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Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準

原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大

臣が制定した日本工業規格である。

これによって JIS Z 8250:1985 は廃止され,JIS Z 8221-1,  JIS Z 8221-2JIS Z 8221-3 及び JIS Z 8222-1

に置き換えられる。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 81714-1:1999,Design of graphical

symbols for use in the technical documentation of products

―Part 1: Basic rules を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS Z 8222-1

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(参考)参考文献


Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

(2) 

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

2

4.

  マーカ

2

5.

  図記号のデザイン

2

5.1

  図記号の表現方法

2

5.2

  デザイン手順 

2

6.

  デザインの原則 

2

6.1

  形 

2

6.2

  操作状態 

3

6.3

  図記号のクラス分け

3

6.4

  図記号の組合せ

3

6.5

  グリッド,モジュール 

6

6.6

  線の太さ 

6

6.7

  弧及び線 

6

6.8

  平行線の最小間隔

7

6.9

  ハッチング及び塗りつぶしの表示 

7

6.10

  接続ノード 

7

6.11

  接続ノードの位置

7

6.12

  ターミナル線 

7

6.13

  基準点

7

6.14

  図記号に示す文章

7

6.15

  図記号の大きさ

8

7.

  比率(proportion)の変更 

8

8.

  図記号の転写形 

8

附属書 A(参考)参考文献

12


     

日本工業規格

JIS

 Z

8222-1

:2006

(ISO 81714-1

:1999

)

製品技術文書に用いる図記号のデザイン−

第 1 部:基本規則

Design of graphical symbols for use in the technical documentation of

products

Part 1: Basic rules

序文  この規格は,1999 年に第 1 版として発行された ISO 81714-1,Design of graphical symbols for use in the

technical documentation of products

−Part 1: Basic rules を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更するこ

となく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 

適用範囲  この規格は,基本的な適用の必要性を考慮して,製品技術文書用図記号のデザインに関す

る基本規則について規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 81714-1:1999

,Design of graphical symbols for use in the technical documentation of products−

Part 1: Basic rules (IDT)

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構

成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない規格は,その最新

版(追補を含む。

)を適用する。

JIS X 0201

  7 ビット及び 8 ビットの情報交換用符号化文字集合

備考 ISO/IEC 646:1991 , Information technology − ISO 7-bit coded character set for information

interchange

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS X 0221-1

  国際符号化文字集合(UCS)−第 1 部:体系及び基本多言語面

備考 ISO 

10646-1:1993

,Information technology−Universal Multiple-Octet Coded Character Set (UCS)

−Part 1: Architecture and Basic Multilingual Plane が,この規格と一致している。

JIS Z 8201   

数学記号

  備考  ISO 31-11:1992, 

Quantities and units

Part 11: Mathematical signs and symbols for use in the physical

sciences and technology

JIS Z 8317

  製図−寸法記入方法−一般原則,定義,記入方法及び特殊な指示方法

備考  ISO 129:1985,Technical drawings−Dimensioning−General principles,definitions,methods of

execution and special indications

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。


2

Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

     

ISO 6428:1982

,Technical drawings−Requirements for microcopying

ISO/IEC 8859(all parts

,Information processing−8-bit single-byte coded graphic character sets

ISO/IEC 10367:1991

,Information technology−Standardized coded graphic character sets for use in 8-bit

codes

IEC 60027 (all parts

Letter symbols to be used in electrical technology

IEC 61286:1995

,Information technology−Coded graphic character set for use in the preparation of documents

used in electrotechnology and for information interchange

3. 

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

3.1 

図記号   (graphical symbol)  言語に無関係に,情報を伝えるために用いる視覚で認識される図形。

備考1.  図記号は,関心の対象,例えば,製品,製造,品質管理などの機能又は要求事項を表すこと

ができる。

2.

図記号は,常に製品と相似形に描かれ,図記号のように見える製品の簡略表示と混同しない

ようにすることが望ましい。

3.2 

基準点   (reference point)  図記号のすべての図記号要素を記述するために用いる座標系の起点。

備考  基準点は,位置決め及び変換,例えば,鏡像,回転,移動のために用いられる。

3.3 

記号ファミリ   (symbol family)  特定の意味をもつ図形特性に使用する図記号であり,共通の概念

をもつ図記号のセット。

参考  図形特性は,特定機能の有無,流路の数などをいう。

3.4 

接続ノード   (connect node)  接続を意図した図記号上の位置。

3.5 

ターミナル線   (terminal line)  接続ノードが終点になる図記号の線。

3.6 

文字列   (text)  アルファベット,数字及び/又は他の文字の列。

3.7 

弧   (arc)  屈曲点のない曲線。

4. 

マーカ  この規格では,接続ノードの位置を図示するために,マーカ          を用いる。

5. 

