C 5964-4:2014
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
2A 用語及び定義 ················································································································ 2
3 概要······························································································································· 2
4 かん合標準 ······················································································································ 2
4.1 一般事項 ······················································································································ 2
4.2 かん合できる組合せ ······································································································· 3
4.3 かん合部及び寸法 ·········································································································· 4
附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 31
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 5964の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 5964-4 第4部:SC形光ファイバコネクタ類(F04形)
JIS C 5964-4-1 第4-1部:SC形光ファイバコネクタ類−SC-PC簡易レセプタクル(F16形)(予定)
JIS C 5964-5 第5部:MTコネクタ類(F12形)
JIS C 5964-6 第6部:MU形光ファイバコネクタ類(F14形)
JIS C 5964-6-1 第6-1部:MU形光ファイバコネクタ類−MU-PC簡易レセプタクル(F17形)
JIS C 5964-7 第7部:MPOコネクタ類(F13)
JIS C 5964-18 第18部:MT-RJコネクタ類(F19形)(予定)
JIS C 5964-20 第20部:LC形光コネクタ類
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日本工業規格 JIS
C 5964-4:2014
光ファイバコネクタかん合標準−第4部:
SC形光ファイバコネクタ類(F04形)
Fiber optic connector interfaces-
Part 4: Type SC connector family (F04 Type)
序文
この規格は,2013年に第2版として発行されたIEC 61754-4を基に,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1
適用範囲
この規格は,SC形光ファイバコネクタ類のかん合構造及び互換寸法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61754-4:2013,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Fibre optic connector
interfaces−Part 4: Type SC connector family(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 5962 光ファイバコネクタ通則
JIS C 5965-3-1 光ファイバコネクタ光学互換−第3-1部:シングルモード光ファイバ用直径2.5 mm
及び1.25 mm円筒形全ジルコニア直角PC端面フェルール光学互換標準
注記 対応国際規格:IEC 61755-3-1,Fibre optic connector optical interfaces−Part 3-1: Optical interface,
2.5 mm and 1.25 mm diameter cylindrical full zirconia PC ferrule, single mode fibre(IDT)
JIS C 5965-3-2 光ファイバコネクタ光学互換−第3-2部:シングルモード光ファイバ用直径2.5 mm
及び1.25 mm円筒形全ジルコニア8度斜めPC端面フェルール光学互換標準
注記 対応国際規格:IEC 61755-3-2,Fibre optic connector optical interfaces−Part 3-2: Optical interface,
