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X 7206

:2010

(1) 

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  導入

1

2.1

  表記法

2

2.2

  目的

2

2.3

  引用規格 

3

2.4

  定義

3

2.5

  適合性水準 

7

2.6

  名前空間接頭辞規則

8

3

  XBRL フレームワーク 

8

3.1

  XBRL タクソノミ概観 

8

3.2

  XBRL インスタンス概観 

9

3.3

  データの完全性及び機密性 

11

3.4

  妥当性の検証 

11

3.5

  XBRL における XLink 

11

4

  XBRL インスタンス

31

4.1

  xbrl 要素 

32

4.2

  XBRL インスタンスの schemaRef 要素 

33

4.3

  XBRL インスタンスの linkbaseRef 要素

35

4.4

  XBRL インスタンスの roleRef 要素(任意選択)

37

4.5

  XBRL インスタンスの arcroleRef 要素(任意選択)

37

4.6

  項目

37

4.7

  context 要素

46

4.8

  unit 要素

52

4.9

  タプル

56

4.10

  項目及びタプルの重複検出に関する同等述語

59

4.11

  脚注

65

5

  XBRL タクソノミ

69

5.1

  タクソノミ  スキーマ 

69

5.2

  タクソノミ  リンクベース 

84

6

  参照文献

110

附属書 A(規定)スキーマ

112

附属書 B(参考)貢献者

137

附属書 C(参考)原勧告の知的財産の状態 

138

附属書 JA(参考)この規格の原勧告との編集上の相違 

139


X 7206

:2010

(2) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人日本規格

協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の

審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS X 7206:2005 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。

この文書は,XBRL International が,www.xbrl.org  Copyright (C) 2000-2002,2003 XBRL International.  に

よって著作権宣言を行った“Extensible Business Reporting Language (XBRL) 2.1 Specification”の翻訳(参考)

である。許可を得て用いている。

XBRL International http://www.xbrl.org/SpecRecommendations/

から利用できる英語版が,公式(規定)の

版である。翻訳には誤り又は公式(規定)版との不一致があり得る。XBRL International は,この文書を査

読又は同意しているものではない。

次は,この文書の状態に関する XBRL International による宣言である。

“Extensible Business Reporting Language (XBRL) 2.1 Specification”は,XBRL International の勧告である。 


X 7206

:2010

(3) 

原勧告の表題及びまえがきの翻訳 

拡張可能な事業報告言語 (XBRL) 2.1 

2003

年 12 月 31 日版勧告

この版は,

      XBRL-RECOMMENDATION-2003-12-31+Corrected-Errata-2008-07-02.rtf

である。

編者 

名前

連絡先

所属

Phillip Engel

phillip.engel@morganstanley.com

Morgan Stanley (formerly of KPMG

LLP)

Walter Hamscher

walter@hamscher.com

Standard Advantage

Geoffrey Shuetrim

geoff@galexy.net

Galexy Pty. (formerly of KPMG

LLP)

David vun Kannon

david.k.vun.kannon@us.pwc.com

PricewaterhouseCoopers LLP

(formerly of KPMG LLP)

Hugh Wallis

hughwallis@xbrl.org

XBRL International Inc. (formerly of

Hyperion Solutions Corporation)

寄稿者 

名前

連絡先

所属

Charles Hoffman

charleshoffman@olywa.net

UBmatrix

Campbell Pryde

campbell.pryde@xbrl.us

XBRL US (formerly of Morgan

Stanley and previously of KPMG

LLP)

この文書の状況 

この文書は,

“2003 年 12 月 31 日の日付の勧告の更新版”である。XBRL International Specification Working

Group

が 2008 年 7 月 2 日の日付で承認した誤りの訂正すべてを盛り込んでいる。XBRL International

Standards Board

は,この文書を勧告の更新版として出版することを承認した。

関連する特許権について,読者が気付いた点及び提供すべき補足文書があれば,コメントを付けてご意

見を寄せていただきたい。

この文書全体にわたって複数の XBRL スキーマを引用している。スキーマの完全な規格を

附属書 に収

める。スキーマの参考の版は,XBRL International のウェブサイト www.xbrl.org において別途スキーマファ

イルの形式で入手可能とする。規格外ではあるが,ウェブサイトのスキーマについて,スキーマ維持機構

をこの規格の

附属書 に簡単に記述した。


   

日本工業規格

JIS

 X

7206

:2010

拡張可能な事業報告言語 (XBRL) 2.1

Extensible Business Reporting Language (XBRL) 2.1

序文 

この規格の前版は,2003 年 12 月に XBRL International が発行した勧告 Extensible Business Reporting

Language (XBRL) 2.1

を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成し,2005 年に日本工業規格として制

定されていた。しかし,基とする仕様が XBRL International で 2008 年 7 月に“2003 年 12 月 31 日の日付の

勧告の更新版”として発行されたので,これと技術内容が一致するように改正した。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原勧告の箇条を入れ替える変更,箇条となっていな

い記載に箇条を割り当てる変更,理解を助けるための語を補うなどの変更をしている事項である。

適用範囲 

この規格は,拡張可能な事業報告言語  (Extensible Business Reporting Language)  について規定する。XBRL

を規定として採用することは,ソフトウェア会社,プログラマ,情報の作成及び配信を行う仲介業者,並

びに利用者による事業報告情報の作成,交換及び比較を促進する。事業報告には,財務諸表,財務情報,

非財務情報,総勘定元帳取引,年次報告書及び四半期報告書といった監督機関への書類提出を含むが,こ

れらに限定しない。

この規格は,

事業報告の作成,

交換及び比較作業で利用する情報の表現に利用可能な XML 要素及び XML

属性を定義する。XBRL は,XBRL インスタンスで用いる XML 要素及び XML 属性から構成する核言語で

あるだけでなく,XBRL インスタンスから参照する新たな要素及び要素から構成するタクソノミを定義し,

かつ,それらの XBRL インスタンスに含む要素の内容間の制約を表すために用いる言語でもある。

注記  この規格は,XBRL International が 2008 年 7 月に発行した,Extensible Business Reporting Language

(XBRL) 2.1

の“2003 年 12 月 31 日の日付の勧告の更新版”を,技術的な内容は変更せず,章構

成を JIS の様式に合わせて変更したものである。構成の対応関係を

附属書 JA に示す。

導入 

XBRL

は,文書インスタンスで用いる XML 要素及び XML 属性から構成する各言語とする。XBRL イン

スタンスでは,この各言語の抽象要素を具象要素に置き換える。タクソノミでこれらの抽象要素を定義す

る。XBRL は,新しく要素を定義するために用いる言語,並びに文書インスタンスで参照する要素のタク

ソノミ及びタクソノミ要素間の関係によって構成する。

この規格では,参考であると明示しない部分は,すべて規定とする。この規格の日本語による文章及び

/又はこの規格の本文中に含むスキーマの素片と,この規格に含む規定のスキーマ(

附属書 A)との間に,

何らかの矛盾又は矛盾と思われるものが存在する場合,日本語による文章又は規定のスキーマ(

附属書 A

から得られる情報のうち,より制限的な解釈を優先する。本文中に示すスキーマの素片は,参考であり,


2

X 7206

:2010

   

通常,2.1 で定義する強調表示によって表記する。規定スキーマ(

附属書 A)は,必ずしも最も限定的な解

釈を提供しているわけではないことに留意することが重要である。なぜならば,制約事項には,XML スキ

ーマの構文(箇条 に示す [SCHEMA-1] 及び [SCHEMA-2] 参照)を用いては,表現できないものもあり,

この規格に対応する原勧告の発行時に,一般に入手可能な XML スキーマの商用実装の幾つかは,別な方

法で必要となる機能を正しく又は完全には実装していない場合があるからである。例えば,タプルという

抽象要素(

附属書 A)に関するスキーマ規定は,4.9 の原語(英語)の説明ほどには,その内容モデルを制

限していない。この場合,4.9 の語句を適用しなければならない。context 要素の下位要素の順序は,この

反対の例である。この場合,スキーマ(

附属書 A)では,これらの下位要素に関して特定の順序を記述し

ているが,4.7 の説明文では,明確に表現していない。この場合,スキーマ(

附属書 A)が,より制限的な

解釈を提供しているので,原語(英語)の語句のこれと異なる可能な解釈に優先して,スキーマの解釈を

適用しなければならない。

この規格とは別途及び同時に公表したスキーマその他の文書は,参考である。この規格の利用者の便宜

をはかるために提供する。

2.1 

表記法 

この規格において,次の囲みけい(罫)強調表示は,参考の技術素材を表記する場合に用いる。

参考の技術素材

この規格において,次の囲みけい(罫)強調表示は,参考の注釈を表記する場合に用いる。

参考の注釈

参考に関する原勧告の編集者の注意は,字下げをした上で“

注記”という見出しを付ける。

注記  これは,参考の部分に関する編集者の注意である。

斜体

は,修辞的な強調を行うときにだけ用いる。何か特別の規格内での意味を伝えるものではない。

2.2 

目的 

XBRL

規定は,次の 4 種類の利用者に対して恩恵をもたらすことを意図する。すなわち,1)  事業情報の

提出企業,2)  情報の作成及び配信を行う仲介業者,3)  事業情報の利用者,並びに 4)  これら 3 種類の利用

者の一つ以上の利用者へのソフトウェア及びサービスの提供者である。四つの集団すべてに対して恩恵を

もたらすような規定を作成し,各集団の要求を均衡させることを総合的に意図している。

規定の設計について,いずれかの犠牲によって,他方の集団に恩恵をもたらすかもしれないような決定

をしなければならない場合は,一般に,事業情報の利用者の要求を他方の要求よりも優先させる。

XBRL

は,事業報告作成の改善を主たる目的とする。XBRL は,現在の実務を容易にするものであって,

会計基準をはじめとする事業領域にかかわる標準を変更したり,新しく設定したりするものではない。た

だし,XBRL は,長期的には,報告における変化を促進することになるはずである。

XBRL

は,報告書を

準備

する標準形式を利用者に提供する。報告書は,最終的には後で,様々な様式で

表現される。XBRL は,利用者に対し,異なるソフトウェアアプリケーション間で情報を

交換

するための

標準形式を提供する。XBRL は,ソフトウェアアプリケーションによって自動的,高効率及び高信頼な情

報の

抽出

を可能にする。XBRL によって,企業間の財務及びその他の事業情報,会計方針,財務諸表の注

記事項並びに利用者が比較したいその他の項目の自動的な

比較

が容易になる。

今日では,

こうした比較は,

手作業で行われている。

XBRL

は,より詳細な情報,根拠とする文献,監査調書及び精算表への“掘下げ”

(より詳細な報告項目

の検索)を容易にする。XBRL は,財務報告及び事業報告の手続並びにその情報の解釈に関連して役立つ

提出会社に関する情報についての規定も含む。


3

X 7206

:2010

XBRL

は,国際会計基準及びその他の会計基準に対応していると同様に,様々な英語圏の言語(英語,

米語など)以外の各国語にも対応している。

その適用する範囲を拡張するため,採用者は,だれでも,XBRL 文書を拡張することができる。その設

計は,追加的な拡張による再利用を奨励する。例えば,XBRL は,株式公開企業が証券取引監督機関への

書類提出において,当然ながら期待される情報の形式を指定する。XBRL は,事業報告全般を促進するも

のであるが,財務報告及び会計報告に限定されるものではない。

XBRL

は,情報についての利用者の純粋な要求に焦点を合わせている。財務内容の真実かつ公正な表現

から注意をそらすかもしれない太字,斜体及びその他の文字修飾を排するという報告基準の考え方に忠実

に従っている。したがって,XBRL 文書が何らかの文書書式規則を支持するといった機能要請はない。

XBRL

インスタンス文書は,一まとまりの事実を伝達することを目的とする。内容の多寡についての制

約は,存在しない。単一の事実でも,妥当な XBRL インスタンス文書全体を形成することができる。例え

ば,伝達する情報が前の四半期における“売上原価”が幾らだったかに限定される場合など。また,XBRL

インスタンス文書は,膨大な量の事実を含むデータベース情報のダンプであってもよい。XBRL は,その

中間でもよい。このことが非常に高い柔軟性を提供する。XBRL は,XBRL インスタンスを他の規定中で

再利用可能にすること,及び XBRL がなければ任意に書式が設定された文書からデータを抽出しなければ

ならなかったアプリケーションソフトウェアで,XBRL インスタンスを再利用可能にするという目標を達

成することを本質的に意図する。

2.3 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

)は適用しない。

JIS X 4158:2005

  XML 名前空間

注記  W3C Recommendation, Namespaces in XML, 1999-01 が,この規格と一致している。

JIS X 4159:2005

  拡張可能なマーク付け言語 (XML) 1.0

注記  World Wide Web Consorsiam (W3C) Recommendation, Extensible Markup Language (XML) 1.0,

3rd edition, 2004-02

が,この規格と一致している。

JIS X 4176:2005

  XML リンク付け言語 (XLink) 1.0

注記  W3C Recommendation, XML Linking Language (XLink) Version 1.0, 2001-06 が,この規格と一致

している。

XBRL

は,これら以外にも箇条 に示す幾つもの W3C 勧告を参照している。財務分野の XML 規定を公

表している他の団体,すなわち OAG (Open Applications Group),OMG (Object Management Group),FpML

(Financial Products Markup Language)

,finXML (Financial XML),OFX/IFX (Open Financial Exchange),ebXML

(e-Business XML)

などとの協議が行われてきた。XBRL を適用する範囲には,トランザクションプロトコ

ルを含まない。XBRL を適用する範囲は,財務報告を含み,会計慣習の表示及び利用について広範囲にわ

たり詳細に考慮している。この詳細さが,XBRL を前述の他の規定から際立たせている。

2.4 

定義(“規定”であると明示しない部分は参考とする。) 

2.4.1 

用語及び定義 

XBRL

で用いる用語は,他の分野の用語と重複することが多いため,あいまいさ及び混乱の可能性を減

らすため,次に定義を示す(箇条 参照)

。これらの定義は,

“規定”と記述されていない限り,参考とす

る。

a) 

抽象要素 (abstract element)  XML スキーマ宣言では,abstract 属性が "true" の値をとり,その結果と


4

X 7206

:2010

   

して,XML インスタンス文書では用いることができない要素。

b) 

別名概念 (alias concept)  アークロールが http://www.xbrl.org/2003/arcrole/essence-alias である定義アー

クの "to" 側の概念。essence-alias 関係によって関係付ける別名概念における妥当な値は,常に,本質

概念においても妥当な値であるという意味において,

別名概念と本質概念とは,

定義的に同値とする。

c) 

別名項目 (alias item)  要素が別名概念であるインスタンス文書内の項目。

d) 

アーク (arc)  位置指定子を結び付けることによって,概念同士を関連付ける要素。アークは,概念の

位置指定子を資源自体に結び付けることによって,概念と資源とを関連付ける。アークは,事実の位

置指定子を脚注拡張リンク内の脚注資源に関連付けるためにも用いる。

アークは,拡張リンク中で表現する関連の性質を記述する一連の属性をもつ。すべてのアークは,

xlink:arcrole

属性をもつ。この属性が,記述している関連付けの意味を決定する。

e) c-

同等 (c-equal)  文脈同等。s-同等である文脈に属する,同じ項目型をもつ複数の項目,項目の集合

又は項目の順。定義は,4.10 による。

f)

次に示す用語は,いずれも [XPATH] の用語を用いて表されるインスタンス内の要素間の関係を用い

て定義される。

f.1) 

祖先 (ancestor)“規定”  ある要素に対し,その要素の ancestor 軸に現れる要素。

f.2) 

子 (child)“規定”  ある要素に対し,その要素の child 軸に現れる要素。

f.3) 

子孫 (descendant)“規定”  ある要素に対し,その要素の descendant 軸に現れる要素。

f.4) 

祖父 (grandparent)“規定”  ある要素に対し,その親要素の親要素。

f.5) 

親 (parent)“規定”  ある要素に対し,その要素の parent 軸に現れる要素。

f.6) 

兄弟 (sibling)“規定”  ある要素に対し,その要素の親要素の child 軸に現れ,かつ,その要素自

身ではない要素。

f.7) 

伯父 (uncle)“規定”  ある要素に対し,その要素の親要素の兄弟要素。

g) 

概念 (concept)  構文的には,item 要素の代替グループ又は tuple 要素の代替グループに含まれるよう

に定義する XML スキーマ要素定義。意味論的には,事業活動又は事業活動の性質について報告可能

な事実の定義。

h) 

具象要素 (concrete element)  XML スキーマ宣言では,abstract 属性が "false" の値をとり,その結果と

して,XML インスタンス文書中に現れてよい要素。

i) 

文脈 (context)  XBRL インスタンス文書の中で,ルート要素の子として出現する要素。事業体,報告

期間及びシナリオを記述する要素。これらが集まって,項目の値を理解するために必要な,適切な文

脈を与える。

j) 

カスタムの(標準で提供されず,利用者が個別に定義して使用する。)アーク要素  (custom arc element)

xl:arc

から派生 (derive) させた,この規格で規定していないアーク要素。カスタムのアーク要素は,

link:presentationArc

要 素 , link:calculationArc 要 素 , link:labelArc 要 素 , link:referenceArc 要 素 又 は

link:definitionArc

要素のいずれでもない。

k) 

カスタムの拡張リンク要素  (custom extended link element)  xl:link から派生させた,この規格で規定し

ていない拡張リンク要素。カスタムの拡張リンク要素は,link:presentationLink 要素,link:calculationLink

要素,link:labelLink 要素,link:referenceLink 要素又は link:definitionLink 要素のいずれでもない。

l) 

カスタムの資源要素  (custom resource element)  xl:resource から派生させた,この規格で定義していな

い資源要素。カスタムの資源要素は,link:label 要素,link:reference 要素又は link:footnote 要素のいずれ

でもない。


5

X 7206

:2010

m) 

発見可能なタクソノミ集合,DTS (Discoverable Taxonomy Set)  DTS は,タクソノミ  スキーマ及びリ

ンクベースの集合体。DTS の範囲は,DTS に含まれるタクソノミ  スキーマ及びリンクベースのリン

ク又は参照をたどることで発見できるすべてのタクソノミ  スキーマ及びリンクベースを含む。最低限,

DTS

内のタクソノミ  スキーマの一つは,xbrl-instance-2003-12-31.xsd をインポートしなければならな

い。発見の詳細な手順は,箇条 による。

n) 

重複項目 (duplicate items)  同じ文脈に属し,かつ,親を同じくする,二つの同一概念の項目。正式な

定義は,4.10 による。

o) 

重複タプル (duplicate tuples)  その子孫がすべて同じ内容をもつ二つのタプル。より正確には,二つの

タプルが,p-同等であり,かつ,その子タプルすべてが,もう一方のタプルの子タプルと p-同等であ

ることを除き重複し,かつ,その子項目すべてが,もう一方のタプルの子項目と p-同等であることを

除き重複する。正式な定義は,4.10 による。

p) 

要素 (element)  XML スキーマを用いて定義する XML 要素。

q) 

事業体 (entity)  XBRL 項目が対象とするビジネス実体。箇条 に示す [XML] 又は [SGML] 概念に

おける構文上の "entity" を意味する場合には,その旨指摘する。

r) 

本質概念 (essence concept)  アークロールが http://www.xbrl.org/2003/arcrole/essence-alias である定義ア

ークの "from" 側の概念。essence-alias 関係によって関連付ける別名概念における妥当な値は,常に,

本質概念においても妥当な値であるという意味において,別名概念と本質概念とは,定義的に同値で

ある。

s) 

本質項目 (essence item)  要素が本質概念であるインスタンス文書内の項目。

t) 

拡張リンク (extended link)  箇条 に示す [XLINK] で定義された構文を用いて拡張リンクとして認

識される要素。拡張リンクは,拡張リンクが含む情報と第三の文書が含む情報との一連の関係を表す。

詳細は,3.5.2.4 による。

u) 

事実 (fact)  事業報告の対象となる事実。単純な事実の場合,比率で表す値をとる単一の事実である

ときを除き,その値を単純な内容として表さなければならない。複合的な事実の場合,他の単純な事

実及び/又は複合的な事実によって値を形成する。単純な事実は,項目を用いて表現し,この規格で

は,項目 (item) と呼ぶ。複合的な事実は,タプルを用いて表現し,この規格では,タプル (tuple) と

呼ぶ。

v) 

インスタンス文書名前空間 (instance namespace)  この規格で用いる XBRL 2.1 インスタンスの次に示

す名前空間。http://www.xbrl.org/2003/instance

w) 

項目 (item)  XBRL item 要素の代替グループに属する要素。項目は,事実の単一の値をもち,事実を

正確に解釈するために必要な context 要素(及び数値的項目の場合には unit 要素)への参照を含む。項

目が,あるタプルの子として出現する場合,それと同じタプルの子である他の項目及びタプルに照ら

して解釈する必要がある。項目には,数値項目及び非数値項目がある。数値項目では,計量の精度及

び計量単位を記述しなければならない。

x) 

最も近い共通祖先要素  (least common ancestor)  インスタンス文書において,二つの要素の共通の祖先

であり,かつ,これら二つの要素の箇条 に示す [XPATH] で定義する祖先の軸にこの祖先要素の子

が現れない要素。

y) 

リンクベース (linkbase)  箇条 に示す [XLINK] の拡張リンクの集合体。リンクベースは,タクソノ

ミ中の概念の意味を記述する。

z) 

リンクベース名前空間 (linkbase namespace)  この規格で用いる XBRL 2.1 リンクベースの次に示す名


6

X 7206

:2010

   

前空間。

http://www.xbrl.org/2003/linkbase

aa) 

位置指定子 (locator)  概念をそれぞれ個別に識別するタクソノミ  スキーマ要素定義への XPointer(箇

条 に示す [XPTR] 参照)

による位置指定子は,拡張リンクアークに対して指し示す場所を固定する。

詳細は,3.5.3.7 による。

ab) 

非数値項目 (non-numeric item)  数値項目ではない項目。特に,日付は,数値ではない。

ac) 

数値項目 (numeric item)  単純な内容の項目の場合,decimal(十進数),float(4 byte の浮動小数)又

は double(8 byte の浮動小数)といった XML スキーマの原始型から制限 (restriction) によって派生さ

せた項目。複合的な内容の項目の場合,XBRL で定義する型である分数型 (fractionItemType) を制限

によって派生させた項目。項目型の詳細は,5.1.1.3 による。

ad) 

報告期間 (period)  時点又は期間。事業報告では,財務数値及びその他の事実を,ある時点又は一定

の報告期間の“その時現在の状況 (as of)”に関して報告する。通常事実は,時点及び期間に関係する。

ae) p-

同等 (p-equal)  親同等。同じ親をもつインスタンス内の項目又はタプルを,p-同等とする。正式な

定義は,4.10 による。

af) 

資源 (resource)  概念又は項目についての追加情報を提供する拡張リンクに含まれる XML 素片。詳

細は,3.5.3.8 による。

ag) XBRL

インスタンス文書のルート  (root of an XBRL instance)  xbrl 要素。通常,

どの

XML

文書にも,

XBRL

インスタンスを埋め込むことが可能である。このとき,xbrl 要素は,XBRL インスタンスのコ

ンテナである。

ah) s-

同等 (s-equal)  構造同等。XML 値空間において等しい又はその XML ノードの XBRL 関連の下位要

素及び属性が s-同等である項目を s-同等とする。正式な定義は,4.10 による。

ai) 

標準のアーク要素  (standard arc element)   xl:arc から派生させた,この規格で定義しているアーク要

素。標準のアーク要素は,link:presentationArc 要素,link:calculationArc 要素,link:labelArc 要素,

link:referenceArc

要素又は link:definitionArc 要素のうちのいずれかである。

aj) 

標準の拡張リンク要素  (standard extended link element)  xl:link から派生させた,この規格で定義して

いる拡張リンク要素。標準の拡張リンク要素は,link:presentationLink 要素,link:calculationLink 要素,

link:labelLink

要素,link:referenceLink 要素又は link:definitionLink 要素のうちのいずれかである。

ak) 

標準の資源要素 (standard resource element)  xl:resource から派生させた,この規格で定義している資

源要素。標準の資源要素は,link:label 要素,link:reference 要素又は link:footnote 要素のうちのいずれ

かである。

al) 

タクソノミ (taxonomy)  XML スキーマ及びそのスキーマから linkbaseRef 要素を用いて参照する

XBRL

リンクベースの集合及びそのリンクベースに入れ子にされて含まれるリンクベースの集合。

注記  詳細は 3.1 を参照。

am) 

タクソノミ  スキーマ (taxonomy schema)  XML スキーマ(箇条 に示す [SCHEMA-1] 参照)。タク

ソノミ  スキーマの大部分がタクソノミ中の概念構文の定義に当てられることが多い。3.1,箇条 

び 5.1 で詳細に規定する。

an) 

タプル (tuple)  XBRL tuple 要素の代替グループに属する要素。タプルは,複合的な事実において部

分を束ねるために用いる。タプルの構成要素は,それぞれが事実であるが,お互いを参照して解釈し

なければならない。例えば,正確に理解されるためには,会社の取締役の氏名,年齢及び報酬は,一

緒に記述される必要がある。


7

X 7206

:2010

ao) 

単位 (unit)  XBRL インスタンスのルート要素の子として出現する XML 素片。単位は,数値項目の

計量単位を示す。それぞれの unit 要素は,一つの計量単位だけを記述することができる。

ap) u-

同等 (u-equal)  単位同等。同じ計量単位をもつ数値項目は,u-同等とする。正式な定義は,4.10 

よる。

aq) v-

同等 (v-equal)  値同等。同じ値をもつ c-同等な非数値項目,又はそれぞれの精度,推定した精度若

しくは decimals 属性の小さい値で定義する許容値の範囲内で等しい数値をもつ c-同等な数値項目。正

式な定義は,4.10 による。

ar) XBRL

インスタンス文書 (XBRL instance)  xbrl 要素をルート要素とする XML 素片。XBRL インスタ

ンス文書は,それらを支持する DTS で定義する概念に対応する事業報告の事実を含む。XBRL イン

スタンス文書は,インスタンスの事実を解釈するために必要な追加情報を提供する文脈及び単位を含

む。

as) x-

同等 (x-equal)  X パス同等。X パスの "=" 演算子が true 値を返す。正式な定義は,4.10 による。

2.4.2 

用語遣い 

要求事項の文章の末尾は,その意味の区別によって,

表 のようにする。

表 1−要求事項の文章の末尾 

文末に置く語句

意味

対応規格での

対応英語“規定”

…(し)なければならない。 
…する。

…とする。

規定に適合するには,厳密にこれに従わなければならない要
求である。

MUST

REQUIRED

SHALL

…(し)てはならない。 
…(し)ない。

規定に適合するには,厳密にこれに従わなければならない禁
止である。

MUST NOT

SHALL NOT

…するのがよい。 
…することが望ましい。

ある状況においては,特定の機能を無視することに正当な理
由があるかもしれない。ただし,すべてを理解した上で,慎

重に比較検討した後に初めて,他の方法を選択すべきである。

SHOULD

RECOMMENDED

…しないほうがよい。

ある状況においては,特定の動作が受け入れ可能であり,又

は有用でさえあることに正当な理由があるかもしれない。た
だし,すべてを理解した上で,この事例を慎重に比較検討し
た後に初めて,このように表記された動作を実装すべきであ

る。

SHOULD NOT

NOT

RECOMMENDED

…(し)てもよい。

ある機能が真に選択可能であることを意味する。ある供給業

者は,特定の市場がその機能を必要とするか又は他の供給業
者の製品にない機能が製品の価値を高めると感じる場合,そ
の機能を含めることを選択できる。特定の選択機能を含まな

い実装は,その選択機能を含む別の実装と相互に機能するよ
うに作成しなければならない。しかしながら,おそらくこの
場合には,機能は,限定される。

同様に,当然,特定の選択機能を含む実装でも,その選択機
能が提供する機能を除いて,その選択機能を含まない別の実
装と相互に機能するように作成しなければならない。

MAY

OPTIONAL

2.5 

適合性水準 

この規格は,

XBRL

認識プロセッサのための 2 種類の適合性を規定する。

最初の適合性は,

すべての XBRL

プロセッサに要請される。もう一つの適合性を支持するかどうかは,プロセッサの目的によって異なる。

最小限適合の XBRL プロセッサは,この規格に示すすべての規定の制限を完全かつ正確に満たさなけれ

ばならない。


8

X 7206

:2010

   

完全適合の XBRL プロセッサは,最小限適合性だけでなく,リンクベース及び XBRL インスタンスに関

連する意味論的制限についてもそのすべてを完全かつ正確に満たさなければならない。

この規格に示す制限は,すべて,特にことわりがない限り,最小限適合のプロセッサに適用する。

2.6 

名前空間接頭辞規則 

この規格では,要素及び属性を記述する場合,多数の名前空間接頭辞を用いる。名前空間接頭辞は,次

による。

link http://www.xbrl.org/2003/linkbase

xbrli http://www.xbrl.org/2003/instance

xl http://www.xbrl.org/2003/XLink

xlink http://www.w3.org/1999/xlink

xml http://www.w3.org/XML/1998/namespace

xsi http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance

xsd http://www.w3.org/2001/XMLSchema

箇条 に示す [NAMESPACES] で定義するように,xml 接頭辞は,具体的に予約されている。

この規格で定義する要素及び属性の幾つかを名前空間接頭辞又は名前空間を用いることなく記述する。

この規格で定義する要素及び属性の名前空間の規定は,すべて,この規格に含む規定のスキーマによって

決定する(

附属書 参考)。

3 XBRL

フレームワーク 

XBRL

は,構文を定義する。この構文によって,特定の文脈の下で,厳密に定義した報告概念の値とし

て事実を報告する。この構文は,ソフトウェアがそれらの事実を効率的及び確実に発見し,抽出し,並び

に解釈することを可能にする。XBRL フレームワークは,事業報告情報を XBRL インスタンス及びタクソ

ノミの二つの構成要素に分割する。

XBRL

インスタンスは,報告する事実を含む。一方,タクソノミは,事実によって伝達する概念を定義

する。XBRL インスタンス,それを支持するタクソノミ及び追加のリンクベースの組合せが XBRL の事業

報告を構成する。

3.1 XBRL

タクソノミ概観 

タクソノミは,XML スキーマ(箇条 に示す [SCHEMA-1] 参照)

,並びに,このスキーマに含むリン

クベース,及び,このスキーマから直接的に参照するすべてのリンクベースで構成する。この XML スキ

ーマを,タクソノミ  スキーマとする。

XBRL

の用語法においては,概念とは報告する用語を定義したものである。概念は,XML スキーマ(箇

条 に示す [SCHEMA-1] 参照)における要素の定義として宣言する。概念には,タクソノミ  スキーマに

おいて具体的な名前及び型を与える。型とは,概念の定義に応じて測定する事実に許可するデータ型の種

類を定義したものである。例えば,

“現金及び預金”という概念は,通常は,金額型とする。これは,現金

及び預金を報告する場合,その値は,金額型とすることを宣言する。対照的に,

“会計方針注記”という概

念は,通常は,文字列型とする。XBRL インスタンスにおいて“会計方針注記”を報告する場合,その値

は,文字列として解釈される。どのように概念を用いることができるかについての追加的な制約は,概念

に対応する XML スキーマ(箇条 に示す [SCHEMA-1] 参照)の要素定義の追加的な XBRL 属性によっ

て記述する。詳細は,5.1.1 による。

タクソノミ  リンクベースは,

各概念間の関係を表すこと及び概念とその説明とをそれぞれ関連付けるこ


9

X 7206

:2010

とによって,概念の意味をそれぞれ追加的に記述する。詳細は,5.2 による。

リンクベースは,拡張リンクの集合体とする。概念を記述するため,タクソノミでは,五種類の異なる

拡張リンク(定義,計算,表示,ラベル及び参照)を用いる。拡張リンクの最初の三つの型は,概念間の

関係を表現し,最後の二つは,概念とそれらの説明との関係を表す。

リンクベースは,タクソノミ  スキーマとは別の文書に置かれることもあるし,タクソノミ  スキーマに

埋め込まれることもある。リンクベースをタクソノミ  スキーマに埋め込まない場合,リンクベースがタク

ソノミ  スキーマと合わせてタクソノミを構成するときは,タクソノミ  スキーマは,リンクベース文書の

位置を特定するための linkbaseRef 要素を含まなければならない。

3.2 XBRL

インスタンス概観 

タクソノミは,報告する概念を定義するが,定義された概念に基づいた事実の実際の値を含まない。事

実の値は,XBRL インスタンスに含まれ,

“事実”として参照される。

“現金及び預金は,500 000 である”という事実の実際の値に加え,XBRL インスタンスは,事実の値を

解釈するために必要な文脈の情報を提供する。数値事実に対しては,XBRL インスタンスは,測定の精度

及び計量単位を記述する。

XBRL

インスタンスは,一つを超えるタクソノミによって支持することができる。さらに,タクソノミ

は,様々な方法によってお互いを相互に関連付け,拡張し,修正することができる。一般に,XBRL イン

スタンスを解釈するときには,関連する複数のタクソノミをまとめて考慮する必要がある。関連するタク

ソノミの集合を,発見可能なタクソノミ集合 (DTS) と呼ぶ。

DTS

は,タクソノミ  スキーマ及びリンクベースの集合とする。

幾つかの文書の集合(インスタンス,タクソノミ  スキーマ又はリンクベース)及び次の DTS 発見規則

によって DTS の範囲を決定する。

XBRL

インスタンスは,DTS 発見のための起点となり得るが,XBRL インスタンス自身は,DTS の一部

ではない。

DTS

発見のための起点として用いるタクソノミ  スキーマ及びリンクベースは,それが発見する DTS の

一部である。

DTS

の発見規則を次に示す。

a) DTS

におけるタクソノミ  スキーマは,次による。

1)

タクソノミ  スキーマは,schemaRef 要素,roleRef 要素,linkbaseRef 要素又は arcroleRef 要素を用い

て,XBRL インスタンスから直接参照する。schemaRef 要素,roleRef 要素,linkbaseRef 要素又は

arcroleRef

要素の xlink:href 属性は,発見するタクソノミ  スキーマの URL を含む。schemaRef 要素,

roleRef

要素,linkbaseRef 要素又は arcroleRef 要素によって参照するすべてのタクソノミ  スキーマを

発見しなければならない。

2)

タクソノミ  スキーマは,

発見するタクソノミ  スキーマから XML スキーマの import 要素又は include

要素経由で参照する。発見するタクソノミ  スキーマ中の import 要素又は include 要素によって,参

照するすべてのタクソノミ  スキーマを発見しなければならない。

注記 redefine 要素は,タクソノミ  スキーマでは禁止されているため,DTS における発見におい

ていかなる役割ももたない。

3)

タクソノミ  スキーマは,発見するリンクベース文書から loc 要素経由で参照する。発見するリンク

ベース中の loc 要素の xlink:href 属性によって参照するすべてのタクソノミ  スキーマを発見しなけ

ればならない。


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X 7206

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4)

タクソノミ  スキーマは,発見するリンクベース文書から roleRef 要素経由で参照する。発見するリ

ンクベース中の roleRef 要素の xlink:href 属性によって参照するすべてのタクソノミ  スキーマを発見

しなければならない。

5)

タクソノミ  スキーマは,発見するリンクベース文書から arcroleRef 要素経由で参照する。発見する

リンクベース中の arcroleRef 要素の xlink:href 属性によって参照するすべてのタクソノミ  スキーマ

を発見しなければならない。

6)

タクソノミ  スキーマは,発見するタクソノミ  スキーマから linkbaseRef 要素経由で参照する。発見

するタクソノミ  スキーマ中の linkbaseRef 要素の xlink:href 属性によって参照するすべてのタクソノ

ミ  スキーマを発見しなければならない。

b) DTS

におけるリンクベース文書は,次による。

1)

リンクベースは,XBRL インスタンスから linkbaseRef 要素経由で直接参照する。linkbaseRef 要素の

xlink:href

属性は,発見するリンクベース文書の URL を含む。linkbaseRef 要素によって参照するす

べてのリンクベースを発見しなければならない。

2)

リンクベースは,発見するタクソノミ  スキーマから linkbaseRef 要素経由で参照する。linkbaseRef

要素の xlink:href 属性は,発見するリンクベースの URL を含む。linkbaseRef 要素によって参照する

すべてのリンクベースを発見しなければならない。

3)

リンクベースは,発見するタクソノミ  スキーマ中で XPath "schema/annotation/appinfo/*"  に出現する

(この規格を通して,schema,annotation 及び appinfo は,すべて,XML スキーマ名前空間において

定義されている要素とする。

4)

リンクベースは,発見するリンクベース文書から loc 要素経由で参照する。発見するリンクベース

中の loc 要素の xlink:href 属性によって参照する資源を含むすべてのリンクベースを発見しなければ

ならない。

例えば,

“一般企業のための財務報告の発見可能なタクソノミ集合  (US GAAP C&I DTS)”は,米国で一

般に認められた会計原則 (US GAAP) を一般企業 (C&I) に適用する場合,その原則の範囲において,網羅

的な概念によって構成されている。この DTS は,

“費用”という概念を含む。

ある病院の XBRL インスタンスは,US GAAP C&I DTS からの概念を用いてもよい。同様に,別のタク

ソノミで定義する“医師給与”という追加的な概念を用いることもできる。その場合,病院タクソノミは,

“医師給与”という概念を US GAAP C&I DTS の“費用”という概念に関連させるリンクベースを含む。

この病院の XBRL インスタンスは,病院タクソノミの位置を特定する schemaRef 要素をもつ。この XBRL

インスタンスは,XBRL インスタンスを支持する DTS を決定するための起点となる。DTS の発見は,

schemaRef

要素を病院タクソノミへたどることから始まる。病院タクソノミには,そのリンクベースの位

置を特定する linkbaseRef 要素がある。リンクベースの一つは,US GAAP C&I タクソノミ中の“費用”と

いう概念の位置を特定する loc 要素を含んでいる。

“費用”という概念を含むタクソノミは,US GAAP C&I

DTS

に含まれる他のタクソノミの位置を特定する。この発見手順をたどることによって,必要なタクソノ

ミをすべて発見する。その結果が US GAAP C&I DTS 及び病院タクソノミを含む DTS となる。

この例が示すように,ある DTS は,より広範囲でより精巧な DTS を構成するための“基礎”として用

いることもできる。利用者は,既存の DTS のグループをより高度な DTS としてまとめることもできるし,

拡張タクソノミ経由で概念及び概念の関係のうち必要なものだけを追加することもできる。

情報利用者側アプリケーションの中には,DTS を参照しないで XBRL のデータファイルに対して処理を

実行できるものもあるかもしれないが,一般には,すべての XBRL の事実の解釈と処理とは,DTS の内容


11

X 7206

:2010

に関連している。

例えば,XBRL インスタンス文書が与えられたとき,概念の順序付けられた集合に対応した一覧に記述

された事実の一覧を正しく作成するためには,一覧中の各事実に対応したラベルを見つけ出すことが必要

となる。ラベルは,ラベル拡張リンクに含まれる。ラベル拡張リンクの場所は,表示する事実を支持する

ものとして認識されるタクソノミ  スキーマ中の linkbaseRef 要素によって特定してもよい。ラベル拡張リ

ンクの場所は,XBRL インスタンス自身中にある linkbaseRef 要素によって特定することもできる。

XBRL

インスタンス文書を処理する場合,リンクベースが処理に関連しているときは,情報利用者側ア

プリケーションは,直接的又は間接的にこのような方法で,参照するリンクベースをすべて用いなければ

ならない。XBRL インスタンスを支持する DTS を決定する場合,タクソノミ  スキーマ及びリンクベース

に対するすべての参照情報を解決していなければならない。

3.3 

データの完全性及び機密性 

事業情報を安全に送る必要がある応用事例は,多い。データの完全性を強く要求する場合は,ハッシュ

合計等を利用することにつながり,機密性を保持することを要求する場合は,漏えい防止のために暗号化

手法等を利用することにつながる。XBRL では,意図的に,これらの機構のいずれをも提供しない。なぜ

ならば,XBRL は,実際の内容を合意された形式で送信することに焦点を当てているからである。他のど

んなデータブロックとも同様に,誤り訂正用の冗長バイトを加えたり,暗号化のためのハッシュを行った

り,秘密かぎ(鍵)を用いて電子署名をしたり,その他のことによって,データの完全性を向上させるこ

とができることを仮定している。これらの機構は,すべて,XBRL の扱う範囲外とする。

XBRL

インスタンス文書は,その一部又はそのすべてに署名,暗号,正規化,圧縮などの処理がなされ

ているかどうかを意識する必要はない。XBRL インスタンスの処理を行う時点においては,これらの処理

は,すべて済んでおり,XBRL インスタンスに搭載する内容には,これらの処理の証拠を少しも必要とし

ない。

3.4 

妥当性の検証 

XBRL

インスタンス,XBRL リンクベースのそれぞれ,及び XBRL タクソノミ  スキーマは,この規格で

定める構文要請を遵守しなければならない。これらの構文要請の多くは,XML スキーマを用いて表す。こ

のため,妥当性検証プロセスの一部は,XML スキーマの妥当性検証ソフトウェアを用いて行うことができ

る。構文要請の一部は,XML スキーマを用いて表現されていないか,又は XML スキーマで表すことがで

きない。このため,他の妥当性検証の技術を利用しなければならない。

情報利用者側アプリケーションは,XBRL インスタンスのデータが,インスタンス文書を支持する DTS

に表現されている意味と一致しているかどうか検査してもよい。意味の不一致が生じている XBRL インス

タンスが意味の不一致のゆえに無効とされることはない。ただし,この規格は,完全適合性の XBRL プロ

セッサで検証可能な意味の不一致を識別する。

3.5 XBRL

における XLink 

XBRL

では,XML 素片間に様々な形のリンクが出現する。XBRL インスタンスとそれを支持する DTS

との間には,リンクが存在する。XBRL インスタンスの事実とこれらの事実間の関連を記述する脚注との

間にも,リンクが存在する。概念の構文定義とリンクベース中で定義するそれらの意味との間にも,リン

クが存在する。意味それ自体は,リンクベースを構成するリンクのネットワーク中で表す。XBRL では,

これらすべてのリンクは,箇条 に示す [XLINK] の中で定義された構文を用いて表す。XBRL は,箇条 6

に示す [XLINK] 規定の中で定義された単純リンクと拡張リンクとの両方を用いる。

箇条 に示す [XLINK] 規定は,名前空間 http://www.w3.org/1999/xlink において,一連の属性の構文及び


12

X 7206

:2010

   

