C 5962:2018
(1)
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義··················································································································· 2
3.1 部品の名称 ··················································································································· 2
3.2 光コネクタの名称 ·········································································································· 3
3.3 光ファイバコードの名称 ································································································· 4
3.4 パラメータ及び寸法 ······································································································· 4
3.5 接続及び締結方法 ·········································································································· 5
4 分類······························································································································· 6
5 性能······························································································································· 6
6 基本試験及び測定手順······································································································· 6
7 規格体系························································································································· 7
7.1 規格の関係性 ················································································································ 7
7.2 個別規格 ······················································································································ 7
7.3 かん合標準 ··················································································································· 7
7.4 性能標準 ······················································································································ 7
7.5 光学互換標準 ················································································································ 8
8 外観及び構造··················································································································· 8
8.1 外観 ···························································································································· 8
8.2 構造,形状及び寸法 ······································································································· 8
8.3 材料 ···························································································································· 8
9 表示······························································································································· 8
10 包装 ····························································································································· 8
11 安全 ····························································································································· 8
附属書JA(規定)光ファイバコネクタの形名 ············································································ 9
附属書JB(規定)光ファイバコード付き光コネクタの形名及び寸法 ············································· 14
附属書JC(規定)試験の種類,試験項目及び測定項目 ······························································· 19
附属書JD(規定)シングルモード光ファイバ及び石英系マルチモード光ファイバに適用する
基準コネクタ ················································································································ 21
附属書JE(規定)石英系ではないマルチモード光ファイバに適用する基準コネクタ ························ 22
附属書JF(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 24
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(2)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産
業技術振興協会(OITDA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。