2.5 mm and 1.25 mm diameter cylindrical full zirconia ferrules for 8 degrees angled-PC single mode
fibres(IDT)
JIS C 61300-3-22 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-22部:フ
ェルール押圧力測定
2
C 5964-4:2014
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2A
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 5962の3.(用語の定義)によるほか,次による。
2A.1
プッシュプル(Push pull)締結方式
光コネクタプラグを光アダプタ又は光レセプタクルに挿入することによって,光アダプタ又は光レセプ
タクルと光コネクタプラグとが結合してロックでき,光コネクタプラグのつまみを引くことによってロッ
クを解除し,光アダプタ又は光レセプタクルから光コネクタプラグを離脱できる締結方式。
2A.2
機械的突き当て構造(mechanical stop feature)
フェルールは可動するため,光コネクタプラグの光学的基準点を光レセプタクル内部で規定の位置に保
持する構造。
3
概要
このSC形光ファイバコネクタ類は,直径2.5 mmのフェルールを用いることを特徴とする,光コネクタ
プラグ及び光アダプタで構成する光ファイバコネクタである。この光ファイバコネクタは,プッシュプル
形のかん合機構及び光軸方向に力を加えるばねをもつ。光コネクタプラグには1個のガイドキーがあり,
そのガイドキーが,かん合するとき,光コネクタプラグ及び光アダプタの接続方向並びに位置関係に制限
を加える。光ファイバコネクタの光学的な整列方法は,弾性スリーブ又は非弾性スリーブとする。
光レセプタクルは光コネクタプラグを保持し,光レセプタクル内部に規定する位置で光コネクタプラグ
の光学的基準点を機械的に維持する。
4
かん合標準
4.1
一般事項
この規格は,次のかん合標準を対象とする。
− かん合標準IEC 61754-4-1:単心光コネクタプラグかん合標準−プッシュプル,直角PC端面(図1参
照)
− かん合標準IEC 61754-4-2:単心光アダプタかん合標準−プッシュプル(図2参照)
− かん合標準IEC 61754-4-3:2心光コネクタプラグかん合標準−プッシュプル,直角PC端面(図4参
照)
− かん合標準IEC 61754-4-4:2心光アダプタかん合標準−プッシュプル(図5参照)
− かん合標準IEC 61754-4-5:単心光コネクタプラグかん合標準−プッシュプル,8度斜めPC端面(図6
参照)
− かん合標準IEC 61754-4-6:2心光コネクタプラグかん合標準−プッシュプル,8度斜めPC端面(図7
参照)
− かん合標準IEC 61754-4-X1:単心光レセプタクルかん合標準−8度斜めPC端面光コネクタプラグ用(図
8参照)
− かん合標準IEC 61754-4-X2:単心光レセプタクルかん合標準−直角PC端面光コネクタプラグ用(図9
参照)
− かん合標準IEC 61754-4-X3:2心光レセプタクルかん合標準−8度斜めPC端面光コネクタプラグ用(図
10参照)
3
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− かん合標準IEC 61754-4-X4:2心光レセプタクルかん合標準−直角PC端面光コネクタプラグ用(図
11参照)
かん合標準IEC 61754-4-1及びかん合標準IEC 61754-4-3は,直角PC端面のフェルールをもつ。
かん合標準IEC 61754-4-5及びかん合標準IEC 61754-4-6は,8度斜めPC端面のフェルールをもつ。
4.2
かん合できる組合せ
表1に各かん合標準でかん合できる組合せを示す。規定の光学特性を得るには,対向する光コネクタプ
ラグも同じ端面のフェルールをもっていなければならない。
表1−かん合できる組合せ
光コネクタ
プラグの
かん合標準
光アダプタのかん合
標準
光レセプタクルのかん合標準
IEC
61754-4-2
(単心)
IEC
61754-4-4
(2心)
IEC 61754-4-X1
(単心,8度斜め
PC端面光コネク
タプラグ用)
IEC 61754-4-X2
(単心,直角PC
端面光コネクタ
プラグ用)
IEC 61754-4-X3
(2心,8度斜め
PC端面光コネク
タプラグ用)
IEC 61754-4-X4
(2心,直角PC
端面光コネクタ
プラグ用)
IEC
61754-4-1
(単心,直角
PC端面)
○
○
−
○
−
○
IEC
61754-4-3
(2心,直角
PC端面)
−
○
−
−
−
○
IEC
61754-4-5
(単心,8度
斜めPC端面)
○
○
○
−
○
−
IEC
61754-4-6
(2心,8度
斜めPC端面)
−
○
−
−
○
−
注記 “○”はかん合できることを示し,“−”はかん合できないことを示す。
注記1 かん合標準番号は“IEC”を付記するのが正しい(4.1参照)が,対応国際規格の表1では“IEC”
が省略されているので,この規格では省略せず付記した。
注記2 対応国際規格の表1の最左列最下行が,“61754-4-8”と間違った記載になっているため,正