意味を定めている。したがって,これらの属性は,XML 素片間の様々な種類のリンクを記述するために,

他の名前空間において定義された要素に対して用いることができる。XBRL では,これらの属性の多くを,

多くの場面において利用する。これら以外の属性は,XBRL によって定義したリンクに関連した意味をも

たない。これら以外の属性は,XML スキーマの構文上の制約によって,容認されているが,この規格にお

いては,何も記述していない。何ら特別の意味をもたせているわけでもない。 xlink:show 属性 及 び

xlink:actuate

属性といった属性がその例である。

この細分箇条では,XBRL で用いる単純リンク及び拡張リンクの一般的な形式を規定する。単純リンク

及び拡張リンクを用いる特定の要素について,XBRL インスタンスの構文又は XBRL タクソノミの構文を

扱っているこの規格の関連する箇所で詳細に規定する。

一般的に XBRL で用いる箇条 に示す [XLINK] 構造の構文は,二つの XML スキーマ,すなわち,箇

条 に示す [XLINK] 属性の構文を定義する xlink-2003-12-31.xsd

(規定)

及びこの規格によって定義する

様々な種類のリンクに関する要素の内容モデルを定義する xl-2003-12-31.xsd

(規定)

によって制約される。

3.5.1 

単純リンク 

単純リンクは,ある資源から別の資源の位置を特定するリンク(箇条 に示す [XLINK] 参照)とする。

XBRL

が単純リンクをどのように利用するかについて,幾つかを次に例示する。

− XBRL インスタンス及びタクソノミ  スキーマからリンクベースの位置を特定する(4.2.5 参照)

− XBRL インスタンスからタクソノミ  スキーマの位置を特定する(4.2 参照)

XBRL

で用いる単純リンク要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  elementFormDefault="qualified"

  attributeFormDefault="unqualified">

  <complexType name="simpleType">

    <annotation>

      <documentation>

            Type for the simple links defined in XBRL

      </documentation>

    </annotation>

    <complexContent>

      <restriction base="anyType">

        <attributeGroup ref="xlink:simpleType"/>

        <attribute ref="xlink:href" use="required" />

        <attribute ref="xlink:arcrole" use="optional" />

        <attribute ref="xlink:role" use="optional" />

        <attribute ref="xlink:title" use="optional" />

        <attribute ref="xlink:show" use="optional" />

        <attribute ref="xlink:actuate" use="optional" />

        <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

                    processContents="lax" />

            </restriction>

    </complexContent>

    </complexType>

    <element name="simple" type="xl:simpleType" abstract="true">


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X 7206

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    <annotation>

      <documentation>

            The abstract element at the head of the simple link substitution group.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

3.5.1.1 

単純リンクの xlink:type 属性 

xlink:type

属性は,出現しなければならない。xlink:type 属性は,固定の内容 "simple" でなければならな

い。

3.5.1.2 

単純リンクの xlink:href 属性 

単純リンクには,xlink:href 属性がなければならない。xlink:href 属性は,URI でなければならない。URI

は,XML 文書の位置又は XML 文書中の XML 素片の位置を特定しなければならない。URI が相対パスで

記述されている場合,XML ベース規定(箇条 に示す [XML Base] 参照)で定義されている方法で,絶

対 URI を取得しなければならない。URI 上にある XPointer(箇条 に示す [XPTR] 参照)の構文で許容さ

れる形式についての詳細は,3.5.4 による。

3.5.1.3 

単純リンクの xlink:role 属性(任意選択) 

xlink:role

属性は,任意選択とし,その値は,URI でなければならない。xlink:role 属性がある場合,値が

空であってはならない。

3.5.1.4 

単純リンクの xlink:arcrole 属性(任意選択) 

xlink:arcrole

属性がある場合,空文字列であってはならない。

3.5.1.5 

単純リンクの xml:base 属性(任意選択) 

xml:base

属性(箇条 に示す [XML Base] 参照)は,単純リンクに出現してもよい。xml:base 属性は,

xlink:href

属性中で指定する相対 URI の解決に関与する。

3.5.2 linkbase

要素 

箇条 に示す [XLINK] 規定のリンクベースの定義は,次による。

“内部へのリンク及び第三者へのリン

クをもつ文書を,リンクデータベース又はリンクベースと呼ぶ(箇条 に示す [XLINK] 参照)

”概念に

対する構文は,タクソノミ  スキーマで定義するが,これらの概念の意味付けは,XBRL リンクベースで定

義する。リンクベースは,拡張リンク又は拡張リンクを含む要素とする。リンクベースは,documentation

要素を含むこともできる。

linkbase

要素は,リンクベースのコンテナとして用いることを意図する。linkbase 要素の XML スキーマ

制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="linkbase">

    <annotation>

      <documentation>

            Definition of the linkbase element. Used to


14

X 7206

:2010

   

            contain a set of zero or more extended link elements.

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

      <choice minOccurs="0" maxOccurs="unbounded">

        <element ref="link:documentation"/>

        <element ref="link:roleRef"/>

        <element ref="link:arcroleRef"/>

        <element ref="xl:extended"/>

            </choice>

      <attribute name="id" type="ID" use="optional"/>

      <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

        processContents="lax" />

        </complexType>

  </element>

</schema>

例 に骨格となるリンクベース例を示す。

例 1  骨格となるリンクベース

<linkbase

  xmlns="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:samp="http://www.xbrl.org/sample" 
  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" 
  xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"

  xsi:schemaLocation="http://www.xbrl.org/sample samp001.xsd" 
  xml:base="http://www.xbrl.org/sample"> 

  <calculationLink  
    xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/link"  
    xlink:type="extended">

      <!-- ... --> 
  </calculationLink>

</linkbase>

意味  ルート要素として linkbase 要素を用いる場合,linkbase 要素は,名前空間接頭辞の定義及び

schemaLocation

属性をもつ。"xml:"  という接頭辞は,必ずしも宣言する必要はない。拡張リンク要素の一

つである calculationLink は,リンクベースに含まれる。

3.5.2.1 linkbase

要素の id 属性(任意選択) 

linkbase

要素には,id 属性があってもよい。

id

属性の値は,ID 型の属性に対する箇条 に示す [XML] 規則に適合しなければならない。

3.5.2.2 linkbase

要素の xml:base 属性(任意選択) 

xml:base

属性(箇条 に示す [XML Base] 参照)は,linkbase 要素に出現してもよい。xml:base 属性は,

それを含む拡張リンクにおいて,相対 URI の解決に関与する。

3.5.2.3 linkbase

要素の documentation 要素(任意選択) 

すべての linkbase 要素は,documentation 要素を含んでもよい。

documentation

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"


15

X 7206

:2010

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  elementFormDefault="qualified"

  attributeFormDefault="unqualified">

  <complexType name="documentationType">

    <annotation>

      <documentation>

            Element type to use for documentation of

      extended links and linkbases.

      </documentation>

    </annotation>

    <simpleContent>

      <extension base="string">

        <anyAttribute namespace="##other" processContents="lax"/>

      </extension>

    </simpleContent>

    </complexType>

  <element name="documentation" type="xl:documentationType" abstract="true">

    <annotation>

      <documentation>

            Abstract element to use for documentation of

      extended links and linkbases.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="documentation"

    type="xl:documentationType"

    substitutionGroup="xl:documentation">

    <annotation>

      <documentation>

            Concrete element to use for documentation of

      extended links and linkbases.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

documentation

要素は,文字列の内容をもたなければならない。documentation 要素には,XBRL リンクベ

ースの名前空間 http://www.xbrl.org/2003/linkbase 中で定義していない属性も,すべて含んでもよい。例えば,


16

X 7206

:2010

   

documentation

要素は,記述に用いる言語を示すため,xml:lang 属性を用いることもできる。

3.5.2.4 roleRef

要素(任意選択) 

roleRef

要素は,リンクベース又は XBRL インスタンス中の footnoteLink 要素及び footnote 要素のために

用いるカスタムの xlink:role 属性の値を解決するために用いる。roleRef 要素は,3.5.1 に定義する単純リン

クである。

roleRef

要素は,

タクソノミ  スキーマ文書中で xlink:role 属性の値

5.1.3 参照)

を宣言する roleType

要素を指定する。標準の資源要素又は標準の拡張リンク要素の xlink:role  属性の値 V は,絶対 URI でなけ

ればならない。カスタムロールは,値 V がこの規格で定義されたロールに対応していない。資源の要素又

は拡張リンク要素の祖先の linkbase 要素は,roleURI 属性の値 V をもつ子要素 roleRef 要素をもたなければ

ならない。標準の拡張リンク及び標準の資源で用いられる role は,roleRef 要素を必要とする。標準の拡張

リンクは,definitionLink 要素,calculationLink 要素,presentationLink 要素,labelLink 要素,referenceLink

要素及び footnoteLink 要素である。標準の資源要素は label 要素,footnote 要素及び reference 要素である。

roleRef

要素の XML スキーマの制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="roleRef" substitutionGroup="xl:simple">

    <annotation>

      <documentation>

            Definition of the roleRef element - used

      to link to resolve xlink:role attribute values to

      the roleType element declaration.

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

      <complexContent>

        <extension base="xl:simpleType">

          <attribute name="roleURI" type="xlink:nonEmptyURI" use="required">

                        <annotation>

                            <documentation>

                This attribute contains the role name.

                            </documentation>

                        </annotation>

                    </attribute>

                </extension>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

3.5.2.4.1 roleRef

要素の xlink:type 属性 

xlink:type

属性は,出現しなければならない。xlink:type 属性は,固定の内容 "simple" でなければならな

い。

3.5.2.4.2 roleRef

要素の xlink:href 属性 


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X 7206

:2010

roleRef

要素には,xlink:href 属性がなければならない。xlink:href 属性は,URI でなければならない。URI

は,タクソノミ  スキーマ文書にある roleType 要素の位置を特定しなければならない。URI が相対パスで

記述されているときは,XML ベース規定(箇条 に示す [XML Base] 参照)で定義されている方法で,

絶対 URI を取得しなければならない。URI 上にある XPointer(箇条 に示す [XPTR] 参照)の構文で許容

される形式についての詳細は,3.5.4 による。xlink:href 属性によって参照されるすべてのファイルは,いか

なる linkbase 要素に roleRef 要素が出現するかにかかわらず,DTS の一部として発見しなければならない。

3.5.2.4.3 roleRef

要素の xlink:arcrole 属性(任意選択) 

xlink:arcrole

属性は,roleRef 要素で用いてもよい。xlink:arcrole 属性が roleRef 要素中に出現する場合,そ

の意味は,定義されない。

3.5.2.4.4 roleRef

要素の xlink:role 属性(任意選択) 

xlink:role

属性は,任意選択とし,URI 値をもたなければならない。xlink:role 属性がある場合,それは,

空であってはならない。xlink:role 属性が roleRef 要素中に出現する場合,その意味は,定義されない。

3.5.2.4.5 roleURI

属性 

roleURI

属性は,roleRef 要素中に出現しなければならない。roleURI 属性は,roleRef 要素がその位置を

特定する XML 資源によって定義される xlink:role 属性の値を識別する。この属性の値は,roleRef 要素がそ

の位置を特定する roleType 要素の roleURI 属性の値と一致していなければならない。リンクベース又は

XBRL

インスタンス中で,一つを超える roleRef 要素が同じ roleURI 属性の値をもってはならない。

3.5.2.5 arcroleRef

要素(任意選択) 

arcroleRef

要素は,リンクベース又は XBRL インスタンス中で(footnoteArc のために)用いるカスタム

の xlink:arcrole の値を解決するのに使用する。arcroleRef 要素は,3.5.1 に定義する単純リンクである。

arcroleRef

要素は,xlink:arcrole 属性の値(5.1.4 参照)を宣言しているタクソノミ  スキーマ文書において

arcroleType

要素の位置を特定する。

標準拡張リンク要素における標準アーク要素の xlink:arcrole 属性の値 V

は,絶対 URI でなければならない。カスタムのアークロールは,値 V がこの規格で定義されたアークロー

ルに対応していない。アーク要素の祖先の linkbase 要素は,arcroleURI 属性の値 V をもつ子要素 arcroleRef

要素をもたなければならない。標準の拡張リンクにおける標準のアークで用いられる arcrole 要素は

arcroleRef

要素を必要とする。標準のアークは,definitionArc 要素,calculationArc 要素,presentationArc 要

素,labelArc 要素,referenceArc 要素及び footnoteArc 要素である。

arcroleRef

要素における XML スキーマの定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="arcroleRef" substitutionGroup="xl:simple">

    <annotation>

      <documentation>

            Definition of the roleRef element - used

            to link to resolve xlink:arcrole attribute values to

      the arcroleType element declaration.

      </documentation>

    </annotation>


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X 7206

:2010

   

    <complexType>

      <complexContent>

        <extension base="xl:simpleType">

          <attribute name="arcroleURI" type="xlink:nonEmptyURI" use="required">

                        <annotation>

                            <documentation>

                This attribute contains the arc role name.

                            </documentation>

                        </annotation>

                    </attribute>

                </extension>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

3.5.2.5.1 arcroleRef

要素の xlink:type 属性 

xlink:type

属性は,出現しなければならない。xlink:type 属性は,固定の内容 "simple" でなければならな

い。

3.5.2.5.2 arcroleRef

要素の xlink:href 属性 

arcroleRef

要素には,xlink:href 属性がなければならない。xlink:href 属性は,URI でなければならない。

URI

は,タクソノミ  スキーマ文書にある arcroleType 要素の位置を特定しなければならない。URI が相対

パスで記述されているときは,XML ベース規定(箇条 に示す [XML Base] 参照)で定義されている方

法で,絶対 URI を取得しなければならない。URI 上にある XPointer(箇条 に示す [XPTR] 参照)の構文

で許容される形式についての詳細は,3.5.4 による。xlink:href 属性によって参照されるすべてのファイルは,

いかなる linkbase 要素に arcroleRef 要素が出現するかにかかわらず,DTS の一部として発見しなければな

らない。

3.5.2.5.3 arcroleRef

要素の xlink:arcrole 属性(任意選択) 

xlink:arcrole

属性は,arcroleRef 要素中で用いることができる。xlink:arcrole 属性が arcroleRef 要素に出現

する場合,その意味は,定義されない。

3.5.2.5.4 arcroleRef

要素の xlink:role 属性(任意選択) 

xlink:role

属性は,任意選択とし,URI 値をもたなければならない。xlink:role 属性がある場合,それは,

空であってはならない。xlink:role 属性が arcroleRef 要素中に出現する場合,その意味は,定義されない。

3.5.2.5.5 arcroleURI

属性 

arcroleURI

属性は,arcroleRef 要素中に出現しなければならない。arcroleURI 属性は,arcroleRef 要素がそ

の位置を特定する XML 資源によって定義される xlink:arcrole 属性の値を識別する。この属性の値は,

arcroleRef

要素が指定する arcroleType 要素の arcroleURI 属性の値と一致しなければならない。リンクベー

ス又は XBRL インスタンス中で,一つを超える arcroleRef 要素が同じ arcroleURI 属性の値をもってはなら

ない。

3.5.3 

拡張リンク 

拡張リンクは,資源間の関連性を箇条 に示す [XLINK] の注釈によって記述する XML 素片とする。

XBRL

の拡張リンクは,XML 素片である資源間の関係を記述する。

XBRL

で用いる拡張リンクの一般的な XML スキーマ制約定義は,次による。


19

X 7206

:2010

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  elementFormDefault="qualified"

  attributeFormDefault="unqualified">

  <complexType name="extendedType">

    <annotation>

      <documentation>

      Generic extended link type

      </documentation>

    </annotation>

    <complexContent>

      <restriction base="anyType">

        <choice minOccurs="0" maxOccurs="unbounded">

          <element ref="xl:title" />

          <element ref="xl:documentation" />

          <element ref="xl:locator" />

                    <element ref="xl:arc" />

                    <element ref="xl:resource" />

                </choice>

        <attributeGroup ref="xlink:extendedType"/>

        <attribute ref="xlink:role" use="required" />

        <attribute ref="xlink:title" use="optional" />

        <attribute name="id" type="ID" use="optional" />

        <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

                    processContents="lax" />

            </restriction>

    </complexContent>

    </complexType>

    <element name="extended" type="xl:extendedType" abstract="true">

    <annotation>

      <documentation>

            Abstract extended link element at head of extended link substitution group.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

XBRL

の拡張リンクには,次の五つの異なる型の子要素を含んでもよい。

− documentation 要素

− title 要素(表題)

− locator 要素(位置指定子)

− resource 要素(資源)

− arc 要素(アーク)

documentation

要素は,XBRL の記述のためだけにあるもので,箇条 に示す [XLINK] で定義する特定

の意味をもっているわけではない。Title 要素(表題)

,locator 要素(位置指定子)

,resource 要素(資源)


20

X 7206

:2010

   

及び arc 要素(アーク)は,箇条 に示す [XLINK] の特定の属性によって識別される。title 要素(表題)

locator

要素(位置指定子)

,resource 要素(資源)及び arc 要素(アーク)が extended 要素の直接の子でな

い場合,それらは,箇条 に示す [XLINK] で定義する特定の意味をもたず,それゆえ XBRL で特定され

る意味をもたない。

XBRL

拡張リンクのための属性を次に記述する。

3.5.3.1 

拡張リンクの id 属性(任意選択) 

拡張リンクには,id 属性があってもよい。id 属性の値は,箇条 に示す [XML] 規則の ID 型に適合しな

ければならない。id 属性は,拡張リンクを識別し,単純リンクによって直接参照できるようにする(4.8

参照)

3.5.3.2 

拡張リンクの xlink:type 属性 

xlink:type

属性は,拡張リンク中に出現しなければならない。xlink:type 属性は,固定の内容 "extended" で

なければならない。

3.5.3.3 

拡張リンクの xlink:role 属性 

xlink:role

属性は,標準の拡張リンク中に出現しなければならない。xlink:role 属性の内容を,拡張リンク

ロール値と呼ぶ。拡張リンクロール値は,アプリケーションが拡張リンクを別々の関連のネットワークに

分割するために用いなければならない。拡張リンクのアークに組み込まれた意味がどのように拡張リンク

のアークロール値に依存するかについての詳細は,5.2 参照。一つの標準拡張リンクロールを,次の値によ

って定義する。http://www.xbrl.org/2003/role/link

標準拡張リンクロールは,roleType(5.1.3 参照)及び roleRef(3.5.2.4 参照)なしで用いてもよい。

3.5.3.4 

拡張リンクの xml:base 属性(任意選択) 

xml:base

属性(箇条 に示す [XML Base] 参照)は,拡張リンク中に出現してもよく,拡張リンクが含

む相対 URI の解決に関与する。

3.5.3.5 

拡張リンクの documentation 要素(任意選択) 

XBRL

の拡張リンクは,すべて,documentation 要素を含んでもよい。

拡張リンク中の documentation 要素は,linkbase 要素中の documentation 要素に適用されるのと同じ構文要

請に適合する。詳細は,3.5.2.3 による。

3.5.3.6 

拡張リンクの表題(任意選択) 

XBRL

拡張リンクは,すべて,表題を含んでもよい。表題は,より制約された xlink:title 属性の代わりに,

拡張リンクを記述するために用いてもよい。表題は,多言語で情報を提供する必要がある場合にとりわけ

役立つ。表題は,XBRL において,特定の意味をもたない。拡張リンク中で表題を用いるには,抽象要素

である title 要素の代替グループに新たな要素を定義する必要がある。

表題の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  elementFormDefault="qualified"

  attributeFormDefault="unqualified">

  <complexType name="titleType">

    <annotation>

      <documentation>


21

X 7206

:2010

            Type for the abstract title element -

            used as a title element template.

      </documentation>

    </annotation>

    <complexContent>

      <restriction base="anyType">

        <attributeGroup ref="xlink:titleType"/>

            </restriction>

    </complexContent>

    </complexType>

    <element name="title" type="xl:titleType" abstract="true">

    <annotation>

      <documentation>

            Generic title element for use in extended link documentation.

            Used on extended links, arcs, locators.

      See http://www.w3.org/TR/xlink/#title-element for details.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

3.5.3.6.1 

表題の xlink:type 属性 

すべての表題には,xlink:type 属性が出現しなければならない。xlink:type 属性は,固定の内容 "title" で

なければならない。

3.5.3.7 

位置指定子 

位置指定子は,拡張リンクの子要素とする。位置指定子は,拡張リンク自身の外部にある資源の位置を

特定する。XBRL 拡張リンクは,すべて,位置指定子を含んでもよい。

一般的な位置指定子の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  elementFormDefault="qualified"

  attributeFormDefault="unqualified">

  <complexType name="locatorType">

    <annotation>

      <documentation>

      Generic locator type.

      </documentation>

    </annotation>

    <complexContent>

      <restriction base="anyType">

                <sequence>

          <element ref="xl:title" minOccurs="0" maxOccurs="unbounded" />

                </sequence>

        <attributeGroup ref="xlink:locatorType"/>

        <attribute ref="xlink:href" use="required" />

        <attribute ref="xlink:label" use="required" />


22

X 7206

:2010

   

        <attribute ref="xlink:role" use="optional" />

        <attribute ref="xlink:title" use="optional" />

            </restriction>

    </complexContent>

    </complexType>

    <element name="locator" type="xl:locatorType" abstract="true">

    <annotation>

      <documentation>

            Abstract locator element to be used as head of locator substitution group

            for all extended link locators in XBRL.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

一貫性を保つため,loc 要素を XBRL の拡張リンクに用いる唯一の位置指定子として定義する。loc 要素

は,一般的な位置指定子を具体化したものとする。loc 要素の XML スキーマ構文制約は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified"> 

    <element name="loc" type="xl:locatorType" substitutionGroup="xl:locator">

    <annotation>

      <documentation>

            Concrete locator element. The loc element is the

            XLink locator element for all extended links in XBRL.

      </documentation>

    </annotation>

  </element> 

</schema>

3.5.3.7.1 

位置指定子の xlink:type 属性 

xlink:type

属性は,

すべての位置指定子に出現しなければならない。

xlink:type

属性は,

固定の内容 "locator"

でなければならない。

3.5.3.7.2 

位置指定子の xlink:href 属性 

位置指定子には,xlink:href 属性がなければならない。xlink:href 属性は,URI でなければならない。URI

は,XML 文書又は XML 文書内の一つ以上の XML 素片の位置を特定しなければならない。URI を相対パ

スで記述している場合,XML ベース規定(箇条 に示す [XML Base] 参照)で定義している方法で,絶

対 URI を取得しなければならない。URI 上にある XPointer(箇条 に示す [XPTR] 参照)の構文で許容さ

れる形式についての詳細は,3.5.4 による。xlink:href 属性によって参照されるすべてのファイルは,いかな

る linkbase 要素に位置指定子が出現するかにかかわらず,DTS の一部として発見しなければならない。

3.5.3.7.3 

位置指定子の xlink:label 属性 

位置指定子の xlink:label 属性によって,位置指定子を識別することで,同じ拡張リンクに属するアーク

が,その位置指定子を参照できる。拡張リンクの複数の位置指定子及び複数の資源の xlink:label 属性が同


23

X 7206

:2010

じ値をもつことができる。xlink:label 属性の値は,箇条 に示す [XML] で定義する NCName(コロンなし

名前)でなければならない。この要請は,xlink:label 属性が,文字又はアンダースコアで始めなければな

らないことを意味する。

3.5.3.7.4 

位置指定子の表題(任意選択) 

位置指定子は,表題を含んでもよい。位置指定子の表題の子要素は,拡張リンクの表題の子要素に適用

されるものと同じ制約に適合しなければならない。詳細は,3.5.3.6 による。

3.5.3.8 

資源 

幾つかの XBRL 拡張リンクは,資源を含んでもよい。資源は,拡張リンク内の他の資源及び拡張リンク

の外部の資源と関連付けられている拡張リンク内の XML 素片とする。

一般的な資源の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  elementFormDefault="qualified"

  attributeFormDefault="unqualified">

  <complexType name="resourceType">

    <annotation>

      <documentation>

            Generic type for the resource type element

      </documentation>

    </annotation>

    <complexContent mixed="true">

      <restriction base="anyType">

        <attributeGroup ref="xlink:resourceType"/>

        <attribute ref="xlink:label" use="required" />

        <attribute ref="xlink:role" use="optional" />

        <attribute ref="xlink:title" use="optional" />

        <attribute name="id" type="ID" use="optional" />

            </restriction>

    </complexContent>

    </complexType>

    <element name="resource" type="xl:resourceType" abstract="true">

    <annotation>

      <documentation>

            Abstract element to use as head of resource element substitution group.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

一般的な資源の内容は,非常にゆるく制約されている。この規格によって,特定の種類の拡張リンクに

おける特定の種類の資源に対して,より特定した制約を適用する。

3.5.3.8.1 

資源の xlink:type 属性 

xlink:type

属性は,すべての資源に出現しなければならない。xlink:type 属性は,固定の内容 "resource" で

なければならない。


24

X 7206

:2010

   

3.5.3.8.2 

資源の xlink:label 属性 

資源の xlink:label 属性によって,位置指定子を識別することで,同じ拡張リンクに属するアークが,そ

の位置指定子を参照できる。資源の xlink:label 属性は,位置指定子の xlink:label 属性に対して適用される

ものと同じ要請に適合する。詳細は,3.5.3.7.3 による。拡張リンクにおける幾つかの資源が同じラベルを

もってもよい。

3.5.3.8.3 

資源の xlink:role 属性(任意選択) 

資源の xlink:role 属性は,任意選択とし,その値は,資源のロール値として参照される。

資源は,xlink:role 属性を含んでもよい。xlink:role 属性は,その資源が含む情報の性質に基づいて,資源

をそれぞれ区別するのが望ましい。この規格で定義した資源の幾つかは,その資源に定義された一まとま

りの標準的な資源のロール値をもつ。カスタムの reference ロールは,roleType 要素(5.1.3 参照)を用いて

定義される。

3.5.3.8.4 

資源の id 属性(任意選択) 

id

属性は,XBRL 拡張リンク中のすべての資源に出現することができる。id 属性の値は,箇条 に示す

[XML]

の ID 型の属性に対する規定に適合しなければならない。id 属性によって資源を識別することで,

アークの禁止を目的として他の拡張リンク中の位置指定子から参照してもよい(3.5.3.9.5 参照)

3.5.3.9 

アーク 

XBRL

拡張リンクは,すべて,アークを含んでもよい。アークは,拡張リンク中の位置指定子によって

識別する資源間の関係又は拡張リンク中に出現する資源間の関係を記述したものとする。

一般的なアークの XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  elementFormDefault="qualified"

  attributeFormDefault="unqualified">

  <simpleType name="useEnum">

    <annotation>

      <documentation>

            Enumerated values for the use attribute on extended link arcs.

      </documentation>

    </annotation>

    <restriction base="NMTOKEN">

      <enumeration value="optional" />

      <enumeration value="prohibited" />

    </restriction>

  </simpleType>

  <complexType name="arcType">

    <annotation>

      <documentation>

            basic extended link arc type - extended where necessary for specific arcs

            Extends the generic arc type by adding use, priority and order attributes.

      </documentation>


25

X 7206

:2010

    </annotation>

    <complexContent>

      <restriction base="anyType">

                <sequence>

          <element ref="xl:title" minOccurs="0" maxOccurs="unbounded" />

                </sequence>

        <attributeGroup ref="xlink:arcType"/>

        <attribute ref="xlink:from" use="required" />

        <attribute ref="xlink:to" use="required" />

        <attribute ref="xlink:arcrole" use="required" />

        <attribute ref="xlink:title" use="optional" />

        <attribute ref="xlink:show" use="optional" />

        <attribute ref="xlink:actuate" use="optional" />

        <attribute name="order" type="decimal" use="optional" />

        <attribute name="use" type="xl:useEnum" use="optional" />

        <attribute name="priority" type="integer" use="optional" />

        <anyAttribute namespace="##other" processContents="lax" />

            </restriction>

    </complexContent>

    </complexType>

  <element name="arc" type="xl:arcType" abstract="true">

    <annotation>

      <documentation>

            Abstract element to use as head of arc element substitution group.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

アークは,箇条 に示す [XLINK] の属性,すなわち xlink:from 及び xlink:to によって参照する XML 素

片間の関係を表す。xlink:from 属性及び xlink:to 属性は,アークのそれぞれの端を表す。これらの二つの属

性は,アーク自身が含まれているのと同じ拡張リンク内の資源及び位置指定子の xlink:label 属性の値を含

んでいる。位置指定子では,参照する XML 素片は,位置指定子の xlink:href 属性によって識別する XML

要素の集合から構成される。資源では,参照する XML 素片は,資源自身とする。

アークは,"from"  及び "to" の端それぞれにおいて,複数の XML 素片を参照してもよい。これは,拡

張リンクで,アークの xlink:from 属性又は xlink:to 属性で識別する複数の位置指定子及び/又は複数の資源

において同じ値の xlink:label 属性がある場合,発生することがある。このようなアークは,XML 素片の

"from"

側それぞれと XML 素片の "to" 側それぞれとの 1 対 1 の関係の集合を表す。

例 にアークの 1 対 1 関係の例を示す。

例 2  箇条 に示す [XLINK] アークの 1 対 1 関係


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X 7206

:2010

   

この表示リンクは,ある XBRL の概念と他の XBRL の概念とを関連付けるアークを含んでいる。"from"  側
の XML 素片は,concept A の要素定義であり,example.xsd タクソノミ  スキーマ中にある。"to"  側の XML

素片は,concept B の要素定義であり,同じく example.xsd タクソノミ  スキーマ中にある。

<presentationLink xlink:type="extended"

  xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/link">

  <loc xlink:type="locator" xlink:label="a" xlink:href="example.xsd#conceptA"/>

  <loc xlink:type="locator" xlink:label="b" xlink:href="example.xsd#conceptB"/>

  <presentationArc xlink:type="arc" xlink:from="a" xlink:to="b"

    xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/parent-child" order="1"/>

</presentationLink>

例 にアークの 1 対多関係の例を示す。

例 3  箇条 に示す [XLINK] アークの 1 対多関係

このラベルリンクは,一つの XBRL の概念を二つの XBRL のラベルに関連付ける一つのアークを含む。こ
れは,ラベル資源それぞれに対して同じ xlink:label 属性の値をもたせ,アークでは,次に,この属性値と

同じ値を xlink:to 属性にもたせることによって実現する。concept A と標準ラベル "Concept A" との間の関
係及び concept A とその合計のラベル"Total of Concept A"  との間のもう一つの関係という二つの関係を表
す。

<labelLink xlink:type="extended"

  xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/link">

  <loc xlink:type="locator" xlink:label="a" xlink:href="example.xsd#conceptA"/>

  <label xlink:type="resource" xml:lang="en" xlink:label="lab_a"

 xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/label">Concept A</label>

  <label xlink:type="resource" xml:lang="en" xlink:label="lab_a"

  xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/totalLabel">Total of Concept A</label>

  <labelArc xlink:type="arc" xlink:from="a" xlink:to="lab_a"

    xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/concept-label"/>

</labelLink>

次の拡張リンクも,これと同じ二つの関係を表すことができるが,それぞれのラベル及び二つのアークの

xlink:label

属性には,異なる値を記述する。

<labelLink xlink:type="extended"

  xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/link">

  <loc xlink:type="locator" xlink:label="a" xlink:href="example.xsd#conceptA"/>

  <label xlink:type="resource" xml:lang="en" xlink:label="lab_a_standard"

 xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/label">Concept A</label>

  <label xlink:type="resource" xml:lang="en" xlink:label="lab_a_total"

  xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/totalLabel">Total of Concept A</label>

  <labelArc xlink:type="arc" xlink:from="a" xlink:to="lab_a_standard"

    xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/concept-label"/>

  <labelArc xlink:type="arc" xlink:from="a" xlink:to="lab_a_total"

    xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/concept-label"/>

</labelLink>

意味論的には,これら二つの拡張リンクは,概念とそのラベルとの同じ関係の集合を表している。

例 にアークの多対多関係の例を示す。

例 4  箇条 に示す [XLINK] アークの多対多関係

このラベルリンクは,二つの概念と二つのラベルとを関連付ける一つのアークを含む。ここでは,概念に
対するそれぞれの位置指定子の xlink:label 属性の値を同じ値とし,アークの xlink:from 属性の値もまた,こ
れと同じ値とする。次に,それぞれのラベル資源の xlink:label 属性の値を同じ値とし,アークの xlink:to 属

性の値も,また,これと同じ値とすることによって実現する。

<labelLink xlink:type="extended"

  xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/link">


27

X 7206

:2010

  <loc xlink:type="locator" xlink:label="ab" xlink:href="example.xsd#conceptA"/>

  <loc xlink:type="locator" xlink:label="ab" xlink:href="example.xsd#conceptB"/>

  <label xlink:type="resource" xml:lang="en" xlink:label="lab_ab"

  xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/label">Concept A or B</label>

  <label xlink:type="resource" xml:lang="en" xlink:label="lab_ab"

 xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/totalLabel">Total of Concept A or B</label>

  <labelArc xlink:type="arc" xlink:from="ab" xlink:to="lab_ab"

    xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/concept-label"/>

</labelLink>

このアークは,次の四つの関係を表している:

a) concept

A

とラベル資源  "Concept A or B"  との関係

b) concept

A

とラベル資源  "Total of Concept A or B"  との関係

c) concept

B

とラベル資源  "Concept A or B"  との関係

d) concept

B

とラベル資源  "Total of Concept A or B"  との関係

1

対多の例のように,この拡張リンクは,位置指定子及び資源それぞれが異なる xlink:label 属性の値をもつ

四つの 1 対 1 のアークに書き換えることもできる。ラベル資源の xlink:label 属性の値が同じ値をもち,位
置指定子のそれぞれの xlink:label 属性の値が異なる値をもつ二つの 1 対 2 のアークに書き換えることもで

きる。また,その逆に,位置指定子の xlink:label 属性の値が同じ値をもつ場合も同様に書き換えることが
できる。

拡張リンクにおいては,箇条 に示す [XLINK] で定義する重複アークは,いかなるものも,あっては

ならない。箇条 に示す [XLINK] で定義する重複アークとは,拡張リンク内の xlink:from 属性及び xlink:to

属性がそれぞれ同じ値をもつ一組のアークとする。

箇条 に示す [XLINK] に従ったアークの正しい使用例を

例 に示す。

例 5  箇条 に示す [XLINK] に従ったアークの正しい使用

箇条 に示す [XLINK] では,一つの拡張リンク内の重複アークを禁じており,重複と判断される場合,

arcrole

は,無視される。したがって,次の例は,無効である(definitionLink 拡張リンクの詳細は,5.2.6 

よる)

<definitionLink xlink:type="extended"

  xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/link">

  <loc xlink:type="locator" xlink:label="a" xlink:href="example.xsd#conceptA"/>

  <loc xlink:type="locator" xlink:label="b" xlink:href="example.xsd#conceptB"/>

    <definitionArc xlink:type="arc" xlink:from="a" xlink:to="b"

    xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/general-special" />

    <definitionArc xlink:type="arc" xlink:from="a" xlink:to="b"

    xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/requires-element"/>

</definitionLink>

代わりに,箇条 に示す [XLINK] に適合した次のような別の記述方法を用いなければならない。

<definitionLink xlink:type="extended"

xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/link">

  <loc xlink:type="locator" xlink:label="a" xlink:href="example.xsd#conceptA"/>

  <loc xlink:type="locator" xlink:label="b" xlink:href="example.xsd#conceptB"/>

    <definitionArc xlink:type="arc" xlink:from="a" xlink:to="b"

    xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/general-special" />

</definitionLink>

<definitionLink xlink:type="extended"

xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/link">

  <loc xlink:type="locator" xlink:label="a" xlink:href="example.xsd#conceptA"/>

  <loc xlink:type="locator" xlink:label="b" xlink:href="example.xsd#conceptB"/>

    <definitionArc xlink:type="arc" xlink:from="a" xlink:to="b"

    xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/requires-element"/>


28

X 7206

:2010

   

</definitionLink>

3.5.3.9.1 

アークの xlink:type 属性 

xlink:type

属性は,すべてのアークに出現しなければならない。xlink:type 属性は,固定の内容 "arc" で

なければならない。

3.5.3.9.2 xlink:from

属性 

アークの xlink:from 属性は,そのアーク要素自体が含まれているのと同じ拡張リンク要素中の少なくと

も一つの位置指定子又は資源の xlink:label 属性の値と等しくなければならない。

xlink:from

属性の値は,箇条 に示す [XML] で定義する NCName(コロンなし名前)でなければならな

い。この要請は,xlink:from 属性が,文字又はアンダースコアで始めなければならないことを意味する。

3.5.3.9.3 xlink:to

属性 

アークの xlink:to 属性は,アーク要素自体が含まれているのと同じ拡張リンク要素中の少なくとも一つ

の位置指定子又は資源の xlink:label 属性の値と等しくなければならない。

xlink:to

属性の値は,箇条 に示す [XML] で定義する NCName(コロンなし名前)でなければならない。

この要請は,xlink:to 属性が,文字又はアンダースコアで始めなければならないことを意味する。

3.5.3.9.4 xlink:arcrole

属性 

xlink:arcrole

属性は,アークによって表現する特定の種類の関係を記述する。この値のことを,アークロ

ール値と呼ぶ。この規格において標準のアークロール値は,各アーク要素に対して定義しており,特定の

意味を与えている。xlink:arcrole 属性を用いる特定の XBRL のアーク要素(labelArc 要素,referenceArc 要

素,calculationArc 要素,definitionArc 要素,presentationArc 要素,及び footnoteArc 要素)について説明す

