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Z 0104

:2013

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  分類  

1

3

  用語及び定義 

1


Z 0104

:2013

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,全国段ボール工業

組合連合会(JCCA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を

改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格で

ある。

これによって,JIS Z 0104:1990 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 Z

0104

:2013

段ボール用語

Glossary of terms used in corrugated fibreboard industry

序文 

この規格は,1969 年に制定され,その後 4 回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は 1990 年に

行われたが,その後の関連する JIS の改正及び廃止に対応するために改正した。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

適用範囲 

この規格は,段ボール工業において用いる主な用語及びその定義について規定する。

分類 

用語の分類は,次による。

a)

段ボール及び段ボール箱の種類

b)

材料及び補助材料

c)

形式,寸法及び設計

d)

機械及び装置

e)

性能及び試験方法

f)

製造方法及びその管理

用語及び定義 

用語及び定義は,次による。

なお,参考として対応英語を示す。また,一つの用語欄に二つ以上の用語を併記してある場合は,記載

の順位に従って優先的に用いる。

注記 1  用語の読み方が紛らわしいものについては,用語の次に括弧書きで読み方を示す。

注記 2  平仮名では分かりにくい場合には,平仮名の後に括弧をつけて表外漢字を示す。

a)

段ボール及び段ボール箱の種類

番号

用語

定義

対応英語(参考)

1001 

段ボール 

波形に成形された中芯の片面又は両面にライナを貼り
合わせたもの。種類によって片面段ボール,両面段ボ

ール,複両面段ボール,複々両面段ボールがあり,ま
た,用途によって外装用段ボール,内装用段ボールに
分類する(JIS Z 1516 参照)

corrugated fibreboard

corrugated board

1002 A

段, 

A

フルート 

段ボールの波形部分を構成する段種の一つで,段の数
が 30 cm 当たり 34±2 段あるもの。AF とも表記する

JIS Z 1516 参照)

A flute


2

Z 0104

:2013

番号

用語

定義

対応英語(参考)

1003 B

段, 

B

フルート 

段ボールの波形部分を構成する段種の一つで,段の数
が 30 cm 当たり 50±2 段あるもの。BF とも表記する
JIS Z 1516 参照)

B flute

1004 C

段, 

C

フルート 

段ボールの波形部分を構成する段種の一つで,段の数
が 30 cm 当たり 40±2 段あるもの。CF とも表記する

JIS Z 1516 参照)

C flute

1005 E

段, 

E

フルート 

段ボールの波形部分を構成する段種の一つで,段の数

が 30 cm 当たり 93±5 段あるもの。EF とも表記する。

E flute

1006 

片面段ボール 

1

枚のライナに,波形に成形された中芯を貼り合わせ

た段ボール。

single face

1007 

両面段ボール 

片面段ボールの段頂にライナを貼り合わせた段ボール
JIS Z 1506 参照)

single wall

1008 

複両面段ボール 

両面段ボールの片側に片面段ボールの段頂を貼り合わ
せた段ボール(JIS Z 1506 参照)

double wall

1009 

複々両面段ボール 

複両面段ボールの片側に片面段ボールの段頂を貼り合
わせた段ボール。

triple wall

1010 

マイクロフルート 

段ボールの波形部分を構成する段種のうち,段高が

1 mm

に満たない極めて薄い段の総称。

microflute

1011 

段ボール箱 

段ボールで作った箱。外装用段ボール箱,内装用段ボ
ール箱の種類がある(JIS Z 1506 参照)

corrugated fibreboard box

corrugated box

1012 

外装用段ボール箱 

使用上の区分で,主に輸送用に用いる段ボール箱(JIS 

Z 1506

参照)

corrugated fibreboard

shipping container

1013 

内装用段ボール箱 

個装をまとめ,それを保護するために用いる段ボール
箱。

interior corrugated

fibreboard box

1014 

防水段ボール 

水による強度の劣化に抵抗性をもつ段ボールの総称。
はっ水段ボール,耐水段ボールの種類がある。また,
防水加工法によって,カーテンコート方式,ロールコ

ート方式がある。

water proof corrugated

fibreboard

1015 

はっ水段ボール 

短時間水がかかっても水をはじいて水滴とし,水の浸
透を防ぐように表面加工した段ボール。

water repellant corrugated

fibreboard

1016 

耐水段ボール 

長時間浸水しても,強度が劣化しにくくなるように加
工した段ボール。

water resistant corrugated

fibreboard

1017 

防水段ボール箱 

水による強度の劣化に抵抗性をもつ段ボール箱の総
称。次の種類がある。

a)

