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X 7110

:2009

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

2

2

  適合性

2

3

  引用規格

3

4

  用語及び定義

3

5

  略語

4

6

  主要な要件

4

6.1

  地物カタログ

4

6.2

  情報要素

4

附属書 A(規定)抽象試験項目群

7

附属書 B(規定)地物カタログテンプレート

13

附属書 C(参考)地物カタログ化の例

28

附属書 D(参考)地物カタログ化の概念

41

附属書 JA(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

42

参考文献

49


X 7110

:2009

(2)

まえがき

この規格は,

工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,

財団法人日本測量調査技術協会 (APA) から,

工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経

済産業大臣及び国土交通大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣,国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,

このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確

認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 X

7110

:2009

地理情報−地物カタログ化法

Geographic information

−Methodology for feature cataloguing

序文

この規格は,2005 年に第 1 版として発行された ISO 19110 を基に作成した日本工業規格であるが,JIS X 

7109

との整合を取るため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。この規格は,ISO/TC 211

が関与する種々の地理情報規格を基とした日本工業規格(以下,地理情報規格シリーズという。

)の一つで

ある。

地理情報規格シリーズは,地球上の位置と直接的若しくは間接的に関連付けられたオブジェクト又は現

象に関する情報処理技術のための規格であり,河川,道路などに関する様々なデータを電子化し,各種情

報処理の高度化,効率化に適用される。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

地物とは地球に関係した場所に関連付けられる実世界現象であり,それに関するデータが収集・保守・

配布される。地理データにおいて表現される地物の型,操作,属性及び関連を定義する地物カタログは,

データを使用可能情報に変換するために不可欠である。このような地物カタログによって,地理データの

内容及び意味の十分な理解がもたらされ,地理データの普及,共有及び使用が促進される。地理データの

提供者及び使用者が,データによって表現される実世界現象の種類を共通に認識していなければ,使用者

は,提供されたデータが自分の目的に適したものであるかどうかを判断できない。

複数回用いることができる標準的地物カタログを入手できれば,データ取得にかかるコストが削減され,

地理データ集合の製品仕様書のプロセスが簡素化される。

この規格は,実世界現象の分類を地理データ集合として組織化し報告するための標準的な枠組みを規定

する。地理データ集合というものは,複雑で多様な世界を大幅に単純化・簡素化した抽象概念でしかない。

一つの地物カタログによって,地理的現実の豊かさを把握できることは決してない。ただし,そのような

地物カタログは,特定の立場からの抽象化の結果で,それを明確,正確,かつ,データの使用者が容易に

理解しアクセスできる形式のデータ集合として提示することが望ましい。

地物は,インスタンス及び型という二つのレベルで出現する。インスタンスレベルでは,地物は,その

地理座標及び時間座標に関連付けられる個別的現象として表し,特定の図形によって描画してもよい。こ

れらの個別地物インスタンスは,共通特性をもつクラス,すなわち地物型に分類される。地理情報は主観

的に知覚され,

地理情報の内容は特定応用の要求に依存すると考えられている。

特定応用の要求によって,

特定の分類スキームにおいてインスタンスを型に分類する方法が決まる。JIS X 7109 では,データ要件が

似ている応用の特定ニーズを反映するようにデータを体系化する方法を規定している。

注記  地理データ集合の内容及び構造のすべての記述は,JIS X 7109 に従って作成した応用スキーマ


2

X 7110

:2009

として与えられる。地物カタログは,応用スキーマに含まれる地物型の意味と,地物型に関連

する地物属性,地物操作及び地物関連の意味を定義するものである。

個別の実世界現象を識別し,それをデータ集合における地物インスタンスとして表現するために用いる

収集基準は,この規格では規定していない。収集基準は規格に含まないため,収集基準を各データ集合の

製品仕様書に個別に含めることが望ましい。

地物カタログ情報を体系化する標準的な方法を用いれば,応用間の調和又は相互運用性が実現されると

いうわけではない。地物の分類が異なるような状況では,この規格の最低限の役割は,その差異を明らか

にすることで,差異を無視した場合に生じる誤りを避けることである。また,この規格を,重複した定義

域をもつ既存の地物カタログを調和させるための標準的枠組みとして使用してもよい。

1

適用範囲

この規格は,地物をカタログ化するための方法論を定義するとともに,地物の分類を地物カタログに体

系化して,地理データ集合の使用者に提供する方法を規定する。この規格は,これまでカタログ化されて

いない領域における地物のカタログの作成及び実務に適合するための既存の地物カタログの修正に適用で

きる。この規格は,ディジタル形式で表す地物のカタログ化に適用する。この規格の原則は,他の形式の

地理データのカタログ化にも拡張適用することができる。

この規格は,型レベルでの地物の定義に適用できる。この規格は,各型の個別インスタンスの表現には

適用できない。この規格では,JIS X 7107JIS X 7108 及び ISO 19117 にそれぞれ規定する空間スキーマ,

時間スキーマ及び描画スキーマは適用除外とする。また,地物インスタンスの収集基準も適用対象外とす

る。

この規格は,特定の応用においてモデル化される論議領域を定義するための基礎,又は複数の応用にお

いてモデル化される実世界地物の一般的局面を標準化するための基礎として用いてもよい。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 19110:2005

,Geographic information−Methodology for feature cataloguing (MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを示

す。

2

適合性

この規格は,すべての地物カタログにとって必ずしも必す(須)ではない多数の任意選択機能を規定す

るため,この箇条では六つの適合性クラスを規定する。これらのクラスは,次の二つの基準に基づいて区

別する。

a)

カタログにおいて必す(須)である地物型の構成要素は何か

1)

地物属性だけ

2)

地物属性及び地物関連

3)

地物属性,地物関連及び地物操作

b)

地物カタログに継承関係を含めるという要件があるか

附属書 は,表 に示した各適合性クラスの試験モジュールを規定する。


3

X 7110

:2009

表 1−適合性クラス

属性だけ

属性及び関連

属性,関連及び

操作

継承関係を含む

試験モジュール

X

― A.17

― X ―

― A.18

― X ― A.19

X

― X

A.23

― X ― X

A.24

― X  X

A.25

3

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。

これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追

補を含む。

)には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS X 7109:2009

  地理情報−応用スキーマのための規則

注記  対応国際規格:ISO 19109:2005,Geographic information−Rules for application schema (IDT)

JIS X 7115:2005

  地理情報−メタデータ

注記  対応国際規格:ISO 19115:2003,Geographic information−Metadata (MOD)

ISO/TS 19103

,Geographic information−Conceptual schema language

4

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

4.1

地物  (feature)

実世界の現象の抽象概念(ISO 19101 参照)

注記  地物は,型又はインスタンスとして現れてもよい。地物型又は地物インスタンスという用語は,

一方だけを意味するときに用いることが望ましい。

例  “エッフェル塔”という名称の現象は,他の類似の現象とともに地物型“塔”に分類してもよい。

4.2

地物関連  (feature association)

ある

地物(4.1 参照)型のインスタンスを同じ又は異なる地物型のインスタンスに関連付ける関係。

4.3

地物属性  (feature attribute)

地物(4.1 参照)の特性(ISO 19101 参照)。

注記  地物属性には,名称,データ型及びそれらに関連付けられる値の定義域がある。地物インスタ

ンスの地物属性も,値の定義域から与えられた属性値をもつ。

例 1  “色”という名称の地物属性は,“文字列”というデータ型に属する“緑”という属性値をもっ

てもよい。

例 2  “長さ”という名称の地物属性は,“実数”というデータ型に属する“82.4”という属性値をも

ってもよい。


4

X 7110

:2009

4.4

地物カタログ  (feature catalogue)

1

以上の地理データ集合において出現する

地物(4.1 参照)型,地物属性(4.3 参照)及び地物関連(4.2

参照)の定義及び記述を,それに適用してもよい

地物操作(4.5 参照)とともに含むカタログ。

4.5

地物操作  (feature operation)

ある

地物(4.1 参照)型のすべてのインスタンスが実行できる操作。

注記  地物操作が地物型定義の基礎になることがある。

例  “せき(堰)”に対する地物操作は,せき(堰)の高さを上げるである。この操作の結果,“せき

(堰)

”の高さ及び“貯水池”の水位が上がる。

4.6

操作定義言語  (functional language)

地物操作(4.5 参照)が形式的に記述される言語。

注記  操作定義言語では,地物型を抽象データ型として表してもよい。

5

略語

DIGEST

Digital Geographic Information Exchange Standard

FACC

Feature and Attribute Coding Catalogue

GFM

一般地物モデル  (General Feature Model)

HTTP

ハイパーテキスト転送プロトコル (Hyper Text Transfer Protocol)

IHO

国際水路機関 (International Hydrographic Organization)

TS

技術仕様書 (Technical Specification)

UML

統一モデリング言語 (Unified Modeling Language)

URI

統一資源識別子 (Uniform Resource Identifier)

XML

拡張可能なマーク付け言語  (eXtensible Markup Language)

