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日本工業規格

JIS

 C

5420

-1991

プリント配線板用コネクタ通則

General rules of one-part connectors for printed wiring board

1.

適用範囲  この規格は,電子機器に使用するプリント配線板用コネクタのうち,プリント配線板のエ

ッジコネクタ端子と直接結合するコネクタ(以下,コネクタという。

)の共通的事項及び個別規格に規定す

べき事項について規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS C 5001

  電子部品通則

JIS C 5401

  電子機器用コネクタ通則

JIS C 5402

  電子機器用コネクタ試験方法

JIS C 5603

  プリント配線板用語

JIS C 5700

  信頼性保証電子部品通則

JIS Z 9015

  計数調整型抜取検査(供給者を選択できる場合の購入検査)

2.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

IEC 603-1 (1981)

  Connectors for frequencies below 3 MHz for use with printed boards. Part 1 :

General rules and guide for the preparation of detail specifications

IEC 603-1A (1982)

  Connectors for frequencies below 3 MHz for use with printed boards. First

sup-plement : Appendix B : Example of detail specification. Group of related twopart connectors

for printed boards for basic grid 2.54 mm (0.1 in) with common mounting features

2.

用語の定義  この規格に用いる主な用語の定義は,JIS C 5001JIS C 5401JIS C 5402JIS C 5603

及び JIS C 5700 による。

3.

規格の体系及び優先順位  コネクタの規格の体系及び優先順位は,JIS C 5401 の 3.(規格の体系及び

優先順位)による。

なお,この規格  (JIS C 5420)  は,品種別通則に該当する。

4.

形名

4.1

形名の構成  形名の構成は,次の配列による。


2

C 5420-1991

コネクタを表す

記号

形式を表す

記号

適合プリント配線板

の厚さを表す記号

コンタクト数

を表す記号

コンタクト構

成を表す記号

コンタクトピッ

チを表す記号

(

4.2.1

) (

4.2.2

) (

4.2.3

) (

4.2.4

) (

4.2.5

) (

4.2.6

)

 

CN P01

16

044  A  200

コンタクト端子部の

接続方法を表す記号

取り付け構造を表

す記号

等級を表す記

その他必要な

事項

(

4.2.7

) (

4.2.8

) (

4.2.9

) (

4.2.10

)

 S

2

B

4.2

記号

4.2.1

コネクタ  コネクタを表す記号は,CN とする。

4.2.2

形式  形式を表す記号は,と 2 数字の組合せによって表し P□□とする。

なお,2 数字は個別規格による。

備考  □は数字を表す。

4.2.3

適合プリント配線板の厚さ  コネクタに挿入する適合プリント配線板(結合部)の厚さを表す記号

は,2 数字で表し

表 による。

表 1  適合プリント配線板の厚さ

単位 mm

記号

プリント配線板の厚さ

01 0.1

02 0.2

03 0.3

04 0.4

05 0.5

06 0.6

08 0.8

10 1.0

12 1.2

16 1.6

20 2.0

24 2.4

32 3.2

4.2.4

コンタクト数  コンタクト数を表す記号は,3 数字で表し表 による。


3

C 5420-1991

表 2  コンタクト数

記号

コンタクト数

記号

コンタクト数

記号

コンタクト数

006  6  036 36 076 76

010 10 038 38 080 80

012 12 042 42 084 84

014 14 044 44 086 86

018 18 048 48 088 88

020 20 052 52 100 100

022 22 056 56 120 120

026 26 060 60 140 140

028 28 064 64 160 160

030 30 068 68 180 180

034 34 072 72 200 200

4.2.5

コンタクト構成  コンタクト構成を表す記号は,1 英大文字で表し表 による。

表 3  コンタクト構成

記号

コンタクト構成

A

プリント配線板の片面だけと接触するコンタクト

B

プリント配線板の両面に接触し,かつ,双方が電気的に接続しているコンタクト

C

プリント配線板の両面に接触し,かつ,それぞれが電気的に独立なコンタクト

4.2.6

コンタクトピッチ  コンタクトピッチ(結合側)を表す記号は,3 数字で表し表 による。

表 4  コンタクトピッチ

単位 mm

記号

コンタクトピッチ(ミリ系列)

記号

コンタクトピッチ(インチ系列)