これによって,JIS C 5962:2001は改正されこの規格に置き換えられ,また,JIS C 5963:2001は廃止され,
この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
日本工業規格 JIS
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光ファイバコネクタ通則
Generic specification of fiber optic connector
序文
この規格は,2011年に第6版として発行されたIEC 60874-1及び2011年に第3版として発行されたIEC
61274-1を基とし,我が国の実情に合わせるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JFに示す。また,附属書JA〜附属書JEは対応国際規格には
ない事項である。
1
適用範囲
この規格は,光ファイバ及び光ファイバコードに使用する光ファイバコネクタ(以下,光コネクタとも
いう。)に関する用語,分類などの一般的な共通事項について規定する。この規格は,光コネクタを規定す
る個別規格に適用する。個別規格は,7.2による。また,JIS C 5964規格群,JIS C 5965規格群及びIEC 61753
規格群が規定する光コネクタに対しても適用する。IEC 61753規格群に対応するJISを制定した場合,そ
れらの規格にも適用する。
この規格と,JIS C 61300規格群が規定する基本試験及び測定手順とが重複する場合は,JIS C 61300規
格群を優先する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60874-1:2011,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Connectors for
optical fibres and cables−Part 1: Generic specification
IEC 61274-1:2011,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Adaptors for fibre
optic connectors−Part 1: Generic specification(全体評価:MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 5964(規格群) 光ファイバコネクタかん合標準
注記 対応国際規格:IEC 61754 (all parts),Fibre optic interconnecting devices and passive components
−Fibre optic connector interfaces(MOD)
JIS C 5965(規格群) 光ファイバコネクタ光学互換標準
注記 対応国際規格:IEC 61755 (all parts),Fibre optic interconnecting devices and passive components
2
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−Fibre optic connector optical interfaces(MOD)
JIS C 6820 光ファイバ通則
JIS C 6830 光ファイバコード
JIS C 6831 光ファイバ心線
JIS C 6836 全プラスチックマルチモード光ファイバコード
JIS C 6838 テープ形光ファイバ心線
JIS C 6839 屋内用テープ形光ファイバコード
JIS C 61300(規格群) 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順
注記 対応国際規格:IEC 61300 (all parts),Fibre optic interconnecting devices and passive components
−Basic test and measurement procedures(MOD)
JIS Z 8120 光学用語
IEC 61300 (all parts),Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic test and
measurement procedures
IEC 61753 (all parts),Fibre optic interconnecting devices and passive components−Performance standard
3
用語及び定義
この規格及び光コネクタに関する規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS Z 8120による。
3.1
部品の名称
3.1.1
フェルール(ferrule)
スリーブ又はガイドピンによって整列し,光ファイバを保持固定する部材。
3.1.2
スリーブ(sleeve)
二つのフェルールを自身の内径によって,整列する管状の部材。
3.1.3
弾性スリーブ,割りスリーブ(resilient sleeve)
スリーブのうち,自身の弾性力によって,フェルールを保持するスリーブ。
3.1.4
ガイドピン(alignment pins)
二つのフェルールを自身の外径によって,整列する棒状の部材。
注記 一般に,ガイドピンは一対で用い,フェルールのガイドピン穴に挿入して二つのフェルールを
整列する。通常は,多心光コネクタに適用する。
3.1.5
ガイドピン穴(alignment pin hole)
フェルールに設けた整列用基準穴。
3.1.6
クランプスプリング(clamp spring)
二つのフェルールを一定の力で押し付けて保持する部材。
3.1.7
ハウジング(housing)
3
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フェルール,スリーブ,プラグ,ソケットなどを収容する部材。
3.2
光コネクタの名称
3.2.1
光ファイバコネクタ(fiber optic connector)
光ファイバ同士,又は光ファイバと光ファイバ部品などとを接続及び切り離すための部品。
注記 一般に“光コネクタ”ともいう。
3.2.2
光ファイバコネクタプラグ(fiber optic connector plug)
ハウジング及びフェルールから構成し,光ファイバに取り付ける光コネクタ。
注記 一般に“光コネクタプラグ”ともいう。
3.2.3
光ファイバアダプタ(fiber optic adaptor)
スリーブ又はガイドピンを介して,プラグ同士を接続する光コネクタ。
注記1 一般にスリーブはアダプタに収容されていることが多い。
注記2 対応国際規格では“フェルールを整列する”との記載になっているが,間違いのため“プラ
グ同士を接続する”に変更した。
注記3 一般に“光アダプタ”ともいう。
3.2.4
光ファイバレセプタクル(fiber optic receptacle)
光コネクタプラグと,光能動部品などの光部品とを接続する光コネクタ。
注記 一般に“光レセプタクル”ともいう。
3.2.5
光ファイバソケット,光ファイバジャック(fiber optic socket)
スリーブ又はガイドピンを介して光コネクタプラグと接続し,光ファイバに取り付ける光コネクタ。
注記 一般に“光ソケット”又は“光ジャック”ともいう。
3.2.6
簡易プラグ(simplified plug)
フェルール押圧力を発生するばねをもたない光コネクタプラグ。
3.2.7
簡易レセプタクル(simplified receptacle)
ハウジング,簡易プラグ及び弾性スリーブから構成され,フェルール押圧力を発生するばねをもつ光コ
ネクタプラグと接続する光コネクタ。
3.2.8
SFFコネクタ[small form factor (SFF) connector]
直径2.0 mm未満のフェルールをもつ小形の光コネクタ,又はIEC 60603-7による電子機器用コネクタの