6

主要な要件

6.1

地物カタログ

地物カタログは,一つ以上の地理データ集合が表す現実を抽象化し,現象の明確な分類として提示しな

ければならない。地物カタログにおける分類の基本レベルは,地物型でなければならない。地物カタログ

は,地物を含む任意の地理データ集合について電子的形式で使用可能でなければならない。また,地物カ

タログは,既存の地理データ集合に関係なく,この規格の仕様に従って,現象を明確に分類したものであ

ってもよい。

6.2

情報要素

6.2.1

序文

次に示す細分箇条は,地物カタログ情報要素の一般的要件及び個別的要件を規定する。詳細な要件は,

附属書 による。附属書 にこれらの要件の適用例を示す。

6.2.2

完全性

地物分類情報を表現するためのテンプレートは,

附属書 で規定する。このテンプレートに従って作成

する地物カタログは,所定の地理データ集合に存在する地物型すべてを文書化しなければならない。地物


5

X 7110

:2009

カタログは,

附属書 で規定する識別情報を含まなければならない。地物カタログは,データに含むすべ

ての地物型の定義及び記述を含まなければならない。これには,各地物型に関連付けられるデータに含む

任意の地物属性及び地物関連を含み,場合によっては,データで裏付けられる地物操作も含む。各種応用

にまたがる地物カタログ内容の予見可能性及び比較可能性を保証するために,地物カタログに,

附属書 B

で規定する要素だけを含むことが望ましい。各種応用にまたがる地物カタログの有用性を最大限確保する

ために,概念スキーマ言語を用いて地物カタログ情報をモデル化することが望ましい。

注記  自然言語による定義,地物型の別名,地物インスタンスの生成基準及び消滅基準,並びに地物

カタログのその他の意味論的要素を,構造化された注釈又は属性として概念スキーマに含めて

もよい。

6.2.3

一般的要件

6.2.3.1

名称の形式

地物カタログに含むすべての地物型及び地物プロパティ(すなわち,地物属性,地物関連,関連役割及

び地物操作)は名称によって識別されなければならない。地物型の名称は,地物カタログ内で一意でなけ

ればならない。地物プロパティの名称は,その地物型内で一意でなければならない。

6.2.3.2

定義の形式

地物型,地物属性,地物属性列挙値,地物関連,関連役割及び地物操作の定義は,自然言語によって行

わなければならない。カタログで別の定義情報源を指定していない限り,これらの定義をカタログに含ま

なければならない。同じ用語が定義情報源及び地物カタログの両方に出現する場合,地物カタログにおけ

る定義を適用しなければならない。

6.2.4

地物型に関する要件

各地物型は,名称によって識別し,自然言語によって定義しなければならない。また,各地物型は,カ

タログ内で一意である英数字コードによって識別してもよく,一つ以上の別名をもってもよい。また,地

物カタログは,各地物型について,その地物操作,関連付けられた地物属性,地物関連及び関連役割(存

在する場合)を含まなければならない。

6.2.5

地物操作に関する要件

地物操作(存在する場合)は,各地物型ごとに,識別し定義しなければならない。各地物操作にかかわ

る地物属性は,その地物操作の影響を受ける任意の地物型と同様に,十分に記述しなければならない。定

義に自然言語定義を含まなければならず,定義を操作定義言語によって形式的に指定してもよい。

6.2.6

地物属性に関する要件

地物属性(存在する場合)は,各地物型について識別し定義しなければならない。定義に自然言語定義

を含まなければならず,属性の値について指定したデータ型を含まなければならない。また,各地物属性

は,カタログ内で一意である英数字コードによって識別してもよい。

6.2.7

地物属性列挙値に関する要件

地物属性列挙値(存在する場合)は,各地物属性についてラベル付けをしなければならない。ラベルは,

その列挙値をもつ地物属性内で一意でなければならない。また,各列挙値は,列挙値をもつ地物属性内で

一意である英数字コードによって識別してもよい。

6.2.8

地物関連に関する要件

地物関連(存在する場合)は,名称を付け,定義しなければならない。また,各地物関連は,カタログ

内で一意である英数字コードによって識別してもよい。地物関連に関与する地物型の名称及び役割を指定

しなければならない。


6

X 7110

:2009

6.2.9

関連役割に関する要件

関連役割(存在する場合)は,名称を付け,定義しなければならない。その役割を含む地物型の名称及

びその役割が関与する関連を指定しなければならない。


7

X 7110

:2009

附属書 A

規定)

抽象試験項目群

A.1

序文

この附属書は,この規格への適合性を評価するための抽象試験項目群を規定する。

この抽象試験項目群には,13 の試験項目及び 6 の試験モジュールを含む。すなわち,地物カタログ情報

の存在及び形式に関する試験項目  (A.2),一般的な地物カタログ要件に関する試験項目  (A.3),主要な各地

物カタログ情報クラスに関する試験項目(A.4A.7 及び A.9A.15

,地物カタログの機能の特定部分集合

に関する試験モジュール(A.17A.19 及び A.23A.25)である。

試験項目は,

表 B.1∼表 B.15 に規定する主要な各地物カタログ情報クラスに基づく。クラスに基づいた

各試験項目は,クラス要素(属性又は役割)の試験,及び次の事項の確認からなる。

−  要素の存在に関する要求度・条件仕様を満たしている。

−  要素の最大出現回数を超えていない。

−  要素の値の型が正しい。

注記  特定の型の指定(例えば,周知のパッケージ又は ISO 規格での型の指定)がなければ,ISO/TS 

19103

が与える型の仕様が適用される。

−  要素の値が要素記述に従っている。

−  要素に対して指定したすべての制約を満たしている。

全体としてのクラスの試験は,

表 B.1∼表 B.15 に規定するクラスの制約を,試験モジュールのすべて又

は部分を通して評価することで実施する。

試験モジュールは,

附属書 に規定する地物カタログテンプレートの要素の有用な部分集合に基づく。

部分集合は,地物型と,地物属性を表現できる基本要素から始まって体系化される(A.17 参照)

。この基

本構成要素は,次の一つ以上の事項に対応することで拡張される。

−  追加の地物プロパティ型(関連役割については A.18,関連役割及び地物操作の両方については A.19

を参照)

−  地物カタログ情報要素間の追加的関係(継承について,A.23 を参照)

−  追加の地物プロパティ型及び地物カタログ情報要素間の追加的関係の両方(A.24 及び A.25 を参照)

試験モジュールは,適用する試験項目によって規定される。試験モジュール A.18A.28 は,試験モジュ

ール A.17 によって規定する基本構成要素を拡張する。これらの拡張は,

表 にまとめたとおりとする。

地物カタログがこの規格に適合していることを確認するには,少なくとも一つの試験モジュールの要件

がすべて満たされていることを確認しなければならない。

A.2

地物カタログ情報の存在及び形式に関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。

a)

試験目的  地物カタログの存在及び形式を確認する。

b)

試験方法  地物カタログが存在するかどうか,また,ファイル転送などによってコンピュータディス

ク上に地物カタログのコピーを取得することで地物カタログを電子的形式で取得できるかどうかを確

認する。


8

X 7110

:2009

c)

参照  6.1

d)

試験種類  基本

A.3

一般的な地物カタログ要件に関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。

a)

試験目的  一般的な地物カタログ要件を満たしていることを確認する。

b)

試験方法  次の事項を確認する。

1)

地物カタログが所定の地理データ集合に適用するように指定されている場合,その集合に存在する

すべての地物型が地物カタログで文書化されている。

2)

すべての地物型が,名称によって地物カタログ内で一意に識別されるかどうか。

3)

すべての地物属性列挙値が,列挙値をもつ地物属性内で一意であるラベルによって識別されるかど

うか。

4)

すべての地物型,地物属性,地物関連,関連役割及び地物操作が定義されているか,又は別のソー

スからの定義を参照しているか。

5)

任意の地物型,地物属性又は地物関連が英数字コードによって識別される場合,その英数字コード

が地物カタログ内で一意である。

6)

任意の地物属性列挙値が英数字コードによって識別される場合,その英数字コードが,その列挙値

をもつ地物属性内で一意である。

7)

すべての地物プロパティが,名称によって地物型の中で一意に識別されるかどうか。

c)

参照  6.2

d)

試験種類  機能

A.4

地物カタログクラスに関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。

a)

試験目的  地物カタログクラスのオブジェクトに必す(須)情報を含むことを確認する。

b)

試験方法  表 B.1 に列挙された属性及び役割が,それぞれに対して指定されている,説明内容,要求

度・条件,最大出現回数,型及び制約が満たされていることを検証する。

c)

参照  表 B.1

d)

試験種類  機能

A.5

地物型クラスに関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。

a)

試験目的  地物型クラスのオブジェクトに必す(須)情報を含むことを確認する。

b)

試験方法  表 B.2 に列挙された属性及び役割が,それぞれに対して指定されている,説明内容,要求

度・条件,最大出現回数,型及び制約が満たされていることを検証する。

c)

参照  表 B.2

d)

試験種類  機能

A.6

継承関係クラスに関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。


9

X 7110

:2009

a)

試験目的  継承関係クラスのオブジェクトに必す(須)情報を含むことを確認する。

b)

試験方法  表 B.3 に列挙された属性及び役割が,それぞれに対して指定されている,説明内容,要求

度・条件,最大出現回数,型及び制約が満たされていることを検証する。

c)

参照  表 B.3

d)

試験種類  機能

A.7

地物操作クラスに関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。

a)

試験目的  地物操作クラスのオブジェクトに必す(須)情報を含むことを確認する。

b)

試験方法  表 B.5(及び表 B.4)に列挙された属性及び役割が,それぞれに対して指定されている,説

明内容,要求度・条件,最大出現回数,型及び制約が満たされていることを検証する。

c)

参照  表 B.4 及び表 B.5

d)

試験種類  機能

A.8

結合クラスに関する試験項目

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の規定を,日本工業規格では削除した。

A.9

制約クラスに関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。

a)

試験目的  制約クラスのオブジェクトに必す(須)情報を含むことを確認する。

b)

試験方法  表 B.7 に列挙された属性及び役割が,それぞれに対して指定されている,説明内容,要求

度・条件,最大出現回数,型及び制約が満たされていることを検証する。

c)

参照  表 B.7

d)

試験種類  機能

A.10

地物属性クラスに関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。

a)

試験目的  地物属性クラスのオブジェクトに必す(須)情報を含むことを確認する。

b)

試験方法  表 B.8(及び表 B.4)に列挙された属性及び役割が,それぞれに対して指定されている,説

明内容,要求度・条件,最大出現回数,型及び制約が満たされていることを検証する。

c)

参照  表 B.4 及び表 B.8

d)

試験種類  機能

A.11

関連役割クラスに関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。

a)

試験目的  関連役割クラスのオブジェクトに必す(須)情報を含むことを確認する。

b)

試験方法  表 B.9(及び表 B.4)に列挙された属性及び役割が,それぞれに対して指定されている,説

明内容,要求度・条件,最大出現回数,型及び制約が満たされていることを検証する。

1)

属性 type の値(

表 B.9 の行 9.2)が表 B.10 の定義域コードであることを確認する。

c)

参照  表 B.4,表 B.9 及び表 B.10


10

X 7110

:2009

d)

試験種類  機能

A.12

列挙値クラスに関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。

a)

試験目的  列挙値クラスのオブジェクトに必す(須)情報を含むことを確認する。

b)

試験方法  表 B.11 に列挙された属性及び役割が,それぞれに対して指定されている,説明内容,要求

度・条件,最大出現回数,型及び制約が満たされていることを検証する。

c)

参照  表 B.11

d)

試験種類  機能

A.13

地物関連クラスに関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。

a)

試験目的  地物関連クラスのオブジェクトに必す(須)情報を含むことを確認する。

b)

試験方法  表 B.12(及び表 B.2)に列挙された属性及び役割が,それぞれに対して指定されている,

説明内容,要求度・条件,最大出現回数,型及び制約が満たされていることを検証する。

c)

参照  表 B.2 及び表 B.12

d)

試験種類  機能

A.14

定義情報源クラスに関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。

a)

試験目的  定義情報源クラスのオブジェクトに必す(須)情報を含むことを確認する。

b)

試験方法  表 B.13 に列挙された属性が,それぞれに対して指定されている,説明内容,要求度・条件,

最大出現回数,型及び制約が満たされていることを検証する。

c)

参照  表 B.13

d)

試験種類  機能

A.15

定義参照クラスに関する試験項目

この試験項目の情報を,次に示す。

a)

試験目的  定義参照クラスのオブジェクトに必す(須)情報を含むことを確認する。

b)

試験方法  表 B.14 に列挙された属性及び役割が,それぞれに対して指定されている,説明内容,要求

度・条件,最大出現回数,型及び制約が満たされていることを検証する。

c)

参照  表 B.14

d)

試験種類  機能

A.16

結合地物属性クラスに関する試験項目

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の規定を,日本工業規格では削除した。

A.17

地物属性が用いられるカタログに関する試験モジュール

この試験モジュールの情報を,次に示す。

a)

試験目的  地物カタログが,地物型と,地物属性だけからなる基本構成要素に対応していることを確


11

X 7110

:2009

認する。

b)

試験方法  試験方法:次の九つの試験項目を実施する。A.2(存在),A.3(一般),A.4(地物カタログ),

A.5

(地物型)

A.9(制約)

A.10(地物属性)

A.12(列挙値)

A.14(定義情報源)及び A.15(定義

参照)

c)

参照  A.2A.3A.4A.5A.9A.10A.12A.14 及び A.15

d)

試験種類  機能

A.18

地物属性及び関連役割が用いられるカタログに関する試験モジュール

この試験モジュールの情報を,次に示す。

a)

試験目的  地物カタログが,地物型と,地物属性及び関連役割からなる基本構成要素に対応している

ことを確認する。

b)

試験方法  試験モジュール A.17 並びに二つの試験項目 A.11(関連役割)及び A.13(地物関連)を実

施する。

c)

参照  A.11A.13 及び A.17

d)

試験種類  機能

A.19

地物属性,関連役割及び操作が用いられるカタログに関する試験モジュール

この試験モジュールの情報を,次に示す。

a)