050 0.50 127 1.27

080 0.80 254 2.54

100 1.00 318 3.18

125 1.25 396 3.96

150 1.50

200 2.00

250 2.50

400 4.00

4.2.7

コンタクト端子部の接続方法  コンタクト端子部の接続方法を表す記号は,1 英大文字で表し表 5

による。

表 5  コンタクト端子部の接続方法

記号

コンタクト端子部

S

電気接続用のリード線をはんだ付けによって接続するもの。

W

電気接続用のリード線を無はんだ巻付けによって接続するもの。

C

電気接続用のリード線を圧着によって接続するもの。

D

電気接続用のリード線を被覆をむかずに圧接によって接続するも

の。

I

電気接続用のリード線を被覆をむかずに端子の突起部で被覆を貫

通して心線に接続するもの。

T

プリント配線板の部品穴にはんだ付けによって接続するもの。

M

プリント配線板に表面実装によって接続するもの。

P

プリント配線板の部品穴に圧入によって接続するもの。

4.2.8

取付構造  取付構造を表す記号は,1 数字で表し表 による。


4

C 5420-1991

表 6  取付構造

記号

取付構造

参考

1

ねじ埋込金具

をもったもの

2

丸穴,長穴,欠

け穴をもった
もの

3

浮動取付金具
をもったもの

4

取付部のない

もの

9 1

∼4 以外の構

造のもの

4.2.9

等級  等級を表す記号は,1 英大文字で表し表 による。

表 7  等級

記号

等級の内容

B

品質評価を必要とするもので,その水準が一般水準のもの。

C

品質評価を必要とするもので,その水準が簡易水準のもの。

X

品質評価について特に規定しないもの。

参考  水準は,JIS C 5700 に規定する水準に相当する。

4.2.10

その他必要な事項  その他必要な事項を表す記号は,4.2.14.2.9 では表せない性能,構造,材質

及びその他必要な事項を表す場合に適用し,個別規格に規定する。

5.

定格

5.1

使用温度範囲  使用温度範囲は,表 のいずれかの範囲とし個別規格に規定する。

表 8  使用温度範囲

単位  ℃

−10∼+70

−25∼+70

−25∼+85

−40∼+85

−55∼+100

−55∼+125

−65∼+155

5.2

定格電圧  定格電圧は,表 のいずれかの値とし個別規格に規定する。


5

C 5420-1991

表 9  定格電圧

単位  V(交流実効値)

    12.5

125

    31.5

200

    50

250

    63

500

   100

5.3

定格電流  定格電流は,表 10 のいずれかの値とし個別規格に規定する。

表 10  定格電流

単位  A(交流実効値)

        0.5

            5

        1

            8

        3.15

          10

6.

耐候性による分類  耐候性による分類は,三組の数字を並べ斜線で区切って表し,表 11 のいずれかか

ら選び個別規格に規定する。

表 11  耐候性による分類

10/070/04

25/070/10

25/085/10

25/085/21

40/085/21

40/085/56

55/100/21

55/125/21

55/125/56

65/155/56

第 1 組

耐寒性試験温度を 2 数字で表す。

第 2 組

耐熱性試験温度を 3 数字で表す。

  なお,温度が 100℃未満の場合は,その数字

の前に 0 を付けて 3 数字とする。

第 3 組

耐湿性(定常状態)試験日数を 2 数字で表す。

  なお,試験日数が 10 日未満の場合は,その数

字の前に 0 を付けて 2 数字とする。

 

第 1 組

第 2 組

第 3 組

 10 /

070 /

04

例は,耐寒性試験温度  (−10℃),耐熱性試験温度 (70℃),耐湿性試験日数(4 日間)の試験を行うこと

を表す。

7.