  はっ水段ボール箱

b)

  耐水段ボール箱

water proof corrugated

fibreboard box

1018 

はっ水段ボール箱 

はっ水加工を施した段ボール箱又ははっ水段ボールを
用いて作った段ボール箱。

water repellant corrugated

fibreboard box

1019 

耐水段ボール箱 

長時間浸水しても,強度が劣化しにくくなるように加

工した段ボール箱又は耐水段ボールで作った段ボール
箱。

water resistant corrugated

fibreboard box


3

Z 0104

:2013

b)

材料及び補助材料

番号

用語

定義

対応英語(参考)

2001 

段ボール原紙 

段ボールを製造するために用いる巻取り状の板紙の総

称。ライナ,中芯の種類がある。単に原紙ともいう(JIS 

P 3902

及び JIS P 3904 参照)

containerboard

2002 

ライナ 

段ボールの表裏及び複両面,複々両面段ボールの波形
に成形されない箇所に用いる原紙。用途によって外装
用ライナ及び内装用ライナがある(JIS P 3902 参照)

linerboard

2003 

中芯 

主に段ボールの波形を成形する目的に用いる段ボール
原紙。中芯原紙ともいう(JIS P 3904 参照)

corrugating medium

2004 

はっ水ライナ 

表面をはっ水剤で加工したライナ。

water repellant linerboard

2005 

貼合(てんごう)用接

着剤 

段ボールの製造に用いられる接着剤。でん粉を用いた

ものが多く使われる。

adhesive for corrugated

fibreboard

2006 

耐水接着剤 

耐水段ボール及び耐水段ボール箱の製造に用いる耐水

性をもった接着剤。

water resistant glue

2007 

カットテープ 

段ボール箱を任意の部分で引き裂くために用いるテー

プ。プラスチック製,綿製などがある。ティアテープ
ともいう。

tear tape

2008 

段ボール用印刷インキ  段ボール印刷に用いるインキ。次の種類がある。

a)

  油性インキ

b)

  速乾性インキ

c)

  フレキソインキ

printing ink for corrugated

fibreboard

2009 

油性インキ 

アマニ油で合成樹脂を溶解し,顔料,添加物などを加
えて練り合わせたインキ。他のインキに比べて乾燥時

間が長い。

oil based ink

2010 

速乾性インキ 

エチレングリコールに合成樹脂を溶解し,顔料,添加

物などを混合したインキ。

quick drying ink

2011 

フレキソインキ 

水又はアルコールにアルカリ可溶樹脂を溶解し,顔料,

添加物などを加えて練り合わせ,主に吸収と蒸発とに
よって乾燥するインキ。

flexo graphic ink

2012 

印版 

段ボールの印刷に用いる版。手彫版,鋳造版,感光樹
脂版の種類がある。

printing die

2013 

接合用接着剤 

段ボール箱のジョイント部の接合及び封かんに用いる

主として合成樹脂系の接着剤。グルーともいう。

adhesive for manufacturer’s

joint

glue

2014 

ステッチ 

段ボール箱の接合部及び封かんに用いる,主として亜
鉛又は銅めっきを施してさび止めをした平鋼線。

stitch

wire

2015 

抜型 

段ボールの打抜きに用いる型。平板又はわん曲状の合
板に,鋼製の切刃及びけい線刃を組み込んだもの。

cutting die

c)

形式,寸法及び設計

番号

用語

定義

対応英語(参考)

3001 

 

波形に成形した中芯の形状。フルートともいう。 flute

3002 

段頂 

波形に成形された段の先端部。 flute tip

3003 

坪量 

単位面積当たりの段ボール原紙又は段ボールの質量。1
平方メートル当たりのグラム数で表す。

basis weight

grammage

3004 

紙幅 

段ボール原紙の幅。

width of paper

3005 

流れ方向 

コルゲータでの原紙が進行する方向。段ボールでは段
に直角の方向となる。

machine direction

3006 

幅方向 

段ボールの段に平行な方向。段方向ともいう。 cross

direction


4

Z 0104

:2013

番号

用語

定義

対応英語(参考)