試験目的  地物カタログが,地物型と,地物属性,関連役割及び地物操作からなる基本構成要素に対

応していることを確認する。

b)

試験方法  試験モジュール A.18 及び試験項目 A.7(地物操作)を実施する。

c)

参照  A.7A.18 及び表 B.5

d)

試験種類  機能

A.20

地物属性が複数の地物型に関連付けられるカタログに関する試験モジュール

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の規定を,日本工業規格では削除した。

A.21

地物属性及び関連役割が複数の地物型に関連付けられるカタログに関する試験モジュール

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の規定を,日本工業規格では削除した。

A.22

地物属性,関連役割及び操作が複数の地物型に関連付けられるカタログに関する試験モジュール

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の規定を,日本工業規格では削除した。

A.23

地物属性及び継承が用いられるカタログに関する試験モジュール

この試験モジュールの情報を,次に示す。

a)

試験目的  地物カタログが,地物型と,地物属性だけからなる基本構成要素に加え,継承に対応して

いることを確認する。

b)

試験方法  試験モジュール A.17 及び試験項目 A.6(継承関係)を実施する。

c)

参照  A.6A.17

d)

試験種類  機能


12

X 7110

:2009

A.24

地物属性,関連役割及び継承が用いられるカタログに関する試験モジュール

この試験モジュールの情報を,次に示す。

a)

試験目的  地物カタログが,地物型と,地物属性及び関連役割からなる基本構成要素に加え,継承に

対応していることを確認する。

b)

試験方法  試験モジュール A.18 及び試験項目 A.6(継承関係)を実施する。

c)

参照  A.6A.18

d)

試験種類  機能

A.25

地物属性,関連役割,操作及び継承が用いられるカタログに関する試験モジュール

この試験モジュールの情報を,次に示す。

a)

試験目的  地物カタログが,地物型と,地物属性,関連役割及び地物操作からなる基本構成要素に加

え,継承に対応していることを確認する。

b)

試験方法  試験モジュール A.19 及び試験項目 A.6(継承関係)を実施する。

c)

参照  A.6A.19

d)

試験種類  機能

A.26

地物属性及び継承が複数の地物型に関連付けられるカタログに関する試験モジュール

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の規定を,日本工業規格では削除した。

A.27

地物属性,関連役割及び継承が複数の地物型に関連付けられるカタログに関する試験モジュール

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の規定を,日本工業規格では削除した。

A.28

地物属性,関連役割,操作及び継承が複数の地物型に関連付けられるカタログに関する試験モジュ

ール

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の規定を,日本工業規格では削除した。


13

X 7110

:2009

附属書 B

規定)

地物カタログテンプレート

序文

この附属書は,この規格に従って地物カタログ情報を体系化するためのテンプレートを規定する。

表 B.1∼表 B.15 は,地物カタログの内容を表現するためのテンプレートを示す。地物カタログ情報の要

素及び要素間の関係は,要求度及び条件についての次の表記法を用いて識別する。

M

−  要素が必す(須)である。その要素を地物カタログに含めなければならない。

C

−  条件付きの要素である。条件は質問の形で表す。質問に対する回答が“はい”の場合,その要素

を地物カタログに含めなければならない。

O

−  要素は任意選択である。要素を地物カタログに含む場合,その要素の必す(須)下位要素も地物

カタログに含めなければならない。

図 B.1 は,地物カタログテンプレートを統一モデリング言語 (UML) パッケージ  (ISO/TS 19103)  の形式

で示す。

図 B.2∼図 B.5 は,標準的地物カタログの構造がどのように一般地物モデル(JIS X 7109 の 7.3

に適合するかを示す。


14

X 7110

:2009

表 B.1−地物カタログ


名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

b)

制約

1

クラス

FC_FeatureCatalogue

地物カタログには,その識
別情報及び連絡先情報,一
部の地物型の定義並びにこ

れらの定義に必要なその他
の情報を含む。

— —

1.1

属性

name

この地物カタログの名称。

M 1

CharacterString  —

1.2

属性

scope

この地物カタログにおいて

定義される地物型の対象領
域(一つ以上)

M N

CharacterString  —

1.3

属性

fieldOfApplication

この地物カタログの許容さ
れる用途の種類の記述。

O N

CharacterString  —

1.4

属性

versionNumber

この地物カタログのバージ
ョン番号。バージョン番号
には,主バージョン番号若

しくは文字及び副リリース
番号又は文字を含めてもよ
い(例えば“3.2.4a”

。この

属性の形式は,カタログ作
成機関によって異なっても
よい。

M 1

CharacterString  —

1.5

属性

versionDate

こ の 地 物 カ タ ロ グ の 発 効
日。

M 1

Date

1.6

属性

producer

この地物カタログの知的内
容に対して第一義的な責任
を 負 う 人 物 又 は 組 織 の 名

称,住所,国,電話番号,
ファクシミリ番号及びメー
ルアドレス。

M 1

JIS X 7115

地理情報−メタデー

CI_ResponsibleParty

1.7

属性

functionalLanguage

この地物カタログにおいて
地物操作の形式的な定義が

行われる言語。

C/

地 物 操 作 の

形式 的な定義

が地 物カタロ
グに おいて行
われ る場合は

必す(須)

1 CharacterString

1.8

役割

featureType

この地物カタログを,この

地物カタログに含む地物型
に関連付ける役割。

M N

FC_FeatureType

集成

1.9

役割

definitionSource

この地物カタログを,この

地 物 カ タ ロ グ に 含 む 地 物
型,プロパティ型及び列挙
値の定義情報源に関連付け

る役割。

O N

FC_DefinitionSource

集成

a)

 M

=  必す(須)

,O  =  任意選択,C  =  条件付き

b)

 N

=  繰返し出現


15

X 7110

:2009

表 B.2−地物型


名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

b)

制約

2

クラス

FC_FeatureType

共通のプロパティをもつ実世界現
象のクラス。

— —  —

typename

によって

GF_FeatureType ::

typeName

が現実化

され,isAbstract に
よって GF_Feature

Type ::isAbstract

現 実 化 さ れ ,

constrainedBy

によ

って GF_Feature

Type::constrainedBy

が現実化される。

2.1

属性

typeName

この地物型を含む地物カタログ内

でこの地物型を一意に識別するテ
キスト文字列。

M 1

LocalName  —

2.2

属性

definition

自然言語による地物型の定義。こ
の 属 性 は , 定 義 が FC_Feature

Catalogue::definitionSource

に よ っ

て与えられない場合に必す(須)
である。定義が definitionReference
に よ っ て 与 え ら れ る 場 合 ,

definitionReference

によって,定義

が存在し得る引用と,用いるべき
定義に関する追加情報とを指定す

ることが望ましい。

C/

定義が

定義情報
源によっ

て与えら
れない場
合は必す

(須)

1 CharacterStr

ing

2.3

属性

code

この地物型を含む地物カタログ内

でこの地物型を一意に識別するコ
ード。

O 1

CharacterStr

ing

2.4

属性

isAbstract

地物型が抽象であるかどうかを示
す。

M 1

Boolean

初期値  = FALSE

2.5

属性

aliases

この地物型の同等名称。 O

N

LocalName

2.6

役割

inheritsFrom

この地物型を,操作,関連及びプ

ロパティがこの地物型に継承され
る上位クラスの集合に関連付ける
役割。

O N

FC_Inherita

nceRelation

2.7

役割

inheritsTo

この地物型を,この地物型の操作,
関連及びプロパティを継承する下

位 ク ラ スの 集合 に 関連 付 ける 役
割。

O N

FC_Inherita

nceRelation

2.8

役割

featureCatalogue

この地物型を,この地物型を含む
地物カタログに関連付ける役割。

M 1

FC_Feature

Catalogue

2.9

役割

carrierOfCharacteris

tics

この地物型を,この地物型が含む

プロパティ型に関連付ける役割。

O N

FC_Property

Type

合成

2.10

役割

constrainedBy

この地物型を,この地物型に課せ
られる制約に関連付ける役割。

O N

FC_Constrai

nt


16

X 7110

:2009

表 B.2−地物型(続き)


名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

b)

制約

2.11

役割

definitionReference

この地物型を,その定義情報源に
関連付ける役割。

O 1

FC_Definiti

onReference

a)

 M

=  必す(須)

,O  =  任意選択,C  =  条件付き

b)

 N

=  繰返し出現

表 B.3−継承関係


名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

制約

3

クラス

FC_InheritanceRelation

地物型間の継承関係 —

— FC_InheritanceRelation

によって

GF_InheritanceRelation

が現実化される。

3.1

属性

name

この継承関係を含む地物

カタログ内でこの継承関
係を一意に識別するテキ
スト文字列。

M 1

CharacterString

3.2

属性

description

自然言語によるこの継承
関係の記述。

M 1

CharacterString

3.3

属性

uniqueInstance

supertype

で指定する地物

型のインスタンスが,そ

の地物型の二つ以上の下
位型に属さないことを示
す。

M 1

Boolean

3.4

役割

subtype

関連付けられた

supertype

(上位型)が提

供するプロパティ,関連
及び操作を継承する,一
つの地物型を識別する。

M 1

FC_FeatureType

3.5

役割

supertype

関連付けられた

subtype

(下位型)が継承

するプロパティ,関連及

び操作の提供元となる一
つの地物型を識別する。

M 1

FC_FeatureType

a)

 M

=  必す(須)


17

X 7110

:2009

表 B.4−プロパティ型


名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

b)

制約

4

クラス

FC_PropertyType

地物プロパティの抽象クラス。 —

— —

4.1

属性

memberName

地物型内でこのメンバを特定するメ

ンバ名。

M 1

LocalName

4.2

属性

definition

自然言語によるメンバの定義。この属

性 は , 定 義 が FC_FeatureCatalogue::

definitionSource

によって与えられな

い場合に必す(須)である。定義が

definitionReference

によって与えられ

る場合,definitionReference によって,
定義が存在し得る引用と,用いるべき

定義に関する追加情報とを指定する
ことが望ましい。

C/

定義が

定義情報
源によっ
て与えら

れない場
合は必す
(須)

1 CharacterString  —

4.3

属性

cardinality

地物型におけるメンバの多重度。これ
が属性又は操作である場合,既定の多
重度は 1 である。これが関連役割であ

る場合,既定の多重度は 0..*である。
操作の場合,これは戻り値の数であ
る。これは,各種のプログラム言語及

びデータ定義言語に関する完全な仕
様を作成できるように GFM を詳細化
するものである。

M 1

Multiplicity

初期値  =  1

4.4

役割

featureType

操作,属性及び関連役割を,これらを
含む地物型に関連付ける役割。

M

1 FC_FeatureTyp

e

4.5

役割

constrainedBy

このプロパティ型を,このプロパティ
型に課せられる制約に関連付ける役
割。

O N

FC_Constraint —

4.6

役割

definitionReference

このインスタンスを,その定義情報源
に関連付ける役割。

O 1

FC_Definition

Reference

a)

 M

=  必す(須)

,O  =  任意選択,C  =  条件付き

b)

 N

=  繰返し出現


18

X 7110

:2009

表 B.5−地物操作


名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

b)

