6.55 

− 

FK 

2.9 

3.0 

− 

FL 

0.35 

0.45 

− 

注a) 主係止片の先端部の間隔。バックプレーンハウジング及びプリント板ハウジングが,結合又は離脱する場合,

18.6 mm以上にならなければならない。 

MPOアダプタ(キー溝同一方向)かん合部を図14に,及びMPOアダプタ(キー溝同一方向)かん合

部の寸法を表11に規定する。 

background image

22 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

  

図14−MPOアダプタ(キー溝同一方向)かん合部−プッシュプル 

表11−MPOアダプタ(キー溝同一方向)かん合部の寸法 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

8.54 

8.74 

− 

9.6 

9.7 

− 

H a) 

12.6 

− 

− 

I c) 

8.2 

8.4 

− 

− 

1.39 

− 

L b) 

0.1 

− 

1.6 

2.0 

− 

2.4 

2.6 

− 

5.0 

5.1 

− 

5.7 

5.9 

− 

7.8 

− 

− 

3.4 

3.6 

− 

0.95 

1.15 

− 

W a) 

− 

12.2 

− 

3.4 

− 

− 

AA 

45° 

48° 

− 

background image

23 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

表11−MPOアダプタ(キー溝同一方向)かん合部の寸法(続き) 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

AB 

45° 

50° 

− 

プラグと光アダプタとの結合力及び離脱力は,30.0 N以下とする。 

注a) 光アダプタのラッチの寸法は,プラグと光アダプタとの互換性を保持するために,次の式に従う。 

(

)

mm

53

.0

2

ΦW

ΦH−

b) 機械的基準面Zから係止片端までの距離とする。係止片端は,機械的基準面Zの右側又は左側のいずれに位

置してもよい。 

c) MPOコネクタプラグ接続用のガイドキー溝が同一方向に設置されている。寸法Iは,機械的基準面Zから光

アダプタの中心線を結ぶ点までの距離とする。 

d) (対応国際規格に記載されている内容は,表中に参照先がないため,注の上段に移動して記載した。) 

MPOコネクタ形光デバイスレセプタクル斜め研磨を図15に,及びMPOコネクタ形光デバイスレセプ

タクル斜め研磨の寸法を表12に規定する。 

単位 mm 

図15−MPOコネクタ形光デバイスレセプタクル斜め研磨−自己保持 

background image

24 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

  

表12−MPOコネクタ形光デバイスレセプタクル斜め研磨の寸法 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

A e) 

0.697 

0.699 

− 

8.54 

8.74 

− 

9.6 

9.7 

− 

H a) 

12.6 

− 

− 

I c) 

8.2 

8.4 

− 

− 

1.39 

− 

L b) 

0.1 

− 

1.6 

2.0 

− 

2.4 

2.6 

− 

5.0 

5.1 

− 

5.7 

5.9 

− 

7.8 

− 

− 

3.4 

3.6 

− 

− 

0.8 

− 

0.95 

1.15 

− 

W a) 

− 

12.2 

− 

3.4 

− 

− 

AA 

45° 

48° 

− 

AB 

45° 

50° 

− 

AD 

7.5° 

8.5° 

− 

BA 

0.2 

0.4 

− 

BB 

0.2 

0.5 

− 

CA 

1.6 

3.3 

− 

プラグと光アダプタとの結合力及び離脱力は,30.0 N以下とする。 

注a) 光アダプタのラッチの寸法は,プラグと光アダプタとの互換性を保持するために,次の式に従う。 

(

)

mm

53

.0

2

ΦW

ΦH−

b) 機械的基準面Zから係止片端までの距離とする。係止片端は,機械的基準面Zの右側又は左側のいずれに位

置してもよい。 

c) 二つのガイドピンの中心を結ぶ線からの距離とする。 

d) (対応国際規格に記載されている内容は,表中に参照先がないため,注の上段に移動して記載した。) 

e) ガイドピンの保持力は,19.6 N以上とする。表面粗さRzは,0.5 μm以下とする。 

MPOコネクタ形光デバイスレセプタクル直角研磨を図16に,及びMPOコネクタ形光デバイスレセプ

タクル直角研磨の寸法を表13に規定する。 

background image

25 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

単位 mm 

図16−MPOコネクタ形光デバイスレセプタクル直角研磨−自己保持 

表13−MPOコネクタ形光デバイスレセプタクル直角研磨の寸法 

単位 mm 

記号 

寸法 

注記 

最小値 

最大値 

A e) 

0.697 

0.699 

− 

8.54 

8.74 

− 

9.6 

9.7 

− 

H a) 

12.6 

− 

− 

I c) 

8.2 

8.4 

− 

− 

1.39 

− 

L b) 

0.1 

− 

1.6 

2.0 

− 

2.4 

2.6 

− 

5.0 

5.1 

− 

5.7 

5.9 

− 

7.8 

− 

− 

3.4 

3.6 

− 

0.95 

1.15 

− 

W a) 

− 

12.2 

− 

3.4 

− 

− 

AA 

45° 

48° 

− 

AB 

45° 

50° 

− 

BA 

0.2 

0.4 

− 

BB 

0.2 

0.5 

− 

CA 

1.6 

3.3 

− 

background image

26 

C 5964-7-1:2020 (IEC 61754-7-1:2014) 

  

表13−MPOコネクタ形光デバイスレセプタクル直角研磨の寸法(続き) 

プラグと光アダプタとの結合力及び離脱力は,30.0 N以下とする。 

注a) 光アダプタのラッチの寸法は,プラグと光アダプタとの互換性を保持するために,次の式に従う。 

(

)

mm

53

.0

2

ΦW

ΦH−

b) 機械的基準面Zから係止片端までの距離とする。係止片端は,機械的基準面Zの右側又は左側のいずれに位

置してもよい。 

c) 二つのガイドピンの中心を結ぶ線からの距離とする。 

d) (対応国際規格に記載されている内容は,表中に参照先がないため,注の上段に移動して記載した。) 

e) ガイドピンの保持力は,19.6 N以上とする。表面粗さRzは,0.5 μm以下とする。