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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

C 5432-1994 

電子機器用丸形R01コネクタ 

Type R01 cylindrical connectors for use in electronic equipment 

1. 適用範囲 この規格は,JIS C 5401に基づき主として電子機器に用いる丸形R01コネクタ(以下,総

称してコネクタという。)について規定する。 

備考 この規格の引用規格を,次に示す。 

JIS C 5001 電子部品通則 

JIS C 5401 電子機器用コネクタ通則 

JIS C 5402 電子機器用コネクタ試験方法 

JIS C 5700 信頼性保証電子部品通則 

2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 5401及びJIS C 5402の規定によるほか,次

による。 

(1) プラグコネクタ(接せん) ケーブルなどの自由端に取り付けて使用するコネクタ。 

(2) レセプタクルコネクタ(接せん座) パネル,シャーシなどに取り付けて使用するコネクタ。 

(3) キャップ コネクタ結合部の防じん(塵),保護などのために用いるふた。 

(4) 接続ナット 結合部の一部で,コネクタの結合を助け,コネクタ相互間を保持するための袋ナット。 

3. 規格の体系及び優先順位 この規格の体系及び優先順位は,JIS C 5401の3.(規格の体系及び優先順

位)によって,次の順位とする。 

(1) 個別規格(この規格JIS C 5432) 

(2) 品目別通則 (JIS C 5401) 

(3) 部門別通則(JIS C 5001及びJIS C 5700) 

4. 形名 

4.1 

形名の構成 形名の構成は,次の配列による。 

(1) プラグコネクタ及びレセプタクルコネクタを表す場合 

 
 
 
 
 

例 

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C 5432-1994  

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(2) キャップを表す場合 

 
 
 
 
 
 
 

例 

4.2 

記号 

4.2.1 

コネクタ コネクタを表す記号は,CNとする。 

4.2.2 

形式 形式を表す記号は,R01とする。 

4.2.3 

コネクタ形状 コネクタ形状を表す記号は,表1による。 

表1 コネクタ形状 

記号 

形状 

SP 

結合部軸とケーブル挿入口軸とが直線上にあるプラグコネクタ 

LP 

結合部軸とケーブル挿入口軸とが直交するプラグコネクタ 

SR 

結合部軸が取付け面と直交するレセプタクルコネクタ 

PC 

プラグコネクタ結合部に取り付けるキャップ 

RC 

レセプタクルコネクタ結合部に取り付けるキャップ 

4.2.4 

コンタクト形状 コンタクト形状を表す記号は,表2による。 

表2 コンタクト形状 

記号 

形状 

電気的に接触する部分がおす形のもの 

電気的に接触する部分がめす形のもの 

4.2.5 

導入体寸法 導入体寸法を表す記号は,表3による。 

表3 導入体寸法 

記号 

導入体寸法 

013 

付図1及び付図2のA寸法が約13mmのもの 

016 

付図1及び付図2のA寸法が約16mmのもの 

021 

付図1及び付図2のA寸法が約21mmのもの 

025 

付図1及び付図2のA寸法が約25mmのもの 

4.2.6 

コンタクト数 コンタクト数を表す記号は,表4による。 

なお,導入体寸法記号との組合せは,表5による。 

表4 コンタクト数 

記号 

コンタクト数 

記号 

コンタクト数 

003 

コンタクト数が3のもの 

010 

コンタクト数が10のもの 

005 

コンタクト数が5のもの 

016 

コンタクト数が16のもの 

007 

コンタクト数が7のもの 

024 

コンタクト数が24のもの 

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C 5432-1994  

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表5 コンタクト数記号と導入体寸法記号との組合せ 

導入体寸法記号 

コンタクト数記号 

おす形のコンタクト径1.0mm 

おす形のコンタクト径1.6mm 

013 

005 

003 

016 

010 

007 

021 

016 

010 

025 

024 

016 

4.2.7 

絶縁体位置 絶縁体位置を表す記号は,付図3の位置決めキーとの位置で表し,A,X,Y及びZ

の4記号とする。 

なお,なるべくAを使用することが望ましい。 

5. コネクタの種類 コネクタの種類は,付表1による。 

6. 定格 

(1) 使用温度範囲 −25〜+85℃ 

(2) 使用相対湿度範囲 85%以下 

(3) 定格電圧 250V(交流実効値) 