しい記載である“61754-4-6”に変更した。
4
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4.3
かん合部及び寸法
単心光コネクタプラグ(プッシュプル,直角PC端面)かん合部を図1に,その寸法を表2に,等級ご
とのA寸法を表3に示す。
なお,光ファイバがシングルモードの場合のフェルール詳細寸法は,JIS C 5965-3-1による。
図1−単心光コネクタプラグ(プッシュプル,直角PC端面)かん合部
A−A
B方向からの投影図
フェルール端面の形状
C方向からの投影図
5
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表2−単心光コネクタプラグ(プッシュプル,直角PC端面)かん合部の寸法
単位 mm
記号
寸法
注記
最小
最大
A a)
表3による
直径
B
4.8
4.9
直径
C
6.8
7.4
D
4.9
5.3
E
6.7
6.8
F(°)
19
23
角度
G(°)
25
35
角度
H b)
7.15
7.5
I
0.8
1.2
J
5.3
5.5
K
−
0.05
L c)
2.11
−
M c) d)
2
2.8
N
6.6
6.8
O
1.6
1.8
P
8.89
8.99
Q
0.8
1.0
R
7.29
7.39
S
0.8
0.9
半径
T
4.05
4.15
U
5.4
5.6
V c)
0
0.5
BC
0
0.5
45°面取り
BF e)
5
30
半径
BG
0.8
−
直径(JIS C 5965-3-1参照)
BI(°)
25
35
角度
注a) 面取りC又は丸みRは,フェルール端面から深さ方向に1.2 mmまで許容する。
b) Hは,非かん合状態の寸法である。フェルールは,端面に直接触れて軸方向に力が加わることによっ
て動くため,寸法Hは変動する。寸法Hが7 mm±0.1 mmのとき,フェルール押圧力は7.8 N〜11.8 N
とする。フェルール押圧力の測定方法は,JIS C 61300-3-22による。
c) つまみは左右に動き,L,M及びVは,つまみが最も右側にあるときの寸法である。
d) つまみが最も左側まで動いたとき,Mの右側の点が機械的基準面の左まで変位できる構造とする。
e) 頂点偏心量は,50 μm未満とする。
6
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表3−単心光コネクタプラグ(プッシュプル,直角PC端面)かん合部の等級ごとのA寸法
単位 mm
光ファイバ
等級a)
寸法
A
最小
最大
シングルモード
A
JIS C 5965-3-1による
B
JIS C 5965-3-1による
C
JIS C 5965-3-1による
D
JIS C 5965-3-1による
マルチモード
Am
2.497
2.500
Bm
2.497
2.500
Cm
2.494
2.500
注a) 等級は,かん合標準を示す番号に追記する。
7
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単心光アダプタ(プッシュプル)かん合部を図2に,その寸法を表4に,等級1におけるA寸法を表5
に示す。
図2−単心光アダプタ(プッシュプル)かん合部
B方向からの投影図
A−A
8
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4−単心光アダプタ(プッシュプル)かん合部の寸法
単位 mm
記号
寸法
注記
最小
最大
A
表5による
直径
B
4.69
4.79
直径
D
4.9
5.5
H
6.9
7.1
I
0.4
0.8
J
5.51
5.9
K
0.06
1
L
1.9
2.1
O
2
2.2
P
9
9.1
R
7.4
7.5
S
1
1.1
半径
T
3.8
4.04
U
5
5.3
V
0.6
1.6
AA(°)
27
33
角度
AB
0.8
1
AC
0.4
0.6
半径
AD
0.7
0.8
AE
0.4
0.6
AI
2.7
2.8
BA
5.4
5.6
BB
10.8
11.2
注記 寸法BA及びBBは,図2の破線で示す構造でもよい。
表5−単心光アダプタ(プッシュプル)かん合部の等級1におけるA寸法
等級a)
寸法
A
最小
最大
1 b)
−
−
注a) 等級は,かん合標準を示す番号に追記する。
b) この光ファイバコネクタの整列構造は,弾性スリーブによる。弾性スリーブの場合,等級ごとの寸法
は規定しない。ただし,光アダプタの一端から図3及び表6に示すピンゲージを挿入している状態で,
光アダプタの他端からもう一つのピンゲージが光アダプタの中央まで,2 N〜5.9 Nの力で挿入できな
ければならない。ここでいう光アダプタの中央とは,寸法Hの右端である。
ピンゲージの一例を図3に,その寸法を表6に示す。
9
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図3−ピンゲージ
表6−ピンゲージの寸法
単位 mm
記号
寸法
注記
最小
最大
CK
2.498 5
2.499 5
表面粗さは,Ra 0.2 μm未満が望
ましい。
CL
2.8
4.8
CN
7
15
面取りC又は丸みR
10
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2心光コネクタプラグ(プッシュプル,直角PC端面)かん合部を図4に,その寸法を表7に,等級ごと
