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Z 8123-2:2013  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 表記法···························································································································· 1 

2.1 用語の番号 ··················································································································· 1 

2.2 用語の表記 ··················································································································· 1 

2.3 ISO番号の表記 ············································································································· 1 

2.4 対応英語の表記 ············································································································· 1 

3 用語及び定義 ··················································································································· 2 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 10 

Z 8123-2:2013  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本印刷産業連合会(JFPI)及び一

般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,

日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

印刷産業への情報技術の導入によって従来から印刷で使用している用語の概念も変化しつつあり,印刷

産業内部と他業界とのコミュニケーションにおいて混乱を招くようになった。このような状況に対応する

ため,1995年にJIS Z 8123(印刷用語−基本用語)が制定されていたが,その後,国際規格(ISO規格)

の制定が進み,“terminology”(印刷用語)としてISO 12637-1〜ISO 12637-4が2009年までに順次制定さ

れた。これによって印刷用語に関して,基本用語,プリプレス用語,プリンティング用語及びポストプレ

ス用語の4分野がそろ(揃)って制定されたこととなり,これらをJISに反映させるために,新たに国際

規格(ISO規格)に対応したJISを4部構成で制定した。 

これによって,JIS Z 8123:1995は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

JIS Z 8123(印刷技術用語)の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS Z 8123-1 第1部:基本用語 

JIS Z 8123-2 第2部:プリプレス用語 

JIS Z 8123-3 第3部:プリンティング用語 

JIS Z 8123-4 第4部:ポストプレス用語 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

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印刷技術用語−第2部:プリプレス用語 

Graphic technology-Vocabulary-Part 2: Prepress terms 

序文 

この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 12637-2を基に,対応する用語については対応国際

規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格であるが,対応国際規格には規定さ

れていない用語を日本工業規格として追加し,かつ,対応国際規格の用語であるが日本工業規格には採用

しなかった用語がある。 

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更した事項である。変更の一覧表

にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

適用範囲 

この規格は,印刷におけるプリプレス1) に関する用語及び定義について規定する。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 12637-2:2008,Graphic technology−Vocabulary−Part 2: Prepress terms(MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

注1) JIS Z 8123-1の1060を参照。 

表記法 

2.1 

用語の番号 

用語の番号は,4桁の数字で表す。千の位の桁は,この規格の部番号“2”を付け,続けて3桁の連続番

号で表す。この3桁の連続番号は,この規格で規定する用語の五十音順の番号である。 

2.2 

用語の表記 

定義が同一の用語が複数ある場合には,それらの用語を“,”で区切って表す。ただし,最も使用されて

いる用語を最初に記載している。用語の読みが紛らわしいものについては,その用語の直後に両括弧で囲

んだ平仮名読みを表す。 

2.3 

ISO番号の表記 

ISO番号欄は,対応国際規格に規定されている用語には,対応国際規格で規定されている用語の箇条を

表す番号の“.”を“-”に置き換えた番号を示す。対応国際規格に規定されていない用語には,“−”とす

る。 

2.4 

対応英語の表記 

対応英語は,参考として示す。同じ用語に対して複数の対応英語が参考として示される場合には,それ

らの対応英語を“,”で区切って表す。対応英語に該当分野の特定が必要な場合には,その後に両括弧で囲

んだ該当分野を付す。 

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Z 8123-2:2013  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

用語及び定義 

この規格で規定する用語及び定義は,次による。 

番号 

用語 

定義 

参考 

ISO 

番号 

対応英語 

2001 

RGB 

レッド(赤),グリーン(緑),ブルー(青)の略称。 

2-114 RGB 

2002 

ICCプロファイ

ル 

画像データの色域をデバイス色空間とプロファイル接続色空
間(PCS)との間で変換するために使用する変換の集合体。 

2-71 

International Colour 

Consortium 
profile, 

ICC profile 

2003 

網点面積率 

網点で覆われた面積が,単位面積に占める比率。 
注記 0 %〜100 %の数値である。 

2-52 

dot percentage 

2004 

網ふせ 

原稿,版下,フィルム原板などの指定箇所に,網点などの模様
を入れること。 

− 

tint laying 

2005 

網目スクリーン 

連続階調の画像を網点の画像に変換するために用いる,一様な
パターンをもったフィルム又はガラス板。 

− 

halftone screen 

2006 

色空間 

色を通常三次元で表示される空間に幾何学的に表示したもの。 2-30 

colour space 

2007 

色空間符号化 

デジタル符号化仕様及び符号化範囲を含む,色空間のデジタル
符号化。 

2-31 

colour space 

encoding 

2008 

色修正 

原稿の色を強調し,プロセスインキ,色分解及び原稿の不具合
を補正するための写真的,電子的,又は手作業による処理方法。 

2-20 

colour correction 

2009 

色順(いろじゅ

ん) 

