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Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義

2

4

  基本要素

3

4.1

  基本的性質の記号

3

4.2

  4.1 の記号の適用方法

5

4.3

  補助記号

5

4.4

  4.3 の補助記号の適用方法

5

4.5

  適用例

6

5

  手動アクチュエータ

7

5.1

  基本的性質の記号

7

5.2

  5.1 の記号の適用方法

8

5.3

  補助記号

8

5.4

  5.3 の図記号の適用方法

9

5.5

  適用例

9

6

  自動アクチュエータ

11

6.1

  基本的性質の記号

11

6.2

  6.1 の記号の適用方法

12

6.3

  補助記号

12

6.4

  6.3 の補助記号の適用方法

12

6.5

  適用例

12

7

  作動装置

13

7.1

  基本的性質の図記号

13

7.2

  7.1 の記号の適用方法

13

7.3

  補助記号

13

7.4

  7.3 の補助記号の適用方法

13

7.5

  適用例

14

参考文献

15


Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準

原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大

臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

JIS Z 8617

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

Z 8617-1

  第 1 部:一般事項及び索引

JIS

Z 8617-2

  第 2 部:一般用途

JIS

Z 8617-3

  第 3 部:接続及び関連装置

JIS

Z 8617-4

  第 4 部:アクチュエータ及び関連装置

JIS

Z 8617-5

  第 5 部:計測及び制御装置

JIS

Z 8617-6

  第 6 部:計測及び制御機能

JIS

Z 8617-7

  第 7 部:基本的機械部品

JIS

Z 8617-8

  第 8 部:バルブ及びダンパ

JIS

Z 8617-9

  第 9 部:ポンプ,コンプレッサ及びファン

JIS

Z 8617-10

  第 10 部:フルードパワー変換器

JIS

Z 8617-11

  第 11 部:熱輸送及び熱機関用の装置

JIS

Z 8617-12

  第 12 部:分離,清浄及び混合用の装置

JIS

Z 8617-13

  第 13 部:材料加工用装置

JIS

Z 8617-14

  第 14 部:材料の輸送及び取扱い用の装置

JIS

Z 8617-15

  第 15 部:据付け線図及びネットワークマップ


日本工業規格

JIS

 Z

8617-4

:2008

(ISO 14617-4

:2002

)

ダイヤグラム用図記号−

第 4 部:アクチュエータ及び関連装置

Graphical symbols for diagrams

−Part 4: Actuators and related devices

序文

この規格は,2002 年に第 1 版として発行された ISO 14617-4 を基に,技術的内容及び対応国際規格の構

成を変更することなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。

1

適用範囲

この規格は,アクチュエータの基本要素,完全なアクチュエータ及び作動装置に関するダイヤグラム用

図記号(以下,図記号という。

)について規定する。

図記号を作成及び適用するときの基本原則については,JIS Z 8222-1 を参照。

JIS Z 8617

規格群の概要,図記号を特定するための登録番号の構成方法及び使用方法に関する情報,そ

れらの図記号の表示方法及び適用方法,適用例などについては,JIS Z 8617-1 を参照。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 14617-4:2002

,Graphical symbols for diagrams−Part 4: Actuators and related devices (IDT)

なお,対応の程度を表す記号 (IDT) は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,一致していることを示

す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS Z 8222-1

  製品技術文書に用いる図記号のデザイン−第 1 部:基本規則

注記  対 応 国 際 規 格 : ISO 81714-1:1999 , Design of graphical symbols for use in the technical

documentation of products

−Part 1: Basic rules (IDT)

JIS Z 8617-1

  ダイヤグラム用図記号−第 1 部:一般事項及び索引

注記  対応国際規格:ISO 14617-1:2005,Graphical symbols for diagrams−Part 1: General information

and indexes (IDT)

JIS Z 8617-2

  ダイヤグラム用図記号−第 2 部:一般用途

注記  対応国際規格:ISO 14617-2:2002,Graphical symbols for diagrams−Part 2: Symbols having

general application (IDT)