ような実装密度を実現できる2心以上の光コネクタ。
注記 SFFコネクタは断面積が小さく,従来の光コネクタのおおよそ半分である。
3.2.9
基準コネクタ(reference connector)
光コネクタの光学特性を測定する場合に基準とする光コネクタ。
4
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注記 従来“マスタ光コネクタ”と呼ばれていた。
3.2.10
基準プラグ(reference plug)
光コネクタの光学特性を測定する場合に基準とする光コネクタプラグ。
注記 従来“マスタプラグ”と呼ばれていた。
3.2.11
基準アダプタ(reference adaptor)
光コネクタの光学特性を測定する場合に基準とする光アダプタ。
注記 従来“マスタアダプタ”と呼ばれていた。
3.3
光ファイバコードの名称
3.3.1
光接続コード(optical fiber patchcord, jumper)
両端又は片端に取り付けられている光コネクタによって,他の光ファイバコード又は光デバイスと接続
が可能な光ファイバコード。光ファイバコードの両端に光コネクタが付いているものをジャンパ又はパッ
チコードともいう。
3.3.2
光ファイバピッグテール(optical fiber pigtail)
片端にだけ光コネクタが取り付けられており,他の片端には光コネクタが取り付けられていない光ファ
イバコード。
3.4
パラメータ及び寸法
3.4.1
機械的基準面(mechanical reference plane, mechanical datum plane)
光ファイバ中心軸に対して垂直であり,かん合する二つの光コネクタの位置関係の基準となる平面。
注記 正常に二つの光コネクタがかん合したとき,それぞれの光コネクタがもつ機械的基準面は一致
する。
3.4.2
光学的基準面(optical reference plane, optical datum plane)
光ファイバ中心軸に対して垂直であり,光学的基準点を通る平面。
3.4.3
光学的基準点(optical datum target)
光ファイバのコア中心又は光導波路の中心が位置する互換寸法における理論上の基準点。
注記 JIS C 5965-1の3.16も参照するとよい。
3.4.4
ガイドキー(guide key)
光コネクタプラグを光アダプタ,光レセプタクル又は光ソケットにかん合するときに,かん合する方向
及び位置関係を制限する機能をもつ凸形状部品又は部位。
3.4.5
ガイドキー溝(keyway)
光コネクタプラグを光アダプタ,光レセプタクル又は光ソケットにかん合するときに,かん合する方向
及び位置関係を制限する機能をもつ凹形状部品又は部位。
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3.5
接続及び締結方法
3.5.1
バットジョイント(butting optical coupling)
光ファイバ端面同士を互いに接触させる接続。
3.5.2
非バットジョイント(non-butting optical coupling)
光ファイバ端面同士を互いに接触させない接続。
3.5.3
PC接続[PC (Physical Contact) connection]
光ファイバのコアを密着させ,フレネル反射を少なくするような接続。
3.5.4
拡大ビーム接続(expanded beam optical coupling)
レンズを用いた接続。
3.5.5
直角PC端面(PC endface)
光ファイバの中心軸に対して直角であり,PC接続が可能なフェルール又は光ファイバの端面。
3.5.6
斜めPC端面(angled PC endface)
光ファイバの中心軸に対して直角でなく斜めであり,PC接続が可能なフェルール又は光ファイバの端面。
注記1 一般に光ファイバの中心軸に垂直な平面に対して8度傾斜している。
注記2 angled PCは,APCとも呼ばれる。
3.5.7
プラグ−アダプタ−プラグ組合せ(plug-adaptor-plug configuration)
プラグとアダプタとの間で機械的結合を行う,アダプタを介して二つのプラグがかん合する組合せ。
3.5.8
プラグ−レセプタクル組合せ(plug-receptacle configuration)
プラグとレセプタクルとがかん合する組合せ。
3.5.9
プラグ−ソケット組合せ(plug-socket configuration)
プラグとソケットとの間で機械的結合を行う,プラグとソケットとがかん合する組合せ。
3.5.10
プッシュプル締結方式(push pull coupling mechanism)
光コネクタプラグを光アダプタ又は光レセプタクルに挿入する動作だけによって,光アダプタ又は光レ
セプタクルと光コネクタプラグとが結合でき,ロックを解除して光コネクタプラグを引くことによって,
光アダプタ又は光レセプタクルから光コネクタプラグを離脱できる方式。
3.5.11
ねじ締結方式(screw coupling mechanism)
光コネクタプラグを光アダプタ又は光レセプタクルに挿入し,光コネクタプラグの接続ナットに形成し
ためねじと,光アダプタ又は光レセプタクルに形成したおねじとをはめ合わせてねじを締め付けることに
よって結合でき,ねじを緩めることによって結合を解除し,光アダプタ又は光レセプタクルから光コネク
6
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タプラグを離脱できる方式。
3.5.12
バヨネット締結方式(bayonet coupling mechanism)
光コネクタプラグを光アダプタ又は光レセプタクルに挿入し,光コネクタプラグに付いている接続スリ
ーブをある限られた角度範囲で回転させることによって光アダプタ又は光レセプタクルと光コネクタプラ
グとが結合でき,接続スリーブを逆に回転させて結合を解除し,光コネクタプラグを離脱できる方式。
3.5.13
プラグイン締結方式(plug-in coupling mechanism)
プリント配線板ハウジングを取り付けたプリント配線板などを,シャーシなどに収容したバックプレー
ンハウジングを取り付けたバックプレーンなどに挿入することによって,光コネクタの接続を行うことが
でき,プリント配線板などを引くことによって,切り離すことができる方式。
3.5.14
クランプスプリング締結方式(clamp spring coupling mechanism)
対向する二つのフェルール同士又はプラグ同士をクランプスプリングを用いて結合する方式。
3.5.15
基準接続(reference connection)
基準アダプタの両側に,基準プラグを接続した状態。光学的特性測定時の基準を得るために用いる。
4
分類
光コネクタの分類例を,表1に示す。
表1−光コネクタの分類例
項目
分類例
光コネクタ種類
SC形,LC形など
形態
プラグ,アダプタ,光接続コードなど
適合する光ファイバの数
単心,2心,12心など
適合光ファイバ素線種類
SSMA形,SSMA・U形など
適合光ファイバコード外径
シース外径2 mm,心線外径0.9 mmなど
光ファイバ接続方法
PC接続,拡大ビーム接続など
光ファイバ素線固定方法
接着固定,かしめ固定など
光ファイバコード固定方法
接着固定,かしめ固定など
光ファイバ整列方法
割りスリーブ整列,ガイドピン整列など
光ファイバコネクタの形名
形名の構成,記号など附属書JAによる
光ファイバコード付き光コネクタの
形名及び寸法
形名の構成,記号,適用光ファイバコードの長さなど附属書JBによる
注記 各項目は一例を示す。必要に応じて項目を追加,削除してもよい。
5
性能
光コネクタの性能要求事項は,個別規格又はIEC 61753規格群に規定する。個別規格は7.2を参照。
6
基本試験及び測定手順
光コネクタの基本試験及び測定手順は,JIS C 61300規格群及びIEC 61300規格群に規定する。試験の種
7
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類,試験項目及び測定項目は,附属書JCによる。基準コネクタが必要な試験及び測定では,適切な基準