色をデータファイルに保存又は処理する順序。 

2-29 

colour sequence 

2010 

色値(いろち) 

ある色空間内の各画素に対応する数値のセット。 

2-32 

colour value 

2011 

色評価用ターゲ

ット 

印刷画像と入力値との関係を確立するために使われる標準的
な色見本。 

2-19 

colour 

characterization 
target 

2012 

色符号化 

色空間を量子化したデジタル符号化の総称。 
注記 色空間符号化及びカラー画像符号化が含まれる。 

2-22 

colour encoding 

2013 

色分解 

カラー原稿をプロセスカラー印刷用インキに対応する分色フ
ァイル又はフィルムに分ける工程。 

2-27 

colour separation 

(process) 

2014 

色分版 

色分解工程によって作成されるデータファイル及びフィルム
のセット。 

2-28 

colour separation 

(product) 

2015 

印刷網値 

最終の用紙上に転写するインキ像を形成するための印刷版上
の面積パーセントに対応するデジタル値。 

2-101 printing tone value, 

printing dot value 

2016 

エイリアシング 

ラスタ画像において,画素数の不足に起因する階段状のギザギ
ザ現象。 

2-1 

aliasing 

2017 

sRGB 

CRTディスプレイの色再現平均値を表現する赤,緑及び青の原
色の標準セット。 

2-128 sRGB 

2018 

em(えむ) 

使用する文字のポイントサイズと同じ幅に相当し,横幅又は縦
幅の基準となる活字の単位。 

2-54 

em 

2019 

en(えん) 

同じポイントサイズのエム(em)の半分の幅に相当する活字の
単位。 

2-55 

en 

2020 

OPI, 
オープンプリプ

レスインター
フェース 

低解像度の代替画像を,ページレイアウト時に最終解像度に変
換するために規定された手順。 

2-87 

open prepress 

interface, 

OPI 

2021 

解像度 

画像を表示又は取り込む場合の細かさの量。 

2-112 resolution 

2022 

階調 

ハイライトからシャドーまでのトーンの段階的な変化。 

2-66 

gradation 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

ISO 

番号 

対応英語 

2023 

拡張色域 

色域を標準的なsRGBディスプレイの範囲外に拡張したもの。 2-57 

extended gamut 

2024 

画像部 

画像を複製しようとする,又は画像が複製された領域。 

2-72 

image area 

2025 

画像方向 

利用者が見る画像内容に関する走査線の方向と原点とを指定
すること。 

2-89 

orientation 

2026 

画像要素 

任意の画像構成要素。 

2-73 

image element 

2027 

活字 

文字組版に使用するための,鉛合金などで鋳造した角柱の頂面
に,逆向きの文字,数字,記号類などを凸状に形成したもの,
又は,印刷文字(手書きでない印刷された文字)全般。 

− 

type 

2028 

カプセル化ポス

トスクリプト,

EPS 

ベクトルデータとビットマップデータとを組み合わせた画像
を保存することができる,文書構造化規約(DSC)に適合する
画像記述形式。 

2-56 

Encapsulated 

PostScript, 

EPS 

2029 

カラー画像符号

化 

画像状態,目的画像表示環境及び参照媒体のような色値を適切
に解釈するのに必要な任意の情報とともに,色空間符号化仕様
を含むデジタル画像の色値のデジタル符号化。 

2-24 

colour image 

encoding 

2030 

カラー原稿 

複製するための原稿として用いる絵画,カラーフィルム,カラ
ープリント,着色線画などのこと。 

− 

colour copy 

2031 

カラースキャナ 

写真又は印刷物の光の反射率又は透過率を電気信号に変換す
る装置。 
注記 この電子信号は,対象画像の空間領域と関係付けて変換

される。 

2-75 

input colour scanner 

2032 

カラープロファ

イル 

装置固有の色空間と装置に依存しない色空間との間で色デー
タを変換するために必要な情報をカラーマネジメントシステ
ムに提供するデータファイル。 
注記 カラーマネジメントは,JIS Z 8125参照。 

