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Z 8781-3

:2016

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1  適用範囲  

1

2  引用規格  

1

3  用語及び定義  

2

4  標準的方法  

3

4.1  三刺激値の計算  

3

4.2  自発光光源の規準化係数  

4

4.3  反射及び透過物体の規準化係数  

4

4.4  CIE 1964 標準表色系  

5

5  実用的方法  

5

5.1  自発光光源又は反射及び透過物体の 5 nm データのための実用的方法  

5

5.2  反射及び透過物体の 10 nm 又は 20 nm データのための実用的方法  

9

5.3  自発光光源の 10 nm 又は 20 nm データのための実用的方法  

9

6  入力データの補助的な処理  

9

6.1  外挿  

10

6.2  内挿  

10

6.3  波長帯域幅  

10

7  色度座標  

11

8  数値の処理  

11

9  結果の記載  

11

附属書 A(参考)参考文献  

12

附属書 JA(参考)主波長(又は補色主波長)及び刺激純度による色度の表示方法  

13

附属書 JB(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

17


Z 8781-3

:2016

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本色彩学会(CSAJ)及び一般財団法人日

本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標

準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。これによって,JIS Z 8701:1999 は

廃止され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS Z 8781 の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS Z 8781-1  第 1 部:CIE 測色標準観測者の等色関数

JIS Z 8781-2  第 2 部:CIE 測色用標準イルミナント 
JIS Z 8781-3  第 3 部:CIE 三刺激値 
JIS Z 8781-4  第 4 部:CIE 1976 L*a*b*色空間

JIS Z 8781-5  第 5 部:CIE 1976 L*u*v*色空間及び u'v'均等色度図 
JIS Z 8781-6  第 6 部:CIEDE2000 色差式(予定)


日本工業規格

JIS

 Z

8781-3

:2016

測色−第 3 部:CIE 三刺激値

Colorimetry-Part 3: CIE tristimulus values

序文 

この規格は,2012 年に第 1 版として発行された ISO 11664-3 を基とし,国内の実情を反映させるため,

技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JB に示す。

適用範囲 

この規格は,与えられた分光分布に対する色刺激の CIE 三刺激値を計算する方法について規定する。

これらの色刺激は,自発光光源,反射物体又は透過物体によって作り出される。この規格は,色刺激関

数が 380 nm∼780 nm の波長範囲で,5 nm 間隔又はより小さい間隔の測定値が表にされていることを必要

とする。外挿は,測定された波長範囲が 380 nm∼780 nm より狭い場合のために規定する。

標準的方法は,360 nm∼830 nm の波長範囲にわたる 1 nm 間隔の和として定義する。標準的方法の代替

方法としての実用的方法は,より大きな間隔(最大 5 nm)及びより狭い波長範囲(380 nm∼780 nm)のた

めに定義する。代替方法としての実用的方法は,使用者が最終結果への影響の程度を評価し妥当と認めら

れたときだけ用いる。

この規格は,CIE 1931 測色標準観測者又は CIE 1964 測色補助標準観測者と一緒に用いることができる。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 11664-3:2012,Colorimetry−Part 3: CIE tristimulus values(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS Z 8113  照明用語 
JIS Z 8781-1  測色−第 1 部:CIE 測色標準観測者の等色関数

注記  対応国際規格:ISO 11664-1/CIE S 014-1/E,Joint ISO/CIE Standard: Colorimetry−Part 1: CIE

standard colorimetric observers(IDT)

JIS Z 8781-2  測色−第 2 部:CIE 測色用標準イルミナント

注記  対応国際規格:ISO 11664-2/CIE S 014-2/E,Joint ISO/CIE Standard: Colorimetry−Part 2: CIE

standard illuminants(IDT)


2

Z 8781-3

:2016

ISO 23539/CIE S 010/E,Joint ISO/CIE Standard: Photometry−The CIE system of physical photometry 
CIE DS 017.2/E: ILV,International Lighting Vocabulary

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8113 によるほか,次による。

3.1

規準化係数,kk

10

(normalizing constants)

自発光光源,反射物体又は透過物体の CIE 三刺激値を計算する場合に用いる規準化のための係数。

3.2

最大視感効果度,K

m

(maximum luminous efficacy)

物理測光の CIE 表色系における放射の最大となる視感効果度。V

10

(λ)関数を測光のために用いた場合は,

記号 K

m,10

を用いる。

3.3

分光反射率係数,R(λ)(spectral reflectance factor)

試料の表面要素を頂点とする与えられたすい体で範囲を定められた立体角内への波長 λ の反射放射束又

は光束の,全く同様に照明された完全拡散反射体から同じ立体角への波長 λ の反射放射束又は光束に対す

る比。

3.4

照明光の相対分光分布,S(λ)(relative spectral distribution of the illuminant)

ある値を基準にとって,分光分布を相対的に表したもの。基準値としては,分光分布の最大値,特定の

波長における値,分光分布から求めた測光量の値などを用いる(JIS Z 8113 の 01020 参照)

3.5

分光視感効率,V(λ)(spectral luminous efficiency)

特定の測光条件の下で,波長 λ の放射と波長 λ

m

の放射とが同じ強さの光感覚(明るさ感覚)を生じる場

合における,波長 λ

m

の放射束の,波長 λ の放射束に対する比。通常,λ を変化させたときの最大値が 1 に

なるように規準化する。

( )

λ

y

10

関数を測光のため用いた場合は,記号

V

10

(

λ

)を用いる。

3.6

重価係数,W

x

(λ)W

y

(λ)W

z

(λ)(pre-calculated weighting functions)