JIS Z 8617-7

  ダイヤグラム用図記号−第 7 部:基本的機械部品

注記  対応国際規格:ISO 14617-7:2002,Graphical symbols for diagrams−Part 7: Basic mechanical


2

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

components (IDT)

JIS Z 8617-8

  ダイヤグラム用図記号−第 8 部:バルブ及びダンパ

注記  対応国際規格:ISO 14617-8:2002,Graphical symbols for diagrams−Part 8: Valves and dampers

(IDT)

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

注記  次の用語を定義するに当たっては,JISISO 及び IEC の規格に定義するものを用いた。括弧

内の規格を参照。

3.1

アクチュエータ  (actuator)

電気,油圧,空気圧などのエネルギーを用いて可動部品を変位させる装置。例えば,遮断弁,継電器な

どの変位部分。

IEC 60050-581

3.2

可動装置  (actuating device)

図記号による表示が必要で,機能的に関連する構成部品又は要素からなる装置。

IEC 60050-581

例  流体モータ,電気モータ,補助接点の一式及び作動される装置の実際の位置に関する情報を送信

する測定変換器からなるアクチュエータ。

3.3

手動アクチュエータ  (manual actuator)

人力によって操作するアクチュエータ。

3.4

自動  (automatic)

(人間の介在を必要としない)自己動作(制御・動作)

ISO 5598IEC 60050-351

3.5

自動アクチュエータ  (automatic actuator)

人間の介在なしに動作するアクチュエータ。

例  プロセス変数による作動又は遠隔操作ユニットからの作動。

3.6

自動復帰装置  (automatic return device)

可動部品を自動的に復帰させる装置。

例  作動力を除いた後に,バルブを元の位置(停止位置)へ戻す装置。

3.7

クラッチ  (clutch)

駆動側,被動側間における動力を伝達又は遮断する装置。

IEC 60050-441


3

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

3.8

遅延装置  (delay device)

作動力を付加又は除去した瞬間と影響を受ける部分の位置又は状態に変化が生じ始める瞬間までの時間

との間隔を提供する装置。

3.9

デテント  (detent)

可動部を,ある抵抗によって所定位置に保持する機構。

ISO 5598

注記  デテント機構付きバルブなどを作動する場合には,デテントの保持力に打ち勝つ力を加える必

要がある。

3.10

ラッチ  (latching device)

特定の条件が満たされるまで外すことのできない機構によって,可動部を所定の位置に保持する装置。

ISO 5598

3.11

ブロック装置  (blocking device)

可動部品がどの方向へも動かないように保持する機械的装置。

注記  ブロック装置付きバルブなどを作動する場合には,ブロック装置を解除する必要がある。

3.12

トリップフリー装置  (trip-free device)

ある条件で,自動的に自由位置となるようにした開閉装置。

IEC 60050-441

例  回路遮断器。

3.13

インターロック装置  (interlocking device)

危険や誤動作を防止するため,ある動作に対して,異常を生じる他の動作が起こらないように制御回路

上防止する装置。

IEC 60050-441

3.14

動作  (operation)

遮断弁を閉じるための部材,電気機械式開閉器の接点などの機械部の移動。例えば,機械部品の移動。

IEC 60050-441

IEC 60050-448

注記 1  移動方向は,開動作,閉動作,オン動作,オフ動作などと定義できる。

注記 2  動作は,電気測定リレーとの関連において特殊な意味をもつ。過不足リレーは,その特性量

が値の増減によって設定値に達するときに動作する。

4

基本要素

4.1

基本的性質の記号


4

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

4.1.1 2008 

歯車対

4.1.2 2009 

非作動時開放クラッチ

4.1.3 2010 

非作動時作動クラッチ

4.1.4 2011 

非作動時開放ブレーキ

4.1.5 2012 

非作動時作動ブレーキ

4.1.6 651  様式 1

200 %

4.1.7 652  様式 2

200 %

遅延装置

動きの方向が円弧の中心へ向かっているとき,作用

は遅延する。

R651 (4.2.1)

参照。

注記 200

%

は,図記号を 2 倍に表示していることを示

す。

4.1.8 653 

200 %

遅延装置

両方向で作用が遅延する。

R651 (4.2.1)