2-25 

colour profile 

2033 

カラーレンダリ

ング 

シーン要素の測色座標を記述する画像データを再現物要素の
測色座標を記述する出力参照データへ割り当てること。 

なお,シーンとは空間の中の特定の視点で,かつ,特定の時

間に測定した,自然界の光景の分光放射輝度である(ISO 15076
参照)。 

2-26 

colour rendering 

2034 

完全交換 

全要素及び全要素リソースが単一交換の部分として存在し,か
つ,コンパウンドエンティティの処理に必要な全情報がそのコ
ンパウンドエンティティ内に存するか又は適用規格で指定さ
れている,コンパウンドエンティティの交換。 

2-34 

complete exchange 

2035 

ガンマ 

写真において,特定のフィルム,印画紙又は処理技術に固有な
コントラスト量の尺度。 

2-60 

gamma 

(photography), 

ディスプレイにおいて,画像再現システムの入力輝度と再現輝
度との関係を示す特性曲線の直線部の傾き。 

2-59 

gamma (display) 

2036 

機器依存色空間 

画像機器の特性によって定義される色座標系。 

2-46 

device-dependent 

colour space 

2037 

機器非依存色空

間 

特定の機器特性に依存しない,視覚色刺激値特性に基づいて定
義される色座標系。 

2-47 

device-independent 

colour space 

2038 

グリフ 

特定のデザインに依存しない,識別可能な抽象的図形記号。 

2-64 

glyph 

2039 

グリフメトリク

ス 

グリフ形状の寸法及び位置を定義するために用いられる,グリ
フ表現の一連の情報。 

2-65 

glyph metrics 

2040 

グレー成分置換,
GCR 

重ね合わせてグレーに相当する3色インキを適量除去し,それ
ら3色のインキを適量の墨インキで置き換えること。 

2-62 

grey component 

replacement, 

GCR 

background image

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

ISO 

番号 

対応英語 

2041 

グレーバランス

管理用パッチ 

インキのバランスを調節するために用いられる3色プロセス
カラーからなる管理用パッチ。 
注記 シアンの網点率は通常40 %〜60 %の間,マゼンタとイエ

ローはシアンとのバランスでほぼ無彩色になるように
設定する。 

2-84 

mid-tone balance 

control patch 

2042 

原色 

加法混色及び減法混色において他の全ての色を生成する単色。 2-99 

primary colour 

2043 

見当 

重ね刷り又は両面刷りでの版面の刷り合せの位置精度。 

2-108 register 

2044 

見当トンボ, 
トンボ 

画像部の外側に付加される小さな基準パターン,ガイド,十字
の細線などの表示図案。 
注記 プリプレス,プリンティング及びポストプレス作業にお

いて,色を重ねるときの位置合わせ又は見当合わせ用の
点として使用される。 

2-109 register marks 

2045 

原版(げんぱん) 複製版を作る元になる活字などの版。 

− 

original forme 

2046 

原板(げんぱん) 製版で作製した最終のフィルム。 

− 

flat 

2047 

コア濃度 

網点階調フィルムにおける網点又は線画のように不透明な画
像要素の中心部における透過濃度。 

2-43 

core density 

2048 

鋼凹版(こうお

うはん) 