る箇所で,その属性の値を記述する。

カスタムのアークロール値を,タクソノミ  スキーマにおいて定義できる。カスタムのアークロール値の

意味は,arcroleType 要素(5.1.4 参照)を用いて定義する。arcroleType 要素は,arcroleRef 要素(3.5.2.5 

照)から参照される。

3.5.3.9.5 order

属性(任意選択) 

order

属性は,任意選択とする。アプリケーションは,関係の階層組織を表示する場合,兄弟関係を示さ

なければならないが,order 属性の値は,その序列を示す十進法の値でなければならない。値が設定されて

いない場合,order 属性の値の既定値は,"1"  でなければならない。階層内の複数の兄弟が同じ order 属性

の値をもつ場合,それら兄弟の表示順序は,アプリケーションに依存する。order 属性の値は,整数に制約

されないので,

既に定義されている二つの兄弟の間に新しい兄弟を置く必要がある場合には,

有用である。

3.5.3.9.6 

アークの表題(任意選択) 

アークは,表題を含んでもよい。アークの表題の子要素は,拡張リンクの表題の子要素に適用されるも

のと同じ制約に従わなければならない。詳細は,3.5.3.6 による。

3.5.3.9.7 

禁止関係及び上書き関係 

タクソノミの作成者は,一般に,他のタクソノミの作成者によって作成されたリンクベースに書き込む

ことを許可されていない。直接変更できないリンクベースにおいて表現されている関係を修正する必要が

生じた場合,タクソノミの作成者は,新しいリンクベースを作成し,修正すべき特定の関係について禁止

又は上書きする関係を指し示すアークを含んでもよい。既存の関係の上書き及び禁止は,共に,新しいア

ークを構成することで実現する。

禁止アークは,一つの禁止関係又は禁止関係の集合を表すアークとする。禁止関係は,他の関係を無効

にする関係とする。上書きアークは,一つの上書き関係又は上書き関係の集合を表すアークとする。上書


29

X 7206

:2010

き関係は,他の関係に取って代わる関係とする。DTS において表す関係のネットワーク(3.5.3.9.7.3 参照)

中の関係を決定する場合,禁止関係と上書き関係とが,直接関連する。

use

及び priority という二つの属性によって禁止関係及び上書き関係を表すアークを制御する。これらの

属性は,この規格で定義するアーク要素すべてにおいて,利用可能とする。

3.5.3.9.7.1 use

属性(任意選択) 

use

属性は,任意選択とし,取り得る二つの値,"optional"  又は "prohibited" のいずれか一つの値をとら

なければならない。

use="optional"

は,このアークが,DTS において,アークによって示される関係のネットワークに参加

してもよい一つの関係又は関係の集合を表すことを示す。DTS における関係のネットワークの詳細は,

3.5.3.9.7.3

による。この値を既定値とする。use 属性が明記されていない場合,use 属性の値としてこの値

を推定しなければならない。

use="prohibited"

は,このアークが,DTS において,アークによって示される関係のネットワークに,そ

れら自身及び他の対等関係を含めることを禁止する一つの関係又は関係の集合を表すことを示す。対等関

係の詳細は,3.5.3.9.7.4 による。このような関係を,禁止関係と呼ぶ。

3.5.3.9.7.2 priority

属性(任意選択) 

priority

属性の内容は,整数でなければならない。priority 属性の既定値は,"0"  とする。priority 属性は,

関係のネットワークにおいて禁止及び上書きの規則を適用する場合に用いる。関係は,それぞれ,その関

係を表すアークの priority 属性の値に等しい優先度をもつ。

3.5.3.9.7.3 DTS

における関係のネットワーク 

DTS

内の拡張リンクで表されるアークが,XML 素片間の関係のネットワークを記述する。

アークは,一つ以上の関係をそれぞれ記述する。ただし,DTS では,それらの関係のうちの幾つかだけ

が,DTS によって記述する関係のネットワークに参加する。

DTS

では,すべての関係を DTS によって記述する関係のネットワークに含まれる候補とする。ただし,

幾つかの関係は,他の関係によって禁止又は上書きされるため,それらを DTS によって記述される関係の

ネットワークから除外する。

DTS

では,すべてのアークをアークの基本集合に分類する。アークの基本集合に含まれるアークは,す

べて,次による。

−  アーク要素がローカル名,名前空間及び xlink:arcrole 属性に同じ値をもつ。

−  アーク要素は,ローカル名,名前空間及び xlink:role 属性に同じ値をもつ拡張リンク要素に含まれる。

DTS

では,アークの基本集合それぞれは,関係のネットワークに含める候補の集合を表す。DTS 中のア

ークの基本集合のそれぞれについて,DTS 中のアークによって表される対応する関係のネットワークを構

成する基本集合に,禁止関係及び上書き関係の規則によって,どの部分集合を含めるかを決定する。

3.5.3.9.7.4 

対等関係 

禁止関係及び上書き関係の規則を適用する場合,基本集合中のアークによって表現するそれぞれの関係

と基本集合中のアークによって表現するその他すべての関係との比較を必要とする。

所与の基本集合において,

アークによって表される二つの関係は,

次の条件を満たす場合に対等とする。

−  箇条 に示す [SCHEMA-1] におけるスキーマ妥当性検証後のインフォセットにおいて次の条件を満

たす。

・  アークは,同じ数の省略できない属性をもつ。

・  最初のアークにおける,各省略できない属性と,s-同等(4.10 参照)属性が 2 番目のアークにある。


30

X 7206

:2010

   

上記の条件を満たすため,use 属性,priority 属性,及び次の名前空間で宣言される属性は,すべて

省略可能であり,他のすべての属性は省略できない。

http://www.w3.org/2000/xmlns/

http://www.w3.org/1999/xlink

注記  アーク宣言の属性に指定された既定値又は固定値をスキーマ妥当性検証後のインフォセット

(箇条 に示す [SCHEMA-1] 参照)規定に従って考慮した後に,適用される。

−  関係の "from" 側の XML 素片が互いに,4.10 で定義する同一の関係である。アークの xlink:from 属性

によって識別される XML 素片の説明は,3.5.3.9 による。

−  関係の "to" 側の XML 素片が互いに,4.10 で定義する同一の関係である。アークの xlink:to 属性によ

って識別される XML 素片の説明は,3.5.3.9 による。

3.5.3.9.7.5 

禁止関係及び上書き関係の規則 

禁止関係及び上書き関係の規則は,

アークの use 属性及び priority 属性並びに対等関係の概念を採用して,

基本集合中のアークによって表現する関係それぞれを,そのアークの基本集合に対応する関係のネットワ

ークに含めるか決定する。

基本集合中のアークによって表す対等関係のすべてに対して,禁止関係及び上書き関係の規則を,次の

ように適用する。

a)

禁止関係は,基本集合のアークによって表す関係のネットワーク中には,決して含めない。

b)

最高の優先度をもつ関係が一つだけあり,それが禁止関係ではない場合,その関係は,上書き関係で

あり,基本集合に対する関係のネットワークに含める。その他の対等関係は,すべて,アークの基本

集合に属する関係のネットワークに含めない。

c)

最高の優先度をもつ関係が二つ以上あり,いずれも,禁止関係ではない場合,最高の優先度をもつ関

係のうちの一つを,アークの基本集合に属する関係のネットワークに含めなければならない。含める

ものとして選んだ関係を,上書き関係とする。その他の対等関係は,すべて,アークの基本集合に属

する関係のネットワークから除外しなければならない。これらの関係は,アークの基本集合では,上

書きされる関係とする。関係のネットワークにおいて,アークの基本集合中のどの関係を選択して関

係のネットワークに含めるかは,アプリケーションに依存する。

d)

最高の優先度をもつ関係が一つ以上あり,それらの関係の少なくとも一つが禁止関係である場合,い

ずれの対等関係も,アークの基本集合中の関係のネットワークに含めない。これらの禁止関係でない

対等関係は,禁止される関係とする。

例 に禁止関係及び上書き関係の例を示す。

例 6  禁止関係及び上書き関係

次の例は,あまり一般的でないが,存在し得る状況を含み,禁止関係及び上書き関係の規則に従いどのよ
うに取り扱うかを説明する。これらの例は,別の作成者によって,おそらく作成される一連の拡張タクソ
ノミを想定したものである。この作成者は,拡張対象とするタクソノミに対して書込み権限をもたない。

アークの基本集合における次の二つのアークが,対等関係の集合を表している場合,それらの関係は,い
ずれも,アークの基本集合に関連付けられた関係のネットワークに含めない。 
−  関係 A を表す,use="optional"  及び priority="1"  であるアーク A

−  関係 B を表す,use="prohibited"  及び priority="2"  であるアーク B 
アーク B は,より高い優先度をもっており,禁止関係を表している。したがって,アーク B は,アークの
基本集合に関連付けられた関係のネットワークから関係 A を除外する。関係 B は,禁止関係であるので,

定義によって,アークの基本集合に関連付けられた関係のネットワークから,規則 a)  及び d)  を適用し,
除外する。


31

X 7206

:2010

もう一つのアークが,次のようにアークの基本集合に加えられた場合, 
−  関係 C を表す,use="prohibited"  及び priority="3"  であるアーク C

関係 C は,関係 A 及び関係 B と対等関係であり,最高の優先度をもっているため,禁止関係である。した
がって,関係 C は,アークの基本集合に関連付けられた関係のネットワークから関係 A を除外する。関係

B

及び関係 C は,禁止関係であるので,アークの基本集合に関連付けられた関係のネットワークから,規

則 a)  及び d)  を適用し除外する。

もう一つのアークが,次のようにアークの基本集合に加えられた場合, 
−  関係 D を表す,use="optional"  及び priority="4"  であるアーク D

関係 D は,関係 A,関係 B,及び関係 C と対等関係であり,最高の優先度をもっているため,上書き関係
である。したがって,関係 A,関係 B,関係 C は,アークの基本集合に関連付けられた関係のネットワー
クに含まない。関係 D は,このように禁止関係 B 及び禁止関係 C の影響を受けることなく上書きするので,

アークの基本集合に関連付けられた関係のネットワークに規則 b)  を適用し含める。

もう一つのアークが,次のようにアークの基本集合に加えられた場合,

−  関係 E を表す,use="optional"  及び priority="4"  であるアーク E 
関係 E は,関係 A,関係 B,関係 C,及び関係 D と対等関係である。関係 E は,関係 D と同じ優先度をも
つため,関係 D と関係 E とのどちらを上書き関係とするかは,アプリケーションに依存する。関係 A,関

係 B,関係 C は,規則 c)  を適用し,依然としてアークの基本集合に関連付けられた関係のネットワークに
含まない。関係 D と関係 E とのどちらを上書き関係とするかは,その関係が対等関係であるため,アプリ
ケーションに依存するが,それは,重要ではない。なぜならば,一方が他方に優先して選択されても,表

す意味付けに影響を与えないからである。

もう一つのアークが次のようにアークの基本集合に加えられた場合, 
−  関係 F を表す,use="prohibited"  及び priority="4"  であるアーク F

関係 F は,関係 A,関係 B,関係 C,関係 D,及び関係 E と対等関係である。関係 F は,最高の優先度を
もつ関係の一つなので,禁止関係である。したがって,対等関係にある A,B,C,D,E 又は F のいずれ
も,規則 d)  を適用し,アークの基本集合に関連付けられた関係のネットワークに含まない。

DTS

において発見するすべてのアークを,幾つかの基本集合に分割し,禁止及び上書きの規則を適用し

ていくことで,複数の関係のネットワークの集合ができるが,いずれのネットワークも次の関係を含む。

−  同じローカル名,

同じ名前空間及び arcType 要素に同じ xlink:arcrole 属性の値をもつアークで表す関係。

−  同じローカル名,同じ名前空間及び同じ xlink:role 属性の値をもつ extendedType 要素に含まれるアーク

で表す関係。

−  関係は,禁止される関係,禁止関係又は上書きされる関係のいずれでもない。

3.5.4 URI

素片識別子における XPointer の利用 

特定の XML 要素を指すために箇条 に示す [XLINK] の href で用いる URI は,素片識別子で終わらな

ければならない。箇条 に示す [XLINK] 規定によれば,XPointer(箇条 に示す [XPTR] 参照)の構文

を素片識別子中に置くことができる。素片識別子の形式は,短縮ポインタ又はスキーマベースポインタに

対して定められた要請に適合していなければならない。XBRL リンク中のスキーマベースポインタに許容

されるスキーマは,要素スキーマ(箇条 に示す [ELEMENT] 参照)だけとする。

例 に xlink:href 値の例を示す。

例 7 xlink:href 値

意味

#f1

"f1"

と同じ id 属性をもつ現在の文書の素片

us_bs_v21.xsd#currentAssets

文書 us_bs_v21.xsd の "currentAssets" と同じ値の id
属性をもつ要素

us_bs_v21.xsd#element (/1/14)

文書 us_bs_v21.xsd のルート要素の文書中の順序にお
ける 14 番目の子要素

us_bs_v21.xsd#element (currentAssets)

文書 us_bs_v21.xsd の "currentAssets" と同じ値の id

属性をもつ要素


32

X 7206

:2010

   

4 XBRL

インスタンス 

XBRL

インスタンスの概観は,3.2 による。

XBRL

インスタンスは,ルート要素が xbrl 要素である XML 素片とする。XBRL インスタンスは,事実

を含む。事実は,それを支持する DTS で定義する概念にそれぞれ対応する。さらに,XBRL インスタンス

は,インスタンス中の事実の理解に必要な追加情報となる context 要素及び unit 要素を含む。

事実は,単純であることができる。この場合,値を比率として表す単一の事実であるときを除き,値を

単純な内容で表す。事実は,複合的であることもできる。この場合,他の単純な事実及び/又は複合的な

事実の値によってその値を構成する。単純な事実は,項目を用いて表現し,この規格では,項目 (item) と

呼ぶ。複合的な事実は,タプルを用いて表し,この規格では,タプル (tuple) と呼ぶ。

所与のタプル又は項目の構文は,単一のタクソノミ  スキーマ中でだけ定義されるが,XBRL インスタン

スは,任意の数のタクソノミ  スキーマからの XBRL 項目及びタプルを含んでもよい。

XBRL

インスタンスは,それを支持する DTS 発見のための出発点を構築するタクソノミ  スキーマ及び

XBRL

リンクベースを識別する。XBRL インスタンスを支持する DTS をどのようにして決定するかは,3.2

に規定する。

DTS

発見の出発点として用いるタクソノミ  スキーマ及びリンクベースは,それぞれ,XBRL インスタ

ンス中の schemaRef 要素及び linkbaseRef 要素によって識別する。これによって,XBRL インスタンスは,

報告する情報の解釈をある程度管理することができる。

例えば,

タクソノミ  スキーマで定義する要素の同じ集合が異なるリンクベースで定義されたスペイン語

及びポルトガル語の文書への参照をもつかもしれない。その参照は,そのスキーマから直接には参照され

ない。作成者が適切であると考える参照資料の集合を特定するため,インスタンスは,両方のリンクベー

スの入手方法を提供するかもしれない。また,いずれのリンクベースにも入手方法を提供しないかもしれ

ない。

XBRL

インスタンスは,この箇条で規定する規則を遵守しなければならない。XBRL インスタンス用の

構 文 は , XML ス キ ー マ の 集 合 に よ っ て 制 約 さ れ る 。 XBRL イ ン ス タ ン ス   ス キ ー マ

xbrl-instance-2003-12-31.xsd

(規定)

で定義する要素の例には,xbrl 要素,item 要素,context 要素,unit 要

素及び tuple 要素を含む。すべての XBRL インスタンスは,XML スキーマ(箇条 に示す [SCHEMA-1] 参

照)によって定義された妥当な XML 文書でなければならない。

この規格を用いたソフトウェアアプリケーションの操作に影響を与える場合に限り,XBRL インスタン

スの意味付け及びその内容を明示する。

4.1 xbrl

要素 

XBRL

インスタンス中で,一つだけの事実を表す場合,少なくとも一つの item 要素(4.6 参照)及び下

位要素を複数含む context 要素(4.7 参照)を必要とする。したがって,XBRL インスタンスのルート要素

としてコンテナ要素を必要とする。このコンテナを xbrl 要素とする。大きな文書中に XBRL マーク付けの

“データの孤島”を複数含む場合,xbrl 要素をそれぞれのコンテナとする。

xbrl

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">


33

X 7206

:2010

  <element name="xbrl">

    <annotation>

      <documentation>

      XBRL instance root element.

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

            <sequence>

        <element ref="link:schemaRef" minOccurs="1" maxOccurs="unbounded" />

        <element ref="link:linkbaseRef" minOccurs="0" maxOccurs="unbounded" />

        <element ref="link:roleRef" minOccurs="0" maxOccurs="unbounded" />

        <element ref="link:arcroleRef" minOccurs="0" maxOccurs="unbounded" />

        <choice minOccurs="0" maxOccurs="unbounded">

          <element ref="xbrli:item"/>

          <element ref="xbrli:tuple"/>

          <element ref="xbrli:context"/>

          <element ref="xbrli:unit"/>

                    <element ref="link:footnoteLink"/>

                </choice>

            </sequence>

      <attribute name="id" type="ID" use="optional" />

      <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

        processContents="lax" />

        </complexType>

  </element>

</schema>

例 にルート要素としての xbrl 要素の利用例を示す。

例 8  ルート要素として xbrl を利用

<xbrl xmlns="http://www.xbrl.org/2003/instance"

      xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

      xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

      xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"

      xmlns:ci="http://www.xbrl.org/us/gaap/ci/2003/usfr-ci-2003"

      xsi:schemaLocation="

http://www.xbrl.org/us/fr/ci/2003/usfr-ci-2003

http://www.xbrl.org/us/fr/ci/2000-07-31/usfr-ci-2003.xsd">

  <link:schemaRef xlink:type="simple"

             xlink:href="http://www.xbrl.org/us/fr/ci/2000-07-31/usfr-ci-2003.xsd"/>

    <ci:assets precision="3" unitRef="u1" contextRef="c1">727</ci:assets>

    <ci:liabilities precision="3" unitRef="u1" contextRef="c1">635</ci:liabilities>

    <context id="c1"><!-- ... --></context>

    <unit id="u1"><!-- ... --></unit>

</xbrl>

意味  xbrl は,名前空間接頭辞の定義及び schemaLocation 属性をもつ。

4.1.1 xbrl

要素の id 属性(任意選択) 

xbrl

要素には,id 属性があってもよい。id 属性の値は,ID 型の属性(箇条 に示す [XML] 参照)に対

する規則に適合しなければならない。

4.1.2 xbrl

要素の xml:base 属性(任意選択) 


34

X 7206

:2010

   

xbrl

要素には,xml:base 属性があってもよい。XBRL インスタンス中の相対 URI を解決するために,

xml:base

属性(箇条 に示す [XML Base] 参照)を xbrl 要素上に出現させることができる。

4.2 XBRL

インスタンスの schemaRef 要素 

すべての XBRL インスタンスは,少なくとも一つの schemaRef 要素を含まなければならない。schemaRef

要素は,3.5.1 で定義する単純リンクとする。schemaRef 要素は,xbrl 要素の子要素として出現しなければ

ならない。XBRL インスタンス中の schemaRef 要素は,すべて,文書中の順序で xbrl 要素の他の子要素よ

り前に出現しなければならない。

XBRL

インスタンスでは,schemaRef 要素がその XBRL インスタンスを支持する DTS の一部となるタク

ソノミ  スキーマを指す。

注記 XBRL インスタンスの生成者は,次のことを知っておくことが望ましい。schemaRef 要素によ

る情報とインスタンスの別の場所にある schemaLocation 属性による情報との間に不一致がある

場合,正確にインスタンスを処理することは,プロセッサにとって困難かもしれない。

schemaRef

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  elementFormDefault="qualified"

  attributeFormDefault="unqualified">

  <complexType name="simpleType">

    <annotation>

      <documentation>

            Type for the simple links defined in XBRL

      </documentation>

    </annotation>

    <complexContent>

      <restriction base="anyType">

        <attributeGroup ref="xlink:simpleType"/>

        <attribute ref="xlink:href" use="required" />

        <attribute ref="xlink:arcrole" use="optional" />

        <attribute ref="xlink:role" use="optional" />

        <attribute ref="xlink:title" use="optional" />

        <attribute ref="xlink:show" use="optional" />

        <attribute ref="xlink:actuate" use="optional" />

        <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

                    processContents="lax" />

            </restriction>

    </complexContent>

    </complexType>

</schema>

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"


35

X 7206

:2010

  elementFormDefault="qualified">

    <element name="schemaRef" type="xl:simpleType" substitutionGroup="xl:simple"/>

    <annotation>

      <documentation>

            Definition of the schemaRef element - used

      to link to XBRL taxonomy schemas from

      XBRL instances.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

4.2.1 schemaRef

要素の xlink:type 属性 

xlink:type

属性は,出現しなければならない。xlink:type 属性は,固定の内容 "simple" でなければならな

い。

4.2.2 schemaRef

要素の xlink:href 属性 

schemaRef

要素には,xlink:href 属性がなければならない。xlink:href 属性は,URI でなければならない。

URI

は,XML スキーマの位置を特定しなければならない。URI を相対パスで記述する場合,XML ベース

規定(箇条 に示す [XML Base] 参照)で定義されている方法で,絶対 URI を取得しなければならない。

URI

にある XPointer(箇条 に示す [XPTR] 参照)の構文で許容される形式についての詳細は,3.5.4 によ

る。

4.2.3 schemaRef

要素の xlink:arcrole 属性(任意選択) 

schemaRef

要素に,xlink:arcrole 属性を用いてもよい。この規格での意味付けは,提供しない。xlink:arcrole

属性の値は,箇条 に示す [XLINK] に規定する URI 値でなければならない。

4.2.4 schemaRef

要素の xlink:role 属性(任意選択) 

schemaRef

要素に,xlink:role 属性を用いてもよい。xlink:role 属性が schemaRef 要素上で出現する場合,

xlink:role

属性のための意味付けは,定義しない。xlink:role 属性の値は,箇条 に示す [XLINK] で規定す

る URI 値でなければならない。

4.2.5 schemaRef

要素の xml:base 属性(任意選択) 

schemaRef

要素に,xml:base 属性(箇条 に示す [XML Base] 参照)が出現してもよい。xml:base 属性は,

xlink:href

属性で指定する相対 URI の解決に寄与する。

4.3 XBRL

インスタンスの linkbaseRef 要素 

箇条 に示す [XLINK] 規定は,リンクベースを発見する標準的な方法を規定する。linkbaseRef 要素は,

xlink:arcrole

属性の値に特定の値を用いることで,この規格に適合する(4.3.3 参照)

xbrl

要素の子要素として一つ以上の linkbaseRef 要素が出現してもよい。linkbaseRef 要素は,タクソノミ

スキーマで指定してもよい。詳細は,5.1.2 による。linkbaseRef 要素が xbrl 要素の子要素として出現する場

合,linkbaseRef 要素は,文書中の順序では,schemaRef 要素に続き,他のすべての要素より前に出現しな

ければならない。

XBRL

インスタンスでは,linkbaseRef 要素が,その XBRL インスタンスを支持する DTS の一部となるリ

ンクベースを識別する。

linkbaseRef

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。


36

X 7206

:2010

   

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="linkbaseRef" substitutionGroup="xl:simple">

    <annotation>

      <documentation>

            Definition of the linkbaseRef element - used

            to link to XBRL taxonomy extended links from

            taxonomy schema documents and from XBRL

      instances.

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

      <complexContent>

        <restriction base="xl:simpleType">

          <attribute ref="xlink:arcrole" use="required">

                        <annotation>

                            <documentation>

              This attribute must have the value:

              http://www.w3.org/1999/xlink/properties/linkbase

                            </documentation>

                        </annotation>

                    </attribute>

          <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace" processContents="lax" />

                </restriction>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

4.3.1 linkbaseRef

要素の xlink:type 属性 

xlink:type

属性は,出現しなければならない。xlink:type 属性は,固定の内容 "simple" でなければならな

い。

4.3.2 linkbaseRef

要素の xlink:href 属性 

linkbaseRef

要素には,xlink:href 属性がなければならない。xlink:href 属性は,URI でなければならない。

この URI は,3.5.2 の定義によって,xlink:role 属性の値によって決まる適切な拡張リンクを含むリンクベ

ースの位置を特定しなければならない。URI を相対パスで記述する場合,XML ベース規定(箇条 に示す

[XML Base]

参照)で定義されている方法で,絶対 URI を取得しなければならない。URI 中の XPointer(箇

条 に示す [XPTR] 参照)構文で許可される形式の詳細は,3.5.4 による。

4.3.3 linkbaseRef

要素の xlink:arcrole 属性 

linkbaseRef

要素上の xlink:arcrole 属性は,箇条 に示す [XLINK] が規定する次の固定の内容でなければ

ならない。

  http://www.w3.org/1999/xlink/properties/linkbase


37

X 7206

:2010

4.3.4 linkbaseRef

要素の xlink:role 属性(任意選択) 

xlink:role

属性は,任意選択とし,linkbaseRef 要素で識別するリンクベース中で許される拡張リンクの種

類を制約する。

表 は,linkbaseRef 要素上で出現する場合の xlink:role 属性のための標準 xlink:role 属性の

値を説明する。

表 では,次も説明する。

−  どんな種類の拡張リンクを,linkbaseRef 要素にある標準の xlink:role 属性の値によって,それぞれ,リ

ンクベース内に含まなければならないか。

−  どんな種類の拡張リンクを,linkbaseRef 要素にある標準の xlink:role 属性の値によって,それぞれ,リ

ンクベース内に含んではならないか。

linkbaseRef

要素が,この規格で未定義の拡張リンクを含んだリンクベースと結合する場合,非標準の

xlink:role

属性の値を用いてもよいし,この xlink:role 属性を省略してもよい。

表 2linkbaseRef 要素におけるロール 

linkbaseRef

要素の xlink:role 属性の値 xlink:href が指し示す要素

未定義

どの拡張リンク要素を含んでもよい

http://www.xbrl.org/2003/role/calculationLinkbaseRef calculationLink

要素だけを含まなければならない

http://www.xbrl.org/2003/role/definitionLinkbaseRef definitionLink

要素だけを含まなければならない

http://www.xbrl.org/2003/role/labelLinkbaseRef labelLink

要素だけを含まなければならない

http://www.xbrl.org/2003/role/presentationLinkbaseRef presentationLink

要素だけを含まなければならない

http://www.xbrl.org/2003/role/referenceLinkbaseRef referenceLink

要素だけを含まなければならない

4.3.5 linkbaseRef

要素の xml:base 属性(任意選択) 

linkbaseRef

要素に,xml:base 属性(箇条 に示す [XML Base] 参照)が出現してもよい。xml:base 属性

は,xlink:href 属性の指定する相対 URI の解決に寄与する。

4.4 XBRL

インスタンスの roleRef 要素(任意選択) 

一つ以上の roleRef 要素(3.5.2.4 で定義)を,XBRL インスタンス中で用いてもよい。用いる場合,文書

中の順序で XBRL インスタンス中の linkbaseRef 要素の直後に,出現させなければならない。XBRL インス

タンス中の脚注リンクで用いるすべてのカスタムの xlink:role 属性の値の定義を参照するために,XBRL イ

ンスタンスで,roleRef 要素を用いる。

4.5 XBRL

インスタンスの arcroleRef 要素(任意選択) 

一つ以上の arcroleRef 要素(3.5.2.5 で定義)を,XBRL インスタンス中で用いてもよい。用いる場合,

文書中の順序で XBRL インスタンス中の roleRef 要素の直後に,出現させなければならない。XBRL イン

スタンス中の脚注リンクで用いるすべてのカスタムの xlink:arcrole 属性の値の定義を参照するために,

XBRL

インスタンスで,arcroleRef 要素を用いる。

4.6 

項目 

箇条 で示したように,

項目

  (item)

は,単一の事実又は事業活動の測定値を表す。XBRL インスタンス

用の XML スキーマでは,item 要素は,抽象要素として定義する。すなわち,XBRL インスタンス中に item

要素自体が出現することはない。したがって,XBRL タクソノミ文書で定義し,XBRL インスタンスで報

告する単一の事実又は事業活動の測定値を表す要素は,すべて,a) item

要素

の代替グループを構成する要

素,又は b) item

要素

に基づいて定義した要素の代替グループを構成する要素でなければならない。XBRL

タクソノミは,このような要素定義があるタクソノミ  スキーマを含む。項目は,脚注からなど,他の場所

から参照されることが必要であるかもしれないので,タクソノミ作成者は,基となる XBRL の item 要素型

から id 属性を継承することを禁止しない方がよい。

item

要素は,他の item 要素の子孫であってはならない。XBRL インスタンスでは,必要な構造関係は,


38

X 7206

:2010

   

タプルだけを用いて捕そく(捉)し記録しなければならない(4.9 参照)

。様々な意味における財務概念の

相互関係である知的構造は,XBRL インスタンス中の事実の入れ子構造によるのではなく,タクソノミ  リ

ンクベースのリンク構造によって捕そく(捉)し記録する。

item

要素の XML スキーマ定義及び item 代替グループ中にある要素のデータ型は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

  <attributeGroup name="factAttrs">

    <annotation>

      <documentation>

            Attributes for all items and tuples.

      </documentation>

    </annotation>

    <attribute name="id" type="ID" use="optional" />

    <anyAttribute namespace="##other" processContents="lax" />

  </attributeGroup>

  <attributeGroup name="tupleAttrs">

    <annotation>

      <documentation>

      Group of attributes for tuples.

      </documentation>

    </annotation>

    <attributeGroup ref="xbrli:factAttrs" />

  </attributeGroup>

  <attributeGroup name="itemAttrs">

    <annotation>

      <documentation>

      Attributes for all items.

      </documentation>

    </annotation>

    <attributeGroup ref="xbrli:factAttrs" />

    <attribute name="contextRef" type="IDREF" use="required" />

  </attributeGroup>

  <attributeGroup name="essentialNumericItemAttrs">

    <annotation>

      <documentation>

            Attributes for all numeric items (fractional and non-fractional).

      </documentation>

    </annotation>

    <attributeGroup ref="xbrli:itemAttrs" />

    <attribute name="unitRef" type="IDREF" use="required" />

  </attributeGroup>

  <attributeGroup name="numericItemAttrs">


39

X 7206

:2010

    <annotation>

      <documentation>

            Group of attributes for non-fractional numeric items

      </documentation>

    </annotation>

    <attributeGroup ref="xbrli:essentialNumericItemAttrs" />

    <attribute name="precision" type="xbrli:precisionType" use="optional" />

    <attribute name="decimals" type="xbrli:decimalsType" use="optional" />

  </attributeGroup>

  <attributeGroup name="nonNumericItemAttrs">

    <annotation>

      <documentation>

            Group of attributes for non-numeric items

      </documentation>

    </annotation>

    <attributeGroup ref="xbrli:itemAttrs" />

  </attributeGroup>

  <annotation>

    <documentation>

        XBRL domain numeric item types - for use on concept element definitions

        The following 4 numeric types are all types that have been identified as

        having particular relevance to the domain space addressed by XBRL and are

        hence included in addition to the built-in types from XML Schema.

    </documentation>

  </annotation>

  <complexType name="monetaryItemType" final="extension">

    <simpleContent>

      <extension base="xbrli:monetary">

        <attributeGroup ref="xbrli:numericItemAttrs" />

      </extension>

    </simpleContent>

    </complexType>

  <complexType name="sharesItemType" final="extension">

    <simpleContent>

      <extension base="xbrli:shares">

        <attributeGroup ref="xbrli:numericItemAttrs" />

      </extension>

    </simpleContent>

    </complexType>

  <complexType name="pureItemType" final="extension">

    <simpleContent>

      <extension base="xbrli:pure">

        <attributeGroup ref="xbrli:numericItemAttrs" />

      </extension>

    </simpleContent>

    </complexType>


40

X 7206

:2010

   

    <element name="numerator" type="decimal" />

    <element name="denominator" type="xbrli:nonZeroDecimal" />

  <complexType name="fractionItemType" final="extension">

    <sequence>

      <element ref="xbrli:numerator" />

      <element ref="xbrli:denominator" />

    </sequence>

    <attributeGroup ref="xbrli:essentialNumericItemAttrs" />

    </complexType>

  <complexType name="stringItemType" final="extension">

    <simpleContent>

      <extension base="string">

        <attributeGroup ref="xbrli:nonNumericItemAttrs" />

      </extension>

    </simpleContent>

    </complexType>

<!--

booleanItemType, hexBinaryItemType, base64BinaryItemType, anyURIItemType, , QNameItemType,

durationItemType, dateTimeItemType, timeItemType, dateItemType, gYearMonthItemType, gYearItemType,

gMonthDayItemType, gDayItemType, gMonthItemType, normalizedStringItemType, tokenItemType,

languageItemType, NameItemType, ...

-->

    <element name="item" type="anyType" abstract="true">

    <annotation>

      <documentation>

      Abstract item element used as head of item substitution group

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

例 に有効けた数 3 の数値事実の例を示す。

例 9  有効けた数 3 の数値事実

<ci:capitalLeases contextRef="c1" unitRef="u1" precision="3">727432</ci:capitalLeases>

意味  ラベルが c1 である文脈に属する capitalLeases は,有効数字 3 けたであり,その値は,727 000 であ
る。事業体,報告期間などの値に関する詳細を判断するために文脈(後述)を参照する必要があることに

注意する。単位情報を判断するために参照されている unit 要素も,参照する必要がある。

例 10 に非数値項目の例を示す。

例 10  非数値項目

<ci:concentrationsNote contextRef="c1">

Concentration of credit risk with regard to short term investments is not considered to be significant due to the

Company’s cash management policies. These policies restrict investments to low risk, highly liquid securities (that is,

commercial paper, money market instruments, etc.), outline issuer credit requirements, and limit the amount that may

be invested in any one issuer.

</ci:concentrationsNote>

意味  ラベルが c1 である文脈に属する Concentrations note の文字列。

抽象要素である item 要素の内容は,anyType から派生させる。item 要素の代替グループの各メンバは,


41

X 7206

:2010

定義済みの XBRL 項目型でなければならない。

これは,

インスタンス中の item 要素の代替要素それぞれが,

それ自身のデータ型に対する妥当性の確認を可能にする。分数型に加えて,適切なそれぞれの XML スキ

ーマ組込み型から派生させた XBRL 項目型をそれぞれ一つずつ定義している。その完全な一覧表は,5.1.1.3

による。項目は,その項目型が分数型からの制限 (restriction) による派生でない限り,複合内容をもって

はならない。

contextRef

属性は,表す事実に関する付加的な関連情報を保持する context 要素への IDREF である(4.7

参照)

。項目は,それが含まれているのと同じ XBRL インスタンス内の context 要素を参照する contextRef

属性をもたなければならない。XBRL インスタンスは,xbrl 要素の出現であり,文書全体ではないことに

注意する。XML スキーマの組込み数値型(decimal 型,float 型若しくは double 型又はこれらの型から派生

させた組込み型)又は分数型から制限によって派生させた型を内容とする項目は,contextRef 属性及び

unitRef

属性をもたなければならない。それ以外の項目は,すべて,contextRef 属性をもたなければならな

い。

unitRef

属性は,数値事実の計量単位に関する情報をもつ unit 要素への IDREF である(4.8 参照)

。unitRef

属性は,非数値項目に現れてはならない。unitRef 属性は,数値項目に必ず現れなければならず,それが含

まれているのと同じ XBRL インスタンス内の unit 要素を参照する。

二つの任意選択の precision 属性と decimals 属性とは,XBRL インスタンスの作成者が表す事実の精度に

ついて示すことができるようにするもので,分数型のものを除く数値項目に出現することができる。これ

らについては,次の細分箇条以降で述べる。

4.6.1 contextRef

属性 

すべての項目は,文脈をもたなければならない。いかなるタプルも,文脈をもってはならない。項目は,

contextRef

属性によって,文脈を識別する。contextRef 属性は,この contextRef 属性が出現する項目に関連

付ける context 要素の識別に利用する。

contextRef

属性の値は,この contextRef 属性が出現する項目を含む XBRL インスタンス中のいずれかの

context

要素の id 属性の値と等しくなければならない。

4.6.2 unitRef

属性 

すべての数値項目は,計量単位の説明をもたなければならない。いかなるタプル又は非数値項目も,計

量単位の説明をもってはならない。

数値項目は,

単位を unitRef 属性で識別する。

unitRef

属性は,

この unitRef

属性が出現する項目に関連付ける unit 要素を識別するのに用いる。

unitRef

属性の値は,

この unitRef 属性が出現する数値項目を含む XBRL インスタンス中のいずれかの unit

要素の id 属性の値と等しくなければならない。

4.6.3 precision

属性及び decimals 属性の使用方法 

数値項目は,precision 属性又は decimals 属性のいずれかをもたなければならない。ただし,その項目が,

分数型,分数型から制限によって派生させた型,又は nil 値をもつ場合は,除外する。このときは,precision

属性及び decimals 属性のいずれも,もつことはできない。

数値項目は,precision 属性及び decimals 属性を両方同時にもつことはできない。

非数値項目は,precision 属性又は decimals 属性のいずれも,もつことはできない。

二つの数値項目が,他の様々な同等述語の定義で用いる述語である v-同等かどうか決定する場合,その

二つの数値項目の precision 属性の値,又は decimals 属性の値から推定される精度の値を考慮する必要があ

る。v-同等の正式な定義は,4.10 による。

4.6.4 precision

属性(任意選択) 


42

X 7206

:2010

   

precision

属性は,非負の整数又は文字列 "INF" でなければならず,計量の数学的な精度を表す。このた

め,計算を行う際に有用である。異なるソフトウェアパッケージが生成する値は,精度の水準が異なるか

もしれない。precision 属性は,すべての生成者が,出力の精度を同じ方法で宣言することを可能にする。

数値事実の precision 属性の値が "n" である場合,

それは,

有効数字 "n" けたに対して正しい。

有効数字 "n"

けたに対して正しいことの規格での定義は,4.6.7.1 による。アプリケーションは,精度の値として を指

定するか又は推定した精度の値が である数値の字句表現においては,すべて,左から最初の 0 以外の数

字から数えて先頭の  "n"  けた以降の数字は,いずれも無視し,0 と置き換えるのが望ましい。

precision="INF"

は,数値の字句表現が事実を正しく表していることを意味する。

注記  この規格では,XBRL インスタンス中で表現される値を生じさせた事実の実際の値の範囲は

precision

属性及び decimals 属性の推定による precision 属性による。

例 11 に精度及び字句表現の例を示す。

例 11  精度及び字句表現

意味

precision="9"

9

けたの精度。その数値事実を用いた計算では,数値事実の字句表現において,左から最

初の 0 以外の数字から数えて初めの 9 けたが信頼できる。

precision

XBRL

インスタンス

中の字句表現の例

読み方(無効なけたを切

捨て又はゼロにしてい

る。

次の値以上とする。

次の値未満とする。

INF

476.334

476.334

476.334

476.334 000 000 00

…1

3

205

20 5e0

204.5

205.5

4

2 002 000

200 2e3

2 001 500

2 002 500

4

−2 002 000

−200 2e3

−2 002 500

−2 001 500

2

2 012

2 0e2

1 950

2 050

2

2 000

2 0e2

1 950

2 050

1

99

9e1

85

95

0

1 234

1 234

不明

不明

precisionType

単純型を,precision 属性の値の値空間の定義として提供する。その定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

  <simpleType name="precisionType">

    <annotation>

      <documentation>

            This type is used to specify the value of the

            precision attribute on numeric items. It consists

            of the union of nonNegativeInteger and "INF" (used

            to signify infinite precision or "exact value").

