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K 7370 : 2000 (ISO 1068 : 1975)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。

今回の制定は,国際規格に整合させるために,ISO 1068 : 1975 (Plastics−PVC Resins−Determination of

compacted apparent bulk density)

を基礎として用いた。


日本工業規格

JIS

 K

7370

 : 2000

 (ISO

1068

 : 1975

)

プラスチック−塩化ビニル樹脂−

固め見掛けかさ密度の求め方

Plastics

−PVC Resins−Determination of compacted apparent bulk density

序文  この規格は,1975 年に発行された ISO 1068, Plastics−PVC Resins−Determination of compacted apparet

bulk density

を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

1.

適用範囲  この規格は,塩化ビニル樹脂の固め見掛けかさ密度の求め方を規定する。

備考  一般の見掛けかさ密度は,“JIS K 7365  (ISO 60)  プラスチック−規定漏斗から注ぐことができ

る材料の見掛け密度の求め方”に規定する方法によって求めることができる。

2.

原理  既知量の塩化ビニル樹脂をメスシリンダに入れ,規定の条件下でタッピングする。固め操作を

した後,樹脂質量とシリンダ体積とから固め見掛けかさ密度を計算する。

3.

装置

3.1

タッピング装置  図に示すとおり 3±0.2mm の高さから 1 分間に 100∼250 回落下させることができ

るもの。メスシリンダ  ホルダの質量は,450+20g でなければならない。

3.2

ガラス製メスシリンダ  容量 250ml で 2ml の目盛があり,かつ,最小 50ml の目盛なし部分があるも

の。内径約 38mm で,その質量は 220+40g でなければならない(

図参照)。

3.3

金属製ピストン  メスシリンダの内径より若干小さい直径のもの。

3.4

はかり  メスシリンダの質量を 0.1g のけたまではかることのできるもの。

4.

手順  メスシリンダを洗浄,乾燥し,その質量を 0.1g のけたまではかる。約 100g の試料をタッピン

グさせずに入れて,試料入りメスシリンダの質量を 0.1g のけたまではかる。その差から用いた試料の質量

m

を計算する。

メスシリンダをタッピング装置に取り付け,タッピングを開始する。1250+50 回後に装置を止め,必要

ならば金属製ピストンを用い,試料を押し付けることなく回転させて試料上面をならす。試料の占める体

積を 1ml まで正確に読み取る。

さらに振とうを 1 250+50 回繰り返して,再び体積を読む。

二つの読みの差が 2ml 以下ならば,小さいほうの値 Vml を採用し,試験を終了する。

読みの差が 2ml を超える場合は,さらに 1 250+50 回のタッピングを繰り返し,連続する二つのタッピ

ングの後に測定した体積の差が 2ml を超えなくなるまで続ける。小さいほうの値 Vml を採用し,試験を終

了する。


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K 7370 : 2000 (ISO 1068 : 1975)

5.

結果の表し方  固め見掛けかさ密度 (g/ml) は,次の式によって算出する。

V

m

ここに,

m

:  試料の質量 (g)

V

:  タッピング操作後の試料の体積 (ml)

6.

試験報告  試験報告には,次の事項を記載しなければならない。

a) JIS

規格番号

b)

試験材料を特定できる事項

c)

試料樹脂の固め見掛けかさ密度

d)

試験実施日


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K 7370 : 2000 (ISO 1068 : 1975)

図  試験装置