鋼板を用いて,写真製版工程を使わずに作成した彫刻凹版印刷
用版。 

2-129 steelplate engraving 

2049 

校正記号 

校正の指示を簡略に表記する共通の記号として認められたも
の。 

− 

proofreader's mark 

2050 

校正刷り, 
プルーフ 

意図する印刷物を模擬する目的で,様々な技術によって作成し
たハードコピー又はソフトコピー複製物。 

2-104 proof 

2051 

黒点 

指定された幾何条件下で測定した場合,画像媒体が通常の使用
によって再現できる最低輝度の無彩色。 
注記 通常,白点と同じ色度になるように黒点を指定すること

が望ましい。 

2-82 

medium black point 

2052 

コピー 

複製に供するテキスト,画像及び線画を含むあらゆる印刷素
材。 
注記 また,複製物をも意味する。 

2-42 

copy 

2053 

コントラスト 

原稿又は複製物における最明度部分と最暗度部分との階調の
関係又は度合い。 

2-38 

contrast 

2054 

コントロールス

トリップ 

コントロールパッチの配列。 

2-40 

control strip 

2055 

コントロールパ

ッチ 

管理測定用のために作成された部分。 

2-39 

control patch 

2056 

コンパウンドエ

ンティティ 

テキスト,図形及び画像要素が最終印刷用に全て準備できた状
態の,単一ページ,ページ部分又は複数ページの組合せを表す
データの集まりとしての作業単位。 

2-36 

compound entity 

2057 

コンポジット 

テキスト,図形及び画像要素が最終印刷用に全て準備できたデ
ータなどの集まりとしての作業単位又はその状態。 

2-35 

composite 

2058 

サイズ変更 

適切な解像度を維持して拡大又は縮小する必要がある画像の
最終寸法を決定すること。 

2-118 scaling, 

resizing 

2059 

サンプリングア

パーチャ, 

アパーチャ 

計測のためのサンプルエリア。 

2-117 sampling aperture, 

aperture 

2060 

CIEXYZ三刺激

値 

CIE標準光源の相対値,対象物の反射率又は透過率,及びCIE
標準観測者の関数x,y及びz値を乗じて求めた色のX,Y,Z

成分の値。 

2-16 

CIEXYZ tristimulus 

values 

background image

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

ISO 

番号 

対応英語 

2061 

CIELAB色空間 CIE 1931表色系の非線形変換から算出される長方形対極形の

色空間。 
注記1 色差に関してほぼ均等の色座標L*,a*,b*によって表

示される。L*は相対明度,a*は赤色又は緑色,b*は黄
色又は青色を表す。 

注記2 CIE.:国際照明委員会(Commission Internationale de Iʼ

E´chairage) 

2-13 

CIELAB colour 

space 

2062 

CIELUV色空間 CIE 1931表色系の非線形変換から算出される長方形対極形の

色空間。 
注記 色差の知覚に関してほぼ均等の色座標L*,u*,v*によっ

て表示される。L*は相対明度,u*は赤色又は緑色,v*は
黄色又は青色を表す。 

2-14 

CIELUV colour 

space 

2063 

CIE色度座標, 
三色係数 

ある色の各三刺激値の,それら三刺激値の合計に対する比率。 
注記 CIEシステムでは,これらの座標はx,y,zと表記され

ている。CIE色度図参照。 

2-11 

CIE chromaticity 

coordinates, 

trichromatic 

coefficients 

2064 

CIE色度図 

可視色をCIE色度座標で表示した二次元の図。 
注記 CIE色度座標は1931年に規格化されたCIEXYZ三刺激

値から算出される。 

2-12 

CIE chromaticity 

diagram 

2065 

CIE標準光源 

相対分光分布についてCIEが定めているA,D50,D65などの光
源。 

2-15 

CIE standard 

illuminants 

2066 

CEPS, 
カラー電子製版

システム 

印刷用素材のデジタルデータファイルを作成するために用い
る電子画像処理システム。 
注記 この用語は,1980年から1995年頃にかけて印刷業界で

使用され,印刷・出版業界に電子革命をもたらした機器
類の記述に使われる。 

2-6 

colour electronic 

prepress system, 

CEPS 

2067 

CMYK 

プロセスカラーであるシアン,マゼンタ,イエロー,ブラック
(墨)の略称。 

2-17 

CMYK 

2068 

CTP 

Computer to Plateの略称であり,デジタルデータから版を直接
作る方法。 
注記 ダイレクト刷版ともいう。 

2-44 

computer to plate, 
CtP, 
CTP 

2069 

JDF 

メッセージ記述仕様及びメッセージ交換プロトコルを組み合
わせたジョブチケット仕様のXMLファイル形式。 
注記 プリプレス,プリンティング及びポストプレスの工程統