コネクタを用いる。基準コネクタは,附属書JD又は附属書JEによる。
7
規格体系
7.1
規格の関係性
現行JISの体系について整理したものを図1に示す。
注a) IEC 61753規格群に対応した規格を制定する予定である。
図1−IEC規格と整合化したJISの体系の概念図
7.2
個別規格
個別規格は,光コネクタの構造,形状,寸法及び性能について規定する。ただし,かん合に関わる寸法
は,かん合標準の規格群(JIS C 5964規格群)による。光学互換に関わる寸法で,光学互換標準の規格群
(JIS C 5965規格群)と重複する場合は,個別規格を優先する。また,性能に関わる規定で,性能標準の
規格群(IEC 61753規格群)と重複する場合は,個別規格を優先する。
例 個別規格の例
− JIS C 5970 F01形単心光ファイバコネクタ(FCコネクタ)
− JIS C 5988 F19形光ファイバコネクタ(MT-RJコネクタ)
7.3
かん合標準
かん合標準は,光コネクタ及び他の光部品とのかん合及び離脱のために必須な寸法を定義する。光学性
能は,光学互換標準の要求事項に適合することによって保証し,かん合標準では規定しない。
7.4
性能標準
性能標準は,種々の基本試験及び測定手順の中から一連の組合せを定義し,試験の厳しさ,及び合格又
は不合格の規準を規定する。
C 5988
C 5970
かん合標準
JIS C 5964規格群
光学互換標準
JIS C 5965規格群
個別規格
性能標準
IEC 61753規格群
JIS制定予定a)
基本試験及び測定手順
JIS C 61300規格群
対応するIEC規
格があるJIS
個別規格に引用
される
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7.5
光学互換標準
光学互換標準は,2本の光ファイバを接続する状態での光学的性能を満たすための物理的及び機械的要
求事項である。光学互換標準は,接続状態における光学的接続部の挿入損失及び反射減衰量に対して,機
能的に重要な形状パラメータから構成されている。光学互換標準は,光学的基準点に対する光ファイバコ
アの位置,並びに重要なパラメータである軸ずれ量,端面間の距離,端面角度及び加工変質層の状態を定
義する。また,適切な試験方法を規定する。
光学的特性を決定する基本的な性能パラメータは,挿入損失及び反射減衰量である。
注記 JIS C 5965-1の3.14も参照するとよい。
8
外観及び構造
8.1
外観
外観は,製品仕様の要求を満足し,目視で検査したとき,著しいきず,汚れなどの異常があってはなら
ない。
8.2
構造,形状及び寸法
構造,形状及び寸法は,次の事項を個別規格に規定する。
a) 結合部寸法
b) 外形寸法
c) 光コネクタ取付部寸法
8.3
材料
材料は,次の事項及び製品仕様の要求事項を満足しなければならない。
a) 耐食性 光コネクタに使用する全ての材料は,耐食性を満足するのが望ましい。
b) 難燃性材料 難燃性材料を用いる必要がある場合は,製品仕様に記載する。
9
表示
光コネクタには見やすい箇所に,製品仕様で要求がある場合,次の事項を表示する。ただし,個々の光
コネクタに表示することが困難な場合は,包装に表示してもよい。
a) 型番(製造業者の指定による。)
b) 製造業者名又はその略号
c) 製造年月若しくは製造ロット番号,又はそれらの略号
10 包装
製品仕様などで必要とされる場合,こん(梱)包に取扱説明書を含める。
11 安全
光ファイバ通信システム及び機器に用いる光コネクタは,蓋のない又は終端していない状態の,出力ポ
ート又は光ファイバの端面から光を出射する可能性がある。光コネクタの製造業者は,システム設計者及
び光コネクタの使用者に対して危険性に関する十分な情報及び確実な使用方法を明示する。
注記 JIS C 6802を参照。
9
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附属書JA
(規定)
光ファイバコネクタの形名
JA.1 一般
この附属書は,光コネクタに関する形名の決め方を,規定する。
JA.2 形名の構成
形名の構成は,次の配列による。ただし,該当する項目がない場合は,順次繰り上げた配列で構成する。
コネク
タを表
す記号
形式を
表す記
号
光コネ
クタ形
状を表
す記号
フェルー
ル,スリー
ブなどの収
容可能な数
を表す記号
フェルー
ル整列部
形状を表
す記号
フェル
ール穴
径を表
す記号
等級を
表す記
号
適用光フ
ァイバコ
ードを表
す記号
耐環境
性を表
す記号
-
1)
その他特
殊構造を
表す記号
JA.3.1 JA.3.2 JA.3.3
JA.3.4
JA.3.5
JA.3.6 JA.3.7
JA.3.8
JA.3.9 JA.3.10
例 CN
F04
SP
2
M
125
B
1
W
-
1
注1) その他特殊構造を表す記号がない場合は,“-”も記載しない。
JA.3 記号
JA.3.1 コネクタを表す記号
コネクタを表す記号はCNとする。
JA.3.2 形式を表す記号
光コネクタの形式を表す記号はFと2数字との組合せで表し,個別規格の規定による。
JA.3.3 光コネクタ形状を表す記号
光コネクタの形状を表す記号は,表JA.1による。
なお,表JA.1に規定のない特殊な光コネクタ形状を表す記号は,2文字の英字で表し,個別規格の規定
による。
表JA.1−光コネクタ形状を表す記号
記号
光コネクタ形状(図JA.1参照)
SP
結合部軸と光ファイバコード挿入口とが直線上にあるプラグ及びジャック
LP
結合部軸と光ファイバコード挿入口とが直交するL形プラグ及びジャック
SA
二つの結合部軸が直線上にあり,かつ,パネルとシャーシとの取付部をもたないアダプタ
LA
二つの結合部軸が直交するL形アダプタ
PA
二つの結合部軸が直線上にあり,この結合部軸と,パネル又はシャーシとの取付面が直交するアダプタ
BA
二つの結合部軸が直線上にあり,この結合部軸と,パネル又はシャーシとの取付面が平行するアダプタ
CR
光ファイバコードが接続できるレセプタクル(接栓座)
DR
光伝送部品が接続できるレセプタクル
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図JA.1−光コネクタ機能図
JA.3.4 フェルール,スリーブなどの収容可能な数を表す記号
フェルール,スリーブなどの収容可能な数を表す記号は,ハウジングに収容可能なフェルール,スリー
ブなどの数を1桁又は2桁の数字で表す。
なお,単心光コネクタの場合及び個別規格においてこの数字が1種類だけである場合には省略できる。
JA.3.5 フェルール整列部形状を表す記号
フェルール整列部形状を表す記号は,表JA.2による。
表JA.2−フェルール整列部形状を表す記号
記号
フェルール整列部形状
M
外形によって整列するフェルールをもちスリーブをもたないもの,又はガイドピン及びガイドピンをもつ
もの。
F
スリーブをもつもの,又はガイドピン穴があるもの。
X
その他のもの。
JA.3.6 フェルール穴径を表す記号
フェルール穴径を表す記号は,個別規格で規定する寸法(単位:μm)を整数の3桁又は4桁の数字で表
す。
例 125:125 μm 1 080:1 080 μm
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JA.3.7 等級を表す記号
等級を表す記号は,光コネクタの挿入損失の範囲によって区分する。等級を表す記号を表JA.3に示す。
表JA.3−等級を表す記号
単位 dB
記号
適用光ファイバの形名例
石英系シングル
モード光ファイバ
(SSMA-9.5/125)
石英系マルチ
モード光ファイバ
(SGI-50/125)
多成分系マルチ
モード光ファイバ
(CSH-200/250-H)
プラスチッククラッド
マルチモード光ファイバ
(RSI-200/230-A)
(RSI-200/300)
全プラスチック
マルチモード
光ファイバ
(PSI-980/1000-A)
A
0.5以下
−
−
−
−
B
1.0以下
(0.4以下)
−
−
−
C
(1.6以下)
0.6以下
−
−
−
D
−
0.8以下
−
−
−
E