参照。

4.1.9 654 

 
 
200 %

自動復帰装置

復帰方向は,頂点が指す方向である。

R652 (4.2.2)

及び R653 (4.2.3)  参照。

この記号とバルブ記号との併用については,R2101

(8-4.2.1)

参照。

4.1.10 2002 

ばね

R2001 (7-4.2.2)

参照。

4.1.11 655 

200 %

特定位置に保持する戻り止め

R652 (4.2.2)

参照。

4.1.12 656 

かみ合いなしの特定位置に保持する戻り止め


5

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

4.1.13 657 

かみ合いの特定位置に保持する戻り止め

4.1.14 658 

戻り止めなしの位置の表示

2

か所を示す。

4.1.15 659 

200 %

任意の位置に保持する戻り止め

R652 (4.2.2)

参照。

4.1.16 660 

200 %

左方向へのドリフトは,許される任意の位置に保持す
るデテント

4.1.17 661 

200 %

ラッチ装置

4.1.18 662 

常時作動開放ラッチ装置

4.1.19 663 

常時作動ラッチ装置

4.1.20 664 

200 %

ブロッキング装置

4.1.21 665 

自由移動機構

R654 (4.2.4)

参照。

4.1.22 666 

200 %

内部固定装置

4.2

4.1

の記号の適用方法

4.2.1 R651 

二重線は,遅延するコンポーネント又は装置の要素を表す記号に付ける。例は,X653

(4.5.3)

及び X654 (4.5.4)  参照。

4.2.2 R652 

機械部品の挙動がアクチュエータの図記号によって理解できる場合には,この記号を省
略してもよい。

5.1

R683 (5.2.3)  及び R685 (5.2.5)  を参照。例えば,5.5 を参照。

4.2.3 R653 

ばね復帰機能をもつバルブの図記号は,ばね用図記号 2002 (4.1.10)  に置き換えてもよい。
置き換えた図記号は,バルブが本来の停止位置に復帰したときに,ばねが開放されると

予測できる場所に置く。

R2001 (7-4.2.2)

参照。例は,X688 (5.5.8)  参照。

4.2.4 R654 

図記号は,参照図の接続点 Aを,次の方法によって用いる。

A

通常の動作手段への機械的接続

B

電気機械式開閉装置の接点などの作動部への機械的接続

C

D  最重要な機能をもつアクチュエータへの機械的接続

4.3

補助記号

なし。

4.4

4.3

の補助記号の適用方法

なし。


6

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

4.5

適用例

4.5.1 X651 

402, 2009, IEC

無電圧時開放ソレノイド駆動クラッチ

4.5.2 X652 

403, 2012, IEC

無電圧作動形ソレノイド駆動ブレーキ

4.5.3 X653 

404, 651, 652, IEC, IEC

第 2 接点はコイルが励磁時に遅延し,第 3 接点はコイ
ル無励磁時に遅延する三接点電気機械式オン・オフリ
レー

4.5.4 X654 

404, 651, IEC, IEC, IEC

コイルが励磁するとき,リレー全体が遅延する電気機
械式オン・オフリレー

4.5.5 X655 

403, 655, 2002, 2101, 2112

操作後,開放保持されるばねをもつ負荷式安全弁

4.5.6 X656 

404, 654, 655, 685, 701, IEC

現在位置 O(オフ)にある複数位置制御手動スイッチ

位置 P(駐車)及び D(ドライブ)で保持され,位

置 S から位置 D へ自動復帰する。

図記号 701 (5.3.1)  参照。


7

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

4.5.7 X657 

404, 654, 662, 681, IEC, IEC

ラッチが手動でかみ合っている手動制御スイッチ

4.5.8 X658 

404, 654, 662, 681, IEC, IEC, IEC

ラッチが電気的にかみ合っている手動制御スイッチ

4.5.9 X659 

171, 404, 665, 682, 741, 2002, 
IEC, IEC, IEC, IEC, IEC, IEC

次のものを附属する三極電気機械式開閉装置 
−  トリップフリー機構 
−  ばね駆動機構

−  ばね蓄力用電気モータ 
−  閉止コイル 
−  トリップフリーコイル

−  瞬時過電流引き外し装置 
−  熱過負荷引き外し装置

5

手動アクチュエータ

5.1

基本的性質の記号

注記  並列する二つのアクチュエータ記号の適用方法については,R681 (5.2.1)  を参照。

5.1.1 681 

手動アクチュエータ

R682 (5.2.2)

