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Z 8115 : 2000

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって JIS Z 8115 : 1981 は,改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,この規格は IEC 60050 (191) Intemational Electrotechnical Vocabulary Chapter 191 :

Dependability and quality of service Part 1 Dependability-common terms

の規定を基礎とし,IEC 60050 (191)  以

外の規格からの用語についても言及する。

この規格には,次の附属書がある。

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表


Z 8115 : 2000

(1) 

目次

ページ

序文

3

1.

  適用範囲

3

2.

  分類

2

3.

  定義

3

a)

  一般・共通 4

b)

  信頼性7

c)

  故障 10

d)

  アイテムの状態14

e)

  保全性 15

f)

  アベイラビリティ19

g)

  時間21

h)

  設計24

i)

  解析26

j)

  試験・検査28

k)

  管理31

l)

  分布34

m)

  安全40

n)

  システム42

 o)

  ソフトウェア45

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表

47


日本工業規格

JIS

 Z

8115

: 2000

デイペンダビリティ(信頼性)用語

Glossary of terms used in dependability

序文  この規格は,1990 年に第 1 版として発行された IEC 60050 (191), Intenational Electrotechnical

Vocabulary Chapter 191 : Dependability and quality of service Part 1 : Dependability-common terms

を基に技術的

内容を変更することなく作成した日本工業規格である。ただし,前版より引き継いだ用語など対応国際規

格には規定していない用語についても日本工業規格として追加している。追加用語で出典のあるものはそ

れを明らかにしている。

なお,この規格で,下線(点線)を施してある事項は,原国際規格にはない事項である。

1.

適用範囲  この規格は,デイペンダビリテイに用いる主な用語とその定義について規定する。また,

参考に対応英語及び対応国際規格 IEC 60050 (191)  の項目番号又は参考にした規格番号を示す。

備考1.  この規格の対応国際規格を次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

IEC 60050 (191) : 1990

  International Electrotechnical Vocabulary Chapter 191 : Dependability and

quality of service Part 1 : Dependability-common terms (MOD)

ただし,同規格の Part 2 などその他の Part には対応していない。

2.

参考にした規格又は規格関連文書を,次に示す。

−  JIS X 0001 : 1994  情報処理用語

−  JIS X 0008 : 1987R  情報処理用語(規制,安全性及び安全保護)

−  JIS X 0129 : 1994  ソフトウェア製品の評価−品質特性及びその利用要領

ISO/TEC. JTC 1/9126 : 1991  Information technology−Software product evaluation−Quality

characteristics and guidelines for their use

が一致している。

−  JIS X O160 : 1996  ソフトウェアライフサイクルプロセス

−  IEC/1/1598/NP : Amendment to IEC 50 (191)−Dependability and quality of service

−  IEC/56 (IEV 191) (S) 268 : Draft−Changes and additions to IEV 191

−  IEC/56 (S) 398 : Draft−IEC 300-2 : Dependability management−Part 2 : Dependability programme

elements and tasks

−  IEC 60300-3-5 : Dependability management−Part 3 : Application guide−Section 5 : Reliability test

conditions and statistical test principles

−  IEC 60300-3-6 : Dependability management−Part 3 : Application-guide Section 6 : Software aspects of

dependability


2

Z 8115 : 2000

−  TEC 60300-3-7 : Dependability management−Part 3 : Application guide−Section 7 : Reliability stress

screening of electronic hardware

−  IEC 61709 : 1996   Electronic components−Reliability−Reference conditions for failure rates and

stress models for conversion.

−  IEEE 610.12  IEEE standard glossary of software engineering terminology

−  INSTAC TR0003 : 1990  コンピュータシステムの高信頼化対策指針

−  ISO/IEC. JTC 1/2382-1 : 1993   Information technology−Vocabnlary−Part 1 : Fundamental terms

JIS X 0001 : 1994  情報処理用語−基本用語  が一致している。

−  ISO/IEC. JTC 1/DIS 2382-14 : Information Technology − Vocabulary Part 14 : Reliability,

maintainability and availability

−  ISO/IEC Guide 2 : 1991  General terms and definitions concerning standardization and related activities

−  ISO/IEC Guide 51 : 1997  Safety aspects−Guidelines for their inclusion in standards

−  ISO 8402 : 1994  Quality management and quality assurance−Vocabulary

−  ISO 9004-7 : Quality management and quality system elements−Part 7 : Guidelines for configuration

management

2.

分類  用語は次の a)o)に分類し,各分類を表す 1 又は 2 英大文字と各分類ごとの一連番号で表す。

なお,各分類で多数の用語を含む場合は,例えば,分類を表す G を G 及び GM のように細分した。

a)

一般・共通:136 

G : IEC

番号 191-01  基本概念及び,IEC 番号 191-02  アイテム関連性能に関する用語

GM : IEC

番号 191-18  尺度形容用語

b)

信頼性:15 

R

: IEC 番号 191-02  アイテム関連性能から信頼性に関する用語

及び,IEC 番号 191-12  信頼性性能尺度に関する用語)

c)

故障:59 

F : IEC

番号 191-04  故障関連用語

FS : IEC

番号 191-05  フォールト,エラー,ミステークに関する用語

d)

アイテムの状態:14 

ST : IEC

番号 191-06  アイテム関連状態用語

e)

保全性:50 

MM

: IEC 番号 191-02  アイテム関連性能から保全性に関する用語

及び,IEC 番号 191-13  保全度若しくは保全支援能力尺度に関する用語

MA

: IEC 番号 191-07  保全に関する用語

f)

アベイラビリティ:11 

A

: IEC 番号 191-02  アイテム関連性能からアベイラビリティに関する用語

及び,IEC 番号 191-11  アベイラ  ビリティ性能尺度に関する用語

g)

時間:48 

HR

: IEC 番号 191-10  信頼性性能尺度関連時間用語

HM

: IEC 番号 191-08  保全関連時間用語

HS

: IEC 番号 191-09  アイテム状態関連時間用語


3

Z 8115 : 2000

h)

設計:25 

D : IEC

番号 191-15  設計概念に関する用語

i)

解析:17 

AN : IEC

番号 191-16  解析概念に関する用語

j)

試験・検査:45 

T : IEC

番号 191-14  試験概念に関する用語

k)

管理:16 

MT : IEC

番号 191-17  改善プロセスに関する用語

l)

分布:31 

S : JIS Z 8115 : 1981

の分布に関する用語

m)

安全:18 

SA

: IEC 番号 191-03  ディフェクトに関する用語

及び,ISO/IEC Guide 51 などから新規追加した安全,リスクに関する用語

n)

システム:30 

SY : INSTAC TR003

などから新規追加したシステム信頼性に関する用語

o)

ソフトウェア:

SW :

ソフトウェア関連規格から新規追加したソフトウェアの信頼性に関する用語

3.

定義  用語及び定義は,a)o)の表に示す。表中の用語は上記分類の記載の順に従って記載している。

表の参考欄に対応英語及び対応国際規格 IEC 60050 (191)  の対応項目番号を示す。

備考1.  用語欄に二つ以上の用語を並べてある場合は,その順位に従って優先使用する。

2.

用語欄の括弧付きの用語は,例えば,R10 の“

(瞬間)故障強度”のように,混乱を生じない

場合は括弧内を省略してもよいことを,また,T41 の“バーンイン(修理系)

”のように,修

理系に適用する場合の定義であることを示す。

3.

参考欄の出所:IEC 番号欄は,次による。

a)

IEC 60050 (191)

の項目番号(例えば,01-02)を記載した用語は,IEC 60050 (191)  に対応

する。

た だ し , * 印 を 付 け た 番 号 は IEC 60050 (191)  の 改 定 案   [IEC/56 (IEV191) (S) 268, 

IEC/1/1598/NP]

の番号であり,改定案に対応する。

b)  JIS Z 8115 : 1981

と記載した用語は IEC 60050 (191)  に規定がない用語で,改正前の JIS Z 

8115 : 1981

の規定を参考に,引き続き規定した用語である。

c)

その他の規格番号を記載した用語は,IEC 60050 (191)  に規定がない用語で,その規格を参

考にしたことを示す。

d)  IEC 60050 (191)

の項目番号,その他の規格番号ともに記載がない用語は,特定の参考規格

がない用語である。

4.

定義欄に,例えば,MA1 の“(ISO 2382-14)”のように規格番号を記載しているものがあるが,

これはその部分がその規格 ISO 2382-14 を参考にしていることを示す。


4

Z 8115 : 2000

a)

一般・共通

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC

番号など

G1 

アイテム

ディペンダビリティの対象となる,部品,構成品,デバイス,
装置,機能ユニット,機器,サブシステム,システムなどの

総称又はいずれか。

備考1.  アイテムは,ハードウェア,ソフトウェア,又

は両方から構成される。さらに,特別な場合は,

人間も含む。

2.

複数のアイテム,例えば,アイテムの母集団及
びサンプルは,それ自身アイテムとして考える

ことができる。

3.

ソフトウェアアイテムとして用いる場合は,例
えば,ソースコード,オブジェクトコード,ジ

ョブ制御言語.関連文書類又はこれらの集合体
を指す(SW1 参照)

参考  IEC 60050 (191)  の対応英語 entity は除いてある

(解説を参照)

item

01-01

G2 

修理系

運用開始後,保全によって故障の修理が可能な系。

備考1.  保全によって継続的に使用する系をいう。

2.

故障が起こっても修理しないか又は修理不可能
なアイテムを非修理アイテムという。特に 1 回

しか使用できないアイテムをワンショットアイ
テムという。

repairable item,

repairable system

01-01a*

1/1598

/NP

G3 

修理アイテム

故障後修理されるアイテム。

備考  ソフトウェアアイテムは修理系のアイテムとして

扱うことができる。そして,修理はプログラムの

不具合による故障要因箇所を特定し,アイテムに
修正又は変更を加えて問題を解決する行為を意味
する。

repaired item

01-02

G4 

非修理アイテム  故障後修理しないアイテム。

備考  非修理アイテムは,修理可能なアイテムであって

も,不可能なアイテムであってもよい。

non-repaired item

01-03

G5 

サービス

組織からユーザに提供される一組の機能。 service

01-04

G6 

要求機能

与えられたサービスを提供するために必要と考えられるア

イテムの機能又はその組合せ。

required function

01-05

G7 

機能モード

アイテムのもつ実行できる全機能の中の一部。 functional

mode

01-06

G8 

ライフサイクル  アイテムの“要求定義と概念”の段階から“廃却”までの全

段階並びに期間(SW3 参照)

備考1.  ライフサイクルの特定の段階をフェーズという

ことがある。

2.

ソフトウェア製品の一つのライフサイクルは,
例えば,次のような段階を含む。

概念,要求,設計(基本設計と詳細設計)

,開

発,試験,据付け,運用,保守,廃棄(IEC 

60300-3-6

参照)

life cycle

Z 8115:

1981

IEC 60300

-3-6

G9 

運用

外部条件の変化に応じて,アイテム要求機能を果たすために
行うすべての技術的及び管理的活動。

備考  外部条件とは,例えば,サービス要求,環境条件

などを意味する。

operation

01-12


5

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

G10 

ストレス

アイテムが受ける影響で,その振舞いにかかわるもの。

備考1.  影響には電圧,温度,湿度,機械的応力などが

含まれ得る。

2.

ストレスを加えても信頼性は必ずしも低減しな

い。

stress

16-17*

1/158

/NP

G11 

劣化

アイテムの特性,性能の低下。 deterioration

Z8115 :

1981

G12 

尺度, 
測度

確率変数,又は確率過程を記述するために用いられる関数若

しくは数量。

備考1.  確率変数の場合,尺度の例は,分布関数と平均

値である。

2.

この定義はディペンダビリティの確率論的取扱
いの際に用いる。

measure (in the

probablistic

treatment of

dependability)

01-11

G13 

有効性(能力)  与えられた定量的特性のサービス要求を満たすアイテムの

能力。

備考1.  この能力は,アイテムのケーパビリティとアベ

イラビリティの両方に依存する。

2.

ソフトウェアを含むシステム及び製品にも適用
されるが,その場合は,能力は他の部品やサブ
システムとともにそのシステム及び製品のもつ

信頼性として検討し,取り扱う。

参考  有効度とは,有効性について数量で評価した場合

をいい,有効性能力の尺度である。

effectiveness

 (performance)

02-01

G14 

システム有効度  システムが規定の任務を達成すると期待される尺度。信頼

度,アベイラビリティ,能力などの関数として表す。

system

effectiveness

Z 8115 :

1981

G15 

コスト有効度

システム有効度を,システムのライフサイクルで必要となる
費用の総額で除した値。

cost effectiveness

Z 8115 :

1981

G16 

耐久性

与えられた使用及び保全条件で,限界状態に到達するまで,
要求機能を実行できるアイテムの能力。

備考  アイテムの限界状態は,有用寿命の終わり,経済

的又は技術的理由による不適応,若しくはその他
の関連要因によって特徴付けられる。

参考1.  与えられた使用条件は,放置条件,及びストレ

スの定められた順序又は複合を含む,合理的に
予見できる全使用条件を包含する。

2.

耐久度とは,耐久性について数量で評価した場
合をいう。

durability

02-02

G17 

頑健性, 
ロバストネス

アイテムが無効な入力又はストレスとなる環境条件で,正し
く機能を遂行できる度合い。

robustness

IEEE 610.

12

G18 

不適合

アイテムが製造業者の意図した設計又は仕様から逸脱して
いる状態。

参考 SA14 ディフェクト及びその解説を参照し区別す

る。

nonconformity

03-06*


6

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

G19 

エラー, 
誤り

計算,観察,又は測定値若しくは条件と,特定され又は理論

的に正しい値若しくは条件との間の不一致。

備考1.  エラーは故障要因によって発生し得る。例えば,

計算エラーは系の構成要素であるソフトウェ

ア,部品,装置などが故障し,それが原因で発
生する。

2.

エラーはヒューマンエラーとして用いられるこ

とがある。すなわち,間違いをおかす行為。

3.

プログラミング及びソフトウェア設計で,プロ
グラマー及び設計者によって引き起こされる間

違いとしても用いられる。

参考  誤動作,誤操作.ヒューマンエラーの意味に使う

ことがある。

error

05-24

G20 

ヒューマンエラ
ー, 
間違い

意図しない結果を生じる人間の行為。 human

error,

mistake

05-25

G21 

観測データ

実測から得られるアイテム又はプロセスに関する値。

備考1.  上記の値は事象,時点,時間間隔などに関する

値である。

2.

データを記録する場合,関連するすべての条件

と基準を記述することが必要である。

observed data

14-15

G22 

観測値

規定の期間,規定の条件で観測して求めたサンプルの特性
値。

observed value

Z 8115 :

1981

G23 

推定値

観測値から推定された値。

備考  推定値には点推定値と区間推定値がある。

estimated value,

assessed value

Z 8115 :

1981

G24 

挿入値

ある量の挿入された値。

備考1.  例えば,観測値又は推定値に基づいて,それら

とは異なる期間・ストレスなどに対して求めた

特性値をいう。

2.

内 挿 値  (interpolated value) 及 び 外 挿 値
(extrapolatedvalue)

を区別して用いることが望

ましい。

extrapolated value  Z 8115 :

1981

G25 

予測値

ある量の予測された値。

備考  例えば,階層構造上の下位アイテム(例えば,部

品)の特性値に基づいて予測した上位アイテム(例
えば,装置,システムなど)の特性値をいう。

predicted value

Z8115 

:

1981

GM1 

真の

観測時に存在する条件の下で完全に定義される量を特徴付
ける理想値,又は決定問題に対する修飾語。

備考  この値は,測定誤差の原因がすべて除去され,か,

つ母集団の大きさが無限大の場合に限り得られ
る。有限母集団の場合には,欠損がない母集団を
考慮しなければならない。

true

18-01

GM2 

予測された

ある量を,実際に観測できる前に,この量又は他の量の事前
の観測値又は推定値に基づき,数学モデルを用いて計算した

値の修飾語。

備考  “予測値”は“予測”ということもある。

predicted

18-02


7

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

GM3 

挿入された

時間,環境,保全条件のような単一又は一組の条件での観測

値若しくは推定値に基づいて,他の条件での予測値を求める
際の修飾語。

extrapolated

18-03

GM4 

推定された

サンプルを抽出した母集団の分布関数のパラメータについ
て,サンプルの観測値から演算された結果として得られる値
の修飾語

備考  演算結果は,点推定値又は信頼区間のいずれかで

表現し得る。

estimated

18-04

GM5 

固有の, 
本質の

保全及び運用条件が理想的であると仮定した場合に決まる
値に対する修飾語。

inherent, intrinsic

18-05

GM6 

運用の

与えられた運用条件で定まる値に対する修飾語。 operational

18-06

GM7 

平均, 
平均の

平均値として求めた観測値又は推定値に対する修飾語。 
名詞としても用いる。

a)

確率変数の期待値として得られる値。

b)

与えられた時間間隔内の時間に依存する量の積分値を
その時間間隔で除した値。

average (noun) ,

(deprecated) ,

mean (noun and

adjective)

18-07

GM8 

p-

パーセント点

確率変数の累積分布で p-パーセントに相当する値に対する
修飾語。

備考1.  類似表現で p-分位数 (p-fractile) がある。これは

p-

パーセント点を分数で表現した値で,例えば

25

パーセント点は1/4分位数となる。分位数の値

を百倍するとパーセント点の p の値になる。

2.

日本語では種々の省略表現を用いる。例えば,
アイテムの 10 パーセントが故障する時間は 10
パーセント寿命,又は B10 ライフ若しくは L10

ライフという。

p-percentile,

p-fractile

18-08

GM9 

瞬間の

時間依存形確率変数の,与えられた時点での値に対する修飾

語。

instantaneous

18-09

GM10 

定常の

アイテムのパラメータの値が一定になるような条件下での
パラメータの修飾語。

steady-state

18-10

GM11 

フォールトがあ

フォールトをもつアイテムに対する修飾語。 faulty

05-23

b)

信頼性

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC

番号など

R1

ディペンダビリ
ティ

アベイラビリティ性能及びこれに影響を与える要因,すなわ

ち信頼性性能,保全性性能及び保全支援能力を記述するため
に用いられる包括的な用語。

備考1.  ディペンダビリティは非定量的用語として一般

的記述に限り用いられる。

2.