図記号のデザイン

5.1 

図記号の表現方法  図記号は,機能又は特別の要求事項に関する情報を伝えるようにデザインしな

ければならない。これは,製品を図記号によって表す場合にも適用される。

5.2 

デザイン手順  図記号のデザインは,次の事項を考慮して,6.の規定による。

−  図記号で表そうと意図するものの記述

−  紙又は他のメディア媒体上及びデータ処理で表すための要求事項

−  回転,鏡像,又は縮尺表示をしたときの結果の解析(必要ならば,軸上の縮尺と 軸上の縮尺との

値が異なることも考慮したうえで)

−  機能上関連する図記号は,記号群としてデザインしなければならない。

−  図記号の通常の適用,例えば,参照指定(IEC 61346-1 参照)

,技術データなど

−  マイクロフィルム複写を意図する場合には,ISO 6428 の規定による追加の要求事項を適用しなければ

ならない。

6. 

デザインの原則


3

Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

     

6.1 

形  図記号の形は,次による。

−  認識及び再現を容易にするために,簡単でなければならない。

−  意図した意味が容易に連想しやすい。すなわち,自明であるか又は記憶及び思い出しが容易でなけれ

ばならない。

同じ形であるにもかかわらず異なる情報を表す図記号は,避ける。

図記号要素の数が限られ,これらの要素を組み合わせる数も限られるので,一つの図記号がそれぞれ異

なる意味の図記号に割り当てなければならない場合がある。これらの場合,区別した図記号を各々の意味

に割り当てなければならない。

異なる形の図記号は,同じ情報を表してはならない。

読む場合,図記号の意味は,通常,文書の文脈から認知することができる。そうでない場合には,その

ような図記号には,補足情報を付けなければならない。

6.2 

操作状態  製品に可動部,例えば,流体動力用の方向弁の弁要素及びメカトロニクス応用スイッチ

装置の接点を表す要素をもつ図記号は,次の状態に対応した位置でデザインしなければならない。

−  自動復帰(例えば,ばね復帰)する製品の場合,静止(影響されない)位置

−  自動復帰しない製品の場合,非動作位置(例えば,閉じた弁,メカトロニクス応用スイッチ装置では

開回路の位置。

ここに規定するもの以外の操作状態が必要な場合には,関連情報を図記号規格の中で示すのがよい。

6.3 

図記号のクラス分け  図記号には,次に示す二つのクラス分けがある。

クラス 1  −  基本情報を表す図記号

クラス 2  −  補足情報を表す図記号

クラス 2 に属する図記号は,できるだけ広く図記号が適用できるように,特定の意味をもたせずにデザ

インすることが望ましい。これらの図記号は,クラス 1 の図記号とともに使用する。

クラス 1 に属する図記号は,通常は大きさを縮小して,補足情報を表すために使用してもよい(

図 

図 参照)。

備考  基本情報を表す図記号,例えば,図 のポンプ及び図 のコンデンサの図記号は,それぞれ他

と組み合わせて補足情報を示す図記号として使用してもよい。

                  図 1  ポンプシステム

        図 2  コンデンサマイクロホン

6.4 

図記号の組合せ

6.4.1 

一般  複数の図記号を組み合わせて,一つの新しい図記号を作ってもよい。新しく合成した図記号

によって表される情報は,その構成要素によって表される情報と一致していなければならない。図記号の

組合せの例を

図 に示す。


4

Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

     

図記号

意味

合成した図記号

意味

1

陽極

直熱式陰極

電子管の球

直熱式陰極をもつ二極管

2

枠,容器

加熱又は冷却コイル

三つの流路をもつ熱交換器

3

逆止弁の弁座

逆止弁の可動部

逆止弁/逆流防止弁

備考  例 2 に示す点線は,図記号の部分ではない(6.12 参照)。

図 3  図記号の組合せの例

6.4.2 

複雑な組立品の図記号  組立品を表す図記号は,その組立品の構成要素を表す図記号を組み合わせ

て作らなければならない。

複雑な組立品の図記号が,複雑になるとの理由又は構成要素を表す図記号がないという理由から,上記

の方法で作ることができない場合は,次による。

図記号は,単純な実線の外枠を基準としなければならない。そして,次に示す a)f)又はこれらの組合

せに従った補足情報がある場合には外枠内に示す。外枠は,正方形又は必要ならば長方形,又は他の囲ん

だ図形が望ましい。

a)

最も重要な構成要素を表す図記号(

図 参照)。

b) 

日本工業規格に基づく数学的な記号及び/又は式,量記号,化学式,図形表現(グラフ)及び記号。

数学的な記号は,JIS Z 8201 に従わなければならない(

図 参照)。

図 4  AND 素子


5

Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

     

c)