3007 

けい線 

段ボールを折り曲げるために,線状に段を潰した状態。
段に直角に入れたけい線をスコア,段に平行に入れた
けい線をクリーズという。

score

crease

3008 

クリーズ 

段ボールを折り曲げるために,段に対して平行な方向
に入れたけい線。

crease

3009 

スコア 

段ボールを折り曲げるために,段に対して直角方向に
入れたけい線。

score

score line

3010 

内のり寸法 

箱の内側の寸法。 inside

dimens

3011 

外のり寸法 

箱の外側の寸法。 outside

dimension

3012 

加算値 

段ボール箱を設計する際に,内のり寸法に加算する数
値(JIS Z 1506 参照)

additional value

3013 

展開寸法 

段ボール箱の製造時の加工寸法で,内のり寸法に一定
の加算値を加えた寸法。設計寸法ともいう(JIS Z 1506

参照)

working dimension

3014 

単 m

2

(たんへいべい)

1

個の段ボール箱を製造するために使用される段ボー

ルの面積。

square meter

3015 

スロット 

段ボール箱の各フラップ間の溝切りされた部分。 slot

3016 

長さ面 

箱の長さと深さとに囲まれた面。側面(がわめん)と
もいう(JIS Z 1506 及び JIS Z 0201 参照)

side panel

3017 

幅面 

箱の幅と深さとに囲まれた面。単に幅,又はつま面と
もいう(JIS Z 1506 及び JIS Z 0201 参照)

end panel

3018 

 
(かど)

段ボール箱を組み立てた状態における三つのりょう
(稜)の交点。

corner

3019 

りょう(稜) 

段ボール箱を組み立てた状態で,二つの面が交わる線。 edge

3020 

継ぎ代 

箱の接合部分。ジョイントともいう(JIS Z 1506 参照)

。 joint

3021 

手掛け穴 

段ボール箱の持ち運びを容易にするために開けた穴。

hand hole

3022 

フラップ 

段ボール箱の蓋又は底となる折り曲げ面。外フラップ

と内フラップとがある。またフラップの長さによって
突き合せ,重ね合せなどがある。

flap

3023 

オーバーラップ 

天面又は底面のフラップが互いに重なりあった状態。

overlap

3024 

封かん(緘) 

物品若しくは包装物品を容器に収め,又は包んだ状態
の開口部分を封じて内容品を保護する行為。ステッチ

を用いる方法,テープを用いる方法及び接着剤を用い
る方法がある。

sealing

seal

3025 

段ボール箱の形式 

段ボール箱の展開図及び立体図による形式分類。4 桁
のコード番号で示し,上位 2 桁は基本形式を,下位 2
桁は個別形式を示す(JIS Z 1507 参照)

type of corrugated fibreboard

boxes

3026 

ボックスブランク 

段ボール箱を接合する前までの加工が終わった平板状
の段ボール。単にブランクともいう。けい線に沿って

折り曲げ,組み立てると箱になる。

box blank

3027 

抜箱 

抜型で打ち抜いて作った箱。ラップアラウンドケース,
ブリスボックス,ボトムロックケースなどがこれに含

まれる。

die cut box

3028 

トレイ 

段ボール製で,蓋のない比較的深さの浅い容器。 tray

3029 

スリーブ 

両端面を開放した状態で筒状の形をしたもの。 sleeve

3030 

ボトムロックケース 

段ボールの底の部分を組み立てたときに,封かん材を
使わないでロックする形式の箱。

ready glued cases


5

Z 0104

:2013

番号

用語

定義

対応英語(参考)

3031 

セットアップケース 

継ぎ代部を接合した溝切り形(コード番号:02)の段
ボール箱の一種。筒状に引き起こして側方から集積さ
れた内容品を挿入し,両端面を接着剤又はテープで封

かんする(JIS Z 1507 参照)

set up case

3032 

ブリスボックス 

両面及び底面に相当する 1 枚のボックスブランクと幅

面に相当する 2 枚のボックスブランクとを専用機を使
って接合する形式の箱(JIS Z 1507 参照)

rigid type boxes

3033 

ラップアラウンドケー

 