性能

7.1

一般  性能に関する項目及び規格値は,個別規格に規定する。

7.2

電気的性能

7.2.1

絶縁抵抗  絶縁抵抗値は,9.2.1 の試験をしたとき,個別規格の規定を満足しなければならない。

7.2.2

耐電圧  耐電圧は,9.2.2 の試験をしたとき,個別規格に規定する異常があってはならない。

7.2.3

低電圧,低電流下の接触抵抗  低電圧,低電流下の接触抵抗値は,9.2.3 の試験をしたとき,個別

規格の規定を満足しなければならない。

7.2.4

接触抵抗  接触抵抗値は,9.2.4 の試験をしたとき,個別規格の規定を満足しなければならない。

7.2.5

電気的負荷及び温度  電気的負荷及び温度は,9.2.5 の試験をしたとき,高温時の絶縁抵抗値は,

個別規格に規定の値を満足しなければならない。

また,標準状態に放置後,7.2.3 の低電圧,低電流下の接触抵抗値,又は 7.2.4 の接触抵抗値は,個別規


6

C 5420-1991

格の規定を満足しなければならない。

その後,耐電圧試験で異常があってはならない。

7.3

機械的性能

7.3.1

誤結合防止機構  誤結合防止機構は,9.3.1 の試験をしたとき,正規の方法だけで結合できなけれ

ばならない。

7.3.2

コンタクトのゲージ保持力  コンタクトのゲージ保持力は,9.3.2 の試験をしたとき,個別規格に

規定の値を満足しなければならない。

7.3.3

結合力及び離脱力  結合力及び離脱力は,9.3.3 の試験をしたとき,個別規格に規定の値を満足し

なければならない。

7.3.4

耐振性  耐振性は,9.3.4 の試験をしたとき,コネクタ各部に機械的損傷がなく,試験中コンタク

トのチャタリングは,個別規格に規定の値を満足しなければならない。

7.3.5

衝撃  衝撃は,9.3.5 の試験をしたときコネクタ各部に機械的損傷がなく,試験中コンタクトのチ

ャタリングは,個別規格に規定の値を満足しなければならない。

また,試験後,7.2.1 の絶縁抵抗値及び 7.2.2 の耐電圧は,個別規格に規定の値を満足しなければならな

い。

7.3.6

繰返し動作  繰返し動作は,9.3.6 の試験をしたとき,コネクタ各部に機械的損傷がなく,試験後,

7.2.1

の絶縁抵抗値,7.2.2 の耐電圧,7.2.3 の低電圧,低電流下の接触抵抗値(又は 7.2.4 接触抵抗値)及び

7.3.2

のコンタクトのゲージ保持力は,個別規格に規定の値を満足しなければならない。

7.3.7

コンタクト端子部強度  コンタクト端子部強度は,9.3.7 の試験をしたとき,コネクタ各部に機械

的損傷があってはならない。

7.3.8

コンタクト保持力  コンタクト保持力は,9.3.8 の試験をしたとき,コネクタ各部に機械的損傷が

なく,7.3.2 のコンタクトのゲージ保持力は,個別規格に規定の値を満足しなければならない。

7.4

耐候性

7.4.1

はんだ付け性  はんだ付け性は,9.4.1 の試験をしたとき,はんだのぬれは良好でなければならな

い。

7.4.2

温度サイクル  温度サイクルは,9.4.2 の試験をしたとき,次による。

(1)

結合したコネクタ  7.2.3 の低電圧,低電流下の接触抵抗値(又は,7.2.4 の接触抵抗値)及び 7.3.3 

結合力及び離脱力は,個別規格に規定の値を満足し,外観に異常がないこと。

(2)

非結合のコネクタ  7.2.1 の絶縁抵抗値及び 7.2.2 の耐電圧は,個別規格に規定の値を満足し,外観に

異常がないこと。

7.4.3

一連耐候性  一連耐候性は,9.4.3 の試験をしたとき,次による。

(1)

結合したコネクタ  7.2.3 の低電圧,低電流下の接触抵抗値(又は 7.2.4 の接触抵抗値)及び 7.3.3 の結

合力及び離脱力は,個別規格に規定の値を満足し,外観に異常がないこと。

(2)

非結合のコネクタ  7.2.1 の絶縁抵抗値及び 7.2.2 の耐電圧は,個別規格に規定の値を満足し,外観に

異常がないこと。

7.4.4

塩水噴霧  塩水噴霧は,9.4.4 の試験をしたとき,コネクタ各部に機能を損なうような腐食があっ

てはならない。

また,試験後,7.2.3 の低電圧,低電流下の接触抵抗値又は 7.2.4 の接触抵抗値は,個別規格の規定を満

足しなければならない。

7.4.5

耐湿性(定常状態)  耐湿性は,9.4.5 の試験をしたとき,次による。


7

C 5420-1991

(1)

結合したコネクタ  7.2.3 の低電圧,低電流下の接触抵抗値(又は,7.2.4 の接触抵抗値)及び 7.3.3 

結合力及び離脱力は,個別規格の規定を満足し,外観に異常がないこと。

(2)

非結合のコネクタ  7.2.1 の絶縁抵抗値及び 7.2.2 の耐電圧は,個別規格に規定の値を満足し,外観に

異常がないこと。

7.4.6

耐熱性  耐熱性は,9.4.6 の試験をしたとき,試験終了直後高温中で 7.2.1 の絶縁抵抗値は,個別規

格の規定を満足しなければならない。

7.4.7

はんだ耐熱性  はんだ耐熱性は,9.4.7 の試験をしたとき,個別規格に規定の値を満足しなければ

ならない。

8.

外観,構造及び寸法

8.1

外観  コネクタの外観は,目視によって試験したとき,異常があってはならない。

8.2

構造及び寸法  コネクタの構造及び寸法は,次の事項を個別規格に規定する。

なお,許容差の規定がない寸法の許容差は,基準寸法が整数値又は小数点以下 1 けたまで規定してある

場合は±0.4mm,2 けたまで規定してある場合は±0.13mm とし,角度については±30'とする。

(1)

適合プリント配線板(結合側)の厚さ

(2)

コンタクト数

(3)

コンタクト構成

(4)

コンタクトピッチ(結合側)

(5)

コンタクト端子部の接続方法及び寸法

(6)

取付構造及び寸法

(7)

プリント配線板挿入部寸法

(8)

外形寸法

(9)

その他互換性に必要な寸法

8.3

仕上げ

8.3.1

表面処理  すべての金属部品には,この規格の性能を満足する表面処理を施す。表面処理の種類,

厚さは,必要に応じて個別規格に規定する。

8.3.2

仕上げ  機械的又は電気的理由による必要な部分以外のすべての鋭い端や削り目は,金属部分にあ

ってはならない。

8.4

コンタクト番号  コンタクト番号は,コネクタを縦位置に置き,コネクタの端子部から見たとき,

上から下へは 1 から始まる数字で,左から右へは A から始まる英大文字で表す。

9.