(4) 定格電流 定格電流は,表6による。 

表6 定格電流 

おす形のコンタクト径 

mm 

定格電流(交流実効値) 

1.0 

1.6 

10 

7. 耐候性による分類 耐候性による分類は,JIS C 5401の6.(耐候性による分類)に基づいて25/085/04

とする。 

8. 性能 性能は,表7による。 

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C 5432-1994  

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表7 性能 

番号 

項目 

性能 

試験方法 (JIS C 5402) 

8.1 

絶縁抵抗 

1 000MΩ以上 

5.2(絶縁抵抗)による。 
(1) 試験方法の種類:C 

ただし,A又はBを用いてもよい。 

(2) 試験をするコンタクト数:全数 
(3) 試験電圧値:500±50V(直流) 
(4) コネクタの状態:結合しない状態 

8.2 

耐電圧 

せん絡及び絶縁破壊がないこと。 

5.1(耐電圧)による。 
(1) 試験方法の種類:C 

ただし,A又はBを用いてもよい。 

(2) 試験をするコンタクト数:全数 
(3) 試験電圧値:1kV(交流実効値) 
(4) コネクタの状態:結合しない状態 

8.3 

接触抵抗 

5mΩ以下 

5.3(接触抵抗)による。 
(1) 試験をするコンタクト数:1個のコネクタにつき

任意の6コンタクト。ただし,6コンタクトに満
たないコネクタは全数 

(2) 測定電流値:1A(直流) 

8.4 

互換性 

適合コネクタと異常なく結合及び
離脱ができること。 

4.3(互換性)による。 

8.5 

コンタク
トのゲー
ジ保持力 

6.4(コンタクトのゲージ保持力)による。 
(1) コンタクトの取付方法:コネクタに組み込まれた

状態 

(2) 試験をするコンタクト数:1個のコネクタにつき

任意の6コンタクト。ただし,6コンタクトに満
たないコネクタは全数 

(3) 使用するゲージ:次の図による。 

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C 5432-1994  

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番号 

項目 

性能 

試験方法 (JIS C 5402) 

8.6 

結合力及
び離脱力 

6.6(結合力及び離脱力)による。 
(1) コネクタの取付方法:適切な方法で試験機に取り

付ける。 

(2) 試験に不要な部分:接続ナットは,試験に支障が

ある場合には取り除く。 

8.7 

耐振性 

6.1(耐振性)による。 
(1) コネクタの取付方法:実装状態を模擬できるジグ

を使用し適切に取り付ける。 

(2) 振動数範囲:10〜55Hz 
(3) 片振幅:0.75mm 
(4) 掃引サイクル数:1方向に24サイクル(約2時間) 
(5) コンタクトのチャタリング:すべてのコンタクト

が直列になるように接続し,試験中100mA以下
の電流を通電する。 

8.8 

衝撃 

6.2(衝撃)による。 
(1) コネクタの取付方法:実装状態を模擬できるジグ

を使用し適切に取り付ける。 

(2) ピーク加速度:490m/s2 
(3) 作用時間:11ms 
(4) 波形:正弦半波又はのこぎり波 
(5) 衝撃方向と回数:結合軸方向を含む互いに垂直な

3方向を3回ずつ計9回 

(6) コンタクトのチャタリング:すべてのコンタクト

が直列になるように接続し,試験中100mA以下
の直列を通電する。 

8.9 

繰返し動
作 

6.3(繰返し動作)による。 
(1) コネクタの取付方法:適切な方法でジグに取り付

ける。 

(2) 動作回数:500回 
(3) 装置の使用:使用してもよい。 
(4) 動作速度:毎分10回以下 

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番号 

項目 

性能 

試験方法 (JIS C 5402) 