抜型によって段ボールにけい線,溝切りを施したボッ
クスブランク。内容物を中に置いて折り曲げると箱の
形になる。フラップと接合部の封かんは専用機を使っ

て行う。

wrap around case

3034 

附属類 

段ボール箱の内部で商品を安定させるために使用する

仕切り,埋め板,胴枠などの補助材の総称(JIS Z 1507
参照)

interior fitments

3035 

仕切り 

箱の内部を幾つかに区分するための部材。パーティシ

ョンともいう(JIS Z 1507 参照)

partition

3036 

埋め板 

箱の内部の段差を埋めるために用いる部材(JIS Z 1507

参照)

pad

3037 

胴枠 

箱の内側に用いる筒状の補強枠。中枠(なかわく)と

もいう(JIS Z 1507 参照)

tube

inside liner

3038 

パッド 

箱内部の商品の列若しくは層を保護又は分割するため

に用いる,主として平板状の部材(JIS Z 1507 参照)

pad

3039 

バッグインボックス 

外側は段ボール箱で,その内側に抽出口をもつプラス
チック製の袋又は成形容器を装着した二重容器。

bag in box

3040 

安全率 

段ボール箱は,使用される環境などによって圧縮強さ
が低下するため,これらの低下をあらかじめ考慮して

設計する数値。

safety factor

3041 

ケリカットの式 

段ボール原紙の圧縮強さなどから段ボール箱の圧縮強

さを推定する計算式。

Kellicutt formula

3042 

マッキーの式 

段ボールのエッジクラッシュ強さから,段ボール箱の

圧縮強さを推定する計算式。

Mckee formula

3043 

包装制限 

段ボール箱を設計する場合の最大総質量(内容品+包装
材料)及び内のり寸法の和(長さ,幅,深さ)の最大

値(JIS Z 1506 参照)

restrict of maximum box

weight and maximum

inside dimension of box

packaging limit

3044 

ケアマーク 

貨物の流通過程で正常な荷扱い,貨物の保護及び荷扱
い者の安全のため,箱に印刷などで表示するマーク
JIS Z 0150 及び JIS Z 0152 参照)

instruction mark for

handling

3045 

保証マーク 

ルール 41 又はアイテム 222 に基づいて,段ボール箱の
外側に円形又は長方形の枠を用いて,輸送業者が定め

た規定に適合していることの証明を,段ボール製造業
者の名称とともに記載したマーク。

box manufacturer’s

certificate (BMC)

3046 

アイテム 222 

アメリカ国内の貨物輸送に際して,自動車輸送業者が
想定した輸送規則の中の,段ボール箱及びソリッドフ
ァイバー箱に関する規則。

Item 222

3047 

ルール 41 

アメリカ国内の貨物輸送に際して,鉄道輸送業者が規
定した輸送規則の中の,段ボール箱及びソリッドファ
イバー箱に関する必要条件を定めた規則。

Rule 41


6

Z 0104

:2013

d)

機械及び装置

番号

用語

定義

対応英語(参考)

4001 

コルゲータ 

段ボールを製造する機械。コルゲートマシン又は貼合

機ともいう。

corrugator

4002 

シングルフェーサ 

コルゲータの一部で,片面段ボールを製造する装置。

フィンガー方式とフィンガレス方式がある。

single facer

4003 

段ロール 

コルゲータの一部で,中芯を波形に成形するためのロ

ール。上(うえ)ロールと下(した)ロールがある。

corrugating roll

4004 

フィンガー方式 

コルゲータのシングルフェーサで,フィンガープレー

トを備えた方式。

finger system

4005 

フィンガープレート 

コルゲータのシングルフェーサで,波形に成形された
中芯を段ロールから離れないように支える弧状の案内

板。単にフィンガともいう。

finger plate

4006 

フィンガレス方式 

コルゲータの一種で,シングルフェーサにおいてフィ

ンガープレートを使用しないで,波形に成形された中
芯を段ロールから離れないように案内する方式。ノー
フィンガー方式ともいう。

fingerless system

4007 

ベルトプレス方式 

コルゲータの一種で,シングルフェーサにおいて段ロ
ールで成形された中芯とライナとを,プレスロールを

用いず耐熱ベルトで圧着して貼り合わせる方式。

belt press system

4008 

スプライサ 

コルゲータの一部で,段ボール原紙を継ぎ合わせる装

置。

splicer

4009 

プレコンディショナ 

コルゲータの一部で,中芯の巻きぐせを修正し,正し
く波形に成形されるように熱及び蒸気を与えて調湿す

る装置。

preconditioner

4010 

プレヒータ 

コルゲータの一部で,段ボール原紙及び片面段ボール

の片面を連続して予熱する装置。

preheater

4011 

ミルロールスタンド 

コルゲータの一部で,段ボール原紙を支持する装置。

mill roll stand

4012 

のり(糊)付け部 a)  コルゲータのシングルフェーサ及びダブルフェー

サの一部で,段頂にのり(糊)付けする部分。

b)