CIE 1931 測色標準観測者を用いた三刺激値の積算のために事前に計算された重み係数。CIE 1964 測色補

助標準観測者を用いた場合は,記号

W

x,10

(

λ

),

W

y,10

(

λ

),

W

z,10

(

λ

)を用いる。

3.7

色度座標,xyz(chromaticity coordinates)

CIE 1931 測色標準観測者を用いて計算された三刺激値の各々の,それらの和に対する比。CIE 1964 測色

補助標準観測者を用いた場合は,記号

x

10

y

10

z

10

を用いる。

3.8

CIE 1931 等色関数,

( )

λ

x

( )

λ

y

( )

λ

z

(colour-matching functions)

(CIE 2 度視野表色系として知られている)CIE 1931 表色系における関数

( )

λ

x

( )

λ

y

( )

λ

z

3.9

CIE 1964 等色関数,

( )

λ

x

10

( )

λ

y

10

( )

λ

z

10

(colour-matching functions)

(CIE 10 度視野表色系として知られている)CIE 1964 表色系における関数

( )

λ

x

10

( )

λ

y

10

( )

λ

z

10


3

Z 8781-3

:2016

3.10

三刺激値,

X

Y

Z

(tristimulus values)

CIE 1931 測色標準観測者を用いて計算された試料の色刺激と等色するための 3 個の原刺激の量。CIE

1964 測色補助標準観測者を用いた場合は,記号

X

10

Y

10

Z

10

を用いる。

3.11

分光放射輝度率,

β

(

λ

)(spectral radiance factor)

表面要素の与えられた方向への波長

λ

の放射輝度の,同じ条件で照射された完全拡散反射体又は完全拡

散透過体の波長

λ

の放射輝度に対する比。

3.12

波長間隔,Δ

λ

(wavelength interval)

積和計算によって CIE 三刺激値を求めるための波長の間隔。

3.13

色刺激関数,

φ

λ

(

λ

)(colour stimulus function)

放射輝度,放射パワーなどの放射量の分光密度による波長の関数としての色刺激の表記(JIS Z 8113 

03027 参照)。 
3.14

相対色刺激関数,

φ

(

λ

)(relative colour stimulus function)

色刺激関数の相対分光分布。

3.15

波長,

λ

(wavelength)

周期的な波動の伝ぱん方向における,隣り合った同位相の 2 点間の距離(JIS Z 8113 の 01015 参照)

3.16

分光反射率,

ρ

(

λ

)(spectral reflectance)

物体に入射した波長

λ

の放射束又は光束に対する,反射した放射束又は光束の比。

3.17

分光透過率,

τ

(

λ

)(spectral transmittance)

物体に入射した波長

λ

の放射束又は光束に対する,透過した放射束又は光束の比。

標準的方法 

この方法は,CIE 1931 測色標準観測者又は CIE 1964 測色補助標準観測者と一緒に用いる。色刺激の観測

者の目に張る角度が 1°∼4°の場合は,CIE 1931 測色標準観測者を用いる。この張る角度が 4°を超える

場合,CIE 1964 測色補助標準観測者を用いる。同じ観測者が,互いに比較される全ての刺激に対して用い

られる。

4.1 

三刺激値の計算 

CIE 1931 標準表色系では,三刺激値

X

Y

及び

Z

は,式(1)に従って,360 nm∼830 nm の波長範囲にわた

る積分によって求める。


4

Z 8781-3

:2016

( ) ( )

( ) ( )

( ) ( )



=

=

=

λ

z

λ

k

Z

λ

y

λ

k

Y

λ

x

λ

k

X

λ

λ

λ

λ

λ

λ

ϕ

ϕ

ϕ

  (1)

ここに,

φ

λ

(

λ

): 評価される色刺激関数

( )

λ

x

( )

λ

y

( )

λ

z

CIE 1931 測色標準観測者の等色関数

k

4.2 及び 4.3 で定義する規準化の係数

これらの積分を求める標準的方法は,式(2)によって求められる 1 nm の波長間隔 Δ

λ

で 360 nm∼830 nm

までの数の和である。

( ) ( )

( ) ( )

( ) ( )

=

=

=

λ

λ

z

λ

k

Z

λ

λ

y

λ

k

Y

λ

λ

x

λ

k

X

λ

λ

λ

λ

λ

λ

Δ

Δ

Δ

ϕ

ϕ

ϕ

  (2)

φ

λ

(λ)

は,JIS Z 8781-1 で,有効桁

7

桁で定義された等色関数

( )

λ

x

( )

λ

y

( )

λ

z

及び

1 nm

の半値幅をもつ

対称な三角形(二等辺三角形)又は台形(等脚台形)の帯域で測定された値を用いる。

三刺激値は,しばしば絶対値としてではなく相対値で評価する。この場合には,色刺激関数

φ

λ

(λ)

の代わ

りに相対色刺激関数

φ

(λ)

を用いてもよい。一緒に評価する刺激については,全ての分光分布を同じ相対尺

度で評価する。そのとき得られる三刺激値は,関連する全ての値が同じ単一の任意の規準化係数を用いて

計算されているという意味で,相対的である。ある場合には,認められている方法に従って,規準化係数

k

を選定しなければならない。これらの方法は 4.2 及び 4.3 による。

注記

 360

nm

830 nm

の波長範囲は,JIS Z 8781-1

CIE

の方法)で確立された方法と一致する。箇

条 に,データが

1 nm

間隔で波長範囲が

360 nm

830 nm

の全てにわたって利用できないとき

に用いてもよい実用的方法を示す。

4.2 

自発光光源の規準化係数 

自発光物体に対する規準化係数

k

は,便宜的な理由で選ばれる。

CIE 1931

標準表色系では,三刺激値の

Y

が明所視の測光量の絶対値に等しい値が求められる場合,

φ

λ

(λ)