−
1.0以下
−
−
−
F
−
1.5以下
−
−
−
G
−
2.0以下
−
−
−
H
−
−
1.5以下
−
−
I
−
−
2.0以下
−
−
J
−
−
2.5以下
−
−
K
−
−
−
1.5以下
−
L
−
−
−
2.0以下
−
M
−
−
−
2.5以下
1.5以下
N
−
−
−
−
2.0以下
P
−
−
−
−
2.5以下
Q
−
−
−
−
3.0以下
X
規定しない。受渡当事者間の協定による
挿入損失は,フレネル損失(ガラス光ファイバで約0.3 dB)を含んだ値で,適正な光ファイバを用い適正な組立
を行い,JIS C 61300-3-4によって試験を行った値とする。
適用光ファイバの形名は,JIS C 6820による。
注記 括弧内の値は,参考値として,概略を示す。
12
C 5962:2018
JA.3.8 適用光ファイバコードを表す記号
適用光ファイバコードを表す記号は,プラグ,ジャック及び光ファイバが接続できるレセプタクルに適
用し,表JA.4による。
表JA.4−適用光ファイバコードを表す記号
記号
適用光ファイバコード
1
シース外径:2.8±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.9±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
2
シース外径:2.0±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.9±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
3
シース外径:2.8±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.6±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
4
シース外径:2.0±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.6±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
5
シース外径:2.2±0.2 mm
光ファイバ素線外径:0.6±0.1 mm
6
シース外径:2.2±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.9±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
7
シース外径:2.2±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.5±0.05 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ふっ素系樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
8
光ファイバ心線外径:0.9±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
9
テープ形光ファイバコードシース短径:2.5±0.3 mm
テープ形光ファイバコードシース長径:3.5±0.4 mm
テープ形光ファイバ心線厚さ:(0.25〜0.4)±0.2 mm
テープ形光ファイバ心線2次被覆材質:UV硬化樹脂
抗張力体:テープ形光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維を密接して配置しているもの。
10
テープ形光ファイバ心線厚さ:(0.25〜0.4)±0.08 mm
テープ形光ファイバ心線2次被覆材質:UV硬化樹脂
11
シース外径:4.3±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.9±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
99
その他のもの
適用光ファイバコードはJIS C 6820によるほか,JIS C 6830,JIS C 6831,JIS C 6836,JIS C 6838及びJIS C 6839
の規定による。
13
C 5962:2018
JA.3.9 耐環境性を表す記号
耐環境性を表す記号は,耐環境性に関する特殊構造をもつものに適用し,表JA.5による。温度,湿度な
どの要求環境条件は,個別規定を参照する。
表JA.5−耐環境性を表す記号
記号
特殊構造
W
屋外で使用できる防水構造のもの
P
耐真空及び耐高気圧で使用できる気密構造のもの
T
高温若しくは低温,又は双方に耐える構造のもの
X
その他のもの
JA.3.10 その他特殊構造を表す記号
その他特殊構造を表す記号は,数字,英字又は記号を用い,これらの合計を5文字以内とし,個別規格
の規定による。
14
C 5962:2018
附属書JB
(規定)
光ファイバコード付き光コネクタの形名及び寸法
JB.1 一般
この附属書は,光ファイバコード付き光コネクタに関する形名及び寸法を,規定する。
JB.2 形名の構成
形名の構成は,次の配列による。ただし,該当する項目がない場合は,順次繰り上げた配列で構成する。
コード
付き光
コネク
タを表
す記号
光コネ
クタの
形式を
表す記
号
フェル
ール整
列部形
状を表
す記号
フェル
ール,ス
リーブ
などの
収容可
能な数
を表す
数字
その他
特殊構
造を表
す記号
フェル
ールの
端面形
状を表
す記号
コード
付き光
コネク
タの挿
入損失
等級を
表す記
号
コード
付き光
コネク
タの反
射減衰
量等級
を表す
記号
- 適用光
ファイ
バコー
ドを表
す記号
光ファ
イバの
種類を
表す記
号
光ファ
イバの
収容可
能な数
を表す
数字
- 適用光
ファイ
バコー
ドの長
さ
JB.3.1
JB.3.2
JB.3.3
JB.3.4
JB.3.5
JB.3.6
JB.3.7
JB.3.8
JB.3.9 JB.3.10 JB.3.11 JB.3.12
例 CA
01
M
1
B
04
A
-
01
A
1
-
3
形名付与例
両端異種: CA04M1B05F-01M1B04A-05A2-3
両端同種: CA04M1B05F-P2-02A-3 1)
CA07M2aZ20A-P2-07F2-3 1)
CA15M2aZ10A-P2-09A2-3 1)
片端:
CA04M1B05F-02A-3
注1) 両端同じ場合はP2を付し,他端と同一であることを示す。
コード付き光コネクタ形名付与は表JB.1による。
15
C 5962:2018
表JB.1−コード付き光コネクタの形名の構成
コード
付き光
コネク
タを表
す記号
光コネ
クタの
形式を
表す記
号
フェルー
ル整列部
形状を表
す記号
フェルール,
スリーブなど
の収容可能な
数を表す数字
その他
特殊構
造を表
す記号
フェルールの
端面形状を表
す記号
コード付き光
コネクタの挿
入損失等級を
表す記号(例)
a), b), c)
コード付き光
コネクタの反
射減衰量等級
を表す記号
適用光
ファイ
バコー
ドを表
す記号
光ファイバの種類を表す
記号
光ファ
イバの
収容可
能な数
を表す
数字
適用光
ファイ
バコー
ドの長
さ
CA
01(F01)
02(F02)
04(F04)
05(F05)
06(F06)
07(F07)
08(F08)
11(F11)
12(F12)
13(F13)
14(F14)
15(F15)
16(F16)
17(F17)
18(F18)
19(F19)
M
F
X
(その他)d)
0
1
2
4
8
12
16
99(その他)d)
a
b
c
d
e
Z(平面)
A(PC R60)
B(PC R20)
C(斜め平面8°)
D(斜めPC 8°)
E(斜めPC 9°)
X(その他)d)
01(0.1 dB以下)
02(0.2 dB以下)
03(0.3 dB以下)
04(0.4 dB以下)
05(0.5 dB以下)
06(0.6 dB以下)
08(0.8 dB以下)
10(1.0 dB以下)
13(1.3 dB以下)
15(1.5 dB以下)
16(1.6 dB以下)