製箱機で段ボール箱の継ぎ代に接着剤を転移させ
る部分。

glueing part

4013 

アプリケーターロール  波形に成形された中芯の段頂に,貼合用接着剤を直接

転移させるためのロール。グルーロール,のり(糊)
ロールともいう。

applicator roll

4014 

テークアップコンベヤ  片面段ボールをシングルフェーサからブリッジに運び

上げるベルトコンベヤ。

take up conveyer

4015 

ダブルフェーサ 

コルゲータの一部で,片面段ボールとライナとを両面
段ボール又はそれ以上の多層に貼り合わせる装置。ダ
ブルバッカともいう。

double facer

4016 

プレスロール 

コルゲータの一部で,波形に成形された中芯の段頂と,
ライナの接触面とを加熱しながら加圧接着させるロー

ル。

press roll

4017 

グルーイングマシン 

コルゲータの一部で,片面段ボールを予熱して段頂に
のり(糊)を付ける装置。グルーマシンともいう。

gluing machine

4018 

ライダーロール 

コルゲータのダブルフェーサののり(糊)付け部を通
過する片面段ボールと,アプリケーターロールとの間

隔を調整するロール。片面段ボールの振動を防止する
役目ももつ。

rider roll


7

Z 0104

:2013

番号

用語

定義

対応英語(参考)

4019 

ウェイトロール 

コルゲータのダブルフェーサ部で,上部ベルトの上か
ら段ボールに圧力を加え,接着を促進させるためのロ
ール。バラストロールともいう。

weight roll

4020 

ブリッジ 

コルゲータの一部で,片面段ボールをシングルフェー
サからダブルフェーサまで送るコンベヤを付設した架

橋状の部分。

bridge

4021 

ヒーティングパート 

コルゲータのダブルフェーサの一部で,段頂にのり

(糊)を付けた片面段ボールとライナとを加熱接着す
る装置。

heating part

4022 

クーリングパート 

コルゲータのダブルフェーサの一部で,ヒーティング
パートを通過した段ボールを空冷し,安定した状態で
カットオフマシンまで送り出す部分。

cooling part

4023 

熱盤 

コルゲータのヒーティングパートの一部で,鉄製で中
空の箱に蒸気を入れて加熱し,段ボールの接着を完成
させる装置。

heating plate

4024 

スリッタースコアラ 

段ボールを幅方向に切断してけい線を入れる装置。 slitter

scorer

4025 

カットオフマシン 

コルゲータの一部で,段ボールを流れ(進行)方向に
直角に切断する装置。カットオフともいう。

cut off machine

4026 

ロータリーシャ 

コルゲータの一部で,製造ロットを変更するときに,
スリッタの前でシートを切り離すために使う回転式切
断装置。

rotary shear

4027 

スタッカ 

コルゲータ,印刷機,ダイカッタなどの排出部で,段
ボールを積み重ねる装置。

stacker

4028 

製箱機 

段ボール箱を製造する一連の機械の総称。 converting

machine

4029 

スリッタ 

段ボールを幅方向に切断する装置。 slitter

4030 

スロッタ 

段ボールに切り込み溝を入れる装置。 slotter

4031 

グルア 

接合用接着剤を用いて,ボックスブランクを接合する

機械。

gluer

4032 

フォルダーグルア 

ボックスブランクを折り畳みながら,継ぎしろ部をの

り(糊)付けして箱に仕上げる機械。

folder gluer

4033 

ステッチャ 

段ボールの接合部を平鋼線で接合する機械。 stitcher

4034 

プリンタ 

段ボールに印刷する機械。段ボールシートの通し方向
によって縦通し印刷機と横通し印刷機とに区分され

る。

printer

4035 

プリンタースロッタ 

段ボールに印刷し,切り込み溝を入れる装置。印刷,
断裁,けい線,溝切りなどの加工を連続して行うこと

ができる。

printer slotter

4036 

フレキソフォルダーグ

ルア 

フレキソインキを用いた印刷とグルー接合とを連続し

て行う機能を備えた機械。

flexo folder gluer

4037 

フィードロール 

製箱加工する段ボールを,給紙部から次の機構に送り

込むロール。

feed roll

4038 

アニロックスロール 

フレキソインキを印版に均一に転移させるためのロー

ル。

anilox roll

4039 

クリーザ 

段ボールを折り曲げるために,段ボールの段に平行な
けい線を施す装置。

creaser

4040 

フォールディング部 

製箱機で段ボールを折りたたむ部分。 folding part


8

Z 0104

:2013

番号

用語

定義

対応英語(参考)