この用語はソフトウェア自身ではなく,ソフト
ウェアを含むシステム又は製品に適用する。ソ

フトウェアではシステム又は系の要素からなる
製品若しくはサブシステムのディペンダビリテ
ィの,ソフトウェア的側面と,して扱われる。

dependability

02-03


8

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

R2

ケーパビリティ  与えられた内部条件の下で,与えられた定量的特性のサービ

ス要求を満たすことができるアイテムの能力。

備考1.  内部条件とは,例えば,障害があるサブアイテ

ムと障害がないサブアイテムの任意の組合せを

指す。

2.

電気通信サービスの場合この用語はトラフィッ
ク可能性能と呼ばれている。

capability

02-04

R3

信頼性(信頼性
性能)

アイテムが与えられた条件の下で,与えられた期間,要求機
能を遂行できる能力。

備考1.  一般に,使用期間の始点で,要求機能が実行で

きる状態にあることを仮定する。

2.

一般に,信頼性性能は適切な尺度で数量化され,

これを信頼度という(R6 参照)

3.

ソフトウェアアイテムの場合,信頼性は系の運
用経過時間中に発生する故障要因の修正と変更

で改善が進み,一般に信頼度は経過時間ととも
に向上していく(IEC 60300-3-6, MT15 参照)

4.

ソフトウェア信頼性は特定条件下で使用すると

きのある性能を維持する能力を指す場合があ
る。

reliability

(performance)

02-06

IEC 60300

-3-6

R4

適合性

規定要求事項を満たしている状態。

備考  上記の定義は,品質に関する規格において有効で

ある。

参考1.  ISO/IEC Guide2では“適合”という用語に,次

のように具体的又は限定的な定義が与えられて
いる。

“製品,工程,又は付帯サービスが,試験,

検査,評価などのすべての規定の要求事項を達
成している状態”をいう。

2.

適合度とは,適合性について数量で評価した場

合をいう。

conformity

ISO 8402,

ISO/IEC

Guide 2

R5

信頼性特性値

数量的に表した信頼性の尺度。

備考  信頼度,故障率,故障強度,平均寿命,MTBF,

MTTF

などを総称する。

reliability

characteristics

Z 8115:

1981

R6

信頼度

アイテムが与えられた条件の下で,与えられた時間間隔  (t

1

,

t

2

)

に対して,要求機能を実行できる確率。

備考1.  一般に,アイテムは使用期間の始点では,要求

機能を実行できる状態にあると仮定する。

2.

用語を“信頼性”と反応させるときは,アイテ
ムの任意の時間間隔での要求機能の実行能力と
して用いる。

reliability

12-01

R7

固有信頼度

設計,製作,試験などの過程を経て,アイテムに作り込まれ
る信頼度。定量的には,設計時に付与される信頼度の目標
値・予測値又は信頼性試験の結果得られる信頼性特性値。

inherent reliability  Z 8115 :

1981

R8

運用信頼度

運用又は使用状態でのアイテムの信頼度。

備考  R

0

を運用信頼度,R

1

を固有信頼度とすれば

R

0

R

1

×k

ここに,k は使用・保全の条件で変わる係数で,通常

の場合 k<1 である。

operational

reliability

Z 8115 :

1981


9

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

R9

故障率

当該時点でアイテムが可動状態にあるという条件を満たす

アイテムの当該時点での単位時間当たりの故障発生率。

備考1.  アイテムが当該時間間隔の最初の時点では動作

可能状態にあるとき,アイテムが故障した瞬間

の時点 T が,時間区間  (tt

t)  の間に入る

条件付確率を,その区間幅

で除した値が,∆t

をゼロに近づけたときに存すればその値を

瞬間

故障率という。

2.

一般に故障率として瞬間故障率と平均故障率と
を使用しているが,単に故障率という場合には

瞬間故障率を指す。

3.

平均故障率 (mean failure rate)

λ

  (t

1

,  t

2

)

は,瞬

間故障率

λ (t)  と次の式の関係がある。

(

)

( )

ò

=

2

1

d

1

,

1

2

2

1

t

t

t

t

t

t

t

t

λ

λ

4.

平均故障率は次の式で求める。

平均故障率=期間中の総故障数/期間中の総

動作時間

5.

故障率の単位として%/10

3

h, FIT

[=個(回)/10

9

h

などを用いることもある。

failure rate

12-02

R10

(瞬間)故障強

修理系アイテムの当該時点での単位時間当たりの故障発生
数。

備考1.  与えられた時間間隔  (t,  t

t)  における修理系

アイテムの平均故障数を,その区間幅

で除し

た値が,

をゼロに近づけたときに存在すれば

その値を

瞬間故障強度という。

2.

瞬間故障強度は,次の式によって表される。

( )

(

)

( )

[

]

t

t

N

t

t

N

E

t

z

t

+

=

+

→0

lim

ここに N (t)  は時間間隔 (0, t)  における故障数,は期

待値を示す。

3.

ソフトウェアアイテムの場合は任意の一時間区

間内で系の運用時に発生するシステム故障のう
ち,ソフトウェアアイテムか故障要因てあると
判定された故障数をソフトウェア故障数と仮定

する。一般に,この仮定に基づいて単位時間内
での単位アイテムに対する故障の発生数かソフ
トウェアアイテムの信頼性の尺度として用いら

れている。

参考  解説を参照。

failure intensity,

instantaneous

failure intensity

12-04

R11

平均故障強度

与えられた時間間隔  (t

1

,  t

2

)

における瞬間故障強度の平均

値。

備考  平均故障強度 z (t

1

t

2

)

と瞬間故障強度 z (t)  の関係

は,次の式で与えられる。

(

)

( )

ò

=

2

1

d

1

,

1

2

2

1

t

t

t

t

z

t

t

t

t

z

mean failure

intensity

12-05


10

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

R12

最初の故障まで
の平均時間, 
MTTFF

最初の故障までの時間の期待値。

mean time to first

failure, MTTFF

12-06

R13

故障までの平均
時間, 
MTTF

故障までの時間の期待値。

備考  非修理アイテムでは平均故障寿命という。

mean time to

failure, MTTF

12-07

R14

平均故障間隔

故障間隔の期待値。

備考 MTBF という略号は現在この意味では使われな

い。

参考  正しい理解と使用のために解説を参照する。

meantime time

between failures

12-08

R15

平均故障間動作
時間, 
MTBF

故障間動作時間の期待値。

備考  ある特定期間中の MTBF は,その期間中の総動作

時間を総故障数て除した値である。故障間動作時
間か指数分布に従う場合には,どの期間をとって

も故障率は一定てあり,MTBF は故障率の逆数に
なる。

参考  正しい理解と使用のために解説を参照する。

mean operating

12-09

c)

故障

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

F1

故障

アイテムが要求機能達成能力を失うこと。

備考1.  一般に,アイテムは故障の後フォールトをもつ。

2.

“故障”は,イベントであり,状態である“フ
ォールト”と区別される。

3.

ソフトウェアを含むシステムは故障事象をも
ち,その要因はシステムを構成するハードウェ
ア,ソフトウェア,及び人的要素等の個々の状

態又はそれらの組み合わさった複合状態に起因
した不具合及び故障によっても発生する。

4.

システム故障は系全体の機能の喪失又は規定さ
れた機能水準を下回る,系の一時的機能低下,
すなわち,系のサービス中断として用いる。

5.

ソフトウェア故障という用語は,一般にシステ
ム故障が発生したときの状態において使用され
る。

6.

イベントと状態を厳密に区別しないで“故障”

ということかある。

参考  正しい理解と使用のために解説を参照する。

failure

04-01

F2

故障モード

故障状態の形式による分類。例えば,断線,短絡,折損,摩
耗,特性の劣化など。

failure mode

Z 8115 :

1981

F3

故障メカニズム  故障発生に至った,物理的,化学的,その他の過程。 failure

mechanism

04-18

F4

故障原因

故障の発生に至った設計,製造又は使用中の条件。 failure

cause

04-17

F5

初期故障

使用開始後の比較的早い時期に,設計・製造上の欠点,使用
環境の不適合などによって起こる故障(HR13 参照)

initial failure, early

failure

Z 8115 :

1981


11

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

F6

偶発故障

初期故障期間後で,摩耗故障期間に至る以前の時期に,偶発

的に起こる故障(HR14 参照)

備考  アイテムの故障率がほぼ一定とみなせる期間であ

る。

random failure,

chance failure

Z 8115 :

1981

F7

突発性故障

事前の試験(調査)又は監視によって予見できない故障。

sudden failure

04-10

F8

突発性全機能喪
失故障

アイテムのすべての要求機能を完全に遂行不能にするよう
な突発的故障。

catastrophic failure,

cataleptic failure

04-12

F9

経時変化故障,
ドリフト故障

アイテムの,与えられた特性が時間とともに徐々に変化する

ことによって発生する故障。

備考  この故障は,監視結果の調査によって予見される

こともあるし,予防保全によって,ときには避け

られる。

gradual failure, drift

failure

04-11

F10

劣化故障

経時変化故障で,かつ,部分的故障。 degradation

failure

04-22

F11

経年故障 
摩耗故障

アイテム固有のプロセスの結果として,時間の経過に伴って
発生確率が増加する故障。疲労・摩耗・劣化現象などによっ
て時間とともに故障率が大きくなる期間の故障(HR15 参

照)

ageing failure,

wear-out failure

04-09

F12

間欠故障

ある期間故障状態となるが,自然に元の機能を回復し,それ

を繰り返す故障。

intermittent failure  Z 8115 :

1981

F13

一次故障

他のアイテムの故障又はフォールトによって直接,又は間接
に引き起こされたものではないアイテムの故障。

primary failure

04-15

F14

二次故障

他のアイテムの故障又はフォールトによって直接,又は間接
に引き起こされるアイテムの故障。

secondary failure

04-16

F15

単一故障

単一の故障原因によるアイテムの故障。 single

failure

Z 8115 :

1981

F16

複合故障

二つ以上の故障原因の組合せによって生じるアイテムの故
障。

combined failure

Z 8115 :

1981

F17

固有弱点故障

規定以下のストレスにおいてアイテム内の固有の弱点によ

って生じる故障。

inherent weakness

failure

Z 8115 :

1981

F18

超過ストレス故

アイテムの規定能力を超えるストレスによって生じる故障。over-stress failure

Z 8115 :

1981

F19

誤使用による故

使用中にアイテムの規定能力を超えるストレスによる故障,
設計における部品・材料の適用の誤り,又は試験・使用・保

全などの計画・実施に伴う誤りによる故障。

misuse failure

04-04

F20

誤操作による故

アイテムの誤った取扱い又は注意不足による故障。 mishandling

failure

04-05

F21

部分的故障

アイテムの要求機能の一部を遂行不能にする故障。 partial

failure

04-21

F22

全機能喪失故障  アイテムのすべての要求機能の遂行を完全に不能にする故

障。

complete failure

04-20

F23

該当故障

試験若しくは運用結果を解釈するとき,又は信頼性特性値を

計算するときに算入する故障。

備考  算入基準は,規定しておくことが望ましい。

relevant failure

04-13

F24

非該当故障

試験若しくは運用結果を解釈するとき,又は信頼性特性値を
計算するときに除外する故障。

備考  除外基準は規定しておくことが望ましい。

non-relevant failure  04-14

F25

致命的故障

人身に傷害を与えたり,資財に重大な損傷を与え,又はその
他の容認できない結果に至ると評価される故障。

critical failure

04-02


12

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

F26

非致命的故障

人身に傷害を与えたり,資財に重大な損傷を与え,又はその

他の容認できない結果に至ることがないと評価される故障。

non-critica1 failure  04-03

F27

弱点故障

アイテムが規定の能力以内のストレスにさらされたとき,ア

イテム自身の弱点によって発生する故障。

備考  弱点は,アイテム固有か又は誘発される。

weakness failure

04-06

F28

再発故障

同一箇所,類似用途で別箇所の同一部品,同一のタイプ並び
に同一の製造法の部品,及び,試験サイクルの同一時点(た
だし,同時ではない)で 2 回以上発生する故障。

reccurent failure

IEC 

60300-3-5

F29

決定論的原因故
障, 
再現可能故障

設計変更若しくは製造工程,運用手順,ドキュメンテーショ
ン(文書化)又はその他の要因の変更処置によってだけ除去
される特定の原因に決定論的に関連する故障。

備考1.  変更を伴わない事後保全では通常,故障原因は

除去できない。

2.

この故障は,故障原因をシミュレーションで任

意に誘発できる。

systematic failure,

reproducible

failure

04-19

F30

設計故障

アイテムの不適切な設計によって発生する故障。 design

failure

04-07

F31

製造故障

アイテムの設計又は規定の製造プロセスに対する製造中の
不適合による故障。

manufacturing

failure

04-08

F32

共通原因故障

単一現象(単一のイベント)から引き起こされる異なるアイ
テムの故障であり,これらの故障がお互いに影響していない
場合。

備考  共通原因の故障は,共通モード故障と混同しない

ようにする必要がある(F34 参照)

common cause

failures

04-23

*

F33

共通モード故障  同じフォールト・モードによって特徴付けられるアイテムの

故障。

備考  共通モードの故障が,相異なる原因から引き起こ

されることがある。共通モードの故障は共通原因

故障と混同しないようにする必要がある(F33 
照)

common mode

failures

04-24

*

F34

故障判定基準

故障であるかどうかを判断する基準となる機能の限界値。

failure criterion,

failure criteria

Z 8115 :

1981

F35

欠点

初期弱点故障を起こすアイテムの弱点。 flaw

IEC 

60300-3-7

F36

固有欠点

アイテムの技術及び製造プロセスに関連するアイテムの欠

点。

inherent flaw

IEC 

60300-3-7

F37

誘発欠点

製造後のアイテムの組立て,試験取扱い,その他の操作に関
連する欠点。

induced flaw

IEC 

60300-3-7


13

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

FS1

フォールト

a)

ある要求された機能を遂行不可能なアイテムの状態,ま

た,その状態にあるアイテムの部分。

b)

アイテムの要求機能遂行能力を失わせたり,要求機能遂
行能力に支障を起こさせる原因(設計の状態)

ただし,予防保全又はその他の計画された活動による

場合,若しくは外部からの供給不良による場合は除く。
備考1.  フォールトはアイテム自体の故障の結果である

が,先行ずる故障がなくても存在することがあ
る。

2.

故障発生の過程を原因−結果の連鎖とした場

合,故障の原因をフォールトとみなすこともあ
る。フォールトは,着目しているアイテムの下
位のアイテムの故障である場合もあるが,アイ

テム自身に内包されている場合もある。

3.

ソフトウェアアイテムの場合,コンピュータシ
ステムではプログラム全体てのプログラミン

グ,論理構成,プログラムプロセス,チータ定
義などの間違いを意味する。

4.

ソフトウェアフォールトはハードウェアの故障

要因と区別するときに使用する場合がある。

参考  正しい理解と使用のために解説を参照する。

fault

05

O1

FS2

致命的フォール

人身に傷害を与えたり,資財に重大な損傷を与え,又はその
他の受容できない結果に至ると評価されるフォールト。

critical fault

05-02

FS3

非致命的フォー
ルト

人身に傷害を与えたり,資財に重大な損傷を与え,又はその
他の受容できない結果に至らないと評価されるフォールト。

non-critical fault

05-03

FS4

重度フォールト  重要であるとみなされる機能に影響するフォールト。 major

fault

05-04

FS5

軽度フォールト  重要であるとみなされる機能には,影響しないフォールト。minor fault

05-05

FS6

誤使用によるフ
ォールト

使用中にアイテムの規定を超えるストレスによるフォール

ト。

misuse fault

05-06

FS7

誤操作によるフ
ォールト

アイテムの誤った取扱い又は注意不足によって生じるフォ

ールト。

mishandling fault

05-07

FS8

弱点フォールト  アイテムが規定された能力の範囲内の負荷で使用されたと

き,それ自体の内部の弱点によって生じるフォールト。

備考  弱点は,固有の場合もあるし,誘導される場合も

ある。

weakness fault

05-08

FS9

設計フォールト  アイテムの不適切な設計によって生じるフォールト。 design

fault  05-09

FS10

製造フォールト  アイテムの設計又は定められた製造方法に反する,製造中の

不適合が原因となるフォールト。

manufacturing fault  05-10

FS11

経年フォール
ト,摩耗フォー
ルト

当該アイテムに固有なプロセスの結果として,時間の経過に
伴って発生確率が増加する故障によって生じるフォールト。

ageing fault,

wearout fault

05-11

FS12

プログラム依存
性のフォールト

ある一連のプログラム命令の実行結果として生じるフォー
ルト。

programme-sensitiv

e fault

05-12

FS13

データ依存性の
フォールト

ある特定パターンのデータの処理結果として生じるフォー
ルト。

data-sensitive fault  05-13


14

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

FS14

全機能喪失フォ
ールト

あるアイテムに要求された機能のすべてが遂行できなくな

るようなフォールト。

備考  機能のすべてが遂行できなくなる状態の判定基準

を規定することが望ましい。

complete fault,

function-preve-nt

ing fault

05-14

FS15

部分的フォール

アイテムに要求された機能を部分的に遂行できなくするよ
うなフォールト。

partial fault

05-15

FS16

永続フォールト  アイテムの修理保全が実施されるまで持続するフォールト。permanent fault,

persistent fault,

solid fault

05-16

FS17

一時的フォール

アイテムで,一定の時間持続した後,修理保全なしで要求さ
れる機能の遂行が再び可能となるようなフォールト。

備考  このようなフォールトは,再発することがある。

intermittent fault,

volatile fault,

transient fault

05-17

FS18

確定性フォール

ある作用に対してある応答を行うアイテムにおいて,すべて

の作用に対して同一の応答をするようなフォールト。

determinate fault

05-18

FS19

非確定性フォー
ルト

ある作用に対してある応答を行うアイテムにおいて,応答に
影響するエラーが作用に依存するフォールト。

備考  一例としては,データ依存性のフォールトがある。

indeterminate fault  05-19

FS20

潜在フォールト  存在するが,まだ認識されていないフォールト。 latent

fault

05-20

FS21

決定論的原因フ
ォールト

決定論的原因故障によって生じるフォールト。 systematic

fault

05-21

FS22

フォールトモー

ある要求機能に対して,フォールトをもつアイテムの取り得
る状態。

fault mode

05-22

d)

アイテムの状態

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

ST1

動作状態

アイテムが要求されている機能を実行している状態。 operating

state

06-01

ST2

非動作状態

アイテムが要求される機能を実行していない状態。 non-operating

state

state

06-02

ST3

待機状態

動作可能ではあるが要求される時間中,実行していない状

態。

standbystate

06-03

ST4

アイドル状態

動作可能ではあるが機能実行を要求されないで,かつ,実行

していない状態。

idle state, free state  06-04

ST5

動作不能状態

何らかの理由でアイテムが要求機能に対して実行不可能な
状態。

disabled state,

outage

06-05

ST6

外的動作不能状

動作不能状態のうち,アイテムが動作可能であるが必要な外
的資源を欠くか,又は保全以外の計画作業などによって動作

不能とされる状態。

extemal disabled

state

06-06

ST7

ダウン状態,内
的動作不能状態

フォールト又は予防保全中起こり得る要求遂行不能によっ
て特徴付けられるアイテムの状態。

備考  この状態は,アベイラビリティの性能そのものに

関係する。

down state, internal

disabled state

06-07

ST8

アップ状態

外的資源が要求に応じて供給されるとしたとき,アイテムが
要求機能の遂行可能であるという事実によって特徴付けら
れる状態。

備考  この状態は,アベイラビリティの性能そのものに

関係する。

up state

06-08


15

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

ST9

ビジー状態

あるユーザの要求機能を実行しているためにその他のユー

ザの要求をアイテムが受け付けない状態。

busy state

06-09

ST10

致命的状態

人身に傷害を与えたり,資財に重大な損傷を与えたり,又は

その他の受容できない結果に至ると評価されるアイテムの
状態。

備考  致命的状態は致命的フォールトの結果である場合

もあるが,必ずしもそうでない場合もある。

critical state

06-10

ST11

機能不全

規定されたパラメータの範囲を超える逸脱,はずれ,又は偏

りの発生など。

備考1.  機能不全は事象(イベント)である。

2.