      </documentation>

    </annotation>

    <union memberTypes="nonNegativeInteger">

            <simpleType>

        <restriction base="string">


43

X 7206

:2010

                    <enumeration value="INF" />

                </restriction>

            </simpleType>

    </union>

  </simpleType>

</schema>

4.6.5 decimals

属性(任意選択) 

decimals

属性は,表記する事実の値が,丸め又は切捨ての結果として,正確であると考えてもよい小数

位のけた数を表す。decimals 属性は,整数又は "INF" でなければならない。数値事実の decimals 属性の値

が "n" であるとき,"n"  けたの小数位に対して正しい。小数位 "n" けたに対して正しいことの規格での定

義は,4.6.7.2 による。

decimals="INF"

は,数値の字句表現が,表記している事実の正確な値であることを意味する。

例 12 にけた数及び字句表現の例を示す。

例 12  けた数及び字句表現

意味

  decimals="2"

数値事実の値が,小数位 2 けたに対して正しい。

  decimals="−2"

数値事実の値が,小数位−2 けたに対して正しい。すなわち,100 の位の左側すべての
けたは,正確である。

decimals

XBRL

インスタンス

中の字句表現の例

読み方(無効なけたを切

捨て又はゼロにしてい

る。

次の値以上とする。

次の値未満とする。

INF

436.749

436.749

436.749

436.749 000 00

…1

2

10.00

10.00

9.995

10.005

2

10

10.00

9.995

10.005

2

10.000

10.00

9.995

10.005

2

10.009

10.00

9.995

10.005

0

10

10.

9.5

10.5

−1

10

10.

5

15

−1

11

10.

5

15

3

205

205.000

204.999 5

205.000 5

4

2 002 000

2 002 000.000 0

2 001 999.999 95

2 002 000.000 05

−2

−205

−200.

−250

−150

−2

205

200.

150

250

−2

2 002 000

2 002 000.

2 001 950

2 002 050

−3

2 002 000

2 002 000.

2 001 500

2 002 500

−4

2 002 000

2 000 000.

1 995 000

2 005 000

−3

777 000

777 000

776 500

777 500

decimalsType

単純型は,decimals 属性の規定における値を定義する。その XML スキーマ定義は,次によ

る。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"


44

X 7206

:2010

   

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

  <simpleType name="decimalsType">

    <annotation>

      <documentation>

            This type is used to specify the value of the decimals attribute

      on numeric items. It consists of the union of integer and "INF"

            (used to signify that a number is expressed to an infinite number

            of decimal places or "exact value").

      </documentation>

    </annotation>

    <union memberTypes="integer ">

            <simpleType>

        <restriction base="string">

                    <enumeration value="INF" />

                </restriction>

            </simpleType>

    </union>

  </simpleType>

</schema>

4.6.6 

精度の推定 

XBRL

インスタンスの利用者は,数値項目に precision 属性がない場合,その値を次の規則によって推定

することができる。

分数型又は分数型から派生した型の数値項目については,計算に利用する場合,情報利用者側アプリケ

ーションは,精度が "INF" であると推定しなければならない。

数値項目が precision 属性ではなく,decimals 属性をもつ場合,それを計算に用いるか,XBRL インスタ

ンスで重複を探すのに用いる場合,情報利用者側アプリケーションは,その数値事実の精度を推定しなけ

ればならない。

decimals

属性の値を所与とする場合,数値項目の精度 は,次による。ここに,は,0 又は次の計算の

結果のいずれか大きい値とする。

n

=X+Y+Z

ここに,X は,次の値とする。

−  小数点の左側に 0 でないけたがある場合,

その数値事実の字句表現の小数点の左側で先行ゼロを除く

けた数

−  小数点が省略された場合,暗黙的な小数点の左側に 0 でないけたがあるときは,

その数値事実の字句

表現の小数点の左側で先行ゼロを除くけた数

−  これら以外の場合,0

ではないけたが小数点の右側にあるときは,その数値事実の字句表現において,

小数点と最初の

0

でない数字との間の

0

の個数を負にした値

−  上記以外の場合,0

Y

は,次の値とする。

与えられていれば,数値事実の字句表現の指数の値

Z

は,次の値とする。

正確と分かっている数値事実の小数位次のけた数

(decimals 属性の値)


45

X 7206

:2010

例 13 に字句表現,precision 属性及び decimals 属性の例を示す。

例 13  字句表現,precision 属性及び decimals 属性

字句表現

decimals

属性の値

推定する precision 属性の値

123

2

3

+2=5

123.456 7

2

3

+2=5

12 3e5

−3

3

+5+(−3)=5

123.45e 5

−3

3

+5+(−3)=5

0.1e

−2

5

0

+(−2)+5=3

0.001 E

−2

5

(

−2)+(−2)+5=1

0.001 e

−3(これは,特殊な

例である。

4

(

−2)+(−3)+4=−1  0 未満なので 0

4.6.7 

精度に関係する定義 

この規格の精度に関連する機能について,すなわち,precision 属性及び decimals 属性について明確にす

るために次の定義を提供する。

4.6.7.1 

“有効数字 けたに対して正しい”,“丸め”及び“切捨て” 

数値の字句表現が“有効数字 けたに対して正しい”とは,その数値の字句表現で左から数えて最初の

0

以外の数字から初めの  "n"  けたがその数値を用いて実行する計算の目的に対して正確であることを意味

する。次の説明においては,十進表現で小数点の左側で最初の 0 以外の数字の左側のすべての 0 は,あら

かじめ削除されているものとする。

より正確には,十進表現では,有効な数字は,1,2,3…9 のいずれかの数字であり,数値の大きさを示

す。ゼロ (0) は,次の場合を除き,有効な数字である。すべてのゼロ以外の数字の左側に表れる場合,又

は後述の切捨て又は丸めの後で,不明な又は破棄されたけたの位置を埋めるためだけに用いる場合。その

ため,"0.002 63"  という数は,三つの有効数字 2,6,3 をもつ。0 は,有効な数字ではない。"3 809"  とい

う数では,四つのすべての数字が有効な数字である。"46 300" という数では,4,6,3 が有効な数字であ

るが,二つの 0 については,それが書かれているとおりであるとは,何ら結論付けることはできない。こ

のあいまいさは,10 のべき乗を用いて数値を表すことで取り除くことができる。有効数字 3 けたのときは

4.63

×10

4

,有効数字 4 けたのときは 4.630×10

4

とする。

計算の後で,有効数字を概数にすることが,しばしば必要になる。これは,

“丸め”として知られている。

数値を有効数字 けたに丸めるには,番目の位置より右側のすべての数字を捨てる。この処置は,

“切捨

て”として知られている。この場合,切り捨てた数字の一番左のけたが 5 未満のときは,番目のけたに

変更はない。切り捨てた数字の一番左のけたが 5 以上のときは,番目のけたに 1 を加える。通常の演算

規則に従って左へと繰上げが伝ぱ(播)していき,必要であれば最後の 0 を除去する。例を

例 14 に示す。

例 14  丸め

表記上の値

有効数字 けたに丸めた結果

n

=2

n

=3

3.564 3

3.6

3.56

3.567 3

3.6

3.57

0.497 87

0.50

0.498

3.999 9

4.0

4.00

9.999 991

10

10.0

22.55

23

22.6

0.001 9

0.001 9

0.001 90

0.000 02

0.000 020

0.000 020 0


46

X 7206

:2010

   

n

のあらゆる値について,同じ処理を適用してもよい。このとき,特定の数値の字句表現が“有効数字 n

けたに対して正しい”とする。この処理は,値 の precision 属性をもつ XBRL インスタンス中の事実の字

句表現を作るために用いてもよい。

4.6.7.2 

小数位 けたに対して正しい 

数値の表現が“小数位 けたに対して正しい”とき,数値の値とその表現の差の絶対値は,0.5×10

n

次である。この絶対値は,e

abs

と表し,

“絶対誤差”として知られる。

数学的には,これを次のように表現してもよい。

数値 X に対して,次の場合に限り,x は,X の小数位 けたに対して正しい表現である。

n

abs

10

5

.

0

|

x

X

|

×

=

e

又は,丸めの規則から

n

n

10

0.5

X

x

10

5

.

0

×

<

×

前述のとおり,値

n

の decimals 属性で XBRL インスタンス中に含めるため,厳密に小数位

n

けたに対し

て正しい数値を生成するために,丸めを用いてもよい。

例 15 に様々な小数位のけた数に対して数値 123 456.789 012 の正しい表現を示す。

例 15  小数位

n

けたに対して正しい

123 456.789 012

の小数位 けたに対して正しい表現

n

=−3

n

=−2

n

=0

n

=3

n

=6

123 000

123 500

123 457

123 456.789

123 456.789 012

4.7 context

要素 

context

要素は,記述される事業体,報告する報告期間,報告するシナリオについての情報を含む。context

要素は,XBRL 項目として捕そく(捉)し記録する事業活動の事実を理解するために必要とする。

context

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="context">

    <annotation>

      <documentation>

            Used for an island of context to which facts can be related.

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

            <sequence>

        <element name="entity" type="xbrli:contextEntityType" />

        <element name="period" type="xbrli:contextPeriodType" />

        <element name="scenario" type="xbrli:contextScenarioType" minOccurs="0" />

            </sequence>

      <attribute name="id" type="ID" use="required" />

        </complexType>

  </element>

</schema>


47

X 7206

:2010

次に示す例では,xsi:schemaLocation 属性は,ISO 4217 及び NASDAQ の名前空間を解決するための URI

を含んでいない。NASDAQ の例では,このインスタンス文書を作成及び利用するアプリケーションは,こ

れらの名前空間への参照を schemaLocation の助けなしに解決できると仮定している。

ISO 4217

名前空間は,

例示した XBRL インスタンスの妥当性の確認に使用可能な XML スキーマを参照しない。

ここで与えた ISO 

4217

及び NASDAQ の URI は,例示だけを目的とするものであり,実際の ISO 又は NASDAQ の資源を参

照していない。

4.7.1 id

属性 

すべての context 要素は,id 属性を含んでいなければならない。id 属性の内容は,ID 型の属性について

の箇条 に示す [XML] 規則に従わなければならない。id 属性は,item 要素から参照してもよいように,

context

要素(4.7 参照)を識別する。

例 16 に ID の例を示す。

例 16  ID

id="C2424"

反例

id="42"

ID

型要素の内容は,数字で始まってはならない。

4.7.2 period

要素 

period

要素は,項目から参照する時点又は報告期間を含んでいる。period 要素の下位要素は,日付間隔

を表すために可能な選択肢の一つを構成するために用いる。

要素

意味

startDate, endDate

指定日に始まり指定日に終わる報告期間

instant

ある特定の時点

forever

“永遠”を表す要素

period

要素の下位要素は,それぞれ,日付の標準的な XML スキーマ表現を用いる。

period

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

  <simpleType name="dateUnion">

    <annotation>

      <documentation>

            The union of the date and dateTime simple types.

      </documentation>

    </annotation>

        <union memberTypes="date dateTime " />

  </simpleType>

  <complexType name="contextPeriodType">

    <annotation>

      <documentation>

            The type for the period element, used to describe the reporting date info.

      </documentation>

    </annotation>

        <choice>

            <sequence>


48

X 7206

:2010

   

        <element name="startDate" type="xbrli:dateUnion" />

        <element name="endDate" type="xbrli:dateUnion" />

            </sequence>

      <element name="instant" type="xbrli:dateUnion" />

            <element name="forever">

                <complexType />

            </element>

    </choice>

    </complexType>

</schema>

下位要素

XML

スキーマデータ型

instant

date

又は dateTime.

forever

empty

startDate

date

又は dateTime

endDate

date

又は dateTime

instant

要素,startDate 要素及び endDate 要素の内容は,箇条 に示す [SCHEMA-2] で制限するように,

ISO 8601

によって定義されるデータ表現を用いて定義する。ただし,XBRL では,更に,制限及び制約を

追加している。

periodType="instant"

である item 要素については,period 要素は,instant 要素を含んでいなければならな

い(5.1.1.1 参照)

periodType="duration"

である item 要素については,period 要素は,forever 要素又は妥当な startDate 要素

と endDate 要素との順序を含んでいなければならない。

startDate

要素の内容に時刻指定がない日付を指定した場合,同じ日の T00:00:00(日が始まる午前零時)

を dateTime として指定したものとする。

endDate

要素又は instant 要素の内容に時刻指定がない日付を指定したときには,同日の T00:00:00 の P1D

後,すなわち,一日後を dateTime として指定したものとする。これは,日が終了する午後 12 時を表す。

このように,すなわち,翌日が開始する午前零時と定義する理由は,箇条 に示す [SCHEMA-2] では,time

指定の時間部分で 24 の値を使用禁止と規定しており,これが ISO 8601 の構文であることによる。

指定する場合,endDate 要素は,対応する startDate 要素が指定又は暗黙に指定する時刻より後の時刻を

指定又は暗黙指定しなければならない。

4.7.3 entity

要素 

entity

要素は,財務事実を記述する事業体(ビジネス,政府部門,個人,その他)を記述する。entity 要

素は,context 要素で必す(須)の内容とする。entity 要素には,identifier 要素が含まれていなければなら

ず,segment 要素を含んでもよい。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

  <complexType name="contextEntityType">

    <annotation>

      <documentation>


49

X 7206

:2010

            The type for the entity element, used to describe the reporting entity.

            Note that the scheme attribute is required and cannot be empty.

      </documentation>

    </annotation>

    <sequence>

      <element name="identifier">

                <complexType>

                    <simpleContent>

                        <extension base="token">

              <attribute name="scheme" use="required">

                                <simpleType>

                                    <restriction base="anyURI">

                                        <minLength value="1" />

                                    </restriction>

                                </simpleType>

                            </attribute>

                        </extension>

                    </simpleContent>

                </complexType>

            </element>

      <element ref="xbrli:segment" minOccurs="0" />

    </sequence>

    </complexType>

</schema>

4.7.3.1 identifier

要素 

identifier

要素は,事業体を識別するためのスキーマを規定する。要求されるスキーマ属性は,事業体識

別子のスキーマの名前空間 URI を含んでおり,命名機関を参照するためのフレームワークを与える。要素

の内容は,スキーマ属性によって参照される名前空間の中で妥当な識別子である token 型でなければなら

ない。XBRL International は,事業体の命名機関ではない。XBRL は,何か特定のスキーマの中で要素の内

容として現れるかもしれない事業体識別子をアプリケーションが解決できるかどうかについて一切の仮定

を設けない。

例 17 に事業体識別子の例を示す。

例 17  事業体識別子

意味

<identifier scheme="http://www.nasdaq.com">SAMP</identifier>

NASDAQ

テ ィ ッ カ ー   シ ン ボ ル が

SAMP

である企業

<identifier scheme="http://www.dnb.com">121064880</identifier>

D-U-N-S

(R)

番号 121064880 をもつ企

業又は子会社

<identifier scheme="http://www.cusip.org">41009876AB</identifier>

CUSIP

番号 41009876AB をもつ事業

体(

例  相互ファンド)

<identifier scheme="http://www.ietf.org/URI">www.w3c.org</identifier>

www.w3c.org

という URI をもつ非営

利団体

4.7.3.2 segment

要素(任意選択) 

segment

要素は,任意選択とし,事業体識別子では十分ではない場合,XBRL インスタンスの提出企業が

事業セグメントをより完全に識別するために用いるのが望ましい追加的なマーク付け用のコンテナである。

一般に,セグメントの内容は,XBRL インスタンスの目的に特有とする。segment 要素に含まれる要素は,


50

X 7206

:2010

   

http://www.xbrl.org/2003/instance

名前空間で定義したものであってはならず,かつ,

http://www.xbrl.org/2003/instance

名前空間で定義した要素の代替グループであってはならない。segment 要

素は,空であってはならない。

segment

要素に対する XML スキーマ制約は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="segment">

    <complexType>

            <sequence>

        <any namespace="##other" processContents="lax"

          minOccurs="1" maxOccurs="unbounded" />

            </sequence>

        </complexType>

  </element>

</schema>

例 18 に segment 要素の使用例を示す。

例 18  segment 要素の使用

<xbrl xmlns="http://www.xbrl.org/2003/instance"

      xmlns:my="http://www.someCompany.com/segment"

      xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"

      xsi:schemaLocation="http://www.someCompany.com/segment

           http://www.someCompany.com/segment/segment-schema.xsd">

<!-- ... at least one link:schemaRef element goes here ... -->

<!-- ... elements from taxonomies containing fact values go here ... -->

<context id="c1">

  <entity>

    <!-- required content -->

    <identifier scheme="http://www.dnb.com">121064880</identifier>

    <!-- optional content -->

    <segment>

      <my:stateProvince>MI</my:stateProvince>

        </segment>

  </entity>

  <period><instant>2002-12-01</instant></period>

</context>

</xbrl>

<!-- Company specific segment sub-element -->

<schema targetNamespace="http://www.someCompany.com/segment"  

        xmlns:my="http://www.someCompany.com/segment"

        xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" elementFormDefault="qualified">

  <simpleType name="stateProvinceType">

    <restriction base="token">

      <enumeration value="MI"/>

      <enumeration value="ON"/>


51

X 7206

:2010

    </restriction>

  </simpleType>

  <element name="stateProvince" type="my:stateProvinceType"/>

</schema>

意味  提出企業は,segment 要素を財務事実がミシガン州 (MI) における企業活動に関するものであること
を示すために用いている。企業独自の XML スキーマ文書は,stateProvince 要素がミシガン州 (MI) 及びオ
ンタリオ州 (ON) だけを含むように定義している。

タクソノミ作成者は,XBRL インスタンスの作成者が,次のような一次元以上の次元を表すために segment
要素に要素を定義して追加することを予期しなければならない。 
−  組織の構造,例えば,企業の本社及び事業体の個々の子会社。

−  地域別の分解,例えば,アジア,ヨーロッパ及び北米事業。 
−  機能による区別,例えば,継続的又は非継続的な事業活動の営業成績。 
−  製品による区別,例えば,漁業,林業及び農業に関係する事業活動。

−  事業活動による区別,例えば,継続と非継続との区別又は新規購読と更新との区別。

XML

スキーマの妥当性確認プロセスにおいて,segment 要素が適切に妥当性を確認することを保障する

ために必要な,適切な名前空間の支持及び xsi:schemaLocation の助言を提供することは,提出企業の責任で

ある。

4.7.4 scenario

要素(任意選択) 

財務事実には,実績,予算,修正,見積その他があり得る。目的が内部向けの報告であれば,提出企業

が項目に関連付けたい付加的なメタデータは,更に,多様なものとなり得る。scenario 要素は,任意選択

とし,

この目的のために付加的な妥当なマーク付けを含ませることを可能にする。

セグメントについては,

4.7.3.2

による。

scenario

要素に含む要素は,http://www.xbrl.org/2003/instance 名前空間で定義してはならず,かつ,

http://www.xbrl.org/2003/instance

名前空間で定義する要素の代替グループに属していてはならない。scenario

要素は,空であってはならない。

scenario

要素についての XML スキーマ制約は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

  <complexType name="contextScenarioType">

    <annotation>

      <documentation>

            Used for the scenario under which fact have been reported.

      </documentation>

    </annotation>

    <sequence>

      <any namespace="##other" processContents="lax"

        minOccurs="1" maxOccurs="unbounded" />

    </sequence>

    </complexType>

</schema>


52

X 7206

:2010

   

例 19 に scenario 要素の使用例を示す。

例 19  scenario 要素の使用

<xbrl xmlns="http://www.xbrl.org/2003/instance"

      xmlns:fid="http://www.someInsuranceCo.com/scenarios"

      xmlns:other="http://www.example.com"

      xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"

      xsi:schemaLocation="http://www.someInsuranceCo.com/scenarios

           http://www.someInsuranceCo.com/scenarios/scenarios-schema.xsd

           http://www.example.com http://www.example.com/other/other-schema.xsd">

<!-- ... at least one link:schemaRef element goes here ... -->

<!-- ... elements from taxonomies containing fact values go here ... -->

<context id="c1">

   <entity>

     <identifier scheme="http://www.example.com">someInsuranceCo</identifier>

   </entity>

   <scenario>

     <other:bestEstimate/>

     <fid:dwSlice>

       <fid:residence>MA</fid:residence>

       <fid:nonSmoker>true</fid:nonSmoker>

       <fid:minAge>34</fid:minAge>

       <fid:maxAge>49</fid:maxAge>

          </fid:dwSlice>

   </scenario>

</context>

</xbrl>

意味  提出企業は,報告値が,指定した年齢グループのマサチューセッツ (MA) 在住の非喫煙者について

の“最良見積値”シナリオに関係していることを示すために scenario 要素を用いている。

XML

スキーマ検証プロセスにおいて scenario 要素の適切な妥当性検証を保障するために,適切な名前空

間の支持及び xsi:schemaLocation の助言を提供するのは,インスタンス文書の提出企業の責任である。

scenario

下位要素及び segment 下位要素は,完全に同じ構造をもつが,それらは,二つの異なる目的に用

いる。segment 要素は,事業体の構成要素について記述するために用いる。scenario 要素は,一組の事実に

ついての計量に関する状況を記録するために使用し,segment 要素と同様にその内容は,適用業務に固有

とする。

事業報告書タクソノミの作成者は,XBRL インスタンスの作成者が,次のような次元を区別するために要

素を定義し,scenario 要素の子要素として追加することを予期しなければならない。 
例えば, 
−  確定的な資産の責任評価額又は将来の収益源

−  特定の日付における実績,調整,概算,予想又は報告 
−  特定の外貨の交換レート

4.8 unit

要素 

unit

要素は,数値項目の計量単位を指定する。unit 要素の内容は,単一の unit 要素で表現する単純計量

単位又は計量単位の組合せである比率でなければならない。ここに,比率は,divide 要素と連続した分子

及び分母を表すそれぞれの unit 要素との組合せで表す。

単純計量単位の幾つかの例は,EUR(ユーロ)

,メートル,キログラム及び FTE(常勤相当職員,Full Time

Equivalents

)である。複合計量単位の幾つかの例は,一株当たり純利益及び平方フィートである。

unit

要素についての XML スキーマ制約は,次による。


53

X 7206

:2010

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

  <annotation>

    <documentation>

        XML Schema components contributing to the unit element

    </documentation>

  </annotation>

    <element name="measure" type="QName" />

  <complexType name="measuresType">

    <annotation>

      <documentation>

            A collection of sibling measure elements

      </documentation>

    </annotation>

    <sequence>

      <element ref="xbrli:measure" minOccurs="1" maxOccurs="unbounded" />

    </sequence>

    </complexType>

  <element name="divide">

    <annotation>

      <documentation>

            Element used to represent division in units

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

            <sequence>

        <element name="unitNumerator" type="xbrli:measuresType" />

        <element name="unitDenominator" type="xbrli:measuresType" />

            </sequence>

        </complexType>

  </element>

  <element name="unit">

    <annotation>

      <documentation>

            Element used to represent units information about numeric items

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

            <choice>

        <element ref="xbrli:measure" minOccurs="1" maxOccurs="unbounded" />

        <element ref="xbrli:divide" />

            </choice>

      <attribute name="id" type="ID" use="required" />

        </complexType>


54

X 7206

:2010

   

  </element>

</schema>

4.8.1 id

属性 

unit

要素は,すべて,id 属性を含まなければならない。id 属性の値は,箇条 に示す [XML] の ID 型の

属性規則に従わなければならない。id 属性は,item 要素から参照できるように,単位を識別する(4.8 

照)

4.8.2 measure

要素 

measure

要素は,xsd:QName 型(箇条 に示す [SCHEMA-2] 参照)とする。

幾つかの事実は,それが表す概念の型に対応した unit 要素の内容及び measure 要素の値に対する制限を

もっている。これらの制限は,

表 による。

表 3−項目型に基づいた unit 要素の制限 

項目型 unit 要素が含まなければならない内容

monetaryItemType

又は

monetaryItemType

からの派生

xbrili:measure

要素が一つ。その xsd:QName 型の内容は次のように制限される。

xsd:QName

型のローカル部分が項目の文脈の period 要素で指定した期間中で妥

当な ISO 4217 通貨体系(箇条 に示す [ISO] 参照)に適合していなければな

らない。xsd:QName の名前空間名は,http://www.xbrl.org/2003/iso4217 でなけれ
ばならない。

sharesItemType

又は

sharesItemType

からの派生

xbrili:measure

要素が一つ。その xsd:QName 型の内容は次のように制限される。

xsd:QName

のローカル部分は "shares" でなければならず,かつ,xsd:QName の

名前空間名は,http://www.xbrl.org/2003/instance でなければならない。

割合,パーセンテージ又は比率のように,分子と分母とが同じ単位である場合,事実は,一つの measure

要素を唯一の子としてもつ unit 要素を指定する unitRef 属性をもたなければならない。この measure 要素の

ローカル部分は,"pure"  であり,その名前空間接頭辞は,"http://www.xbrl.org/2003/instance"  の名前空間を

指さなければならない。割合,パーセンテージ及び比率は,パーセンテージにおける 100 を乗じたような

値ではなく,十進数又は科学的な記法で記述しなければならない。

複合計量単位は,順番に並んだ兄弟の measure 要素(それらの measure 要素の乗算を意味する。

)と,一

つの "divide" 要素(分子の分母による除算を意味する。)とを用いて,他の計量単位との間の数学的関係

を示すことによって,表現することができる。

名前空間 "http://www.xbrl.org/2003/instance" を指す名前空間接頭辞をもつ measure 要素は,ローカル部分

が "pure" 又は "shares" でなければならない。

4.8.3 divide

要素 

divide

要素は,unitDenominator 要素及びそれに続く unitNumerator 要素を含まなければならない。

4.8.4 unitNumerator

要素及び unitDenominator 要素 

unitNumerator

要素及び unitDenominator 要素は,両方とも一つ以上の measure 要素を含まなければならな

い。

unit

要素は,できる限り最も単純な形で表さなければならない。divide 要素を用いる場合,unitNumerator

要素の measure 要素が unitDenominator 要素の measure 要素と s-同等であってはならない。


55

X 7206

:2010

例 20 に unit 要素の使用例の幾つかを示す。

例 20  unit 要素の使用

意味

<unit id="u1"><measure

xmlns:ISO4217="http://www.xbrl.org/2003/iso4217"

>ISO4217:GBP</measure></unit>

通貨,英国ポンド

<unit id="u2"><measure

xmlns:ISO4217="http://www.xbrl.org/2003/iso4217"

>ISO4217:gbp</measure></unit>

誤った小文字の通貨指定

<unit id="u1"><measure>xbrli:pure</measure></unit>

純粋な数,例えば%収益変化

<unit id="u3">

    <measure>myuom:feet</measure>

    <measure>myuom:feet</measure>

</unit>

平方フィート,フィートとフィートとの乗算

<unit id="u4"><measure>xbrli:shares</measure></unit>

株 (share) 数

<unit

id="u5"><measure>myuom:FTE</measure></unit>

FTE

(常勤相当職員,Full Time Equivalents)

<unit id="u6">

    <divide>

              <unitNumerator>

         <measure>ISO4217:EUR</measure>

              </unitNumerator>

       <unitDenominator>

         <measure>xbrli:shares</measure>

              </unitDenominator>

    </divide>

</unit>

ユーロにおいての一株当たり純利益 (EPS)

<unit id="u6">

    <divide>

              <unitNumerator>

         <measure>ISO4217:EUR</measure>

              </unitNumerator>

       <unitDenominator>

         <measure>ISO4217:EUR</measure>

              </unitDenominator>

    </divide>

</unit>

誤り。divide 要素の分子及び分母に同じ measure 要素
を設定している。

これらの例で用いる "ISO4217" 名前空間接頭辞は,"http://www.xbrl.org/2003/iso4217"  を指さなければなら

ない。 
これらの例で用いる "xbrli" 名前空間接頭辞は,"http://www.xbrl.org/2003/instance"  を指さなければならな
い。

名前空間接頭辞 "myuom" は,XBRL 規定によって定義しないが,しかし,measure 要素の範囲内の名前空
間を指さなければならない。この名前空間は,その名前空間によって保持する計量単位 (unit of

measurement)

を記述する資源を識別する URL でもよい。この情報を解釈する方法は,XBRL にはないが,

XBRL

インスタンスの作成者に支援を提供することができる。例えば,名前空間接頭辞 "myuom" が

"http://www.mycomp.com/myuom"

を指せば,この名前空間は,利用可能な計量単位を列挙する HTML ドキ

ュメントを含む URL とすることもできる。

複合計量単位の中には,単純計量単位として表すことができるものもある。例えば,平方フィートは,

次の例に示すように,基本的な計量単位であるフィートの二乗を示す複合計量単位として表せる。unit 要

素が,適切な程度に単位を記述しているかどうかは,XBRL インスタンスの作成者の自由裁量とする。


56

X 7206

:2010

   

例 21 に単純計量単位と複合計量単位との比較の例を示す。

例 21  単純計量単位と複合計量単位との比較

単純計量単位

複合計量単位

<unit id="u1">

    <measure>myuom:sqrft</measure>

</unit>

<unit id="u4">

    <measure>myuom:feet</measure>

    <measure>myuom:feet</measure>

</unit>

注記  名前空間接頭辞 myuom は,妥当な名前空間を指さなければならない。この例では,"sqrft"  と "feet"

とがこの名前空間に含まれるとする。

4.9 

タプル 

大部分の事業活動の事実は,単独で理解することができるが,一部の事実は,特にその事実の出現が複

数報告されている場合,適切に解釈するには,それらの事実が互いに依存しているものとして扱う。例え

ば,会社の経営を報告する場合,それぞれの管理者の名前は,適切な役職と関係していなければならない。

管理者の役職及び管理者の名前のような事実の集合を,タプル (tuple) と呼ぶ。

タプルは,複合内容をもち,項目及び他のタプルを含んでもよい。item 要素と同様,tuple 要素も,抽象

型である。次の規則をタプルに適用し,その結果として,タクソノミ  スキーマにおけるタプルの定義に適

用する。

−  すべてのタプルは,tuple をヘッド要素とする代替グループを構成する要素でなければならない。した

がって,タプルは,グローバル要素でなければならない。なぜならば,グローバル要素だけが代替グ

ループに属すことができるからである。

−  タクソノミ  スキーマにおけるタプルの構文定義は,periodType 属性及び balance 属性を含んではなら

ない(それぞれ 5.1.1.1 及び 5.1.1.2 による。

−  タプルは,脚注からなど,他の場所から参照することが必要となるかもしれない。したがって,タク

ソノミ  スキーマにおけるタプル宣言は,すべて,必す(須)とはしないが,名前を id とする ID 型の

属性をもつことが望ましい。拡張タクソノミの作成者は,タプルのデータ型を制約定義する場合,id

属性がある場合には,これを禁止しないほうがよい。

注記 1  タクソノミ作成者が,タプルの id 属性を定義し忘れたり,禁止した場合は,そのタプルを

省略形の xpointer で参照できなくなる。

−  タプルの定義における属性は,箇条 に示す [SCHEMA-1] による。ここでは,属性は,次のいずれ

の名前空間からの属性も,参照してはならない。

http://www.xbrl.org/2003/instance

,http://www.xbrl.org/2003/linkbase,

http://www.xbrl.org/2003/XLink

,http://www.w3.org/1999/xlink

−  タプルは,混合内容 (mixed content) 又は単純内容 (simple content) をもってはならない。したがって,

タクソノミ  スキーマにおけるタプル定義は,いかなる混合内容又は単純内容も許可してはならない。

−  タクソノミ  スキーマにおけるタプル定義は,"id"  属性以外のローカル属性を定義しない方がよい。

−  インスタンス中のタプルの子要素は,item 要素又は tuple 要素をヘッド要素とする代替グループに属

する要素でなければならない。

−  インスタンス中のタプルへの上記の制約を考慮すると,タクソノミ作成者は,タプルの内容モデル宣

言で概念要素以外を含まないことが重要である。したがって,タクソノミ  スキーマにおけるいかなる

タプル定義も,そのタプルの子孫要素の定義は,item 要素又は tuple 要素をヘッド要素とする代替グ

ループに属するグローバル要素宣言への参照でなければならない。


57

X 7206

:2010

注記 2  このことは,スキーマの観点からは,任意要素 (<xsd:any/>) を使用したインスタンス中の

不正な内容を禁止しない。上記のインスタンスの制約によって,プロセッサは,こうした

不正な内容を警告する。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

    <element name="tuple" type="anyType" abstract="true">

    <annotation>

      <documentation>

            Abstract tuple element used as head of tuple substitution group

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

例 22 にタプルを tuple 代替グループを構成する要素として定義する例を示す。

例 22  タプルを tuple 代替グループを構成する要素として定義

省略されたタクソノミ  スキーマの例

<schema targetNamespace="http://mycompany.com/xbrl/taxonomy"

        xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

        xmlns:s="http://mycompany.com/xbrl/taxonomy"

        xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance">

  <element name="managementName" type="xbrli:tokenItemType" xbrli:periodType="instant"

           substitutionGroup="xbrli:item"/>

  <element name="managementTitle" type="xbrli:tokenItemType" xbrli:periodType="instant"

           substitutionGroup="xbrli:item"/>

  <element name="managementAge" type="xbrli:nonNegativeIntegerItemType"

           xbrli:periodType="instant" substitutionGroup="xbrli:item"/>

  <element name="managementInformation" substitutionGroup="xbrli:tuple">

    <complexType>

      <complexContent>

        <restriction base="anyType">

                    <sequence>

                        <element ref="s:managementName"/>

            <element ref="s:managementTitle"/>

                        <element ref="s:managementAge" minOccurs="0"/>

                    </sequence>

          <attribute name="id" type="ID" use="optional"/>

                </restriction>

              </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>


58

X 7206

:2010

   

タクソノミに対応する XBRL インスタンス(context 要素,unit 要素及び linkbaseRef 要素は省略してある。

<xbrl xmlns="http://www.xbrl.org/2003/instance"

      xmlns:s="http://mycompany.com/xbrl/taxonomy">

<!-- ... one link:schemaRef element MUST exist here referencing previous taxonomy ... -->

  <s:managementInformation>

    <s:managementName contextRef="c1">Haywood Chenokitov</s:managementName>

    <s:managementTitle contextRef="c1">President</s:managementTitle>

    <s:managementAge precision="2" contextRef="n1" unitRef="u1">42</s:managementAge>

  </s:managementInformation>

  <s:managementInformation>

    <s:managementName contextRef="c1">Miriam Minderbender</s:managementName>

    <s:managementTitle contextRef="c1">CEO</s:managementTitle>

  </s:managementInformation>

<!-- ... Context c1 MUST be defined here... -->

<!-- ... Unit u1 MUST be defined here... -->

</xbrl>

all

要素,sequence 要素及び choice 要素は,タプルに現れてもよい。

例 23 では,不動産及びその他の資

産に関する納税申請において公開する情報を考慮する。

例 23  保有し管理している事業資産を記述する要素

ラベル

要素名

balance

属性

代替グループ

Property

property

tuple

Property description

description

item

Date property acquired

dateAcquired

item

Date property disposed of

dateDisposedOf

item

Property fair market value

fairMarketValue

item

description

要素及び dateAcquired 要素は,どのような property 要素にも関連しているが,property 要素に

は,fairMarketValue 要素又は dateDisposedOf 要素のどちらかだけが存在し,同時には,存在しない。

例 24 にタプルの階層構造の例を示す。

例 24  タプルの階層構造

例  単独では解釈できず,かつ,
単一の XBRL インスタンスに複数

回現れる概念をタプルが関連付け
る。XBRL インスタンス内でタプ
ルが複数回出現するが,内容及び

文脈が異なるため識別可能であ
る。

タプルの内容モデルは,XML スキーマだけを用いて定義できる。タプルの内容モデルは,いかなる種類

の XBRL リンクベースによっても定義又は修正されない。


59

X 7206

:2010

4.10 

項目及びタプルの重複検出に関する同等述語 

XBRL

インスタンスにおいて,重複検出に用いる“同等”には,幾つかの異なる意味がある。同一,構

造同等(s-同等)

,親同等(p-同等)

,値同等(v-同等)

,箇条 に示す [XPATH] 同等(x-同等)

,文脈同等

(c-同等)及び単位同等(u-同等)

。これらの様々な同等述語は,多様な形態をもち,再帰的に

表 で正式

に定義する。同等述語は,すべて,対称的な述語である。すなわち,X(述語)Y の結果は,Y(述語)X

の結果と等価とする。

表 4−同等述語の定義 

引数の型

述語

定義

ノード

同一

全く同じ XML ノードである場合に限り,同一とする。

順序 s-同等

v-

同等

c-

同等

u-

同等

ある順序のすべてのノードが他の順序の同位置のノードに対して{s-同等,

v-

同等,c-同等,u-同等}である場合に限り,

{s-同等,v-同等,c-同等,u-

同等}とする。

集合

同一

s-

同等

v-

同等

c-

同等

u-

同等

次のすべてが成り立つ場合に限り,集合 X は,集合 Y に対して{同一,s-

同等,v-同等,c-同等,u-同等}とする。 
−  集合 X のすべてのノードが集合 Y 内の{同一,s-同等,v-同等,c-同

等,u-同等}であるノードと組にすることができる。

−  双方の集合のノード数が同じ。 
注記  集合の定義は,別個の構成要素をもつことを要する。

何らかの XML オブジェ
クト

x-

同等 XML オブジェクト A は,箇条 に示す [XPATH] 表現である A=B の評

価が真であるとき,XML オブジェクト B に対して x-同等とする。 
要素及び属性の値が xsd:decimal,xsd:float,xsd:double 又はこれらから派生

した型である場合には,箇条 に示す

http://www.w3.org/TR/xpath.html#booleans

の解釈のための目的で数値とし

て扱わなければならない。値が,xsd:boolean 型(又は,xsd:boolean から派

生した型)である場合は,箇条 に示す [XPATH] ブール値に変換されな
ければならない。'1'  及び 'true' は [XPATH] ブール値 true に,'0'  及び

'false'

は [XPATH] ブール値 false に変換されなければならない。それ以外

の XML スキーマ型は,箇条 に示す [XPATH] の strings として扱わなけ
ればならない。

テキスト s-同等

二つのテキスト文字列が x-同等である場合に限り,s-同等とする。

属性 s-同等

二つの属性が s-同等であるローカル名と名前空間をもち,x-同等の値をも
つ場合に限り,s-同等とする。

要素(この表において個
別に取り扱わないもの)

s-

同等

同一でない場合,かつ,次のすべてが成り立つ場合に限り,s-同等とする。
−  その要素のローカル名と名前空間の双方が s-同等である。

−  それらの属性集合が s-同等である。 
−  その文字の順序及び下位要素の内容が s-同等である。

entity s-

同等 identifier 要素が s-同等であり,かつ,segment 要素が s-同等である(segment

要素がない場合,空の segment 要素があるものとする)場合に限り,s-同
等とする。

startDate s-

同等

4.7.2

の規則によって含意する日付又は時刻が等しい場合に限り,s-同等と

する。

endDate s-

同等

4.7.2

の規則によって含意する日付又は時刻が等しい場合に限り,s-同等と

する。

instant s-

同等

4.7.2

の規則によって含意する日付又は時刻が等しい場合に限り,s-同等と

する。


60

X 7206

:2010

   

表 4−同等述語の定義(続き) 