20(2.0 dB以下)
25(2.5 dB以下)
30(3.0 dB以下)
99(その他)d)
A(規定しない)
B(20 dB以上)
C(25 dB以上)
D(30 dB以上)
E(35 dB以上)
F(40 dB以上)
G(45 dB以上)
H(50 dB以上)
I(55 dB以上)
X(その他)d)
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
99 d)
A(石英系シングルモード
光ファイバ)
B(石英系マルチモード光
ファイバ)
C(偏波面保持シングルモ
ード光ファイバ)
D(分散シフトシングルモ
ード光ファイバ)
E(全プラスチックマルチ
モード光ファイバ)
F(プラスチッククラッド
マルチモード光ファイバ)
G(多成分系マルチモード
光ファイバ)
X(その他)d)
1
2
4
8
12
16
99 d)
注a) 同一研磨形状をしたプラグと基準プラグとを,基準アダプタを介して接続したときの値を示す。
b) 挿入損失等級の記号には損失値の10倍の2数字で表す。
c) 挿入損失値は,光ファイバの損失を除いた値とする。
d) 受渡当事者間の協定による。
3
C
5
9
6
2
:
2
0
1
8
16
C 5962:2018
JB.3 記号
JB.3.1 コード付き光コネクタを表す記号
コード付き光コネクタを表す記号は,CAとする。
JB.3.2 光コネクタの形式を表す記号
光コネクタの形式を表す記号は,Fを除いた2数字で表し,表JB.1による。
JB.3.3 フェルール整列部形状を表す記号
フェルール整列部形状を表す記号は,表JB.2による。
表JB.2−フェルール整列部形状を表す記号
記号
フェルール整列部形状
M
外形によって整列するフェルールをもちスリーブをもたないもの,又はガイドピンに
よって整列するフェルールをもちガイドピンをもつもの。
F
スリーブをもつもの,又はガイドピン穴があるもの。
X
その他
JB.3.4 フェルール,スリーブなどの収容可能な数を表す記号
フェルール,スリーブなどの収容可能な数を表す記号は,ハウジングに収容可能なフェルール,スリー
ブなどの数を1桁又は2桁の数字で表す。
なお,フェルール,スリーブなどがない場合は0の数字で表す。
JB.3.5 その他特殊構造を表す記号
その他特殊構造を表す記号は,光ファイバの数を除く構造等の記号を小文字の英字2文字以内で表し,
個別規格の規定による。
JB.3.6 フェルールの端面形状を表す記号
フェルールの端面形状を表す記号は,表JB.1による。
JB.3.7 コード付き光コネクタの挿入損失等級を表す記号
コード付き光コネクタの挿入損失等級を表す記号は,2数字で表し,表JB.1による。
JB.3.8 コード付き光コネクタの反射減衰量等級を表す記号
コード付き光コネクタの反射減衰量等級を表す記号は,表JB.1による。
JB.3.9 適用光ファイバコードを表す記号
適用光ファイバコードを表す記号は,表JB.1及び表JB.3による。
JB.3.10 光ファイバの種類を表す記号
光ファイバの種類を表す記号は,表JB.1による。
JB.3.11
光ファイバの収容可能な数を表す数字
光ファイバの収容可能な数を表す数字は,1桁又は2桁の数字で表す。
JB.3.12 適用光ファイバコードの長さ
適用光ファイバコードの長さは,メートル単位で表した数字とする。
17
C 5962:2018
表JB.3−適用光ファイバコードを表す記号
記号
適用光ファイバコード
01
シース外径:2.8±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.9±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
02
シース外径:2.0±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.9±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
03
シース外径:2.8±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.6±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
04
シース外径:2.0±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.6±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
05
シース外径:2.2±0.2 mm
光ファイバ素線外径:1.0±0.1 mm
06
シース外径:2.2±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.9±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
07
シース外径:2.2±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.5±0.05 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ふっ素系樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
08
光ファイバ心線外径:0.9±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
09
テープ形光ファイバコードシース短径:2.5±0.3 mm
テープ形光ファイバコードシース長径:3.5±0.4 mm
テープ形光ファイバ心線厚さ:(0.25〜0.4)
0.2
0.1
+
− mm
テープ形光ファイバ心線2次被覆材質:UV硬化樹脂
抗張力体:テープ形光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維を密接して配置しているもの。
10
テープ形光ファイバ心線厚さ:(0.25〜0.4)±0.08 mm
テープ形光ファイバ心線2次被覆材質:UV硬化樹脂
11
シース外径:4.3±0.2 mm
光ファイバ心線外径:0.9±0.1 mm
光ファイバ心線2次被覆材質:ポリアミド樹脂
抗張力体:光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維をほぼ同心円状に密接して配置しているもの。
99
その他のもの
適用光ファイバコードはJIS C 6820によるほか,JIS C 6830,JIS C 6831,JIS C 6836,JIS C 6838及びJIS C 6839
の規定による。
JB.4 寸法
寸法は,図JB.1のa)及びb)による。ただし,詳細は受渡当事者間の協定による。
18
C 5962:2018
a) 両端の場合
b) 片端の場合
注a) ガイドピンのあるものは,ガイドピンを除いた長さを表す。
図JB.1−コード付き光コネクタの寸法
L a)
L a)
19
C 5962:2018
附属書JC
(規定)
試験の種類,試験項目及び測定項目
JC.1 一般
この附属書は,試験の種類,試験項目及び測定項目を,規定する。
注記 旧規格では,“試験”の中に“試験”及び“測定”の双方を含んでいた。
JC.2 試験の種類
光コネクタの試験及び測定の種類は,次の二つに分類する。
a) 一般試験 一般試験は,非破壊試験で,試験に要する時間が短く比較的容易に実施できる試験及び測
定とする。
例 一般試験の例
− JIS C 61300-3-33 ピンゲージを用いた割りスリーブのフェルール引抜力測定
b) 特殊試験 特殊試験は,破壊試験及び比較的長時間を要する非破壊試験及び測定とする。
例 特殊試験の例
− JIS C 61300-2-12 落下衝撃試験−方法A:光コード付き落下法
JC.3 試験項目及び測定項目
試験項目及び測定項目は,表JC.1による。
表JC.1−試験項目及び測定項目
項目
対応するJIS C 61300規格
注記
試験
項目
正弦波振動試験
JIS C 61300-2-1
繰返しかん合試験
JIS C 61300-2-2
光ファイバクランプ強度試験−軸方向引張り