試験

9.1

試験の状態

(1)

標準状態  試験及び測定は,JIS C 5402 の 3.1 に規定の標準状態(温度 15∼35℃,相対湿度 25∼85%,

気圧 86∼106kPa)で行う。ただし,この標準状態で測定値による判定に疑義を生じた場合,又は特に

要求された場合は次の判定状態の下で行う。

(2)

判定状態  判定状態は,JIS C 5402 の 3.2 に規定の判定状態(温度 20±2℃,相対湿度 60∼70%,気圧

86

∼106kPa)とする。

9.2

電気的性能試験


8

C 5420-1991

9.2.1

絶縁抵抗  絶縁抵抗は,プリント配線板を結合しない状態でコネクタを JIS C 5402 の 5.2(絶縁抵

抗)によって試験する。

測定は,コンタクト相互間及びコンタクトとその他の導体間で行う。ただし,試験は直流 500V 又はコ

ネクタの定格電圧のいずれか低い電圧で測定する。

9.2.2

耐電圧  耐電圧は,プリント配線板を結合しないコネクタを JIS C 5402 の 5.1(耐電圧)によって

試験する。試験は,コンタクト相互間及びコンタクトとその他の導体間で行う。

なお,試験電圧は,

表 12 のいずれかを個別規格に規定する。ただし,電圧は商用周波数実効値とし,印

加時間は,1 分間とする。

表 12  耐電圧

単位  V(商用周波数実効値)

 50

1

000

 100

1

600

 500

9.2.3

低電圧,低電流下の接触抵抗  低電圧,低電流下の接触抵抗値は,個別規格に規定の適合プリント

配線板をコネクタに結合し,コンタクトと適合プリント配線板の導体間の接触抵抗を JIS C 5402 の 5.4(低

電圧,低電流下の接触抵抗)によって試験する。

9.2.4

接触抵抗  接触抵抗は,個別規格に規定の適合プリント配線板をコネクタに結合し,コンタクトと

適合プリント配線板の導体間の接触抵抗を JIS C 5402 の 5.3(接触抵抗)によって試験する。

9.2.5

電気的負荷及び温度  電気的負荷及び温度は,個別規格に規定の適合プリント配線板をコネクタに

結合し,JIS C 5402 の 5.11(電気的負荷及び温度)によって試験する。

試験開始後,10 時間目と最後に 9.2.1 の高温での絶縁抵抗を測定する。

試験終了後,供試コネクタを個別規格に規定の時間,標準状態に放置する。

また,放置後,9.2.3 の低電圧,低電流下の接触抵抗又は 9.2.4 の接触抵抗及び 9.2.2 の耐電圧の試験を行

い,外観検査を行う。

9.3

機械的性能試験

9.3.1

誤結合防止機構(誤結合防止機構をもつコネクタに適用)  誤結合防止機構は,個別規格に規定の

ゲージ又は適合プリント配線板を用いて JIS C 5402 の 6.11(誤結合防止機構)によって試験する。

9.3.2

コンタクトのゲージ保持力  コンタクトのゲージ保持力は,個別規格に規定のゲージを用いて JIS 

C 5402

の 6.4(コンタクトのゲージ保持力)によって試験する。

9.3.3

結合力及び離脱力  結合力及び離脱力は,個別規格に規定のゲージを用いて JIS C 5402 の 6.6(結

合力及び離脱力)によって試験する。

9.3.4

耐振性  耐振性は,コネクタに適合プリント配線板を結合し,電気的にコンタクトが直列につなが

るように配線してジグに取り付け,JIS C 5402 の 6.1(耐振性)によって試験する。

試験中にコンタクトのチャタリングを JIS C 5402 の 5.5(コンタクトのチャタリング)によって試験す

る。

また,試験後,コネクタ各部に機械的損傷がなく,9.2.1 の絶縁抵抗及び 9.2.2 の耐電圧試験を行う。

9.3.5

衝撃  衝撃は,コネクタに適合プリント配線板を結合し,電気的にコンタクトが直列につながるよ

うに配線してジグに取り付け,JIS C 5402 の 6.2(衝撃)によって試験する。

試験中にコンタクトのチャタリングを JIS C 5402 の 5.5(コンタクトのチャタリング)によって試験す

る。


9

C 5420-1991

また,試験後,外観検査,9.2.1 の絶縁抵抗,9.2.2 の耐電圧試験を行う。

9.3.6

繰返し動作  繰返し動作は,個別規格に規定のゲージ又は適合プリント配線板を用いて JIS C 5402

の 6.3(繰返し動作)によって試験する。

(1)

耐候性試験を伴う場合  耐候性試験前の動作回数は,個別規格に規定の繰返し動作回数の半分の回数

とし,耐候性試験後は残りの回数とする。

規定の回数終了後,外観検査,9.2.1 の絶縁抵抗,9.2.2 の耐電圧及び 9.3.2 のコンタクトのゲージ保

持力の試験を行う。

(2)