のA寸法を表8に示す。
なお,光ファイバがシングルモードの場合のフェルール詳細寸法は,JIS C 5965-3-1による。
図4−2心光コネクタプラグ(プッシュプル,直角PC端面)かん合部
A−A
B方向からの投影図
フェルール端面の形状
11
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表7−2心光コネクタプラグ(プッシュプル,直角PC端面)かん合部の寸法
単位 mm
記号
寸法
注記
最小
最大
A a)
表8による
直径
B
4.8
4.9
直径
C
6.8
7.4
D
4.9
5.3
E
6.7
6.8
F(°)
19
23
角度
G(°)
25
35
角度
H b)
7.15
7.5
I
0.8
1.2
J
5.3
5.5
K
−
0.05
L c)
2.11
−
M c) d)
2
2.8
N
6.6
6.8
O
1.6
1.8
P e)
8.79
8.89
Q
0.8
1.0
R
7.29
7.39
S
0.8
0.9
半径
T
4.05
4.15
U
5.4
5.6
V c)
0
0.5
BC
0
0.5
45°面取り
DB f)
12.65
12.75
DD
7
−
BF g)
5
30
半径
BG
0.8
−
直径(JIS C 5965-3-1参照)
BI(°)
25
35
角度
注a) 面取りC又は丸みRは,フェルール端面から深さ方向に1.2 mmまで許容する。
b) Hは,非かん合状態の寸法である。フェルールは,端面に直接触れて軸方向に力が加わることによって動
くため,寸法Hは変動する。寸法Hが7 mm±0.1 mmのとき,フェルール押圧力は7.8 N〜11.8 Nとする。
フェルール押圧力の測定方法は,JIS C 61300-3-22による。
c) つまみは左右に動き,L,M及びVは,つまみが最も右側にあるときの寸法である。
d) つまみが最も左側まで動いたとき,Mの右側の点が機械的基準面の左まで変位できる構造とする。
e) 単心のつまみを可とう(撓)性のある部材で結合した場合は,寸法Pは8.89 mm〜8.99 mmとする。
f) 単心のつまみをクリアランスのある部材又は可とう(撓)性のある部材で結合した場合,寸法DBは12.25
mm〜13.15 mmとする。
g) 頂点偏心量は50 μm未満とする。
12
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表8−2心光コネクタプラグ(プッシュプル,直角PC端面)かん合部の等級ごとのA寸法
単位 mm
光ファイバ
等級a)
寸法
A
最小
最大
シングルモード
A
JIS C 5965-3-1による
B
JIS C 5965-3-1による
C
JIS C 5965-3-1による
D
JIS C 5965-3-1による
マルチモード
Am
2.497
2.500
Bm
2.497
2.500
注a) 等級は,かん合標準を示す番号に追記する。
13
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2心光アダプタ(プッシュプル)かん合部を図5に,その寸法を表9に,等級1におけるA寸法を表10
に示す。
図5−2心光アダプタ(プッシュプル)かん合部
A−A
B−B
14
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表9−2心光アダプタ(プッシュプル)かん合部の寸法
単位 mm
記号
寸法
注記
最小
最大
A
表10による
直径
B
4.39
4.69
直径
D
4.9
5.5
H
6.9
7.1
I
0.4
0.8
J
5.51
5.9
K
0.06
1
L
1.9
2.1
O
2
2.2
P
9
9.1
R
7.4
7.5
S
1
1.1
半径
T
3.8
4.04
U
5
5.3
V
0.6
1.6
AA(°)
27
33
角度
AB
0.8
1
AC
0.4
0.6
半径
AD
0.7
0.8
AE
0.4
0.6
AI
2.7
2.8
BA
5.4
5.6
BB
10.8
11.2
DB
12.65
12.75
DD
−
6.99
注記 寸法BA及びBBは,図5の破線で示す構造でもよい。
表10−2心光アダプタ(プッシュプル)かん合部の等級1におけるA寸法
等級a)
寸法
A
最小
最大
1 b)
−
−
注a) 等級は,かん合標準を示す番号に追記する。
b) この光ファイバコネクタの整列構造は,弾性スリーブによる。弾性スリーブの場合,等級ごとの寸法は規
定しない。ただし,光アダプタの一端から図3及び表6に示すピンゲージを挿入している状態で,光アダ
プタの他端からもう一つのピンゲージが光アダプタの中央まで,2 N〜5.9 Nの力で挿入できなければなら
ない。ここでいう光アダプタの中央とは,寸法Hの右端である。
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
光ファイバコネクタのガイドキーに対して8度の角度でフェルールの端面を球面研磨した単心光コネク
タプラグ(プッシュプル,8度斜めPC端面)かん合部を図6に,その寸法を表11に示す。
なお,フェルール詳細寸法は,JIS C 5965-3-2による。
図6−単心光コネクタプラグ(プッシュプル,8度斜めPC端面)かん合部
A−A
B方向からの投影図
C方向からの拡大投影図
D方向からの投影図