参照。

5.1.2 682 

押し操作手動アクチュエータ

R682 (5.2.2)

及び R683 (5.2.3)  参照。

5.1.3 683 

引き操作手動アクチュエータ

R682 (5.2.2)

及び R683 (5.2.3)  参照。

5.1.4 684 

押し引き操作手動アクチュエータ

R682 (5.2.2)

及び R684 (5.2.4)  参照。

5.1.5 685 

回転操作手動アクチュエータ

R682 (5.2.2)

及び R685 (5.2.5)  参照。

5.1.6 686 

脱着式ハンドル形手動アクチュエータ

R682 (5.2.2)

及び R685 (5.2.5)  参照。


8

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

5.1.7 687 

鍵形手動アクチュエータ

R682 (5.2.2)

及び R685 (5.2.5)  参照。

5.1.8 688 

レバー形手動アクチュエータ

R682 (5.2.2)

及び R684 (5.2.4)  参照。

5.1.9 689 

ペダル形手動アクチュエータ

R682 (5.2.2)

及び R683 (5.2.3)  参照。

5.1.10 690 

足踏み形手動アクチュエータ

R682 (5.2.2)

及び R684 (5.2.4)  参照。

5.1.11 691 

安全目的用特殊握り形手動アクチュエータ

例えば,非常停止など。

5.1.12 692 

アクチュエータへのアクセスを制限する装置

例えば,引き上げるタイプのカバーなど。

5.2

5.1

の記号の適用方法

5.2.1 R681 

2

台以上のアクチュエータ(手動又は自動)の図記号が並列に配置されるとき,他に合流

点での AND 機能の図記号 142  (2-4.3.2.28)  などの表示がなければ,アクチュエータ間に
は OR 機能となる。

5.2.2 R682 

各位置に関連した機能は,該当する場合には,この図記号の近傍に記号 701  (5.3.1)∼704

(5.3.4)

を表示してもよい。例は,X684 (5.5.4)∼X687 (5.5.7)  参照。

5.2.3 R683 

押し動作,引き動作又はペダルを表す記号を用いる場合,自動復帰を仮定する。したが
って,自動復帰を表す記号 654 (4.1.9)  は省略してもよい。例は,X681 (5.5.1)  及び X682

(5.5.2)

参照。一方,自動復帰が該当しない場合には,戻り止めを表す記号 655 (4.1.11)  を

用いる。

5.2.4 R684 

押し引き動作,レバー又は足踏みを表す記号を用いる場合には,自動又は非自動復帰を

表示する。例は,X683 (5.5.3)  及び X684 (5.5.4)  参照。

5.2.5 R685 

回転,脱着式ハンドル又は鍵を表す記号を用いる場合には,非自動戻り止めを仮定する。

したがって,戻り止めを表す記号 655 (4.1.11)  は省略してもよい。一方,戻り止めが該当
しない場合には,自動復帰を表す図記号を用いる。

5.3

補助記号

注記  実線及び鎖線の意味及び適用方法については,R701 (5.4.1)  を参照。

5.3.1 701 

4

位置リターン形時計方向回転操作によって位置 4 に

向かう制御要素の位置表示

実位置は,位置 2 である。

5.3.2 702 

4

位置リターン形回転操作する制御要素の位置表示

アクチュエータは,位置 1 と 4 との間だけを時計方

向(復路は反時計方向)に動くことができる。

実位置は,位置 1 である。


9

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

5.3.3 703 

3

位置リターン形回転操作する制御要素の位置表示

アクチュエータは,時計方向に回転できる。

実位置は,位置 1 である。

5.3.4 704 

4

位置リターン形回転操作する制御要素の位置表示

アクチュエータは,位置 3 から 2 への動き以外に,

時計方向に 360°だけ回転できる。

実位置は,位置 1 である。

5.4

5.3

の図記号の適用方法

注記  例は,X656 (4.5.6)∼X658 (4.5.8)  を参照。

5.4.1 R701 

実位置を実線で表示し,その他の位置は鎖線で表示する。図記号は,アクチュエータの
実際の回転方向を示す向きに置く。すなわち,図記号 701 (5.3.1)  において,位置 1 から 4