電気的負荷及び温度試験を伴う場合  規定の半分の回数の繰返し動作を行い,9.2.5 の電気的負荷及び

温度試験を行う。

(3)

その他の場合  個別規格に規定の回数繰返し動作を行った後,試験後,9.2.1 の絶縁抵抗,9.2.2 の耐電

圧,9.2.3 の低電圧,低電流下の接触抵抗(又は 9.2.4 の接触抵抗)及び 9.3.2 のコンタクトのゲージ保

持力の各試験を行う。

9.3.7

コンタクト端子部強度  コンタクト端子部強度は,コンタクト端子部を JIS C 5402 の 6.26.5[曲げ

強さ(試験 Ub)

]によって試験する。

9.3.8

コンタクト保持力  コンタクト保持力は,JIS C 5402 の 6.15(コンタクト保持力)によって試験す

る。

9.4

耐候性試験

9.4.1

はんだ付け性  はんだ付け性は,JIS C 5402 の 7.11(はんだ付け性)によって試験する。ただし,

エージングは行わない。

9.4.2

温度サイクル  温度サイクル規定の試料数の半数は,適合プリント配線板を結合し,残りの半数は

非結合の状態で JIS C 5402 の 7.2(温度サイクル)によって個別規格に規定する温度で試験する。試験後,

JIS C 5402

の 3.3(後処理条件)によって後処理を行う。

備考1.  絶縁抵抗と耐電圧は,試験の後処理後,直ちに実施すること。

2.

結合したコネクタは,接触抵抗の測定が終了するまで結合を外してはならない。

9.4.3

一連耐候性  一連耐候性は,規定の試料数の半数は適合プリント配線板を結合し,残りの半数は非

結合の状態で JIS C 5402 の 7.10(一連耐候性)によって次の順序で試験する。

(1)

耐熱性  耐熱性は,JIS C 5402 の 7.10.3(試験)表 18 の試験順位 1 によって個別規格に規定する温度

で 16 時間試験する。

なお,非結合のコネクタは,試験終了直後の高温中で絶縁抵抗を測定する。試験後,JIS C 5402 

3.3

(後処理条件)によって後処理を行う。

(2)

耐湿性(最初の サイクル)  耐湿性は,JIS C 5402 の 7.10.3(試験)表 18 の試験順位 2 によって最

初の 1 サイクルを試験する。試験後,JIS C 5402 の 3.3(後処理条件)によって後処理を行う。

(3)

耐寒性  耐寒性は,JIS C 5402 の 7.10.3(試験)表 18 の試験順位 3 によって個別規格に規定する温度

で 2 時間試験する。試験後,JIS C 5402 の 3.3(後処理条件)によって後処理を行う。後処理後,目視

によって外観検査を行う。

(4)

減圧  減圧は,JIS C 5402 の 7.10.3(試験)表 18 の試験順位 4 によって個別規格に規定する試験条件

で 5 分間試験する。試験後,目視によって外観検査を行う。

(5)

耐湿性(残りのサイクル)  耐湿性は,JIS C 5402 の 7.10.3(試験)表 18 の試験順位 5 によって残り

のサイクルを試験する。試験後,JIS C 5402 の 3.3(後処理条件)によって後処理を行う。

(6)

最終測定  最終測定は,一連耐候性の試験後,コネクタを次の順序で試験する。


10

C 5420-1991

結合したコネクタ

非結合のコネクタ

(a)

  接触抵抗

(a)

  絶縁抵抗

(b)

  結合力及び離脱力

(b)

  耐電圧

(c)

  外観検査

(c)

  外観検査

備考1.  絶縁抵抗と耐電圧は,試験の後処理後,直ちに実施すること。

2.

結合したコネクタは,接触抵抗の測定が終了するまで結合を外してはならない。

9.4.4

塩水噴霧  塩水噴霧は,非結合のコネクタを JIS C 5402 の 7.1(塩水噴霧)によって 48±4 時間試

験する。

9.4.5

耐湿性(定常状態)  耐湿性は,規定の試料数の半数は適合プリント配線板を結合し,残りの半数

は非結合の状態で JIS C 5402 の 7.3[耐湿性(定常状態)

]によって個別規格に規定する日数試験する。試

験後,JIS C 5402 の 3.3(後処理条件)によって後処理を行う。

備考1.  絶縁抵抗と耐電圧は,試験の後処理後,直ちに実施すること。

2.

結合したコネクタは,接触抵抗の測定が終了するまで結合を外してはならない。

9.4.6

耐熱性  耐熱性は,規定の試料数の半数は適合プリント配線板を結合し,残りの半数は非結合の状

態で JIS C 5402 の 7.8(耐熱性)によって個別規格に規定の温度及び時間で試験する。

試験後,JIS C 5402 の 3.3(後処理条件)によって後処理を行う。

9.4.7

はんだ耐熱性  はんだ耐熱性は,適合プリント配線板を結合しないで JIS C 5402 の 7.12(はんだ

耐熱性)によって行う。

なお,溶融はんだ法による場合のはんだ温度及び浸せき保持時間は,260±5℃及び 5±1s とし,他の方

法による場合は個別規格の規定による。

10.