合に使用される。 

2-77 

job definition format,
JDF 

2070 

色域(しきいき) 特定のシーン,アートワーク,写真,写真製版等の再生画像に

存在する若しくは特定の出力装置及び/又は媒体を用いて生
成できる全ての色からなる色空間立体。 

2-23 

colour gamut 

2071 

色域マッピング 

原画像と印刷媒体との色域差を補正するため,原画像要素の測
色座標を印刷画像要素の測色座標に対応させること。 

2-61 

gamut mapping 

2072 

色差 

標準条件下で観察又は測定した二つの色の違い。 

2-21 

colour difference 

2073 

色彩計, 
カラリメータ 

色刺激のうちの三刺激値のような色値を測定する機器。 

2-18 

colorimeter 

2074 

色調変更 

画像の全ての部分に均等に適用される画像の色に関する変更。 
注記 この変更はグローバルカラーチェンジともいう。これに

対し,画像の選択部分に他の画像部分とは別に行われる
色変更をローカルカラーチェンジと呼ぶ。 

2-63 

global colour 

change 

2075 

色度図 

三次元で表わされた色表示の中から二次元で色を表示した図。 2-10 

chromaticity diagram 

background image

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番号 

用語 

定義 

参考 

ISO 

番号 

対応英語 

2076 

下色除去(した 

いろじょきょ)

CMYの3色インキが重なり黒く表現される部分の各色のイン
キを適量減らし,それらを適量の墨インキで置き換えること。 

2-141 under colour 

removal, 

UCR 

2077 

写真製版 

写真技術を用いる製版の総称。  

− 

photomechanical 

process 

2078 

集版 

デジタル,フィルム又は紙の要素を適切な被印刷物又はファイ
ル上に順序よく互いに配置すること。 
注記 この用語は,JIS Z 8123-1にも規定している。 

2-2 

assembly 

2079 

植字(しょくじ) 原稿及び指示書に従って活字を単語及び行に組み上げる方法。 2-139 typesetting 

2080 

書体 

記録,表示,印刷などの文字組に使用するため,統一的な意図
に基づいて制作された一組の文字又は記号のデザイン。 

− 

typeface 

2081 

ジョブチケット 

印刷製造工程の電子作業指示書。 

2-78 

job ticket 

2082 

スキャナ 

原稿から反射又は透過された光を特定波長領域の規則的縦横
配列データの透過率又は反射率に対応するアナログ信号に変
換する装置。 
注記 この信号は通常デジタルデータに変換後記録される。 