4041 

ダイカッタ 

刃物,けい線などを組み込んだ抜型を使い,段ボール
を打ち抜く機械。ロータリー方式とプラテン方式とが
ある。

die cutter

4042 

プラテンダイカッタ 

ダイカッタの一種で,段ボールを平板状の抜型と平板
状の受け台との間で打ち抜く機械。平盤ダイカッタと

もいう。

platen die cutter

4043 

ロータリーダイカッタ  ダイカッタの一種で,わん曲した抜型と円筒状の受け

ロールを回転させ,その間に段ボールを送り込んで打
抜き加工を行う機械。

rotary die cutter

4044 

ソフトダイカッタ 

抜型の刃を軟質のアンビルシリンダに食い込ませて打
ち抜くロータリー方式のダイカッタ。

soft cut die cutter

4045 

ハードダイカッタ 

抜型の刃と硬質のアンビルシリンダとを接触させて打

ち抜くロータリー方式のダイカッタ。

hard cut die cutter

4046 

フレキソダイカッタ 

フレキソインキを用いた印刷と打抜きとを連続して行

う機能を備えた機械。

flexo die cutter

4047 

アンビルシリンダ 

段ボールの打抜きに用いる円筒状の受け台。 anvil

cylinder

e)

性能及び試験方法

番号

用語

定義

対応英語(参考)

5001 

含水率 

材料中に含まれている水分を百分率で表した値。 moisture

content

5002 

破裂強さ試験 

ライナ又は段ボールを試験機にジグを用いて固定し,

これにゴム隔膜を介したグリセリンによって圧力を加
え,破裂した際の強度を圧力計によって測定する試験
JIS P 8131 参照)

bursting strength test

5003 

比破裂強さ 

紙及び板紙の破裂強さをその坪量で除した数値。

specific bursting strength

5004 

リングクラッシュ試験  ライナ及び中芯の圧縮強さを測定する試験

JIS P 8126 参照)

ring crush test

5005 

比圧縮強さ 

リングクラッシュ試験による圧縮強さをその坪量で除

した数値。

specific compression

strength

5006 

コンコラメジュム試験  段成形した中芯の平面圧縮強さ試験。

Concora medium test

5007 

吸水度 

紙及び板紙が水を吸収する程度(JIS P 8140 及び JIS P 

8141

参照)

water absorptiveness

5008 

平滑度 

紙の表面の平滑さの度合い(JIS P 8119 参照)

。 smoothness

5009 

繊維方向 

段ボール原紙を製造する工程で,パルプ繊維が縦方向

に並ぶ状態。これによって紙の強度,寸法安定性など
の特性に縦横差が表れる。

fiber orientation

5010 

厚さ 

段ボールの厚さ。段ボールを定められた測定板で挟ん
で測定する。

thickness

5011 

水分試験 

段ボールが含有する水分を測定する試験(JIS P 8127
参照)

moisture test

5012 

段ボール垂直圧縮強さ

試験 

段ボールの段の垂直方向に圧縮荷重を加え,試験片が

完全に座屈するときの強度を測定する試験。エンドク
ラッシュテスト,エッジクラッシュテスト又はコラム
クラッシュテストともいう(JIS Z 0403-2 参照)

end crush test

edge crush test

column crush test

5013 

段ボール平面圧縮強さ

試験 

段ボールの平面に対して垂直に,かつ,ライナの面が
横滑りを生じない状態で圧縮荷重を加え,試験片の波

形が完全に圧壊するときの強度を測定する試験(JIS Z 

0403-1

参照)

flat crush test


9

Z 0104

:2013

番号

用語

定義

対応英語(参考)