は,求められる測光量に対応する放射量

の分光密度でなければならない。規準化係数

k

は,物理測光の

CIE

システム(ISO 23539)における最大

視感効果度の値である

683 lm/W

に等しい。

4.3 

反射及び透過物体の規準化係数 

反射又は透過物体に対する色刺激関数

φ

λ

(λ)

は,式

(3)

∼式

(6)

のいずれかで評価される相対色刺激関数

φ

(λ)

に置き換えられる。

φ

(λ)

R

(λ)S(λ)  (3)

φ

(λ)

β

(λ)S(λ)  (4)

φ

(λ)

ρ

(λ)S(λ)  (5)

φ

(λ)

τ

(λ)S(λ) (6)

ここに,

  R(λ)

分光反射率係数

β

(λ)

分光放射輝度率


5

Z 8781-3

:2016

ρ

(λ)

分光反射率

τ

(λ)

分光透過率

S

(λ)

照明光の相対分光分布

全ての場合において,規準化係数

k

は,全ての波長に対して

R

(λ)

β

(λ)

ρ

(λ)

又は

τ

(λ)

1

である物体に

対して,

Y

100

になるように,式

(7)

によって求める。

( ) ( )

λ

λ

y

λ

S

/

k

λ

Δ

100

=

  (7)

ここで,積算範囲及び波長間隔並びに

( )

λ

y

の値は,式

(2)

と同じである。

全ての物体に対する

Y

の値は,視感反射率係数[

R(λ)

の場合]

,輝度率[

β(λ)

の場合]

,分光反射率[

ρ(λ)

の場合]又は分光透過率[

τ(λ)

の場合]のパーセント値に等しい。これは,

( )

λ

y

関数が

CIE

分光視感効率

V(λ)

に等しいことによる。

四つの量

R(λ)

β(λ)

ρ(λ)

及び

τ(λ)

の値は比率である。便宜的に,これらの量をパーセントで報告する場

合は,その数値は,規準化係数

k

の誘導のために

100

で除されなければならない。

4.4 CIE 

1964 標準表色系 

CIE 1964

測色補助標準観測者の等色関数(JIS Z 8781-1)は,

( )

λ

x

( )

λ

y

( )

λ

z

の代わりに用いる。この

場合,記号

X

Y

Z

及び

k

は,この規格の全ての式で,

X

10

Y

10

Z

10

及び

k

10

に置き換えられる。

注記

測定のための

( )

λ

y

10

関数の使用は,

K

m,10

683.6 lm/W

)の適切な値とともに,標準化されていな

い。また,国際度量衡総会(

CGPM

)でも承認されていない。ただし,

CIE

技術報告書

165:2005

CIE, 2005a 参照)は,輝度が中心か(窩)近傍に限定されている場合は,特別に用いること

ができることを勧告している。

実用的方法 

色刺激関数又は相対色刺激関数が

360 nm

830 nm

の全波長範囲において,

1 nm

間隔で得られない場合

には,箇条 で規定する標準的方法を用いることができない。

5.1 

自発光光源又は反射及び透過物体の 5 nm データのための実用的方法 

使用者の目的に応じて,誤差が無視できるほど小さいことが実証される場合は,三刺激値

X

Y

及び

Z

は,JIS Z 8781-1 に規定されている等色関数の値を用いて,波長間隔

5 nm

380 nm

780 nm

の数値和に

よって計算する。反射及び透過物体では,

表 1∼表 に示す等色関数,標準イルミナント及び補助標準イ

ルミナントの値を用いて,式

(2)

∼式

(7)

に従って,波長間隔

5 nm

380 nm

780 nm

の数値和によって計算

することができる。

色刺激関数又は相対色刺激関数のデータが

2 nm

3 nm

又は

4 nm

の波長間隔で与えられている場合,JIS 

Z 8781-1 に規定されている等色関数の値を用いて,波長間隔

Δλ

380 nm

780 nm

の数値和によって計算

する。

波長間隔が

5 nm

未満で,

1 nm

の整数倍でないなら,等色関数及び照明光又は色刺激データは,それら

が合うように補間しなければならない(6.2 参照)

。幾つかの出版物には,JIS Z 8781-1 から,有効桁

4

に丸めた値の等色関数が与えられている。これらの丸められた値は,使用者の目的に対して,誤差が無視

できるほど小さいことが実証されている場合に限り用いてもよい。

注記

幾つかの

CCD

アレイ型分光器は,等間隔でない波長間隔のデータが記録される。この場合は,

(2)

及び式

(7)

Δλ

は一様でない。


6

Z 8781-3

:2016

表 1

XYZ

表色系における等色関数 

波長

λ(nm)

( )

λ

x

( )

λ

y

( )

λ

z

波長

λ(nm)

( )

λ

x

( )

λ

y

( )