2-119 scanner 

2083 

スキャナ解像度 

原稿走査に用いられる単位長さ当たりの標本化点(画素)又は
線の数。 

2-120 scanner resolution 

2084 

スキャニング 

デジタル化に先立って画像を取り込む処理。 

2-121 scanning 

2085 

スクリーン角度 

スクリーンの主軸の基準方向に対する角度。 

2-122 screen angle 

2086 

スクリーン周波

数, 

スクリーン線数 

網点又はラインのような画像要素の単位長さ当たりの数が最
高となる方向での数値。 

2-123 screen frequency, 

screen ruling 

2087 

ストカスティッ

クスクリーニ
ング 

大きさ及び濃度の均一な微小ドット(網点)の変化量を使用す
るハーフトーン処理。 

2-130 stochastic screening 

2088 

線画 

階調のない画像。 

2-80 

line art 

2089 

線刻凹版 

画線部を機械的彫刻又は化学的手段で腐食する印刷版又はそ
の作成方法。 
注記 インタリオと同義。 

2-81 

line engraving 

2090 

相対濃度 

フィルム支持体,印刷されていない被印刷物などの基準に対す
る濃度。 

2-110 relative density 

2091 

ソフトコピー 

デジタル画像を,連続的かつ非恒久的な形式で直接表示できる
装置を使用して生成される画像表現。 
注記 最も一般的な例はモニタである。 

2-125 softcopy 

2092 

ソフトプルーフ 

電子的に作成されビデオディスプレイ端末上で見る画像の模
擬又は見本。 

2-126 soft proof 

2093 

タイポグラフィ 

アナログ又はデジタル技術によって,デザイン,指定,組版,
印刷などの活字による作業を行う方式。 

2-140 typography 

2094 

ダブリングパッ

チ, 

スラーパッチ 

印刷機の実際の回転状態を測定したり,加圧ローラーの状態を
特定するための制御パッチ。 

2-53 

doubling patch, 
slur patch 

2095 

チョーク 

画像間の目に見えるギャップ(隙間)をなくすため,背景色を
拡張して画像周辺をオーバラップさせる方法。 
注記 トラッピングを参照。 

2-9 

choke 

2096 

ディザ化 

セル内の画素数を増やして細部を表現したり,階調を増加する
ために使われる画素のデジタル的平均化法。 

2-50 

dithering 

background image

Z 8123-2:2013  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

ISO 

番号 

対応英語 

2097 

TIFF/IT(てぃふ

/いっと), 

電子製版画像デ

ータ交換用タ
グ付きファイ
ルフォーマッ
ト 

印刷用ラスタデータを交換するためのTIFF形式(TIFF Revision 
6.0 Finalを基礎とするファイル形式)のファイルフォーマット。 
注記 画像の種類,符号化方式などに対して幾つか適合レベル

が規定されている。 

2-131 Tag Image File 

Format For Image 
Technology, 

TIFF/IT 

2098 

デジタルプルー

フ 

デジタルデータから,ディスプレイ上に表示されたソフトプル
ーフ又は作成されたハードコピープルーフ。 

2-49 

digital proof 

2099 

デバイスリンク 

プロファイル 

色データを機器依存色空間に変換するための情報を提供する
機器非依存の色空間のデータファイル。 

2-48 

device link profile 

2100 

点順次 

一つの画素のシアン,マゼンタ,イエロー,ブラック(墨)な
どのカラー値を,次の画素以降も同じ色順で並べて表現するカ
ラーデータ。 

2-96 

pixel interleaving 

2101 

銅凹版 

銅板を用いて,写真製版工程を使わずに作成した彫刻凹版印刷
用版。 

2-41 

copperplate 

engraving 

2102 

透過原稿 

透過光で見る原稿。 
注記 主としてポジカラーフィルム原稿をいう。 

− 

transparency 

2103 

透明色 

下にある画像が透けて見えることを意味するTIFF/ITデータで
の符号化の属性。 
注記 色“白”は,素地(紙)だけを示し,下層の画像は透け

て見えないことを示す。 

2-137 transparent colour 

2104 

トーン 

画像のある領域における明るさ又は暗さの度合い。 

2-132 tone 

2105 

トーンバリュー 

データファイルでは,印刷値に対応して符号化するため,ファ
イル形式の仕様に適合するよう変換されたデータ。 

2-133 tone value (data file), 

フィルム上で,画像部が占有する部分のパーセント比率。 

2-134 tone value (film) 