英語に基づいた連想しやすい略語(mnemonic)が望ましい(

図 参照)。

図 5  マルチプレクサ  (Multiplexer)

d)

各入力及び各出力に関連する補足情報を表す図記号(

図 参照)。

図 6  双安定素子

e)

組立品全体に関連する図記号の補足情報は,外枠の内側又は外側に示す(

図 参照)。

図 7  フィードバック制御装置及び無線システム

f)

図記号の意味を a)e)の方法で記述できない場合,短い文字列を追加してもよい。

この文字列は,例えば,ダイヤグラム中で使用される言語と無関係に,英語で書くのが望ましい。ただ

し,日本だけで使用する場合には,日本語で記述してもよい。

文章は,外枠の内側でも外側でもよいが(

図 参照),できるだけ短くするのがよい。

備考  外枠の外側に文字列を書き,国際的な図記号と言語関連情報とを区別すると,英語以外での言語による複製が

容易になる。

図 8  油圧制御システム

6.4.3 

流れの向きを含む図記号  補足情報を示すために使用される流れの向きを表す図記号は,全体的な

流れが強調できるような方法で示す(

図 16 参照)。

油圧制御

システム

    油圧制御システム

油圧制御

システム


6

Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

     

6.5 

グリッド,モジュール  図記号のデザインの基礎として,モジュール 1 M 間隔の平行線の直交グリ

ッドを使用するものとする。このグリッドは,0.1 M 又は 0.125 M のグリッドに細分してもよい(

図 

照)

。同じ図記号又は記号ファミリについては,これら二つのグリッド方式(グリッドA及びグリッドB)の

一つだけを使用し,それを適切に文書中に示す。

図 9  グリッドの例

6.6 

線の太さ  図記号のデザインに使用する線の太さとモジュールの大きさ M との比率は,0.1 とする。

図記号の文字及び線は,同じ太さの線にするのがよい。別の太さの線が必要な場合には,二つの線の太さ

の比率は少なくとも 2:1 にするのがよい。線の太さは JIS Z 8312 で規定する線が望ましい。

6.7 

弧及び線  線種は,JIS Z 8312 に従い,鋭角で接触又は交差する線は,15°以上の角度にするのが

よい。グリッド線と平行でない直線とは,15°の開きをもつか,又は決まったこう配(例えば,1:1,2:

1

,3:1,4:1)をもつことが望ましい。直線の始点又は終点は,グリッドの交点と一致するのがよい。

弧の終点は,グリッドの交点と一致しなければならない。曲線は,弧の一部及び/又は直線だけで構成

する。

接続ノードが必要な図記号の外形を定める直線及び弧は,次による(

図 10 参照)。

−  水平線及び垂直線の軸は,0.5 M 又は 1 M のグリッド上に置く。

−  斜線又は弧の軸は,0.5 M のグリッドの交点と交差するが,それは必要な接続ノードと同数にする。

グリッド 

0.125 M

グリッド 

0.25 M

グリッド 

0.1 M

グリッド 

0.5 M

グリッド 

1 M

グリッド 

グリッド 

→  ←

→ ←

0.1M

0.5M

1M

0.25M


7

Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

     