8.10 

定常状態
の耐湿性 

7.3(定常状態の耐湿性)による。 
(1) コネクタの状態:結合しない状態 
(2) 放置時間:4日間 
(3) 湿気の除去:目視できる水滴は,除去する。 

8.11 

温度サイ
クル 

7.2(温度サイクル)による。 
(1) コネクタの状態:結合しない状態 
(2) 低温温度:−40±3℃ 
(3) 高温温度:100±2℃ 
(4) 移し替え時間:2〜3分間 
(5) 放置時間:30分間 

8.12 

塩水噴霧 

7.1(塩水噴霧)による。 
(1) コネクタの状態:結合しない状態 
(2) 試験時間:48±4時間 

8.13 

耐熱性 

7.8(耐熱性)による。 
(1) コネクタの状態:結合しない状態 
(2) 試験温度:85±2℃ 
(3) 放置時間:96±4時間 

8.14 

耐寒性 

7.9(耐寒性)による。 
(1) コネクタの状態:結合しない状態 
(2) 試験温度:−25±3℃ 
(3) 放置時間:16 時間 

0

2

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番号 

項目 

性能 

試験方法 (JIS C 5402) 

8.15 

はんだ耐
熱性 

7.12(はんだ耐熱性)による。 
(1) 試験方法:2 
(2) はんだこて先:B 
(3) 試験部分までの距離:ソルダーカップの根元まで 
(4) はんだこてを当てている時間:5±1秒間 

注(1) 試験直後とは,槽から取り出した後5分間以内とする。 

9. 外観,構造及び寸法 

9.1 

外観 コネクタの外観は,JIS C 5402の4.1(外観,構造及び仕上げ)によって試験したとき,異常

があってはならない。 

9.2 

構造及び寸法 コネクタの構造及び寸法は,次による。 

(1) プラグコネクタ結合部 プラグコネクタ結合部の構造及び寸法は,付図1による。 

(2) レセプタクルコネクタ結合部及び取付部 レセプタクルコネクタ結合部及び取付部の構造及び寸法は,

付図2による。 

(3) 絶縁体位置 シェルに対する絶縁体位置は,付図3による。 

(4) コンタクトの配列及び番号 コンタクトの配列及び番号は,付図4による。 

(5) コンタクト コンタクトの構造及び寸法は,付図5による。 

(6) キャップ キャップの構造及び寸法は,付図6による。 

9.3 

材料及び仕上げ 

9.3.1 

材料 材料は,8.の性能を満足するものを使用しなければならない。 

9.3.2 

仕上げ 

(1) 表面処理 すべての金属部分には,8.の性能を満足する表面処理を施すこと。 

(2) 仕上げ 機械的又は電気的な理由による必要な部分以外のすべての鋭い端や削り目が,金属部分にあ

ってはならない。 

10. 試験 

10.1 試験の状態 

(1) 標準状態 試験及び測定は,JIS C 5402の3.1(標準状態)に規定の標準状態(温度15〜35℃,相対

湿度25〜85%,気圧86〜106kPa)で行う。ただし,この標準状態で測定値による判定に疑義を生じた

場合,又は特に要求された場合は,次の判定状態で行う。 

(2) 判定状態 判定状態は,JIS C 5402の3.2(判定状態)に規定の判定状態(温度20±2℃,相対湿度60

〜70%,気圧86〜106kPa)とする。 

10.2 試験方法 試験方法は,表7による。 

11. 包装 包装は,コネクタの輸送中及び保管中に,損傷などのおそれがないように行う。 

12. 表示 

12.1 コネクタに対する表示 コネクタに対する表示は,見やすい箇所に容易に消えない方法で,次の事

項を表示する。 

(1) 形名又はその略号(付表1参照) 

C 5432-1994  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(2) 製造業者名又はその略号 

12.2 包装に対する表示 包装に対する表示は,次の事項を表示する。ただし,(3)及び(4)は,いずれか一

方を省略してもよい。 

(1) 形名 

(2) 数量 

(3) 製造年月又は製造年週 

(4) 製造ロット番号 

(5) 製造業者名又はその略号 

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C 5432-1994  

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付表1 コネクタの種類 

形名(2) 