制約

5

クラス

FC_FeatureOperation

関連付けられる地物型の
あらゆるインスタンスが
実装しなければならない

操作。

— —

—  triggeredByValuesOf

よって

GF_Operation::triggere

dByValuesOf

が現実化

され,observesValuesOf
によって

GF_Operation::observe

sValuesOf

が現実化さ

れ,affectsValuesOf に

よって

GF_Operation::affectsV

aluesOf

が現実化され

る。

 FC_PropertyType

の 下

位型

表 B.4−プロパティ型 — —

5.1

属性

signature

この操作の名称及びパラ
メタ。任意選択の戻りパ

ラメタを含んでもよい。
この signature は通常,

formalDefinition

から導出

される。操作の signature
は一意でなければならな
い。これは,UML におけ

る signature に相当する。

M 1

Character

String

5.2

属性

formalDefinition

メンバの振る舞いの形式

的な記述であり,

FC_FeatureCatalogue::fun

ctionalLanguage

によって

定義される記号集合で表
す。操作パラメタ及び地
物型のほかのメンバとの

相互作用に関与する。

O 1

Character

String

5.3

役割

triggeredByValuesOf

操作を引き起こしてもよ

い属性を指定する。

O N

FC_FeatureAttrib

ute

5.4

役割

observesValuesOf

操作を実行するために入
力として用いてもよい属

性を指定する。

O N

FC_FeatureAttrib

ute

5.5

役割

affectsValuesOf

操作の影響を受ける属性

を指定する。

O N

FC_FeatureAttrib

ute

a)

 M

=  必す(須)

,O  =  任意選択

b)

 N

=  繰返し出現

表 B.6−結合

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の規定を,日本工業規格では削除した。


19

X 7110

:2009

表 B.7−制約


名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

制約

7

クラス

FC_Constraint

型の制約を定義するためのクラ
ス。

— — —

7.1

属性

description

適用される制約の記述。 M

1

CharacterString

a)

 M

=  必す(須)

表 B.8−地物属性


名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

b)

制約

8

クラス

FC_FeatureAttribute

地物型の特性。 —

 FC_PropertyType

下位型

表 B.4−プロパティ型

— —  —

8.1

属性

code

地物カタログ内の地物属性を一意

に識別する数字コード又は英数字
コード。

O 1

CharacterString

8.2

属性

valueMeasurementUnit

この地物属性の値に用いる測定単
位。

O 1

UnitOfMeasure

8.3

属性

listedValue

この地物属性の許容可能な値の集

合。この要素が含まれている場合,
この地物属性の値は,コード表を
備えた列挙値型とする。存在しな

い場合,この地物属性の値は列挙
値ではない

c)

C/

地 物 属 性

valueType

が与

えられていな
い場合は必す

(須)

N FC_ListedValue

8.4

属性

valueType

この地物属性の値の型。ある名前
空間からの名称。この規格の実装
において,用いるべき名前空間の

実装を規定しなければならない。
例えば,URI (RFC 2396) [6]は,実
現方法の一つである。

C/

地 物 属 性

listedValue

値がない場合

は必す(須)

1 TypeName

a)

 O

=  任意選択,C  =  条件付き

b)

 N

=  繰返し出現

c)

コードは,符号ということがある。


20

X 7110

:2009

表 B.9−関連役割


名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

制約

9

クラス

FC_AssociationRole

地物関連

FC_AssociationRole::relation

の役割。

— —

roleName

FC_PropertyType::member

Name

FC_PropertyType::cardinal

ity

によって

GF_AssociationRole::cardi

nality

が現実化される。

 FC_PropertyType

下位型

表 B.4−プロパティ型 —

9.1

属性

cardinality

関連の対象となる地物型の
単一インスタンスに関して

この役割において機能でき
る地物型のインスタンス数。

M 1

Multiplicity

初期値  = 0..*

9.2

属性

type

この役割が意味的に UML 集
成又は UML 合成として機能
するかどうかを示す,関連役

割の型。

M 1

FC_RoleType

初期値  =  1("ordinary")

9.3

属性

isOrdered

含む側の地物インスタンス

内のこの関連役割のインス
タンスが順序付けられてい
る か ど う か を 示 す ( FALSE

=   “ 順 序 付 け ら れ て い な
い”

,TRUE  =  “順序付けら

れている”

。TRUE の場合,

FC_PropertyType::definition

順序の意味の説明を含めな
ければならない。

M 1

Boolean

初期値  = FALSE

9.4

属性

isNavigable

この役割が,関連の元の地物
から対象の地物を参照でき
るかどうかを示す。

M 1

Boolean

初期値  = TRUE

9.5

役割

relation

この関連役割がその一部で
ある関係。

M 1

FC_Feature

Association

9.6

役割

valueType

この関連役割の対象となる
値の型。

M 1

FC_FeatureT

ype

a)

 M

=  必す(須)

表 B.10−役割型符号リスト

番号

名称

定義域コード

説明

10

クラス

FC_RoleType

役割を分類するための符号リスト。

10.1 ordinary

1

通常の関連を示す。

10.2 aggregation

2

UML

集成を示す。

10.3 composition

3

UML

合成を示す。


21

X 7110

:2009

表 B.11−列挙値

番号

名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

制約

11

クラス

FC_ListedValue

列挙された地物属性定義域の
値。そのコード及び解釈を含む。

— —

11.1

属性

label

一つの地物属性値を一意に識別

する記述ラベル。

M 1

CharacterString

11.2

属性

code

地物属性のこの値を一意に識別

する数字コード又は英数字コー
ド(国コードなど)

b)

O 1

CharacterString

11.3

属性

definition

自然言語による属性値の定義。
定 義 が 与 え ら れ な い 場 合 ,

definitionReference

によって,定

義が存在し得る引用と,用いる
べき定義に関する追加情報とを
指定してもよい。

O 1

CharacterString

11.4

役割

definitionReference

このインスタンスを,その定義
情報源に関連付ける役割。

O 1

FC_DefinitionReference

a)

 M

=  必す(須)

,O  =  任意選択

b)

コードは,符号ということがある。

表 B.12−地物関連

番号

名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

b)

制約

12

クラス

FC_FeatureAssociation

この地物型のインスタンスを同一

又は異なる地物型のインスタンス
に関連付ける関係。一般地物モデ
ルにおける memberOf-linkBetween

関連は,Role 関連と MemberOf 関
連とを組み合わせれば容易に導出
できるため,ここでは直接実装さ

れない。

— —

 FC_FeatureType

下位型

表 B.2−地物型

— —

12.1

役割

role

この関連の一部である役割。 M N

FC_AssociationRole

合成

a)

 M

=  必す(須)

b)

 N

=  繰返し出現


22

X 7110

:2009

表 B.13−定義情報源

番号

名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

制約

13

クラス

FC_DefinitionSource

定義情報源を規定するクラス。 —  —

13.1

属性

source

文書及びその入手方法を識別する

ために十分な,ソースの実際の引
用。

M 1

JIS X 7115

地 理 情 報 − メ タ
データ CI_Citation

a)

 M

=  必す(須)

表 B.14−定義参照

番号

名称・役割名

説明

要求度・

条件

a)

最大出現

回数

制約

14

クラス

FC_DefinitionReference

データインスタンスを,その定義
情報源に関連付ける役割。

— —

14.1

属性

sourceIdentifier

ソース文書における定義の検索
に役立つ追加情報。この情報の形
式は,ソース文書の構成に固有で

ある。

O 1

CharacterString  —

14.2

役割

definitionSource

この定義参照を,ソース文書の引

用に関連付ける役割。

M 1

FC_DefinitionSour

ce

a)

 M

=  必す(須)

,O  =  任意選択

表 B.15−結合地物属性

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の規定を,日本工業規格では削除した。


23

X 7110

:2009

図 B.1−地物カタログの概念モデル


24

X 7110

:2009

図 B.2−一般地物モデルメタクラスの現実化としての地物カタログ化


25

X 7110

:2009

図 B.3−一般地物モデルメタクラスからの FC_FeatureTypeFC_FeatureAttribute

FC_FeatureAssociation

及び FC_AssociationRole の導出


26

X 7110

:2009

図 B.4GF_Operation メタクラスからの FC_FeatureOperation の導出


27

X 7110

:2009

図 B.5GF_Constraint メタクラスからの FC_Constraint の導出


28

X 7110

:2009

附属書 C 

参考)

地物カタログ化の例

C.1

序文

この附属書は,

附属書 に示した地物カタログテンプレートの機能例を示すものであって,規定の一部

ではない。

これらの例は,特定の応用のニーズを満たすことを意図したものではなく,その他の意味で完全又は包

括であることを意図したものでもない。これらの例は,この規格に適合する地物カタログの形式及び内容

の側面を示すことを意図したものにすぎない。

例の多くは,DIGEST 第 2.1 版[5]に基づいている。DIGEST 第 4 部では,FACC が規定されている。FACC

では,地物,属性及び属性定義域値を規定している。FACC は,必ずしも可視的ではない実体,概念及び

触知可能な物理的形状をもつ実体及び概念(空域など)など,実世界の実体及び概念を示すための手段を

提供するものである。FACC は,地物の描写又は幾何属性を規定するものではなく,解像度(目盛)

,表現

又は描画のレベルとは無関係である。

地物操作は,Java プログラム言語を用いて形式的に定義されている。

オブジェクト間の関連を示すために,ポインタとして用いることができる値をもつ ID が各オブジェク

トに割り当てられている。これは,オブジェクト指向プログラム言語の共通の仕組み,リレーショナルデ

ータベースの外部キーの仕組み,XML の Xpointer の仕組み及び HTTP の URI の仕組み[6]を模倣したもの

である。これらの例では,未使用の任意選択要素を省略する。

C.2

地物カタログ

地物カタログには,その識別情報及び連絡先情報,並びに一群の地物型の定義及びそれらの定義に必要

なその他の情報,を含む。

表 C.1 は,FACC 第 2.1 版に基づく割当済みの FC_FeatureCatalogue(表 B.1)を

示す。含まれる地物型を一つだけ示しているが,この地物カタログ例には,更に,一つの地物関連(C.4

を参照)が存在する。

FACC

がすべての地物属性列挙値の定義を含むわけではないため,場合によって,IHO 水路学用語辞典

をこれらの欠落した定 義の ソ ー スと して 用いて もよ い 。

表 C.2 は,地物カタログ例の割当済みの

FC_DefinitionSource

表 B.13)を示す。


29

X 7110

:2009

表 C.1−地物カタログの例

クラス FC_FeatureCatalogue (ID  = 1)

属性 FC_FeatureCatalogue.name

“Digital Geographic Information Exchange Standard (DIGEST) Feature and

Attribute Coding Catalogue (FACC)

“水路学”

“港湾”

属性 FC_FeatureCatalogue.scope

“輸送網”

“軍事工学”

属性

FC_FeatureCatalogue.fieldOfApplication

“航行”

属性 FC_FeatureCatalogue.versionNumber

“2.1”

属性 FC_FeatureCatalogue.versionDate 2000-09-30

属性 FC_FeatureCatalogue.producer

クラス JIS X 7115 Metadata::CI_ResponsibleParty

individualName

“John Q. Public”

organisationNa

me

“ 国 家 地 球空 間 情 報局  (NGA: National Geospatial-

Intelligence Agancy)

クラス JIS X 7115 Metadata:: CI_Contact

クラス JIS X 7115 Metadata:: CI_Telephone

Voice

“1 703 xxx xxxx”

phone

Facsimile

“1 703 xxx xxxx”

クラス JIS X 7115 Metadata:: CI_Address

deliveryPoint

“12310 Sunrise Valley Drive”

City

“レストン”

administrative

Area

“バージニア”

postalCode

“20191-3449”

Country

“米国”

contactInfo

address

electronicMail

Address

“PublicJQ@nga.mil”

role 007

(pointOfContact)

属性

FC_FeatureCatalogue.functionalLanguage

“Java”