JIS C 61300-2-4
光ファイバクランプ強度試験−ねじり
JIS C 61300-2-5
かん合部締結強度試験−軸方向引張り
JIS C 61300-2-6
かん合部締結強度試験−曲げモーメント
JIS C 61300-2-7
衝撃試験
JIS C 61300-2-9
光ファイバクランプ強度試験−軸方向圧縮
JIS C 61300-2-11
落下衝撃試験
JIS C 61300-2-12
結合部ねじり試験
JIS C 61300-2-15
低温試験
JIS C 61300-2-17
高温試験
JIS C 61300-2-18
高温高湿試験−定常状態
JIS C 61300-2-19
混合温湿度サイクル試験
JIS C 61300-2-21
温度サイクル試験
JIS C 61300-2-22
塩水噴霧試験
JIS C 61300-2-26
ダスト試験−層流
JIS C 61300-2-27
光ファイバクランプ強度試験−繰返し曲げ
JIS C 61300-2-44
光コネクタ取付部強度試験−軸方向引張り
−
JIS C 61300-2-55として制
定予定
20
C 5962:2018
表JC.1−試験項目及び測定項目(続き)
項目
対応するJIS C 61300規格
注記
測定
項目
外観検査及び機械的検査
JIS C 61300-3-1
損失測定
JIS C 61300-3-4
反射減衰量測定
JIS C 61300-3-6
プラグ又はソケットに適用
結合力及び離脱力測定
JIS C 61300-3-11
フェルール押圧力測定
JIS C 61300-3-22
プラグを仮組立して試験
ピンゲージを用いた割りスリーブのフェルール
引抜力測定
JIS C 61300-3-33
21
C 5962:2018
附属書JD
(規定)
シングルモード光ファイバ及び石英系マルチモード光ファイバに適用する
基準コネクタ
JD.1 一般
この附属書は,シングルモード光ファイバ及び石英系マルチモード光ファイバに適用する基準コネクタ
の満たす条件を,規定する。
この附属書(規定)とJIS C 5965規格群の規定とが重複する場合は,JIS C 5965規格群を優先する。
JD.2 基準コネクタの満たす条件
個別規格による。個別規格に規定がない場合に,シングルモード光ファイバ及び石英系マルチモード光
ファイバに適用する基準コネクタの満たす条件を,表JD.1に示す。
表JD.1−基準コネクタ
シングルモード光ファイバa)
石英系マルチモード光ファイバb)
JIS C 5965-2-4若しくは JIS C 5965-2-5による基準プ
ラグ及び基準アダプタとするか,又は次のいずれかの
条件を満たすPC接続が可能な光コネクタでもよい。
a) 光アダプタを介して接続した一つの光コネクタプ
ラグをもう一つの光コネクタプラグを軸心として
回転したときの挿入損失変動が0.1 dB以下であり,
かつ,調心した光コネクタプラグで接続したときの
挿入損失が0.1 dB以下である光コネクタプラグ及
び光アダプタ。
b) 次の精度を全て満たす光コネクタプラグ。c)
− フェルール頂点偏心量:50 μm未満
− 光ファイバ出射角:0.2°以下
− フェルールに対する光ファイバコア偏心量:
0.5 μm以下
− フェルール外径精度:±0.5 μm
次のいずれかの条件を満たすPC接続が可能な光コネク
タとする。
a) 光アダプタを介して接続した一つの光コネクタプ
ラグをもう一つの光コネクタプラグを軸心として
回転したときの挿入損失変動が0.1 dB以下であり,
かつ,挿入損失が0.1 dB以下である光コネクタプ
ラグ及び光アダプタ。
b) 次の精度を全て満たす光コネクタプラグ。c)
− フェルール頂点偏心量:50 μm未満
− 光ファイバ出射角:0.2°以下
− フェルールに対する光ファイバコア偏心量:
1 μm以下
− フェルール外径精度:±1 μm
角形フェルールをもつ基準コネクタは,個別規格による。個別規格に規定がない場合は,受渡当事者間の協定
による。
注a) 石英系シングルモード1 310 nmゼロ分散形光ファイバ素線9.3/125(SSMA-9.3/125)とする。光ファイバ
素線の形名は,JIS C 6835を参照。
b) 石英系マルチモード光ファイバ素線(SGI-50/125)とする。光ファイバ素線の形名は,JIS C 6832を参照。
c) ここに規定していない光ファイバ素線に取り付けた光コネクタプラグの場合の光ファイバコア偏心量及び
フェルール外径精度は,受渡当事者間の協定による。
22
C 5962:2018
附属書JE
(規定)
石英系ではないマルチモード光ファイバに適用する基準コネクタ
JE.1 一般
この附属書は,石英系ではないマルチモード光ファイバに適用する基準コネクタの満たす条件を,規定
する。
JE.2 基準コネクタの満たす条件
個別規格による。個別規格に規定がない場合に,石英系ではないマルチモード光ファイバに適用する基
準コネクタの満たす条件を,表JE.1に示す。
表JE.1−基準コネクタ
多成分系
マルチモード光ファイバ
プラスチッククラッド
マルチモード光ファイバ
全プラスチック
マルチモード光ファイバ
次のいずれかによる。
a) 光アダプタを介して接続した一
つの光コネクタプラグのうち,
一つの軸心に対し回転したとき
の挿入損失変動が0.2 dB以下で
あり,挿入損失が1 dB以下であ
る光コネクタプラグ及び光アダ
プタ。
b) 次の性能及び精度を全て満たす
光コネクタプラグ。
− 挿入損失:1 dB以下
− フェルールに対する光ファイ
バコア偏心量:0.015 mm以下
− フェルール外径精度:
±0.005 mm
次のいずれかによる。
a) 光アダプタを介して接続した一
つの光コネクタプラグのうち,一
つの軸心に対し回転したときの
挿入損失変動が0.2 dB以下であ
り,挿入損失が1 dB以下である
光コネクタプラグ及び光アダプ
タ。
b) 次の性能及び精度を全て満たす
光コネクタプラグ。
− 挿入損失:1 dB以下
− フェルールに対する光ファイ
バコア偏心量:0.015 mm以下
− フェルール外径精度:
±0.005 mm
次のいずれかによる。
a) 光アダプタを介して接続した一
つの光コネクタプラグのうち,
一つの軸心に対し回転したとき
の挿入損失変動が0.2 dB以下で
あり,挿入損失が1 dB以下であ
る光コネクタプラグ及び光アダ
プタ。
b) 次の性能及び精度を全て満たす
光コネクタプラグ。
− 挿入損失:1 dB以下
− フェルールに対する光ファイ
バコア偏心量:0.1 mm以下
− フェルール外径精度:
±0.01 mm
測定のとき接続する光ファイバは,同一でなければならない。同一とは,2本の光ファイバが次の条件を全て満
足する。
− 光ファイバのコア直径差が4 %以下。
− 光ファイバのコア非円率がそれぞれ4 %以下。
− 比屈折率差の差異が測定に支障がない値である。
基準プラグに使用する光ファイバは,公称値に等しい構造パラメータ(コア径,コア非円率及び比屈折率差)を
もつ光ファイバ。
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C 5962:2018
参考文献
JIS C 5965-1 光ファイバコネクタ光学互換−第1部:シングルモード(1 310 nmゼロ分散形)光ファ
イバ用光学互換標準の通則
JIS C 5970 F01形単心光ファイバコネクタ(FCコネクタ)
JIS C 5988 F19形光ファイバコネクタ(MT-RJコネクタ)
JIS C 6802 レーザ製品の安全基準
JIS C 6832 石英系マルチモード光ファイバ素線
JIS C 6835 石英系シングルモード光ファイバ素線
IEC 60603-7,Connectors for electronic equipment−Part 7: Detail specification for 8-way, unshielded, free and
fixed connectors
IEC 60874 (all parts),Connectors for optical fibres and cables
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C 5962:2018