引数の型

述語

定義

period s-

同等

次の状況が,少なくとも一つ当てはまる場合に限り,s-同等とする。

−  双方の要素が子要素 forever 要素をもつ。 
−  双方の要素の子要素 instant 要素が s-同等である。 
−  双方の要素の子要素 startDate 要素及び endDate 要素が s-同等である。

unit s-

同等

その子要素である divide 要素及び measure 要素の集合が s-同等である。

divide s-

同等 unitNumerator 要素及び unitDenominator 要素が両方とも s-同等である場合

に限り,s-同等とする。

unitNumerator s-

同等

その子要素である measure 要素の集合が s-同等である場合に限り,s-同等

とする。

unitDenominator s-

同等

その子要素である measure 要素の集合が s-同等である場合に限り,s-同等

とする。

measure s-

同等

二つの measure 要素の内容の名前空間接頭辞が同じ名前空間を指してお
り,かつ,二つの measure 要素の内容のローカル名が s-同等である場合に

限り,s-同等とする。

context s-

同等

次のすべてが成り立つ場合に限り,s-同等とする。

− period 要素が s-同等である。 
− entity 要素が s-同等である。 
− scenario 要素が s-同等である。

項目 s-同等

次のすべてが成り立つ場合に限り,s-同等とする。 
−  それらが c-同等である。

−  それらが u-同等である。 
− precision 属性が s-同等である。 
− decimals 属性が s-同等である。

−  その内容の文字列が数値項目の値を十進表現に変換した後,s-同等で

ある。

タプル s-同等

それらの子要素(項目及びタプル)の集合が s-同等である場合に限り,s-
同等とする。

usedOn s-

同等

二つの usedOn 要素の内容の名前空間接頭辞が同じ名前空間を指しており,

かつ,二つの usedOn 要素の内容のローカル名が s-同等である場合に限り,

s-

同等とする。

項目 p-同等

ノードが,同じ親の子である場合に限り,p-同等とする。

タプル p-同等

ノードが,同じ親の子である場合に限り,p-同等とする。

項目 c-同等

それらの contectRef 属性が,同一又は s-同等な文脈を指し示す場合に限り,

c-

同等とする。

数 値 項 目 の あ ら ゆ る 組
合せ

u-

同等

次のすべてが成り立つ場合に限り,集合 X は,集合 Y に対して u-同等で
ある。 
−  U

X

の子孫 unitNumerator 要素の集合と U

Y

の子孫 unitNumerator 要素の

集合とは,s-同等である。

−  U

X

の子孫 unitDenominator 要素の集合と U

Y

の子孫 unitDenominator 要

素の集合とは,s-同等である。

−  U

X

の子 measure 要素の集合と U

Y

の子孫 measure 要素の集合とは,s-

同等である。

ここに,U

X

は,X の unitRef 属性で参照する unit 要素であり,U

Y

は,Y の

unitRef

属性で参照する unit 要素である。

注記  U

X

と U

Y

とが同一の場合,これらの検査は,常に真となる。

非 数 値 項 目 の あ ら ゆ る
組合せ

u-

同等

常に真とする。


61

X 7206

:2010

表 4−同等述語の定義(続き) 

引数の型

述語

定義

一 つ の 数 値 項 目 及 び 一

つの非数値項目

u-

同等

常に偽とする。

分 数 型 で は な い 数 値 項
目 又 は 分 数 型 か ら 制 限

に よ っ て 派 生 さ せ た 型
ではない数値項目

v-

同等

次のすべての条件が成立する場合に限り,A と B とは,v-同等とする。 
−  A と B とは,c-同等及び u-同等である。

−  数値 A

N

と B

N

とは,x-同等である。

ここに, A

N

:A の数値内容を N けたの有効数字に丸めて得た数値

B

N

:B の数値内容を N けたの有効数字に丸めて得た数値

N

は,次の値の小さい方とする。

A

に対して指定又は推定される精度

B

に対して指定又は推定される精度

分 数 型 又 は 分 数 型 か ら
制 限 に よ っ て 派 生 さ せ

た数値型の数値項目

v-

同等

次のすべての条件が成立する場合に限り,A と B とは,v-同等とする。 
−  A と B とは,c-同等及び u-同等である。

−  A

N

は,B

N

と x-同等である。

−  A

D

は,B

D

と x-同等である。

ここに, A

N

:A の(次に定義する)正規型の分子

A

D

:A の正規型の分母

B

N

:B の正規型の分子

B

D

:B の正規型の分母

分数型又は分数型から制限によって派生した型である項目 F の正規型は,
すべて,次のような分子 F

N

及び分母 F

D

をもつ。F

N

及び F

D

は,整数であ

る。F

N

及び F

D

は,整数共通因数をもたない。H と F

N

との積が F の分子と

なり,H と F

D

との積が F の分母となるような数字 H が存在する。

一 つ が 分 数 型 又 は 分 数

型 か ら 制 限 に よ っ て 派
生した型であり,もう一
つ が そ れ 以 外 の 数 値 型

の数値項目

v-

同等

このような数値項目の組合せでは,v-同等は,常に偽である。

非数値項目 v-同等

次のすべての条件が成立する場合に限り,A と B とは,v-同等とする。

−  A と B とは,c-同等である。 
−  箇 条 に示す  [XPATH] の定 義に よっ て, normalize-space (A

C

)

normalize-space (B

C

)

である。ここに,A

C

は,A の内容とし,かつ,

B

C

は,B の内容とする。

項目

重複

次のすべての条件が成立する場合に限り,項目 X と項目 Y とは,重複と
する。

−  X は,Y と同一ではない。 
−  X の要素ローカル名は,Y の要素ローカル名と s-同等である。 
−  X と Y とは,同じ名前空間内で定義する。

−  X は,Y と p-同等である。 
−  X は,Y と c-同等である。 
−  X は,Y と u-同等である。


62

X 7206

:2010

   

表 4−同等述語の定義(続き) 

引数の型

述語

定義

タプル

重複

次のすべての条件が成立する場合に限り,タプル X とタプル Y とは,重

複とする。 
−  X は,Y と同一ではない。 
−  X の要素ローカル名は,Y の要素ローカル名と s-同等である。

−  X と Y とは,同じ名前空間内で定義する。 
−  X は,Y と p-同等である。 
−  次の条件で,X の子タプルの集合に属するノード A と Y の子タプルの

集合に属するノード B とを,すべて対応させることができる。A と B
とは,p-同等ではないが,その他のタプルが重複するための要請をす
べて満たす。

−  X は,Y と同じ数の子タプルをもつ。 
−  次の条件で,X の子項目の集合に属するノード A と Y の子項目の集合

に属するノード B とを,すべて対応させることができる。

−  A と B とは,v-同等である。 
−  A と B とは,p-同等ではないが,その他の項目が重複するための要請

をすべて満たす。

−  X は,Y と同じ数の子項目をもつ。

例 25 及び例 26 のより詳細な例は,表 の述語に関してそれぞれ肯定的な例及び否定的な例を示す。

例 25  重複する項目,タプル及び文脈

要素

二つの s-同等な文脈及び二重に入れ子になったタプルを含む XBRL インスタンス。幾つか
の要素は,左の欄に名前を付けている。

a analysis

b customer

b name

b gross

b returns

c customer

c name

c gross

d customer

d returns

e customer

<xbrl xmlns="http://www.xbrl.org/2003/instance"

      xmlns:s="http://mycompany.com/xbrl/taxonomy"

      xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

      xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">

<s:analysis>

  <s:customer>

    <s:name contextRef="np3">Acme</s:name>

    <s:gross unitRef="u3" contextRef="np3" precision="4">3001</s:gross>

    <s:returns unitRef="u3" contextRef="np3"

               precision="3">100</s:returns>

    <s:net unitRef="u3" contextRef="np3" precision="4">2900</s:net>

  </s:customer>

  <s:customer>

    <s:name contextRef="Xnnp3X">Acme</s:name>

    <s:gross unitRef="u3" contextRef="np3" precision="3">3000</s:gross>

    <s:returns unitRef="u3" contextRef="np3"

               precision="3">100</s:returns>

    <s:net unitRef="u3" contextRef="np3" precision="4">2900</s:net>

  </s:customer>

  <s:customer>

    <s:name contextRef="np3">Acme</s:name>

    <s:gross unitRef="u3" contextRef="np3" precision="4">3000</s:gross>

    <s:returns unitRef="u3" contextRef="np3" precision="3">500</s:returns>

    <s:net unitRef="u3" contextRef="np3" precision="4">2500</s:net>

  </s:customer>

  <s:customer>


63

X 7206

:2010

f name

g name

h totalGross

np3

u3

Xnnp3X

    <s:name contextRef="np3">Bree</s:name>

    <s:name contextRef="Xnnp3X">Bree</s:name>

    <s:gross unitRef="u3" contextRef="np3" precision="4">3000</s:gross>

    <s:returns unitRef="u3" contextRef="np3"

               precision="3">200</s:returns>

    <s:net unitRef="u3" contextRef="np3" precision="4">2800</s:net>

  </s:customer>

  <s:totalGross unitRef="u3" contextRef="np3"

               precision="3">12000</s:totalGross>

</s:analysis>

<!-- One Redundant Context Xnnp3X = period, 2003 -->

<context id="np3">

  <entity>

    <identifier scheme="http://www.nasdaq.com">SAMP</identifier>

  </entity>

    <period>

    <startDate>2003-01-01</startDate>

    <endDate>2003-12-31</endDate>

  </period>

</context>

<unit id="u3"><measure>ISO4217:USD</measure></unit>

<context id="Xnnp3X">

  <entity>

    <identifier scheme="http://www.nasdaq.com">SAMP</identifier>

  </entity>

    <period>

    <startDate>2003-01-01</startDate>

    <endDate>2003-12-31</endDate>

  </period>

</context>

</xbrl>

次に注意する。この例では,計算リンクベースがないにもかかわらず,"h totalGross"  にある 12 000 という
合計値が 4 人の顧客の総計の値の合計から得られる最も正確な値である。3 001+3 000+3 000+3 000=12

001

であるが,c gross が precision="3"  をもつため,有効数字 3 けたに訂正できる。したがって,最も正確

な値は,12 000 である。


64

X 7206

:2010

   

例 26  重複を検出する述語

ノード 1

ノード 2

述語

同等

理由

np3

Xnnp3X

文脈

同一

no

異なるノード。

np3

Xnnp3X

文脈

s-

同等

yes

事業体と報告期間とは,s-同等。

f name

g name

項目

s-

同等

yes

文脈の id が np3 及び Xnnp3X と異なるにもかかわら
ず s-同等。

f name

g name

項目

p-

同等

yes

同じ親要素。

f name

g name

項目

c-

同等

yes

np3

と Xnnp3X とは,s-同等。

f name

g name

項目

v-

同等

yes

同じ内容 "Bree"。

f name

g name

項目

重複

yes

p-

同等及び c-同等。

b name

c name

項目

s-

同等

yes

文脈の id が np3 及び Xnnp3X と異なるにもかかわら
ず s-同等。

b name

c name

項目

p-

同等

no

これらは,異なる顧客のタプル中にある。

b name

c name

項目

c-

同等

yes

np3

と Xnnp3X とは,s-同等。

b name

c name

項目

v-

同等

yes

これらは,どちらも,"Acme"  という内容をもつ。

b name

c name

項目

重複

no

p-

同等ではないので,v-同等かは,問題ではない。

b gross

c gross

項目

s-

同等

no

b gross

c gross

項目

p-

同等

no

親が異なる。

b gross

c gross

項目

c-

同等

yes

これらは,共に文脈 np3 及び単位 u3 をもつ。

b gross

c gross

項目

v-

同等

yes

精度が 3 けたである場合の "3 001" は,"3 000" と
同じ。

b gross

c gross

項目

重複

no

p-

同等ではないので,v-同等かは,問題ではない。

b customer

c customer

タプル

s-

同等

no

ids np3

と Xnnp3X との文脈は,異なる。

b customer

c customer

タプル

p-

同等

yes

同じ親 "a analysis"。

b customer

c customer

タプル

c-

同等

n/a

c-

同等は,タプルに適用しない。

b customer

c customer

タプル

v-

同等

n/a

v-

同等は,タプルに適用しない。

b customer

c customer

タプル

重複

yes

p-

同等であり,かつ,子項目 name,gross,returns

及び net は,すべて,v-同等。

b returns

d returns

項目

s-

同等

no

異なる値。

b returns

d returns

項目

p-

同等

no

親は,b customer 及び d customer。

b returns

d returns

項目

c-

同等

yes

双方は,文脈 np3 及び単位 u3 をもつ。

b returns

d returns

項目

v-

同等

no

b

の値は,100。d の値は,500。

b returns

d returns

項目

重複

no

p-

同等ではないので,v-同等かは,問題ではない。

b customer

d customer

タプル

s-

同等

no

returns

と net との値は,異なる。

b customer

d customer

タプル

p-

同等

yes

同じ親 "a analysis"。

b customer

d customer

タプル

c-

同等

n/a

c-

同等は,タプルに適用しない。

b customer

d customer

タプル

v-

同等

n/a

v-

同等は,タプルに適用しない。

b customer

d customer

タプル

重複

no

p-

同等であり,更に,子項目 b name 及び b gross は,

子項目 d name 及び d gross に v-同等であるが,子項

目 b returns 及び b net は,子項目 d returns 及び d net
に v-同等ではない。


65

X 7206

:2010

重複項目の定義における同等述語は,

位置が同等か

であり,

内容が同等か

ではない。さらに,注意する

ことが望ましいのは,contextRef 属性,unitRef 属性,precision 属性及び decimals 属性以外の属性は,項目

に対する s-同等の定義によって,比較を目的とする場合,無視しなければならない。例えば,他の点では

同等な項目では,付加した id 属性の違いを区別しない。重複項目の定義には,重複項目同士が同じ親をも

つという条件,つまり p-同等であるかも入っているので,項目同士が同じタプル中にあるかどうかも,項

目が重複しているかどうかに強く影響する。

二つの数値項目が,他の様々な同等述語の定義で用いる述語として,v-同等かどうかを決定する場合,

二つの数値項目に対する precision 属性の値を考慮に入れることが必要となる。二つの数値項目のいずれか

について precision 属性が設定されていない場合,4.6.6 に規定する規則に従って,その値を推定する必要が

ある。

項目及びタプルの重複についての XBRL の定義は,すべてではないが,多くの矛盾した冗長なデータを

もつ項目を XBRL インスタンス内に包含する。XBRL の定義では,重複していないタプル同士が意味的に

矛盾している可能性がある。

例 26 では,customer 要素 "c" と "d" とは,同じ文脈に属し,同じ顧客につ

いてのデータを含んでいるように見えるが,データは,矛盾している。人間にとっては,名前のような要

素がこれらの二つのタプルが事実上 c-同等(同じ文脈,異なる内容)であると判断するに十分な“一意な

かぎ(鍵)

”であるが,XBRL は,これらを重複タプルとして検出しない。

4.11 

脚注 

タプルは,XBRL インスタンス中に現れる特定の規則的な構造をもつ要素間の関係を扱うが,多くの文

書には,事実の間の不規則的な構造をもつ関係を含んでいる。例えば,幾つかの事実が,すべて,

“Example.com との合併の影響を含む”という文章に結び付けられているかもしれない。これらの不規則

的な結び付きを表すために,XBRL は,footnoteLink 要素を用いて,XBRL インスタンス内の事実間の不規

則的な構造関係を記述する。

4.11.1 footnoteLink

要素 

footnoteLink

要素は,拡張リンクとする。その一般的な構文は,3.5.3 に規定する。footnoteLink 要素は,

XBRL

インスタンス中の事実間の不規則な関係を記述する位置指定子,資源及びアークを含む。

footnoteLink

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="footnoteLink" substitutionGroup="xl:extended">

    <annotation>

      <documentation>

      footnote extended link element definition

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

      <complexContent>

        <restriction base="xl:extendedType">

          <choice minOccurs="0" maxOccurs="unbounded">

            <element ref="xl:title"/>


66

X 7206

:2010

   

            <element ref="link:documentation"/>

            <element ref="link:loc"/>

            <element ref="link:footnoteArc"/>

            <element ref="link:footnote"/>

                    </choice>

          <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

 processContents="lax"/>

                </restriction>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

例 27 に XBRL インスタンス内の脚注の例を示す。

例 27  XBRL インスタンス内の脚注

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<xbrl

  xmlns="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"

  xmlns:fr="http://www.xbrl-fr.org/xbrl/2003-02-29"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  xmlns:ISO4217="http://www.xbrl.org2003/2003/iso4217"

  xsi:schemaLocation="http://www.xbrl-fr.org/xbrl/2003-02-29 fr.xsd">

  <link:schemaRef xlink:type="simple" xlink:href="fr.xsd"/>

  <fr:propertyPlantEquipmentGross precision="4" unitRef="u1"

   contextRef="c1">1200</fr:propertyPlantEquipmentGross>

    <fr:assetsTotal id="f1" precision="4" unitRef="u1" contextRef="c1">2600</fr:assetsTotal>

    <fr:equityTotal id="f3" precision="4" unitRef="u1" contextRef="c1">1100</fr:equityTotal>

    <fr:liabilitiesTotal id="f2" precision="4" unitRef="u1" contextRef="c1">2600</fr:liabilitiesTotal>

  <link:footnoteLink

    xlink:type="extended" xlink:title="1"

    xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/link">

    <link:footnote

      xlink:type="resource"

      xlink:label="footnote1"

      xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/footnote"

      xml:lang="en">Including the effects of the merger.</link:footnote>

    <link:footnote

      xlink:type="resource"

      xlink:label="footnote1"

      xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/footnote"

      xml:lang="fr">Y compris les effets de la fusion.</link:footnote>

    <link:loc xlink:type="locator" xlink:label="fact1" xlink:href="#f1"/>

    <link:loc xlink:type="locator" xlink:label="fact1" xlink:href="#f2"/>

    <link:loc xlink:type="locator" xlink:label="fact1" xlink:href="#f3"/>

    <link:footnoteArc

     xlink:type="arc"


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X 7206

:2010

     xlink:from="fact1" xlink:to="footnote1"

     xlink:title="view explanatory footnote"

     xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/fact-footnote"/>

  </link:footnoteLink>

  <context id="c1">

    <entity>

      <identifier scheme="http://www.un.org/">Example plc</identifier>

    </entity>

        <period>

      <instant>2001-08-16</instant>

    </period>

    <scenario name="Actual values">

      <fr:scenarioType>actual</fr:scenarioType>

    </scenario>

  </context>

  <unit id="u1"><measure>ISO4217:EUR</measure></unit>

</xbrl>

意味  一つの脚注アークが,三つの事実を二つの脚注に結び付ける。二つの脚注は,異なる言語を用いて
記述する。xlink:title 属性は,それらの事実から入手方法を提供できるように,資源の性質を記述するため
に footnoteArc 要素中で利用されている。

4.11.1.1 footnoteLink

要素の位置指定子 

footnoteLink

要素は,loc 要素以外の位置指定子を含んではならない。loc 要素の詳細は,3.5.3.7 に規定す

る。loc 要素は,footnoteLink 要素で利用される場合,その loc 要素自身が含まれるのと同じ XBRL インス

タンス内の項目又はタプルだけを指さなければならない。

4.11.1.2 footnote

要素 

footnote

要素は,footnoteLink 要素中で利用が許される唯一の資源とする。一般的な資源の詳細は,3.5.3.8

に規定する。footnote 資源の内容は,一般的な資源に関連して制限される。特に,footnote 資源は,単純な

文字列若しくは XHTML の素片又はその両方の混合物を含む複合内容でもよい。

一つの標準ロールを footnote 要素のために定義する。その値は,次による。

http://www.xbrl.org/2003/role/footnote

footnote

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="footnote" substitutionGroup="xl:resource">

    <annotation>

      <documentation>

      Definition of the reference  resource element

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType mixed="true">

      <complexContent mixed="true">

        <extension base="xl:resourceType">

                    <sequence>


68

X 7206

:2010

   

            <any namespace="http://www.w3.org/1999/xhtml"

              processContents="skip" minOccurs="0" maxOccurs="unbounded"/>

                    </sequence>

          <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

                        processContents="lax" />

                </extension>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

4.11.1.2.1 footnote

要素の xml:lang 属性 

footnote

資源は,すべて,脚注リンクの内容に使用する言語を特定する xml:lang 属性をもたなければな

らない。xml:lang 属性は,箇条 に示す [XML] 規則に適合していなければならない。

4.11.1.3 footnoteArc

要素 

footnoteArc

要素は,一般的な拡張リンクアークと同じ構文をもつ。詳細は,3.5.3.9 による。

footnoteArc

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

    <element name="footnoteArc" type="xl:arcType" substitutionGroup="xl:arc">

    <annotation>

      <documentation>

            Concrete arc for use in footnote extended links.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

4.11.1.3.1 footnoteArc

要素の xlink:arcrole 属性 

xlink:arcrole

属性の値は,アークの意味を表す URI でなければならない。

標準のアークロール値を footnoteArc 要素のアークロール値に定義する。その値は,次による。

http://www.xbrl.org/2003/arcrole/fact-footnote

このアークロール値は,項目又はタプルを指す位置指定子から footnote 資源への footnoteArc で利用し,

footnote

が事実又は複数の事実に関して,人が判読可能な情報を伝えることを示す。

4.11.1.3.2 footnoteArc

要素の xlink:title 属性(任意選択) 

xlink:title

属性は,事実とそれに関連する脚注との関係に関して,事実と脚注との間をナビゲートする使

用者への情報伝達に用いることができる。xlink:title 属性の内容は,文字列でなければならない。xlink:title

属性の内容は,箇条 に示す [XLINK] の実行が可能なアプリケーションの利用者から見えるようにする

ことができる。

xlink:title

属性では,この目的のために不十分である場合,例えば,情報が多言語で提供される必要があ

る場合,3.5.3.9.6 で定義する表題を用いてもよい。


69

X 7206

:2010

5 XBRL

タクソノミ 

XBRL

タクソノミの概要を 3.1 に示す。

タクソノミは,XML スキーマ(箇条 に示す [SCHEMA-1] 参照)及び linkebaseRef 要素経由で直接参

照する拡張リンク

5.1.2 参照)

及び XML スキーマ中で入れ子になった拡張リンクの集合として定義する。

この規格では,タクソノミにおける XML スキーマを“タクソノミ  スキーマ”と呼ぶ。

5.1 

タクソノミ  スキーマ 

タクソノミは,タクソノミ  スキーマを含まなければならない。タクソノミ  スキーマは,XML スキーマ

の妥当なインスタンスでなければならない。

拡張リンクをタクソノミに含む場合,タクソノミ  スキーマは,それらのリンクベースの位置を特定する

linkbaseRef

要素を含まなければならない(5.1.2 参照)

。又は,拡張リンクは,タクソノミ  スキーマ自体に

含まれるリンクベースに入れ子にしなければならない。

XBRL

インスタンス  スキーマは,抽象要素の item 要素及び tuple 要素を定義している。このこと及び箇

条 に示す [SCHEMA-1] によって,タクソノミ  スキーマが概念,すなわち,item 代替グループグループ

に属する要素又は tuple 代替グループに属する要素を定義する場合,タクソノミ  スキーマは,XBRL イン

スタンス  スキーマ

xbrl-instance-2003-12-31.xsd

をインポートしなければならない。ただし,例えば,文脈

の segment 要素及び scenario 要素の構文定義を唯一の目的とする場合,タクソノミ  スキーマが XBRL イン

スタンス  スキーマをインポートする必要はない。

タクソノミ  スキーマは,対象名前空間を指定するのが望ましい。対象名前空間を指定する場合,その値

が空であってはならない。

タクソノミ  スキーマを作成する場合,XML スキーマ自身のための名前空間のような他のスキーマのた

めの名前空間宣言の幾つかを含むことが必要になる。

例 28 にリンクベース参照を示す骨格のタクソノミ  スキーマの例を示す。

例 28  リンクベース参照を示す骨格のタクソノミ  スキーマ

<schema

  targetNamespace="http://www.mycompany.com/taxonomy/2003-10-19"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:ci="http://www.mycompany.com/taxonomy/2003-10-19"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink">

  <annotation>

    <appinfo>

      <link:linkbaseRef

        xlink:type="simple"

        xlink:href="linkbase_presentation.xml"

        xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/presentationLinkbaseRef"

        xlink:arcrole="http://www.w3.org/1999/xlink/properties/linkbase"/>

      <link:linkbaseRef

        xlink:type="simple"

        xlink:href="linkbase_calculation.xml"

        xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/calculationLinkbaseRef"

        xlink:arcrole="http://www.w3.org/1999/xlink/properties/linkbase"/>

      <link:linkbaseRef

        xlink:type="simple"

        xlink:href="linkbase_definition.xml"


70

X 7206

:2010

   

        xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/definitionLinkbaseRef"

        xlink:arcrole="http://www.w3.org/1999/xlink/properties/linkbase"/>

      <link:linkbaseRef

        xlink:type="simple"

        xlink:href="linkbase_label.xml"

        xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/labelLinkbaseRef"

        xlink:arcrole="http://www.w3.org/1999/xlink/properties/linkbase"/>

      <link:linkbaseRef

        xlink:type="simple"

        xlink:href="linkbase_reference.xml"

        xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/referenceLinkbaseRef"

        xlink:arcrole="http://www.w3.org/1999/xlink/properties/linkbase"/>

    </appinfo>

  </annotation>

  <import

    namespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

    schemaLocation="http://www.xbrl.org/2003/xbrl-instance-2003-12-31.xsd "/>

<!-- ... taxonomy elements declaration starts here ... -->

</schema>

XBRL

タクソノミは,他のタクソノミを参照するように構成してもよい。こうしたタクソノミの拡張性

は,XBRL の重要な特徴である。この技術の完全な潜在能力を実現するために,タクソノミは,一方では,

事業体間の重要な比較ができる状態を維持しながら,実質的に,いかなる事業体に固有な報告要請にも適

応できるように,拡張できなければならない。

XBRL

タクソノミ  スキーマは,この拡張性を達成するために,適宜,他のタクソノミ  スキーマをイン

ポートし,追加の XBRL リンクベースを参照することができる。

タクソノミ  スキーマは,

リンクベースで用いるカスタムのロール値及びカスタムのアークロール値を定

義してもよい。  詳細は,5.1.2 及び 5.1.4 による。

5.1.1 

概念定義 

概念は,タクソノミ  スキーマで定義する。タクソノミ  スキーマで定義した概念は,それぞれ,タクソ

ノミ  スキーマの要素の構文定義によって一意に識別する。概念定義に対応して,XML スキーマ要素の定

義では,要素名,代替グループ及び型を指定しなければならない。要素の名前は,すべて,所与のタクソ

ノミ  スキーマ中で一意でなければならない。要素は,XBRL の item 要素又は XBRL の tuple 要素をヘッド

要素とする代替グループに属する要素でなければならない。要素は,構文定義に用いることができる他の

XML

スキーマの属性(abstract 属性及び nillable 属性を含む。

)のいずれを含んでもよい。

概念のための構文を定義する要素は,id 属性ももつことが望ましい。id 属性を提供することで,リンク

ベースの loc 要素の xlink:href 属性の内容を簡略化する(3.5.1.2 参照)

。XML スキーマの妥当性検証プログ

ラムには,

タクソノミ  スキーマ及びそれが直接的又は間接的にインポート又はインクルードするすべての

XML

スキーマにおいて,すべての id 属性の値が一意であることを求めるものがあることに留意する。こ

のような XML スキーマ規定(箇条 に示す [SCHEMA-2] 参照)の実装に対して,誤りへの耐性を増すた

め,id 属性の値が関連するスキーマ中の id 属性の値と衝突しないように注意して,値の範囲を制限するの

が望ましい。

例 29 では,接頭辞として,"ci_"  の文字列を要素名に追加することによって制限した。


71

X 7206

:2010

例 29  タクソノミ  スキーマの典型的な要素定義

<schema

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance">

<!-- ... in this the example unused namespaces declarations

         are missing at root element ... -->

<!-- ... linkbases and imports go here ... -->

    <element

    id="ci_preferredDividends"

    name="preferredDividends"

    xbrli:periodType="duration"

    type="xbrli:monetaryItemType"

    substitutionGroup="xbrli:item" nillable="true"/>

    <element

    id="ci_stockBasedCompensationPolicy"

    name="stockBasedCompensationPolicy"

    xbrli:periodType="duration"

    type="xbrli:stringItemType"

    substitutionGroup="xbrli:item" nillable="true"/>

</schema>

意味  二つの概念を定義する。一つは,preferredDividends 要素と関連し,もう一つが

stockBasedCompensationPolicy

要素と関連する。両方の概念は,XBRL インスタンスでは,空要素の項目と

して表すことができる。preferredDividends 概念は,報告期間が期間である文脈をもつ数値項目として XBRL
インスタンス中に現れなければならず,stockBasedCompensationPolicy 概念は,報告期間が時点である文脈
をもつ非数値項目として XBRL インスタンス中に現れなければならない。

なお,XBRL は,二つの属性,periodType 属性及び balance 属性も定義する。これらの属性は,要素の構

文定義で用いてもよい。

5.1.1.1 periodType

属性 

要素には,ある時点において計測可能な財務概念に関連付けられるものと,報告期間内の変化量を計測

する財務概念に関連付けられるものとがある。

periodType

属性の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

  <attribute name="periodType">

    <annotation>

      <documentation>

            The periodType attribute (restricting the period for XBRL items)

      </documentation>

    </annotation>

        <simpleType>

      <restriction base="token">

        <enumeration value="instant" />


72

X 7206

:2010

   

        <enumeration value="duration" />

            </restriction>

    </simpleType>

  </attribute>

</schema>

item

要素の代替グループに属する要素では,periodType 属性を用いなければならない。periodType 属性

の値を "instant" とすることは,要素を XBRL インスタンス文書で使用する場合,その要素が,報告期間

を時点とする文脈に,常に,関連付けられていなければならないことを指し示す。periodType 属性の値を

"duration"

とすることは,

要素を XBRL インスタンス文書で使用する場合,

その要素が,

報告期間を startDate

要素及び endDate 要素又は forever 要素によって表す期間とする文脈に,常に,関連付けられていなければ

ならないことを指し示す。

例 30 に時点及び期間の概念定義の例を示す。

例 30  時点及び期間の概念定義

  <element id="a1" name="changeInRetainedEarnings"

           xbrli:periodType="duration"

           type="xbrli:monetaryItemType" substitutionGroup="xbrli:item"/>

  <element id="a2" name="fixedAssets"

           xbrli:balance="debit"

           xbrli:periodType="instant"

           type="xbrli:monetaryItemType" substitutionGroup="xbrli:item"/>

5.1.1.2 balance

属性(任意選択) 

balance

属性は,任意選択とする。通貨型の要素定義又は通貨型から派生させた型の要素定義では,balance

属性を追加してもよい。通貨型でない項目又は通貨型から派生させた型でない項目では,balance 属性を用

いてはならない。

借方 "debit" 残高又は貸方 "credit" 残高の概念が適切である要素に対して,その概念をこの属性を用い

て表してもよい。

balance

属性の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

  <attribute name="balance">

    <annotation>

      <documentation>

            The balance attribute (imposes calculation relationship restrictions)

      </documentation>

    </annotation>

        <simpleType>

      <restriction base="token">

        <enumeration value="debit" />

        <enumeration value="credit" />

            </restriction>

    </simpleType>

  </attribute>


73

X 7206

:2010

</schema>

例 31 に通常の借方残高及び貸方残高を表す balance 属性の使用例を示す。

例 31  通常の借方残高及び貸方残高を表す balance 属性の使用

  <element  
      id="netIncome" name="netIncome" xbrli:balance="credit"

    xbrli:periodType="duration"

    type="xbrli:monetaryItemType" substitutionGroup="xbrli:item"/>

  <element

      id="fixedAssets" name="fixedAssets" xbrli:balance="debit" 
    xbrli:periodType="instant"

    type="xbrli:monetaryItemType" substitutionGroup="xbrli:item"/>

balance

属性は,資産,負債,資本,収入及び支出といった会計の基礎概念に関連する数値を利用するア

プリケーションに重要な属性である。balance 属性(借方又は貸方)は,借方 "debit" 又は貸方 "credit" を

明示する場合,XBRL インスタンス中で要素の値をどのように作成し,解釈するか明確に宣言する。

表 に XBRL インスタンスにおける正しい符号を示す。

表 5XBRL インスタンスにおける正しい符号 

タクソノミ要素

勘定科目の貸借 XBRL インスタンス要素値の符号

balance="credit"

貸方 ("credit")

正又はゼロ

balance="credit"

借方 ("debit")

負又はゼロ

balance="debit"

借方 ("debit")

正又はゼロ

balance="debit"

貸方 ("credit")

負又はゼロ

XBRL

インスタンスでは,借方又は貸方の項目に対する数値表現は,通常,正の値とすることが多い。

例 32 に XBRL インスタンスにおいて正の値及び負の値とともに現れる概念の例を示す。

例 32  XBRL インスタンスにおいて正の値及び負の値とともに現れる概念

  <my:netIncome precision="3" unitRef="u1" contextRef="c1">500</my:netIncome>

  <my:netIncome precision="3" unitRef="u1" contextRef="c2">-200</my:netIncome>

意味  異なる文脈における,収益 500 及び損失 200

なお,balance 属性を用いる場合,その値が calculationArc 要素中の正規の weight 属性を制約する。

表 に balance 属性と calculationArc 要素の weight 属性との間の制約を示す。

表 6balance 属性と calculationArc 要素の weight 属性との間の制約 

"from"

項目の balance 属性 "to"

項目の balance 属性 calculationArc 要素の weight 属性の不正な値

debit debit

負  (<0)

debit credit

正  (>0)

credit debit

正  (>0)

credit credit

負  (<0)

5.1.1.3 

項目のデータ型 

項目の型は,すべて,次に規定する型の一つであるか又はそれらの中の一つから制限 (restriction) によ

って派生させた型でなければならない。XBRL で提供する基本型の集合は,XML スキーマ(箇条 に示す

[SCHEMA-2]

参照)の組込み型の適切な部分集合(基本型及び派生型の双方)を含むだけでなく,同様に,

XBRL

が扱う専門領域に特に関係がある四つの型,通貨型 (monetaryItemType),株数型 (sharesItemType),

純粋型 (pureItemType),及び分数型 (fractionItemType) を含む。このため,項目の型は,明示的に XBRL

の名前空間で定義する。これらの型は,すべて,分数型を除き,単純型の内容モデルをもつ。したがって,

タクソノミにおいて,項目の型は,分数型から制限によって派生させない限り,複合型の内容モデルをも


74

X 7206

:2010

   

つことができない。

インスタンス文書では,箇条 に示す [SCHEMA-1] の機構によって,要素の型を明示的に表明するこ

とが可能である。しかしながら,XBRL インスタンスでは,いかなる項目又はタプルに対しても,箇条 6

に示す [SCHEMA-1] の機構を適用してはならない。項目の型及びタプルの型は,その代わりに,適切な

タクソノミ  スキーマで定義しなければならない。

表 に定義済み項目型を示す。

表 7−定義済み項目型 

XBRL

項目型

元とする型 unitRef 属性

decimalItemType decimal

yes

floatItemType float

yes

doubleItemType double

yes

次の数値型は,すべて,decimal 型からの制限によって派生させた型である XML スキーマの組込み型を
元にしている。

integerItemType integer

yes

nonPositiveIntegerItemType nonPositiveInteger

yes

negativeIntegerItemType negativeInteger

yes

longItemType long

yes

intItemType int

yes

shortItemType short

yes

byteItemType byte

yes

nonNegativeIntegerItemType nonNegativeInteger

yes

unsignedLongItemType unsignedLong

yes

unsignedIntItemType unsignedInt

yes

unsignedShortItemType unsignedShort

yes

unsignedByteItemType unsignedByte

yes

positiveIntegerItemType positiveInteger

yes

次の数値型は,すべて,XBRL が扱う専門領域に特に関連があるとされる型である。したがって,XML

スキーマの組込み型に追加する。

monetaryItemType

(通貨型) xbrli:monetary

yes

sharesItemType

(株数型) xbrli:shares

yes

pureItemType

(純粋型) xbrli:pure

yes

fractionItemType

(分数型)

分 子 が 小 数 で , 分 母 が 0 で は な い 小 数

(xbrli:nonZeroDecimal)

である複合型

yes

次の非数値型は,すべて,decimal 型又は string 型から派生させた型でない XML スキーマの組込み型を
元とする。

stringItemType string

no

booleanItemType boolean

no

hexBinaryItemType hexBinary

no

base64BinaryItemType base64Binary

no

anyURIItemType anyURI

no

QNameItemType QName

no

durationItemType duration

no

dateTimeItemType xbrli:dateUnion

(date と dateTime との結合) no

timeItemType time

no

dateItemType date

no


75

X 7206

:2010

表 7−定義済み項目型(続き) 

XBRL

項目型

元とする型 unitRef 属性

gYearMonthItemType gYearMonth

no

gYearItemType gYear

no

gMonthDayItemType gMonthDay

no

gDayItemType gDay

no

gMonthItemType gMonth

no

次の非数値型は,すべて,string 型からの制限(及び/又はリスト)によって派生させた XML スキー
マの組込み型を元とする。

normalizedStringItemType normalizedString

no

tokenItemType token

no

languageItemType language

no

NameItemType Name

no

NCNameItemType NCName

no

これらの型の中には,特に,XML スキーマがドキュメント型定義 ("DTD") との後方互換性のために定

義した型の中には,どんな XBRL アプリケーションでも絶対に必要としない型もある。XBRL は,完全性

及び XML スキーマとの互換性のためにこれらの型を提供する。

例 33 に派生による列挙型の項目定義例を示す。

例 33  派生による列挙型の項目定義

<schema targetNamespace="http://www.someCompany.com/taxonomy"

        xmlns:my="http://www.someCompany.com/taxonomy"

        xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

       xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" elementFormDefault="qualified">

  <import

    namespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

    schemaLocation="http://www.xbrl.org/2003/xbrl-instance-2003-12-31.xsd"/>

  <complexType name="stateProvinceItemType">

    <simpleContent>

      <restriction base="xbrli:tokenItemType">

                  <enumeration value="MI"/>

                  <enumeration value="ON"/>

            </restriction>

    </simpleContent>

    </complexType>

    <element name="stateProvince" id="my_stateProvince" xbrli:periodType="instant"

           substitutionGroup="xbrli:item" type="my:stateProvinceItemType"/>

</schema>

意味  新しい項目の型を,XBRL で提供される項目型からの制限によって派生させることは,XBRL タク
ソノミ  スキーマで許されている唯一の方法である。前述の,

例 18 では,stateProvinceType を,segment 要

素の下位要素を定義するために,定義し利用した。ここでは,その代わりに,自社のタクソノミに現れる

XBRL

概念を定義する。先に定義した単純型を使用していないことに注意する。

5.1.1.3.1 

通貨型,株数型及び純粋型 

XBRL

インスタンス  スキーマでは,通貨型を定義する。通貨型は,XML スキーマの decimal 型を特殊

化して定義する。金額の値を表す XBRL タクソノミの数値要素は,すべて,通貨型 (monetaryItemType) 又

は通貨型から派生させた型を用いなければならない。株数型は,株に関連した値を表す。そして,純粋型


76

X 7206

:2010

   

は,成長率,割合,並びに暗黙的に分子及び分母が同じ単位で表される他の単位を表す。これらの特殊な

データ型を利用した項目型の定義は,5.1.1.3 による。

これらのデータ型の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

  <annotation>

    <documentation>

        Define the simple types used as a base for item types

    </documentation>

  </annotation>

  <simpleType name="monetary">

    <annotation>

      <documentation>

            the monetary type serves as the datatype for those financial

            concepts in a taxonomy which denote units in a currency.

            Instance items with this type must have a unit of measure

      from the ISO 4217 namespace of currencies.

      </documentation>

    </annotation>

    <restriction base="decimal" />

  </simpleType>

  <simpleType name="shares">

    <annotation>

      <documentation>

            This datatype serves as the datatype for share based

      financial concepts.

      </documentation>

    </annotation>

    <restriction base="decimal" />

  </simpleType>

  <simpleType name="pure">

    <annotation>

      <documentation>

            This datatype serves as the type for dimensionless numbers

            such as percentage change, growth rates, and other ratios

            where the numerator and denominator have the same units.

