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日本工業規格

JIS

 Z

8903

-1984

機械彫刻用標準書体(常用漢字)

Standard Type of Letters used in Mechanical Engraving

(Jôyô Kanji, Common-use Chinese Characters)

1.

適用範囲  この規格は,常用漢字表の漢字を彫刻盤によって主として小形に彫刻するときの標準書体

について規定する。

備考  彫刻盤によって漢字を小形に彫刻するときの仕上げる文字の大きさは,原則として 3∼10mm と

する。

関連規格:JIS Z 8904  機械彫刻用標準書体(かたかな)

JIS Z 8905

  機械彫刻用標準書体(アラビア数字・ローマ字)

JIS Z 8906

  機械彫刻用標準書体(ひらがな)

2.

用語の意味  この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。

(1)

機械彫刻  回転する刃物を備えた彫刻盤を用いて,材料に文字を彫ること。

(2)

標準書体  附属書 及び附属書 に示す原版用書体を用いて,機械彫刻された文字の仕上がりの形。

(3)

原版用書体  機械彫刻をする際に用いる原形とする書体。

(4)

基準枠  文字を囲む想定上の正方形(図 1)。

(5)

文字の大きさ  基準枠の高さを mm で表したもの(図 1

(6)

文字の太さ  線の幅を文字の大きさに対する百分率で表したもの(図 1)。

図 1  基準枠と文字の大きさ・太さ

3.

標準書体

3.1

標準書体と原版用書体との関係  標準書体は,附属書 の原版用書体を用いて図 下段のように肉

付けをし,

図 に示すように縮小する。ただし,文字の大きさが 5mm 以下で注文者の指定がない場合は,

附属書 の原版用書体によることができる。


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3.2

標準書体の文字の太さ  附属書 及び附属書 に示した原版用書体に基づいて仕上げる文字は,原

則として太さを文字の大きさの 8%とする。ただし,太さは点画の粗密などによって若干増減しても差し

支えない。

図 2  標準書体と原版用書体との関係

図 3  標準書体の例示


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附属書 1


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附属書 


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参考

1.

附属書 の漢字の書体と異なるもの(個別的)。


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2.

附属書 の漢字の書体と一部の点画が異なるもの(共通的)。

なお*印は重複して示されている。


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原案作成委員会の構成表

氏名

所属

(委員長)

根  本  啓  治

工業技術院製品科学研究所応用性能部

池  田  英  夫

株式会社日立製作所デザイン研究所

磯  貝  恵  三

東京芝浦電気株式会社デザイン部

卯  木      稔

工業技術院標準部

小  川  三  男

株式会社北辰電機製作所設計部

島  田      実

日本国有鉄道

菅  原  淳  夫

財団法人日本規格協会

杉  本  幸  治

タイポ・デザイン・アーツ

瀬  倉  久  男

防衛庁装備局

高  橋  元  衛

全国工業彫刻連絡協議会

高  山  當  孝

アイ・エス・ピー株式会社

高  山  良  夫

白金彫刻工業株式会社

中  込  常  雄

社団法人自動車技術会

長谷部  壽  雄

ルミナス化成株式会社

林          大

国立国語研究所(前所長)

藤  原      曄

東京工業彫刻協同組合

保  坂  房  治

株式会社保坂彫刻工業所

星  野      清

星野印版工業株式会社

村  越  愛  策

株式会社村越愛策デザイン事務所

安  永      実

文化庁文化部

(関係者)

坂  本      達

株式会社日立製作所デザイン研究所

庄  司      昭

東京芝浦電気株式会社デザイン部

備考  ○印は分科会委員を兼ねる。