附属書JF
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS C 5962:2018 光ファイバコネクタ通則
IEC 60874-1:2011,Fibre optic interconnecting devices and passive components−
Connectors for optical fibres and cables−Part 1: Generic specification
IEC 61274-1:2011,Fibre optic interconnecting devices and passive components−
Adaptors for fibre optic connectors−Part 1: Generic specification
(I)JISの規定
(II)国際
規格番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
1 適用範囲 適用範囲
IEC 60874-1
IEC 61274-1
1
一致
−
2 引用規格
3 用語及び
定義
用語及び定義
IEC 60874-1
IEC 61274-1
3
用語及び定義
変更
我が国のコネクタに意図され
ていない用語は削除し,JISと
して必要なものを追記した。
国際規格の見直し時に,提案を行う。
4 分類
光ファイバコネクタの
分類例を規定
IEC 60874-1 4.2.2〜
4.2.6
−
変更
IEC規格では本文とTable 1と
に同等の内容が記載されてい
るが,JISでは表1だけとした。
重複する内容を簡素化するため表だ
けとした。IEC規格の改訂提案はしな
い。
IEC 61274-1 4.2.2〜
4.2.5
−
IEC 60874-1 4.2.7
品質認証水準を規
定
削除
−
JISでは通則にこれを規定しない。信
頼性文書の作成時に規定する。
IEC 61274-1 4.2.6
−
IEC 60874-1 4.2.8
引用規格の拡張を
規定
削除
−
JISでは引用規格の拡張を規定しな
い。
IEC 61274-1 4.2.7
5 性能
性能を規定
IEC 60874-1
IEC 61274-1
4.3.4
JISとほぼ同じ
変更
JISの引用を追加した。
JISとIEC規格とでは規格体系が一致
しておらず,旧規格からの移行に際し
てJIS利用者の理解を助けるため。
6 基本試験
及び測定手
順
基本試験及び測定手順
を規定
IEC 60874-1
IEC 61274-1
定義として必要な記載だけを残し,そ
の他の解説に相当する内容を削除し
た。IEC規格の改訂提案はしない。
3
C
5
9
6
2
:
2
0
1
8
25
C 5962:2018
(I)JISの規定
(II)国際
規格番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
7.1 規格の
関係性
JISの体系を規定
IEC 60874-1
IEC 61274-1
4.4.5
光ファイバコネク
タに関連する標準
を規定
変更
本文の一部を削除した。
JISとIEC規格とでは規格体系が一致
していないため,国内事情に合わせた
JISの説明に変更した。
7.2 個別規
格
個別規格の定義を規定
−
対応国際規格にな
い
追加
対応国際規格になく,JISにある個別
規格を追記した。IEC規格の改訂提案
はしない。
7.3 かん合
標準
かん合標準の定義を規
定
IEC 60874-1
IEC 61274-1
4.4.1
JISとほぼ同じ
変更
本文の一部を削除した。
かん合標準の定義を規定。
定義として必要な記載だけを残し,そ
の他の解説に相当する内容を削除し
た。IEC規格の改訂提案はしない。
7.4 性能標
準
性能標準の定義を規定 IEC 60874-1
IEC 61274-1
4.4.2
JISとほぼ同じ
変更
本文の一部を削除した。
7.5 光学互
換標準
光学互換標準の定義を
規定
IEC 60874-1
IEC 61274-1
4.4.3
JISとほぼ同じ
変更
本文の一部を削除した。
光学互換標準を追加した。
−
−
IEC 60874-1
IEC 61274-1
4.4.4
信頼性文書を規定
削除
−
JISでは信頼性文書を規定しない。
8.1 外観
外観を規定
IEC 60874-1
IEC 61274-1
4.5.2
JISとほぼ同じ
変更
JISとして必要な内容を残し,構成を
IEC規格に合わせた。
8.2 構造,
形状及び寸
法
構造,形状及び寸法を
規定
−
対応国際規格にな
い
追加
JISとして必要な内容を規定した。
8.3 材料
材料を規定
IEC 60874-1
IEC 61274-1
4.5.1
耐食性・難燃性材
料の使用について
規定
変更
難燃性材料の指定について,
IEC 60695-11-5を個別仕様書
で引用するとの規定を削除し
た。
個別規格規定において,IEC規格と整
合をとる。
9 表示
光コネクタの表示を規
定
IEC 60874-1
IEC 61274-1
4.8.1
4.8.2
識別・表示に関す
る内容を規定
変更
表示項目の一部を削除した。
国内に流通する商品として必要な表
示項目だけを規定した。
−
4.8.3
包装への表示項目
を規定
削除
包装への表示項目は,JISでは通則に
規定しない。
10 包装
IEC 60874-1
IEC 61274-1
4.9
包装について規定
変更
一部を削除した。
3
C
5
9
6
2
:
2
0
1
8
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C 5962:2018
(I)JISの規定
(II)国際
規格番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
−
−
IEC 60874-1
IEC 61274-1
4.10
保管条件を規定
削除
本体から削除した。
特に不要と判断した。IEC規格の改訂
提案はしない。
11 安全
IEC 60874-1
IEC 61274-1
4.11
安全について規定
変更
一部を削除した。
附属書JA
(規定)
旧規格の形名を移動
−
−
追加
−
個別規格にて旧規格の形名を使用し
ている箇所があるため,附属書として
残した。IEC規格の改訂提案はしな
い。
附属書JB
(規定)
光ファイバコード付き
光コネクタの形名及び
寸法を規定
−
−
追加
−
附属書JC
(規定)
旧規格の7.(試験)の
一部を移動し,試験項
目及び測定項目を規定
−
−
追加
−
JISとIEC規格とでは規格体系が一致
しておらず,旧規格からの移行に際し
てJIS利用者の理解を助けるため,附
属書として残した。個別規格にて,旧
規格の試験項目を使用している箇所
があるため,規定として残した。IEC
規格の改訂提案はしない。
附属書JD
(規定)
石英系ファイバの基準
コネクタの条件を規定
−
−
追加
−
JIS C 5961の廃止に備え,個別規格で
引用される規定を残した。
附属書JE
(規定)
石英系以外のファイバ
の基準コネクタの条件
を規定
−
−
追加
−
JIS C 5961の廃止に備え,個別規格で
引用される規定を残した。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:(IEC 60874-1:2011,IEC 61274-1:2011,MOD)
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 ················ 技術的差異がない。
− 削除 ················ 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD ··············· 国際規格を修正している。
3
C
5
9
6
2
:
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0
1
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