      </documentation>

    </annotation>

    <restriction base="decimal" />

  </simpleType>

</schema>


77

X 7206

:2010

5.1.1.3.2 

分数型 (fractionItemType) 

報告する事実の正確な値が分かっていても,XML スキーマが提供するどんな組込みデータ型を用いても,

値を正確に表現できないこともある。例えば,1/3 のように十進数表現にすると循環小数を含むような分

数値の場合,その十進数表現は,0.333 333…である。XBRL インスタンスでは,これらの正確な値を表す

ために,複合型である分数型を用意する。分数型の分子の値及び分母の値は,正確である。precision 属性

及び decimals 属性は,分数型のデータ型項目に現れてはならない。

分数型の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  elementFormDefault="qualified">

    <element name="numerator" type="decimal" />

    <element name="denominator" type="xbrli:nonZeroDecimal" />

  <complexType name="fractionItemType" final="extension">

    <sequence>

      <element ref="xbrli:numerator" />

      <element ref="xbrli:denominator" />

    </sequence>

    <attributeGroup ref="xbrli:essentialNumericItemAttrs" />

    </complexType>

</schema>

例 34 に分数の表現例を示す。

例 34  分数の表現

分数値

表現

1/3

<myTaxonomy:oneThird id="oneThird" unitRef="u1" contextRef="numC1">

    <numerator>1</numerator>

    <denominator>3</denominator>

</myTaxonomy:oneThird>

numerator

要素は,数値を含まなければならない。denominator 要素は,非ゼロで有限の数値を含まなけ

ればならない。

5.1.2 linkbaseRef

要素 

linkbaseRef

要素は,タクソノミ  スキーマ内の "xsd:schema/xsd:annotation/xsd:appinfo/*" という XPath(箇

条 に示す [XPATH] 参照)のパスで表現するノードの場所に出現してもよい。タクソノミ  スキーマにお

いて,この linkbaseRef 要素は,タクソノミ  スキーマが DTS に含まれる場合,常に,DTS 内に含まれなけ

ればならないリンクベースを特定する。

タクソノミ  スキーマの linkbaseRef 要素の構文は,XBRL インスタンスの linkbaseRef 要素の構文と同じ

とする。詳細は,4.2.5 による。

5.1.3 

カスタムのロール型定義−roleType 要素 

roleType

要素には,カスタムのロール型の定義を含む。roleType 要素は,そのロール型の roleURI を定義

し,そのロール型を用いてもよい要素を宣言し,かつ,人が判読可能なロール型の定義を提供することで

カスタムのロール型を記述する。


78

X 7206

:2010

   

ロール型は,箇条 に示す [XLINK] 拡張リンク及び資源要素の xlink:role 属性に,カスタムの値を定義

する。roleType 要素は,"xsd:schema/xsd:annotation/xsd:appinfo/*"  というパス(箇条 に示す [XPATH] 参

照)で表されるノードの場所に出現しなければならない。この規格で,標準のロール属性の値として定義

したロール値を roleType 要素を用いて再定義してはならない。

タクソノミ  スキーマ中では,

同じ roleURI 属性の値をもつ roleType 要素が二つ以上存在してはならない。

DTS

の範囲内では,同じ roleURI 属性の値をもつ一つを超える roleType 要素があってもよい。しかし,同

じ roleURI 属性の値をもつ roleType 要素は,すべて,s-同等でなければならない。

roleURI

属性の値は,定義する xlink:role 属性の値を特定する。usedOn 下位要素の値は,カスタムのロー

ル型をどの要素で用いてよいのか特定する。roleType 要素は,カスタムのロール型が使用されているリン

クベース中の roleRef 要素によって指し示される。roleRef 要素によって指し示すために,roleType 要素は,

id

属性をもってもよい。

例 35 にカスタムのロール型の定義例を示す。

例 35  カスタムのロール型定義

例  ロール "http://www.mycomp.com/role/endnote" のロール型定義。このロールは,これらの脚注が XBRL
インスタンスの文書の最後にだけ現れることを示すためのものとする。

<schema targetNamespace="http://www.mycomp.com/mytaxonomy"

        xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

        xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" elementFormDefault="qualified">

<annotation>

  <appinfo>

    <link:roleType roleURI="http://www.mycompany.com/role/endnote"

    id="endnote">

      <link:definition>

            A footnote that should be displayed only at the end of a document

      </link:definition>

      <link:usedOn>link:footnote</link:usedOn>

    </link:roleType>

  </appinfo>

</annotation>

</schema>

この roleType 要素は,次のように用いることができるロールを定義する。

<link:roleRef xlink:type="simple"

  xlink:href="mycomproles.xsd#endnote"

  roleURI="http://www.mycomp.com/role/endnote"/>

<link:footnote xlink:role="http://www.mycomp.com/role/endnote"

               xlink:type="resource" xlink:label="endnote1">

Excluding the effects of the merger and contingent liabilities.

</link:footnote>

xlink:role

属性の値に一致する roleURI 属性の値をもつ roleRef 要素を探し出すことで,xlink:role 属性の値に

対 応する roleType 要 素 を 解決 する 。 roleRef 要 素 の xlink:href 属 性 は ,素 片識 別子を 介し て, 直接

mycomproles.xsd

タクソノミ  スキーマ中の id 属性が "endnote" である roleType 要素を指し示している。

roleType

要素は,一致する roleURI 属性の値をもつ。


79

X 7206

:2010

roleType

要素及びその下位要素に対する XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="definition" type="string">

    <annotation>

      <documentation>

            The element to use for human-readable definition

            of custom roles and arc roles.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

  <element name="usedOn" type="QName">

    <annotation>

      <documentation>

            Definition of the usedOn element - used

      to identify what elements may use a

            taxonomy defined role or arc role value.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

  <element name="roleType">

    <annotation>

      <documentation>

            The roleType element definition - used to define custom

      role values in XBRL extended links.

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

            <sequence>

        <element ref="link:definition" minOccurs="0"/>

        <element ref="link:usedOn" maxOccurs="unbounded"/>

            </sequence>

      <attribute name="roleURI" type="xlink:nonEmptyURI" use="required"/>

      <attribute name="id" type="ID"/>

        </complexType>

  </element>

</schema>

5.1.3.1 roleURI

属性 

roleURI

属性は,出現しなければならない。roleURI 属性は,定義したロール値を含まなければならない。

カスタムのロール型を用いる場合,xlink:role 属性の値は,roleURI の値に一致する。

5.1.3.2 roleType

要素の id 属性(任意選択) 

roleType

要素は,id 属性をもってもよい。id 属性の値は,ID 型の属性に対する箇条 に示す [XML] 規


80

X 7206

:2010

   

則に適合しなければならない。id 属性を提供することで,roleRef 要素の xlink:href 属性の内容を単純にで

きる。

5.1.3.3 roleType

要素の definition 要素(任意選択) 

roleType

要素は,definition 要素を含んでもよい。definition 要素の内容は,ロール型に意味を付与する文

字列でなければならない。

5.1.3.4 roleType

要素の usedOn 要素 

roleType

要素は,一つ以上の usedOn 要素を含んでもよい。usedOn 要素は,定義したロール型をどの要

素で用いることができるか特定する。一つの roleType 要素の子要素に,s-同等な複数の usedOn 要素が存在

してはならない。定義したロール型を用いる標準の拡張リンク要素及び標準の資源要素を roleType 要素の

usedOn

要素で指定しなければならない。カスタムの拡張リンク要素及びカスタムの資源要素はこの制限を

受けないことに注意する。

5.1.4 

カスタムのアークロール型定義−arcroleType 要素 

arcroleType

要素は,カスタムのアークロール型定義を含む。arcroleType 要素は,アークロール値を宣言

し,アークロール型を用いてもよい要素を宣言し,アークロール型を用いるときに関係のネットワークに

対して許される循環型を宣言し,かつ,人が判読可能なアークロールの定義を提供することによってカス

タムのアークロール型を表す。

arcroleType

要素は,"xsd:schema/xsd:annotation/xsd:appinfo/*"  のパス(箇条 に示す [XPATH] 参照)で

表すノードの場所に存在しなければならない。この規格で,標準のアークロール値として定義したアーク

ロール値を arcroleType 要素を用いて再定義してはならない。

タクソノミ  スキーマ中では,一つを超える arcroleType が同じ arcroleURI をもってはならない。DTS の

範囲内では,一つを超える arcroleType 要素が同じ arcroleURI 値をもってもよい。しかし,同じ arcroleURI

属性の値をもつ arcroleType 要素は,すべて,s-同等でなければならない。

arcroleURI

の値は,定義する xlink:arcrole 属性の値を特定する。usedOn 下位要素の値は,アークロール

型がどのアークで使用可能かを特定する。カスタムのアークロール値を用いるリンクベースでは,

arcroleRef

要素を用いて arcroleType 要素を指し示すので,arcroleType 要素は,id 属性をもってもよい。

例 36 にカスタムのアークロール値の定義例を示す。

例 36  カスタムのアークロール値の定義

例  アークロール値 "http://www.mycomp.com/arcrole/average-item" の定義。計算リンクベースにある要素を
結び付ける

<schema targetNamespace="http://www.mycomp.com/mytaxonomy"

        xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

        xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" elementFormDefault="qualified">

<annotation>

  <appinfo>

    <link:arcroleType arcroleURI="http://www.mycomp.com/arcrole/average-item"

      id="average-item"

      cyclesAllowed="none">

      <link:usedOn>link:calculationArc</link:usedOn>

    </link:arcroleType>

  </appinfo>

</annotation>

</schema>

<link:arcroleRef xlink:type="simple"


81

X 7206

:2010

  xlink:href="mycomparcroles.xsd#average-item"

  arcroleURI="http://www.mycomp.com/arcrole/average-item"/>

<link:calculationArc xlink:arcrole="http://www.mycomp.com/arcrole/average-item"

                                          xlink:type="arc"

                                          xlink:from="salesAverage" xlink:to="salesDetail"

                                          link:weight="1"/>

xlink:arcrole

属性の値に一致する arcroleURI 属性の値をもつ arcroleRef 要素を探し出すことで,xlink:arcrole

属性の値に対応する arcroleType 要素を解決する。arcroleRef 要素の xlink:href 属性は,素片識別子を介して,

直接 mycomparcroles.xsd という名前のタクソノミ  スキーマにある id 属性が "average-item" である

arcroleType

要素を指し示す。arcroleType 要素は,一致する arcroleURI 属性の値をもつ。

arcroleType

要素及びその下位要素に対する XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="definition" type="string">

    <annotation>

      <documentation>

            The element to use for human-readable definition

            of custom roles and arc roles.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

  <element name="usedOn" type="QName">

    <annotation>

      <documentation>

            Definition of the usedOn element - used

      to identify what elements may use a

            taxonomy defined role or arc role value.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

  <element name="arcroleType">

    <annotation>

      <documentation>

            The arcroleType element    definition - used to define custom

            arc role values in XBRL extended links.

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

            <sequence>

        <element ref="link:definition" minOccurs="0"/>

        <element ref="link:usedOn" maxOccurs="unbounded"/>


82

X 7206

:2010

   

            </sequence>

      <attribute name="arcroleURI" type="xlink:nonEmptyURI" use="required"/>

      <attribute name="id" type="ID"/>

      <attribute name="cyclesAllowed" use="required">

                <simpleType>

                    <restriction base="NMTOKEN">

                        <enumeration value="any"/>

            <enumeration value="undirected"/>

            <enumeration value="none"/>

                    </restriction>

                </simpleType>

            </attribute>

        </complexType>

  </element>

</schema>

5.1.4.1 arcroleURI

属性 

arcroleURI

属性は,出現しなければならず,定義したアークロール値を含まなければならない。カスタ

ムのアークロール型を用いる場合,xlink:arcrole 値は,arcroleURI の値に適合しなければならない。

5.1.4.2 arcroleType

要素の id 属性(任意選択) 

arcroleType

要素は,id 属性をもってもよい。id 属性の値は,ID 型の属性に対する箇条 に示す [XML] 規

則に適合しなければならない。id 属性を利用することで,arcroleRef 要素の xlink:href 属性の内容を単純に

できる。

5.1.4.3 cyclesAllowed

属性 

arcroleType

要素は,3.5.3.9.7.3 に定義する関係ネットワークにおいて許可される循環の型を特定する

cyclesAllowed

属性をもたなければならない。完全適合の XBRL プロセッサは,標準の拡張リンクの中の標

準アークに現れるカスタムのアークロールの関係ネットワークにおいて,この属性によって文書化した循

環の制約に違反するカスタムのアークロール型をもつ関係ネットワークを検出し,通知しなければならな

い。カスタムのアーク要素を含むネットワーク及びカスタムの拡張リンクに現れる標準のアーク要素を含

むネットワークは,この制限を受けないことに注意する。

3.5.3.9.7.3

で定義した XBRL における関係ネットワークは,有向グラフを形成する。XBRL における

XPointer

(箇条 に示す [XPTR] 参照)の使用方法では,グラフ内の点(ノード)は常に XML 要素に対

応する(詳細は,3.5.4 による)

5.2 で定義される関係において,点は概念又は資源に対応する。ネットワ

ークにおけるそれぞれの関係は,グラフ内の有向辺,すなわち順序付きの点の組 (u,v) に対応する。道は

点の順序<v

0

,v

1

,…,v

n

1

,v

n

>である。辺の方向が考慮される場合,いずれかのノードからそのノード

自身に戻る道が存在するときは,有効グラフは有方向性の循環を含む。すなわち,点の順序<v

1

,…,v

n

1

,v

n

>において v

0

=v

n

であり,0<=i<n であるそれぞれの v

i

について有向辺(v

i

,v

i

1

)が存在する。


83

X 7206

:2010

例 37 に有方向性の循環の例を示す。

例 37  有方向性の循環

有方向性の循環<a,a>及び<b,c,b>.

辺の方向が無視される場合,いずれかのノードからそのノード自身に戻る道が存在するときは,有効グ

ラフは非有方向性の循環を含む。すなわち,点の順序<v

0

,v

1

,…,v

n

1

,v

n

>において v

0

=v

n

であり,0

<=i<n であるそれぞれの v

i

についてその道で以前に使用されたすべての辺と異なる有向辺(v

i

,v

i

1

)又

は(v

i

1

,v

i

)が存在する。

例 38 に非有方向性の循環の例を示す。

例 38  非有方向性の循環

非有方向性の循環<d,f,e,d>と<g,h,i,j,g>。逆方向にたどる辺(d,e),(i,h),(g,j)があることに注
意する。

有方向性の循環を含むグラフは,必然的に非有方向性の循環を含むことに注意する。

cyclesAllowed

属性は,次の値のいずれかでなければならない。

意味

any

グラフは,有方向性の循環及び/又は非有方向性の循環を幾つ含んでもよい。

undirected

グラフは,非有方向性の循環を幾つ含んでもよい。ただし,グラフは有方向性の循環を含んではな

らない。

none

グラフは,有方向性の循環及び/又は非有向性の循環を含んではならない。

5.1.4.4 arcroleType

要素の definition 要素(任意選択) 

arcroleType

要素は,definition 要素を含んでもよい。definition 要素は,アークロール型に人が判読可能な

意味を付与する文字列を含まなければならない。

5.1.4.5 arcroleType

要素の usedOn 要素 

arcroleType

要素は,一つ以上の usedOn 要素を含んでもよい。usedOn 要素は,定義したアークロール型

を使用できる要素を特定する。定義したアークロール型を用いる標準のアーク要素が標準の拡張リンクに

現れる場合,この要素を arcroleType 要素の usedOn 要素で特定しなければならない。カスタムのアーク要

素及びカスタムの拡張リンクに現れる標準アーク要素は,この制限を受けないことに注意する。一つの

arcroleType

要素の子要素に,s-同等な複数の usedOn 要素があってはならない。


84

X 7206

:2010

   

5.1.5 redefine

の禁止 

タクソノミ  スキーマでは,箇条 に示す [SCHEMA-1] における redefine 制約は,どこにも現れてはな

らない。redefine を用いることは,リンクベース中で位置指定子を参照するリンクのターゲットについて

あいまいさをもたらすため,使用を禁止する。

5.2 

タクソノミ  リンクベース 

タクソノミ中の拡張リンクは,概念同士の関係(概念間関連)を表現したり,概念の意味に関する説明

に概念を関連付けたりすることによって,概念についての追加的な情報を提供する。タクソノミ中の拡張

リンクは,3.5.1.5 に定義するように,複数のリンクベースに分類される。タクソノミは,現在のところ次

の五つの異なる拡張リンクを用いる。定義リンク,計算リンク,表示リンク,ラベルリンク及び参照リン

クである。初めの三つの拡張リンクは,概念同士の関係を表し,後の二つの拡張リンクは,概念と説明と

の間の関係を表す。

概念間関係の例には,

“現金及び預金”と“流動資産”との間の,

“現金及び預金”を“流動資産”に集

計するという関係を表す計算リンクベースがある。

概念と追加的な説明との間の関係の例としては,

“現金

及び預金”概念と,人が判読可能な "Cash" のような英語表示のラベル,及び他言語で“現金及び預金”

概念を表す追加的なラベルとの関係を表すラベルリンクベースがある。

ラベルリンクベースには,

“現金及

び預金期首残高”

“現金及び預金期末残高”及び“現金及び預金合計”のような異なる目的のための追加

的なラベルを含めてもよい。概念が“現金及び預金”として常に参照されるものであっても,ラベルは,

表示のためにその概念にタグ付けする複数の方法を提供する。

リンクベースは,タクソノミ  スキーマとは別の文書内に存在してもよい。その代わりに,タクソノミ  ス

キーマ内の "//xsd:schema/xsd:annotation/xsd:appinfo/*" という XPath(箇条 に示す [XPATH] 参照)のパ

スで表現されるノードの場所に埋め込んでもよい。

タクソノミリンクベースがタクソノミ  スキーマ文書に

埋め込まれていない場合,タクソノミ  スキーマは,リンクベースが入っている文書の位置を特定する

linkbaseRef

要素を含まなければならない。

XBRL

タクソノミでは,五種類の拡張リンクを用いる。

a)

関係リンク(計算,定義及び表示の 3 種類ある。

)は,タクソノミ要素間の関係を管理する。

b)

ラベルリンクは,タクソノミ要素に関係付けた各種言語のテキストを管理する。

c)

参照リンクは,根拠とする文献(オンライン又は紙媒体のどちらでも可)への参照を管理する。

これらのそれぞれの拡張リンクは,箇条 に示す [XLINK] 文書コンテナ中に入っていなければならな

い。箇条 に示す [XLINK] 文書コンテナは,次のいずれかに配置した linkbase 要素でなければならない。

−  タクソノミ  スキ ーマ の "//xsd:schema/xsd:annotation/xsd:appinfo/*" と いう XPath(箇 条 に 示 す

[XPATH]

参照)のパスで表現されるノードの場所

−  タクソノミ  スキーマとは別の文書のルート要素

DTS

内の表示拡張リンク,計算拡張リンク及び定義拡張リンクでは,アークが,XBRL の諸概念を各概

念と他の概念とを関係付ける関係ネットワークに編成する。ラベル拡張リンク及び参照拡張リンクでは,

アークは,各概念とそれらの説明(ラベル及び参照)との間の関係ネットワークを表す。関係ネットワー

クの詳細は,3.5.3.9.7.3 による。

DTS

内の概念間関係の各ネットワークには,複数のルート概念があってもよい。ルート概念は,特定の

関係ネットワークにおいて,ネットワークのいずれの "to" 側の XML 素片でもない XBRL 概念とする。あ

る概念が,一つの関係ネットワークではルート概念となり,他の関係ネットワークではルート概念ではな

いということは,起こり得る。このことから,孤立した概念は,すなわち,どの関係ネットワークの "to"


85

X 7206

:2010

側にも "from" 側にもなっていない概念は,すべて,そのネットワークのルート概念であることが導かれ

る。

表示拡張リンク,定義拡張リンク及び計算拡張リンクは,XBRL インスタンスの集合体から派生した報

告書の書式の指定には,必要ない。ただし,妥当と考えるならば,そのような報告書の書式を設定するた

めに,XBRL インスタンスの情報利用者側アプリケーションが DTS 内に設定されている意味情報を用いる

ことは,自由である。

タクソノミの作成者が,ある分野によっては,表示の関係ネットワーク,計算の関係ネットワーク及び

定義の関係ネットワークの間である種の対応付けを行うことを有用と思う場合も,思わない場合もある。

概念間関係及び概念とそれらを説明する資源との間の関係を,上書き又は禁止してもよい(3.5.3.9.7 

照)

。禁止の例として,summation-item のアークにおいて,既に設定されている“合計”概念と複数の“子

供”概念との間に,新しく“小計”概念を追加したいと第三者が要望している状況を検討する(拡張リン

ク内の summation-item アークと計算との関係に関しては,5.2.5.2 による。

。小計概念を作成したい人は,

小計概念から複数の子供概念にアークをそれぞれ追加するとともに,合計概念から小計概念にもアークを

追加する。その結果,複数の子供概念からは,合計概念にそれぞれ二つの経路が存在する。一つは,小計

を経由する新しいアークであり,もう一つは,元々あった合計概念に直接つながるアークを用いるもので

ある。この状況では,計算リンクベースの場合,値を二重に計算する誤りを起こすことがあり得る。小計

概念を追加する人がこの問題を防ぐには,合計概念から子供概念に直接つながっているそれぞれのアーク

を計算リンクの関係ネットワークから実質的に削除するために,禁止アークを追加するのが望ましい。


86

X 7206

:2010

   

例 39 に新たに小計を計算ネットワークに追加する場合の禁止関係の使用例を示す。

例 39  新たに小計を計算ネットワークに追加する場合の禁止関係の使用

関係ネットワーク中の一つ以上の関係が循環を形成することが可能である。すなわち,ある XML 素片

から,1 回以上いずれか一つの関係に結び付けられることなく,それと同じ XML 素片に戻るネットワーク

内の経路があり得る。ネットワーク内の関係の意味によっては,異なる種類の循環が意味論的に首尾一貫

していることもある。又は,それらが意味論的な矛盾を指し示しており,処理アプリケーションがその矛

盾を検出することを選択してもよい。

完全適合の XBRL プロセッサは,意味論的な矛盾を構成する循環を検出しなければならない。この規格

では,意味論的に矛盾した循環は,解釈上の意味を与えられ,ネットワークに対応して,それぞれ識別す

る。


87

X 7206

:2010

例 40 に循環の型の例を示す。

例 40  循環の型

各概念間の関係ネットワークを図示するために,タクソノミに定義する

例 41 の概念について検討する。

ラベルは,要素の一部ではないことに注意する。ラベルは,明確にするために示しているだけである。

例 41  財務報告タクソノミの要素

ラベル

要素名

balance

属性

代替グループ

損益計算書

incomeStatement

その他のタクソノミの要素

様々

様々

様々

税引前当期純利益

netIncomeBeforeTax

credit

item

法人税等

taxes

debit

item

税引後当期純利益

netIncomeAfterTax

credit

item

異常損益項目

extraordinaryItems

debit

item

当期純利益

netIncome

credit

item

業績評価基準

performanceMeasures

item

ある出典によって文書化したタクソノミ内で要素として表現したそれぞれの概念の間に存在する数学的

な関係は,次であると仮定する。

a)

 netIncomeAfterTax

=netIncomeBeforeTax−taxes

b)

 netIncome

=netIncomeAfterTax−extraordinaryItems

cyclesAllowed

=“none”

 
任意の二つのノード間には,有 
方向循環がないか,有方向循環 
が一つだけ存在する。

cyclesAllowed

=“any”

任意のノード間の

任意のアーク

cyclesAllowed

=“undirected”

 
任意の二つのノード間には,有
方向循環が幾つ存在してもよい
が,自らへ戻る有方向循環は一
つもない。


88

X 7206

:2010

   

計算リンクベースは,この計算式ごとに netIncome,netIncomeBeforeTax,netIncomeAfterTax の計算のた

めの計算拡張リンクを含んでもよい。計算拡張リンクは,

例 42 に示すようにアプリケーションのツリー

形式の階層で表現される。

例 42  計算リンクベースの階層

例  それぞれの項目が一つの合計に
寄与する形式の計算階層

  アークには,weight 数値で注釈を付
ける。 
  weight は,その要素が計算/合計に

いかにかかわっているかを表す計算
リンクベースの weight 属性の値を指
し示している。

定義リンクベースもまた,概念を他の概念に関係付ける定義拡張リンクを含んでもよい。

例 43 では,

performanceMeasures

要素は,タクソノミで定義した一つの要素であり,業績評価基準には,netIncome,

netIncomeBeforeTax

及び netIncomeAfterTax の種類がある。

リンクの xlink:arcrole(http://www.xbrl.org/2003/arcrole/general-special のような絶対 URI)が関係の定義関

係の種類を説明する。詳細は,3.5.3.9.4 による。

例 43  定義リンクベースにおける general-special アークの階層

例  種々の概念が“業績評価基準”であると定義
されている定義階層。

  アークには,階層を表すために用いる "order"
属性で注釈を付ける。

表示リンクは,タクソノミ要素をある特定の順序で階層形式に並べるために用いる。一般的に,用途が

異なれば別の表示リンクの集合を必要とする。次のような利用者集団,すなわち,一つのタクソノミにか

かわって作業しているタクソノミ開発者たちとその分野の専門家たちとがいる。表示定義は,タクソノミ

のライフサイクル全体を通して,実際的に意味があることを必要とする。ある意味では,この見解は,

“文

脈依存”であるインスタンスデータの表示とは対象的に,

“文脈に非依存”である。タクソノミを公表する


89

X 7206

:2010

場合,それらは,可能な表示形式すべてを含むことはできないが,少なくとも,ある“開発者の”視点を

含んでもよい。しかし,それは,XBRL インスタンスの文脈を考慮に入れる必要がないという意味におい

て“文脈非依存”である。

例 44 の表示リンクベースには,財務諸表の内訳項目のように見えるように概

念を編成する表示リンクを含んでもよい。他の表示リンクベースは,同じこれらの概念の部分集合をデー

タ収集形式に編成するリンクを含んでもよい。

例 44  表示リンクベースの階層

例  損益計算書上に内訳項目が登場する順序に倣
った表示階層。

  この表示形式は,アプリケーションの利用者に
タクソノミを表示するアプリケーションで用いて

もよい。アークには,その "order" 属性で注釈を
付ける。

これらの例では,三種のリンクベースが木構造になっているが,厳密な木構造である必要はない。これ

は,特に計算リンクベースの場合に当てはまる。資本の増減の計算方法には,幾つかの方法がある。例え

ば,普通株式の発行と消却とを相殺し,優先株式の発行と消却とを相殺した後,その双方を合計するとい

う方法がある。普通株であるか優先株であるかを問わず,株式の発行額のすべてを合計した後,普通株の

消却額及び優先株の消却額を相殺する方法もある。計算は,階層形式であるが,つまり,循環はないもの

の,一つの木構造にはならない。

5.2.1 linkbase

要素 

linkbase

要素についての完全な記述は,3.5.2 による。

5.2.2 labelLink

要素 

labelLink

(ラベルリンク)要素は,拡張リンクとする。その一般的な構文を 3.5.3 に規定する。labelLink

要素は,概念とその概念に対応して文字表現した説明及びラベルとの関係を含むことを意図する。

labelLink

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="labelLink" substitutionGroup="xl:extended">

    <annotation>

      <documentation>


90

X 7206

:2010

   

      label extended link element definition

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

      <complexContent>

        <restriction base="xl:extendedType">

          <choice minOccurs="0" maxOccurs="unbounded">

            <element ref="xl:title"/>

            <element ref="link:documentation"/>

            <element ref="link:loc"/>

            <element ref="link:labelArc"/>

            <element ref="link:label"/>

                    </choice>

          <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

 processContents="lax" />

                </restriction>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

5.2.2.1 labelLink

要素の位置指定子 

labelLink

要素は,loc 要素以外の位置指定子をもってはならない。loc 要素については,3.5.3.7 に詳細に

規定する。loc 要素は,labelLink 要素の下位で用いる場合,タクソノミ  スキーマ上の概念又は 5.2.2.2 で規

定するラベル資源の位置だけを特定できるものとする。

5.2.2.2 label

要素 

それぞれのタクソノミは,一組の事業報告の概念を表す一組の要素を定義するが,ラベル(それぞれの

概念に対して判読可能な名前として利用する文字列)及びその他の説明的な記述を含む,これらの概念に

対する判読可能な XBRL の説明は,ラベルリンクベースの資源要素に含まれる。資源は,使用している言

語を指定するために xml:lang 属性(XML の標準の lang 属性)を利用し,かつ,role 属性を利用して説明

の目的を分類する。

様々な異なる言語での説明を提供するこの能力は,XBRL 概念を多言語環境で報告することをより容易

に可能にする。

XBRL

概念の説明は,labelLink 拡張リンク中の label 要素に設定されなければならない。label 要素は,

箇条 に示す [XLINK] 資源とする。その一般的な構文を 3.5.3.8 に規定する。label 要素は,標準の xml:lang

属性をもたなければならない。また,labelLink 要素の内側に存在しなければならない。label 要素は,混合

内容であり,単純文字列,XHTML 素片又は両者の組合せを用いてもよい。

XBRL

処理ソフトウェアは,

label

要素以外の箇所に存在する概念の説明を検出又は表示する必要はない。

label

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">


91

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  <element name="label" substitutionGroup="xl:resource">

    <annotation>

      <documentation>

      Definition of the label  resource element.

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType mixed="true">

      <complexContent mixed="true">

        <extension base="xl:resourceType">

                    <sequence>

            <any namespace="http://www.w3.org/1999/xhtml"

              processContents="skip" minOccurs="0" maxOccurs="unbounded"/>

                    </sequence>

          <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

                        processContents="lax" />

                </extension>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

例 45 にラベル資源の例を示す。

例 45  ラベル資源

<label xlink:type="resource" xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/label"

       xlink:label="ci_currentAssets_en"

       xml:lang="en">Current Assets</label>

<label xlink:type="resource" xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/label"

       xmlns:xhtml="http://www.w3.org/1999/xhtml" xlink:label="ci_netIncome_en"

       xml:lang="en"><xhtml:b>Net Income</xhtml:b> (Loss)</label>

5.2.2.2.1 label

要素の xml:lang 属性 

label

資源は,すべて,ラベルの内容に使用する言語を識別する xml:lang 属性をもたなければならない。

xml:lang

属性の値は,箇条 に示す [XML] 規則に適合しなければならない。

5.2.2.2.2 label

要素の xlink:role 属性(任意選択) 

label

資源は,xlink:role 属性をもってもよく,この属性が,label 資源の提供する XBRL 概念の説明の性

質に応じて label 資源間の違いを区別するのが望ましい。

表 は,すべての標準 xlink:role 属性の値及びラ

ベル資源に対するそれらの意味を示す。


92

X 7206

:2010

   

表 8−標準のラベルロール属性値 

ラベル資源の xlink:role 属性の値

意味

(ロール属性を指定しないとき)

概念の標準ラベル

http://www.xbrl.org/2003/role/label

概念の標準ラベル

http://www.xbrl.org/2003/role/terseLabel

概念の短縮したラベル。多くの場合,その概念が他の関連する

概念の文脈中で報告されている場合に,推定が可能な省略した
テキスト。

http://www.xbrl.org/2003/role/verboseLabel

概念の拡張したラベル。単独で用いる場合,ラベルの意味を理
解できるように要求するもので,テキストを省略しない。

http://www.xbrl.org/2003/role/positiveLabel

http://www.xbrl.org/2003/role/positiveTerseLabel

http://www.xbrl.org/2003/role/positiveVerboseLabel

http://www.xbrl.org/2003/role/negativeLabel

http://www.xbrl.org/2003/role/negativeTerseLabel

http://www.xbrl.org/2003/role/negativeVerboseLabel

http://www.xbrl.org/2003/role/zeroLabel

http://www.xbrl.org/2003/role/zeroTerseLabel

http://www.xbrl.org/2003/role/zeroVerboseLabel

値がプラス(マイナス,ゼロ)の数字で表示される場合の概念
のラベル。例えば,standard 及び standard positive ラベルを“税
引後利益”

,standard negative ラベルを“税引後損失”としたり,

terse

ラベル及び terse positive ラベルを共に“利益”とし,一方

negative terse

ラベルを“損失”としたりする。

http://www.xbrl.org/2003/role/totalLabel

他の値の合計として報告する場合,その概念と関連付けた値を

表示する場合に利用する概念のラベル。

http://www.xbrl.org/2003/role/periodStartLabel

http://www.xbrl.org/2003/role/periodEndLabel

periodType="instant"

である概念に対し,期首(期末)の報告期

間の値として報告する場合,概念と関連付けた値を表示する場
合に利用する概念のラベル。

http://www.xbrl.org/2003/role/documentation

概念の説明。その意味とその適切な使用方法の説明及び必要と
思われる他の説明とを提供する。

http://www.xbrl.org/2003/role/definitionGuidance

概念の詳細な定義。その意味及びその適切な使用方法の説明を
提供する。

http://www.xbrl.org/2003/role/disclosureGuidance

概念に関係している開示上の要請についての説明。開示が次の

いずれであるかを示す。 
−  必す(須)

(つまり,根拠とする文献によって規定されてい

る。

−  推奨(つまり,根拠とする文献によって奨励されている。

−  一般的な実務慣習(つまり,根拠とする文献には規定され

ていないが,開示が一般的である。

−  構造的完全性(つまり,タクソノミの構造を完全なものに

するために含められている。

http://www.xbrl.org/2003/role/presentationGuidance

一つ以上の特定の型の事業報告書の他の概念の文脈で,この概
念の表示を指示する規約の説明(配置する及び/又はラベルを
付ける。

。例えば,

“余剰金は,損益計算表上に公表されるべき”

など。

http://www.xbrl.org/2003/role/measurementGuidance

事業報告書中のこの概念に関連する値を計量する場合に利用す

る手順の説明。

http://www.xbrl.org/2003/role/commentaryGuidance

定義,開示,計量,表示又は使用法の決定を支援するときの,

概念に対するその他の一般的なコメント。

http://www.xbrl.org/2003/role/exampleGuidance

概念によってとら(捉)える情報の型の例


93

X 7206

:2010

例 46 に概念とそのラベルとの間のアークの例を示す。

例 46  概念とそのラベルとの間のアーク

<label

  xlink:type="resource"

  xlink:label="A" 
  xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/label"

  xml:lang="en">Current Assets</label>

<loc

  xlink:type="locator"

  xlink:href="us_bs_v2.xsd#currentAssets" 
  xlink:label="B"/>

<labelArc

  xlink:type="arc"  
  xlink:from="B"  
  xlink:to="A"

  xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/concept-label"/>

意味  ラベル資源は,ラベルがもつ概念に関連したラベルの文字列及びアーク要素を含む。

5.2.2.3 labelArc

要素 

labelArc

要素は,

箇条 に示す [XLINK] アークである。

その一般的な構文を 3.5.3.9 に定義する。

labelLink

要素は,概念をラベル資源に結び付ける。

labelArc

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

    <element name="labelArc" type="xl:arcType" substitutionGroup="xl:arc">

    <annotation>

      <documentation>

            Concrete arc for use in label extended links.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

標準のアークロール値を labelArc 要素に対し定義する。その値は,次による。

http://www.xbrl.org/2003/arcrole/concept-label

このアークロール値は,概念の位置指定子(loc 要素)から label 要素への labelArc 上で利用し,このラ

ベルが概念に関連する判読可能な情報を伝えることを示す。

labelArc

要素は,概念と他の概念とをではなく,概念と label 資源とを関連付けるので,概念同士の循環

関係を記述することができない。このために,labelArc ネットワークの循環に対する制限を規定できない。

labelArc

要素によって記述された関係に含まれる label 要素は,labelArc の use 属性が "prohibited" であ

る場合を除き,箇条 に示す [XLINK] ローカル資源でなければならない。"prohibited"  である場合,label

要素は,箇条 に示す [XLINK] ローカル資源であってもよいし,及び/又は箇条 に示す [XLINK] リ

モート資源であってもよい。


94

X 7206

:2010

   

5.2.3 referenceLink

要素 

referenceLink

(参照リンク)

要素は,

拡張リンクとする。

その一般的な構文を 3.5.3 で規定する。

referenceLink

要素は,概念の意味付けを与える公開された経営,財務及び会計の根拠とする文献への参照と概念との間

の関係を含むことを意図する。

referenceLink

要素のスキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="referenceLink" substitutionGroup="xl:extended">

    <annotation>

      <documentation>

      reference extended link element definition

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

      <complexContent>

        <restriction base="xl:extendedType">

          <choice minOccurs="0" maxOccurs="unbounded">

            <element ref="xl:title"/>

            <element ref="link:documentation"/>

            <element ref="link:loc"/>

            <element ref="link:referenceArc"/>

                        <element ref="link:reference"/>

                    </choice>

          <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace" processContents="lax" />

                </restriction>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

例 47 に複数の referenceLink 要素のための xlink:role のサンプル値の例を示す。

例 47  複数の referenceLink 要素のための xlink:role のサンプル値

http://www.my.org/role/balanceSheet

http://www.my.org/role/incomeStatement

http://www.my.org/role/statementOfComprehensiveIncome

http://www.my.org/role/statementOfStockholdersEquity

http://www.my.org/role/cashFlows

意味  このタクソノミは,会計に関連したタクソノミにおいて拡張リンクが財務諸表のどの部分に対する

ものかに基づき区分するため,それぞれの referenceLink 拡張リンクに対し "role" を与える。

5.2.3.1 referenceLink

要素の位置指定子 

referenceLink

要素は,loc 要素以外の位置指定子を含んではならない。loc 要素は,3.5.3.7 で詳細に規定

する。referenceLink 中で利用する場合,loc 要素は,タクソノミ  スキーマの概念又は 5.2.3.2 で定義する

reference

要素だけを示さなければならない。


95

X 7206

:2010

5.2.3.2 reference

要素 

reference

要素は,XBRL タクソノミから,公開された経営,財務及び会計の根拠とする文献の概念定義

への対応付けを可能とする。reference 要素は,定義された概念の適切な利用法の理解に必要な情報に直接

関係して,根拠とする文献を見つけ出すのに必要な情報だけを提供するのが望ましい。reference 要素は,

根拠とする文献の内容そのものを含んではならない。XBRL 文脈の定義を完了するために必要となる場合,

文字による説明は,5.2.2.2 で定義する XBRL の label 要素に含まれなければならない。

reference

要素は,箇条 に示す [XLINK] 資源とする。その一般的な構文を 3.5.3.8 に規定する。reference

要素は,referenceLink 要素中に現れなければならない。

reference

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

    <element name="part" type="anySimpleType" abstract="true">

    <annotation>

      <documentation>

            Definition of the reference    part element - for use in reference    resources.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

  <element name="reference" substitutionGroup="xl:resource">

    <annotation>

      <documentation>

      Definition of the reference  resource element.