品質評価及びその保証  4.2.9 の等級の区分の B 及び C のコネクタについては,JIS C 5401 の附属書 1

の品質保証プログラムを作成し,この規格  (JIS C 5420)  の

附属書 の品質保証の手順によって,そのコネ

クタの品質を保証しなければならない。

11.

包装  包装は,コネクタの輸送中及び保管中に,損傷などのおそれがないように行う。

12.

表示

12.1

コネクタに対する表示  コネクタには,個別規格に規定された箇所又は見やすい箇所に容易に消え

ない方法で次の事項を表示する。ただし,表示事項の詳細及び省略は,個別規格に規定する。

(1)

形名

(2)

製造業者名又はその略号

12.2

包装に対する表示  包装には,次の事項を表示する。ただし,表示事項の詳細及び省略は,個別規

格に規定する。

(1)

形名

(2)

耐候性による分類

(3)

数量

(4)

製造年月又は製造年週

(5)

製造ロット番号

(6)

製造業者名又はその略号


11

C 5420-1991

附属書 1  品質保証の手順

1.

適用範囲  この附属書は,製造業者が製造したコネクタについて認証を受け,認証後の品質保証検査

及び定期的認証維持試験を実施することによって,品質を保証する手順について規定する。

2.

認証試験  認証試験は,製造業者が製造したコネクタについて認証を受けるため,規格に適合してい

るかどうかを実証するために認証機関及び(又は)製造業者が行う試験で,

附属書 の規定による。

3.

品質保証検査  品質保証検査は,認証を受けた後に製造業者が製造したコネクタについて規格の品質

を満たしていることを保証するために行う検査で,

附属書 の規定による。

4.

定期的認証維持試験  定期的認証維持試験は,認定試験で実証されたコネクタの品質が維持されてい

るかどうかを定期的に確認するために,認証機関及び(又は)製造業者が行う試験で

付属書 の規定によ

る。


12

C 5420-1991

附属書 2  品質認証試験

1.

試験項目  試験項目は,附属書 表 及び表 による。ただし,個別規格で形状,特性及び等級に応

じ,一部を省略,変更又は追加をしてもよい。

2.

試料  試験に用いる試料は,次による。

(1)

試料は,JIS C 5401 

附属書 の品質保証プログラムで規定の製造条件及び管理条件で,試験開始前

3

か月以内に製造されたものとする。

(2)

試料数は,コネクタの形名,定格電圧,定格電流及び使用温度範囲別に,この規格の

附属書 表 

表 に規定の数量及びその適合プリント配線板を同数量とする。

(3)

群形式の認証を受ける場合は,個別規格に規定する代表形名のコネクタとする。

3.

認証の範囲  認証の範囲は,認証試験に提出した試料と同一のコネクタ又は個別規格に規定した群形

式の認証を受けるコネクタとする。

4.

試験の順序  試験の順序は,すべての試料について附属書 表 及び表 に規定の 1 群試験を行い,

次にこの試料を 2 群以下に分けて各々試験する。

なお,各群内の試験の順序は,表に記載の順に行う。

5.

合否の判定  合否の判定は,不良数が附属書 表 及び表 に規定の合格判定個数を超える場合は,

不合格とする。

なお,1 個のコネクタが同じ試験群に属する試験項目で二つ以上の項目にわたって不良となっても不良

数は 1 個と数える。

また,表示は,読み取れない場合に限り不良とする。


13

C 5420-1991

附属書 表 1  品質認証試験(等級 に適用する)

試験
順序

試験項目

本 体 の 適 用
条項

試験方法

JIS C 5402

試料数

合否判定個数

1

外観,構造及び寸法

 8.1

8.2

4.1

4.2

2

仕上げ

 8.3

4.1

3

表示

12.1

4.4

4

誤結合防止機構(適用する場合)

 7.3.1

6.11

5

低電圧,低電流下の接触抵抗又は
接触抵抗

 7.2.3

又は

  7.2.4

5.4

又は 5.3

6

絶縁抵抗

 7.2.1

5.2

1

7

耐電圧

 7.2.2

5.1

    20

    0

1

コンタクトのゲージ保持力

 7.3.2

6.4

2

結合力及び離脱力

 7.3.3

6.6

3

はんだ付け性

 7.4.1

7.11

4

耐振性

 7.3.4

6.1

5

衝撃

 7.3.5

6.2

6

温度サイクル

 7.4.2

7.2

7

一連耐候性

 7.4.3

7.10

7.1 (1)

耐熱性

7.2 (2)

耐湿性(最初の 1 サイクル)

7.3 (3)

耐寒性

7.4 (4)

減圧(適用する場合)

2

7.5 (5)

耐湿性(残りのサイクル)