2106 

トーンバリュー

インクリース,

ドットゲイン 

印刷物上のトーンバリューと,網点フィルム上又はデジタルデ
ータファイル内のトーンバリューとの差異。 

2-135 tone-value increase, 

dot gain 

2107 

トーンバリュー

サム 

任意の画像部分における4色プロセス カラーのトーンバリュ
ーの合計。 

2-136 tone-value sum 

2108 

特色 

プロセス カラーではない単一のインキから生成される色。 

2-127 spot colour 

2109 

特性化 

入出力装置依存の値と装置非依存の値との間の関係。 

2-7 

characterization 

2110 

特性化印刷条件 

様々な印刷工程において,色決定のために階調値を特性化する
こと。 

2-8 

characterized 

printing condition 

2111 

ドットフリンジ 

網点の周囲にある,コントラストの低い部分。 

2-51 

dot fringe 

2112 

トラッピング 

印刷で隣接する色同士の位置合わせ不良を最小限に抑えるた
め,隣接する色の印刷領域を僅かに重複させる手法。 
注記 チョークを参照。 

2-138 trapping 

2113 

二次色 

二つの原色の混合(加色法又は減色法)によって生成された色。 2-124 secondary colour 

2114 

入力参照形画像

データ 

シーン基準又はオリジナル基準を参照した画像データ。 

2-76 

input-referred image 

data 

2115 

濃度 

濃度計で測定可能な,画像における色調又は色の濃さ。 

2-45 

density 

2116 

ハードコピー 

被印刷物上の印刷画像。 

2-69 

hard copy 

2117 

ハードコピープ

ルーフシステ
ム 

印刷に用いるのと異なる印刷装置を使って印刷画像を模擬す
るシステム。 

2-70 

hard copy proofing 

system 

background image

Z 8123-2:2013  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

ISO 

番号 

対応英語 

2118 

ハーフトーン 

スクリーン線数,サイズ,形状,又は密度の異なる点で構成さ
れる画像。 
注記 これによって階調が表現される。 

2-67 

half-tone 

2119 

ハーフトーンド

ット, 

網点 

網点階調を構成する個々の要素。 
注記 正方形,円形,だ円形など,様々な形状がある。 

2-68 

half-tone dot 

2120 

パイカ 

4.216 mm(0.167インチ)に相当し,12ポイントのサイズで構
成される活字の長さ又は大きさの単位。 

2-95 

pica 

2121 

白点 

指定された幾何条件下で測定した場合,画像媒体が通常の使用
によって再現できる最高輝度の無彩色。 

2-83 

medium white point 

2122 

版下 

レタリング(製版用に清書された文字),写真植字文字,図,
表などを台紙にはったもの。 

− 

art work, 
camera-ready copy 

2123 

反射原稿 

反射光で見る原稿。 
注記 写真印画・絵画・イラストなど。 

− 

reflection copy 

2124 

PDF/X 

印刷可能なデータに確実に交換するためのPDFに基づくファ
イル形式。 

2-94 

PDF/X 

2125 

被印刷物 

印刷画像を保持する素材。 

2-100 print substrate 

2126 

非画像部 

印刷物の中でインキが付着しない部分,又は原版・印刷版でそ
れに対応する部分。 

− 

non-image area 

2127 

ビットマップ画

像 

画素の配列によって記述される画像。画素は2進要素として符
号化される。 
注記 これは,文字及び画像を,行と列とに配列された画素又

は点によって表示する。各画素は,1〜32ビットで,単
色又は多色に対応する色要素をもつ。 

2-3 

bit-mapped image 

2128 

ビューイングフ

レア 

観察環境では観測されるが所定の測定幾何学条件を使用する
放射測定では表れないベイリンググレア。 

2-144 viewing flare 

2129 

フォント 

同一様式の活字書体で,様々な大きさの文字の集合体。 

2-58 

font 

2130 

ブラインド交換 

送り手と受け手との間で技術情報の交換を必要とせずに,送り
手の意図どおりに印刷ページを表すためにページの全構成要
素を交換する方法。 

2-5 

blind exchange 

2131 

ブリード, 
裁ち代 

断裁工程における機械的公差に対応するために必要な,通常の
印刷領域外の拡張した印刷領域のこと。 

2-4 

bleed 

2132 

プレビュー画像 

モニタ上の表示に適した解像度で表すラスタ画像。 

2-98 

preview image 

2133 

プロセスカラー 

シアン,マゼンタ,イエロー及びブラック(墨)のインキを表
す。 

2-102 process colours 

2134 

プロファイル, 
デバイスプロフ

ァイル 

モニタ駆動電圧のような装置固有の色信号とプロファイル接
続空間(PCS)色座標との関係をデジタル表現したもの。 

2-103 profile, 

device profile 

2135 

プロファイル接

続空間, 

PCS 

ICC色管理システムにおいて,ソース(入力)プロファイルと
デスティネーション(出力)プロファイルとの接続に使用され
る抽象的な色空間。 
注記 プロファイル接続空間ともいう。 