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType mixed="true">

      <complexContent mixed="true">

        <extension base="xl:resourceType">

                    <sequence>

            <element ref="link:part" minOccurs="0" maxOccurs="unbounded"/>

                    </sequence>

                </extension>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

reference

要素は,複数の part 要素で構成する。参照する根拠とする文献をどのようにそれぞれの part 要

素に分割するかは,それぞれの管轄(地域)において異なるので,part 要素は,この規格で定義する抽象

要素とする。タクソノミは,reference 要素の内部に含まれる要素を part 要素の代替要素として定義しても

よい。


96

X 7206

:2010

   

例 48 に概念と参照との間のアークの例を示す。

例 48  概念と参照との間のアーク

<linkbase xmlns="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

          xmlns:ref="http://www.xbrl.org/2003/ref"

          xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase" 

          xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

          xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">

  <referenceLink xlink:type="extended"

    xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/link">

        <!-- locator for element -->

    <loc xlink:type="locator"

         xlink:href="samp001.xsd#s_customerName"

         xlink:label="s_customerName"/>

    <!-- arcs -->

    <referenceArc

      xlink:type="arc" xlink:from="s_customerName" xlink:to="s_customerName_REF"

      xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/concept-reference"/>

            <!-- references all with the same xlink:label -->

    <reference

      xlink:type="resource"

      xlink:label="s_customerName_REF"

      xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/definitionRef">

      <ref:name>Handbook of Business Reporting</ref:name>

      <ref:pages>5</ref:pages>

        </reference>

    <reference

      xlink:type="resource"

      xlink:label="s_customerName_REF"

      xlink:role="http://www.xbrl.org/2003/role/measurementRef">

      <ref:name>Handbook of Business Reporting</ref:name>

      <ref:pages>45-50</ref:pages>

        </reference>

    </referenceLink>

</linkbase>

意味  reference 要素は,二つの根拠とする文献を含む。これらは,区別のため,それぞれ異なる xlink:role
属性をもつ。アークは,それぞれの参照の概念に関連付けされている。name 要素及び pages 要素は,次の

ように名前空間接頭辞 ref:によって参照されるタクソノミに含まれる part 代替グループを構成する要素と
して定義する。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/ref"

        xmlns:ref="http://www.xbrl.org/2003/ref"

        xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

        xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

        xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" elementFormDefault="qualified">

  <import namespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

          schemaLocation="xbrl-linkbase.xsd"/>

    <element name="name" type="string" substitutionGroup="link:part"/>

    <element name="number" type="string" substitutionGroup="link:part"/>

    <element name="paragraph" type="string" substitutionGroup="link:part"/>

    <element name="subparagraph" type="string" substitutionGroup="link:part"/>

    <element name="clause" type="string" substitutionGroup="link:part"/>

    <element name="pages" type="string" substitutionGroup="link:part"/>


97

X 7206

:2010

</schema>

例 49 に参照資源の例を示す。

例 49  参照資源

<reference

  xlink:type="resource" xlink:label="ci_propertyPlantAndEquipmentNet_APB">

  <ci:name>ABP</ci:name>

  <ci:page>42</ci:page>

</reference>

5.2.3.2.1 reference

要素の xlink:role 属性(任意選択) 

reference

要素は,任意選択とし,xlink:role 属性を含めてもよい。この属性は,外部への参照を行う XBRL

概念の説明の性質に従い,reference 要素を区別しなければならない。

表 は,標準の xlink:role 属性の値及

び参照資源に対する意味を定義する。この定義は,ラベル資源に対する標準の xlink:role 属性の値に類似し

ている。

表 9−参照資源 role 属性の値 

参照資源  xlink:role 属性の値

意味

(ロール属性の値を指定しないとき)

概念の標準参照

http://www.xbrl.org/2003/role/reference

概念の標準参照

http://www.xbrl.org/2003/role/definitionRef

概念の正確な定義の詳細な説明への参照。

http://www.xbrl.org/2003/role/disclosureRef

http://www.xbrl.org/2003/role/mandatoryDisclosureRef

http://www.xbrl.org/2003/role/recommendedDisclosureRef

概念に関連している開示要求の詳細な説明への参照。

定義されるカテゴリは,次のものを含む。 
−  義務 
−  勧告

http://www.xbrl.org/2003/role/unspecifiedDisclosureRef

概念に関連している開示要求の詳細な説明への参照。 
非特定のカテゴリは,次のものを含むが,それに限られる

わけではない。 
−  一般的な実務慣行 
−  構造の完全性

後者のカテゴリは,その説明を参照しないが,なぜその概
念がタクソノミに含まれているかを示すために,リンクロ
ールの中に示される。

http://www.xbrl.org/2003/role/presentationRef

一つ以上の特定の型の事業報告上の別の概念の文脈にお
けるこの概念の表示,配置,ラベル付けの詳細な説明への
参照。

http://www.xbrl.org/2003/role/measurementRef

値の測定が事業報告中でこの概念と関連した場合に用い
るのに必要な方法に関する参照。

http://www.xbrl.org/2003/role/commentaryRef

適切な使用法の決定を支援するための,概念に対するその
他の一般的なコメント。

http://www.xbrl.org/2003/role/exampleRef

適切な使用法の決定を支援する概念の適用を例証する説
明への参照。

5.2.3.3 referenceArc

要素 

referenceArc

要素は,箇条 に示す [XLINK] アークとする。その一般的な構文を 3.5.3.9 に定義する。

referenceLink

要素は,概念を参照資源に結び付ける。

referenceArc

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"


98

X 7206

:2010

   

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

    <element name="referenceArc" type="xl:arcType" substitutionGroup="xl:arc">

    <annotation>

      <documentation>

            Concrete arc for use in reference extended links.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

標準のアークロール値を referenceArc 要素に対し定義する。その値は,次による。

http://www.xbrl.org/2003/arcrole/concept-reference

このアークロール値は,概念の位置指定子(loc 要素)から reference 資源へ関連付ける referenceArc に対

し利用し,概念の意味を説明する資料への参照が存在することを示す。

referenceArc

要素は,概念と参照資源との関係を表すだけで,概念と他の概念との関係を表すのではない

ため,概念の間の循環関係について記述することができない。この理由から,referenceArc ネットワークの

循環に対する制限を規定できない。

referenceArc

要素によ っ て 記述 す る 関 係 に 含 ま れる reference 要素 は,referenceArc の use 属 性 が

"prohibited"

である場合を除き,箇条 に示す [XLINK] ローカル資源でなければならない。"prohibited"  で

ある場合,reference 要素は,箇条 に示す [XLINK] ローカル資源であってもよいし,及び/又は箇条 6

に示す [XLINK] リモート資源であってもよい。

5.2.4 presentationLink

要素 

presentationLink

(表示リンク)要素は,拡張リンクとする。その一般的な構文を 3.5.3 に規定する。

presentationLink

要素は,タクソノミ中の概念間の表示における関係について記述することを意図する。

presentationLink

要素は,箇条 に示す [XLINK] 資源を含んではならない。

presentationLink

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="presentationLink" substitutionGroup="xl:extended">

    <annotation>

      <documentation>

      presentation extended link element definition.

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

      <complexContent>

        <restriction base="xl:extendedType">

          <choice minOccurs="0" maxOccurs="unbounded">

            <element ref="xl:title"/>


99

X 7206

:2010

            <element ref="link:documentation"/>

            <element ref="link:loc"/>

            <element ref="link:presentationArc"/>

                    </choice>

          <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace" processContents="lax" />

                </restriction>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

5.2.4.1 presentationLink

要素の位置指定子 

presentationLink

要素は,loc 要素以外の位置指定子を含んではならない。loc 要素は,3.5.3.7 で詳細に規

定する。表示リンク (presentationLink) 中で利用する場合,loc 要素は,タクソノミ  スキーマ中の概念だけ

を指さなければならない。

5.2.4.2 presentationArc

要素 

presentationArc

要素は,箇条 に示す [XLINK] アーク(表示アーク)とする。その一般的な構文を 3.5.3.9

に定義する。presentationArc 要素は,概念が表示において他の概念と互いにどのように関係があるか定義

する。

presentationArc

要素の構文の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="presentationArc" substitutionGroup="xl:arc">

    <complexType>

      <annotation>

        <documentation>

                Extension of the extended link arc type for presentation arcs.

                Adds a preferredLabel attribute that documents the role attribute

        value of preferred labels

(as they occur in label extended links).

        </documentation>

      </annotation>

      <complexContent>

        <extension base="xl:arcType">

          <attribute name="preferredLabel" use="optional">

                        <simpleType>

                            <restriction base="anyURI">

                                <minLength value="1"/>

                            </restriction>

                        </simpleType>

                    </attribute>

                </extension>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>


100

X 7206

:2010

   

</schema>

例 50 に表示アークの例を示す。

例 50  表示アーク

<presentationArc

  xlink:type="arc"  
  xlink:from="ci_currentAssets"

  xlink:to="ci_prepaidExpenses" 
  xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/parent-child" 
  order="4"/>

意味  流動資産(ci_currentAssets 要素)は,前払費用(ci_prepaidExpenses 要素)の親として表示されなけ
ればならない。前払費用要素は,order 属性値が 4 よりも小さい流動資産の子要素よりも後に現れ,かつ,

order

属性値が 4 よりも大きい流動資産の子要素よりも前に現れる。

タクソノミで,抽象要素を定義してもよい[2.4.1 a)  参照]

。抽象要素への及び/又は抽象要素からの表

示関係を定義してもよい。それは,タクソノミ表示アプリケーションが,例えば,それらの概念が計算関

係のような他の関係によって関連付けられていないときでも,概念のグループを表示可能とするためであ

る。抽象要素は,XBRL の抽象的な item 要素の代替グループに属しているのが望ましい(4.6 参照)

例 51 に抽象概念の定義例を示す。

例 51  抽象概念定義

<element name="balanceSheet" id="ci_balanceSheet" type="xbrli:stringItemType"

substitutionGroup="xbrli:item" abstract="true" xbrli:periodType="instant"/>

意味  balanceSheet 要素は,他の要素をまとめるためだけに,タクソノミ中に存在する。balanceSheet 要素
は,XBRL インスタンスに現れてはならない。balanceSheet 要素は,4.6 の要求を満たすために,任意の type

属 性 の 値 xbrli:stringItemType を も ち , 5.1.1.1 の 要 求 を 満 た す た め に , 任 意 の periodType 属 性 の 値

xbrli:periodType="instant"

をもつ。これらの任意の属性は,意味論的な情報は,何も追加しない。

標準のアークロール値を presentationArc 要素に対して定義する。その値は,次とする。

http://www.xbrl.org/2003/arcrole/parent-child

このアークは,"parent-child"  アークと呼ぶ。parent-child アークは,親概念と子概念との関係を表現し,

XBRL

情報の階層構造において,親概念の子として子概念を表示することが適切であるということを指し

示している。parent-child アークは,定義によれば,タプル又は項目の代替グループに所属する概念の間の

関係だけを表現しなければならない。

parent-child

アークのネットワークは,概念の階層を表すため,そのようなネットワークにおいて,ある

概念がそれ自身の子孫になることを文書化しても意味がない。この理由によって,parent-child アークの関

係のネットワークにおいて有方向性循環は,許されていない。XBRL に完全に適合したプロセッサは,

parent-child

アークの関係のネットワークにおいて有方向性循環を検出し通知しなければならない。

5.2.4.2.1 preferredLabel

属性(任意選択) 

preferredLabel

属性は,URI であり,アークの子概念を表示する場合に用いる最も適切な種類のラベル(優

先ラベル)を示すために,parent-child アーク上に提供してもよい。提供する場合,preferredLabel 属性の値

は,labelLink 拡張リンク中の label 資源上の xlink:role 属性の値と同じでなければならない。この label 資源

は,presentationArc(表示アーク)要素の子概念を起点とする concept-label アークのターゲットとする。

XBRL

プロセッサは,一つの概念に関連付けた異なる複数のラベルからラベルを選択する場合,

preferredLabel

属性の値を用いてもよい。これは,DTS 中の様々な経路において所与の概念を用いる場面で

特に有用である。例えば,現金及び預金は,貸借対照表中で用いるだけでなく,キャッシュフロー計算書

中で期首及び期末残高としても用いる。表示リンク中に存在する概念に対して,それぞれ異なる優先ラベ


101

X 7206

:2010

ルを示すためにこの機能を用いてもよい。

優先ラベルを含むラベル拡張リンク上の xlink:role 属性の値と presentationArc 要素を含む表示拡張リンク

の xlink:role 属性の値とが同じ値であってはならない。

5.2.5 calculationLink

要素 

calculationLink

(計算リンク)要素は,拡張リンクとする。その一般的な構文を 3.5.3 に規定する。

calculationLink

要素は,タクソノミ中の概念間の計算関係を記述する。calculationLink 要素は,箇条 に示

す [XLINK] 資源を含んではならない。

calculationLink

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="calculationLink" substitutionGroup="xl:extended">

    <annotation>

      <documentation>

      calculation  extended link element definition

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

      <complexContent>

        <restriction base="xl:extendedType">

          <choice minOccurs="0" maxOccurs="unbounded">

            <element ref="xl:title"/>

            <element ref="link:documentation"/>

            <element ref="link:loc"/>

                        <element ref="link:calculationArc"/>

                    </choice>

          <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace" processContents="lax" />

                </restriction>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

5.2.5.1 calculationLink

要素の位置指定子 

calculationLink

要素は,loc 要素以外の位置指定子を含んではならない。loc 要素は,3.5.3.7 で詳細に規定

する。loc 要素は,calculationLink 要素で用いる場合,タクソノミ  スキーマ中の概念だけを指定しなけれ

ばならない。

5.2.5.2 calculationArc

要素 

calculationArc

要素は,箇条 に示す [XLINK] のアーク(計算アーク)とする。

その一般的な構文を 3.5.3.9

に規定する。calculationArc 要素は,計算の目的に関して概念が相互にどのように関連するかを定義する。

calculationArc

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"


102

X 7206

:2010

   

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

  <element name="calculationArc" substitutionGroup="xl:arc">

    <complexType>

      <annotation>

        <documentation>

                Extension of the extended link arc type for calculation arcs.

                Adds a weight attribute to track weights on contributions to

                summations.

        </documentation>

      </annotation>

      <complexContent>

        <extension base="xl:arcType">

          <attribute name="weight" type="decimal" use="required"/>

                </extension>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

calculationArc

要素に対して,標準的なアークロール値を定義する。その値は,次とする。

http://www.xbrl.org/2003/arcrole/summation-item

このアークは,"summation-item"  アークと呼ぶ。summation-item アークは,item の代替グループに属し

そのデータ型が数値型である概念の間だけで,その関係を表現しなければならない(5.1.1.3 参照)。

summation-item

アークは,概念の間の集計関係を表し,"summation-item"  の関係として参照する。これら

の関係は,すべて,合計概念と呼ばれる概念と寄与概念と呼ばれる概念との間の関係とする。

所与の合計概念に対する完全な summation-item アークの集合は,XBRL インスタンスを支持する DTS の

文脈中で定義する。それは,所与の合計概念に寄与概念を関連付ける calculationLink 拡張リンク中で定義

する xlink:role 属性に同じ値をもつ summation-item アークすべての集合とする。

拡張リンクロール R 及び合計項目 S が与えられた場合に,次の条件をすべて満たすとき,他の項目 I を

寄与項目とする。

−  I は,R について S の寄与概念の出現である。

−  I は,S と c-同等及び u-同等である。

−  I は,S の親の子孫である。すなわち,I は,S の兄弟又は S の兄弟の子孫である。

−  I は,nil 値でない。すなわち,xsi:nil 属性値が true ではない。

次の場合に限り,"summation-item"  の関係によって表現する計算は,合計項目 S を結び付ける。

−  S に少なくとも一つの寄与項目がある。

−  S は,4.10 で定義する重複項目ではなく,かつ,寄与項目のいずれも重複項目ではない。

−  S は,nil 値でない。すなわち,xsi:nil 属性値が true ではない。

注記  計算では,インスタンス中に明示的に提供される情報について排他的な実行を確認する。

essence-alias

関係から推測される項目及び値は,考慮しない。


103

X 7206

:2010

すべて一つの概念に対応する,幾つかの項目は,重複していなければ,ある合計項目に結

び付けられる。なぜならば,それらは,p-同等ではないからである。これは,タプルを通じ

た計算の作用域の文脈において関連している(5.2.5.2.2 参照)

。重複の検出は,XBRL インス

タンスの二重集計の問題に対して,十分な検証ではないことを意味する。

結び付ける場合,結合計算の総計は,寄与する数値項目の丸めた値の合計になるように定義する。それ

ぞれの項目には,その項目に関連する calculationArc の weight 属性の値を乗じる。この乗算は,必要な丸

めを行った後に実行する。数値項目の丸めた値は,数値項目の値をその精度又は推定された精度に丸めた

結果得られるものである(4.6.6 参照)

。結合計算は,合計項目の丸めた値が合計項目の精度又は推定され

た精度に丸めた総計と等しいときは,整合性のあるものとして定義する。

XBRL

インスタンスは,XBRL インスタンスに対するすべての結合計算の整合性がとれているときは,

それが支持している DTS 中の計算リンクベースの意味論と整合性がとれている。

XBRL

に完全に適合したプロセッサは,上で定義する XBRL インスタンスとそれが支持している DTS

中の計算リンクベースの summation-item アークとの間の不整合を検出し,通知しなければならない。

例 52 に小数位と精度とが絡む計算の例を示す。

例 52  小数位と精度とが絡む計算

数値項目 a が数値項目 b 及び数値項目 c(weight は,1.0)の合計であり,合計計算で結び付けるために,id
が "c1" の文脈及び id が "u1" の単位がインスタンス中に存在するものとする。計算を実施するために,

最初に 984.8 を精度 3 に丸めて 985 を与える。次に,582.334 973 を推定した精度 4 に丸めて 582.3 を与え
る。結果として,総計 1 567.3 となる。このとき,総計は,合計項目 a の精度である精度 2 に丸めた後の合
計項目と等しく 1 600 である。ゆえにこの計算は,整合性がある。

<a contextRef="c1" unitRef="u1" precision="2">1 559</a>

<b contextRef="c1" unitRef="u1" precision="3">984.8</b>

<c contextRef="c1" unitRef="u1" decimals="1">582.334 973</c>

計算には,整合性がない。なぜならば,精度が 2 の総計は,再び 1 600 となるが,精度が 2 の合計項目は,
値が 1 500 であるからである。

<a contextRef="c1" unitRef="u1" precision="2">1 527</a>

<b contextRef="c1" unitRef="u1" precision="3">984.8</b>

<c contextRef="c1" unitRef="u1" decimals="1">582.334 973</c>

例 53 に calculationArc の構文の例を示す。

例 53  calculationArc の構文

<calculationArc

  xlink:type="arc" 
  xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/summation-item" 
  xlink:from="currentAssets"

  xlink:to="prepaidExpenses" 
  weight="1.0" 
  order="1"/>

DTS

は,異なる見方で見ることができる側面又は幾つかの異なる側面をもつ単一の概念を含んでいても

よい。


104

X 7206

:2010

   

例 54 では,現預金の概念は,支店所在地別,口座種別及び拘束性別によって分類する。

例 54  現預金,支店所在地別及び口座種別によって総計した現預金

現預金

−  支店所在地別現預金

−  国内支店現預金 
−  海外支店現預金

−  口座種別預金

−  有利子口座の預金 
−  無利子口座の預金

−  拘束性別現預金

−  現金 
−  差引不足現預金

国内支店現預金及び海外支店現預金は,

現預金に加算する。

有利子口座の預金及び無利子口座の預金も,

同様に現預金に加算する。現金及び差引不足現預金も,現預金に加算する。これらの構成要素に分けた現

預金の概念と現預金の概念自身との間の計算関係が二重又は三重の集計を引き起こさないことを保証する

ために,summation-item アークの三つの組を,異なる拡張リンクロール値をもつ拡張リンクに分類するの

が望ましい。

このようにして,現預金から国内支店現預金及び現預金から海外支店現預金への summation-item アーク

を,次の拡張リンクロール値をもつ拡張リンク中で定義することができる。

http://www.mytaxonomy.com/calcLinks/cashByBranchLocation

同様に,現預金から有利子口座の預金及び現預金から無利子口座の預金への summation-item アークを,

次の拡張リンクロール値をもつ拡張リンク中で定義することができる。

http://www.mytaxonomy.com/calcLinks/cashByAccountType

最後に,現預金から現金及び現預金から差引不足現預金への summation-item アークを,次の拡張リンク

ロール値をもつ拡張リンク中で定義することができる。

http://www.mytaxonomy.com/calcLinks/cashByAvailability

異なる拡張リンクロール値は,summation-item アークの組が一緒に処理されないことを保証することに

よって,この例では,二重又は三重の集計を回避する。

5.2.5.2.1 weight

属性 

weight

属性は,calculationArc 要素上で現れなければならない。weight 属性は,0 ではない十進数の値を

もたなければならない。summation-item アークにおいて,weight 属性は,数値を item 要素から合計要素へ

累計するときに項目の値に適用される乗数を表す。値 "1.0" は,項目の数値を 1.0 倍して親項目に加算す

ることを意味する。"−1.0"  の重みは,数値を 1.0 倍して合計項目から減算することを意味する。

5.2.5.2.2 

計算の作用域 

summation-item

  calculationArc は,summation-item 計算アークの "from" 及び "to" 属性によって示され

るタクソノミ概念が c-同等及び u-同等の項目であると識別した場合に適用する(つまり,XBRL インスタ

ンス中でそれらが同値な文脈に属し,同じ単位をもつ場合に適用する。

。しかし,計算には,XBRL イン

スタンス中のタプルの構造も,考慮に入れなければならない。"from"  の項目は,計算関係が結び付ける

"from"

及び "to" の項目の両方の最も近い共通祖先の子供でなければならない。この計算の作用域では,

重複したタプル中にある項目は,計算に参加することができないという結論になる。


105

X 7206

:2010

例 55 に入れ子になったタプルを用いた XBRL インスタンスの一部の例を示す。

例 55  入れ子になったタプルを用いた XBRL インスタンスの一部

calculationLink

中に三つの計算アークが存在する。

(合計)net から(項目)gross へ,weight=1.0 
(合計)net から(項目)returns へ,weight=−1.0 
(合計)totalGross から(項目)gross へ,weight=1.0

次は,XBRL インスタンスの一部である。数値項目は,すべて,同じ文脈 c1 を共有していることに注意す
る。

<analysis>

 <customer>

   <name contextRef="c1">Acme</name>

   <gross precision="4" unitRef="u1" contextRef="c1">3000</gross>

   <returns precision="3" unitRef="u1" contextRef="c1">100</returns>

   <net precision="4" unitRef="u1" contextRef="c1">2900</net>

 </customer>

 <customer>

   <name contextRef="c1">Bree</name>

   <gross precision="4" unitRef="u1" contextRef="c1">2000</gross>

   <returns precision="3" unitRef="u1" contextRef="c1">200</returns>

   <net precision="4" unitRef="u1" contextRef="c1">1800</net>

 </customer>

  <totalGross precision="4" unitRef="u1" contextRef="c1">5000</totalGross>

</analysis>

計算項目 ("to") のパス

計算合計 ("from") のパス

妥当?

理由

analysis/customer[1]/gross

analysis/customer[1]/net

yes

両者は,兄弟

analysis/customer[2]/gross

analysis/customer[2]/net

yes

両者は,兄弟

analysis/customer[1]/returns

analysis/customer[1]/net

yes

両者は,兄弟

analysis/customer[2]/gross

analysis/customer[2]/net

yes

両者は,兄弟

analysis/customer[1]/gross

analysis/customer[2]/net

no

"to"

の合計は,項目の兄弟でも伯父で

もない。

analysis/customer[2]/gross

analysis/customer[1]/net

no

"to"

の合計は,項目の兄弟でも伯父で

もない。

analysis/customer[1]/gross

analysis/totalGross

yes

totalGross

は,祖先 analysis の下で項目

の伯父である。

analysis/customer[2]/gross

analysis/totalGross

yes

totalGross

は,祖先 analysis の下で項目

の伯父である。

5.2.6 definitionLink

要素 

definitionLink

(定義リンク)要素は,拡張リンクとする。その一般的な構文を 3.5.3 に規定する。

definitionLink

要素は,タクソノミ中の概念の間の様々な多岐にわたる関係を収容することを目的とする。

definitionLink

要素は,箇条 に示す [XLINK] 資源を含んではならない。

definitionLink

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">


106

X 7206

:2010

   

  <element name="definitionLink" substitutionGroup="xl:extended">

    <annotation>

      <documentation>

      definition extended link element definition

      </documentation>

    </annotation>

    <complexType>

      <complexContent>

        <restriction base="xl:extendedType">

          <choice minOccurs="0" maxOccurs="unbounded">

            <element ref="xl:title"/>

            <element ref="link:documentation"/>

            <element ref="link:loc"/>

            <element ref="link:definitionArc"/>

                    </choice>

          <anyAttribute namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace" processContents="lax" />

                </restriction>

            </complexContent>

        </complexType>

  </element>

</schema>

5.2.6.1 definitionLink

要素の位置指定子 

definitionLink

要素は,loc 要素以外の位置指定子を含んではならない。loc 要素は,3.5.3.7 で詳細に規定

する。definitionLink 要素の loc 要素は,タクソノミ  スキーマ中の概念に限り,その位置を特定しなければ

ならない。

5.2.6.2 definitionArc

要素 

definitionArc

要素は,箇条 に示す [XLINK] のアーク(定義アーク)である。その一般的な構文を 3.5.3.9

に規定する。definitionArc 要素は,概念の間の様々な関係を定義する。

definitionArc

要素の XML スキーマ制約定義は,次による。

<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"

  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"

  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

  elementFormDefault="qualified">

    <element name="definitionArc" type="xl:arcType" substitutionGroup="xl:arc">

    <annotation>

      <documentation>

            Concrete arc for use in definition extended links.

      </documentation>

    </annotation>

  </element>

</schema>

5.2.6.2.1 "general-special" 

アーク 

definitionArc

要素の最初の標準アークロール値は,次による。


107

X 7206

:2010

http://www.xbrl.org/2003/arcrole/general-special

このアークは,"general-special"  アークとして参照する。このアークロール値をもつ definitionArc 要素は,

item

代替グループ内の概念間の関連だけを表現しなければならない。

このアーク値は,一般化概念の位置指定子から特化概念の位置指定子を結び付ける。一般化項目は,

XBRL

インスタンス内での一般化概念の出現を示す。特化項目は,XBRL インスタンス内での特化概念の

出現を示す。双方の項目が c-同等及び u-同等の場合,特化項目で妥当な値は,一般化項目でも妥当な値で

ある。ただし,それらが c-同等及び u-同等の場合でも,一般化項目で妥当な値が特化項目でも妥当な値で

ある必要はない。

general-special

アークのネットワークでは,非有方向性循環だけが有効である。完全適合の XBRL プロセ

ッサは,general-special アークのネットワーク内で有方向性循環を検出し,通知しなければならない。

例 56 に general-special アークの例を示す。

例 56  general-special アーク

<definitionArc

  xlink:type="arc"

  xlink:from="postalCode" 
  xlink:to="zipCode" 
  xlink:arcrole="http://www.xbrl.org/2003/arcrole/general-special"

  order="1"/>

意味  postalCode(郵便番号)は,zipCode(米国郵便番号)の一般化である。order 属性は,このリンクが
利用者に表示されたとき,orde 属性 r が 1 より小さいリンクの後,かつ,order 属性が 1 より大きいリンク

の前に現れることを示す。

5.2.6.2.2 "essence-alias" 

アーク 

definitionArc

要素の 2 番目の標準アークロール値は,次による。

http://www.xbrl.org/2003/arcrole/essence-alias

このアークは,"essence-alias"  アークとして参照される。このアークロール値をもつ definitionArc 要素は,

項目代替グループ内の概念間の関連だけを表現しなければならない。

このアークロール値は,definitionArc 要素において本質概念の位置指定子から別名概念の位置指定子の

関係定義に用いる。

essence-alias

アークのネットワークでは,非有方向性の循環だけが許される。完全適合の XBRL プロセ

ッサは,essence-alias アークのネットワーク内で有方向性の循環をすべて検出しなければならない。

特定の概念が一つのタクソノミ又は一組のタクソノミで複数定義される例がよく見られる。このような

場合,タクソノミ作成者が,一つの概念に対して“規範的に最善の要素”又は“固有”を定義し,"essence-alias"

定義アークを用いて他の“別”概念と関連付け,それらの項目が次に定義されるような一貫性をもたなけ

ればならないことを,XBRL 妥当性検証プロセッサ及び XBRL インスタンスの利用者側アプリケーション

に示すことは,適切なことである。

essence-alias

アークは,二つの概念間の関連,すなわち固有(基本,主要)概念から他の別(代替名)概

念の間の関係を意味する。

“別名概念”

“別名項目”

“本質概念”及び“本質項目”の定義は,2.4.1 による。同じ本質概念をもつ

すべての essence-alias アークの集合において,用語“別名概念集合”は,アークの集合に関連付けられた

別名概念の集合を意味し,用語“別名項目集合”は,XBRL インスタンス中の s-同等又は同一である文脈

に属するそれに対応した項目の集合を意味する。次に示す条件が,(1)  このアークロールをもつすべての

拡張タクソノミ内で禁止されていない定義アーク(禁止アークの詳細は,3.5.3.9.5 による)に対して,(2)  こ


108

X 7206

:2010

   

れらのアークの別名概念及び本質概念に対して,並びに (3) それに対応した別名項目及び本質項目に対し

て,適用される。

a)

別名概念の一つが,複数の他の別名概念に対する本質概念であってもよい。

b)

アークの別名概念と本質概念とは,同じ項目型で,かつ,periodType 属性が同じ値でなければならな

い。balance 属性がアークの別名概念及び本質概念の双方で表示される場合,balance 属性の値は,両

方の概念に対して同じ値をもたなければならない。balance 属性が両方の概念又は片方の概念で出現し

ない場合,同様の要請はない。

c)

 c-

同等及び p-同等である XBRL インスタンスの別名項目と本質項目とがそれぞれの s-同等である文脈

内で v-同等又は u-同等ではない場合,この二つの項目は,XBRL インスタンスを支持している DTS

内の定義リンクの語義と一貫性をもたない。この要請は,両項目が nil 値をもたない場合に適用され

る。完全適合の XBRL プロセッサは,この不一致を検出しなければならない。

d)

どのような非数値本質概念 E に対しても,XBRL インスタンスの文脈 C において,親が P であるよう

な E に対応する本質項目 EI が存在しない場合,XBRL プロセッサは,essence-alias アークすべてにお

いて,親が P である本質概念 E への(nil 値でない)別名項目の集合 S に属する構成要素すべてに対

し,S が空集合でないとき,E と v-同等の値をもつ項目 EI を推定してもよい。S の構成要素(nil 値以

外)すべてが v-同等でない場合,DTS で表現されるこの定義リンクでは,XBRL インスタンスが意味

論的に一貫性をもたない。完全適合の XBRL プロセッサは,こうした非一貫性を検出し,通知しなけ

ればならない。アプリケーションがこの規則を適用し,かつ,S の構成要素 M のいずれかが,値をも

たない又は nil 値でありながら,他の essence-alias アークの本質項目である場合,E の値を推定する前

に M の値を推定するために,この規則を再帰的に適用しなければならない。

例 57 に essence-alias アークによって関連付けられた概念を伴う非数値項目に対する値の推定の例を示す。

例 57  essence-alias アークによって関連付けられた概念を伴う非数値項目に対する値の推定

XBRL

インスタンス内には,文脈 c1 がある。概念 D と E とは,E を本質概念とし,D を別名概念とする

essence-alias definitionArc

で関連付けられた文字列項目型である。E は,文脈 c1 で値 "Bert" をもち,一方

で,D は,文脈 c1 で,値 "Ernie" をもつ。これらの値は,definitionArc の意味論的に一貫性をもたない。

e)

どのような数値本質概念 E に対しても,XBRL インスタンスの文脈 C において,親が P であるような

E

に対応する本質項目 EI が存在しない場合,XBRL プロセッサは,essence-alias アークすべてにおい

て,親が P である本質概念 E への(nil 値でない)別名項目の集合 S に属する構成要素すべてに対し,

S

が空集合でないとき,precision 属性及び decimals 属性が最大値となるところで(4.6.3 参照)

,E に

v-

同等な値をもつ項目 EI を推定してもよい。S の構成要素(nil 値以外)すべてが v-同等でない場合,

DTS

で表現されるこの定義リンクでは,XBRL インスタンスが意味論的に一貫性をもたない。完全適

合の XBRL プロセッサは,こうした非一貫性を検出しなければならない。アプリケーションがこの規

則を適用し,S の構成要素 M がいずれも値をもたないか又は nil 値であるが,他の essence-alias アーク

の本質項目である場合,E の値を推定する前に M の値を推定するようにこの規則を回帰的に適用しな

ければならない。

XBRL

プロセッサは,本質項目の値から別名項目の値を推定することは,要請されておらず,この規格

は,そのための規則を提供しない。


109

X 7206

:2010

例 58 に essence-alias アークで関連付けられた概念を伴う数値項目の値の推定の例を示す。

例 58  essence-alias アークで関連付けられた概念を伴う数値項目の値の推定

事例 

概念 A,B 及び C は,essence-alias アークで関連付けられている。A は,本質概念であり,B 及び C は,別
名概念である。XBRL インスタンス内で B は,precision=2 を伴う値 110 をもち,C は,precision=2 を伴
う値 99 をもつ。A,B 及び C は,c-同等である。

指定された precision に 2 が設定されている場合,B と C との値は,一貫性をもたない。そのため,A の値
は,推定できない。

事例 

概念 A,B 及び C は,essence-alias アークで関連付けられている。A は,本質概念であり,B 及び C は,別

名概念である。XBRL インスタンス内で B は,precision=1 を伴う値 110 をもち,C は,precision=1 を伴
う値 99 をもつ。A,B 及び C は,c-同等である。

B

を precision=1 で丸めると 100 が得られる

C

を precision=1 で丸めると 100 が得られる

これら二つの値は,同じである。したがって,precision=1 で得られる 100 が A の値として推定できる。

5.2.6.2.3 "similar-tuples" 

アーク 

definitionArc

要素の 3 番目の標準アークロール値は,次による。

http://www.xbrl.org/2003/arcrole/similar-tuples

このアークは,"similar-tuples"  アークとして参照される。このアークロール値をもつ definitionArc 要素

は,tuple 代替グループ内の概念間だけの関連を表現しなければならない。

similar-tuples

アークは,異なった XML コンテンツモデルの定義のときでさえも,同値な定義である tuple

概念間の関連を表示する(これらの tuples のラベル及び参照で提供されている。

例えば,こうした関連は,郵便送付先住所を表示するために設計された二つの異なった tuple 概念間に用

いるのに適する。

similar-tuples

アークの意味付けは,対称的である。アークがいずれのタプルから始まり,終了するとし

ても問題ない。

http://www.xbrl.org/2003/arcrole/similar-tuples

アークロール値を伴う definitionArc 要素のネットワークでは,

いずれの循環も意味論的に重要である。これらの関連で説明された概念間の関連は,対称的である。

5.2.6.2.4 "requires-element" 

アーク 

definitionArc

要素の 4 番目の標準アークロール値は,次による。

http://www.xbrl.org/2003/arcrole/requires-element

このアークは,"requires-element"  アークとして参照される。このアークロール値をもつ definitionArc 要

素は,概念間だけの関連を表現しなければならない。定義によって,概念は,タプル代替グループ又は項

目代替グループに属する。

XBRL

インスタンス内でアークの始点に概念のインスタンスが出現する場合,XBRL インスタンス内の

アークの終点に概念のインスタンスもまた,出現しなければならない。この要請を検証する場合,これら

の概念及びインスタンスの c-同等又は u-同等を前提としない。同様に,この要請は,タプル内の概念及び

インスタンスの相対位置に関する要請を必要としない。完全適合の XBRL プロセッサは,この関係に違反

した場合,そのインスタンスを検出し,通知しなければならない。

例えば,

通常,

紙のフォームに入力されるデータは,XBRL インスタンスで電子的に表される。

“必す(須)


110

X 7206

:2010

   

入力域”の概念を表すために,タクソノミ作成者は,http://www.xbrl.org/2003/arcrole/requires-element をア

ークロール値とする definitionArc を作成できる。このアークは,必要なフィールドを表す概念とフォーム

の概念を表示している要素とを結び付ける。

循環は,requires-element アークのネットワーク内で許されている。

参照文献 

[ELEMENT]

  Paul Grosso, Eve Maler, Jonathan Marsh, and Norman Walsh, editors.

XPointer element ( ) Scheme

(http://www.w3.org/TR/2003/REC-xptr-element-20030325/を参照)

[IEEE]

  IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers).

IEEE Standard for Binary Floating

Point 

Arithmetic

  (http://standards.ieee.org/reading/ieee/std_public/description/busarch/754-1985_desc.html を参照)

[ISO]

  International Standards Organization. ISO 4217

 Currency codes, 

ISO 639

 Language codes, 

ISO 3166

 

Country codes, 

ISO 8601

 international standard numeric date and time representations.

(http://www.iso.ch/を参照)

注記  JIS X 0412-1:2004 が,ISO 639-1:2002 の対応 JIS (MOD)  である。

JIS X 0412-2

:2004

が,ISO 639-2:1998 の対応 JIS (MOD)  である。

JIS X 0304

:1999

が,ISO 3166-1:1997 の対応 JIS (IDT)  である。

JIS X 0301

:2002

が,ISO 8601:2000 の対応 JIS (MOD)  である。

なお,対応の程度を示す記号 (IDT) 及び (MOD) は ISO/IEC Guide 21 に基づき,それぞれ,

一致していること及び修正していることを表す。

[NAMESPACES]

  World Wide Web Consortium.

Namespaces in XML

(http://www.w3.org/TR/REC-xml-names/を参照)

[RFC2119]

  IETF (Internet Engineering Task Force).

RFC 2119 ed

 Scott Bradner

(http://www.ietf.org/rfc/rfc2119.txt を参照)

[SCHEMA-0]

  World Wide Web Consortium.

XML Schema Part 0 : Primer.

(http://www.w3.org/TR/xmlschema-0/を参照)

[SCHEMA-1]

  World Wide Web Consortium.

XML Schema Part 1 : Structures.

(http://www.w3.org/TR/xmlschema-1/を参照)

[SCHEMA-2]

  World Wide Web Consortium.

XML Schema Part 2 : Datatypes.

(http://www.w3.org/TR/xmlschema-2/を参照)


111

X 7206

:2010

[SGML]

  International Standards Organization.

Information Processing

− Text and office systems − Standard 

Generalized Markup Language (SGML)

(http://www.iso.ch/iso/en/CatalogueDetailPage.CatalogueDetail?CSNUMBER=16387 を参照)

注記  JIS X 4151:1992 が,ISO 8879:1986 及び ISO 8879:1986/AMENDMENT 1 の対応 JIS (MOD)  であ

る。

[URI]

  Tim Berners-Lee, Roy Fielding, and Larry Masinter.

RFC 2396 : Uniform Resource Identifiers. Internet 

Engineering Task Force, 1995.

[http://www.ietf.org/rfc/rfc2396.txt(後に http://www.ietf.org/rfc/rfc2732.txt に改定)を参照]

[XBRL]

  David vun Kannon and Luther Hampton.

Extensible Business Reporting Language (XBRL) 2.0 and 2.0a 

Specification. 

(http://www.xbrl.org/resourcecenter/downloadspecs.asp?rid=2&fname=XBRL_2.0a&demos=XBRL-2001-12-1423

1.doc

を参照)

[XHTML]

  Murray Altheim et al.

Modularization of XHTML

  (http://www.w3.org/TR/xhtml-modularization/を参

照)

[XML]

  Tim Bray, Jean Paoli, and C.M. Sperberg-McQueen.

Extensible Markup Language (XML) 1.0 (Second 

Edition).

  (http://www.w3.org/TR/REC-xml を参照)

注記  JIS X 4159:2005  拡張可能なマーク付け言語 (XML) 1.0 がこの文献の次の版と一致している。

[XML Base]

  Jonathan Marsh.

XML Base.

  (http://www.w3.org/TR/xmlbase/を参照)

[XLINK]

  Steve DeRose, Eve Maler, and David. Orchard

XML Linking Language (XLink) Version 1.0.

(http://www.w3.org/TR/xlink/を参照)

注記  JIS X 4176:2005  XML リンク付け言語 (XLink) 1.0 が,この文献と一致している。

[XPATH]

  James Clark and Steve DeRose.

XML Path Language (XPath) 1.0 Specification

(http://www.w3.org/TR/xpath を参照)

注記  JIS X 4160:2007  XML パス言語 (XPath) 1.0 が,この文献と一致している。

[XPTR]

  Paul Grosso, Eve Maler, Jonathan Marsh, and Norman Walsh.

XML Pointer Language (XPointer 

Framework) V1.0.