ディフェクト又は不適合が現れるときに,機能

不全が引き起こされることがある。

malfunction

06-11

*

ST12

劣化状態

アイテムの一つの機能が定格値よりも低い値で動作を続け
るか,又はアイテムがその機能の一部だけで動作を続けるよ

うなアイテムの状態。

degradedstate

06-11

*

ST13

縮退

階層構造のアイテムにおいて,故障が発生した下位アイテム

を順次切り離すことによって,アイテム中のより重要な機能
を存続させること。

備考1.  アイテム全体から見た各下位アイテムの機能の

重要度をあらかじめ分類しておく。

2.

グレースフルディグラデーション又は優美縮退
ともいう。

degradation

ST14

負荷軽減状態

アイテムが定格値より低い値で故意に動作させられるアイ
テムの状態。

derated state

06-12

*

e)

保全性

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC

番号など

MM1

保全性(保全性
性能)

与えられた使用条件で,規定の手順及び資源を用いて保全が
実行されるとき,アイテムが要求機能を実行できる状態に保

持されるか,又は修復される能力。

備考1.  “maintainability”は保全性能力の尺度(保全度)

(MM3参照)とししても用いられる。

2.

ソフトウェアアイテムの場合には,

保守性”と

表現故障要因を修正したり,性能及びその他の
特性を改善したり,環境の変化に合わせたりす

ることの容易さを表す数値化てきない用語とし
て用いられる場合がある。

3.

ソフトウェアアイテムを変更し得る能力を指

す。この変更は修正,改善,系の環境変化への
対応,並びに要求及び機能仕様に適合させるこ
とを含む。

参考  “整備性”ということもある。

maintainability

(performance)

02-07

MM2

保全支援能力

与えられた保全方針及び与えられた条件の下で保全を行う

組織が保全に必要な資源を,要求に応じて提供できる能力。

備考  与えられた条件は,アイテム自身及びアイテムが

使用され保全される条件に関係する。

maintenance

support

performance

02-08


16

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

MM3

保全度

与えられた使用条件の元で,アイテムに対する与えられた実

働保全作業が,規定の時間間隔内に終了する確率。ここで,
保全作業は規定の条件下で,規定の要領と資源を用いて行わ
れることとする。

備考  保全という用語は,また,アイテムの保全能力と

しても用いられる。

maintainability

13-O1

MM4

修復率

当該時間間隔の始めには修復が終了していないとき,ある時
点での修復完了事象の単位時間当たりの発生率。

備考  瞬間修復率ということもある。

repair rate

13-02

MM5

平均修復率

与えられた時間間隔  (t

1

t

2

)

における瞬間修復率の平均値。

備考  平均修復率

µ (t

1

t

2

)

は瞬間修復率

µ

 (t)

と,次の式

の関係がある。

(

)

( )

ò

=

2

1

d

1

,

1

2

2

1

t

t

t

t

t

t

t

t

µ

µ

実際には平均修復率を次の式によって求める。

平均修復率=修復を行った回数/それそれの修復時
間の合計

mean repair rate

13-03

MM6

平均保全工数

保全工数(人・時間)の期待値。 mean

maintenance

man-hours

13-04

MM7

平均修理時間

修理時間の期待値。

mean repair time

13-05

MM8

P

‐パーセント

点修理時間

修理時間の p−パーセント値。 p-fractile repair

time

13-06

MM9

平均実働事後保
全時間

実働事後保全時間の期待値。 mean active

corrective

maintenance time

13-07

MM10

平均修復時間,
MTTR

修復時間の期待値。

mean time to repair,

mean time to

restoration,

mean time to

recovery,

MTTR

13-08

MM11

フォールト認識

与えられた条件で認識できるフォールトの割合。 fault

coverage

13-09

MM12

修理成功率

修理に成功するフォールトの割合。 repair

coverage

13-10

MM13

平均管理遅延

管理遅延時間の期待値。 mean

administrative

delay

13-11

MM14  p

−分位数管理

遅延/第 分位点
管理遅延

管理遅延時間の 100p−パーセント値。 p-fractile

administrative

delay

13-12

MM15

平均補給遅延

補給遅延時間の期待値。

mean logistic delay  13-13

MM16  p

−パーセント

点補給遅延時間

補給遅延時間の p−パーセント値。 p-fractile

logistic

delay

13-14

MM17

保全性特性値

数量的に表した保全性の尺度。

備考  保全度,修復率,MTTR などを総称する。

maintainability

characteristics


17

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

MA1

保全, 
保守

アイテムを使用及び運用可能状態に維持し,又は故障,欠点

などを回復するためのすべての処置及び活動。

備考1.  保全の管理上の分類は,次による。

2.

整備ということもある。

3.

ソフトウェアアイテムの保全の場合は,ソフト
ウェアシステム及びそのサブシステムの不具合
を修正したり,性能やその他の特性値を改善し

たり,又は系の環境変化に対応するために行う
変更のプロセスをいう(ISO/IEC 12207 参照)

4.

要求機能を実行てきるようにソフトウェアアイ

テム又はそれを含む系の機能要素の状態に保持
したり,回復したりするための活動を指す。

5.

保全活動は試験,測定,取替え,調整及び修理

によって,系の仕様に基づいた機能状態を保つ
ような行為も含む(ISO 2382-14 参照)

maintenance

07-01

MA2

保全理念

保全の組織及び実施に対する基本的な考え方。 maintenance

philosophy

07-02

MA3

保全方針

アイテムの保全のために適用される保全水準,保全実施単
位,及び保全場所とそれらの相互関係を記述したもの。

maintenance policy  07-03

MA4

保全場所

アイテムに対する規定の保全水準の保全を実行する組織上

の場所。

備考1.  保全場所の例としては,現場,修理所及び工場

がある。

2.

保全場所は要員の技術水準,利用できる設備及
び場所によって特徴付けられる。

line of maintenance,

maintenance

echelon

07-04

MA5

保全実施単位

保全活動の観点からのアイテムの区分水準。

備考1.  保全実施単位の例:サブシステム,プリント回

路板,部品。

2.

保全実施単位は,アイテムの構造の複雑さ,サ
ブアイテムヘの接近性,保全要員の技術水準,
試験施設,安全への配慮などに依存して決まる。

indenture level

 (for maintenance)

07-05

MA6

保全水準

規定の保全実施単位の下で遂行される保全作業の程度。

備考  保全水準の例:サブシステム,プリント回路板,

部品の取替え又は修理などの保全作業。

level of

maintenance

07-06

MA7

予防保全

アイテムの使用中の故障の発生を未然に防止するために,規
定の間隔又は基準に従って遂行し,アイテムの機能劣化又は

故障の確率を低減するために行う保全。

備考  予防保全には,時間計画保全と状態監視保全があ

る。

preventive

maintenance

07-07

MA8

事後保全

フォールト発見後,アイテムを要求機能遂行状態に修復させ
るために行われる保全。

corrective

maintenance

07-08


18

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

MA9

定期保全

予定の時間間隔で行う予防保全。 periodic

maintenance

Z 8115 :

1981

MA10

経時保全

アイテムが予定の累積動作時間に達したとき,行う予防保

全。

age-based

maintenance

Z 8115 :

1981

MA11

状態監視

アイテムの使用及び使用中の動作状態の確認,劣化傾向の検

出,故障及び欠点の確認,故障に至る経過の記録及び追跡な
どの目的で,ある時点での動作値及びその傾向を監視する行
為。監視は,連続的,間接的又は定期的に点検・試験・計測・

警報などの手段又は装置によって行う。

condition

monitoring

Z 8115 :

1981

MA12

状態監視保全

状態監視に基づく予防保全。 monitored

maintenance,

condition-based

maintenance

Z 8115 :

1981

MA13

管理保全

予防保全を最小にし,かつ,事後保全を軽減するために集中
監視装置及び/又はサンプリングを用いた分析手法の系統的
適用によって,サービスに求められる品質を維持する保全

法。

controlled

maintenance

07-09

MA14

時間計画保全

定められた時間計画に従って遂行される予防保全。 scheduled

maintenance

07-10

MA15

非計画保全

定められた時間計画によらないで,アイテムの状態に関する
指示を受け取った後実行される保全。

備考  状態監視によって,異常が検出されたときに行う

保全。

unscheduled

maintenance

07-11

MA16

現地保全

アイテムが使用される場所で遂行される保全。

in situ maintenance,

on-site

maintenance,

field maintenance

07-12

MA17

現地外保全

アイテムが使用される場所とは異なる場所で遂行される保
全。

備考  現地外保全の一例は,修理所でのアイテムの修理

である。

off-site maintenance 07-13

MA18

遠隔保全

アイテムに対して要員が接近することなく遂行する保全。

remote maintenance  07-14

MA19

自動保全

人間の介在なしに成し遂げられる保全。 automatic

07-15

MA20

繰延べ保全

フォールトの発見後直ちに開始しないで,規定の保全規則に

従って,時期を繰り延べて遂行する事後保全。

deferred

maintenance

07-16

MA21

保全作業要素

規定の保全実施単位での保全の遂行のために,保全活動を分

解した場合の保全作業の最小単位。

elementary

maintenance

activity

07-17

MA22

保全作業

与えられた目的のために,一連の保全作業要素を規定の手順

に従って行う保全。

備考  例として,フォールト診断,フォールト位置特定,

機能点検又はそれらの組合せがある。

maintenance action,

maintenance task

07-18

MA23

修理

規定の要求仕様を満足しなくなったアイテムを修理作業に
よって,再び使えるようにする行為。

repair

07-19

MA24

フォールト認識  フォールトの存在が認識されること。 fault

recognitoion

07-20

MA25

フォールト是正  フォールト位置特定後,フォールトを発生しているアイテム

を要求機能を遂行できるように修復させるためにとられる
活動。

fault correction

07-23


19

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

MA26

機能点検

フォールト是正後,アイテムが要求機能を遂行できるように

回復したことを確認するための活動。

備考  製品が要求機能を満足していることを確認するた

めに行う点検もある。

function check-out  07-24

MA27

回復, 
修復

フォールト状態の後,アイテムが要求機能を遂行する能力を
取り戻すこと。

recovery

restoration

07-25

MA28

監視

手動又は自動的に,アイテムの状態を観察する作業。

備考  自動監視は,アイテムの内部又は外部に対して行

われる。

supervision,

monitoring

07-26

MA29

保全対象

フォールトを生じる可能性がある下位アイテムであって,警
報又はその他の手段によって,取替え又は修理の必要性が明

白に識別されるもの。

maintenance entity  07-27

MA30

機能影響保全

アイテムの機能の一つ又は幾つかを停止又は低下させた状

態で行う保全。

function-affecting

maintenance

07-28

MA31

機能停止保全

アイテムの全機能を停止して行う機能影響保全。 function-preventing

maintenance

07-29

MA32

機能低下保全

アイテムの機能を部分的に停止させて行う機能影響保全。

備考  機能縮退保全ともいう。

function-degrading

maintenance

07-30

MA33

機能維持保全

アイテムのいずれの機能も停止又は低下させないで行う保
全。

function-permitting

maintenance

07-31

f)

アベイラビリティ

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC

番号など

A1

アベイラビリテ
ィ(アベイラビ
リティ性能,ア
ベイラビリティ
能力)

要求された外部資源が用意されたと仮定したとき,アイテム
が与えられた条件で,与えられた時点,又は期間中,要求機

能を実行できる状態にある能力。

備考1.  この能力は,信頼性性能,保全性性能,保全支

援能力の組み合わされたものに依存する。

2.

保全資源以外に必要となる外部資源は,アイテ
ムのアベイラビリティ能力には関係しない。

参考1.  A を適切な尺度で数量化されたアベイラビリテ

ィとすれば,1−A をアンアベイラビリティと呼
ぶ。

2.

アベイラビリティの用語として“

可用性”“可動

率”又は“稼働率”といわれることもある。

availability

 (performance)

02-05

A2

瞬間アベイラビ
リテイ

要求された外部資源が供給されるとき,与えられた時点にお

いて,アイテムが与えられた条件の下で要求機能遂行状態に
ある確率。

instantaneous

availability

11

01

A3

瞬間アンアベイ
ラビリティ

要求された外部資源が供給されるとき,与えられた時点にお
いて,アイテムが与えられた条件の下で要求機能遂行状態に
ない確率。

instantaneous

unavailability

11-02


20

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

A4

平均アベイラビ
リテイ

与えられた時間間隔  (t

1

,  t

2

)

に対する瞬間アベイラビリティ

の平均値。

備考  瞬間アベイラビリティを A (t)  とすれば,平均アベ

イラビリティ

( )

2

1

t

,

t

A

は次の式で表される。

(

)

( )

ò

=

2

1

d

1

,

1

2

2

1

t

t

t

t

A

t

t

t

t

A

mean availability

11-03

A5

平均アンアベイ
ラビリティ

与えられた時間間隔  (t

1

,  t

2

)

に対する瞬間アンアベイラビリ

ティの平均値。

備考  瞬間アンアベイラビリティを  U  (t)  とすれば平均

アンアベイラビリティ U (t

1

t

2

)

は次の式で表され

る。

(

)

( )

ò

=

2

1

d

1

,

1

2

2

1

t

t

t

t

U

t

t

t

t

U

mean unavailability  11-04

A6

漸近アベイラビ
リティ

時間が無限大になるときの瞬間アベイラビリティの極限が
存在するならば,その値。

備考  特定の条件で,例えば一定故障率

λ及び一定修復率

µにおいて,漸近アベイラビリティは,次の式に
よって表される。

µ/ (λ+µ)

asymptotic

availability

11-05

A7

漸近アンアベイ
ラビリティ

時間が無限大になるときの瞬間アンアベイラビリティの極

限が存在するならば,その値。

備考  特定の条件で,例えば,一定故障率

λ及び一定修復

µにおいて,漸近アンアベイラビリティは,次

の式によって表される。

λ/ (入+µ)

asymptotic

unavailability

11-07

A8

漸近平均アベイ
ラビリティ

ある時間間隔  (t

1

,  t

2

)

に対する平均アベイラビリティについ

て,t

2

が無限大となるときに値が存在すれば,その値。

備考1.  漸近平均アベイラビリティを

( )

2

1

t

,

t

A

とし,平均

アベイラビリティを

A

とすれば,次の式の関係

がある。

(

)

2

1

,

lim

2

t

t

A

A

t

=

2.

このような極限が存在すれば,それは t

1

には依

存しない。

asymptotic mean

availability

11-09

A9

漸近平均アンア
ベイラビリティ

ある時間間隔  (t

1

,  t

2

)

に対する平均アンアベイラビリティに

ついて,t

2

が無限大となるときに値が存在すれば,その値。

備考1.  漸近平均アンアベイラビリティを

U

  (t

1

t

2

)

は,

平均アンアベイラビリテイ

U

と次の式の関係が

ある。

(

)

2

1

,

lim

2

t

t

U

U

t

=

2.

このような極限が存在すれば,それは t

1

には依

存しない。

asymptotic mean

unavailability

11-10

A10

運用アベイラビ
リテイ

次の式で示されるアベイラビリティの一尺度。 
運用アベイラビリティ  (A

0

)

=平均アップ時間 (MUT)/{平

均アップ時間 (MUT) +平均ダウン時間 (MDT)}

operational

availability

Z 8115 :

1981


21

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

A11

固有アベイラビ
リテイ

次の式で示されるアベイラビリティの一尺度。

固有アベイラビリティ  (A

i

)

=平均故障間動作時間 (MTBF)

/{平均故障間動作時間 (MTBF) +平均修復時間 (MTTR)}

備考  非修理系の固有信頼度に対応する尺度(R7,  R15,

MM10

参照)

inherent availability  Z 8115 :

1981

g)

時間

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

HR1

時点

時間軸上の単一点。

備考  時間目盛は,暦時間のように連続的,又は使用サ

イクル数のように不連続的な場合もある。

instant of time

01-07

HR2

期間, 
時間間隔

与えられた 2 時点間の時間目盛軸上の部分。その 2 時点によ

って記述される。

time interval

01-08

HR3

持続時間

時間間隔の両端点間の差。 duration,

time duration

01-09

HR4

累積時間

与えられた期間において,与えられた条件によって特徴付け
られる持続時間の累計。

accumulated time,

cumulative time

01-10

HR5

暦時間

暦のうえで経過する年,月,日又は時間の総計値。 calendar

time

Z 8115 :

1981

HR6

保管寿命

アイテムを規定の条件で保管する場合の故障までの時間。

備考  実際には,保管による劣化などを考慮して廃却ま

での時間をあらかじめ決めることがある。

shelf life

Z 8115 :

1981

HR7

最初の故障まで
の時間

アイテムが初めて動作可能状態になった時点から初めての
故障までの全運用時間。

備考  この時間の平均値を“最初の故障までの平均時間

MTTFF

”という。

time to first failure  10-01

HR8

故障までの時間  アイテムが動作可能状態になった時点から初めての故障ま

で,又はアイテムの故障が回復された時点から次の故障まで
の全運用時間。

備考  この時間の平均値を“故障までの平均時間 MTTF

という。

time to failure,

failure time

10-02

HR9

故障間隔

修理系アイテムで連続する二つの故障間の持続時間。 time

between

failures

10-03

HR10

故障間動作時間  修理系アイテムで連続する二つの故障間の全運用時間。 operating

time

between failures

10-04

HR11

回復時間, 
修復時間

アイテムの故障によって,ダウン状態にある期間。

備考  この時間の平均値を“平均回復時間.平均修復時

間 MTTR”という。

time to restoration,

time to recovery

10-05


22

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

HR12

耐用寿命, 
有用寿命

与えられた条件で,与えられた時点から故障強度が許容でき

なくなるまでの期間,又はフォールトの結果,アイテムが修
理不可能と考えられるまでの時間。

備考1.  修理系アイテムの故障強度が著しく増大し.経

済的に引き合わなくなるまての時間。

2.