略号(3) 

コネクタ 

形状 

コンタクト

形状 

CNR01SPM013003* 

01SPM1303* 

プラグ 
コネクタ 

おす 

CNR01SPM013005* 

01SPM1305* 

CNR01SPM016007* 

01SPM1607* 

CNR01SPM016010* 

01SPM1610* 

CNR01SPM021010* 

01SPM2110* 

CNR01SPM021016* 

01SPM2116* 

CNR01SPM025016* 

01SPM2516* 

CNR01SPM025024* 

01SPM2524* 

CNR01LPM013003* 

01LPM1303* 

プラグ 
コネクタ 

おす 

CNR01LPM013005* 

01LPM1305* 

CNR01LPM016007* 

01LPM1607* 

CNR01LPM016010* 

01LPM1610* 

CNR01LPM021010* 

01LPM2110* 

CNR01LPM021016* 

01LPM2116* 

CNR0lLPM025016* 

01LPM2516* 

CNR01LPM025024* 

01LPM2524* 

CNR01SRM013003* 

01SRM1303* 

レセプタクル 
コネクタ 

おす 

CNR01SRM013005* 

01SRM1305* 

CNR01SRM016007* 

01SRM1607* 

CNR01SRM016010* 

01SRM1610* 

CNR01SRM021010* 

01SRM2110* 

CNR01SRM021016* 

01SRM2116* 

CNR01SRM025016* 

01SRM2516* 

CNR01SRM025024* 

01SRM2524* 

CNR01SPF013003* 

01SPF1303* 

プラグ 
コネクタ 

めす 

CNR01SPF013005* 

01SPF1305* 

CNR01SPF016007* 

01SPF1607* 

CNR01SPF016010* 

01SPF1610* 

CNR01SPF021010* 

01SPF2110* 

CNR01SPF021016* 

01SPF2116* 

CNR01SPF025016* 

01SPF2516* 

CNR01SPF025024* 

01SPF2524* 

CNR01LPF013003* 

01LPF1303* 

プラグ 
コネクタ 

めす 

CNR01LPF013005* 

01LPF1305* 

CNR01LPF016007* 

01LPF1607* 

CNR01LPF016010* 

01LPF1610* 

CNR01LPF021010* 

01LPF2110* 

CNR01LPF021016* 

01LPF2116* 

CNR01LPF025016* 

01LPF2516* 

CNR01LPF025024* 

01LPF2524* 

CNR01SRF013003* 

01SRF1303* 

レセプタクル 
コネクタ 

めす 

CNR01SRF013005* 

01SRF1305* 

CNR01SRF016007* 

01SRF1607* 

CNR01SRF016010* 

01SRF1610* 

CNR01SRF021010* 

01SRF2110* 

CNR01SRF021016* 

01SRF2116* 

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10 

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形名(2) 

略号(3) 