への変更は左方向の回転を示す場合には,図記号は左に蝶番を付けた状態で,その代わ
りの鏡像対称面をもつ。

5.5

適用例

注記  適用例は,X656 (4.5.6)∼X658 (4.5.8)  を参照。

5.5.1 X681 

404, 682, IEC, IEC

押し操作形制御スイッチ

押したとき,接点 13-14 間が閉じ,21-22 間が開く。

R683 (5.2.3)

によって,自動復帰を仮定する。

5.5.2 X682 

404, 683, IEC, IEC

引き操作形制御スイッチ

引いたとき,接点 13-14 間が閉じ,21-22 間が開く。

R683 (5.2.3)

によって,自動復帰を仮定する。

5.5.3 X683 

404, 654, 684, IEC

3

位置リターン形押し引き操作形制御スイッチ

引いたときにパス 1-2 が閉じ,押したときにパス 2-3

が閉じる。自動復帰では,両パスが開く中間位置へ戻
る。


10

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

5.5.4 X684 

404, 501, 654, 688, 701, IEC

4

位置リターン形の制御スイッチ

レバーを位置 0(オフ)から B(後退)へ動かすと,

電流パス 11-13 が閉じる。レバーを 0 から F(前進)
へ動かすと,パス 11-12 が閉じる。

レバーを 0 から L(左)へ動かすと,パス 21-23 が

閉じ,レバーを 0 から R(右)へ動かすと,パス 21-22
が閉じる。

このスイッチは,位置 0 へ自動復帰する。F-0-B 動

作及び R-0-L 動作は,互いに独立している。

5.5.5 X685 

404, 654, 681, IEC

0

(オフ),L(ロー)及び H(ハイ)の三つの位置を

もつ手動制御スイッチ

位置 0 へ自動復帰をする。

5.5.6 X686 

404, 654, 685, 701, IEC

4

位置リターン形回転操作形制御スイッチ

両端 ONCMD(オンコマンド)及び OFFCMD(オフ

コマンド)から,最も近い安定位置 ONIND(オン表示)

及び OFFIND(オフ表示)へ自動復帰をする。

5.5.7 X687 

404, 654, 685, 701, IEC

4

位置リターン形回転操作形制御スイッチ

位置 0,2 及び 3 から位置 1 への自動復帰をする。

5.5.8 X688 

242, 402, 658, 688, 2002, 2161, 
2171, 2172

4

位置リターン形レバー操作形方向制御弁

一つの安定位置をもち,その他の位置から自動復帰

をする。

右巻き/左巻きばね記号は,右又は左への自動復帰

を示す。


11

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

6

自動アクチュエータ

6.1

基本的性質の記号

注記  平行する二つのアクチュエータの図記号の適用方法については,R681 (5.2.1)  を参照。

6.1.1 711 

プランジャ,トレーサ

6.1.2 712 

ローラ

6.1.3 713 

カム輪郭

R711 (6.2.1)