ソフトウェアアイテムの場合ては,摩耗及び劣
化は発生しない。しかし,系に要求された機能

及び性能か現状の運用で不適切な状態になった
時点を,アイテムの終了とする(IEC 60300-3-6
参照)

usefullife

10-06

HR13

初期故障期間

アイテムの運用初期において,与えられた時点での修理系ア
イテムの瞬間故障強度,又は非修理系アイテムの瞬間故障率

が後に続く期間の値よりも著しく高い期間。

early failure period  10-07

HR14

偶発故障期間

修理系アイテムの運用期間中,故障強度がほぼ一定である期

間,又は非修理系アイテムの運用期間中.故障率がほぼ一定
である期間。

備考1.  修理系アイテムの場合は”一定故障強度期間”

(constantfailure intensity period)

,非修理系アイテ

ムの場合は“

一定故障率期間” (constant failure

rate period)

ともいう。

2.

初期故障期間を過ぎ,摩耗故障期間に至る以前
の時期に偶発的に故障が発生する期間。

random failure

period,

chance failure

period,

constant failure

intensity period,

constant failure rate

period

10-08

HR15

摩耗故障期間

アイテムの運用後期で,修理系アイテムの瞬間故障強度,又

は非修理系アイテムの瞬間故障率が,直前の期間の値よりも
著しく高い期間。

wear-out failure

period

10-10

HM1

保全時間

保全作業が行われた期間。

備考1.  技術遅延時間及び補給遅延時間を含む。

2.

保全は,アイテムが要求機能を実行中に行われ

ることもある。

maintenance time

08-01

HM2

保全工数

与えられた種別の保全作業に関して,又は与えられた期間に
おいて,全保全要員によって消費された個別の保全時間の累

積値。

maintenance

man-hours

08-02

HM3

実働保全時間

保全時間のうち,補給遅延時間を除いたもの。

備考1.  実働保全時間は.実働予防保全時間と実働事後

保全時間からなる。

2.

保全作業は,アイテムが要求機能を実行中に行

われることがある。

active

maintenance time

08-03

HM4

予防保全時間

予防保全が行われた時間。予防保全固有の技術遅延時間及び
補給遅延時間を含む。

preventive

maintenance time

08-04

HM5

事後保全時間

事後保全が行われた時間。事後保全固有の技術遅延時間及び
補給遅延時間を含む。

corrective

maintenance time

08-05

HM6

実働予防保全時

予防保全作業が行われた実働保全時間。 active

preventive

maintenance time

08-06

HM7

実働事後保全時

事後保全作業が行われた実働保全時間。 active

corrective

maintenance time

08-07

HM8

フォールト検出
時間

故障の時点からその結果のフォールトが認識されるまでの

期間。

undetected fault

time

08-08


23

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

HM9

管理遅延時間

フォールトをもつアイテムに対して,管理的理由で事後保全

作業が行われない場合の累積時間。

administrative delay  08-09

HM10

補給遅延時間

保全資源を取得する必要から,保全作業が行われない場合の

累積時間のうち,管理遅延時間を除いたもの。

備考1.  補給遅延は,例えば,無人設備への移動予備品,

専門家,試験装置,情報及び適切な環境条件が

そろうまでの時間によって起こる。

2.

保全に必要な部品,材料が直ちに入手できない
ために保全作業が実施できない時間を“

補給待

ち時間”という。

logistic delay

08-10

HM11

フォールト是正
時間

実働事後保全時間のうち,フォールト是正が行われる時間。fault correction time 08-11

HM12

技術遅延時間

保全作業そのものに関連する技術作業を行うために必要な
累積時間。

technical delay

08-12

HM13

点検時間

実働事後保全時間のうち,機能点検が行われる時間。 check-out

time

08-13

HM14

フォールト診断
時間

フォールト診断が行われる時間。

fault diagnosis time  08-14

HM15

フォールト位置
特定時間

実働事後保全時間のうち,フォールト位置の特定が行われる

時間。

fault localization

time,

fault location

time(deprecated)

08-15

HM16

修理時間

実働事後保全時間のうち,修理が行われる時間。 repairtime

08-16

HM17

変更処置時間

アイテムの変更処置に要する時間。 modification

time

Z 8115 :

1981

HM18

補給待ち時間

保全に必要な部品,材料が直ちに入手できないために保全作
業が実施できない時間。

supply delay time

Z 8115 :

1981

HS1

動作時間

アイテムが動作状態にある時間又は期間。 operating

time

09-01

HS2

非動作時間

アイテムが非動作状態にある期間。 non-operating time

09-02

HS3

総動作時間

アイテムについて測定した個々の動作時間の総計値。

備考1.  特にアイテムについて測定した個々の試験の総

計値を

総試験時間という。

2.

アイテムについて測定した個々の動作時間又は
試験時間の総計値を,

総コンポーネント時間又

は総ユニット時間という。

total operating time,

total testing time

Z 8115 :

1981

HS4

機能要求時間

アイテムが要求機能を遂行できる条件にあることを,ユーザ
から要求されている期間。

required time

09-03

HS5

機能不要求時間  アイテムが要求機能を遂行できる条件にあることを,ユーザ

から要求されていない期間。

non-required time

09-04

HS6

待機時間

アイテムが待機状態にある期間。 stand-by time

09-05

HS7

アイドル時間

アイテムがアイドル状態にある期間。 idle

time

free time

09-06

HS8

動作不能時間

アイテムが動作できない期間。 disabled time

09-07

HS9

ダウン時間

アイテムがダウン状態にある期間。 down

time

09-08

HS10

累積ダウン時間  与えられた期間,アイテムがダウン状態にある累積時間。

accumulated down

time

09-09

HS11

外的動作不能時

アイテムが外的要因によって,動作不能状態にある時間。

extemal disabled

time,

extemal loss time

09-10


24

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

HS12

アップ時間

アイテムが外的資源が供給される限りにおいて,動作可能状

態にある期間。

up time

09-11

HS13

平均アップ時
間,MUT

アップ時間の期待値。

mean up time,

MUT

11-11

HS14

平均ダウン時
間,MDT

ダウン時間の期待値。

mean down time,

MDT

11-12

HS15

平均累積ダウン
時間, 
MADT

与えられた期間に対する累積ダウン時間の期待値。 mean

accumulated down

time,

MADT

11-13

h)

設計

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC

番号など

D1

信頼性設計

アイテムに信頼性を付与する目的の設計技術。 reliability

design

Z 8115 :

1981

D2

信頼性ブロック

一つ以上の機能モードをもつ複雑なアイテムにおいて,複数

のブロックで表される下位アイテム又はその組合せのフォ
ールトが,アイテムのフォールトを発生する仕組みを示した
ブロック図。

備考

例えば,二つの下位アイテムからなる簡単な

アイテムの場合は,次のように示す。

reliability block

diagram

16-07

D3

冗長

アイテム中に,要求機能を遂行するための二つ以上の手段が

存在する状態。

備考1.  アイテムが要求機能を実行するのに十分な手

段,又はデータが情報を表現するのに十分な手

段以外に,さらに,別の手段をもつ状態。

2.

手段には,構成要素の付加を含む。

3.

冗長で,手段の一部が故障してもアイテムは故

障とならない性質を特に

冗長性という。

4.

冗長なシステムを

冗長系という。

redundancy

15-01

D4

常用冗長

要求機能を遂行するため,すべての手段が同時に動作するよ
うに意図された冗長。

active redundancy

15-02

D5

全冗長

可能な手段のうちの一つだけが要求機能を果たすのに必要

である常用冗長の形式。

full

redundancy

15-07

*

D6

部分冗長

可能な手段のうちの二つ以上が要求機能を果たすのに必要

である常用冗長の形式。

partia1

redundancy

15-08

*


25

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

D7

待機冗長

要求機能を遂行するために手段の一部が動作し,その間手段
の残りの部分は必要となるまで動作しないように意図され
た冗長。

備考1.  手段として構成要素の付加を考える場合.動作

していない残りの要素を

予備という。待機の状

態について熱予備,温予備,冷予備の区別があ

る。

2.

温予備,温待機 (warm stand-by)   待機構成要
素か,あらかじめ,動作に必要なエネルギーの

一部の供給を受けており,切換えのとき,全エ
ネルギーの供給を受け,動作状態となるもの。

stand-by

redundancy

15-03

D8

熱予備, 
熱待機

待機手段が作動状態にあるけれども,システムには機能的に
接続されていない待機冗長の形式。

hot standby

15-09

*

D9

冷予備, 
冷待機

待機手段が作動状態になくて,システムにも機能的に接続さ

れていない待機冗長の形式。

cold standby

15-10

*

D10

m-out-of-n

  (m/n

冗長

n

個の同じ機能の構成要素中,少なくとも 個が正常に動作

していれば,アイテムが正常に動作するように構成してある
常用冗長。

備考  mn/2 となるように構成した場合を多数決冗長

(voting redundancy)

という。

m-out-of-n

redundancy,

m-out-of-n

system

Z 8115 :

1981

D11

三重多数決冗
長,TMR

同じ機能の構成要素を三重化して,アイテムの機能を維持す
る多数決冗長。

備考  フォールトマスキング手法の一つである(D22 

照)

triple modular

redundancy,

TMR

INSTAC

TR003

D12

多様性冗長,ダ
イバーシティ

異なる手段によって,同一の機能を実現する冗長。

備考1.  フォールトトレランスの場合は,異なる処理装

置,記憶媒体,プログラム言語,アルゴリズム

又は開発チームが手段になる。

2.

無線通信の場合は,フェージング現象の影響を
減らすため,スペースダイバーシティ,周波数

ダイバーシティ,ルートダイバーシティなどが
古くから行われている。

3.

ソフトウェアの場合は,同一機能だが 個の異

なるソフトウェアを用いる多様性冗長を,特に

N

バージョン (N version) という。

diverse

redundancy,

diversity

IEEE 610.

12

D13

ディレーティン

アイテムのストレス比の低減。信頼性を改善するために,計

画的にストレスを定格値から軽減する行為。

derating

15-11

*

D14

安全係数

材料,製品の特性のばらつき,荷重(負荷)推定及び応力(ス

トレス)解析の不確かさに備えて,運用中に期待される最大
荷重(負荷)に対して,過去の経験を基にして設計時に余裕
をとるための荷重(負荷)倍数。

safety factor

Z 8115 :

1981

D15

安全寿命設計

アイテムの目標寿命以内では故障が生じないように配慮す
る設計。

備考  安全寿命は,適切な寿命の安全係数 (safety factor)

を使用して立証する。

safe life design

D16

フェールセーフ  アイテムが故障したとき,あらかじめ定められた一つの安全

な状態をとるような設計上の性質。

fail safe

15-04


26

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

D17

フェールソフト  フォールトが存在しても,機能又は性能を縮退しながらアイ

テムが要求機能を遂行し続ける,設計上の性質。

failsoft

JIS X 0008,

ISO 2382-

14

D18

フールプルーフ  人為的に不適切な行為又は過失などが起こっても,アイテム

の信頼性及び安全性を保持する性質。

fool-proof

Z 8115 :

1981

D19

フォールトアボ
イダンス

製造,設計などにおいて,アイテム及び構成要素にフォール
トが発生しないようにする方法又は技術。

fault avoidance

D20

損傷許容設計

アイテムに損傷が存在しても,保全作業で検出し,安全性が
保持されるように配慮する設計。

備考  損傷(欠陥,傷など)の存在及び保全作業を前提

とする設計方法で,アイテムの運用中の損傷の進
展を事前に予測する必要がある。

damage tolerance

design

D21

フォールトトレ
ランス

放置しておけば故障に至るようなフォールトや誤りが存在

しても,要求機能の遂行を可能にするアイテムの属性。

fault tolerance

15-05

D22

フォールトマス
キング

あるフォールトがアイテムの中の下位アイテムに存在して

も,アイテムの特徴によって,その存在を認識させないよう
な状態,又はあるフォールトが存在しても,別のフォールト
によってその存在が認識されないような状態。

fault masking

15-06

D23

信頼度予測

アイテムの信頼性特性値を設計時に定量的に見積もる行為。reliability prediction Z 8115 :

1981

D24

信頼度配分

システムの信頼度目標が達せられるようにサブシステム,及
びその構成要素に信頼度を割り当てる行為。

reliability

anocation,

reliability

apportionment

Z 8115 :

1981

D25

トレードオフ

競合する要因(例えば,信頼性,保全性,性能,費用,納期
など)間の折り合いをつけて,最適解決を決める行為。

trade-off

Z 8115 :

1981

i)

解析

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

AN1

故障解析

故障メカニズム,故障原因及び故障が引き起こす結果を識別

し,解析するために行う,故障したアイテムの論理的,かつ,
体系的な調査検討。

備考  故障解析には,是正処置を決定するための活動も

含まれる。

failure analysis

16-12

AN2

フォールト解析  起こり得るフォールトの確率,原因及び引き起こす結果を識

別し,解析するために行う,アイテムの論理的,かつ,体系
的な調査検討。

fault analysis

16-11

AN3

フォールト位置
特定

ある保全実施単位のもとで,フォールトを発生している単数
又は複数の下位アイテムの種類とその部位を特定する活動。

fault localization,

fault location

(deprecated in

this sense)

07-21

AN4

フォールト診断  フォールト認識,フォールト位置特定及び原因の特定のため

にとられる活動。

fault diagnosis

07-22

AN5

ストレス解析

アイテムが与えられた条件の下で遭遇する物理的,化学的又
はその他のストレスの種類とそれによる影響を決める行為。

stress analysis

16-06


27

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

AN6

ストレスモデル  所定のストレスがアイテムの信頼性性能値,又はその他の特

性に与える影響を説明する数学モデル。

stress model

16-10

AN7

フォールトの木  下位アイテムのフォールトモード,外部事象又はこれらの組

合せのいずれかが,アイテムに与えられたフォールトモード
を発生させることを示す論理図。

備考  フォールトの木は論理記号を用いて樹形図に展開

される。

fault tree

16-08

AN8

フォールトの木
解析, 
FTA

下位アイテム又は外部事象,若しくはこれらの組合せのフォ

ールトモードのいずれが,定められたフォールトモードを発
生させ得るかを決めるための,フォールトの木形式で表され
た解析。

備考 FTA ではその発生が好ましくない事象について,

発生経路,発生原因及ひ発生確率をフォールトの
木を用いて解析する。

fault tree analysis

16-05

AN9

フォールトモー
ド・影響解析,
FMECA

あるアイテムにおいて,各下位アイテムに存在し得るフォー
ルトモードの調査,並びにその他の下位アイテム及び元のア
イテム,さらに,上位のアイテムの要求機能に対するフォー

ルトモードの影響の決定を含む定性的な信頼性解析手法。

備考1. FMEA は,設計の不具合及び潜在的な欠点を見

出すために実施される。

2.

ハードウェア及びソフトウェアの機能構成に着
目して行う FMEA を,特に

機能 FMEA という。

3.

作業及び管理のプロセス要素に着目して行う

FMEA

を,特に

工程 FMEA という。

参考  故障モード・影響解析ともいう。解説を参照。

fault mode and

effects analysis,

failure modes and

effects analysis

(deprecated)

16-03

AN10

フォールトモー
ド・影響及び致
命度解析, 
FMECA

FMEA

に付加して,フォールト発生の確率及びフォールトに

よる影響の重大さの格付けを考慮する定性的な信頼性解析
手法。

参考  故障モード・影響及び致命度解析ともいう。解説

を参照。

fault modes,

effects and

criticality

analysis/failure

modes,

effects and

criticality

analysis

(deprecated)

16-04

AN11

予測

ある量の予測値を得る行為。

備考  用語“予測”は,予測値そのものを表すことに用

いてもよい。

prediction

16-01

AN12

信頼性モデル

アイテムの信頼性性能値の予測又は推定に用いる数学モデ
ル。

備考1.  ソフトウェアアイテムの信頼性評価及び予測の

場合,一般に,

“信頼性成長モデル”か使用され

る。多くのモデルがソフトウェアのプロセス及

び製品の特性に基づいて提案され,活用されて
いる。

2.

それらのモデルによる数学的関係,及び機能的

関連がソフトウェア信頼性の評価及び予測に利
用される。

reliability model

16-02


28

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

AN13

状態推移図, 
状態遷移図

アイテムの取り得る状態の集合と,これらの状態の間に取り

得る 1 ステップの推移を示す図。

state-transition

diagram

16-09

AN14

保全性モデル

アイテムの保全性性能値の予測,又は推定に用いられる数学

モデル。

備考  保全の木は,その一例である。

maintainability

model

16-13

AN15

保全性予測

与えられた運用及び保全条件の下で,下位アイテムの保全性
性能値及び信頼性性能値を考慮し,アイテムの保全性性能値
を推測する行為。

maintainability

prediction

16-14

AN16

保全の木

アイテムに対して実施される基本的な保全活動の一連の適
切な代替案と,その選択条件を示す論理図。

maintenance tree

16-15

AN17

保全性配分

アイテムの設計中に,与えられた基準に従って,アイテムに
要求される保全性性能値をその下位アイテムに配分する行
為。

maintainability

allocation,

maintainability

apportionment

16-16

j)

試験・検査

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

T1

試験

アイテムの特性又は性質を測定,定量化,又は分類するため
に行われる実験。

備考1.  システム又は部品を規定の条件で動作させ.結

果を観察又は記録し,そのシステム又は部品を
幾つかの視点について評価するプロセス。

2.