16
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−単心光コネクタプラグ(プッシュプル,8度斜めPC端面)かん合部の寸法
単位 mm
記号
寸法
注記
最小
最大
A a)
−
2.499 5
直径
B
4.8
4.9
直径
C
6.8
7.4
D
4.9
5.3
E
6.7
6.8
F(°)
19
23
角度
G(°)
25
35
角度
H b)
7.15
7.5
I
0.8
1.2
J
5.3
5.5
K
−
0.05
L c)
2.11
−
M c) d)
2
2.8
N
6.6
6.8
O
1.6
1.8
P
8.89
8.99
Q
0.8
1.0
R
7.29
7.39
S
0.8
0.9
半径
T
4.05
4.15
U
5.4
5.6
V c)
0
0.5
BC
0
0.5
45°面取り
EA(°)e)
90
基準寸法,角度
注a) フェルール詳細寸法及び等級は,JIS C 5965-3-2による。等級は,かん合標準を示す番号に追記する。
b) Hは,非かん合状態の寸法である。フェルールは,端面に直接触れて軸方向に力が加わることによって動
くため,寸法Hは変動する。寸法Hが7 mm±0.1 mmのとき,フェルール押圧力は7.8 N〜11.8 Nとする。
フェルール押圧力の測定方法は,JIS C 61300-3-22による。
c) つまみは左右に動き,L,M及びVは,つまみが最も右側にあるときの寸法である。
d) つまみが最も左側まで動いたとき,Mの右側の点が機械的基準面の左まで変位できる構造とする。
e) EAは,平面Eと平面Fとがなす角度である。平面Eは,フェルールの中心軸及び8度斜めPC端面光コネ
クタプラグのガイドキーの対称軸を含む平面である。平面Fは,フェルールの中心軸を含む,8度斜めPC
端面の角度基準面に対して垂直な平面である。
注記 対応国際規格の表11では,A寸法の最大値は,マルチモードに対応する“2.500”となってい
るが,国内では,8度斜めPC端面をもつ光コネクタプラグでは,マルチモードは用いないため,
この規格では,シングルモードに対応する“2.499 5”とした。
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C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2心光コネクタプラグ(プッシュプル,8度斜めPC端面)かん合部を図7に,その寸法を表12に示す。
なお,フェルール詳細寸法は,JIS C 5965-3-2による。
図7−2心光コネクタプラグ(プッシュプル,8度斜めPC端面)かん合部
A−A
B方向からの投影図
C方向からの拡大投影図
18
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表12−2心光コネクタプラグ(プッシュプル,8度斜めPC端面)かん合部の寸法
単位 mm
記号
寸法
注記
最小
最大
A a)
−
2.499 5
直径
B
4.8
4.9
直径
C
6.8
7.4
D
4.9
5.3
E
6.7
6.8
F(°)
19
23
角度
G(°)
25
35
角度
H b)
7.15
7.5
I
0.8
1.2
J
5.3
5.5
K
−
0.05
L c)
2.11
−
M c) d)
2
2.8
N
6.6
6.8
O
1.6
1.8
P e)
8.79
8.89
Q
0.8
1.0
R
7.29
7.39
S
0.8
0.9
半径
T
4.05
4.15
U
5.4
5.6
V c)
0
0.5
BC
0
0.5
45°面取り
DB f)
12.65
12.75
DD
7
−
EA(°)g)
90
基準寸法,角度
注a) フェルール詳細寸法及び等級は,JIS C 5965-3-2による。等級は,かん合標準を示す番号に追記する。
b) Hは,非かん合状態の寸法である。フェルールは,端面に直接触れて軸方向に力が加わることによって動
くため,寸法Hは変動する。寸法Hが7 mm±0.1 mmのとき,フェルール押圧力は7.8 N〜11.8 Nとする。
フェルール押圧力の測定方法は,JIS C 61300-3-22による。
c) つまみは左右に動き,L,M及びVは,つまみが最も右側にあるときの寸法である。
d) つまみが最も左側まで動いたとき,Mの右側の点が機械的基準面の左まで変位できる構造とする。
e) 単心のつまみを可とう(撓)性のある部材で結合した場合,寸法Pは8.89 mm〜8.99 mmとする。
f) 単心のつまみをクリアランスのある部材又は可とう(撓)性のある部材で結合した場合,寸法DBは12.25
mm〜13.15 mmとする。
g) EAは,平面Dと平面Eとがなす角度である。平面Dは,フェルールの中心軸及び8度斜めPC端面光コネ
クタプラグのガイドキーの対称軸を含む平面である。平面Eは,フェルールの中心軸を含む8度斜めPC
端面の角度基準面に対して垂直な平面である。
注記 対応国際規格の表12では,A寸法の最大値は,マルチモードに対応する“2.500”となってい
るが,国内では,8度斜めPC端面をもつ光コネクタプラグでは,マルチモードは用いないため,
この規格では,シングルモードに対応する“2.499 5”とした。