λ

z

380

0.001 4

0.000 0

0.006 5

580

0.916 3

0.870 0

0.001 7

385

0.002 2

0.000 1

0.010 5

585

0.978 6

0.816 3

0.001 4

390

0.004 2

0.000 1

0.020 1

590

1.026 3

0.757 0

0.001 1

395

0.007 6

0.000 2

0.036 2

595

1.056 7

0.694 9

0.001 0

400

0.014 3

0.000 4

0.067 9

600

1.062 2

0.631 0

0.000 8

405

0.023 2

0.000 6

0.110 2

605

1.045 6

0.566 8

0.000 6

410

0.043 5

0.001 2

0.207 4

610

1.002 6

0.503 0

0.000 3

415

0.077 6

0.002 2

0.371 3

615

0.938 4

0.441 2

0.000 2

420

0.134 4

0.004 0

0.645 6

620

0.854 4

0.381 0

0.000 2

425

0.214 8

0.007 3

1.039 1

625

0.751 4

0.321 0

0.000 1

430

0.283 9

0.011 6

1.385 6

630

0.642 4

0.265 0

0.000 0

435

0.328 5

0.016 8

1.623 0

635

0.541 9

0.217 0

0.000 0

440

0.348 3

0.023 0

1.747 1

640

0.447 9

0.175 0

0.000 0

445

0.348 1

0.029 8

1.782 6

645

0.360 8

0.138 2

0.000 0

450

0.336 2

0.038 0

1.772 1

650

0.283 5

0.107 0

0.000 0

455

0.318 7

0.048 0

1.744 1

655

0.218 7

0.081 6

0.000 0

460

0.290 8

0.060 0

1.669 2

660

0.164 9

0.061 0

0.000 0

465

0.251 1

0.073 9

1.528 1

665

0.121 2

0.044 6

0.000 0

470

0.195 4

0.091 0

1.287 6

670

0.087 4

0.032 0

0.000 0

475

0.142 1

0.112 6

1.041 9

675

0.063 6

0.023 2

0.000 0

480

0.095 6

0.139 0

0.813 0

680

0.046 8

0.017 0

0.000 0

485

0.058 0

0.169 3

0.616 2

685

0.032 9

0.011 9

0.000 0

490

0.032 0

0.208 0

0.465 2

690

0.022 7

0.008 2

0.000 0

495

0.014 7

0.258 6

0.353 3

695

0.015 8

0.005 7

0.000 0

500

0.004 9

0.323 0

0.272 0

700

0.011 4

0.004 1

0.000 0

505

0.002 4

0.407 3

0.212 3

705

0.008 1

0.002 9

0.000 0

510

0.009 3

0.503 0

0.158 2

710

0.005 8

0.002 1

0.000 0

515

0.029 1

0.608 2

0.111 7

715

0.004 1

0.001 5

0.000 0

520

0.063 3

0.710 0

0.078 2

720

0.002 9

0.001 0

0.000 0

525

0.109 6

0.793 2

0.057 3

725

0.002 0

0.000 7

0.000 0

530

0.165 5

0.862 0

0.042 2

730

0.001 4

0.000 5

0.000 0

535

0.225 7

0.914 9

0.029 8

735

0.001 0

0.000 4

0.000 0

540

0.290 4

0.954 0

0.020 3

740

0.000 7

0.000 2

0.000 0

545

0.359 7

0.980 3

0.013 4

745

0.000 5

0.000 2

0.000 0

550

0.433 4

0.995 0

0.008 7

750

0.000 3

0.000 1

0.000 0

555

0.512 1

1.000 0

0.005 7

755

0.000 2

0.000 1

0.000 0

560

0.594 5

0.995 0

0.003 9

760

0.000 2

0.000 1

0.000 0

565

0.678 4

0.978 6

0.002 7

765

0.000 1

0.000 0

0.000 0

570

0.762 1

0.952 0

0.002 1

770

0.000 1

0.000 0

0.000 0

575

0.842 5

0.915 4

0.001 8

775

0.000 1

0.000 0

0.000 0

780

0.000 0

0.000 0

0.000 0

総和

21.371 4

21.371 1

21.371 5


7

Z 8781-3

:2016

表 2

X

10

Y

10

Z

10

表色系における等色関数 

波長

λ(nm)

( )

λ

x

10

( )

λ

y

10

( )

λ

z

10

波長

λ(nm)

( )

λ

x

10

( )

λ

y

10

( )