ソフトウェアの場合は特定の条件てシステム又

はその部品を実行させ,その結果を観察し,記
録しそして評価する諸活動を指す。一般に目的
事項○○を冠して○○

テストと表現することが

ある。

test

14-01

IEEE 

610.12

T2

試験データ

試験中に得られる観測データ。

備考  試験データには時間,ストレス条件,故障の判定

基準などのすべての条件を詳しく明示する必要が
ある。

test data

14-16

T3

フィールドデー

フィールドで動作中に得られる観測データ。 field

data

14-17

T4

基準データ

一般的な合意によって,標準として,若しくは観測データの
予測及び/又は比較の根拠として使用し得るデータ。

reference data

14-18

T5

基準故障率

所与の基準条件に基づいて規定される故障率。 reference

failure

rate

IEC 61709

T6

試験条件

試験アイテム固有の特性を除いた,試験アイテムの故障発生

に影響を及ぼす可能性がある要因因子又は処置。試験条件に
は,動作条件,環境条件及び予防保全条件が含まれる。

test conditions

IEC 

60300-3-5

T7

試験容易性(試
験容易性性能)

パラメータの試験を容易にするアイテムの特性。

備考  この概念は,アイテムのライフサイクルのどの段

階にも適用可能である。

testability

(performance)

02-09

*

T8

決定試験

アイテムの特性又は性質を示す値を決定するための試験。

determination test

14-03

T9

信頼性決定試験  アイテムの信頼性特性値を決定するための試験。

備考  この試験は統計的推定に対応する。

reliability

determination

test

Z 8115:

1981


29

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

T10

適合試験

アイテムの特性又は性質が規定の要求事項に合致するかど

うかを判定するための試験。

compliance test

14-02

T11

信頼性適合試験  アイテムの信頼性特性値が規定の信頼性要求(例えば,故障

率水準)に合致しているかどうかを判定する試験。

備考  この試験は,統計的検定に対応する。

reliability

compli-ance test

Z 8115 :

1981

T12

信頼性試験

信頼性決定試験及び信頼性適合試験の総称で,アイテムの信
頼性の特性,若しくは性質の測定,計測又は分類のために行
われる試験。

reliability test

Z 8115 :

1981

T13

試験室試験

フィールド条件を模擬するとしないとにかかわらず,指定さ
れ制御された条件で行う適合試験又は決定試験。

laboratory test

14-04

T14

試験室信頼性試

試験室で実際に使用したときの条件を模擬又は規定の動作
及び環境条件で行う信頼性試験。

laboratory

reliability test

Z 8115 :

1981

T15

フィールド試験  試験時に動作,環境,保全及び測定の条件を記録するフィー

ルドで行う適合試験又は決定試験。

field test

14-05

T16

フィールド信頼  実使用状態でアイテムの動作・環境・保全・観測の条件を記

録性試験して行う信頼性試験。

field reliability test  Z 8115 :

1981

T17

耐久性試験

規定のストレス及びそれらの持続的又は反復的印加がアイ
テムの性質へ及ぼす影響を調査するため,ある期間にわたっ

て行う試験。

備考1.  耐久試験ともいう。

2.

この試験を故障が生じるまで行うときは,しば

しば

寿命試験と呼ばれる。

endurance test

14-06

T18

加速試験

アイテムのストレスヘの反応に対する観測時間の短縮,又は

与えられた期間内のその反応増大のため,基準条件の規定値
を超えるストレス水準で行う試験。

備考  妥当性を保つため,加速試験は基本的なフォール

トモード及び故障メカニズム又はそれらの相対的
関係を変えることがあってはならない。

accelerated test

14-07

T19

ストレス比

アイテムのストレスをその最大規定値で除した値。 stress

ratio  16-18

*

T20

時間加速係数

同じ故障メカニズム,フォールトモード及びそれらの相対的
関係をもつ二つの異なるストレス条件にある,試料数が同一

の 2factor 種類のサンプル(試料)において,同じ規定の故
障数又は劣化件数を得るために必要な期間の比。

備考  二つのストレス条件の一方を基準条件とし,

(基準

条件での時間/加速条件での時間)で表す。また,
試料数が異なるときは等しい累積故障百分比を得
るために必要な期間の比。

time acceleration

factor

14-10

T21

故障強度加速係

修理系のアイテムが決められた経過時点から始まる与えら
れた期間中に,二つの異なるストレス条件で得られる故障数
の比。

備考  (加速条件での故障強度)/(基準条件での故障

強度)で表す。

failure intensity

acceleration

factor

14-12

T22

故障率加速係数  基準条件で行った試験と加速試験の間の,ある規定時間での

故障率の比。すなわち,

(加速条件での故障率)/(基準条

件での故障率)で表す。

備考  両方の故障率は試験品目の寿命期間中の同一時間

を基準とする。

failure rate

acceleration

factor

14-11


30

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

T23

ステップストレ
ス試験

アイテムに対して等時間間隔でストレス水準を順次段階的

に増加して行う試験。

step stress test

14-08

T24

限界試験

使用できる限界を確かめるために行う試験。

備考  保全中に非破壊的に行う場合がある。

marginal test

Z 8115 :

1981

T25

受入れ試験

顧客が設計又は生産ロットを受け入れる前に,ディペンダビ

リティ性能値を検証するための試験。

acceptance testing

IEC 

60300-3-5

T26

中途打切り

複数のアイテムについて実施する試験において,規定故障数
の発生時点又は規定動作時間への到達時点での観測(試験)

の終了。

備考1.  試験を規定の時間後に終了するとき,普通“定

時打切り”又は,

“タイプ1中途打切り”という。

2.

試験を規定のアイテム数だけ故障した後に終了
するとき,普通“定数打切り”又は“タイプ 2
中途打切り”という。

参考  中途打切りは中途で観測を打ち切る行為で,その

ため故障分布の一部分だけを観測することになる
T28, S16 参照)

censoring

IEC 

60300-3-5

T27

中途打切り試験  複数のアイテムについて実施して,供試アイテムのすべてが

故障してしまう前に中途打切りする試験。

備考1.  試験を規定の時間後に終了するとき,普通“定

時打切り試験”又は“タイプ1中途打切り試験”
という。

2.

試験を規定のアイテム数だけ故障した後に終了
するとき,普通“定数打切り試験”

,又は“タイ

プ 2 中途打切り試験”という。

参考  IEC 案の備考 1.にあった用語例”トランケート試

験”を除いてある(解説を参照)

censored test

14-19

*

T28

打切りサンプル  切れた分布でない母集団から抜き取ったサンプルがあって,

その測定値がある値以下(又は以上)のものについては個数
しか分かっていないサンプル(S16 参照)

備考  サンプルの全数は分かっていても,打切りサンプ

ルはその一部に対して測定値を欠いているもの。

censored sample

Z 8115 :

1981

T29

定時打切り試験
方式

試験開始後,規定時間に達したら試験を打ち切る方式。

備考  この方式は,タイプ 打切り試験方式とも呼ばれ,

寿命試験,信頼性試験などで用いる。

fixed time test plan  Z 8115 :

1981

T30

定数打切り試験
方式

試験開始後,故障発生率が規定数に達したら試験を打ち切る

方式。

備考  この方式は,タイプ 打切り試験方式とも呼ばれ,

寿命試験,信頼性試験などで用いる。

fixed number test

plan

Z 8115 :

1981

T31

信頼性逐次試験
方式

総試験時間が累積されるにつれて,逐次その時点までの総故
障率によって,合格,不合格又は試験継続のいずれかを決定

していく信頼性適合試験の方式。

reliability

  sequential test plan

Z 8115 :

1981

T32

合格信頼性水
準,ARL

信頼性適合試験で合格とすることのできる最悪の信頼性特
性値(信頼度,MTBF,MTTF,故障率など)

備考  抜取り検査の AQL に対応する。

acceptable

reliability level

Z 8115 :

1981

T33

ロット許容故障
率, 
LTFR

信頼性適合試験でなるべく不合格としたいロットの故障率

の下限。

備考  抜取り検査の LTPD に対応する。

lot tolerance failure

rate

Z 8115 :

1981


31

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

T34

判別比

信頼性適合試験において,合格とすることができる最悪の信

頼性特性値の限界値と,なるべく不合格としたい信頼性特性
値の限界値との比。

discrimination ratio  Z 8115 :

1981

T35

保全性検証

アイテムの保全性性能値に対する要求事項が達成されてい
るかどうかを決定するための手順。

備考  この手順は適切なデータの解析から保全性実証ま

でを含むことがある。

maintainability

verification

14-13

T36

保全性実証

適合試験として実施される保全性の検証。 maintainability

demonstration

14-14

T37

スクリーニング
試験

不具合アイテム又は初期故障を起こしそうなアイテムの除
去又は検出を意図する試験又は試験の組合せ。

screening test

14-09

T38

信頼性スクリー
ニング(工程)

耐用寿命期間の期待信頼性水準に可能な限り早く到達する
ために,欠点の検出,弱いアイテムの除去及び修理を行うプ

ロセス。

reliability screening

(process)

IEC 

60300-3-7

T39

信頼性ストレス
スクリーニング

欠点を検出可能な故障として顕在化させることによって欠
点を検出するための手段として,環境ストレス及び/又は動

作ストレスを使用するプロセス。

reliability stress

screening

(process)

IEC 

60300-3-7

T40

スクリーニング
強度

欠点を故障として顕在化させるため,規定パラメータを対象

に設計したスクリーニングプロセスの能力を示す尺度。

screening strength

IEC 

60300-3-7

T41

バーンイン(修
理系)

初期故障期間中に,故障発生ごとに逐次事後保全を行って,
指定された環境での各アイテムの機能動作をつかさどるハ

ードウェアの信頼性を向上させるプロセス。

bum-in (for

repairable

hardwa-re)

17-02

T42

バーンイン(非
修理系)

アイテムの機能動作を用いて行うスクリーニング試験の一

形式。

備考  例として,アイテムのなじみをよくしたり,特性

を安定させるなどのため,使用前に一定の時間動

作させる行為をいう。

burn-in (for a non

-repairable item)

17-03

T43

試験サイクル

試験期間中での複数の明確,かつ,再現可能な動作条件,環
境条件,及び保全条件の周期的な繰返し。実用時における動

作条件及び環境条件の時間変動をシミュレートするため,動
作条件は時間の経過に伴って変更される。

test cycle

IEC 

60300-3-5

T44

高度なシミュレ
ーション

環境負荷及び動作負荷によって変化する動作条件を,フィー
ルド条件に可能な限り近い状態に保つ試験条件。

high degree of

simulation

IEC 

60300-3-5

T45

低度なシミュレ
ーション

環境負荷及び動作負荷によって変化する動作条件を,一つの

規定環境及び一つの動作負荷パターンに近い状態に保つ試
験条件。

low degree of

simulation

IEC 

60300-3-5

k)

管理

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC

番号など

MT1

信頼性・保全性
管理

アイテムの信頼性・保全性性能に関する要求事項を決め,か
つ,満たすために必要な機能と活動の総括管理。

備考  狭義には.アイテムの与えられた信頼性・保全性

性能に関する要求事項を満たすために実施する運
用 技 術 と 運 用 活 動 。 英 語 で は , rellability and

maintainability control

という。

reliability and

maintainability

management

17-06

17-08


32

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

MT2

信頼性・保全性
保証

アイテムが与えられた信頼性・保全性性能の要求事項を満た

すという確証を得るのに必要な,適切で計画的,かつ,体系
的な活動を実施する行為。

備考1.  信頼性・保全性保証の目的は,信頼性・保全性

性能を要求どおりに確実に達成することであ
る。この中には時宜を得た是正手段と必要に応
じて始めるフィードバックのために,適正さと

有効性の継続的評価を含む。特定の信頼性・保
全性保証には,検証又は適合確認,監査及び評
価をとおして確証を得るのに必要な計画及び活

動を含む。

2.

ソフトウェアの信頼性・保全性に関する製品と
しての保証は,一般に,信頼できると期待され

る特定の信頼度成長モデルに基づいて製品を評
価することによって行われる。

reliability and

maintainability

assurance

17-07

MT3

信頼性・保全性
プログラム

時間的にスケジュール化された諸活動,資源及び諸行事など
の文書一式で,その内容は,アイテムが与えられた契約又は
プロジェクトの信頼性・保全性性能の要求事項を確実に満足

するための組織構成,責任分担,手続き,諸活動,ケーパビ
リティ,資源などを具体化する資料。

reliability and

maintainability

programme

17-09

MT4

信頼性・保全性
計画書

ある契約又はプロジェクトについて,与えられた信頼性・保
全性性能に関する要求事項をアイテムが確実に満たすため
に必要な特定の実施方法,資源及び活動を記載した文書。

reliability and

maintainability

plan

17-10

MT5

信頼性・保全性
監査

活動及び成果が計画に沿っているか,並びにそれらの計画が
効果的に実行されて信頼性・保全性性能の目標を達成するの
に適しているかを決定するための系統的で独立した審査。

reliability and

maintainability

audit

17-11

MT6

信頼性・保全性
サーベイランス

信頼性・保全性性能の要求事項が満足されることを保証する
ために行う,手続き,方法,条件,製品,工程及びサービス

状況の継続的観察並びに記録類の継続的解析。

備考  信頼性・保全性サーベイランスは契約要求事項が

満足されていることを確認するために,顧客又は

第三者機関によって実施されることが多い。

reliability and

maintainability

surveillance

17-12

MT7

デザインレビュ
ー, 
設計審査, 
DR

信頼性性能,保全性性能,保全支援能力要求,合目的性,可
能な改良点の識別などの諸事項に影響する可能性がある要

求事項及び設計中の不具合を検出・修正する目的で行われ
る,現存又は提案された設計に対する公式,かつ,独立の審
査。

備考  デザインレビュー自体は設計の適切性を保証する

には十分ではない。

design review

17-13

MT8

信頼性実証

アイテムに要求される信頼性特性値の実証。 reliability

demonstration

Z 8115 :

1981

MT9

信頼性評価

試験及びフィールドデータを基にしてアイテムの信頼性特

性値を推定する行為。

reliability

evaluation

Z 8115 :

1981


33

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

MT10

適合確認,検証  規定された要求事項が満たされていることを,客観的証拠の

調査及び提示によって確認する行為。又は製品が,ライフサ
イクルの中の与えられた段階(又はその部分段階)に対して
定義されるディペンダビリティ仕様に適合しているかいな

いかを判定する行為。

備考1.  設計及び開発において,検証(又は適合確認)

は,対象となる活動の結果を調査・吟味し,そ

の活動に関して明記された要求事項に適合して
いるかいないかを判定することにかかわるもの
である。

2.

検証済み”(“適合確認済み”)という用語は,

検証された(適合確認された)状態を示すため
に使用される。

3.

ソフトウェアアイテムの場合は,ある開発段階
の製品がその段階の初めに課せられていた条件
を満たしているかどうかを決定するため,シス

テム又は部品を評価するプロセス。この評価は
一般に要求事項を反映した製品機能の仕様に基
づく評価基準によって行われる。

verification

ISO 8402,

IEC 56 (S) 

398,

IEEE 

610.12

MT11

妥当性確認

最終製品とその支援機能が,全体として使用者の用途に適合
しているかいないかを確認する行為。

備考1.  妥当性確認は,通常,最終製品について規定の

運用条件の下で実施される。

2.

“妥当性確認済み”という用語は,妥当性確認
された状態を示すために使用される。

3.

複数の異なった用途があるときには,妥当性確
認を用途ごとに分けて複数回実施することがあ

る。

4.

ソフトウェアアイテムの場合,要求仕様事項を
満たしているかどうかを決定するために,開発

プロセスの最終段階で,システム及びその構成
部品を評価し,実証するプロセス。

validation

ISO 8402,

IEC 56 (S) 

398,

IEEE 

610.12

MT12

信頼性改善

系統故障の原因除去,その他の故障発生確率の低減及びそれ
ら両者を考慮した活動によって,信頼性を向上させるための
明確な意図をもって行うプロセス。

備考  ソフトウェアアイテムの場合には.一般に,ソフ

トウェアアイテムによる故障がシステム試験及び
実際の運用を通して発生して,その故障要因に基

づいた問題が修正及び変更によって解決される。
これを現象論的にみるとほとんどの場合,ソフト
ウェアアイテムの故障要因は運用時間の経過又は

機能の多様な試行回数によって発生し,これを正
しく修正することによって減少し続ける。それは
故障発生確率か低減する大きな要因となる。この

ような故障発生低減を意図的に行うことがソフト
ウェアの信頼性改善の主なことである。

reliability

improvement

17-05

MT13

変更処置

アイテムの変更を意図するすべての技術的及び管理的活動。modification (of an

item)

01-13


34

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

MT14

是正処置

アイテムの欠点及び故障が再発しないように,設計・製造・

検査・使用・保全の方法などを修正する行為。

corrective action

Z 8115 :

1981

MT15

信頼性成長

アイテムの信頼性性能値が時間とともに漸進的に改善され

ること。

備考  ソフトウェアアイテムの場合には,一般に,ソフ

トウェアアイテムによる故障がシステム試験及び

実際の運用を通して発生して,その故障要因に基
づいた問題が修正及び変更によって解決される。
多くの場合,ソフトウェアアイテムの故障要因は

運用時間の経過によって改善されていく。すなわ
ち,アイテムの信頼度成長は常に信頼性改善とし
て進む(MT12 参照)

reliability growth

17-04

MT16

学習過程(信頼
性分野)

アイテムの信頼性の改善につながる要員の習熟過程。 learning

process

(for reliability)

17-01

l)

分布

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC

番号など

S1 

確率変数

とる値がある確率法則に支配されるものを表す変数。

備考  離散形,連続形の区別がある。連続形の例として

は,アイテムの故障寿命,故障したアイテムの修
復時間などがある。離散形の例としては,一定時

間中に観測される故障数などがある。

random variable

Z 8115 :

1981

S2 

確率密度関数

確率変数 が,

Pr (a

<X≦b)  =

( )

ò

b

a

dx

x

f

(a,b は任意の実数) 
と書けるとき,f (x)  を の確率密度関数という。

probability density

function

Z 8115 :

1981

S3 

分布関数

確率変数 において

P

r

 (

−∞<Xx)  =F (x)

で定義される関数。

確率変数とみなされるある事象の観測値の 以下の値の出
現確率を表す関数である。

備考1.  確率変数 が時間の場合は,通常0≦X<∞で定

義される。

2.