役割 FC_FeatureCatalogue.featureType FC_FeatureType

(ID

= 3)(この例には追加の地物型が含まれるが,ここ

では省略している。

役割 FC_FeatureCatalogue.featureType FC_FeatureType

(ID

= 22)

役割 FC_FeatureCatalogue.definitionSource FC_DefinitionSource

(ID

= 2)


30

X 7110

:2009

表 C.2−定義情報源の例

クラス FC_DefinitionSource (ID  = 2)

属性 FC_DefinitionSource.source

クラス JIS X 7115 Metadata::CI_Citation

 Title

“国際水路機関 (IHO) 水路学用語辞典第 I 部第 I
巻(英語)

クラス JIS X 7115 Metadata::CI_Date

Date 1994

Date

dateType 02

(発行)

Edition

“第 5 版”

クラス JIS X 7115 Metadata::CI_ResponsibleParty

organisationName

“国際水路局”

citedResponsibleParty

role 11

(発行元)

otherCitationDetails

“特別発行第 32 号”

C.3

地物型及び地物属性

C.3.1

鉱山”の“深さ”

地 物 型は , 共通 の プ ロ パ テ ィ を も つ 実 世 界 の 現 象 の ク ラス で あ る 。こ の 地 物 カ タロ グ 例 に は ,

FC_FeatureType

表 B.2)を用いて表される多くの地物型を含む。表 C.3 は地物型“鉱山”を示す。この地

物型は定義及びコードを含んでおり,抽象地物型ではない。この地物型には別名もある。

表 C.3−地物型の例“鉱山”

クラス FC_FeatureType (ID  = 3)

属性 FC_FeatureType.typeName

“坑道”

属性 FC_FeatureType.definition

“天然 たい(堆)積物の 採掘を目 的として地面に掘 られた穴
(AQ090 も参照)

属性 FC_FeatureType.code

“AA010”

属性 FC_FeatureType.isAbstract FALSE

属性 FC_FeatureType.aliases

“採掘坑”

役割 FC_FeatureType.featureCatalogue FC_FeatureCatalogue

(ID

= 1)

役割 FC_FeatureType.carrierOfCharacteristics FC_FeatureAttribute

(ID

= 4)

この地物カタログ例には,地物属性“深さ”を含む。

表 C.4 は,FC_FeatureAttribute(表 B.8)を用いた

この地物属性の表現を示す。この地物属性の値は実数であり,単位“メートル”で測定する。

表 C.4−量的地物属性の例“深さ”

クラス FC_FeatureAttribute (ID  = 4)

属性 FC_PropertyType.memberName

“深さ”

属性 FC_PropertyType.definition

“地表面における最高点から地表下の地物の最低点までの距離”

属性 FC_PropertyType.cardinality 1

役割 FC_PropertyType.featureType FC_FeatureTyp (ID

= 3)

役割 FC_PropertyType.constrainedBy FC_Constraint

(ID

= 5)

属性 FC_FeatureAttribute.code

“DEP”

属性 FC_FeatureAttribute.valueMeasurementUnit

“メートル”

属性 FC_FeatureAttribute.valueType

実数


31

X 7110

:2009

地物属性“深さ”の値の測定には,測定方向に関する制約があり,

表 C.5 は,FC_Constraint(表 B.7

を用いたこの情報の表現を示す。

表 C.5−地物属性制約の例

クラス FC_Constraint (ID  = 5)

属性 FC_Constraint.description

“正の値は,測定始点としての基準点から下方への距離を表す。

表 C.6−地物属性結合の例

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の規定を,日本工業規格では削除した。

C.3.2

係留構造物”の“分類”

この地物カタログ例には,地物型“係留構造物”

表 C.7)及び地物属性“桟橋・ふ(埠)頭・波止場分

類”

表 C.8)も含む。値が実数である地物属性“深さ”とは異なり,地物属性“桟橋・ふ(埠)頭・波止

場分類”では列挙値を用いる。これらの列挙値は,

表 C.9,表 C.10,表 C.12,表 C.14,表 C.16,表 C.17

及び

表 C.18 に示したように FC_ListedValue(表 B.11)を用いて表す。

表 C.7−地物型の例“係留構造物”

クラス FC_FeatureType (ID  = 7)

属性 FC_FeatureType.typeName

“係留構造物”

属性 FC_FeatureType.definition

“岸に設置された固定(浮かんでいない)人工構造物であり,通
常は船舶の係留及び保護に用いる。

属性 FC_FeatureType.code

“BB999”

属性 FC_FeatureType.isAbstract FALSE

役割 FC_FeatureType.featureCatalogue FC_FeatureCatalogue

(ID

= 1)

役割 FC_FeatureType.carrierOfCharacteristics FC_FeatureAttribute

(ID

= 8)

表 C.8−列挙値をもつ地物属性の例

クラス FC_FeatureAttribute (ID  = 8)

属性 FC_PropertyType.memberName

“桟橋・ふ(埠)頭・波止場分類”

属性 FC_PropertyType.definition

“構成及び構造に基づく,デッキのある係留構造物の分類”

属性 FC_PropertyType.cardinality 1

FC_FeatureType (ID

= 7)

役割 FC_PropertyType.featureType

FC_Binding (ID

= 19)

属性 FC_FeatureAttribute.code

“PWC”

FC_ListedValue (ID

= 9)

FC_ListedValue (ID

= 10)

FC_ListedValue (ID

= 12)

FC_ListedValue (ID

= 14)

FC_ListedValue (ID

= 16)

属性 FC_FeatureAttribute.listedValue

FC_ListedValue (ID

= 17)

これらの列挙値すべてに定義があるわけではない。三つの例(

表 C.10,表 C.12 及び表 C.14)では,定

義は地物カタログではなく,

表 C.2 に規定したソース文書にある。表 C.11,表 C.13 及び表 C.15 では,ソ


32

X 7110

:2009

ース文書における各列挙値の定義を検索するために必要な追加引用情報を FC_DefinitionReference(

B.14

)を用いて表している。

表 C.9−地物属性列挙値の例“不明”

クラス FC_ListedValue (ID  = 9)

属性 FC_ListedValue.label

“不明”

属性 FC_ListedValue.code

“0”

属性 FC_ListedValue.definition

“属性値が欠落している。

表 C.10−地物属性列挙値の例“桟橋”

クラス FC_ListedValue (ID= 10)

属性 FC_ListedValue.label

“桟橋”

属性 FC_ListedValue.code

“1”

役割 FC_ListedValue.definitionReference FC_DefinitionReference

(ID

= 11)

表 C.11−地物属性列挙値“桟橋”の定義参照例

クラス FC_DefinitionReference (ID  = 11)

属性 FC_DefinitionReference.sourceIdentifier

“3833,桟橋”

a)

役割 FC_DefinitionReference.definitionSource FC_DefinitionSource

(ID

= 2)

a)

“船舶の係留場所又は遊歩道の役割を果たす,水域に突き出た細長い構造物。

表 C.12−地物属性列挙値の例“ふ(埠)頭”

クラス FC_ListedValue (ID  = 12)

属性 FC_ListedValue.label

“ふ(埠)頭”

属性 FC_ListedValue.code

“2”

役割 FC_ListedValue.definitionReference FC_DefinitionReference

(ID

= 13)

表 C.13−地物属性列挙値“ふ(埠)頭”の定義参照例

クラス FC_DefinitionReference (ID  = 13)

属性 FC_DefinitionReference.sourceIdentifier

“5985,ふ(埠)頭”

a)

役割 FC_DefinitionReference.definitionSource FC_DefinitionSource

(ID

= 2)

a)

“船舶の係留場所として機能する構造物”

表 C.14−地物属性列挙値の例“波止場”

クラス FC_ListedValue (ID  = 14)

属性 FC_ListedValue.label

“波止場”

属性 FC_ListedValue.code

“3”

役割 FC_ListedValue.definitionReference FC_DefinitionReference

(ID

= 15)


33

X 7110

:2009

表 C.15−地物属性列挙値“波止場”の定義参照例

クラス FC_DefinitionReference (ID  = 15)

属性 FC_DefinitionReference.sourceIdentifier

“4125,波止場”

a)

役割 FC_DefinitionReference.definitionSource FC_DefinitionSource

(ID

= 2)

a)

“波止場は海岸線にほぼ平行であり,その片側だけに船舶が停泊し,他方の側は海岸につながっている。一

般に桟橋に用いる,オープンパイル構造に比べ,波止場は通常,一体型構造である。

表 C.16−地物属性列挙値の例“未割当”

クラス FC_ListedValue (ID  = 16)

属性 FC_ListedValue.label

“未割当”

属性 FC_ListedValue.code

“997”

属性 FC_ListedValue.definition

“属性値は存在するが,政策的考慮によって属性値を与えること
ができない。

表 C.17−地物属性列挙値の例“不適用”

クラス FC_ListedValue (ID  = 17)

属性 FC_ListedValue.label

“不適用”

属性 FC_ListedValue.code

“998”

属性 FC_ListedValue.definition

“可能な属性値の範囲内のいかなる属性値も適用されない。

表 C.18−地物属性列挙値の例“その他”

クラス FC_ListedValue (ID  = 18)

属性 FC_ListedValue.label

“その他”

属性 FC_ListedValue.code

“999”

属性 FC_ListedValue.definition

“属性値が“複数”,“不適用”,“不明”又は“未割当”であると
いう理由以外の理由で属性値を与えることができない。

表 C.19−空白の地物属性結合の例

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の規定を,日本工業規格では削除した。

C.4

地物関連及び関連役割

地物関連は,地物型を同一又は異なる地物型のインスタンスに関連付ける関係である。地物型は,関連

において独自の役割をもっている。この地物カタログ例には,二つの地物型“路面”及び“橋”を関係付

ける関連“支持”を含む。

表 C.20 及び表 C.21 はそれぞれ,これらの地物型を示す。

表 C.20−地物型の例“路面”

クラス FC_FeatureType (ID  = 20)

属性 FC_FeatureType.typeName

“路面”

属性 FC_FeatureType.definition

“車両が利用できるように整備されている一般に開放された道の
表面”

属性 FC_FeatureType.code

“AP030”

属性 FC_FeatureType.isAbstract FALSE

役割 FC_FeatureType.featureCatalogue FC_FeatureCatalogue

(ID

= 1)

役割 FC_FeatureType.carrierOfCharacteristics FC_AssociationRole

(ID

= 23)

役割 FC_FeatureType.carrierOfCharacteristics FC_AssociationRole

(ID

= 24D)


34

X 7110

:2009

表 C.21−地物型の例“橋”

クラス FC_FeatureType (ID  = 21)

属性 FC_FeatureType.typeName

“橋”

a)

属性 FC_FeatureType.definition

“水面,くぼ(窪)み又はその他の障害物の上方に架けられ,通
路を提供する人工構造物”

属性 FC_FeatureType.code

“AQ040”

属性 FC_FeatureType.isAbstract FALSE

役割 FC_FeatureType.featureCatalogue FC_FeatureCatalogue

(ID

= 1)

役割 FC_FeatureType.carrierOfCharacteristics FC_AssociationRole

(ID

= 24)

a)

より正確には,FACC 第 2.1 版でこの地物型の名称は“橋・陸橋・高架橋”としている。

表 C.22 は,FC_FeatureAssociation(表 B.12)を用いた地物関連“支持”の表現を示す。

表 C.22−地物関連の例“支持”

クラス FC_FeatureAssociation (ID  = 22)

属性 FC_FeatureType.typeName

“支持”