  (http://www.w3.org/TR/xptr-framework/を参照)


112

X 7206

:2010

   

附属書 A

(規定) 
スキーマ

この規格の一部として提供する XML スキーマは,次による。これらはすべて,規定である。規定を参

照する使用者の便宜のために参考版のファイルをこの規格とは別のファイルとして提供する。このファイ

ルには,次と同一の内容をもつ参考の版であることを示す適切なコメントを付ける。

注記 XBRL

International

のスキーマ維持方針によって,これらの参考版のスキーマファイルを次の場

所とすることを,保障しないものの,意図している。

−  勧告の最新版は,いずれも,追加的な訂正によって廃止されない限り,ワールド・ワイド・

ウェブ上では,http://www.xbrl.org/2003/  にある。

−  この訂正で勧告を修正した参考版のスキーマは http://www.xbrl.org/2003/2008-07-02/  ディレク

トリに恒久的に保存される。

リンクベース文書を検証するためには,

箇条 による [XLINK] 規定を実装するスキーマとともに XBRL

リンクベース名前空間(http://www.xbrl.org/2003/linkbaseを参照)も使用しなければならない。このスキー

マでは,W3C の公式文書ではない名前空間(http://www.w3.org/1999/xlinkを参照)を定義している。XBRL

international

は,箇条 による [XLINK] の公式のスキーマが使用可能となれば,統合することを意図して

いる。

xbrl-instance-2003-12-31.xsd

(規定)

<?xml version="1.0" ?> 
<!-- (c) XBRL International.  See www.xbrl.org/legal --> 
<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/instance"  
  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"  
  xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2003/instance" 
  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"  
  elementFormDefault="qualified"> 
 
  <annotation> 
    <documentation> 
    Taxonomy schema for XBRL. This schema defines syntax relating to  
    XBRL  instances. 
    </documentation> 
  </annotation> 
 
  <import  namespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"  
    schemaLocation="xbrl-linkbase-2003-12-31.xsd"  /> 
 
  <annotation> 
    <documentation> 
    Define the attributes to be used on XBRL concept definitions 
    </documentation> 
  </annotation> 
 
  <attribute  name="periodType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      The periodType attribute (restricting the period for XBRL items) 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <simpleType> 
      <restriction  base="token"> 
        <enumeration  value="instant"  /> 
        <enumeration  value="duration"  />


113

X 7206

:2010

      </restriction> 
    </simpleType> 
  </attribute> 
 
  <attribute  name="balance"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      The  balance  attribute  (imposes  calculation  relationship  restrictions) 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <simpleType> 
      <restriction  base="token"> 
        <enumeration  value="debit"  /> 
        <enumeration  value="credit"  /> 
      </restriction> 
    </simpleType> 
  </attribute> 
 
  <annotation> 
    <documentation> 
    Define the simple types used as a base for for item types 
    </documentation> 
  </annotation> 
 
  <simpleType  name="monetary"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      the monetary type serves as the datatype for those financial  
      concepts in a taxonomy which denote units in a currency. 
      Instance items with this type must have a unit of measure  
      from  the  ISO  4217  namespace  of  currencies. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <restriction  base="decimal"  /> 
  </simpleType> 
 
  <simpleType  name="shares"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      This datatype serves as the datatype for share based  
      financial  concepts. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <restriction  base="decimal"  /> 
  </simpleType> 
 
  <simpleType  name="pure"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      This datatype serves as the type for dimensionless numbers  
      such as percentage change, growth rates, and other ratios  
      where  the  numerator  and  denominator  have  the  same  units. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <restriction  base="decimal"  /> 
  </simpleType> 
 
  <simpleType  name="nonZeroDecimal"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      As the name implies this is a decimal value that can not take  
      the value 0 - it is used as the type for the denominator of a  
      fractionItemType. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <union>


114

X 7206

:2010

   

      <simpleType> 
        <restriction  base="decimal"> 
          <minExclusive  value="0"  /> 
        </restriction> 
      </simpleType> 
      <simpleType> 
        <restriction  base="decimal"> 
          <maxExclusive  value="0"  /> 
        </restriction> 
      </simpleType> 
    </union> 
  </simpleType> 
 
  <simpleType  name="precisionType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      This type is used to specify the value of the  
      precision  attribute  on  numeric  items.  It  consists  
      of  the  union  of  nonNegativeInteger  and  "INF"  (used  
      to  signify  infinite  precision  or  "exact  value"). 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <union  memberTypes="nonNegativeInteger"> 
      <simpleType> 
        <restriction  base="string"> 
          <enumeration  value="INF"  /> 
        </restriction> 
      </simpleType> 
    </union> 
  </simpleType> 
 
  <simpleType  name="decimalsType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      This type is used to specify the value of the decimals attribute  
      on  numeric  items.  It  consists  of  the  union  of  integer  and  "INF"  
      (used to signify that a number is expressed to an infinite number  
      of  decimal  places  or  "exact  value"). 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <union  memberTypes="integer  "> 
      <simpleType> 
        <restriction  base="string"> 
          <enumeration  value="INF"  /> 
        </restriction> 
      </simpleType> 
    </union> 
  </simpleType> 
 
  <attributeGroup  name="factAttrs"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Attributes  for  all  items  and  tuples.  
      </documentation> 
    </annotation> 
    <attribute  name="id"  type="ID"  use="optional"  /> 
    <anyAttribute  namespace="##other"  processContents="lax"  /> 
  </attributeGroup> 
 
  <attributeGroup  name="tupleAttrs"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Group  of  attributes  for  tuples. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <attributeGroup  ref="xbrli:factAttrs"  />


115

X 7206

:2010

  </attributeGroup> 
 
  <attributeGroup  name="itemAttrs"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Attributes  for  all  items. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <attributeGroup  ref="xbrli:factAttrs"  /> 
    <attribute  name="contextRef"  type="IDREF"  use="required"  /> 
</attributeGroup> 
 
  <attributeGroup  name="essentialNumericItemAttrs"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Attributes  for  all  numeric  items  (fractional  and  non-fractional). 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <attributeGroup  ref="xbrli:itemAttrs"  /> 
    <attribute  name="unitRef"  type="IDREF"  use="required"  /> 
</attributeGroup> 
 
  <attributeGroup  name="numericItemAttrs"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Group  of  attributes  for  non-fractional  numeric  items 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <attributeGroup  ref="xbrli:essentialNumericItemAttrs"  /> 
    <attribute  name="precision"  type="xbrli:precisionType"  use="optional"  /> 
    <attribute  name="decimals"  type="xbrli:decimalsType"  use="optional"  /> 
  </attributeGroup> 
 
  <attributeGroup  name="nonNumericItemAttrs"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Group  of  attributes  for  non-numeric  items 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <attributeGroup  ref="xbrli:itemAttrs"  /> 
  </attributeGroup> 
 
  <annotation> 
    <documentation> 
    General numeric item types - for use on concept element definitions 
    The following 3 numeric types are all based on the built-in  
    data  types  of  XML  Schema. 
    </documentation> 
  </annotation> 
 
  <complexType  name="decimalItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="decimal"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="floatItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="float"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 


116

X 7206

:2010

   

  <complexType  name="doubleItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="double"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <annotation> 
    <documentation> 
    XBRL domain numeric item types - for use on concept element definitions 
    The following 4 numeric types are all types that have been identified as  
    having particular relevance to the domain space addressed by XBRL and are  
    hence included in addition to the built-in types from XML Schema. 
    </documentation> 
  </annotation> 
 
  <complexType  name="monetaryItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="xbrli:monetary"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="sharesItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="xbrli:shares"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="pureItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="xbrli:pure"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <element name="numerator" type="decimal" /> 
  <element name="denominator" type="xbrli:nonZeroDecimal" /> 
  <complexType  name="fractionItemType"  final="extension"> 
    <sequence> 
      <element  ref="xbrli:numerator"  /> 
      <element  ref="xbrli:denominator"  /> 
    </sequence> 
    <attributeGroup  ref="xbrli:essentialNumericItemAttrs"  /> 
  </complexType> 
 
  <annotation> 
    <documentation> 
    The following 13 numeric types are all based on the XML Schema  
    built-in types that are derived by restriction from decimal. 
    </documentation> 
  </annotation> 
 
  <complexType  name="integerItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="integer"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 


117

X 7206

:2010

  <complexType  name="nonPositiveIntegerItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="nonPositiveInteger"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="negativeIntegerItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="negativeInteger"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="longItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="long"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="intItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="int"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="shortItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="short"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="byteItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="byte"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="nonNegativeIntegerItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="nonNegativeInteger"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="unsignedLongItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="unsignedLong"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="unsignedIntItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent>


118

X 7206

:2010

   

      <extension  base="unsignedInt"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="unsignedShortItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="unsignedShort"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="unsignedByteItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="unsignedByte"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="positiveIntegerItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="positiveInteger"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:numericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <annotation> 
    <documentation> 
    The following 17 non-numeric types are all based on the primitive built-in  
    data  types  of  XML  Schema. 
    </documentation> 
  </annotation> 
 
  <complexType  name="stringItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="string"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="booleanItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="boolean"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="hexBinaryItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="hexBinary"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="base64BinaryItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="base64Binary"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension>


119

X 7206

:2010

    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="anyURIItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="anyURI"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="QNameItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="QName"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="durationItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="duration"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="dateTimeItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="xbrli:dateUnion"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="timeItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="time"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="dateItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="date"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="gYearMonthItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="gYearMonth"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="gYearItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="gYear"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType>


120

X 7206

:2010

   

 
  <complexType  name="gMonthDayItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="gMonthDay"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="gDayItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="gDay"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="gMonthItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="gMonth"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <annotation> 
    <documentation> 
    The following 5 non-numeric types are all based on the XML Schema  
    built-in types that are derived by restriction and/or list from string. 
    </documentation> 
  </annotation> 
 
  <complexType  name="normalizedStringItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="normalizedString"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="tokenItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="token"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="languageItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="language"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="NameItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="Name"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="NCNameItemType"  final="extension"> 
    <simpleContent>


121

X 7206

:2010

      <extension  base="NCName"> 
        <attributeGroup  ref="xbrli:nonNumericItemAttrs"  /> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <annotation> 
    <documentation> 
    XML Schema components contributing to the context element 
    </documentation> 
  </annotation> 
 
  <element  name="segment"> 
    <complexType> 
      <sequence> 
        <any  namespace="##other"  processContents="lax" 
          minOccurs="1"  maxOccurs="unbounded"  /> 
      </sequence> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <complexType  name="contextEntityType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      The type for the entity element, used to describe the reporting entity. 
      Note that the scheme attribute is required and cannot be empty. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <sequence> 
      <element  name="identifier"> 
        <complexType> 
          <simpleContent> 
            <extension  base="token"> 
              <attribute  name="scheme"  use="required"> 
                <simpleType> 
                  <restriction  base="anyURI"> 
                    <minLength  value="1"  /> 
                  </restriction> 
                </simpleType> 
              </attribute> 
            </extension> 
          </simpleContent> 
        </complexType> 
      </element> 
      <element  ref="xbrli:segment"  minOccurs="0"  /> 
    </sequence> 
  </complexType> 
 
  <simpleType  name="dateUnion"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      The union of the date and dateTime simple types. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <union  memberTypes="date  dateTime  "  /> 
  </simpleType> 
 
  <complexType  name="contextPeriodType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      The type for the period element, used to describe the reporting date info. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <choice> 
      <sequence> 
        <element  name="startDate"  type="xbrli:dateUnion"  />


122

X 7206

:2010

   

        <element  name="endDate"  type="xbrli:dateUnion"  /> 
      </sequence> 
      <element  name="instant"  type="xbrli:dateUnion"  /> 
      <element  name="forever"> 
        <complexType  /> 
      </element> 
    </choice> 
  </complexType> 
 
  <complexType  name="contextScenarioType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Used for the scenario under which fact have been reported. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <sequence> 
      <any  namespace="##other"  processContents="lax"  
        minOccurs="1"  maxOccurs="unbounded"  /> 
    </sequence> 
  </complexType> 
 
  <element  name="context"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Used for an island of context to which facts can be related. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <sequence> 
        <element  name="entity"  type="xbrli:contextEntityType"  /> 
        <element  name="period"  type="xbrli:contextPeriodType"  /> 
        <element  name="scenario"  type="xbrli:contextScenarioType"  minOccurs="0"  /> 
      </sequence> 
      <attribute  name="id"  type="ID"  use="required"  /> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <annotation> 
    <documentation> 
    XML  Schema  components  contributing  to  the  unit  element 
    </documentation> 
  </annotation> 
 
  <element name="measure" type="QName" /> 
 
  <complexType  name="measuresType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      A  collection  of  sibling  measure  elements 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <sequence> 
      <element  ref="xbrli:measure"  minOccurs="1"  maxOccurs="unbounded"  /> 
    </sequence> 
  </complexType> 
 
  <element  name="divide"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Element  used  to  represent  division  in  units 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <sequence> 
        <element  name="unitNumerator"  type="xbrli:measuresType"  /> 
        <element  name="unitDenominator"  type="xbrli:measuresType"  />


123

X 7206

:2010

      </sequence> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="unit"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Element used to represent units information about numeric items 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <choice> 
        <element  ref="xbrli:measure"  minOccurs="1"  maxOccurs="unbounded"  /> 
        <element  ref="xbrli:divide"  /> 
      </choice> 
      <attribute  name="id"  type="ID"  use="required"  /> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <annotation> 
    <documentation> 
    Elements to use for facts in instances 
    </documentation> 
  </annotation> 
 
  <element  name="item"  type="anyType"  abstract="true"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Abstract item element used as head of item substitution group 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <element name="tuple" type="anyType" abstract="true"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Abstract tuple element used as head of tuple substitution group 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <element  name="xbrl"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      XBRL  instance  root  element. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <sequence> 
        <element  ref="link:schemaRef"  minOccurs="1"  maxOccurs="unbounded"  /> 
        <element  ref="link:linkbaseRef"  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"  /> 
        <element  ref="link:roleRef"  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"  /> 
        <element  ref="link:arcroleRef"  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"  /> 
        <choice  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"> 
          <element  ref="xbrli:item"/> 
          <element  ref="xbrli:tuple"/> 
          <element  ref="xbrli:context"/> 
          <element  ref="xbrli:unit"/> 
          <element  ref="link:footnoteLink"/> 
        </choice> 
      </sequence> 
      <attribute  name="id"  type="ID"  use="optional"  /> 
      <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

processContents="lax" /> 
    </complexType> 
  </element>


124

X 7206

:2010

   

 
</schema>

xbrl-linkbase-2003-12-31.xsd

(規定)

<?xml version="1.0"?> 
<!-- (c) XBRL International.  See www.xbrl.org/legal --> 
<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"  
  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"  
  xmlns:link="http://www.xbrl.org/2003/linkbase"  
  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"  
  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"  
  elementFormDefault="qualified"> 
 
  <annotation> 
    <documentation> 
    XBRL simple and extended link schema constructs 
    </documentation> 
  </annotation> 
 
  <import  namespace="http://www.xbrl.org/2003/XLink"  
    schemaLocation="xl-2003-12-31.xsd"/> 
 
  <import  namespace="http://www.w3.org/1999/xlink"  
    schemaLocation="xlink-2003-12-31.xsd"/> 
     
   
  <element  name="documentation" 
    type="xl:documentationType" 
    substitutionGroup="xl:documentation"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Concrete  element  to  use  for  documentation  of  
      extended  links  and  linkbases. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <element name="loc" type="xl:locatorType" substitutionGroup="xl:locator"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Concrete  locator  element.  The  loc  element  is  the  
      XLink locator element for all extended links in XBRL. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <element name="labelArc" type="xl:arcType" substitutionGroup="xl:arc"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Concrete arc for use in label extended links. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <element name="referenceArc" type="xl:arcType" substitutionGroup="xl:arc"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Concrete  arc  for  use  in  reference  extended  links. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <element  name="definitionArc"  type="xl:arcType"  substitutionGroup="xl:arc"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Concrete arc for use in definition extended links. 
      </documentation>


125

X 7206

:2010

    </annotation> 
  </element> 
 
  <element  name="presentationArc"  substitutionGroup="xl:arc"> 
    <complexType> 
      <annotation> 
        <documentation> 
        Extension  of  the  extended  link  arc  type  for  presentation  arcs. 
        Adds  a  preferredLabel  attribute  that  documents  the  role  attribute 
        value of preferred labels (as they occur in label extended links). 
        </documentation> 
      </annotation> 
      <complexContent> 
        <extension  base="xl:arcType"> 
          <attribute  name="preferredLabel"  use="optional"> 
            <simpleType> 
              <restriction  base="anyURI"> 
                <minLength  value="1"/> 
              </restriction> 
            </simpleType> 
          </attribute> 
        </extension> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="calculationArc"  substitutionGroup="xl:arc"> 
    <complexType> 
      <annotation> 
        <documentation> 
        Extension of the extended link arc type for calculation arcs. 
        Adds a weight attribute to track weights on contributions to  
        summations. 
        </documentation> 
      </annotation> 
      <complexContent> 
        <extension  base="xl:arcType"> 
          <attribute  name="weight"  type="decimal"  use="required"/> 
        </extension> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="footnoteArc"  type="xl:arcType"  substitutionGroup="xl:arc"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Concrete  arc  for  use  in  footnote  extended  links. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <element  name="label"  substitutionGroup="xl:resource"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Definition  of  the  label  resource  element. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType  mixed="true"> 
      <complexContent  mixed="true"> 
        <extension  base="xl:resourceType"> 
          <sequence> 
            <any

namespace="http://www.w3.org/1999/xhtml"

processContents="skip"

minOccurs="0" maxOccurs="unbounded"/> 
          </sequence> 
          <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

processContents="lax"/>


126

X 7206

:2010

   

        </extension> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element name="part" type="anySimpleType" abstract="true"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Definition  of  the  reference  part  element  -  for  use  in  reference  resources. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <element  name="reference"  substitutionGroup="xl:resource"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Definition  of  the  reference  resource  element. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType  mixed="true"> 
      <complexContent  mixed="true"> 
        <extension  base="xl:resourceType"> 
          <sequence> 
            <element  ref="link:part"  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"/> 
          </sequence> 
        </extension> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="footnote"  substitutionGroup="xl:resource"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Definition  of  the  reference  resource  element 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType  mixed="true"> 
      <complexContent  mixed="true"> 
        <extension  base="xl:resourceType"> 
          <sequence> 
            <any

namespace="http://www.w3.org/1999/xhtml"

processContents="skip"

minOccurs="0" maxOccurs="unbounded"/> 
          </sequence> 
          <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

processContents="lax"/> 
        </extension> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="presentationLink"  substitutionGroup="xl:extended"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      presentation  extended  link  element  definition. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <complexContent> 
        <restriction  base="xl:extendedType"> 
          <choice  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"> 
            <element  ref="xl:title"/> 
            <element  ref="link:documentation"/> 
            <element  ref="link:loc"/> 
            <element  ref="link:presentationArc"/> 
          </choice> 
          <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"


127

X 7206

:2010

processContents="lax" /> 
        </restriction> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="definitionLink"  substitutionGroup="xl:extended"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      definition  extended  link  element  definition 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <complexContent> 
        <restriction  base="xl:extendedType"> 
          <choice  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"> 
            <element  ref="xl:title"/> 
            <element  ref="link:documentation"/> 
            <element  ref="link:loc"/> 
            <element  ref="link:definitionArc"/> 
          </choice> 
          <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

processContents="lax" /> 
        </restriction> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="calculationLink"  substitutionGroup="xl:extended"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      calculation  extended  link  element  definition 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <complexContent> 
        <restriction  base="xl:extendedType"> 
          <choice  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"> 
            <element  ref="xl:title"/> 
            <element  ref="link:documentation"/> 
            <element  ref="link:loc"/> 
            <element  ref="link:calculationArc"/> 
          </choice> 
          <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

processContents="lax" /> 
        </restriction> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="labelLink"  substitutionGroup="xl:extended"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      label  extended  link  element  definition 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <complexContent> 
        <restriction  base="xl:extendedType"> 
          <choice  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"> 
            <element  ref="xl:title"/> 
            <element  ref="link:documentation"/> 
            <element  ref="link:loc"/> 
            <element  ref="link:labelArc"/> 
            <element  ref="link:label"/> 
          </choice>


128

X 7206

:2010

   

          <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

processContents="lax" /> 
        </restriction> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="referenceLink"  substitutionGroup="xl:extended"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      reference  extended  link  element  definition 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <complexContent> 
        <restriction  base="xl:extendedType"> 
          <choice  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"> 
            <element  ref="xl:title"/> 
            <element  ref="link:documentation"/> 
            <element  ref="link:loc"/> 
            <element  ref="link:referenceArc"/> 
            <element  ref="link:reference"/> 
          </choice> 
          <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

processContents="lax" /> 
        </restriction> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="footnoteLink"  substitutionGroup="xl:extended"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      footnote  extended  link  element  definition 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <complexContent> 
        <restriction  base="xl:extendedType"> 
          <choice  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"> 
            <element  ref="xl:title"/> 
            <element  ref="link:documentation"/> 
            <element  ref="link:loc"/> 
            <element  ref="link:footnoteArc"/> 
            <element  ref="link:footnote"/> 
          </choice> 
          <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

processContents="lax" /> 
        </restriction> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="linkbase"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Definition  of  the  linkbase  element.  Used  to  
      contain a set of zero or more extended link elements. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <choice  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"> 
        <element  ref="link:documentation"/> 
        <element  ref="link:roleRef"/> 
        <element  ref="link:arcroleRef"/> 
        <element  ref="xl:extended"/>


129

X 7206

:2010

      </choice> 
      <attribute  name="id"  type="ID"  use="optional"/> 
      <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

processContents="lax"/> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="linkbaseRef"  substitutionGroup="xl:simple"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Definition  of  the  linkbaseRef  element  -  used  
      to link to XBRL taxonomy extended links from  
      taxonomy  schema  documents  and  from  XBRL 
      instances. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <complexContent> 
        <restriction  base="xl:simpleType"> 
          <attribute  ref="xlink:arcrole"  use="required"> 
            <annotation> 
              <documentation> 
              This  attribute  must  have  the  value: 
              http://www.w3.org/1999/xlink/properties/linkbase 
              </documentation> 
            </annotation> 
          </attribute> 
          <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

processContents="lax" /> 
        </restriction> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element name="schemaRef" type="xl:simpleType" substitutionGroup="xl:simple"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Definition  of  the  schemaRef  element  -  used  
      to  link  to  XBRL  taxonomy  schemas  from  
      XBRL  instances. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <element  name="roleRef"  substitutionGroup="xl:simple"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Definition  of  the  roleRef  element  -  used  
      to link to resolve xlink:role attribute values to  
      the  roleType  element  declaration. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <complexContent> 
        <extension  base="xl:simpleType"> 
          <attribute  name="roleURI"  type="xl:nonEmptyURI"  use="required"> 
            <annotation> 
              <documentation> 
                This  attribute  contains  the  role  name. 
              </documentation> 
            </annotation> 
          </attribute> 
        </extension> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element>


130

X 7206

:2010

   

 
  <element  name="arcroleRef"  substitutionGroup="xl:simple"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Definition  of  the  roleRef  element  -  used  
      to  link  to  resolve  xlink:arcrole  attribute  values  to  
      the  arcroleType  element  declaration. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <complexContent> 
        <extension  base="xl:simpleType"> 
          <attribute  name="arcroleURI"  type="xl:nonEmptyURI"  use="required"> 
            <annotation> 
              <documentation> 
                This  attribute  contains  the  arc  role  name. 
              </documentation> 
            </annotation> 
          </attribute> 
        </extension> 
      </complexContent> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="definition"  type="string"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      The  element  to  use  for  human-readable  definition  
      of  custom  roles  and  arc  roles. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <element  name="usedOn"  type="QName"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Definition  of  the  usedOn  element  -  used 
      to  identify  what  elements  may  use  a  
      taxonomy  defined  role  or  arc  role  value. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <element  name="roleType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      The roleType element definition - used to define custom 
      role  values  in  XBRL  extended  links. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexType> 
      <sequence> 
        <element  ref="link:definition"  minOccurs="0"/> 
        <element  ref="link:usedOn"  maxOccurs="unbounded"/> 
      </sequence> 
      <attribute  name="roleURI"  type="xl:nonEmptyURI"  use="required"/> 
      <attribute  name="id"  type="ID"/> 
    </complexType> 
  </element> 
 
  <element  name="arcroleType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      The  arcroleType  element  definition  -  used  to  define  custom 
      arc  role  values  in  XBRL  extended  links. 
      </documentation>


131

X 7206

:2010

    </annotation> 
    <complexType> 
      <sequence> 
        <element  ref="link:definition"  minOccurs="0"/> 
        <element  ref="link:usedOn"  maxOccurs="unbounded"/> 
      </sequence> 
      <attribute  name="arcroleURI"  type="xl:nonEmptyURI"  use="required"/> 
      <attribute  name="id"  type="ID"/> 
      <attribute  name="cyclesAllowed"  use="required"> 
        <simpleType> 
          <restriction  base="NMTOKEN"> 
            <enumeration  value="any"/> 
            <enumeration  value="undirected"/> 
            <enumeration  value="none"/> 
          </restriction> 
        </simpleType> 
      </attribute> 
    </complexType> 
  </element> 
 
</schema>

xlink-2003-12-31.xsd

(規定)

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> 
<!-- (c) XBRL International.  See www.xbrl.org/legal --> 
<schema targetNamespace="http://www.w3.org/1999/xlink"  
  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"  
  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"  
  elementFormDefault="qualified" 
  attributeFormDefault="qualified"> 
   
  <annotation> 
    <documentation> 
    XLink  attribute  specification 
    </documentation> 
  </annotation> 
   
    
  <attribute  name="type"> 
    <simpleType> 

    <annotation>

      <documentation>

    Enumeration  of  values  for  the  type  attribute

    </documentation>

    </annotation>

    <restriction  base="string">

      <enumeration  value="simple"/>

      <enumeration  value="extended"/>

      <enumeration  value="locator"/>

      <enumeration  value="arc"/>

      <enumeration  value="resource"/>

      <enumeration  value="title"/>

    </restriction>

  </simpleType>

  </attribute> 
   
  <attribute  name="role"> 
    <simpleType> 

    <annotation>

      <documentation>

      A URI with a minimum length of 1 character.

      </documentation>

    </annotation>

    <restriction  base="anyURI">

      <minLength  value="1"/>

    </restriction>

  </simpleType>


132

X 7206

:2010

   

  </attribute> 
 
  <attribute  name="arcrole"> 
      <simpleType> 

    <annotation>

      <documentation>

      A URI with a minimum length of 1 character.

      </documentation>

    </annotation>

    <restriction  base="anyURI">

      <minLength  value="1"/>

    </restriction>

  </simpleType> 
  </attribute> 
 
  <attribute  name="title"  type="string"/> 
   
  <attribute  name="show"> 
    <simpleType> 

    <annotation>

      <documentation>

      Enumeration  of  values  for  the  show  attribute

      </documentation>

    </annotation>

    <restriction  base="string">

      <enumeration  value="new"/>

      <enumeration  value="replace"/>

      <enumeration  value="embed"/>

      <enumeration  value="other"/>

      <enumeration  value="none"/>

    </restriction>

  </simpleType>

 </attribute> 
 
  <attribute  name="actuate"> 
    <simpleType> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Enumeration  of  values  for  the  actuate  attribute 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <restriction  base="string"> 
      <enumeration  value="onLoad"/> 
      <enumeration  value="onRequest"/> 
      <enumeration  value="other"/> 
      <enumeration  value="none"/> 
    </restriction> 
  </simpleType> 
 </attribute> 

  <attribute  name="label"  type="NCName"/> 
   
  <attribute  name="from"  type="NCName"/> 
   
  <attribute  name="to"  type="NCName"/> 
   
  <attribute  name="href"  type="anyURI"/> 
   
</schema>

xl-2003-12-31.xsd

(規定)

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> 
<!-- (c) XBRL International.  See www.xbrl.org/legal --> 
<schema targetNamespace="http://www.xbrl.org/2003/XLink"  
  xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"  
  xmlns:xl="http://www.xbrl.org/2003/XLink"  
  xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"


133

X 7206

:2010

  elementFormDefault="qualified"  
  attributeFormDefault="unqualified"> 
 
  <import

namespace="http://www.w3.org/1999/xlink"

schemaLocation="xlink-2003-12-31.xsd"/> 
 
  <simpleType  name="nonEmptyURI"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      A URI type with a minimum length of 1 character. 
      Used on role and arcrole and href elements. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <restriction  base="anyURI"> 
      <minLength  value="1"/> 
    </restriction> 
  </simpleType> 
 
 
  <complexType  name="documentationType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Element  type  to  use  for  documentation  of  
      extended  links  and  linkbases. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <simpleContent> 
      <extension  base="string"> 
        <anyAttribute  namespace="##other"  processContents="lax"/> 
      </extension> 
    </simpleContent> 
  </complexType> 
 
  <element name="documentation" type="xl:documentationType" abstract="true"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Abstract  element  to  use  for  documentation  of  
      extended  links  and  linkbases. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
   
  <annotation> 
    <documentation> 
    XBRL simple and extended link schema constructs 
    </documentation> 
  </annotation> 
   
  <complexType  name="titleType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Type  for  the  abstract  title  element  -  
      used  as  a  title  element  template. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexContent> 
      <restriction  base="anyType"> 

    <attribute  ref="xlink:type"  use="required"  fixed="title"/>

      </restriction> 
    </complexContent> 
  </complexType> 
  <element name="title" type="xl:titleType" abstract="true"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Generic title element for use in extended link documentation. 
      Used  on  extended  links,  arcs,  locators.


134

X 7206

:2010

   

      See  http://www.w3.org/TR/xlink/#title-element  for  details. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <complexType  name="locatorType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Generic  locator  type. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexContent> 
      <restriction  base="anyType"> 
        <sequence> 
          <element  ref="xl:title"  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"  /> 
        </sequence> 

   <attribute  ref="xlink:type"  use="required"  fixed="locator"/>

        <attribute  ref="xlink:href"  use="required"  /> 
        <attribute  ref="xlink:label"  use="required"  /> 
        <attribute  ref="xlink:role"  use="optional"  /> 
        <attribute  ref="xlink:title"  use="optional"  /> 
      </restriction> 
    </complexContent> 
  </complexType> 
  <element  name="locator"  type="xl:locatorType"  abstract="true"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Abstract locator element to be used as head of locator substitution group 
      for  all  extended  link  locators  in  XBRL. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <simpleType  name="useEnum"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Enumerated values for the use attribute on extended link arcs. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <restriction  base="NMTOKEN"> 
      <enumeration  value="optional"  /> 
      <enumeration  value="prohibited"  /> 
    </restriction> 
  </simpleType> 
 
  <complexType  name="arcType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      basic extended link arc type - extended where necessary for specific arcs 
      Extends the generic arc type by adding use, priority and order attributes. 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexContent> 
      <restriction  base="anyType"> 
        <sequence> 
          <element  ref="xl:title"  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"  /> 
        </sequence> 
        <attribute  ref="xlink:type"  use="required"  fixed="arc"/> 
        <attribute  ref="xlink:from"  use="required"  /> 
        <attribute  ref="xlink:to"  use="required"  /> 
        <attribute  ref="xlink:arcrole"  use="required"  /> 
        <attribute  ref="xlink:title"  use="optional"  /> 
        <attribute  ref="xlink:show"  use="optional"  /> 
        <attribute  ref="xlink:actuate"  use="optional"  /> 
        <attribute  name="order"  type="decimal"  use="optional"  /> 
        <attribute  name="use"  type="xl:useEnum"  use="optional"  />


135

X 7206

:2010

        <attribute  name="priority"  type="integer"  use="optional"  /> 
        <anyAttribute  namespace="##other"  processContents="lax"  /> 
      </restriction> 
    </complexContent> 
  </complexType> 
  <element name="arc" type="xl:arcType" abstract="true"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Abstract element to use as head of arc element substitution group. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <complexType  name="resourceType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Generic  type  for  the  resource  type  element 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexContent  mixed="true"> 
      <restriction  base="anyType">   

   <attribute  ref="xlink:type"  use="required"  fixed="resource"/>

        <attribute  ref="xlink:label"  use="required"  /> 
        <attribute  ref="xlink:role"  use="optional"  /> 
        <attribute  ref="xlink:title"  use="optional"  /> 
        <attribute  name="id"  type="ID"  use="optional"  /> 
      </restriction> 
    </complexContent> 
  </complexType> 
  <element  name="resource"  type="xl:resourceType"  abstract="true"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Abstract element to use as head of resource element substitution group. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
  <complexType  name="extendedType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Generic  extended  link  type 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexContent> 
      <restriction  base="anyType"> 
        <choice  minOccurs="0"  maxOccurs="unbounded"> 
          <element  ref="xl:title"  /> 
          <element  ref="xl:documentation"  /> 
          <element  ref="xl:locator"  /> 
          <element  ref="xl:arc"  /> 
          <element  ref="xl:resource"  /> 
        </choice> 

   <attribute  ref="xlink:type"  use="required"  fixed="extended"/>

        <attribute  ref="xlink:role"  use="required"  /> 
        <attribute  ref="xlink:title"  use="optional"  /> 
        <attribute  name="id"  type="ID"  use="optional"  /> 
        <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

processContents="lax"/> 
      </restriction> 
    </complexContent> 
  </complexType> 
  <element  name="extended"  type="xl:extendedType"  abstract="true"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Abstract extended link element at head of extended link substitution group. 
      </documentation>


136

X 7206

:2010

   

    </annotation> 
  </element> 
 
  <complexType  name="simpleType"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      Type  for  the  simple  links  defined  in  XBRL 
      </documentation> 
    </annotation> 
    <complexContent> 
      <restriction  base="anyType"> 
        <attribute  ref="xlink:type"  use="required"  fixed="simple"/> 
        <attribute  ref="xlink:href"  use="required"  /> 
        <attribute  ref="xlink:arcrole"  use="optional"  /> 
        <attribute  ref="xlink:role"  use="optional"  /> 
        <attribute  ref="xlink:title"  use="optional"  /> 
        <attribute  ref="xlink:show"  use="optional"  /> 
        <attribute  ref="xlink:actuate"  use="optional"  /> 
        <anyAttribute

namespace="http://www.w3.org/XML/1998/namespace"

processContents="lax"/> 
      </restriction> 
    </complexContent> 
  </complexType> 
  <element  name="simple"  type="xl:simpleType"  abstract="true"> 
    <annotation> 
      <documentation> 
      The abstract element at the head of the simple link substitution group. 
      </documentation> 
    </annotation> 
  </element> 
 
</schema>


137

X 7206

:2010

附属書 B

(参考)

貢献者

この附属書は,本体及び附属書に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

この規定は,多くの方々の協力なくしては作成できなかった。XBRL International Specification Working

Group

の参加者,一般の評 論 家及 び個 人的 な アドバイ ザの方々 の役 割は,大 変重要 だった。XBRL

International Specification Working Group

の委員長は,

Fujitsu Laboratories of USA

(米国富士通研究所)の Masatomo Goto(後藤  正智)氏

及び副委員長は,

Hyperion Solutions Corporation

の Hugh Wallis 氏

である。また,XBRL Internation Domain Working Group は,この規定の版のスコープ定義及び優先順位の

決定,並びに多くの問題点草案及び最終要件書の作成とその絞り込みとを行った。XBRL International

Domain Working Group

の委員長は,

Morgan Stanley

の Mark Schnitzer 氏,

及び副委員長は,

KPMG

の John Turner 氏

である。また,編集者としてご協力いただいた方々を次に示す(アルファベット順)

ICAEW

の Peter Calvert 氏,

PricewaterhouseCoopers

の Eric E. Cohen 氏,

DecisionSoft

の Don Dwiggins 氏,

DecisionSoft

の Justin Foley 氏,

DecisionSoft

の Mark Goodhand 氏,UBmatrix の Charles Hoffman 氏,

Ernst&Young

の Josef MacDonald 氏,

PCA

(ピー・シー・エー株式会社)の Manabu Mizutani(水谷  学)氏,

IASCF

の David Prather 氏,

KPMG

の Campbell Pryde 氏,

Hitachi Systems and Services

(株式会社日立システムアンドサービス)の Nobuyuki Sambuichi(三分一  信

之)氏,

DesicionSoft

の Paul Warren 氏,

TSR

(株式会社東京商工リサーチ)社の Eiichi Watanabe(渡辺  榮一)氏。

これらの方々は,要件の作成及び絞り込み,並びに規定の検討にご尽力いただいた。

上の方々に加えて,DecisionSoft の Mark Goodhand 氏は,それ以降の誤り訂正を記述し,かつ,推こう

(敲)する上で尽力いただいた。


138

X 7206

:2010

   

附属書 C 
(参考)

原勧告の知的財産の状態

この附属書は,本体及び附属書に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

原勧告(英文)及びその翻訳を他へ複写及び供給してもよい。原勧告(英文)の論評,その他の説明又

はその実装の援助といった二次的な著作物も,この著作権宣言及び次の段落のすべてをこうした複写物及

びその二次的著作物に含むという条件の下で,原勧告(英文)及びその翻訳の全部又は一部を,どのよう

な制限もなく,用意し,複写し,公表し,配布してもよい。しかしながら,英語以外の言語への翻訳で必

要とする場合を除き,原勧告(英文)自体は,著作権宣言及び XBRL International への参照又は XBRL 組

織への参照を削除するなどの,いかなる修正も行ってはならない。XBRL International の会員は,XBRL

International

の知的財産方針 (www.xbrl.org/legal) の下で,特定の使用許諾を供与することに合意する。

原勧告(英文)及びこれに含まれる情報は,

“現状有姿 (AS IS)”で提供する。XBRL International は,明

示的にせよ又は暗黙的にせよ,ここに含まれる情報の利用が,何らかの権利,商品性についての暗黙的な

保障又は特定の目的に対する適合性について侵害していないことを含むがこれに限定されるものではない

ことに関して,すべての保障を否認する。

原勧告(英文)の利用者は,XBRL International 規定への適合又は採用には,特許権で保護されている発

明を必要とするかもしれないことに注意しなければならない。XBRL International は,XBRL International

規定によっては,使用許可が必要となるかもしれない特許を識別することに関して責任を負わず,目に留

まったこれらの特許の法的妥当性又は適用範囲について法的な審問を主導することに関しても責任を負わ

ない。XBRL International 規定は,単にめどを与え助言するにすぎない。採用を予定する利用者は,特許権

を侵害していないことについて自らの責任で自らをまも(護)らなければならない。XBRL International は,

原勧告(英文)に記述されている技術の実装若しくは使用に付随していると主張されるかもしれない知的

財産若しくはその他の権利の妥当性若しくは適用される範囲又はそうした権利の下にどんな範囲の使用許

諾権があるのかないのかについては,どのような立場もとらないだけでなく,その権利を明確にするため

に,何らかの努力をしたとの表明もしない。XBRL International の会員は,XBRL International の知的財産方

針 (www.xbrl.org/legal) の下で,特定の使用許諾を供与することに合意する。


139

X 7206

:2010

附属書 JA

(参考)

この規格の原勧告との編集上の相違

この附属書は,本体及び附属書に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

a)

この規格への翻訳に際して,XBRL インターナショナルから求められた記述を“まえがき”に追加し

た。

b)

原勧告の冒頭部分(文書名,編者,寄稿者,状況)を“原勧告の表題及びまえがきの翻訳”として“ま

えがき”に記述した。

c)

原勧告の冒頭部分の“要約”を一般的規定要素として独立させ“1

  適用範囲”とした。

d)

1

  適用範囲”の前に“序文”を追加した。

e)

原勧告の“2  以前に公開された版からの変更”は,本体の箇条 に示す [XBRL] 版及び 2002 年 11

月の暫定 2.0 a“パッチ”リリースからの変更の記述であり,本体から削除し,解説に含めた。

f)

原勧告の“1  導入”を“2

  導入”とした。

g)

原勧告の“1.1  表記法”を“2.1

  表記法”とした。

h)

原勧告の“1.2  目的”を“2.2

  目的”とした。

i)

原勧告の“1.3  引用規格”を“2.3

  引用規格”とした。

j)

原勧告の“1.4  定義”を“2.4

  定義”とし,“2.4.1  用語及び定義”と“2.4.2  用語遣い”とに分け

た。

k)

原勧告の“1.5  適合性水準”を“2.5

  適合性水準”とした。

l)

原勧告の“1.6  名前空間接頭辞規則”を“2.6

  名前空間接頭辞規則”とした。

m)

原勧告の“1.7  この規格の拡張”を本体から削除し,解説に含め“6.2

  この規格におけるリンクベー

スの拡張”とした。

n)

“解説”を追加した。