λ

z

10

380

0.000 2

0.000 0

0.000 7

580

1.014 2

0.868 9

0.000 0

385

0.000 7

0.000 1

0.002 9

585

1.074 3

0.825 6

0.000 0

390

0.002 4

0.000 3

0.010 5

590

1.118 5

0.777 4

0.000 0

395

0.007 2

0.000 8

0.032 3

595

1.134 3

0.720 4

0.000 0

400

0.019 1

0.002 0

0.086 0

600

1.124 0

0.658 3

0.000 0

405

0.043 4

0.004 5

0.197 1

605

1.089 1

0.593 9

0.000 0

410

0.084 7

0.008 8

0.389 4

610

1.030 5

0.528 0

0.000 0

415

0.140 6

0.014 5

0.656 8

615

0.950 7

0.461 8

0.000 0

420

0.204 5

0.021 4

0.972 5

620

0.856 3

0.398 1

0.000 0

425

0.264 7

0.029 5

1.282 5

625

0.754 9

0.339 6

0.000 0

430

0.314 7

0.038 7

1.553 5

630

0.647 5

0.283 5

0.000 0

435

0.357 7

0.049 6

1.798 5

635

0.535 1

0.228 3

0.000 0

440

0.383 7

0.062 1

1.967 3

640

0.431 6

0.179 8

0.000 0

445

0.386 7

0.074 7

2.027 3

645

0.343 7

0.140 2

0.000 0

450

0.370 7

0.089 5

1.994 8

650

0.268 3

0.107 6

0.000 0

455

0.343 0

0.106 3

1.900 7

655

0.204 3

0.081 2

0.000 0

460

0.302 3

0.128 2

1.745 4

660

0.152 6

0.060 3

0.000 0

465

0.254 1

0.152 8

1.554 9

665

0.112 2

0.044 1

0.000 0

470

0.195 6

0.185 2

1.317 6

670

0.081 3

0.031 8

0.000 0

475

0.132 3

0.219 9

1.030 2

675

0.057 9

0.022 6

0.000 0

480

0.080 5

0.253 6

0.772 1

680

0.040 9

0.015 9

0.000 0

485

0.041 1

0.297 7

0.570 1

685

0.028 6

0.011 1

0.000 0

490

0.016 2

0.339 1

0.415 3

690

0.019 9

0.007 7

0.000 0

495

0.005 1

0.395 4

0.302 4

695

0.013 8

0.005 4

0.000 0

500

0.003 8

0.460 8

0.218 5

700

0.009 6

0.003 7

0.000 0

505

0.015 4

0.531 4

0.159 2

705

0.006 6

0.002 6

0.000 0

510

0.037 5

0.606 7

0.112 0

710

0.004 6

0.001 8

0.000 0

515

0.071 4

0.685 7

0.082 2

715

0.003 1

0.001 2

0.000 0

520

0.117 7

0.761 8

0.060 7

720

0.002 2

0.000 8

0.000 0

525

0.173 0

0.823 3

0.043 1

725

0.001 5

0.000 6

0.000 0

530

0.236 5

0.875 2

0.030 5

730

0.001 0

0.000 4

0.000 0

535

0.304 2

0.923 8

0.020 6

735

0.000 7

0.000 3

0.000 0

540

0.376 8

0.962 0

0.013 7

740

0.000 5

0.000 2

0.000 0

545

0.451 6

0.982 2

0.007 9

745

0.000 4

0.000 1

0.000 0

550

0.529 8

0.991 8

0.004 0

750

0.000 3

0.000 1

0.000 0

555

0.616 1

0.999 1

0.001 1

755

0.000 2

0.000 1

0.000 0

560

0.705 2

0.997 3

0.000 0

760

0.000 1

0.000 0

0.000 0

565

0.793 8

0.982 4

0.000 0

765

0.000 1

0.000 0

0.000 0

570

0.878 7

0.955 5

0.000 0

770

0.000 1

0.000 0

0.000 0

575

0.951 2

0.915 2

0.000 0

775

0.000 0

0.000 0

0.000 0

780

0.000 0

0.000 0

0.000 0

総和

23.329 4

23.332 3

23.334 3


8

Z 8781-3

:2016

表 3−標準イルミナント AD65 及び補助標準イルミナント の相対分光分布 

波長

λ(nm)

標準

イルミナント

A

標準

イルミナント

D65

補助標準

イルミナント

C

波長

λ(nm)

標準

イルミナント

A

標準

イルミナント

D65

補助標準

イルミナント

C

380 9.80 49.98 33.00

580

114.44 95.79 97.80

385

10.90 52.31 39.92

585

118.08 92.24 95.43

390

12.09 54.65 47.40

590

121.73 88.69 93.20

395

13.35 68.70 55.17

595

125.39 89.35 91.22

400

14.71 82.75 63.30

600

129.04 90.01 89.70

405

16.15 87.12 71.81

605

132.70 89.80 88.83

410

17.68 91.49 80.60

610

136.35 89.60 88.40

415

19.29 92.46 89.53

615

139.99 88.65 88.19

420

20.99 93.43 98.10

620

143.62 87.70 88.10

425

22.79 90.06 105.80

625

147.24 85.49 88.06

430

24.67 86.68 112.40

630

150.84 83.29 88.00

435

26.64 95.77 117.75

635

154.42 83.49 87.86

440

28.70 104.86 121.50

640

157.98 83.70 87.80

445

30.85 110.94 123.45

645

161.52 81.86 87.99

450

33.09 117.01 124.00

650

165.03 80.03 88.20

455

35.41 117.41 123.60

655

168.51 80.12 88.20

460

37.81 117.81 123.10

660

171.96 80.21 87.90

465

40.30 116.34 123.30

665

175.38 81.25 87.22

470

42.87 114.86 123.80

670

178.77 82.28 86.30

475

45.52 115.39 124.09

675

182.12 80.28 85.30

480

48.24 115.92 123.90

680

185.43 78.28 84.00

485

51.04 112.37 122.92

685

188.70 74.00 82.21

490

53.91 108.81 120.70

690

191.93 69.72 80.20

495

56.85 109.08 116.90

695

195.12 70.67 78.24

500

59.86 109.35 112.10

700

198.26 71.61 76.30

505

62.93 108.58 106.98

705

201.36 72.98 74.36

510

66.06 107.80 102.30

710

204.41 74.35 72.40

515

69.25 106.30 98.81

715

207.41 67.98 70.40

520

72.50 104.79 96.90

720

210.36 61.60 68.30

525

75.79 106.24 96.78

725

213.27 68.74 66.30

530

79.13 107.69 98.00

730

216.12 69.89 64.40

535

82.52 106.05 99.94

735

218.92 72.49 62.80

540

85.95 104.41 102.10

740

221.67 75.09 61.50

545

89.41 104.23 103.95

745

224.36 69.34 60.20

550

92.91 104.05 105.20

750

227.00 63.59 59.20

555

96.44 102.02 105.67

755

229.59 55.01 58.50

560

100.00 100.00 105.30

760

232.12 46.42 58.10

565

103.58 98.17 104.11

765

234.59 56.61 58.00

570

107.18 96.33 102.30

770

237.01 66.81 58.20

575

110.80 96.06 100.15

775

239.37 65.09 58.50

 780

241.68 63.38 59.10


9

Z 8781-3

:2016

表 4−標準イルミナント AD65 及び補助標準イルミナント の色度座標 

イルミナントの種類

XYZ 表色系

X

10

Y

10

Z

10

表色系

A

x=0.447 6 
y=0.407 4

x

10

=0.451 2

y

10

=0.405 9

D65

x=0.312 7 
y=0.329 0

x

10

=0.313 8

y

10

=0.331 0

C

x=0.310 1 
y=0.316 2

x

10

=0.310 4

y

10

=0.319 1

5.2 

反射及び透過物体の 10 nm 又は 20 nm データのための実用的方法 

この規格は,

10 nm

又は

20 nm

データのための実用的方法を扱っていない。

5 nm

間隔又はより小さい間

隔のデータだけに適用する。

注記 1

 10

nm

又は

20 nm

の波長間隔

Δλ

の反射又は透過物体の三刺激値

X

Y

及び

Z

の一般的な計算

方法は,式

(8)