属性 FC_FeatureType.definition

“あるオブジェクトが別のオブジェクトの上方にある。

属性 FC_FeatureType.code

“101”

属性 FC_FeatureType.isAbstract FALSE

役割 FC_FeatureType.featureCatalogue FC_FeatureCatalogue

(ID

= 1)

役割 FC_FeatureAssociation.role FC_AssociationRole

(ID

= 23)

役割 FC_FeatureAssociation.role FC_AssociationRole

(ID

= 24)

地物関連“支持”は,FC_AssociationRole(

表 B.9)を用いて表す二つの関連役割をもっている。表 C.23

及び

表 C.24 は,これらの関連役割を示す。役割“上方”は,地物型“路面”に係る。この役割の多重度は

0

以上であり,路面を支持するすべての橋は順序付けられている。

表 C.23−関連役割の例“上方”

クラス FC_AssociationRole (ID  = 23)

属性 FC_PropertyType.memberName

“上方”

属性 FC_PropertyType.definition

“この路面を支持する橋。この路面にとって,支持する橋の順序
付けは,それぞれの路面が橋をまたぐ場合になされる支持の順序
を反映したものとなる。

役割 FC_PropertyType.featureType FC_FeatureTyp (ID

= 20)

属性 FC_AssociationRole.cardinality

“0..*”

属性 FC_AssociationRole.type FC_RoleType.ordinary

属性 FC_AssociationRole.isOrdered TRUE

属性 FC_AssociationRole.isNavigable TRUE

役割 FC_AssociationRole.relation FC_FeatureAssociation

(ID

= 22)

役割 FC_AssociationRole.valueType FC_FeatureType

(ID

= 21)

役割“下方”は,地物型“橋”にかかわる。多くても一つの路面だけが各橋と交差するため,橋が交差

する路面は順序付けられず,この役割の多重度は 0 又は 1 である。地物関連“支持”の両役割について,

その型は,ordinary 関連である(

表 B.10 の FC_RoleType)。


35

X 7110

:2009

表 C.24−関連役割の例“下方”

クラス FC_AssociationRole (ID  = 24)

属性 FC_PropertyType.memberName

“下方”

属性 FC_PropertyType.definition

“この橋に支持される路面”

役割 FC_PropertyType.featureType FC_FeatureTyp (ID

= 21)

属性 FC_AssociationRole.cardinality

“0..1”

属性 FC_AssociationRole.type FC_RoleType.ordinary

属性 FC_AssociationRole.isOrdered FALSE

属性 FC_AssociationRole.isNavigable TRUE

役割 FC_AssociationRole.relation FC_FeatureAssociation

(ID

= 22)

役割 FC_AssociationRole.valueType FC_FeatureType

(ID

= 20)

“路面”地物型は,

“道路施設”地物型(

表 C.24A)とも“構成”地物関連(表 C.24B)をもつ。“構成”

地物関連の型は aggregation 関連であり,

“路面”地物型は“道路管理施設”地物型の一部を構成している

ことを表している。

表 C.24C 及び表 C.24D は,“構成”地物関連がもつ二つの関連役割を示す。

表 C.24A−地物型の例“道路施設”

クラス FC_FeatureType (ID  = 24A)

属性 FC_FeatureType.typeName

“道路施設”

属性 FC_FeatureType.definition

“道路と一体となってその効用を全うする施設”

属性 FC_FeatureType.isAbstract FALSE

役割 FC_FeatureType.featureCatalogue FC_FeatureCatalogue

(ID

= 1)

役割 FC_FeatureType.carrierOfCharacteristics FC_FeatureInheritanceRelation

(ID

= 27)

表 C.24B−地物関連の例“構成”

クラス FC_FeatureAssociation (ID  = 24B)

属性 FC_FeatureType.typeName

“構成”

属性 FC_FeatureType.definition

“あるオブジェクトが別のオブジェクトの一部を構成する。

属性 FC_FeatureType.isAbstract FALSE

役割 FC_FeatureType.featureCatalogue FC_FeatureCatalogue

(ID

= 1)

役割 FC_FeatureAssociation.role FC_AssociationRole

(ID

= 24C)

役割 FC_FeatureAssociation.role FC_AssociationRole

(ID

= 24D)

表 C.24C−関連役割の例“部分”

クラス FC_ AssociationRole (ID  = 24C)

属性 FC_PropertyType.memberName

“部分”

属性 FC_PropertyType.definition

“この道路施設の一部をなす路面”

役割 FC_PropertyType.featureType FC_FeatureTyp (ID

= 24A)

属性 FC_AssociationRole.cardinality

“0..*”

属性 FC_AssociationRole.type FC_RoleType.ordinary

属性 FC_AssociationRole.isOrdered FALSE

属性 FC_AssociationRole.isNavigable TRUE

役割 FC_AssociationRole.relation FC_FeatureAssociation

(ID

= 24B)

役割 FC_AssociationRole.valueType FC_FeatureType

(ID

= 21)


36

X 7110

:2009

表 C.24D−関連役割の例“全体”

クラス FC_ AssociationRole (ID  = 24C)

属性 FC_PropertyType.memberName

“全体”

属性 FC_PropertyType.definition

“この路面が属する道路施設”

役割 FC_PropertyType.featureType FC_FeatureTyp (ID

= 20)

属性 FC_AssociationRole.cardinality

“1”

属性 FC_AssociationRole.type FC_RoleType.aggregation

属性 FC_AssociationRole.isOrdered FALSE

属性 FC_AssociationRole.isNavigable TRUE

役割 FC_AssociationRole.relation FC_FeatureAssociation

(ID

= 24B)

役割 FC_AssociationRole.valueType FC_FeatureType

(ID

= 24A)

C.5

継承関係

継承関係は,より一般的な地物型(上位型)をより特殊な地物型(下位型)に関連付ける関係である。

この地物カタログ例には,二つの地物型“建物”及び“灯台”を関係付ける継承関係“is-a(建物−灯台)

を含む。

表 C.25 及び表 C.26 はそれぞれ,これらの地物型を示す。

表 C.25−地物型の例“建物”

クラス FC_FeatureType (ID  = 25)

属性 FC_FeatureType.typeName

“建物”

属性 FC_FeatureType.definition

“屋根付きで通常は壁がある,特定用途のために設計した比較的
耐久性のある構造物(AL100 も参照)

属性 FC_FeatureType.code

“AL015”

属性 FC_FeatureType.isAbstract FALSE

役割 FC_FeatureType.inheritsTo FC_FeatureInheritanceRelation (ID

= 27)

役割 FC_FeatureType.featureCatalogue FC_FeatureCatalogue

(ID

= 1)

表 C.26−地物型の例“灯台”

クラス FC_FeatureType (ID  = 26)

属性 FC_FeatureType.typeName

“灯台”

属性 FC_FeatureType.definition

“航行を補助するために設計した,照明を提供する特別な構造物
(BC040 も参照)

属性 FC_FeatureType.code

“BC050”

属性 FC_FeatureType.isAbstract FALSE

役割 FC_FeatureType.inheritsFrom FC_FeatureInheritanceRelation

(ID

= 27)

役割 FC_FeatureType.featureCatalogue FC_FeatureCatalogue

(ID

= 1)

地物型“灯台”のインスタンスは,地物型“建物”のインスタンスでもある。この地物カタログ例にお

いて地物型“建物”に適用される地物プロパティ,地物関連及び地物操作は,地物型“灯台”にも適用さ

れる。

表 C.27 は,FC_InheritanceRelation(表 B.3)を用いた継承関係“is-a(建物−灯台)”の表現を示す。


37

X 7110

:2009

表 C.27−継承関係の例“is-a(建物−灯台)”

クラス FC_InheritanceRelation (ID  = 27)

属性 FC_InheritanceRelation.name

“is-a(建物−灯台)

属性 FC_InheritanceRelation.description

“灯台は,建物を特殊化した構造物であるため,継承として定義
した。

属性 FC_InheritanceRelation.uniqueInstance TRUE

役割 FC_InheritanceRelation.subtype FC_FeatureTyp (ID

= 26)

役割 FC_InheritanceRelation.supertype FC_FeatureType

(ID

= 25)

C.6

地物操作

地物操作によって,地物型の振る舞いが規定される。この地物カタログ例には,地物型“せき(堰)

”の

プロパティとして“せき(堰)の高さを上げる”という地物操作が含まれる。

“せき(堰)の高さを上げる”

という地物操作の意味は,地物型“水路”又は“貯水池”の地物属性に依存する。次の表は,これらの地

物型及びその地物属性の表現を示す。

表 C.28,表 C.29 及び表 C.30 はそれぞれ,地物型“せき(堰)”,その地物属性“せき(堰)高さ”及び

地物属性“最大高さ”の仕様を示す。

“せき(堰)

”には二つの別名があり,両方の地物属性の値は正の実

数であり,単位“メートル”で測定する。

表 C.28−地物型の例“せき(堰)”

クラス FC_FeatureType (ID  = 28)

属性 FC_FeatureType.typeName

“せき(堰)

属性 FC_FeatureType.definition

“水路における水位若しくは水流又は貯水池の水位を制御するた

めに,水路を横切って建設される障壁”

属性 FC_FeatureType.code

“359”

属性 FC_FeatureType.isAbstract FALSE

属性 FC_FeatureType.aliases

“ダム”

“水門”

役割 FC_FeatureType.featureCatalogue FC_FeatureCatalogue

(ID

= 1)

役割 FC_FeatureType.carrierOfCharacteristics FC_FeatureAttribute

(ID

= 29)

役割 FC_FeatureType.carrierOfCharacteristics FC_FeatureAttribute

(ID

= 30)

役割 FC_FeatureType.carrierOfCharacteristics FC_FeatureOperation

(ID

= 36)

表 C.29−地物属性の例“せき(堰)高さ”

クラス FC_FeatureAttribute (ID  = 29)

属性 FC_PropertyType.memberName

“せき(堰)高さ”

属性 FC_PropertyType.definition

“せき(堰)の底から,せき(堰)の上端を超えて水があふ(溢)

れ出る高さまでの垂直距離”

属性 FC_PropertyType.cardinality 1

役割 FC_PropertyType.featureType FC_FeatureTyp (ID

= 28)

属性 FC_FeatureAttribute.code

“damHeight”

属性 FC_FeatureAttribute.valueMeasurementUnit

“メートル”

属性 FC_FeatureAttribute.valueType

正の実数


38

X 7110

:2009

表 C.30−地物属性の例“最大高さ”

クラス FC_FeatureAttribute (ID  = 30)

属性 FC_PropertyType.memberName

“最大高さ”

属性 FC_PropertyType.definition

“せき(堰)の最大可能高さ”

属性 FC_PropertyType.cardinality 1

役割 FC_PropertyType.featureType FC_FeatureTyp (ID

= 28)

属性 FC_FeatureAttribute.code

“maxHeight”

属性 FC_FeatureAttribute.valueMeasurementUnit

“メートル”

属性 FC_FeatureAttribute.valueType

正の実数

表 C.31 及び表 C.32 はそれぞれ,地物型“貯水池”及びその地物属性“貯水池深さ”の仕様を示す。“貯

水池”には一つの別名があり,その地物属性の値は正の実数であり,単位“メートル”で測定する。

表 C.31−地物型の例“貯水池”

クラス FC_FeatureType (ID  = 31)

属性 FC_FeatureType.typeName

“貯水池”

属性 FC_FeatureType.definition

“貯水及び水位調整に用いる天然又は人工の,池又は湖”

属性 FC_FeatureType.code

“765”

属性 FC_FeatureType.isAbstract FALSE

属性 FC_FeatureType.aliases

“貯め池”