5014 

接着力試験 

段ボール各段種別に用意された一対のくし(櫛)状の
試験ジグをライナと中芯との間に差し込んで,圧縮し,
ライナと中芯との接着力を測定する試験(JIS Z 0402

参照)

adhesion test

5015 

衝撃あな開け強さ試験  直角三角すいの貫通部をもつ振子式アームによって段

ボールを貫通させ,それに要する仕事量を測定する試
験(JIS P 8134 参照)

puncture test

5016 

はっ水度試験 

段ボール表面の水をはじく度合いを測定する試験。

water repellent test

5017 

包装貨物の評価試験方

法の通則 

包装貨物が流通過程における振動,落下衝撃及び圧縮

に対する保護の程度を評価する規定(JIS Z 0200 
照)

general rules of performance

testing for packaged

freights

5018 

包装貨物試験の前処置  包装貨物を試験する際,先立って行う前処置の温湿度

条件及び方法(JIS Z 0203 参照)

conditioning of packaged

freights for testing

5019 

段ボール箱圧縮強さ試

 

段ボール箱に圧力を加え,箱の圧縮強度を測定する試

験(JIS Z 0212 参照)

compression test

5020 

振動試験 

包装貨物を振動台に載せ,振動を与えることによって,

箱及び内容品の強度又は破損度を測定する試験(JIS Z 

0232

参照)

vibration test

5021 

落下試験 

包装貨物を所定の高さから落下させて,箱及び内容品
の強度又は破損度を測定する試験(JIS Z 0202 参照)

drop test

5022 

水平衝撃試験 

包装貨物を載せた台車を,所定の距離から水平滑走又

は傾斜滑走させ衝撃板に衝突させて,箱及び内容品の
強度又は破損度を測定する試験。傾斜衝撃試験も含ま
れる(JIS Z 0205 参照)

horizontal impact test

5023 

散水試験 

包装貨物に一定量の水を散水して防水性を調べる試験
JIS Z 0216 参照)

spray test

5024 

耐候試験 

温度,湿度などの相対外気条件による劣化度を測定す
る試験。

weather resistant test

5025 

耐光試験 

太陽光線による段ボール及びその印刷面の退色を測定
する試験(JIS B 7754 参照)

fading resistant test

f)

製造方法及びその管理

番号

用語

定義

対応英語(参考)

6001 

貼合 
(てんごう)

ライナと中芯を使用して段ボールを製造する行為。 corrugation

6002 

段繰り率 

単位長さのライナに対する中芯の使用率。

take up factor

6003 

スタインホール方式 

でん粉液をか性ソーダ液でこ(糊)化し,別に水を混
ぜたでん粉と混合して接着剤を作る方式。キャリア部

とメイン部とからなる。

Stein Hall process

6004 

キャリア部 

スタインホール方式の製こ(糊)過程で,でん粉液を

か性ソーダ液でこ(糊)化した部分。のり(糊)液の
粘度保持及びメインでん粉を完全膨潤させる役割を担
う。

carrier part

6005 

メイン部 

スタインホール方式の製こ(糊)過程で,でん粉液を
水に混ぜ合わせた部分。キャリア部を受け入れて接着

剤が仕上がる。

main part

6006 

倍水率 

コルゲータで使用する接着剤の水量をでん粉の倍数で

表した値。

ratio of total water to total

starch


10

Z 0104

:2013

番号

用語

定義

対応英語(参考)