離散形では,

F (x)

=(以下の値に対する確率の和)

を確率分布関数という。連続形の場合には累

積分布関数という。

distribution

function

Z 8115 :

1981

S4 

連続分布

分布関数が連続関数であるような分布。 continuous

distribution

Z 8115 :

1981

S5 

離散分布

離散形変数の値に対して,それぞれの確率が付与されるよう

な分布。

discrete distribution  Z 8115 :

1981

S6 

故障分布関数

アイテムの故障寿命を確率変数とみなすときの分布関数。

備考  故障分布関数は,F (t)  で表す。これを不信頼度関

数 (unreliability function) ともいう(S7 参照)。

failure distribution

function

Z 8115 :

1981

S7 

信頼度関数

R (t)

=1−F (t)  で表される関数。 reliability

function

Z 8115 :

1981


35

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

S8 

保全度関数

修理系の保全時間を確率変数とみなしたときの分布関数。普

通 M (t)  で表す。

maintainability

function

Z 8115 :

1981

S9 

故障率関数

瞬間故障率を表す時間 t の関数(R9 参照)

( )

( )

( )

[

]

( )

( )

t

R

t

f

t

F

t

f

t

=

=

1

λ

ここに,

( )

( )

dt

t

dF

t

f

=

備考  ハザードレート関数ということがある。

failure rate function  Z 8115 :

1981

S10 

故障強度関数

故障強度を表す時間 の関数。

備考  z (t)  で表すことがある。

failure intensity

function

S11 

IFR

分布

故障率関数

λ (t)  が の非減少関数である分布。

備考  例

正規分布

ガンマ分布  (k≧1) 
ワイブル分布  (m≧1) 
など。

increasing failure

rate distribution

Z 8115 :

1981

S12 

DFR

分布

故障率関数

λ (t)  が時間 の非増加関数である分布。

ガンマ分布  (k≦1)

備考  例

ガンマ分布  (k≦1) 
ワイブル分布  (m≦1) 
など。

decreasing failure

rate distribution

Z 8115 :

1981

S13 

CFR

分布

故障率関数

λ (t)  が時間 にかかわらず一定である分布。すな

わち,指数分布。

備考  この分布は IFR 及び DFR 分布のいずれにも属する

ということができる。

ガンマ分布で k=1,ワイブル分布で m=1 の場

合である。また,IFR 及び DFR にも属さない分布
の例として対数正規分布がある。

constant failure rate

distribution

Z 8115 :

rate

S14 

修復率関数

瞬間修復率を表す時風の関数(MM4 参照)

。次の式で表す。

( )

( )

( )

[

]

t

M

t

m

t

=

1

µ

ここに,

( )

( )

dt

t

dM

t

m

=

repair rate function  Z 8115 :

1981

S15 

累積ハザード関  故障率関数

λ (t)  を累積した関数。

( )

( )

ò

=

t

dx

x

t

H

0

λ

で表される。

備考  信頼度関数 R (t)  とは,次の式の関係がある。

( )

( )

( )

[

]

t

H

dx

x

t

R

t

=

úû

ù

êë

é

=

ò

exp

exp

0

λ

cumulative hazard

function

Z 8115 :

1981

S16 

切れた分布

確率変数のある値よりも大きい(又は小さい)部分を除いた
分布(T26T28 参照)

truncated

distribution

Z 8115 :  

1981


36

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

S17 

指数分布

確率密度関数 f (t)  =

λe

-

λt

λ>0, t≧0)

分布関数 F (t)  =1‐e

-

λt

 (t

≧0)

で表される分布。 
故障率関数その他については次の関係がある。 
λ (t)  =λ

MTTF

λ

1

分散=

2

1

λ

備考1.  偶発故障寿命の分布を表す。複雑な構成をもつ

システムでは,しばしばこの形の分布を仮定す
る。

2. CFR

分布と呼ぶことがある(S13 参照)。

exponentia1

distribution

Z 8115 :

1981

S18 

ガンマ分布

確率密度関数

( )

( )

( )

( )

0

,

exp

1

t

k

t

t

t

f

k

k

Γ

=

λ

λ

分布関数

( )

( )

( )

( )

0

,

exp

0

1

t

k

dx

x

x

t

F

t

k

k

Γ

=

ò

λ

λ

で表される分布。 
特に

κ

が整数ならば

Γ

κ

)  =  (

κ−1)!

( )

( ) ( )

å

=

=

1

0

!

exp

1

k

i

i

i

t

t

t

F

λ

λ

故障率関数その他については次の関係がある。

( )

( ) ( )

å

=

=

1

0

1

!

!

1

k

i

i

k

k

i

t

k

t

t

λ

λ

λ

2

,

λ

λ

k

k

MTTF

=

=

分散

λを尺度パラメータ,

κ

を形状パラメータと呼ぶ。

備考1.  k=1のとき,ガンマ分布は指数分布となる。

2.

ガンマ分布は が大きいとき指数分布に漸近す

る。

( )

(

)

一定

λ

λ

=

t

t

lim

3.

偶発的な衝撃が 回累積したときの故障寿命の
分布を表す。

gamma distribution  Z 8115 :

1981


37

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

S19 

ワイブル分布

確率密度関数

( )

(

)

<

ú

ú
û

ù

ê

ê
ë

é

÷÷ø

ö

ççè

æ −

÷÷ø

ö

ççè

æ −

=

t

t

t

m

t

f

m

m

γ

η

γ

η

γ

η

exp

1

分布関数

( )

ú

ú
û

ù

ê

ê
ë

é

÷÷ø

ö

ççè

æ −

=

m

t

t

F

η

γ

exp

1

で表される分布。 
故障率関数その他については,次の関係がある。

( )

1

÷÷ø

ö

ççè

æ

=

m

t

m

t

η

γ

η

λ

(

)

0

,

0

,

0

1

1

t

m

m

MTTF

>

>

+

÷

ø

ö

ç

è

æ +

Γ

=

λ

γ

η

ïþ

ï

ý

ü

ïî

ï

í

ì

ú

û

ù

ê

ë

é

÷

ø

ö

ç

è

æ +

Γ

÷

ø

ö

ç

è

æ +

Γ

=

2

2

1

1

2

1

m

m

η

分散

η

を尺度パラメータ,を形状パラメータ及び

γ

を位置パラメ

ータと呼ぶ。

備考1.  m≦1, m=1, m≧1のそれぞれは DFR 分布,CFR

分布,IFR 分布に対応する(S12S13及び S11
照)

2.

信頼度データ解析では,ワイブル確率紙などと

ともに広く使用されている(S26 参照)

3.

η

の代わりに

α

,  m

の代わりに

β

を用いることが

ある。

Weibull distribution  Z 8115 :

1981

S20 

正規分布

確率密度関数

( )

(

)

<

<

ú

ú

û

ù

ê

ê

ë

é

÷

ø

ö

ç

è

æ −

=

t

t

t

f

2

2

1

exp

2

1

σ

µ

σ

π

分布関数

( )

dx

x

t

F

t

ò

ú

ú

û

ù

ê

ê

ë

é

÷

ø

ö

ç

è

æ −

=

2

2

1

exp

2

1

σ

µ

σ

π

で表される分布。

備考  正規分布を表すのに記号 N  (

µ

,

σ

2

)

を用いること

がある。特に (0, 1

2

)

の場合

( )

( )

t

t

t

f

φ

π

=

÷

÷

ø

ö

ç

ç

è

æ

=

2

exp

2

1

2

( )

( )

( )

t

du

u

t

F

t

φ

φ

=

=

ò

標準正規形表示という。

normal distribution  Z 8115 :

1981


38

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

S21 

切れた正規分布  正規分布で変数の負の範囲を打ち切った分布。

確率密度関数は,次の式である。

( )

÷

ø

ö

ç

è

æ −

=

ú

ú

û

ù

ê

ê

ë

é

÷

ø

ö

ç

è

æ −

=

σ

φ

σ

σ

µ

σ

π

u

t

a

t

a

t

f

a

1

2

1

exp

2

1

2

(a

>0, 0≦t<∞)

f

a

 (t)

=0 (t<0)

a

は f

a

  (t)

が t>0 の範囲で密度関数となるための修正係数で

ある。

÷

ø

ö

ç

è

æ−

=

σ

µ

φ

1

a

分布関数は次の式である。

( )

ú

û

ù

ê

ë

é

÷

ø

ö

ç

è

æ

÷

ø

ö

ç

è

æ −

=

σ

µ

φ

σ

µ

φ

t

a

t

F

1

故障率関数その他は,次の式である。

( )

ú

û

ù

ê

ë

é

÷

ø

ö

ç

è

æ −

÷

ø

ö

ç

è

æ −

=

σ

µ

φ

σ

σ

µ

φ

λ

t

t

t

1

a

MTTF

÷

ø

ö

ç

è

æ

+

=

σ

µ

φ

σ

µ

ú

û

ù

ê

ë

é

÷

ø

ö

ç

è

æ

÷

ø

ö

ç

è

æ

=

σ

µ

φ

σ

µ

φ

σ

µ

σ

2

2

2

1

1

a

a

分散

truncated normal

distribution

Z 8115 :

1981

S22 

対数正規分布

確率密度関数

( )

ú

ú

û

ù

ê

ê

ë

é

÷

ø

ö

ç

è

æ

=

2

ln

2

1

exp

2

1

σ

µ

σ

π

t

t

t

f

(

‐∞<

µ<∞,0<σ<∞)

分布関数

( )

÷

ø

ö

ç

è

æ

=

σ

µ

φ

t

t

F

ln

で表される分布。 
故障率関数その他については,次の関数がある。

( )

ú

û

ù

ê

ë

é

÷

ø

ö

ç

è

æ

÷

ø

ö

ç

è

æ

=

σ

µ

φ

σ

σ

µ

φ

λ

t

t

t

t

ln

1

ln

÷

÷

ø

ö

ç

ç

è

æ

+

=

2

exp

2

σ

µ

MTTF

分散=exp (2

µ

σ

2

) [exp (

σ

2

)

−1]

備考  この分布は,保全時間の観測値の分布にしばしば

使われる。

logarithmic norma1

distribution

Z 8115 :

1981


39

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

S23 

極値分布

ある分布をもつ母集団から大きさ

π

のサンプルを抜き取った

とき得られる最大値,又は最小値の n→∞での漸近分布。

備考  グルベル (Gumbel) によると,元の分布の形によ

って三つの分布形に分けられ,そのうち I 形は二

重指数形,III 形の最小値漸近分布はワイブル形,

II

形の最大値漸近分布はフレシェ形である。 
いずれも故障特性の研究に用いられる。

extreme-value

distribution

Z 8115 :

1981

S24 

二項分布

1

回の試行で,ある事象の実現する確率が であるとき,試

行を独立に 回繰り返し,この事象が 回実現する確率が,

(

)

(

)

k

n

k

p

p

k

n

k

X

÷÷ø

ö

ççè

æ

=

=

1

P

r

(k

=0, 1, 2,…,n)

で表される分布。

備考1.  この分布は と によって決まる

2.

不良率 の母集団からの大きさ のサンプル中

の不良品数は二項分布に従う。

3.

に次の式が成り立っている。

(

)

1

P

0

r

=

=

å

=

n

k

k

X

binomia1

distribution

Z 8115 :

1981

S25 

ポアソン分布

独立の試行を繰り返したとき,ある事象の k 回実現する確率
が,

(

)

( )

!

exp

P

r

k

k

X

k

µ

µ

=

=

  (k

=0, 1, 2,  …)

で表される分布。

備考1.  この分布は平均値

µ

によって定まる。

2.

二項分布は

µ

np 又は n

λ

t

とおいて を大きく

し,不良率 又は故障率

λ

と時間 との積を小さ

くするとポアソン分布に近づく。

3.

一定時間内の偶発的な事象,偶発故障などの個
数は,ポアソン分布で表される(S17 参照)

Poisson distribution  Z 8115 :

1981

S26 

確率紙

分布に応じて,そのパラメータなどの推定を容易にするため
工夫されたグラフ用紙。

備考  正規確率紙,対数正規確率紙,ワイブル確率紙,

ガンマ確率紙,極値確率紙,二項確率紙(推計紙)

累積ハザード関数紙 (hazard paper) などがある。

probability paper

Z 8115 :

1981

S27 

再生

故障したアイテムが修理又は交換によって機能を回復して,
新品同様になること。

renewal

Z 8115 :

1981

S28 

再生過程

アイテムが繰り返し再生される状態を表す数学的用語。

備考1.  待合せ理論,生物学,医学などでは,出生・死

滅過程として研究されている。

2.

指数形信頼度関数をもつ要素からなる待機冗長

系 の 再 生 過 程 は , 一 様 マ ル コ フ 過 程

(homogeneous Markov process)

で表される。

renewal process

Z 8115 :

1981


40

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

S29 

再生関数

アイテムの時間区間 (0, t)  内の再生回数の期待値。これを H

(t)

で表せば,次の式が成り立つ。

( )

( )

[

]

( )

x

dF

x

t

H

t

H

t

ò

+

=

0

1

ただし,F (x)  はアイテムの故障確率分布関数である。

renewal function

Z 8115 :

1981

S30 

再生密度関数

再生関数の導関数。すなわち,

( )

( )

dt

t

dH

t

h

=

次の式が成立する。

( )

( )

[

]

( )

dx

x

f

x

t

h

t

h

t

ò

+

=

0

1

ただし,f (x)  はアイテムの故障確率密度関数である。

renewal density

function

Z 8115 :

1981

S31 

信頼水準

推定区間に,その信頼性特性値の真の値が存在する確率。

備考1.  信頼率,信頼係数(confidence coefficient)というこ

とがある。

2.

信頼性適合試験の場合,ロットの故障率がロッ

ト許容故障率 LTFR 以下であることを保証する
確率をいう(T33 参照)

confidence level

Z 8115 :

1981

m)

安全

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

SA1 

安全

人への危害又は資(機)材の損傷の危険性が,許容可能な水
準に抑えられている状態。

備考1.  受容できないリスクから免れている(又は解放

されている)状態。

2.

品質能力の一つの側面としての定義に限定する

ISO 8402 の 2.8 参照)

safety

ISO 8402

SA2 

危害

身体の傷害,又は所有物及び環境のき損によって直接又は間

接的に生じる人の健康逸失。

harm

ISO/IEC

Guide 51:

1997

SA3 

潜在危険,ハザ
ード

危害の潜在的な源。

備考  当該用語は,短時間で生じる人への危険(例えば,

火災及び爆発)とともに,長期にわたる人の健康

への影響(例えば,中毒性物質の放出)の危険も
含む。

hazard

ISO/IEC

Guide 51:

1997

SA4 

危険事象,危険
な事象

危害を生じさせる危険な一つのできごと。 hazardou sevent

ISO/IEC

Guide51 

:

1997

SA5 

危険状態,危険
な状態

人が一つ又は幾つかのハザード(又は潜在危険)に暴露され
ている一つの状況。

hazardous situation  ISO/IEC

Guide 51 :

1997

SA6 

危害リスク

危害発生の確からしさと危害の厳しさの一つの組合せ。

risk of harm

ISO/IEC

Guide 51:

1997


41

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

SA7 

リスク解析,リ
スク分析

潜在的に危険な事象を同定し,当該リスクを推定するための
有用な情報の使用。

risk analysis

ISO/IEC

Guide 51:

1997

SA8 

リスク査定

リスク解析に基づき,社会的,経済的及び環境上の要素を考
慮して,当該リスクの受容性について判断がなされる過程。

risk evaluation

ISO/IEC

Guide 51:

1997

SA9 

リスクアセスメ
ント, 
リスク評価

リスク解析とリスク査定の過程。 risk

assessment

ISO/IEC

Guide 51:

1997

SA10 

残存リスク

幾つかの防護措置がとられた後に残るリスク。 residual

risk

ISO/IEC

Guide 51:

1997

SA11 

許容リスク

現今の社会的価値観から受容されるリスク。 tolerable

risk

ISO/IEC

Guide 51:

1997

SA12 

防護措置

少なくとも許容リスクを達成するためにとられるリスク軽
減戦略の組合せ。

備考  防護措置は,固有(本質)安全,防護装置,人体

保護具,使用と設置のための情報,及び訓練を包
含する。

protective measure  ISO/IEC

Guide 51:

1997

SA13 

合理的に予見可
能な誤使用

供給者の意図しない条件又は目的による製造物,工程(プロ

セス)又はサービスの使用。ただし,その使用は,製造物,
工程(プロセス)又はサービスが普通の人間挙動と結び付く
ことによって誘発され,又は普通の人間挙動の結果として起

こり得ることとする。

reasonably

foreseeable

misuse

ISO/IEC

Guide 51:

1997


42

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

SA14 

ディフェクト

アイテムを合理的尺度からみて安全な状態から逸脱させた
り,購入者又は使用者の意図した性能又は期待を成し遂げら
れない状態。ただし,期待は関連する状況下で合理性がある

ものとする。

備考1.  製品のディフェクトの概念は損失及び製品責任

を引き起こすあらゆる条件を含むように十分に

広くとらえるものとする。

2.

製品のディフェクトによる損害に対して,責任
が生じる法的基準は司法権によって大幅に変わ

ることがある。

3.

用語“ディフェクト”が抜取計画及び検査手順
と関連して使われるときには,通常,製造上の

欠点を意味するものとして理解される。

4.

フォールトは,結果が SA14 から SA17 までの基
準に一致するならばディフェクトである

5.

製造物責任 (product liability) の場合はディフェ
クトは法的責任にかかわる。

参考1.  用語“ディフェクト”,特に,英語用語“defect

は,製造物責任 (product liability) に直接関係す
る法律用語としても用いられるので,留意して
使用することが望ましい。

2.

ディフェクトは,一般に製造及び使用の初めか
ら存在することもあるし,正常使用の環境にお
いて後から発現することもある。

3.

ディフェクトは,

“欠陥”,“欠点”ということも

ある。

4.