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C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単心光レセプタクル(8度斜めPC端面光コネクタプラグ用)かん合部を図8に,その寸法を表13に,
整列構造の等級ごとのA寸法を表14に,突き当て構造の等級ごとのOA及びOD寸法を表15に示す。
図8−単心光レセプタクル(8度斜めPC端面光コネクタプラグ用)かん合部
A−A
B方向からの投影図
C部の詳細−機械的突き当て構造
20
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表13−単心光レセプタクル(8度斜めPC端面光コネクタプラグ用)かん合部の寸法
単位 mm
記号
寸法
注記
最小
最大
A
表14による
直径
B
4.39
4.79
直径
D
4.9
5.5
H a)
6.9
7.1
I
0.4
0.8
J
5.51
5.9
K
0.06
1
L
1.9
2.1
O
2
2.2
P
9
9.2
R
7.4
7.5
S
1
1.1
半径
T
3.8
4.04
U
5
5.3
V
0.6
1.6
AA(°)
27
33
角度
AB
0.8
1
AC
0.4
0.6
半径
AD
0.7
0.8
AE
0.4
0.6
BA
5.4
5.6
BB
11
11.2
OA a)
表15による
OC
0
0.05
半径
OD a)
表15による
注記 寸法BA及びBBは,図8の破線で示す構造でもよい。
注a) 機械的突き当て構造の例を,図8に示す。JIS C 5965-3-2に規定するフェルールの光学的基準点の公差域は,
表15による。
21
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表14−単心光レセプタクル(8度斜めPC端面光コネクタプラグ用)かん合部の
整列構造の等級ごとのA寸法
単位 mm
等級a)
寸法
A
最小
最大
1 b)
2.500
2.502
2 b)
2.501
2.504
3 b)
2.501
2.510
4 b)
2.501
2.525
5 c)
−
−
注a) 等級は,かん合標準を示す番号に追記する。
b) この光ファイバコネクタの整列構造は,非弾性スリーブによる。
c) この光ファイバコネクタの整列構造は,弾性スリーブによる。等級5の光ファイバコネクタの整列構造
は弾性スリーブによるもので,寸法Aは規定しない。ただし,図3及び表6に示すピンゲージが光レ
セプタクルの中央まで,2.9 N〜5.9 Nの力で挿入できなければならない。ここでいう光レセプタクルの
中央とは,寸法Hの右端である。
表15−単心光レセプタクル(8度斜めPC端面光コネクタプラグ用)かん合部の
突き当て構造の等級ごとのOA及びOD寸法
等級a)
寸法
mm
寸法
μm
OA
OD
間隙
最小
最大
A b)
0.15
0.2
±15
B b)
0.15
0.35
±40
N b)
0.15
−
−
X c)
−
−
−
注a) この等級は,整列構造を示す等級に追記する。
b) この光ファイバコネクタの整列構造は,非弾性スリーブによる。
c) この光ファイバコネクタの整列構造は,弾性スリーブによる。
22
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単心光レセプタクル(直角PC端面光コネクタプラグ用)かん合部を図9に,その寸法を表16に,整列
構造の等級ごとのA寸法を表17に,突き当て構造の等級ごとのOA及びOD寸法を表18に示す。
図9−単心光レセプタクル(直角PC端面光コネクタプラグ用)かん合部
B方向からの投影図
A−A
C部の詳細−機械的突き当て構造
23
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表16−単心光レセプタクル(直角PC端面光コネクタプラグ用)かん合部の寸法
単位 mm
記号
寸法
注記
最小
最大
A
表17による
直径
B
4.39
4.79
直径
D
4.9
5.5
H a)
6.9
7.1
I
0.4
0.8
J
5.51
5.9
K
0.06
1
L
1.9
2.1
O
2
2.2
P
9
9.2
R
7.4
7.5
S
1
1.1
半径
T
3.8
4.04
U
5
5.3
V
0.6
1.6
AA(°)
27
33
角度
AB
0.8
1
AC
0.4
0.6
半径
AD
0.7
0.8
AE
0.4
0.6
BA
5.4
5.6
BB
11
11.2
OA a)
表18による
半径
OC
0
0.15
半径
OD a)
表18による
注記 寸法BA及びBBは,図9の破線で示す構造でもよい。
注a) 機械的突き当て構造の例を,図9に示す。表3に規定するフェルールの光学的基準点の公差域は,表18に
よる。
24
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表17−単心光レセプタクル(直角PC端面光コネクタプラグ用)かん合部の
整列構造の等級ごとのA寸法
単位 mm
等級a)
寸法
A
最小
最大
1 b)
2.500
2.502
2 b)
2.501
2.504
3 b)
2.501
2.510
4 b)
2.501
2.525
5 c)
−
−
注a) 等級は,かん合標準を示す番号に追記する。
b) この光ファイバコネクタの整列構造は,非弾性スリーブによる。
c) この光ファイバコネクタの整列構造は,弾性スリーブによる。等級5の光ファイバコネクタの整列構造