    4

    1

1

コンタクトのゲージ保持力

 7.3.2

6.4

2

繰返し動作(規定の半分の回数)

 7.3.6

6.3

3

耐候性

3.1

塩水噴霧

 7.4.4

7.1

3.2

(又は一連耐候性)

 7.4.3

7.10

3.3

[又は耐湿性(定常状態)

 7.4.5

7.3

3.4

(又は耐熱性)

 7.4.6

7.8

3

4

繰返し動作(残りの回数)

 7.3.6

6.3

    4

    1

4 1

耐湿性(定常状態)

 7.4.5

7.3 

4 1

1

繰返し動作(規定の半分の回数)

 7.3.6

6.3 

5

2

電気的負荷及び温度

 7.2.5

5.11

    4

    1

1

コンタクト端子部強度

 7.3.7

6.26

6

2

コンタクト保持力

 7.3.8

6.15

    4

    1

        2


14

C 5420-1991

附属書 表 2  品質認証試験(等級 に適用する)

試験
順序

試験項目

本 体 の 適 用
条項

試験方法

JIS C 5402

試料数

合否判定個数

1

外観,構造及び寸法

 8.1, 8.2

4.1, 4.2

2

仕上げ

 8.3

4.1

3

表示

12.1

4.4

4

誤結合防止機構(適用する場合)

 7.3.1

6.11

5

低電圧,低電流下の接触抵抗又は
接触抵抗

 7.2.3

又は

  7.2.4

5.4

又は 5.3

6

絶縁抵抗

 7.2.1

5.2

1

7

耐電圧

 7.2.2

5.1

20

  0

1

コンタクトのゲージ保持力

 7.3.2

6.4

2

結合力及び離脱力

 7.3.3

6.6

3

はんだ付け性

 7.4.1

7.11

2

4

温度サイクル

 7.4.2

7.2

4

  1

1

耐候性

1.1

塩水噴霧

 7.4.4

7.1

1.2

(又は一連耐候性)

 7.4.3

7.10

1.3

[又は耐湿性(定常状態)

 7.4.5

7.3

3

1.4

(又は耐熱性)

 7.4.6

7.8

4

  1

4 1

耐湿性(定常状態)

 7.4.5

7.3 

4 1

5 1

繰返し動作

 7.3.6

6.3 

4 1

6 1

コンタクト保持力

 7.3.8

6.15 4

1

      2


15

C 5420-1991

附属書 3  品質保証検査

1.

品質保証検査の構成  品質保証検査の構成は,ロット品質検査及び定期的品質検査で構成する。

2.

ロット品質検査

2.1

検査ロットの構成  検査ロットの構成は,同一形名で同一製造工程及び製造条件で製品化されたも

ので,次による。

(1)

製造ロットの場合  同一製造ロットとする。

(2)

受入ロットの場合  同一契約のものをまとめて同一検査ロットとする。

2.2

検査の分類  検査の分類は,A 群及び B 群の 2 種類とし,附属書 表 又は表 による。

2.3

抜取方式  抜取方式は,JIS Z 9015 の付表 2A のなみ検査の一回抜取方式とし,検査水準及び AQL

は,

附属書 表 又は表 による。

2.4

検査の順序  検査の順序は,各ロットごとに附属書 表 又は表 の規定による。A 群検査に合格

したロットについて B 群検査を行う。

2.5

合否の判定  合否の判定は,不良数が附属書 表 又は表 に規定の AQL を超える場合は不合格と

する。

また,合否の判定に際しては,次の規定を適用する。

(1)  1

個のコネクタが,同一副群に属する試験項目のいずれか又はすべての項目で不良になっても,不良

数は 1 個と数える。

(2)

表示は,読み取れない場合に限り不良とする。

2.6

検査後の処置  検査を行った試料は,ロットに戻してよい。ただし,検査の途中ではんだ付けをし

たものは戻さない。

また,検査の結果不合格と判定されたときは,その検査ロットのコネクタは,品質保証プログラムに特

にスクリーニングなどによって再検査ロットとする規定がない限り,再検査は行わない。

3.

定期的品質検査

3.1

検査項目  検査項目は,附属書 表 又は表 による。

3.2

検査の周期  検査の周期は,附属書 表 又は表 による。

3.3

試料  試料は,ロット品質検査に合格した検査ロットから附属書 表 又は表 に規定の数量とす

る。

3.4

検査の順序  検査は,試料を各副群ごとに分割し,それぞれの副群で検査を実施する。各副群の検

査は,試験項目を上から順に実施する。

3.5

合否の判定  合否の判定は,不良数が附属書 表 又は表 に規定の合格判定個数を超える場合は

不合格とする。

ただし,検査が適用される期間内のロットの受渡しには影響を与えないこととする。

また,合否の判定に際しては,次の規定を適用する。

(1)  1

個のコネクタが,同一副群に属する試験項目のいずれか又はすべての項目で不良になっても,不良

数は 1 個と数える。


16

C 5420-1991

(2)