コネクタ 

形状 

コンタクト

形状 

CNR01SRF025016* 

01SRF2516* 

CNR01SRF025024* 

01SRF2524* 

CNR01PC013 

01PC13 

キャップ 

− 

CNR01PC016 

01PC16 

CNR01PC021 

01PC21 

CNR01PC025 

01PC25 

CNR01RC013 

01RC13 

キャップ 

− 

CNR01RC016 

01RC16 

CNR01RC021 

01RC21 

CNR01RC025 

01RC25 

注(2) 形名の*には,絶縁体位置を表す記号A,X,Y又はZが入る。 

(3) 略号の*には,絶縁体位置を表す記号X,Y又はZが入り,A

は省略する。 

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11 

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付図1 プラグコネクタ結合部の構造・寸法 

単位mm 

導入体 

寸法 

記号 

寸法 

013 

12.7 

M18×1 

11.2 

12.0 

0.5 

4.0±0.5 14.0 

3.0 

1.5 

10.7 

21.0+1.0 0.8+0.3 

016 

16.3 

M22×1 

18.3 

14.3 

25.0+1.0  

021 

20.5 

M26×1 

22.5 

18.5 

29.0+1.0  

025 

24.7 

M30×1 

26.7 

21.7 

33.0+1.0  

備考1. ねじの精度は,2級とする。 

2. 図は,右半分はおすコンタクト,左半分はめすコンタクトの場合を示す。 

0.2

0

0.2

0

0.2

0

0.2

0

0.3

0

0.3

0

0.5

0

0.15

0

0.15

0

0.15

0

00.2

00.2

00.2

00.2

0.15

0

0.8

0

00.8

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12 

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付図2 レセプタクルコネクタ結合部及び取付部の構造・寸法 

単位mm 

導入体 

寸法 

記号 

寸法 

013 

13.0 

M18×1 12.0 

0.5 

5.0 

14.3 

3.2 

1.9 

16.0±0.3 10.5±1.0 2.0±0.3  20.0±0.2 26.0±0.5 3.2 

016 

16.6 

M22×1 

18.6 

20.0±0.3 

23.0±0.2 29.0±0.5 

021 

20.8 

M26×1 

22.8 

24.0±0.3 

26.0±0.2 32.0±0.5 

025 

25.0 

M30×1 

27.0 

28.0±0.3 

29.0±0.2 35.0±0.5 

備考1. ねじの精度は,2級とする。 

2. 図は,右半分はおすコンタクト,左半分はめすコンタクトの場合を示す。 

0.5

0

00.2

00.2

0

0.2

00.2

0

0.15

00.8

00.3

00.2

00.3

0

0.15

0

0.15

0

0.15

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13 

C 5432-1994  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図3 絶縁体位置 

導入体
寸法 
記号 

コンタ
クト数 

角度 

絶縁体位置記号X
までの角度θ1 

絶縁体位置記号Y
までの角度θ2 

絶縁体位置記号Z
までの角度θ3 

013 

30°±30' 

 60°±30' 

180°±30' 

45°±30' 

 90°±30' 

315°±30' 

016 

30°±30' 

135°±30' 

− 

10 

45°±30' 

 90°±30' 

315°±30' 

021 

10 
16 

025 

16 
24 

備考1. 図は,おす形コンタクトの場合で,結合面から見たコンタクト数5の場合

を示す。 

2. θは,絶縁体位置を表す記号Aの場合の位置決めキーから各々の絶縁体位

置記号までの角度を示す。 

3. 形名の絶縁体位置を表す記号に従い,その絶縁体位置記号が位置決めキー

のところにくるように絶縁体を組み込む。ただし,Aの場合は,付図4に
よる。 

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14 

C 5432-1994  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図4 コンタクトの配列及び番号 

単位 mm 

導入体
寸法 
記号 

コンタ
クト数 

おす形コンタクト径1.6 

コンタ
クト数 

おす形コンタクト径1.0 

013 

016 

10 

021 

10 

16 

025 

16 

24 

備考1. 図は,プラグコネクタにおす形コンタクトをもつ絶縁物を取り付け,結合部から見たものである。 

2. 各端子間隔の寸法の許容差は,±0.05とする 
3. コンタクト番号は,図に示す近傍に表示すること。 
4. 図は,絶縁体位置を表す記号がAの場合を示す。 

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15 

C 5432-1994  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図5 コンタクトの構造・寸法 

単位 mm 

コンタクト径 

寸法 

(E) 

1.0 

1.00±0.03 

8.0

5.0

0.1

2.0

0.1

5.0

1.003.0+ 

(3.2) 

5.0以下 

1.6 

1.60±0.03 

10.0

5.0

0.1

3.5 

1.603.0+ 

(5.2) 