を用いる。

( ) ( )

( ) ( )

( ) ( )

=

=

=

λ

W

λ

R

Z

λ

W

λ

R

Y

λ

W

λ

R

X

z

λ

y

λ

x

λ

  (8)

ここで

R(λ)

は,半値幅が波長間隔(

10 nm

又は

20 nm

)に等しく,対称な三角形(二等辺三

角形)又は台形(等脚台形)の帯域で測定された分光反射率係数である。

W

x

(λ)

W

y

(λ)

及び

W

z

(λ)

は,

10 nm

又は

20 nm

の間隔で測定された

R(λ)

の値がスムーズに変化するという仮定の

下に,標準的方法(箇条 参照)に最も合うように,等色関数,照明光の相対分光分布,波

長間隔,波長帯域幅及び規準化係数

k

を考慮して前もって計算された重価係数である。分光

反射率係数

R(λ)

は,式

(8)

で分光放射輝度率

β(λ)

,分光反射率

ρ(λ)

又は分光透過率

τ(λ)

によって

置き換えられることがある。

注記 2

この目的のために計算された重価係数の例は,JIS Z 8722 又は ASTM E308-08ASTM

,

2008a

参照)で与えられている。

注記 3

重価係数の計算方法の詳細が出版されている(

Fairman, 1985; Venable,1989; ASTM, 2008b; Liet

al., 2004

参照)

5.3 

自発光光源の 10 nm 又は 20 nm データのための実用的方法 

この規格は,

10 nm

又は

20 nm

データのための実用的方法を扱っていない。

5 nm

間隔又はより小さい間

隔のデータだけに適用する。特定の評価光源において,

5 nm

より大きい間隔による誤差が無視できるほど

小さいことが実証されているときを除いて,

5 nm

より大きいデータ間隔は,用いないことが望ましい。特

に狭帯域の特徴をもつ蛍光ランプ,ガス放電ランプ及び

LED

のような多くの自発光光源に対して,

5 nm

より大きい波長間隔

Δλ

で測定された色刺激関数からの三刺激値の計算から,正確な結果が得られない場

合がある。

入力データの補助的な処理 

この箇条は,箇条 及び箇条 の方法に適用するために,又は精度を高める目的で測定データを補正す


10

Z 8781-3

:2016

るために,必要なデータの補助的な処理の要点を記載する。この規格の箇条 及び箇条 で記載された方

法を使用するには,規定の波長範囲内で,規定の波長間隔ごとに,規定の波長帯域幅で分かっている色刺

激関数

φ

λ

(λ)

又は相対色刺激関数

φ(λ)

が必要とされる。異なった色のデータを正確に比較するには,どの計

算セット(比較する複数の色)に対しても同じ波長範囲,波長間隔,波長帯域幅を用いることが重要であ

る。しかし,実地応用では,測定が規定よりも大きい間隔で行われたり,等しくない波長間隔が用いられ

たり,

波長範囲の両端付近のデータが省略されたり,

波長帯域幅がサンプリング間隔と等しくなかったり,

波長帯域の形が対称な三角形(二等辺三角形)又は台形(等脚台形)でなかったりして,要求されたデー

タの全てが利用できないことがある。予測されたデータからの計算は正確でないかもしれないが,測定さ

れていないデータを予測することが可能な場合もある。したがって,使用者が最終結果への影響の程度を

評価し,結果の誤差が使用者の目的に対して無視できることが実証できる場合にだけ,予測方法を使用す

ることが望ましい。幾つかの手引又は注意事項を 6.16.3 に示す。

6.1 

外挿 

測定波長範囲が

380 nm

780 nm

より狭い場合,測定データの外挿は,誤差が生じる可能性がある。外

挿は,結果の誤差が使用者の目的に対して無視できることが実証できる場合にだけ使用する。

φ

λ

(λ)

φ(λ)

R(λ)

β(λ)

ρ(λ)

,又は

τ(λ)