表示は,読み取れない場合に限り不良とする。

3.6

試料の処置  検査後の試料は,ロットに戻してはならない。

附属書 表 1  ロット品質検査(等級 に適用する)

検査
順序

検査項目

本体の適用条項

試験方法

JIS C 5402 

試験基準

AQL

1

外観,構造及び寸法

 8.1

8.2

4.1

4.2

2

仕上げ

 8.3

4.1

A

3

表示

12.1

4.4

水準 II

1.0%

1

絶縁抵抗

7.2.1

5.2

2

耐電圧

7.2.2

5.1

B

3

結合力及び離脱力

7.3.3

6.6

水準 II

1.0%

附属書 表 2  ロット品質検査(等級 に適用する)

検査
順序

検査項目

本体の適用条項

試験方法

JIS C 5402 

試験基準

AQL

A 1

外観,構造及び寸法

 8.1

8.2

4.1

4.2 S-3

 2

仕上げ

 8.3

4.1 4.0%

 3

表示

12.1

4.4

B 1

絶縁抵抗

7.2.1

5.2 S-3

 2

耐電圧

7.2.2

5.1 4.0%

 3

結合力及び離脱力

7.3.3

6.6

附属書 表 3  定期的品質検査(等級 に適用する)

検 査
順序

検査項目

本 体 の 適 用
条項

試験方法

JIS C 5402

検査周期

試料数

合否判定個数

C1 1

はんだ付け性

7.4.1

7.11 12

か月 20

コ ン タ
クト

1

C2 1

低電圧,低電流下の接触抵抗又は
接触抵抗

7.2.3

又 は

7.2.4

5.4

又は 5.3 12 か月 4

1

1

はんだ耐熱性

7.4.7

7.12 12

か月

2

コンタクトのゲージ保持力

7.3.2

6.4

3

繰返し動作(規定の半分の回数) 7.3.6

6.3

4

耐候性

4.1

塩水噴霧

7.4.4

7.1

4.2

(又は一連耐候性)

7.4.3

7.10

4.3

[又は耐湿性(定常状態)

7.4.5

7.3

4.4

(又は耐熱性)

7.4.6

7.8

C3

5

繰返し動作(残りの回数)

7.3.6

6.3

    4

    1

C4 1

耐湿性(定常状態)

7.4.5

7.3 12

か月 4

1

    2

附属書 表 4  定期的品質検査(等級 に適用する)

検査

順序

検査項目

本 体 の 適 用

条項

試験方法

JIS C 5402

検査周期

試料数

合否判定個数

C1 1

はんだ付け性

7.4.1

7.11 12

か月

20

コンタクト

1

C2 1

低電圧,低電流下の接触抵抗又は

接触抵抗

7.2.3

又 は

7.2.4

5.4

又は

5.3

12

か月

4

1

  2

C3 1

はんだ耐熱性

7.4.7

7.12 12

か月

4 1


17

C 5420-1991

附属書 4  定期的認証維持試験

1.

試験項目  試験項目は,附属書 の 1.の規定による。ただし,個別規格で一部を削除してもよい。

2.

試料  試料は,附属書 の 2.に規定の数量及びその適合プリント配線板を同数量とする。

3.

試験の順序  試験の順序は,附属書 の 4.の規定による。

4.

合否の判定  合否の判定は,附属書 の 5.の規定による。

5.

試験の周期  試験の周期は,3 年とする。

6.

品質認証拡張試験  品質認証試験と同等の品質認証拡張試験を行い,この結果が合格と判定されたと

きは,品質認証範囲を拡張することができる。

電子部会  コネクタ専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

山  崎  眞  一

日通工株式会社

今  井  一  夫

日本放送協会

五  味  勇  二

財団法人日本電子部品信頼性センター

稲  葉  裕  俊

工業技術院標準部

吹  訳  正  憲

通商産業省機械情報産業局

前  田  昌  昭

財団法人機械電子検査検定協会

石  井      勝

第一電子工業株式会社

栗  原  正  明

ホシデン株式会社

後  藤  信  之

SMK

株式会社

佐牟田      穣

日本航空電子工業株式会社

田  坂  昌  穂

ヒロセ電機株式会社

福  地  俊  郎

多治見無線電機株式会社

星          進

本多通信工業株式会社

浅  原      真

日本電気株式会社

安  藤  郁  弘

富士通株式会社

石  川  安  男

防衛庁装備局

栗  原  正  英

社団法人日本プリント回路工業会

斎  藤  哲  也

ソニー株式会社

中牟田  正  造

パイオニア株式会社

西  林  和  男

株式会社東芝

松  尾  宏  之

株式会社日立製作所

三  宅  敏  明

松下電器産業株式会社

伊  藤  吉  光

社団法人日本電子機械工業会

土  谷  順  二

沖電気工業株式会社

(事務局)

吉  田      厚

工業技術院標準部電気規格課

角  田  悦  啓

工業技術院標準部電気規格課

宗  像  保  男

工業技術院標準部電気規格課