2-92 

profile connection 

space, 

PCS 

2136 

ベイリンググレ

ア 

画像媒体からの反射光で,画像を作成する手段によって変調さ
れていない不要な光。 

2-143 veiling glare 

2137 

ページネーショ

ン 

ページ形式に組み上げること。 

2-91 

pagination 

background image

Z 8123-2:2013  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

ISO 

番号 

対応英語 

2138 

ページ要素 

それ自体で作業の最小論理要素を構成する,テキストのブロッ
ク,連続階調写真,輪郭図形のような現処理環境に関連するコ
ンパウンドエンティティのサブ構造。 

2-90 

page element 

2139 

ベクトルデータ 

直線,円,円弧などの幾何学的図形を表現する命令及びパラメ
ータのセットとして保存される画像データ。 

2-142 vector data 

2140 

ポイントサイズ 

活字の大きさの単位。 

2-97 

point size 

2141 

ポータブルドキ

ュメントフォ
ーマット, 

PDF 

Portable Document Format(ポータブルドキュメントフォーマッ
ト)で定義される文書類の交換に使用されるファイル形式。 

2-93 

portable document 

format, 

PDF 

2142 

補色 

適切な比率で混色すると無彩色となる二つの色。 
注記 印刷の工程では,イエローと青,マゼンタと緑,シアン

と赤とは補色関係にある。 

2-33 

complementary 

colours 

2143 

面付け 

最終的なページ形式に変換した場合正しい順序になるように,
印刷版上でページを配置すること。 

2-74 

imposition 

2144 

モアレ 

2個以上のパターン(網点スクリーン,絵柄,スキャニング走
査線など)が相互に作用して,規則的な周波数となり発生する
干渉しま(縞)。 

2-85 

moiré 

2145 

文字組版 

原稿の割付けに従って,文字・記号類を組み合わせて原版を作
る作業,又はこの作業で作られた原版及び版下。 

− 

composition 

2146 

モニタプロファ

イル 

CRT,液晶ディスプレイなどの表示装置用に生成されたカラー
プロファイル。 

2-86 

monitor profile 

2147 

約物(やくもの) 文字組版に使用する記述記号類の総称。 

注記 句読点,疑問符,括弧,アクセントなど。 

− 

punctuation mark 

2148 

ラスタイメージ 

プロセッサ, 

RIP(りっぷ) 

各種形式の電子ファイルからビットマップ画像を生成するプ
ロセッサ。 

2-115 raster image 

processor, 

RIP 

2149 

ラスタ画像 

格子状に配列された一連の画素によって構成される画像。 

2-106 raster image 

2150 

ラスタデータ 

格子状に配列された一連のデジタル画素。 

2-105 raster data 

2151 

リターゲティン

グ 

適切な色域能力をもつ別の印刷システムで最良の視覚的一致
を得るために,ある印刷システムで符号化された画像データを
変換すること。 

2-113 retargeting 

2152 

リッピング 

各種形式のデジタルファイルからビットマップ画像を生成す
る処理。 

2-116 RIPing 

2153 

リパーパシング 

ある出版媒体用に作成されたコンテンツを,表現形態の異なる
別の出版媒体用に使用できるように適合させること。 
注記 例としては,新聞印刷用紙への商業印刷,インターネッ

トへの掲載など,外見の一致が必ずしも要求又は要望さ
れていない場合が挙げられる。 

2-111 repurposing 

2154 

リファレンスマ

テリアル 

一つ又は複数の特性値が十分に同質で,装置のこう(較)正,
測定方法の評価又は材料の数値化に使用できることが確立さ
れた材料又は物質。 

2-107 reference material 

2155 

レイアウト 

画像,線画,文字などを構成・配置すること。 

2-79 

layout 

2156 

レタッチ 

印刷複製物の色,階調,きずなどを修正する目的で行う製版工
程中の作業。 

− 

retouching 

2157 

連続調画像 

網掛けされていない画像で,最も明るいハイライト部分と最も
暗いシャドー部分との間に無数の階調をもつ画像。 

2-37 

continuous tone 

background image

10 

Z 8123-2:2013  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

JIS Z 8123-2:2013 印刷技術用語−第2部:プリプレス用語 

ISO 12637-2:2008 Graphic technology−Vocabulary−Part 2: Prepress terms 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の
箇条ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の理由
及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

3 用語及び
定義 

2004 網ふせ 

− 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2005網目スクリーン 

− 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2027 活字 

− 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2030 カラー原稿 

− 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2045 原版 

− 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2046 原板 

− 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2049 校正記号 

− 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2077 写真製版 

− 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2080 書体 

− 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2102 透過原稿 

− 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2122 版下 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

1

0

Z

 8

1

2

3

-2

2

0

1

3

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

background image

11 

Z 8123-2:2013  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の
箇条ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の理由
及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

3 用語及び
定義(続き) 

2123 反射原稿 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2126 非画像部 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2145 文字組版 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2147 約物 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

2156 レタッチ 

− 

追加 

我が国における汎用語と
して採用した。 

基本用語の範囲を拡大した。国際規格の関
連の用語とは内容的に整合がとれている。 

− 

2.88 Open screen volume 

削除 

我が国では使用されてお
らず,かつ,適切な訳語が
不明。 

プリプレス用語の規格として,整合性が損
なわれるものではない。 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 12637-2:2008,MOD 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 
 

− 削除 ················ 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 
 

− MOD ··············· 国際規格を修正している。 

11

Z

 8

1

2

3

-2

2

0

1

3

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。