の必要とされる値を,測定波長範囲を超えて予測するとき,おお

よその近似結果として,測定していない値は,それに相当する量の最も近くで測定した値と等しくする

CIE

,

2004 参照)か,又は単純な線形外挿(CIE

,

2005b 参照)を使用してもよい。失われた値は,デー

タ又はほかの実験に基づいている場合は,

0

又は

100 %

のようにほかの値を与えてもよい。

注記

全ての波長における重みの和と測定していない波長における重みの和との比率は,測定値の代

わりに予測値を使うことによって生じる最大誤差の尺度である。

6.2 

内挿 

測定したデータの波長が等色関数の波長と完全に一致していない場合は,合わせるための何らかの内挿

が必要である。反射率,透過率及びなだらかな分光分布曲線をもっている光源は,測定値又は等色関数の

どちらを内挿してもよい。測定値の内挿のために,測定値間に挟まれた値の推定値は,データを表現する

理論式が存在するならば,その式によって又は数学的なカーブフィット(近似曲線)によって求めてもよ

い。概説及び勧告は CIE, 2005b に記載している。等色関数が内挿される場合,JIS Z 8781-1 

1 nm

間隔

の間の点を内挿する場合は,線形補間を用いなければならない。狭帯域のピーク値及び輝線を含んでいる

光源データの場合は,測定したデータを内挿してはならない。この場合は,等色関数を測定したデータの

波長に合わせるように内挿しなければならない。

注記 1

一般に,波長間隔を小さくする測定データの内挿は,計算した色の精度を改善することはな

い。箇条 及び箇条 で記載したデータ間隔は,オリジナルの測定データに適用する。内挿

によって,

5 nm

又はより小さい間隔に変換したとしても,オリジナルのデータ間隔が

5 nm

より大きすぎると,この規格の要求を満たさないことがある。

注記 2

測定器の波長間隔は,しばしば測定器の波長帯域幅と一致している。このような場合に,異

なる波長間隔へデータが内挿されるなら,一致の完全性が失われる。変換したデータは,6.3

の波長帯域幅の補正に適用できない。

6.3 

波長帯域幅 

測定器から得られた全ての分光データには,有限の波長帯域幅があり,計算した三刺激値の誤差に伝ぱ

んする。一般的に,波長帯域幅から生じる誤差は,波長間隔に関連する計算誤差よりも大きい。この規格

の入力データのために用いる測定器の波長帯域幅は,波長帯域幅の補正をしない限り,

5 nm

又は

5 nm


11

Z 8781-3

:2016

下でなければならない。放電ランプのように輝線(放射線)がある光源の測定は,波長間隔及び波長帯域

幅とを,他の波長点と比較して,どの波長も下回る又は上回ることがないように,一致させなければなら

ない。そのためには,波長帯域は対称な三角形(二等辺三角形)であることが望ましく,その半値幅は,

波長間隔又はその整数倍であることが望ましい。波長間隔が波長帯域幅より十分小さい場合には,この一

致条件は重大ではない。この一致条件は,物体色の反射及び透過測定に対しては要求されない。なぜなら,

これらのスペクトルは比較的なだらかである。例外は,一致条件が要求された場合に,帯域補正を適用す

る場合である。

注記

波長帯域幅の有用な補正方法には,ASTM 2009

Fairman 2010

Gardner 2006

Kostkowski 1997

Ohno 2005

Robertson 1967

Stearns and Stearns 1998

Venable 1989

,及び

Woolliams and Cox 2005

がある。

色度座標 

色度座標

x

y

,及び

z

は,三刺激値

X

Y

及び

Z

から式

(9)

によって求める。

+

+

=

+

+

=

+

+

=

Z

Y

X

Z

z

Z

Y

X

Y

y

Z

Y

X

X

x

  (9)

x

y

z

1

の関係から,

x

及び

y

だけを引用することで十分である。横軸に

x

,縦軸に

y

を描いてできる

色度図は,

CIE 1931

色度図又は

CIE(

x,  y)

図と呼ばれる。同様に

x

10

y

10

,及び

z

10

色度座標は,

X

10

Y

10

Z

10

から計算され,横軸に

x

10

,縦軸に

y

10

を描いてできる色度図は,

CIE 1964

色度図又は

CIE(

x

10

,

y

10

)

と呼ばれる。

色度座標を用いずに色度を表示する場合には,主波長

λ

d

又は

λ

d,10

(又は補色主波長

λ

c

若しくは

λ

c,10

)及

び刺激純度

p

e

又は

p

e,10

を用いることができる。主波長

λ

d

又は

λ

d,10

(又は補色主波長

λ

c

若しくは

λ

c,10

,及

び刺激純度

p

e

又は

p

e,10

による色度の表示方法を

附属書 JA に示す。

数値の処理 

数値の処理は,入力データによって与えられた全有効桁数を用いる。最終結果は,測定の不確かさを考

慮して有効数字の桁数に丸める。

結果の記載 

三刺激値及び計算に用いたパラメータを記載する場合は,測定の幾何条件,観測者,照明光(物体色に

対して)及び試料の裏あて(反射物体色に対して)について記載する。また,波長範囲及び積算の間隔を

明記しなければならない。


12

Z 8781-3

:2016

附属書 A

(参考) 
参考文献

JIS Z 8722  色の測定方法−反射及び透過物体色

ASTM, 2008a

.

ASTM E308-08

. Standard practice for computing the colors of objects by using the CIE system

ASTM, 2008b

.

ASTM E2022-08

. Standard practice for calculation of weighting factors for tristimulus integration

ASTM, 2009

.

ASTM E2729-09

. Standard practice for rectification of spectrophotometric bandpass difference

CIE, 2004

.

CIE 15

:2004. Colorimetry, 3rd edition

CIE, 2005a

.

CIE 165

:2005. CIE 10 degree photopic photometric obsever

CIE, 2005b

.

CIE 167

:2005. Recommended practice for tabulating spectral data for use in colour computations

FAIRMAN, H.S., 1985. The calculation of weight factors for tristimulus integration. Color Res. Appl., 10, 199-203

FAIRMAN, H.S., 2010. An improved method for correcting radiance data for bandpass error. Color Res. Appl., 35,

328-333

GARDNER, J.L., 2006. Bandwidth correction for LED chromaticity. Color Res. Appl., 31, 374-380

KOSTKOWSKI, H.J., 1997. Reliable spectroradiometry, spectroradiometry consulting, Maryland, USA

LI, C.J., LUO, M.R., RIGG, B., 2004. A new method for computing optimum weights for calculating CIE tristimulus

values, Color Res. Appl., 29, 91-103

OHNO, Y., 2005. A flexible bandpass correction method for spectrometers. AIC Colour 05 Proc. 10

th

 Congress of the

International Colour Association 2, 1087-1090

ROBERTSON, A.R., 1967. Colorimetric significance of spectrophotometric errors. J. OPT. Soc. Am. 57, 691-698

STEARNS, E.I. and STEARNS, R.E., 1988. An example of a method for correcting radiance data for bandpass error.