は弾性スリーブによるもので,寸法Aは規定しない。ただし,図3及び表6に示すピンゲージが光レセ
プタクルの中央まで,2 N〜5.9 Nの力で挿入できなければならない。ここでいう光レセプタクルの中央
とは,寸法Hの右端である。
表18−単心光レセプタクル(直角PC端面光コネクタプラグ用)かん合部の
突き当て構造の等級ごとのOA及びOD寸法
等級a)
寸法
mm
寸法
μm
OA
OD
間隙
最小
最大
A b)
0.15
0.2
± 5
B b)
0.15
0.35
±10
N b)
0.15
1.25
−
X c)
−
−
−
注a) この等級は,整列構造を示す等級に追記する。
b) この光ファイバコネクタの整列構造は,非弾性スリーブによる。
c) この光ファイバコネクタの整列構造は,弾性スリーブによる。
25
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2心光レセプタクル(8度斜めPC端面光コネクタプラグ用)かん合部を図10に,その寸法を表19に,
整列構造の等級ごとのA寸法を表20に,突き当て構造の等級ごとのOA及びOD寸法を表21に示す。
図10−2心光レセプタクル(8度斜めPC端面光コネクタプラグ用)かん合部
C部の詳細−機械的突き当て構造
B−B
A−A
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C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表19−2心光レセプタクル(8度斜めPC端面光コネクタプラグ用)かん合部の寸法
単位 mm
記号
寸法
注記
最小
最大
A
表20による
直径
B
4.39
4.69
直径
D
4.9
5.5
H a)
6.9
7.1
I
0.4
0.8
J
5.51
5.9
K
0.06
1
L
1.9
2.1
O
2
2.2
P
9
9.1
R
7.4
7.5
S
1
1.1
半径
T
3.8
4.04
U
5
5.3
V
0.6
1.6
AA(°)
27
33
角度
AB
0.8
1
AC
0.4
0.6
半径
AD
0.7
0.8
AE
0.4
0.6
BA
5.4
5.6
BB
11
11.2
DB
12.65
12.75
DD
−
6.99
OA a)
表21による
OC
0
0.15
半径
OD a)
表21による
注記 寸法BA及びBBは,図10の破線で示す構造でもよい。
注a) 機械的突き当て構造の例を,図10に示す。JIS C 5965-3-2に規定するフェルールの光学的基準点の公差域
は,表21による。
27
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表20−2心光レセプタクル(8度斜めPC端面光コネクタプラグ用)かん合部の
整列構造の等級ごとのA寸法
単位 mm
等級a)
寸法
A
最小
最大
1 b)
2.500
2.502
2 b)
2.501
2.504
3 b)
2.501
2.510
4 b)
2.501
2.525
5 c)
−
−
注a) 等級は,かん合標準を示す番号に追記する。
b) この光ファイバコネクタの整列構造は,非弾性スリーブによる。
c) この光ファイバコネクタの整列構造は,弾性スリーブによる。等級5の光ファイバコネクタの整列構造
は弾性スリーブによるもので,寸法Aは規定しない。ただし,図3及び表6に示すピンゲージが光レセ
プタクルの中央まで,2.9 N〜5.9 Nの力で挿入できなければならない。ここでいう光レセプタクルの中央
とは,寸法Hの右端である。
表21−2心光レセプタクル(8度斜めPC端面光コネクタプラグ用)かん合部の
突き当て構造の等級ごとのOA及びOD寸法
等級a)
寸法
mm
寸法
μm
OA
OD
間隙
最小
最大
A b)
0.15
0.2
±15
B b)
0.15
0.35
±40
N b)
0.15
−
−
X c)
−
−
−
注a) この等級は,整列構造を示す等級に追記する。
b) この光ファイバコネクタの整列構造は,非弾性スリーブによる。
c) この光ファイバコネクタの整列構造は,弾性スリーブによる。
28
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2心光レセプタクル(直角PC端面光コネクタプラグ用)かん合部を図11に,その寸法を表22に,整列
構造の等級ごとのA寸法を表23に,突き当て構造の等級ごとのOA及びOD寸法を表24に示す。
図11−2心光レセプタクル(直角PC端面光コネクタプラグ用)かん合部
A−A
B−B
C部の詳細−機械的突き当て構造
29
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表22−2心光レセプタクル(直角PC端面光コネクタプラグ用)かん合部の寸法
単位 mm
記号
寸法
注記
最小
最大
A
表23による
直径
B
4.39
4.69
直径
D
4.9
5.5
H a)
6.9
7.1
I
0.4
0.8
J
5.51
5.9
K
0.06
1
L
1.9
2.1
O
2
2.2
P
9
9.1
R
7.4
7.5
S
1
1.1
半径
T
3.8
4.04
U
5
5.3
V
0.6
1.6
AA(°)
27
33
角度
AB
0.8
1
AC
0.4
0.6
半径
AD
0.7
0.8
AE