正しい理解と使用のために解説を参照する。

defect

03-01

*

SA15 

製造ディフェク
ト,製造欠点

製造工程の結果として,アイテムが設計及び/又は仕様書と
はかけ離れているものとして特徴付けられるディフェクト。

参考  正しい理解と使用のために SA14 の解説を参照す

る。

manufacturing

defect

03-02

*

SA16 

設計ディフェク

設計又は仕様に従って製造されるアイテムにおいて,関連す

るすべての状況を考慮して合理的な工学的慣行から設計が
逸脱していることに起因するディフェクト。

参考  正しい理解と使用のために SA14 の解説を参照す

る。

design defect

03-03

*

SA17 

情報ディフェク
ト,文書デイフ
エクト

関連するすべての状況下で適切と考えられるアイテムの有

用な適用方法,及び安全性に対する警告又は使用説明がない
か若しは十分でないことに起因するディフェクト。

参考  正しい理解と使用のために SA14 の解説を参照す

る。

information defect,

documentation

defect

03-04

*

n)

システム

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

SY1 

誤り検出

誤りを検出する行為。 error

detection

INSTAC

TR003


43

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

SY2 

誤り予測

アイテム又は構成要素のフォールトの期待数又は性質につ

いて定量的に示す行為。

error prediction

IEEE 610

12

SY3 

セルフチェッキ
ング

通常動作と並行してセルフテスティングを常時行い,誤りを

検出するアイテムの属性。

self-checking

SY4 

フォールトセキ
ュア

あらかじめ定められたフォールトからは決して不正な出力

を生じさせないアイテムの属性。

備考  論理回路では,誤り検出符号を用い,あらかじめ

定められたフォールトに対して,決して不正な符

号語を出力しない性質をいう。

fault secure

SY5 

セルフテスティ
ング

あらかじめ定められたフォールトに対して,通常動作中にそ
れを自己検出するアイテムの属性。

備考  論理回路では,誤り検出符号を用い,あらかじめ

定められたフォールトに対して,それを検出する
入力が存在し,通常動作中に一度は非符号語を出

力する性質をいう。

self-testing

SY6 

トータリセルフ
チェッキング

フォールトセキュア,かつ,セルフテスティングであるアイ

テムの属性。

totally self-checking

SY7 

誤り検出符号

個々の符号表現が特定の生成規則に従い,それに違反するこ
とが誤りの存在を示すような符号。

error-detecting code  JIS X 0008

SY8 

パリティチェッ
ク符号

2

進コードにおいて,

“1”の個数が奇数又は偶数になるよう

に余分のビットを付加し,この 2 進コードの誤りを検出でき

るようにした符号。

parity-check code

INSTAC

TR003

SY9 

剰余符号

情報ビットの表す整数を,ある整数で除したときの剰余を検
査部とする符号。

residue code

INSTAC 

TR003

SY10 

モデュロ N 検
査,剰余検査

ある数値を数値 で除したときの剰余と,前もって計算して
おいた剰余とを比較する検査。

modulo check,

residue check

JIS X 0008

SY11 

巡回符号

符号語に巡回置換を行って得られる符号語の集まり。 cyclic

code  JIS C 6230

SY12 

二重系照合

二重化された処理出力の一致を検査することによって,誤り

を検出する方法。

duplication and

comparison

INSTAC

TR003

SY13 

m-out-of-n

符号  符号長 ビットのうち,“1”となるビットが 個となるよう

にした符号。

m-out-of-n Code

SY14 

ウォッチドッグ
タイマ

状態又は信号を監視し,規定の時間を超えて変化しない場合
を異常として検出するためのタイマ。

watchdog timer

INSTAC

TR003

SY15 

診断

フォールト,故障又は誤りの有無を認識し,その原因若しく
は位置を特定又は指摘する技術。

diagnosis

DIS 2382-14

SY16 

マイクロ診断

マイクロプログラムを用いる診断技術。 micro-diagnostics

(MD)

ISO 2382-14

SY17 

組込み診断

種々のフォールトを検出し記憶する機能を組み込むことに

よって,フォールトを診断する技術。

built-in diagnostics

(BID)

INSTAC

TR003

SY18 

ログアウト解析  フォールト検出時のハードウェア状態情報を収集・解析し,

場合によってはフォールト位置を指摘する技術。

logout analysis

(LOA)

SY19 

試験・保守プロ
グラム

試験,検証及び保守を行うためのプログラムの総称。 testand

maintenance

program (TMP)

ISO 2382-14

SY20 

誤り訂正符号

ある種の誤りを自動訂正できるように設計された誤り検出
符号。

error-correcting

code (ECC)

JIS X 0008,

INSTAC 

TR003


44

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

SY21 

誤り回復, 
エラーリカバリ

アイテムを要求機能の遂行を続行できる状態に復帰させる

ために,誤りを正しくするか又は回避する処理。

error recovery

ISO 

2382-14,

IEEE 

610.12

SY22 

再試行, 
リトライ

誤りが検出された場合,同じ動作を再び試みる行為。 retry

INSTAC

TR003

SY23 

バックワードリ
カバリ, 
ロールバック

変更が行われた新しい版のファイルを,以前の古い版のファ
イルに復元する回復,又はシステム,プログラム,データベ

ース若しくはその他のシステム資源が,要求された機能を遂
行できる旧状態に復旧される回復の一形式。

backward recovery,

rollback

JIS X 0008

SY24 

フォワードリカ
バリ, 
ロールフォワー

ファイルに作成された世代順の変更記録を使用し,古い版の

ファイルを更新することによって,新しい版のファイルに復
元する回復,又はシステム,プログラム,データベース若し
くはその他のシステム資源が,要求機能を遂行できる新しい

状態に復旧される回復の一形式。

forward recovery,

roll forward

JIS X 0008

SY25 

リカバリブロッ
クスキーム

あらかじめ定められたプログラムブロックの実行終了後に,

試験を行い,不合格の場合に別に準備されたプログラムを起
動する方法。

recovery block

scheme

SY26 

データの完全性  偶発又は故意によるデータの破壊,変更又は喪失から防御さ

れ,一貫性が保証されているデータの品質。

data integrity

JIS X 0008,

INSTAC 

TR003

SY27 

チェックポイン
トリスタート

システムにフォールトが発生したとき,正しく動作していた
点(チェックポイント)に戻って動作を再開する技術。

checkpoin trestart

IEEE 

610.12,

INSTAC 

TR003

SY28 

ファイル復元

フォールト又は誤りによって内容が破壊されたファイルを,
もとの正しい状態に復元する行為。

file restore

SY29 

システム再構成  システムにフォールトが発生したとき,その部分を除去して

システムの要求機能の遂行を継続できるように構成を修正

する行為。

system

reconfiguration

INSTAC 

TR003

SY30 

システム縮退

システムの再構成によってシステムの機能,性能が低下する
現象。

system degradation


45

Z 8115 : 2000

o)

ソフトウェア

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC

番号など

SW1 

ソフトウェア

情報処理システムでのプログラム,手順,規定,これらに関
連する文書の全体又はその部分,並びにコンピュータシステ

ムの運用に適するデータを含んだもの。ソフトウェア製品と
同意義で用いられる。

備考1.  ファームウェアは,複数のインストラクション

とそれに関連するデータの論理的に順序付けら
れた一組で,通常 ROM の形態で主記憶装置と
は機能的には独立した方式で記憶格納されたも

の,又は,ハードウェアデバイス及びコンピュ
ータインストラクション並びにそのデバイスに
読み出し専用のソフトウェアとして駐在するデ

ータを組み合わせたもの。これは一つのソフト
ウェアアイテムとして扱われる場合がある。

2.

一般に

ソフトウェアアイテムはサブシステム構

成上の観点から,コンポーネント,モジュール,
ユニットアッセンブリーなどの識別可能で単独
で取り扱える部分に分けて取り扱う。

software

ISO/IEC

2382-1

SW2 

ソフトウェアの
品質特性

ソフトウェアアイテムそのものの本質,特性,特徴,属性及
びこれらの各要素又はその集合。

備考  一つのソフトウェアの品質特性は,複数の階層の

副次的な特性に展開することができる。ソフトウ
ェア製品の評価のための品質特性として機能性,

信頼性,使用性,効率性,保守性及び移植性があ
る(ISO/IEC 9126JIS X 0129 参照)

software quality

characteristics

ISO/IEC 

9126,  JIS X 

0129

SW3 

ソフトウェアラ
イフサイクルモ
デル

システムの寿命の範囲内で,ソフトウェア製品の開発,運用
及び保守に伴うプロセス,諸活動及びそのタスクの枠組み。

備考1.  この枠組みはシステムの要求事項の定義からそ

の利用終了までのシステムの生涯に及ぶ。

2.

サイクルはソフトウェア製品が誕生するときか
ら始まって,使用不要となって終了するまでの

時間間隔を指す。

3.

ソフトウェア製品の一つのライフサイクルは,
例えば,次のような段階を含む。

概念,要求,設計(基本設計と詳細設計)

,開

発,試験,据付け,運用,保守,廃棄(IEC 603006-6
参照)

4.

ディペンダビリティプログラム管理の観点から
はライフサイクルを,次のような段階に分ける。
構想及び定義,設計・開発,製造,据付け,運

用・保全,廃却。

5.

ソフトウェア開発サイクルという用語は製品開
発の運用管理に重点をおいたときに全開発工程

に対して用いる。

software life cycle

mode1

IEC 

60300-3-6

ISO/IEC122

07


46

Z 8115 : 2000

参考

番号

用語

定義

対応英語

出 所 : IEC
番号など

SW4 

工程, 
プロセス

互いに関連をもった活動の集合で,入力を出力に変換するも

の。

備考1.  ここで一連の活動には資源を利用することも含

まれる。すなわち,人材,財政,施設,機器装

置,技術と方法の活用を含む。

2.

目的に応じて実施される各段階の活動の一連の
流れを指す。例えば,ソフトウェア開発プロセ

ス。

3.

ソフトウェア開発プロセスは使用者の要求をソ
フトウェア製品に移植する工程を意味する。プ

ロセスは使用者の要求をソフトウェア要求事項
として翻案し,開発し,プログラムコードによ
って設計し,コードの検査を行い,ときとして

組込みと検査を行うことを含む。

4.

ソフトウェア設計での特殊な場合には,運用シ
ステムのスケジュール管理,又はデータの運用

のための実行単位を意味する。

process

JIS X 0160

SW5 

ソフトウェア構

コンピュータシステム,部品,管理する最小単位などの構成

要素の集合体であり,構成される数,単位の特性,同等部分
の相互接続,各単位ごととそれらの集合単位の技術水準とそ
の連結,及び技術水準の適用などのタイムスタンプなどのデ

ータ群とその論理構造を定めたもの。

備考1.  特定の取扱い単位において,構成製品,及び部

品又は最小設計単位に対する任意の設計変更,

技術的変更,及び作業上の変更に対応して,自
身の製品構成を維持するために構成管理及び構
成管理システムが必要である。

2.

この構成管理システムは製品の一致する設計単
位相互間で,階層構造の水準を維持し,矛盾を
生じないようにし,論理的結合と論理的プロセ

スを維持するための機能をもつ,そしてそれら
の機能は設計,試験,及び保守のプロセスの重
要な道具立てとなり得るものである。

software

configuration

ISO 9004-7

SW6 

ソフトウェア構
成管理

ソフトウェアライフサイクルを通じて適用される管理的及
び技術的な手続きからなるプロセスで,

−システムのソフトウェア品目を識別し,定義し,かっ,基

準とする,

−品目の修正及びリリースを管理する,

−品目と修正依頼の状況を記録し報告する, 
−品目の完全性,一貫性,及び固有性を保証する, 
−品目の保管,取扱い,及び出荷を管理する,

ことをいう。 
備考1.  ここでの用語,リリースはある目的のために用

意されたソフトウェア構成品目の特定の版を意

味する。

2.

ある構成管理システムにおいて,リリースは出
荷提供時水準又は機能追加などによる変更版を

表す。

software

configuration

management

JIS X 0160


47

Z 8115 : 2000

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表

JIS Z 8115 : 2000

  信頼性用語

IEC 60050-191 : 1990

    International Electrotechnical Vocabulary. Chapter 191 :

Dependability and quality of service

(I)JIS

の規定 (III)国際規格の規定 (IV)JIS と国際規格との技術的差異の項

目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体,附属書 
  表示方法:点線の下線又は実線の側線

項目番号

内容

(II)

国際規

格番号

項目

番号

内容

項 目 ご と の

評価

技術的差異の内容

(V)JIS

と国際

規 格 と の 技 術

的 差 異 の 理 由
及 び 今 後 の 対

1.

  適用範囲

・ IDT

2.

  分類

用語の分類を a)
から o)まで定義
している。

・ MOD/変更 従来の JIS の分類に IEC

の分類を追加した。

3.

  定義

一般・共通 36 語
など合計 421 の

用語を定義

IEC 

60050 

(191)

・ MOD/追加

MOD

/変更

MOD

/削除

従来の JIS にあった定義
について IEC 規格に追加

/変更を行っている。

IEC

規格が技術的に同一

の内容を定義している一

部用語について,混乱をさ
けるため削除している。

IEC

規格に不足している

ソフトウェア関連の規程
内容について,補足してい
る。

IEC

規格の改

訂 を 提 案 し て

いる。

JIS

(原案)と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD 

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    −  IDT………………技術的差異がない。

    −  MOD/削除……国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    −  MOD/追加……国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  MOD/変更……国際規格の規定内容を変更している。


48

Z 8115 : 2000

IEC60050 (191) , Par1

対照表  (

*

は,IEC の改訂案中の番号である)

IEC

番号

英語

番号

用語

01-01 item,

entiry

G1 

アイテム

01-01a

*

 repaiable

item

G2 

修理系

01-02 repaired

item  G3 

修理アイテム

01-03 non-repaired

item

G4 

非修理アイテム

01-04 service

G5 

サービス

01-05 required

function

G6 

要求機能

01-06 functional

mode

G7 

機能モード

01-07 instant

of

time  HR1 

時点

01-08 time

interval

HR2 

期間,時間間隔

01-09 duration,

time

duration

HR3 

持続時間

01-10 accumulated

time

HR4 

累積時間

01-11 measure

G12 

尺度,測度

01-12 operation

G9 

運用

01-13 modification

(of

an item)

MT13 

変更処置

02-01 effectiveness

(performance)

G13 

有効性(能力)

02-02 durability

G16 

耐久性

02-03 dependability  R1 

ディペンダビリテ

02-04 capability

R2 

ケーパビリテイ

02-05 availability

(performance)

A1 

アベイラビリティ 
(アベイラビリテ
ィ性能,アベイラビ
リティ能力)

02-06 reliability

(performance)

R3 

信頼性(信頼性性
能)

02-07 maintainability

(performance)

MM1 

保全性(保全性性
能)

02-08 maintenance

support

performance

MM2 

保全支援能力

02-09

*

 testability

(performance)

T7 

試験容易性(試験容
易性性能)

03-01

*

 defect

SA14 

ディフェクト

03-02

*

 manufacturing

defect

SA15 

製造ディフェクト,
製造欠点

03-03

*

 design

defect

SA16 

設計ディフェクト

03-04

*

 information

defect,

documentation

defect

SA17 

情報ディフェクト,
文書ディフェクト

03-06

*

 nonconformity  G18 

不適合

03-07

*

 bug

バグ(解説参照)

04-01 failure

F1 

故障

04-02 critical

failure  F25 

致命的故障

04-03 non-critical

failure

F26 

非致命的故障

04-04 misuse

failure  F19 

誤使用による故障

IEC

番号

英語

番号

用語

04-05 mishandling

failure

F20 

誤操作による故障

04-06 weakness

failure

F27 

弱点故障

04-07 design

failure  F30 

設計故障

04-08 manufacturing

failure

F31 

製造故障

04-09 ageing

failure,

wearout failure

F11 

経年故障,摩耗故障

04-10 sudden

failure  F7 

突発性故障

04-11 gradual

failure,

drift failure

F9 

経時変化故障,ドリ
フト故障

04-12 catastrophic

failure,

cataleptic

failure

F8 

突発性全機能喪失
故障

04-13 relevant

failure F23 

該当故障

04-14 non-relevant

failure

F24 

非該当故障

04-15 primary

failure F13 

一次故障

04-16 secondary

failure

F14 

二次故障

04-17 failure

cause

F4 

故障原因

04-18 failure

mechanism F3 

故障メカニズム

04-19 reproducible

failure,

systematic failure

F29 

決定論的原因故障,
再現可能故障

04-20 complete

failure

F22 

全機能喪失故障

04-21 partial

failure  F21 

部分的故障

04-22 degradation

failure

F10 

劣化故障

04-23

*

 common

cause

failures

F32 

共通原因故障

04-24

*

 common

mode

failures

F33 

共通モード故障

05-01 fault

FS1 

フォールト

05-02 critical

fault

FS2 

致命的フォールト

05-03 non-critical

fault

FS3 

非致命的フォール

05-04 major

fault

FS4 

重度フォールト

05-05 minor

fault

FS5 

軽度フォールト

05-06 misuse

fault

FS6 

誤使用によるフォ
ールト

05-07 mishandling

fault

FS7 

誤操作によるフォ
ールト

05-08 weakness

fault  FS8 

弱点フォールト

05-09 design

fault

FS9 

設計フォールト

05-10 manufacturing

fault

FS10 

製造フォールト

05-11 ageing

fault,

wearout fault

FS11 

経年フォールト,摩
耗フォールト


49

Z 8115 : 2000

IEC

番号

英語

番号

用語

05-12 programme-sensiti

ve fault

FS12 

プログラム依存性
のフォールト

05-13 data-sensitive

fault

FS13 

データ依存性のフ
ォールト

05-14 complete

fault,

function-preventin

g fault

FS14 

全機能喪失フォー
ルト

05-15 partial

fault

FS15 

部分的フォールト

05-16 permanent

fault,

persistent fault,

solid fault

FS16 

永続フォールト

05-17 intermittent

fault,

volatile fault,

transient fault

FS17 

一時的フォールト

05-18 determinate

fault

FS18 

確定性フォールト

05-19 indeterminate

fault

FS19 

非確定性フォール

05-20 latent

fault

FS20 

潜在フォールト

05-21 systematic

fault FS21 

決定論的原因フォ
ールト

05-22 fault

mode

FS22 

フォールトモード

05-23 faulty

GM11 

フォールトがある

05-24 error

G19 

エラー,誤り

05-25 human

error,

mistake

G20 

ヒューマンエラー,
間違い

06-01 operating

state  ST1 

動作状態

06-02 non-operating

state

ST2 

非動作状態

06-03 standby

state  ST3 

待機状態

06-04

idle state, free

state

ST4 

アイドル状態

06-05 disabled

state,

outage

ST5 

動作不能状態

06-06 external

disabled

state

ST6 

外的動作不能状態

06-07

down state, intenal

disabled state

ST7 

ダウン状態,内的動
作不能状態

06-08 up

state

ST8 

アップ状態

06-09 busy

state

ST9 

ビジー状態

06-10 critical

state

ST10 

致命的状態

06-11

*

 malfunction

ST11 

機能不全

06-11

*

 degraded

state  ST12 

劣化状態

06-12

*

 derated

state

ST14 

負荷軽減状態

07-01 maintenance

MA1 

保全,保守

07-02 maintenance

philosophy

MA2 

保全理念

07-03 maintenance

policy

MA3 

保全方針

07-04 line

of

maintenance,

maintenance

MA4 

保全場所

IEC

番号

英語

番号

用語

echelon

07-05 indenture

level

(for

maintenance)