役割 FC_FeatureType.featureCatalogue FC_FeatureCatalogue

(ID

= 1)

役割 FC_FeatureType.carrierOfCharacteristics FC_FeatureAttribute

(ID

= 32)

表 C.32−地物属性の例“貯水池深さ”

クラス FC_FeatureAttribute (ID  = 32)

属性 FC_PropertyType.memberName

“貯水池深さ”

属性 FC_PropertyType.definition

“水面から貯水池の底までの最大垂直距離”

属性 FC_PropertyType.cardinality 1

役割 FC_PropertyType.featureType FC_FeatureTyp (ID

= 31)

属性 FC_FeatureAttribute.code

“reservoirDepth”

属性 FC_FeatureAttribute.valueMeasurementUnit

“メートル”

属性 FC_FeatureAttribute.valueType

正の実数

表 C.33,表 C.34 及び表 C.35 はそれぞれ,地物型“水路”,その地物属性“流れの深さ”及び地物属性

“流量”の仕様を示す。地物型“水路”には五つの別名がある。地物属性“流れの深さ”の値は正の実数

であり,単位“メートル”で測定するが,地物属性“流量”の値は正の実数であり,単位“立方メートル

/秒”で測定する。


39

X 7110

:2009

表 C.33−地物型の例“水路”

クラス FC_FeatureType (ID  = 33)

属性 FC_FeatureType.typeName

“水路”

属性 FC_FeatureType.definition

“水が流れることができる又は実際に流れている,道筋又は進路”

属性 FC_FeatureType.code

“1470”

属性 FC_FeatureType.isAbstract FALSE

“細流”

“小川”

“川”

“内陸水路”

属性 FC_FeatureType.aliases

“流れ”

役割 FC_FeatureType.featureCatalogue FC_FeatureCatalogue

(ID

= 1)

役割 FC_FeatureType.carrierOfCharacteristics FC_FeatureAttribute

(ID

= 34)

役割 FC_FeatureType.carrierOfCharacteristics FC_FeatureAttribute

(ID

= 35)

表 C.34−地物属性の例“流れの深さ”

クラス FC_FeatureAttribute (ID  = 34)

属性 FC_PropertyType.memberName

“流れの深さ”

属性 FC_PropertyType.definition

“水面から水底までの最大垂直距離”

属性 FC_PropertyType.cardinality 1

役割 FC_PropertyType.featureType FC_FeatureTyp (ID

= 33)

属性 FC_FeatureAttribute.code

“streamDepth”

属性 FC_FeatureAttribute.valueMeasurementUnit

“メートル”

属性 FC_FeatureAttribute.valueType

正の実数

表 C.35−地物属性の例“流量”

クラス FC_FeatureAttribute (ID  = 35)

属性 FC_PropertyType.memberName

“流量”

属性 FC_PropertyType.definition

“単位時間当たりに流れる水の量”

属性 FC_PropertyType.cardinality 1

役割 FC_PropertyType.featureType FC_FeatureTyp (ID

= 33)

属性 FC_FeatureAttribute.code

“streamFlow”

属性 FC_FeatureAttribute.valueMeasurementUnit

“立方メートル/秒”

属性 FC_FeatureAttribute.valueType

正の実数

地物型“せき(堰)

”の仕様を示す

表 C.28 では,三つのプロパティ型の存在が識別されている。これら

のプロパティ型の二つは地物属性[

“せき(堰)高さ”及び“最大高さ”

]であり,第 3 のプロパティ型は

“せき(堰)の高さを上げる”という地物操作であった。

表 C.36 は,FC_FeatureOperation(表 B.5)を用

いて表すこの地物操作の仕様を示す。

この地物操作の definition は“せき(堰)の高さを上げる”の意味を記述し,地物操作の signature は,

実数値 newHeight が与えられていれば,

“せき(堰)高さ”が修正されることを示す。formalDefinition は,

その詳細な形式的な定義を示す。

“せき(堰)の高さを上げる”という操作の結果は地物属性“最大高さ”

“せき(堰)

”の]の値によっ

て決まるため,この操作は地物属性“最大高さ”を参照する。さらに,地物属性“せき(堰)高さ”

“せ


40

X 7110

:2009

き(堰)

”の]の値は,地物属性“流れの深さ”及び“流量”

[下流“水路”の]並びに“貯水池深さ”

[上

流“貯水池”の]の値と同様に影響を受ける。

注記  かかわりのある地物型間に地物関連が存在する場合だけ,別の地物インスタンスについて地物

属性の値が参照又は影響されてもよい。地物型“せき(堰)

”と上流の地物型“貯水池”との間

及び地物型“せき(堰)

”と下流の地物型“水路”との間の必要な地物関連は,この例では示し

ていない。

表 C.36−地物操作の例“せき(堰)の高さを上げる”

クラス FC_FeatureOperation (ID  = 36)

属性 FC_PropertyType.memberName

“せき(堰)の高さを上げる”

属性 FC_PropertyType.definition

“せき(堰)の高さを上げるという行為によって,せき(堰)か

らの放水量が変化する。放水率によって,水路の下流区域におけ
る水流の深さ及びせき(堰)の背後の貯水池における水の深さが
影響を受ける。

属性 FC_PropertyType.cardinality 1

役割 FC_PropertyType.featureType FC_FeatureTyp (ID

= 28)

属性 FC_FeatureOperation.signature

“damRaise (double newHeight) : boolean”

属性 FC_FeatureOperation.formalDefinition

“public boolean damRaise (double newHeight) {

if (newHeight > damHeight && newHeight < maxHeight) {

damHeight

= newHeight;

streamFlow

= 0;

reservoirDepth

= newHeight;

return true;

}

return false;

}

役割 FC_FeatureOperation.observesValuesOf FC_FeatureAttribute

(ID

= 30)

役割 FC_FeatureOperation.affectsValuesOf FC_FeatureAttribute

(ID

= 29)

役割 FC_FeatureOperation.affectsValuesOf FC_FeatureAttribute

(ID

= 34)

役割 FC_FeatureOperation.affectsValuesOf FC_FeatureAttribute

(ID

= 35)

役割 FC_FeatureOperation.affectsValuesOf

FC_FeatureAttribute (ID

= 32)

表 C.37−結合地物属性の例“watercourse:streamDepth

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の記述を,日本工業規格では削除した。

表 C.38−結合地物属性の例“watercourse:streamFlow

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の記述を,日本工業規格では削除した。

表 C.39−結合地物属性の例“reservoir:reservoirDepth

JIS X 7109 との整合を取り,対応国際規格の記述を,日本工業規格では削除した。


41

X 7110

:2009

附属書 D 

参考)

地物カタログ化の概念

(対応国際規格のこの附属書は,従来の地物カタログとの比較を多く交えながら,この規格の概念を説

明しているが,日本では従来の地物カタログそのものについての知識が普及していないと考え,日本工業

規格では削除した。


42

X 7110

:2009

附属書 JA

参考)

JIS

と対応する国際規格との対比表

JIS X 7110:2009 

地理情報−地物カタログ化法

ISO 19110:2005

,Geographic information−Methodology for feature cataloguing

(

Ⅰ)JIS の規定

(

Ⅲ ) 国 際 規 格 の 規

(

Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及びその内

箇条番号 
及び名称

内容

(

Ⅱ)

国際 
規格

番号

箇条 
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異の理由及び

今後の対策

2

適合性   2

削除

“プロパティを一つの地物型だけに関連付けるとい

う要件であるのか,それとも複数の地物型に関連付け
ることができるのか”という適合性クラスを規定する
際の基準は不要となり,JIS では削除した。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_FeatureType

と FC_PropertyType との関連を

集成から合成に変更したことにより,プロパ
ティは必ず一つの地物型としか関連付けられ

ないため。

表 1 の右から 3 列目を,JIS では削除した。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_FeatureType

と FC_PropertyType との関連を

集成から合成に変更したことにより,プロパ
ティは必ず一つの地物型としか関連付けられ

ないため。

表 1 で試験モジュールの値が A.20,A.21,A.22,A.26,

A.27

及び A.28 の行を,JIS では削除した。

附属書 A で A.20,A.21,A.22,A.26,A.27 及
び A.28 を削除したため。

6

主要な要件

  6

変更

国際規格の 6.2.1 にある“附属書 D に地物カタログに
おける地物型を特定するための概念的基礎としての
地物操作の応用を記述している。”を,JIS では削除

した。

JIS

では附属書 D 全体を削除したため,併せ

てこの文を削除した。

6.2.3.1

を,“地物カタログに含むすべての地物型及び

地物プロパティ(すなわち,地物属性,地物関連,関
連役割及び地物操作)は名称によって識別されなけれ
ばならない。地物型の名称は,地物カタログ内で一意

でなければならない。地物プロパティの名称は,その
地物型内で一意でなければならない。

”に,JIS では

変更した。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_FeatureType

と FC_PropertyType との関連を

集成から合成に変更したことにより,プロパ
ティは必ず一つの地物型としか関連付けられ

ないため。

42

X 71

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X 7110

:2009

(

Ⅰ)JIS の規定

(

Ⅲ ) 国 際 規 格 の 規

(

Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及びその内

箇条番号 
及び名称

内容

(

Ⅱ)

国際 
規格

番号

箇条 
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異の理由及び

今後の対策

6

主要な要件

(続き)

変更 6.2.4 の最終文“地物型の定義に操作定義言語仕様を

使用することが望ましい。”を,JIS では削除した。

我が国では従来の地物カタログそのものにつ

いての知識が普及していないと考え,操作定
義言語による定義を推奨するこの文を,JIS 
は削除した。

附属書 A(規
定)抽象試験

項目群

  Annex

A

(normative)

変更 A.1  第二段落にある“主要な各地物カタログ情報ク

ラスに関する試験項目(A.4∼A.16)

,地物カタログの

機能の特定部分集合に関する試験モジュール(A.17
∼A.28)である。

”を,

“主要な各地物カタログ情報ク

ラスに関する試験項目(A.4∼A.7 及び A.9∼A.15)

地物カタログの機能の特定部分集合に関する試験モ
ジュール(A.17∼A.19 及び A.23∼A.25)である。”に,

JIS

では変更した。

A.8

,A.16,A.20∼A.22 及び A.26∼A.28 を,

JIS

では削除したため。

A 1

で規定している基本構成要素の拡張について,

“地物カタログ情報要素間の追加的関係(複数の地物

型と関連付く地物属性については A.20,継承につい
ては A.23,複数の地物型と関連付く地物属性及び継
承の両方を用いる場合には A.26 を参照)

”を“地物

カタログ情報要素間の追加的関係(継承について,

A.23

を参照)

”に,JIS では変更した。

  さらに,“追加の地物プロパティ型及び地物カタロ

グ情報要素間の追加的関係の両方(A.21,A.22,A.24,

A.25

,A.27 及び A.28 を参照)。

”を“追加の地物プロ

パティ型及び地物カタログ情報要素間の追加的関係

の両方(A.24 及び A.25 を参照)

”に,JIS では変更

した。

A.20

∼A.22 及び A.26∼A.28 を,JIS では削除

したため。

A 3

  b)で規定している事項の 2)を,“すべての地物

型が,名称によって地物カタログ内で一意に識別され
るかどうか。

”に変更した。

  さらに,“7)  すべての地物プロパティが,名称に

よって地物型の中で一意に識別されるかどうか。

”を,

JIS

では追加した。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_FeatureType

と FC_PropertyType との関連を

集成から合成に変更したことにより,プロパ
ティは必ず一つの地物型としか関連付けられ

ないため。

43

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X 7110

:2009

(

Ⅰ)JIS の規定

(

Ⅲ ) 国 際 規 格 の 規

(

Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及びその内

箇条番号 
及び名称

内容

(

Ⅱ)