0.4
0.6
BA
5.4
5.6
BB
11
11.2
DB
12.65
12.75
DD
−
6.99
OA a)
表24による
半径
OC
0
0.05
半径
OD a)
表24による
注記 寸法BA及びBBは,図11の破線で示す構造でもよい。
注a) 機械的突き当て構造の例を,図11に示す。表8に規定するフェルールの光学的基準点の公差域は,表24に
よる。
30
C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表23−2心光レセプタクル(直角PC端面光コネクタプラグ用)かん合部の
整列構造の等級ごとのA寸法
単位 mm
等級a)
寸法
A
最小
最大
1 b)
2.500
2.502
2 b)
2.501
2.504
3 b)
2.501
2.510
4 b)
2.501
2.525
5 c)
−
−
注a) 等級は,かん合標準を示す番号に追記する。
b) この光ファイバコネクタの整列構造は,非弾性スリーブによる。
c) この光ファイバコネクタの整列構造は,弾性スリーブによる。等級5の光ファイバコネクタの整列構造
は弾性スリーブによるもので,寸法Aは規定しない。ただし,図3及び表6に示すピンゲージが光レセ
プタクルの中央まで,2 N〜5.9 Nの力で挿入できなければならない。ここでいう光レセプタクルの中央
とは,寸法Hの右端である。
表24−2心光レセプタクル(直角PC端面光コネクタプラグ用)かん合部の
突き当て構造の等級ごとのOA及びOD寸法
等級a)
寸法
mm
寸法
μm
OA
OD
間隙
最小
最大
A b)
0.15
0.2
± 5
B b)
0.15
0.35
±10
N b)
0.15
1.25
−
X c)
−
−
−
注a) この等級は,整列構造を示す等級に追記する。
b) この光ファイバコネクタの整列構造は,非弾性スリーブによる。
c) この光ファイバコネクタの整列構造は,弾性スリーブによる。
参考文献 JIS C 5963 光ファイバコード付き光コネクタ通則
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C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS C 5964-4:2014 光ファイバコネクタかん合標準−第4部:SC形光ファイバコネ
クタ類(F04形)
IEC 61754-4:2013 Fibre optic interconnecting devices and passive components−
Fibre optic connector interfaces−Part 4: Type SC connector family
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
2 引用規
格
引用規格を規定
−
−
追加
JIS C 5962及びJIS C
61300-3-22を追加引用した。
必要なJISを追加した。
2A 用語
及び定義
主な用語及び定義
を規定
−
−
追加
プッシュプル(push pull)締結
方式及び機械的突き当て構造
の用語説明を追加した。
従来,JISでは,プッシュプル
(push pull)締結方式と類似の構
造をスライドロック構造と定義
してきた。変更で混乱が生じない
ように,分かりやすく定義した。
4 かん合
標準
4.1 一般事項
4.2 かん合できる組
合せ
4.3 かん合部及び寸
法
−
−
追加
箇条4を4.1(一般事項),4.2
(かん合できる組合せ)及び
4.3(かん合部及び寸法)の三
つの細分箇条に分けた。
規定内容を分かりやすくするた
め,細分箇条に分け,題名を追加
した。
表2の注e) 及び表7
の注g)
4
頂点偏心量は70 μm未満
とする。
変更
頂点偏心量は50 μm未満とす
る。
JIS C 5973旧版では“50 μm未満”
であったが,IECで“70 μm未満”
に変更された。現在,再び“50 μm
未満”に戻す意見が出されてお
り,結論が出るまで旧版から変更
しないこととする。
3
C
5
9
6
4
-4
:
2
0
1
4
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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C 5964-4:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
4 かん合
標準
図6及び図7
4
図6及び図7でフェルー
ルの拡大図を示す。
削除
図6及び図7のフェルールの拡
大図を削除した。
対応国際規格では,8度斜めPC
端面の拡大図を3種類記載してい
るが,国内では2種類しか用いて
いない。これらのフェルール端面
構造は引用規格のJIS C 5965-3-2
に記載されているので,この規格
には記載する必要がない。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 61754-4:2013,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD…………… 国際規格を修正している。
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。