8.0以下 

注(4) C寸法は,絶縁体先端から有効接触部までの寸法を示す。この寸法は,設計寸法であ

り,受渡試験の対象としない。 

備考 括弧内の寸法は,参考とする。 

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16 

C 5432-1994  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図6 キャップの構造・寸法 

単位 mm 

導入体 
寸法記号 

寸法 

013 

M18×1 

11.705.0+ 

7.0

5.0

0

− 

14.302.0+ 

21.0±1.0 

3.203.0+ 

016 

M22×1 

18.602.0+ 

25.0±1.0 

021 

M26×1 

22.802.0+ 

29.0±1.0 

025 

M30×1 

27.002.0+ 

33.0±1.0 

単位 mm 

導入体 
寸法記号 

寸法 

013 

M18×1 

21.0±1.0 

4.0±0.5 

3.203.0+ 

016 

M22×1 

25.0±1.0 

021 

M26×1 

29.0±1.0 

025 

M30×1 

33.0±1.0 

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17 

C 5432-1994  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

参考 試験の組合せ及び順序 

この参考は,この規格電子機器用丸形R01コネクタに規定する試験項目の群分け,試験の順序及び試験試

料数を将来品質保証条項が導入されたときの目安として示したものであり,これは参考であって,規格の

一部ではない。 

参考表1 試験の組合せ及び順序 

群 

順序 

試験項目 

適用条項 

試料数 

外観 

9.1 

12 

構造及び寸法 

9.2 

材料及び仕上げ 

9.3 

表示 

12.1 

絶縁抵抗 

表7の番号8.1 

耐電圧 

表7の番号8.2 

互換性 

表7の番号8.4 

接触抵抗 

表7の番号8.3 

コンタクトのゲージ保持力 表7の番号8.5 

10 

結合力及び離脱力 

表7の番号8.6 

はんだ耐熱性 

表7の番号8.15 

耐振性 

表7の番号8.7 

衝撃 

表7の番号8.8 

繰返し動作 

表7の番号8.9 

温度サイクル 

表7の番号8.11 

耐熱性 

表7の番号8.13 

耐寒性 

表7の番号8.14 

定常状態の耐湿性 

表7の番号8.10 

塩水噴霧 

表7の番号8.12 

18 

C 5432-1994  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JIS C 5432原案作成第2委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

五 味 勇 二 

財団法人日本電子部品信頼性センター 

前 田 昌 昭 

財団法人日本品質保証機構 

山 内 慎 二 

日本放送協会 

栗 原 正 英 

社団法人日本プリント回路工業会 

杉 本 俊 二 

防衛庁装備局 

岩 田   武 

東京特殊印刷工業株式会社 

三 宅 信 弘 

通商産業省機械情報産業局 

栗 原 史 郎 

工業技術院標準部 

斉 藤 哲 也 

ソニー株式会社 

土 谷 順 二 

沖電気工業株式会社 

西 林 和 男 

株式会社東芝 

松 尾 宏 之 

株式会社日立製作所 

三 宅 敏 明 

松下電器産業株式会社 

浅 原   真 

日本電気株式会社 

菊 地 清 秋 

三菱電機株式会社 

築 山 忠 勝 

サカエ電子工業株式会社 

米 山 靖 夫 

株式会社フジソク 

栗 原 正 明 

ホシデン株式会社 

高 木 祐 司 

アルプス電気株式会社 

星     進 

本多通信工業株式会社 

南 雲 孝 文 

東京軽電機株式会社 

(事務局) 

塚 田 潤 二 

社団法人日本電子機械工業会 

川 崎 明 彦 

社団法人日本電子機械工業会 

JIS C 5432原案作成第2委員会分科会 構成表 

氏名 

所属 

(主査) 

星     進 

本多通信工業株式会社 

(副主査) 

福 地 俊 郎 

多治見無線電機株式会社 

土 谷 順 二 

沖電気工業株式会社 

斉 藤 哲 也 

ソニー株式会社 

掘 部   勇 

日本電気株式会社 

渡 辺 国 男 

第一電子工業株式会社 

高 木 正 男 

日本航空電子工業株式会社 

佐 藤 美喜男 

ヒロセ電機株式会社 

(事務局) 

塚 田 潤 二 

社団法人日本電子機械工業会 

川 崎 明 彦 

社団法人日本電子機械工業会