国際 
規格

番号

箇条 
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異の理由及び

今後の対策

附属書 A(規

定)抽象試験
項目群(続き)

  Annex

A

(normative)

変更 A.7  b)で規定していた二つの確認事項を,JIS では削

除した。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_BoundFeatureAttribute

及び FC_Binding を削

除したため。

A 8

及び A.16 を,JIS では削除した。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_BoundFeatureAttribute

及び FC_Binding を削

除したため。

. 0

  b) 及 び A.11   b) で 規 定 し て い た ,“ 役 割

FC_FeatureAttribute::featureType

(表 B.4 の行 4.4)が

複数の地物型に対して関連付けられる場合,各役割に

ついて関連クラス FC_Binding が試験項目 A.8 を満た
さなければならない。この条件は,試験モジュール

A.20

,A.21,A.22,A.26,A.27 及び A.28 に当てはま

る。

”を,JIS では削除した。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_Binding

を削除したため。

. 0

∼A.22 及び A.26∼A.28 を,JIS では削除した。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_FeatureType

と FC_PropertyType との関連を

集成から合成に変更したことにより,プロパ
ティは必ず一つの地物型としか関連付けられ
ないため。

附属書 B(規
定)地物カタ
ログテンプレ

ート

  Annex

B

(normative)

変更

表 B.2  2.9  FC_FeatureType と FC_PropertyType との
関連を集成から“合成”に,JIS では変更した。それ
に伴い,2.9 の“型”の記述から FC_Binding も,JIS

では削除した。

JIS X 7109

との整合を取るため。

44

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X 7110

:2009

(

Ⅰ)JIS の規定

(

Ⅲ)国際規格の規

(

Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及びその内

箇条番号 
及び名称

内容

(

Ⅱ)

国際 
規格

番号

箇条 
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異の理由及び

今後の対策

附属書 B(規

定)地物カタ
ログテンプレ
ート(続き)

An e

(normative)

変更

表 B.4  4.4  “説明 ”で示 していた “関 連クラ ス

FC_Binding

によって,この地物型内にこのプロパティ

型の使用に関する特定の情報が記述される。これは,
一般地物モデル  (ISO 19109)“UML 集成”又は“UML

合成”によって実現されるが,この規格では,

“UML

集成”によって実現する。各使用法についてのターゲ
ット役割の値を置き換えることで,弱い集成を強い集

成に変換できるため,これは有効である。この場合,
プロパティ型は値を表し,GFM のプロパティ型の現
実化によって,その ID が FC_PropertyType と所有する

FC_FeatureType

との組合せである,GF_PropertyType

が作成される。

”は,JIS では削除した。

  さらに,FC_FeatureType への featureType 役割の要求

度を“O”から“M”に,最大出現回数を“N”から
“1”に,JIS では変更した。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_FeatureType

と FC_PropertyType との関連を

集成から合成に変更し,FC_PropertyType は必
ず一つの FC_FeatureType と関連付けられるよ

うにしたため。

表 B.5  5.3∼5.5  FC_BoundFeatureAttribute の削除に
伴い,5.3∼5.5 の型を FC_BoundFeatureAttribute から

FC_FeatureAttribute

に,JIS では変更した。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_BoundFeatureAttribute

を削除したことによ

り,5.3∼5.5 で規定する三つの関連役割の型も

JIS X 7109

と整合を取り FC_FeatureAttribute と

したため。

表 B.6  FC_Binding は,JIS では削除した。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_FeatureType

と FC_PropertyType との関連を

集 成 か ら 合 成 に 変 更 し た こ と に よ り ,

FC_Binding

は不要となったため。

表 B.15  FC_BoundFeatureAttribute は,JIS では削除し
た。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_FeatureType

と FC_PropertyType との関連を

集 成 か ら 合 成 に 変 更 し た こ と に よ り ,

FC_BoundFeature Attribute

は不要となったた

め。

図 B.1  FC_FeatureType と FC_PropertyType 間を合成

に変更した。また,FC_Binding を,JIS では削除した。

JIS X 7109

との整合を取るため。

45

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:2009

(

Ⅰ)JIS の規定

(

Ⅲ)国際規格の規

(

Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及びその内

箇条番号 
及び名称

内容

(

Ⅱ)

国際 
規格

番号

箇条 
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異の理由及び

今後の対策

An e

(normative)

変更

図 B.2  FC_FeatureType と FC_PropertyType 間を合成

に変更した。また,FC_Binding を,JIS では削除した。

JIS X 7109

との整合を取るため。

図 B.3  FC_FeatureType と FC_PropertyType 間を合成

に変更した。また,FC_Binding を,JIS では削除した。

JIS X 7109

との整合を取るため。

附属書 B(規

定)地物カタ
ログテンプレ
ート(続き)

図 B.4  FC_BoundFeatureAttribute を,JIS では削除し

た。

JIS X 7109

との整合を取るため。

附属書 C(参

考)地物カタ
ログ化の例

An e

(informative)

変更 C.1  第 4 段落にある,

“地物操作は,Gofer プログラ

ム言語を用いて正式に定義される。”を,JIS では削除
した。

国内の地理情報分野におけるプログラム言語

の利用動向を踏まえ,JIS ではプログラミング
例の言語を Gofer から Java に変更するため,
併せてこの記述を削除した。

表 C.1 の“FC_FeatureCatalogue.functional Language”の
値を“Gofer”から“Java”に,JIS では変更した。

国内の地理情報分野におけるプログラム言語
の利用動向を踏まえ,JIS ではプログラミング
例の言語を Gofer から Java に変更した。

表 C.6 及び表 C.19 を,JIS では削除した。さらに,表

C.3

,表 C.4,表 C.7,表 C.20 及び表 C.28∼表 C.36 で

記述のあった“FC_Binding(この例では未規定)

”を,

JIS

では削除した。

JIS X 7109

との整合を取るために,FC_Binding

を削除したため。

表 C.24A∼表 C.24D 及びこれらの表に関する説明を,

JIS

では追加した。

ISO

規格では地物型間の集成に関する例がな

く,読者の理解を助けるために JIS では地物型

間の集成のカタログ化例を追加した。

表 C.36 上にある,

“この地物操作の definition は“せ

き(堰)を上げる”の意味を記述しているが,地物操

作の signature は,実数値 newHeight 及びダム地物が与
えられていれば,それに応じてこの地物が修正される
ことを示す。詳細な正式定義を一部示しているが,残

りの定義は D.6.2.4 に示す。

”の文を,

“この地物操作の definition は“せき(堰)の高さを
上げる”の意味を記述し,地物操作の signature は,実

数値 newHeight が与えられていれば,

“せき(堰)高

さ”が修正されることを示す。formalDefinition は,そ
の詳細な形式的な定義を示す。

”に,JIS では変更した。

ISO

規格では,表 C.36 の FC_FeatureOperation.

formalDefinition

にはプログラム例の一部を示

し,残りは附属書 D の D.6.2.4 に示している。
しかし,JIS では附属書 D を削除したため,表

C.36

の FC_FeatureOperation.formalDefinition に

は Java 言語による簡潔なプログラム例を示し
た。表 C.36 上の文は,表 C.36 の内容を説明し
ているため,表 C.36 の変更に伴い,この文の

記述を変更した。

46

X 71

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47

X 7110

:2009

(

Ⅰ)JIS の規定

(

Ⅲ)国際規格の規

(

Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及びその内

箇条番号 
及び名称

内容

(

Ⅱ)

国際 
規格

番号

箇条 
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異の理由及び

今後の対策

附属書 C(参

考)地物カタ
ログ化の例 
(続き)

An e

(informative)

変更

表 C.36 にある FC_FeatureOperation.signature 属性の値

の記述を以下に修正する。 
“damRaise(double newHeight) : boolean” 
また,FC_FeatureOperation.formalDefinition 属性の値の

記述を Gofer から Java 言語による記述に変更した。変
更後の記述は,次のとおりである。

public boolean damRaise(double newHeight) {

if (newHeight > damHeight && newHeight < maxHeight)

{

damHeight

= newHeight;

streamFlow

= 0;

reservoirDepth

= newHeight;

return true;

}

return false;

}

さらに,役割 FC_FeatureOperation.affectsValuesOf の値
を,

FC_FeatureAttribute (ID

= 34)

FC_FeatureAttribute (ID

= 35)

FC_FeatureAttribute (ID

= 32)

に,JIS では変更した。

国内の地理情報分野におけるプログラム言語

の利用動向を踏まえ,JIS ではプログラミング
例の言語は Gofer より Java が適切であるため。 
また,JIS X 7109 との整合を取るために,

FC_BoundFeatureAttribute

を削除したことによ

り , 役 割 FC_FeatureOperation.affectsValuesOf
の値を FC_FeatureAttribute に変更したため。

表 C.37∼表 C.39 を削除した。さらに,その上にある
“地物属性“最大高さ”及び“せき(堰)高さ”は,

“せき(堰)の高さを上げる”という地物操作と同じ
地物型“せき(堰)”のプロパティであるが,他の三
つの地物属性は,そのプロパティをもつ地物型に関し

て記述しなければならない。”を,JIS では削除した。

JIS X 7109

との整合を取るために,

FC_BoundFeatureAttribute

を削除したため。

47

X 71

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48

X 7110

:2009

(

Ⅰ)JIS の規定

(

Ⅲ ) 国 際 規 格 の 規

(

Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及びその内

箇条番号 
及び名称

内容

(

Ⅱ)

国際 
規格

番号

箇条 
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異の理由及び

今後の対策

附属書 D(参

考)地物カタ
ログ化の概念

  Annex

D

(informative)

削除

この箇条全体を,JIS では削除した。

この附属書は,従来の地物カタログとの比較

を多く交えながら,この規格の概念を説明し
ているが,我が国では従来の地物カタログそ
のものについての知識が普及していないと考

え,JIS ではこの箇条を削除した。

参考文献   Bibliography

削除

この箇条にある[7][8]を,JIS では削除した。 [7][8]は,附属書 D の中で参考にしている文献

のため,附属書 D の削除に伴い,これらの記
述を削除した。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 19110:2005,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    −  変更  国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD国際規格を修正している。

48

X 71

10

200

9


49

X 7110

:2009

参考文献

[1]

ISO 19101:2002

,Geographic information−Reference model

[2]

JIS X 7107:2005

  地理情報−空間スキーマ

注記  対応国際規格:ISO 19107:2003,Geographic information−Spatial schema (IDT)

[3]

JIS X 7108:2004

  地理情報−時間スキーマ

注記  対応国際規格:ISO 19108:2002,Geographic information−Temporal schema (IDT)

[4]

ISO 19117:2005

,Geographic information−Portrayal

[5]

Digital Geographic Information Working Group (DGIWG). Digital Geographic Information Exchange

Standard, Part 4:Feature and Attribute Coding Catalogue (FACC) Data Dictionary [online]. Ed.

2.1.Washington:DGIWG, 2000. (cited 13 December 2003). Available from World Wide Web:

<http://www.digest.org/Navigate2.htm>.

[6]

Internet Engineering Task Force (IETF), The Internet Society. Uniform Resource Identifiers (URI):Generic

Syntax. RFC 2396. Reston (Virginia):IETF, 1998. (cited 13 December 2003). Available from World Wide

Web: <http://www.faqs.org/rfcs/rfc2396.html>.