Color Res. Appl., 13, 257-259

VENABLE, W.H., 1989. Accurate tristimulus values from spectral data. Color Res. Appl., 14, 260-267

WOOLLIAMS, E.R. and COX, M.G., 2005. Correcting for bandwidth effects in monochromator measurements. 9

th

International Conference on New Developments and Applications in Optical Radiometry (NEWRAD),

Physikalisch-Meteorologishes Observatorium Davos, Switzerland


13

Z 8781-3

:2016

附属書 JA

(参考)

主波長(又は補色主波長)及び刺激純度による色度の表示方法

JA.1  色度の表示 

色度を表示するには,一般に色度座標

x

y

又は

x

10

y

10

を用いるが,必要な場合には,主波長

λ

d

又は

λ

d,10

(又は補色主波長

λ

c

若しくは

λ

c,10

)及び刺激純度

p

e

又は

p

e,10

によっても差し支えない。

JA.2 

XYZ

表色系における主波長(又は補色主波長)及び刺激純度の求め方 

JA.2.1  主波長(又は補色主波長)の求め方 

図 JA.1 に示す色度図の中の点

N

は,

無彩色の色度座標を表し,

光源色の場合は

x

n

0.333 3

y

n

0.333 3

物体色の場合は,用いた標準イルミナントの色度座標を表す。

色度座標が,直線

RN

,直線

VN

及びスペクトル軌跡によって囲まれる領域内の点

C

1

で表される色の場

合には,直線

NC

1

の延長とスペクトル軌跡との交点

D

1

に対応する波長を,この要領によって

図 JA.2 から

求める。この波長をその色の主波長といい,記号

λ

d

[単位,ナノメートル(

nm

]で表す。

色度座標が三角形

NRV

内の点

C

2

及び

D

2

で表される色(紫色刺激)の場合には,直線

C

2

N

の延長とス

ペクトル軌跡との交点

D

2

'

に対応する波長を,この要領によって

表 及び図 JA.1 から求める。この波長を

その色の補色主波長といい,記号

λ

c

(単位,

nm

)で表す。

JA.2.2  刺激純度の求め方 

図 JA.1 において,色度座標が点

C

1

又は点

C

2

によって表される色の場合には,刺激純度

p

e

は次の式によ

って求め,パーセントで表す。ただし,

p

e

を計算するには,次の二つの式のうち,分母の絶対値が大きい

方の式で求める。

(%)

100

×

=

n

d

n

e

x

x

x

x

p

又は

(%)

100

×

=

n

d

n

e

y

y

y

y

p

ここに,

  x

y

C

1

又は点

C

2

の色度座標

x

n

y

n

N

の色度座標

x

d

y

d

D

1

又は点

D

2

の色度座標。ただし,点

D

2

は直線

NC

2

と純

紫刺激との交点

JA.3 

X

10

Y

10

Z

10

表色系における主波長(又は補色主波長)及び刺激純度の求め方 

X

10

Y

10

Z

10

表色系における主波長

λ

d,10

(又は補色主波長

λ

c,10

)及び刺激純度

p

e,10

は,色度座標

xy

の代わり

に色度座標

x

10

y

10

を用い,JA.2 の要領によって

表 及び図 JA.3 から求める。


14

Z 8781-3

:2016

図 JA.1

x

y

色度図 


15

Z 8781-3

:2016

注記  波長目盛の付いている曲線は,スペクトル軌跡であって,スペクトル軌跡の両端を結ぶ直線は,

純紫軌跡である。点 A は CIE 標準イルミナント A,D65 は CIE 標準イルミナント D65 及び点 C

は CIE 補助標準イルミナント C の色度座標を表す。

図 JA.2

XYZ

表色系における色度図 


16

Z 8781-3

:2016

注記  波長目盛の付いている曲線は,スペクトル軌跡であって,スペクトル軌跡の両端を結ぶ直線は,純紫軌跡

である。点 A は CIE 標準イルミナント A,D65 は CIE 標準イルミナント D65 及び点 C は CIE 補助標準イ

ルミナント C の色度座標を表す。

図 JA.3

X

10

Y

10

Z

10

表色系における色度図 


17

Z 8781-3

:2016

附属書 JB

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS Z 8781-3:2016  測色−第 3 部:CIE 三刺激値

ISO 11664-3:2012,Colorimetry−Part 3: CIE tristimulus values

(I)JIS の規定

(II)

国際

規格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと

の評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

3  用語及び
定義

3

記号,略号及び定義

変更

ISO 規格では記号,略号及び定義に
なっているが,通常の規格の例に倣

い,用語及び定義に変更した。

JIS の利用者の便宜を図るために
変更した。実質的な技術的差異は

ない。

5  実用的方

5 nm 間隔のデータに
よる三刺激値の計算方

 5 JIS とほぼ同じ

追加

ISO 規格では,ISO 11664-1 の数値
を用いるとして,具体的な数値表を
規定していない。

JIS の利用者の便宜を意図したも
ので技術的差異はない。

7  色度座標

色度座標,主波長及び

刺激純度による表示方

 7 JIS とほぼ同じ

追加

CIE 15(2004)に規定されている色
度座標を用いない方法が ISO 規格

では,規定されていないため,主波
長及び刺激純度による表示方法を

追加した。

産業界における主波長及び刺激純

度による表示の使用状況を考慮し

て,附属書 JA(参考)に示した。

附属書 JA

(参考)

主波長及び刺激純度に

よる色度の表示方法

追加

JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 11664-3:2012,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

−  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
−  変更  国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

− MOD

国際規格を修正している。

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-3


20
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