6007 

テンション 

コルゲータにおけるライナ,中芯及び片面段ボールの
張り。

tension

6008 

ニップ圧 

コルゲータで上(うえ)段ロール及び下(した)段ロ
ールとプレスロールとを密着させる圧力。

nip pressure

6009 

ブレーキ 

コルゲータで,原紙及び片面段ボールに張力を加える
行為。

brake

6010 

モイスナ 

段ロールに送り込まれる直前の中芯の表面に湿り蒸気
を吹き付け,段の成形を容易にする行為。

moistener

6011 

層間剝離 

板紙のすき合せ層間の強度が弱いため,層間で離れる

状態。

ply separation

6012 

表層剝離 

ライナの層間剝離のうち,特に表層が剝離する現象。

surface delamination

6013 

反り 

表裏ライナの水分差などによって生じる段ボールの変
形状態。

warp

6014 

ウォッシュボード 

段ボールの表面に,段の方向に細かい凹凸が生じて波
板のようになった状態。

washboard

6015 

耳ずれ 

段ボールのライナ及び中芯の両端が不ぞろいになった
状態。

incorrect aligned edge

6016 

フィッシュテール 

箱の接合部分の間隔が上下で異なった状態。 fish

tail

6017 

不整段 

段ボールの製造時に生じる異常な形状の段。段つぶれ,

段流れなどがある。

irregular formed flute

6018 

フラッフアウト 

波形に成形された中芯が遠心力で下段ロールから飛び

出す現象。

fluff out

6019 

ブリスタ 

貼合後,段ボール表面のライナがちりめん状のしわ又
は小さな膨らみになる状態。薄物のライナを貼り合わ

せた場合に,熱と水分の影響を受けて発生しやすい。

blister

6020 

プレスマーク 

コルゲータでプレスロールの加圧によってライナの表

面に現れる線状の痕。

press mark

6021 

プレプリント 

貼合する前のライナにあらかじめ印刷する行為。段ボ

ールに印刷するよりも精度の高い印刷が可能である。

preprinting

6022 

フレキソ印刷 
 

柔軟な版と速乾性の水性フレキソインキとを用いた印

刷方法。

flexo printing

6023 

プロセス印刷 

網版を使用して 4 原色を重ね合わせ,様々な色彩を表
現する印刷方式。

process printing

6024 

印圧 

印刷工程で印版によって段ボールに加わる平面圧力。

printing pressure

6025 

むら取り 

印版又は抜型の段ボールに加わる圧力を部分的に微調
整する行為。

die adjustment

6026 

断裁 

段ボールを所定の寸法に切断する行為。スリットとも
いう。

slit

6027 

粘度 

インキ及び接着剤の流動性の程度。 viscosity

6028 

ホードカップ 

接着剤の粘度を測定するための器具。 ford

cup

6029 

トリム 

トリムは,次による。

a)

段ボールを所定の寸法に仕上げるため切断,印刷
及び打ち抜きをするときに必要とする余裕部分。

落ち代ともいう。

b)

段ボールの余裕部分を指定寸法に切断する行為。

trimming

6030 

ステッチ止め 

ステッチ(平鋼線)を使用して段ボールを接合する行
為。

wire joint

6031 

マージナルゾーン 

印刷部の画像境界線に過剰なインキが盛り上がった部

分。

marginal zone


11

Z 0104

:2013

番号

用語

定義

対応英語(参考)

6032 

ピッキング 

印刷の際,紙の表面強度が弱い場合に,インキの粘着
力によって紙の表面が剝がれる現象。

picking

6033 

けい割れ 

けい線加工を施したり又はけい線を折り曲げたとき,
ライナに亀裂が入る状態。

crack

6034 

損失厚み 

段ボールが貼合及び製箱工程において損失する厚み。

caliper loss

参考文献  JIS B 7754  キセノンアークランプ式耐光性及び耐候性試験機

JIS P 3902

  段ボール用ライナ

JIS P 3904

  段ボール用中しん原紙

JIS P 8119

  紙及び板紙−べック平滑度試験機による平滑度試験方法

JIS P 8126

  紙及び板紙−圧縮強さ試験方法−リングクラッシュ法

JIS P 8127

  紙及び板紙−ロットの水分試験方法−乾燥器による方法

JIS P 8131

  板紙−破裂強さ試験方法

JIS P 8134

  板紙−衝撃あな開け強さ試験方法

JIS P 8140

  紙及び板紙−吸水度試験方法−コッブ法

JIS P 8141

  紙及び板紙−吸水度試験方法−クレム法

JIS Z 0150

  包装−包装貨物の荷扱い指示マーク

JIS Z 0152

  包装物品の取扱い注意マーク

JIS Z 0200

  包装貨物−性能試験方法一般通則

JIS Z 0201

  試験容器の記号表示方法

JIS Z 0202

  包装貨物−落下試験方法

JIS Z 0203

  包装貨物−試験の前処置

JIS Z 0205

  包装貨物−水平衝撃試験方法

JIS Z 0212

  包装貨物及び容器−圧縮試験方法 

JIS Z 0216

  包装貨物及び容器の散水試験方法

JIS Z 0232

  包装貨物−振動試験方法

JIS Z 0402

  段ボールの接着力試験方法

JIS Z 0403-1

  段ボール−第 1 部:平面圧縮強さ試験方法

JIS Z 0403-2

  段ボール−第 2 部:垂直圧縮強さ試験方法

JIS Z 1506

  外装用段ボール箱

JIS Z 1507

  段ボール箱の形式

JIS Z 1516

  外装用段ボール