参照。

6.1.4 714 

カム駆動アクチュエータ

6.1.5 715 

液面高さ操作アクチュエータ

例えば,フロート。

6.1.6 716 

目標流量操作アクチュエータ

例えば,機械的フラグ。

6.1.7 717 

単動油圧アクチュエータ

6.1.8 718 

単動空気圧アクチュエータ

6.1.9 719 

複動油圧アクチュエータ

6.1.10 720 

複動空気圧アクチュエータ

6.1.11 721 

異なる動作領域をもつ複動油圧アクチュエータ

6.1.12 722 

異なる動作領域をもつ複動空気圧アクチュエータ


12

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

6.1.13 723 

単動流体圧シリンダ形アクチュエータ

6.1.14 724 

複動流体圧シリンダ形アクチュエータ

6.1.15 725 

単動ダイアフラムアクチュエータ

6.1.16 726 

複動ダイアフラムアクチュエータ

6.1.17 2407 

両方向流れの油圧モータ形アクチュエータ

6.1.18 2408 

両方向流れの空気圧モータ形アクチュエータ

6.1.19 733 

特性量が設定値を通過するときに作動するアクチュ
エータ

R712 (6.2.2)

参照。

6.2

6.1

の記号の適用方法

6.2.1 R711 

記号の形は,カムそのものの形に対応する。例は,X711 (6.5.1)  参照。円形カムは,図示
した両記号のように,展開して表示してもよい。

6.2.2 R712 

アスタリスク(*)は,2-4.3.4 によって量を表す補助記号に置き換える。例は,X716 (6.5.4)  及

び X717 (6.5.5)  参照。

6.3

補助記号

なし。

6.4

6.3

の補助記号の適用方法

なし。

6.5

適用例


13

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

6.5.1 X711 

404, 712, 713, IEC

強制的接点に影響するカム輪郭及びローラ

接点は,20∼45°及び 70∼90°で閉止する。

6.5.2 X712 

245, 256, 263, 403, 2101, 2406

空気圧モータ形アクチュエータ

モータが時計方向/反時計方向に回転すると,バル

ブは開閉する。

R2101 (8-4.2.1)

参照。

6.5.3 X713 

245, 403, 724, 2101

複動流体圧シリンダ形アクチュエータ

シリンダが左右に動くと,バルブは開閉する。

R2101 (8-4.2.1)

参照。

6.5.4 X716 

171, 404, 733, IEC

実圧力が設定値より大きくなるときに作動する圧力

パイロットスイッチ

6.5.5 X717 

172, 404, 733, IEC

実温度が設定値未満のときに作動する温度パイロッ
トスイッチ

7

作動装置

7.1

基本的性質の図記号

7.1.1 741 

作動装置は,次のものから構成される。

−  主な要素(手動操作用レバー,ソレノイド,エネ

ルギー保存用のばね装置など。

−  補助要素(補助接点,ブロック装置など。

R741 (7.2.1)

参照。

7.2

7.1

の記号の適用方法

7.2.1 R741 

アスタリスク(*)は,作動方法を表す記号に置き換える。

7.3

補助記号

なし。

7.4

7.3

の補助記号の適用方法


14

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

なし。

7.5

適用例

7.5.1 X741 

404, 723, 741

単動流体シリンダが主要素であるアクチュエータ装

7.5.2 X742 

404, 741, 2406

空気圧モータが主要素であるアクチュエータ装置

7.5.3 X743 

404, 726, 741

複動ダイアフラムアクチュエータが主要素である作
動装置

7.5.4 X744 

122, 404, 741

接触効果操作の作動装置

7.5.5 X745 

404, 681, 741, 2002

手動ばね操作の作動装置

7.5.6 X746 

404, 741, IEC, 2002

電動ばね操作の作動装置

7.5.7 X747 

244, 404, 741, 2062

アクチュエータ内への空気圧蓄積によって操作する
作動装置


15

Z 8617-4

:2008 (ISO 14617-4:2002)

参考文献

[1]  ISO 5598:1985

,Fluid power systems and components−Vocabulary  

[2]  IEC 60050-351

,International Electrotechnical Vocabulary−Part 351: Automatic control

[3]  IEC 60050-411

,International Electrotechnical Vocabulary−Part 411: Rotating machinery

[4]  IEC 60050-441

,International Electrotechnical Vocabulary−Part 441: Switchgear, controlgear and fuses

[5]  IEC 60050-448

,International Electrotechnical Vocabulary−Part 448: Power system protection

[6]  IEC 60050-581

,International Electrotechnical Vocabulary−Part 581: Electromechanical components for

electronic equipment