図 10  接続ノードを含む図記号の外形の例

6.8 

平行線の最小間隔  平行線のすき間は,最も太い線の太さの 2 倍以上とする。

6.9 

ハッチング及び塗りつぶしの表示  ハッチングを施した部分については,平行線の最小間隔及び線

の太さに関する要求事項を適用しなければならない。

塗りつぶしの表示は用いないのがよい。

6.10 

接続ノード  図記号は,入力及び出力に示す適切な数の接続ノードをもつことが望ましい。

6.11 

接続ノードの位置  接続ノードは,1 M 又は 0.5 M のグリッドの交点にあることが望ましい(例えば,

図 10 参照)。

接続ノードの相互間又は平行なターミナル線の相互間に文字列を記入する場合には,これらのノード又

は線の最小間隔は 2 M とする。

6.12 

ターミナル線  ターミナル線が必要な場合には,できるだけ短くしなければならない。

図記号がターミナル線を含まず,かつ,接続線を特定の指示によって図記号に付ける場合には,接続線

は点線で示すのがよい(

図 の例 2 参照)。

6.13 

基準点  コンピュータ支援システムで図記号を使用する場合には,図記号に基準点が必要である。

基準点は,図記号に使用したものと同じグリッドの 0.5 M 又は 1 M の交点になければならない。

備考  基準点の位置に関する詳細な推奨事項は,個々の規格に示されている。

6.14 

図記号に示す文章

6.14.1 

書体  文字の書体は,JIS Z 8313-1 に規定する B 形直立体に一致させるのがよい。量記号は,ISO 

31-11

及び IEC 60027 に規定するものが望ましい。

6.14.2 

文字集合  図記号内の文字は,標準文字集合を用いるのがよい。コンピュータ処理との互換性を維

持するために,文字は JIS X 0201 の 7 ビット文字集合に符号化した文字,つまり,国際基準版(IRV)に

限定するのがよい。ただし,コントロール文字及び国別交換文字は除く。追加の文字が必要な場合には,

既存のコード化文字集合,すなわち,ISO/IEC 8859(すべての部)ISO/IEC 10367JIS X 0221-1 及び IEC 

61286

から選ぶ。

6.14.3 

文字列の向き  文字列の向き(読み取る方向)は,JIS Z 8317 の寸法数値の規定に適合し,製図用

紙の下辺及び右辺から読むことができるようにしなければならない。

破砕機

容器

→  ←

0.5


8

Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

     

6.14.4 

外枠内の文字列の位置  図記号全体に関連する文字列は,図記号の外枠内の上方中央部[図 11 a)

参照]又は中央[

図 11 b)参照]に書くのがよい。

入力/出力に関連する文字列は,関連する入力/出力の隣に記載する[

図 11 c)参照]。

備考  塗りつぶした領域は,文字列を書き込む領域を示す。

図 11  文字列の場所の例

6.14.5 

最小距離  文字列とその周囲図形との最小間隔は,最も太い線の太さ(d)の 2 倍以上とする(図

12

参照)

図 12  文字列と線との間の最小距離

6.15 

図記号の大きさ  図記号の大きさは,含まれる文字列,含まれる構成要素図記号,他の図の詳細,

接続ノードの位置及び数のような記入場所の要求事項を考慮しなければならない。

7. 

比率(proportion)の変更  図記号の比率は,関連する規格で規定するものとする。変更前と変更後の図

記号のもつ情報が同じ場合には,

図 及び図 に示すように図記号の比率を変更してもよい。ただし,変

更後の図記号が

図 及び図 のように情報が同じ場合には,既存の図記号を変更してもよい。

備考  図記号の変更又は改訂は,別の文書又は適用される規格の中で示す。

8. 

図記号の転写形

備考  この規格では,図記号の転写形は異なる図記号であるとは考えない。

2

d

2

d

→  ←

≧2 d


9

Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

     

場合によっては,一つの図記号に対して種々の転写形が必要になる。流れの方向及び読み取り方向に関

する異なる要求事項を満たすためである。

図記号の幾何学的な形が異なるので,そのような転写形が二つ,

四つ又は八つ必要になることがある。

簡単な場合,転写形を得るには,回転又は鏡像によって求める。例えば,

図 13,図 14 及び図 15 におい

て,転写形 A を左回りに 90°ごとに回転して転写形 B,転写形 C 及び転写形 D を作成する。転写形 E は,

転写形 A を y-軸のまわりに鏡像投影したものである。

転写形 E を左回りに 90°ごとに回転して転写形 F,

転写形 G 及び転写形 H を作成する。

複雑な場合,例えば,図記号が文字列を含むときは,読み取る方向(6.14.3 参照)を調整し,文字列の

位置をずらすことができる。

図 16 及び図 17 に示す可能な転写形の中では,転写形 A,転写形 B,転写形 E 及び転写形 F がこの規格

の規定に一致する転写形である。

図 13  非対称変換による図記号の使用可能な転写形

図 14  サイリスタを示す図記号の使用可能な転写形

転写形 B

転写形 C

転写形 A

転写形 D

転写形 F

転写形 G

転写形 E

転写形 H

転写形 B

転写形 C

転写形 A

転写形 D

転写形 F

転写形 G

転写形 E

転写形 H


10

Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

     

図 15  合成図記号の使用可能な転写形

図 16  使用できる転写形の例

転写形 B

転写形 C

転写形 A

転写形 D

転写形 B

転写形 C

転写形 A

転写形 D

転写形

流れ方向

転写形

流れ方向


11

Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

     

参考 6.14.4 の規定によって,斜線の転写形は使用しない。

図 17  使用できる転写形の例

転写形

流れ方向

転写形

流れ方向


12

Z 8222-1

:2006 (ISO 81714-1:1999)

     

附属書 A(参考)参考文献

この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

[1] JIS Z 8202

(すべての部)量及び単位

[2] JIS Z 8312

  製図−表示の一般原則−線の基本原則

[3] JIS Z 8313-1

  製図−文字−第 1 部:ローマ字,数字及び記号

[4] IEC 60027 (all parts)

,Letter symbols to be used in electrical technology

[5] JIS C 1082-1

  電気技術文書−第 1 部:一般要求事項

[6] IEC 61346-1:1996

, Industrial systems,installations and equipment and industrial products

―Structuring principles and reference designations―Part 1:Basic rules