MA5 

保全実施単位

07-06 level

of

maintenance

MA6 

保全水準

07-07 preventive

maintetnance

MA7 

予防保全

07-08 corrective

maintenance

MA8 

事後保全

07-09 controlled

maintenance

MA13 

管理保全

07-10 scheduled

maintenance

MA14 

時間計画保全

07-11 unscheduled

maintenace

MA15 

非計画保全

07-12 in

situ

maintenance,

on-site

maintenance,

field maintenance

MA16 

現地保全

07-13 off-site

maintenance

MA17 

現地外保全

07-14 remote

maintenance

MA18 

遠隔保全

07-15 automatic

maintenance

MA19 

自動保全

07-16 deferred

maintenance

MA20 

繰延べ保全

07-17 elementary

maintenance

activity

MA21 

保全作業要素

07-18 maintenance

action,

maintenance

task

MA22 

保全作業

07-19 repair

MA23 

修理

07-20 fault

recognition

MA24 

フォールト認識

07-21 fault

localization,

fault location

(deprecated in

this sense)

AN3 

フォールト位置特

07-22 fault

diagnosis  AN4 

フォールト診断

07-23 fault

correction MA25 

フォールト是正

07-24 function

check-out MA26 

機能点検

07-25 recovery,

restoration

MA27 

回復,修復

07-26 supervision,

monitoring

MA28 

監視

07-27 maintenance

entity

MA29 

保全対象


50

Z 8115 : 2000

IEC

番号

英語

番号

用語

07-28 function-affecting

maintenance

MA30 

機能影響保全

07-29 function-preventin

g maintenance

MA31 

機能停止保全

07-30 function-degradin

g maintenance

MA32 

機能低下保全

07-31 function-permittin

g maintenance

MA33 

機能維持保全

08-01 maintenance

time

HM1 

保全時間

08-02 maintenance

man-hours

HM2 

保全工数

08-03 active

maintenance

time

HM3 

実働保全時間

08-04 preventive

maintenance

time

HM4 

防保全時間

08-05 corrective

maintenance

time

HM5 

事後保全時間

08-06 active

preventive

maintenance

time

HM6 

実働予防保全時間

08-07 active

corrective

maintenance

time

HM7 

実働事後保全時間

08-08 undetected

fault

time

HM8 

フォールト検出時

08-09 administrative

delay (for

corrective

maintenance)

HM9 

管理遅延時間

08-10 logistic

delay  HM10 

補給遅延時間

08-11 fault

correction

time

HM11 

フォールト是正時

08-12 technical

delay HM12 

技術遅延時間

08-13 check-out

time HM13 

点検時間

08-14 fault

diagnosis

time

HM14 

フォールト診断時

08-15 fault

localization

time, fault

location time

(deprecated)

HM15 

フォールト位置特
定時間

08-16 repair

time

HM16 

修理時間

09-01 operating

time  HS1 

動作時間

09-02 non-operating

time

HS2 

非動作時間

09-03 required

time  HS4 

機能要求時間

09-04 non-required

time

HS5 

機能不要求時間

09-05 standby

time  HS6 

待機時間

09-06

free time, idle

HS7 

アイドル時間

IEC

番号

英語

番号

用語

time

09-07 disabled

time  HS8 

動作不能時間

09-08 down

time

HS9 

ダウン時間

09-09 accumulated

down

time

HS10 

累積ダウン時間

09-10 external

disabled

time, extemal

loss time

HS11 

外的動作不能時間

09-11 up

time

HS12 

アップ時間

10-01

time to first failure HR7 

最初の故障までの
時間

10-02

time to failure

HR8 

故障までの時間

10-03 time

between

failures

HR9 

故障間隔

10-04 operating

time

between

failures

HR10 

故障間動作時間

10-05 time

to

restoration,

time to recovery

HR11 

回復時間,修復時間

10-06 useful

life

HR12 

耐用寿命,有用寿命

10-07 early

failure

period

HR13 

初期故障期間

10-08 constant

failure

intensity period

HR14 

偶発故障期間

10-09 constant

failure

rate period

HR14 

偶発故障期間
(HR14 の備考 1)

10-10 wear-out

failure

period

HR15 

摩耗故障期間

11-01 instantaneous

availability

A2 

瞬間アベイラビリ
ティ

11-02 instantaneous

unavailability

A3 

瞬間アンアベイラ
ビリティ

11-03 mean

availability

A4 

平均アベイラビリ
ティ

11-04 mean

unavailability

A5 

平均アンアベイラ
ビリティ

11-05 asymptotic

availability

A6 

漸近アベイラビリ
ティ

11-06 (steady-state)

availability

(定常)アベイラビ
リティ(解説参照)

11-07 asymptotic

unavailability

A7 

漸近アンアベイラ
ビリティ

11-08 (steady-state)

unavailability

(定常)アンアベイ
ラビリティ(解説参
照)

11-09 asymptotic

mean

availability

A8 

漸近平均アベイラ
ビリティ

11-10 asymptotic

mean

unavailability

A9 

漸近平均アンアベ
イラビリティ

11-11

mean up time

HS13 

平均アップ時間,


51

Z 8115 : 2000

IEC

番号

英語

番号

用語

MUT

11-12

mean down time

HS14 

平均ダウン時間,
MDT

11-13 mean accumulated

down time

HS15 

平均累積ダウン時
間,MADT

12-01 reliability

R6 

信頼度

12-02 failure

rate,

instantaneous

failure rate

R9 

故障率

12-03

mean failure rate

R9 

平均故障率(R9 の
備考 3)

12-04 failure

intensity,

instantaneous

failure intensity

R10 

(瞬間)故障強度

12-05 mean

failure

intensity

R11 

平均故障強度

12-06

mean time to first

failure

R12 

最初の故障までの
平均時間,MTTFF

12-07

mean time to

failure

R13 

故障までの平均時
間,MTTF

12-08 mean

time

between

failures

R14 

平均故障間隔

12-09 mean

operating

time between

failures

R15 

平均故障間動作時
間,MTBF

13-01 maintainability MM3 

保全度

13-02 repair

rate,

instantaneous

repair rate

MM4 

修復率

13-03

mean repair rate

MM5 

平均修復率

13-04 mean

maintenance

man-hours

MM6 

平均保全工数

13-05

mean repair time

MM7 

平均修理時間

13-06 p-fractile

repair

time

MM8 

p

‐パーセント点修

理時間

13-07 mean

active

corrective

maintenance

time

MM9 

平均実働事後保全
時間

13-08

mean time to

repair

(deprecated),

mean time to

recovery, mean

time to

restoration,

MM10 

平均修復時間,
MTTR

13-09 fault

coverage  MM11 

フォールト認識率

13-10 repair

coverage MM12 

修理成功率

13-11 mean

administrative

MM13 

平均管理遅延

IEC

番号

英語

番号

用語

delay

13-12 p-fractile

administrative

delay

MM14  p

−分位数管理遅延

/第 p 分位点管理遅

13-13 mean

logistic

delay

MM15 

平均補給遅延

13-14 p-fractile

logistic

delay

MM16  p

−パーセント点補

給遅延時間

14-01 test

T1 

試験

14-02 compliance

test T10 

適合試験

14-03 determination

test

T8 

決定試験

14-04 laboratory

test  T13 

試験室試験

14-05 field

test

T15 

フィールド試験

14-06 endurance

test  T17 

耐久性試験

14-07 accelerated

test T18 

加速試験

14-08

step stress test

T23 

ステップストレス
試験

14-09 screening

test  T37 

スクリーニング試

14-10 time

acceleration

factor

T20 

時間加速係数

14-11 failure

rate

acceleration

factor

T22 

故障率加速係数

14-12 failure

intensity

acceleration

factor

T21 

故障強度加速係数

14-13 maintainability

verification

T35 

保全性検証

14-14 maintainability

demonstration

T36 

保全性実証

14-15 observed

data  G21 

観測データ

14-16 test

data

T2 

試験データ

14-17 field

data

T3 

フィールドデータ

14-18 reference

data  T4 

基準データ

14-19

*

 censored

test

T27 

中途打切試験

15-01 redundancy

D3 

冗長

15-02 active

redundancy D4 

常用冗長

15-03 standby

redundancy

D7 

待機冗長

15-04 fail

safe

D16 

フェールセーフ

15-05 fault

tolerance  D21 

フォールトトレラ
ンス

15-06 fault

masking  D22 

フォールトマスキ
ング

15-07

*

 fun

redundancy  D5 

全冗長

15-08

*

 partial

redundancy D6 

部分冗長

15-09

*

 hot

stand

by

D8 

熱予備,熱待機

15-10

*

 cold

standby

D9 

冷予備,冷待機

15-11

*

 derating

D13 

ディレーティング

16-01 prediction

AN11 

予測


52

Z 8115 : 2000

IEC

番号

英語

番号

用語

16-02 reliability

model

AN12 

信頼性モデル

16-03 fault

modes

and

effects analysis

failure modes

and effects

analysis

(deprecated)

AN9 

FMEA

,フォールト

モード・影響解析

16-04 fault

modes,

effects and

criticality

analysis/failure

modes, effects

and criticality

analysis

(deprecated)

AN10 

FMECA

,フォール

トモード・影響及び
致命度解析

16-05

fault tree analysis  AN8 

フォールトの木解
析,FTA

16-06 stress

analysis  AN5 

ストレス解析

16-07 reliability block

diagram

D2 

信頼性ブロック図

16-08 failt

tree

AN7 

フォールトの木

16-09 state-transition

diagram

AN13 

状態推移図,状態遷
移図

16-10 stress

model

AN6 

ストレスモデル

16-11 fault

analysis  AN2 

フォールト解析

16-12 failure

analysis AN1 

故障解析

16-13 maintainability

model

AN14 

保全性モデル

16-14 maintainability

prediction

AN15 

保全性予測

16-15 maintenance

tree

AN16 

保全の木

16-16 maintainability

allocation,

maintainability

apportionment

AN17 

保全性配分

16-17

*

 stress

G10 

ストレス

16-18

*

 stress

raito

T19 

ストレス比

17-01 learning

process

(for reliability)

MT16 

学習過程(信頼性分
野)

17-02 burn-in

(for

repairable

hardware)

T41 

バーンイン(修理
系)

17-03

burn-in (for a non-  T42 

バーンイン(非修理

IEC

番号

英語

番号

用語

repairable item)

系)

17-04 reliability

growth

MT15 

信頼性成長

17-05 reliability

improvement

MT12 

信頼性改善

17-06 reliabilityand

maintainability

management

MT1 

信頼性・保全性管理

17-07 reliability

and

maintainability

assurance

MT2 

信頼性・保全性保証

17-08 reliability

and

maintainability

control

MT1 

信頼性・保全性管理
(狭義)(MT1 の備
考)

17-09 reliability

and

maintainability

programme

MT13 

信頼性・保全性プロ
グラム

17-10 reliability

and

maintainability

plan

MT4 

信頼性・保全性計画

17-11 reliability

and

maintainability

audit

MT5 

信頼性・保全性監査

17-12 reliability

and

maintainability

surveillance

MT6 

信頼性・保全性サー
ベイランス

17-13 design

review  MT7 

デザインレビュー,
設計審査,DR

18-01 true

GM1 

真の

18-02 predicted

GM2 

予測された

18-03 extrapolated

GM3 

挿入された

18-04 estimated

GM4 

推定された

18-05 inherent,

intrinsic

G5 

国有の,本質の

18-06 operational

GM6 

運用の

18-07 average

(noun)

(deprecated),

mean (noun and

adjective)

G7 

平均,平均の

18-08 p-fractile

GM8 

p

−パーセント点の

18-09 instantaneous  GM9 

瞬間の

18-10 steady-state

GM10 

定常の


53

Z 8115 : 2000

信頼性規格整合化推進委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

塩  見      弘

元中央大学教授

(委員)

中  村  國  臣

電子技術総合研究所

石  野      宏

株式会社東芝

小野寺  勝  重

株式会社日立製作所

成  田  義  信

三菱電機株式会社

広  瀬  民  雄

松下通信工業株式会社

益  田  昭  彦

日本電気株式会社

秋  田  雄  志

財団法人鉄道総合技術研究所

山  内  慎  二

財団法人新日本

ITU

協会

渡  邊      均

 NTT

株式会社

兼  谷  明  男

通商産業省工業技術院

川  崎  義  人

財団法人日本科学技術連盟

佐々木  正  文

北海道情報大学

鈴  木  喜  久

東京工芸大学

当  麻  喜  弘

東京電機大学

鳥  居  宏  次

奈良先端科学技術大学院

永  沼  啓  二

郵政省電気通信局電波部

夏  目      斌

筑波技術短期大学

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

堀  籠  教  夫

東京商船大学

三  根      久

社団法人関西電子工業振興センター

向  殿  政  男

明治大学

武  藤  時  雄

社団法人

SHM

(事務局)

川  合      進

社団法人電子情報通信学会

信頼性用語原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

当  麻  喜  弘

東京電機大学

(幹事)

中  村  國  臣

電子技術総合研究所

石  野      宏

株式会社東芝

小野寺  勝  重

株式会社日立製作所

砂  塚  利  彦

日本電気株式会社

成  田  義  信

三菱電機株式会社

西      秀  雄

株式会社日立製作所

西      干  機

埼玉日本電気株式会社

西  岡  和  也

三菱電機株式会社

平  井  通  宏

株式会社日立製作所

益  田  昭  彦

日本電気株式会社

三  浦  正  俊

松下通信工業株式会社

森          真

沖電気工業株式会社

矢杉井  久  雄

沖電気工業株式会社

矢  野  弓之介

株式会社富士通コンピュータテクノロジ

山  本  耕  一

横河電機株式会社

秋  田  雄  志

財団法人鉄道総合技術研究所

黒  崎  忠  明

宇宙開発事業団

下  平  勝  幸

高信頼性部品株式会社

野  沢  敏  矩

NEL

山  内  慎  二

財団法人新日本

ITU

協会

渡  邊      均

 NTT

株式会社

加  藤  治  郎

東和大学


54

Z 8115 : 2000

氏名

所属

鎌  倉  稔  成

中央大学

菅  野  文  友

帝京平成大学

久  保  陽  一

財団補人日本電子部品信頼性センター

鳴  神  長  昭

財団法人日本電子部品信頼性センター

佐々木  正  文

北海道情報大学

佐  藤  吉  信

東京商船大学

塩  見      弘

元中央大学教授

永  沼  啓  二

郵政省電気通信局電波部

夏  目      斌

筑波技術短期大学

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

畠  山      孝

通商産業省工業技術院

古  谷  勝  美

東京電機大学

堀  籠  教  夫

東京商船大学

向  殿  政  男

明治大学

(事務局)

川  合      進

社団法人電子情報通信学会

基礎・事象等検討小委員会  構成表

氏名

所属

(主査)

山  内  慎  二

財団法人新日本

ITU

協会

(主査代理)

佐  藤  吉  信

東京商船大学

(幹事)

河  内  満  幸

株式会社日立製作所

石  野      宏

株式会社東芝

西      秀  雄

株式会社日立製作所

平  井  通  宏

株式会社日立製作所

鎌  倉  稔  成

中央大学

夏  目      斌

筑波技術短期大学

保全・時間等検討小委員会  構成表

氏名

所属

(主査)

小野寺  勝  重

株式会社日立製作所

(幹事)

渡  邊      均

 NTT

株式会社

砂  塚  利  彦

日本電気株式会社

成  田  義  信

三菱電機株式会社

三  浦  正  俊

松下通信工業株式会社

矢  野  弓之介

株式会社富士通コンピュータテクノロジ

福  岡      博

財団法人鉄道総合技術研究所

鎌  倉  稔  成

中央大学

夏  目      斌

筑波技術短期大学

試験・解析等検討小委員会  構成表

氏名

所属

(主査)

益  田  昭  彦

日本電気株式会社

(幹事)

有  川      寛

日本放送協会

(幹事)

山  本  敏  男

株式会社タバイエスペック

西  岡  和  也

三菱電機株式会社

矢杉井  久  雄

沖電気工業株式会社

矢  野  弓之介

株式会社富士通コンピュータテクノロジ

黒  崎  忠  明

宇宙開発事業団

野  沢  敏  矩

NEL

下  河  利  行

航空宇宙技術研究所


55

Z 8115 : 2000

調整小委員会  構成表

氏名

所属

(主査)

中  村  國  臣

電子技術総合研究所

石  田      勉

日本アイ・ビー・エム株式会社

成  田  義  信

三菱電機株式会社

西      干  機

埼玉日本電気株式会社

三  浦  正  敏

松下通信工業株式会社

矢  野  弓之介

株式会社富士通コンピュータテクノロジ

秋  田  雄  志

財団法人鉄道総合技術研究所

渡  邊      均

 NTT

株式会社

佐  藤  吉  信

東京商船大学

システム等検討小委員会  構成表

氏名

所属

(主査)

向  殿  政  男

明治大学

(幹事)

矢  野  弓之介

株式会社富士通コンピュータテクノロジ

大  賀      健

株式会社日立製作所

益  田  昭  彦

日本電気株式会社

秋  田  雄  志

財団法人鉄道総合技術研究所

有  川      寛

日本放送協会

ソフトウェア等検討小委員会  構成表

氏名

所属

(主査)

夏  目      斌

筑波技術短期大学

菊  本  正  紀

日本ノーベル株式会社

奈  良  隆  正

株式会社日立製作所

保  田  勝  道

株式会社日立製作所

山  内  慎  二

財団法人新日本

ITU

協会

東      基  衛

早稲田大学

大  野  とし郎

つくば国際大学

大  場      充

広島市立大学

鳥  居  宏  次

奈良先端科学技術大学院大学