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K 6916-2

:2006

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,合成樹脂工業協会(JTPIA)/日本プラスチッ

ク工業連盟(JPIF)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきと

の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

これによって JIS K 6916:1995 は改正されると共に一部分割され,JIS K 6916-1JIS K 6916-2 及び JIS K 

6916

の三部構成となった。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 14527-2:1999,Plastics−

Urea-formaldehyde and urea/melamine-formaldehyde powder moulding compounds(UF-and UF/MF-PMCs)

−Part

2:Preparation of test specimens and determination of properties

を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS K 6916-2

には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS K 6916

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS K 6916-1 

第 1 部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎

JIS K 6916-2 

第 2 部:試験片の作り方及び諸性質の求め方

JIS K 6916 

ユリア樹脂成形材料


K 6916-2

:2006

(2)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3

  定義

4

4

  試験片の作り方 

4

4.1

  一般

4

4.2

  成形前の材料の取扱い 

4

4.3

  射出成形 

4

4.4

  圧縮成形 

5

5.

  試験片の状態調節

6

6.

  諸性質の求め方 

6

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

11

 


日本工業規格(案)

JIS

 K

6916-2

:2006

プラスチック−ユリア樹脂成形材料−

第 2 部:試験片の作り方及び諸性質の求め方

Plastics

Urea-formaldehyde moulding compounds

Part2:Preparation of test specimens and determination of properties

序文  この規格は,1999 年に第 1 版として発行された ISO 14527-2,Plastics−Urea-formaldehyde and

urea/melamine-formaldehyde powder moulding compounds(UF-and UF/MF-PMCs)

−Part 2:Preparation of test

specimens and determination of properties

を翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧

表をその説明を付けて,

附属書に示す。

1. 

適用範囲  この規格は,ユリア樹脂成形材料の試験片の作り方及び諸性質の求め方について規定する。

この規格では,試験材料の取扱い,成形前の試験材料及び試験前の試験片の状態調節について規定する。

この規格は,試験片を作る手順,条件及び成形された試験片を用いて,その材料の諸性質を測定する手

順を示す。ユリア樹脂成形材料の特徴を知るための適切,かつ必要な諸性質の試験方法を表に示す。

諸性質は,JIS K 7140-1 に規定する一般試験方法から選んだ。ユリア樹脂成形材料に対して広範囲に使

われている試験方法及び特殊で重要な他の試験方法,並びに JIS K 6916-1 に規定する区分用の性質も,こ

の規格に含む。

再現性があり,他と比較できる試験結果を得るためには,ここに規定する試験片の作り方,状態調節方

法,試験片寸法及び試験手順を採用する。

寸法の異なる試験片及び異なった手順で得られた試験結果は,必ずしも一致するとは限らない。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD(修

正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 14527-2:1999

,Plastics−Urea-formaldehyde and urea/melamine-formaldehyde powder moulding

compounds (UF-and UF/MF-PMCs)

−Part 2:Preparation of test specimens and determination of

properties (MOD)

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構

成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付記していない引

用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 2101

  電気絶縁油試験方法

備考 ISO 

60296:1982,

  Specification for unused mineral insulating oils for transformers and switchgear


2

K 6916-2

:2006

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS C 2110

  固体電気絶縁材料の絶縁耐力の試験方法

備考 IEC 

60243-1:1998,

  Electrical strength of insulating materials−Test methods−Part 1:Tests at

power frequencies

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS C 2134

  湿潤状態での固体電気絶縁材料の比較トラッキング指数及び保証トラッキング指数を決

定する試験方法

備考 IEC 

60112:1979,

  Method for determining the comparative and the proof tracking indices of solid

insulating materials under moist conditions

が,この規格と一致している。

JIS K 6900

  プラスチック−用語

備考 ISO 

472:1999,

  Plastics−Vocabulary が,この規格と一致している。

JIS K 6911

  熱硬化性プラスチック一般試験方法

JIS K 6916-1

  プラスチック−ユリア樹脂成形材料−第 1 部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎

備考 ISO 14527-1:1999,   Plastics − Urea-formaldehyde and urea/melamine-formaldehyde powder

moulding compounds(UF-and UF/MF-PMCs)

− Part 1:Designation system and basis for

specifications

が,この規格と一致している。

JIS K 6916

  ユリア樹脂成形材料

備考 ISO 14527-3:1999,   Plastics − Urea-formaldehyde and urea/melamine-formaldehyde powder

moulding compounds(UF-and UF/MF-PMCs)

− Part 3:Requirements for selected moulding

compounds

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS K 7100

  プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気

備考 ISO 

291:1997,

  Plastics−Standard atmospheres for conditioning and testing  からの引用事項は,

この規格の該当事項と同等である。

JIS K 7111

  プラスチック−シャルピー衝撃強さの試験方法

備考 ISO 

179:1993

  Plastics−Determination of Charpy impact properties−Part 1:Non-instrumented

impact test

が,この規格と一致している。

JIS K 7112

  プラスチック−非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方法

備考 ISO 

1183:1987

  Plastics−Methods for determining the density and relative density of non-cellular

plastics

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS K 7115

  プラスチック−クリープ特性の試験方法−第 1 部:引張クリープ

備考 ISO 

899-1:1993,

  Plastics−Determination of creep behaviour−Part 1:Tensile creep からの引用事

項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS K 7139

  プラスチック−多目的試験片

備考 ISO 

3167:1993,

  Plastics−Multipurpose test specimens が,この規格と一致している。

JIS K 7140-1

  プラスチック−比較可能なシングルポイントデータの取得と掲示−第 1 部:成形材料

備考 ISO 

10350-1:1998,

  Plastics−Acquisition and presentation of comparable single-point data−Part

1:Moulding materials

が,この規格と一致している。

JIS K 7144

  プラスチック−機械加工による試験片の調製

備考 ISO 

2818:1994,

  Plastics−Preparation of test specimens by machining が,この規格と一致してい

る。

JIS K 7145

  プラスチック−アミノ樹脂成形材料−揮発分の求め方


3

K 6916-2

:2006

備考 ISO 

3671:1976,

  Plastics−Aminoplastic moulding materials−Determination of volatile matter か

らの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS K 7154-1

  プラスチック−熱硬化性樹脂成形材料の射出成形試験片−第 1 部:通則及び多目的試

験片の成形

備考 ISO 

10724-1:1998,

  Plastics− Injection moulding of test specimens of thermosetting powder

moulding compounds(PMCs)

− Part 1:General principles and moulding of multipurpose test

specimens

が,この規格と一致している。

JIS K 7154-2

  プラスチック−熱硬化性樹脂成形材料の射出成形試験片−第 2 部:小形角板

備考 ISO 

10724-2:1998,

  Plastics− Injection moulding of test specimens of thermosetting powder

moulding compounds(PMCs)

−Part 2:Small plates が,この規格と一致している。

JIS K 7160

  プラスチック−引張衝撃強さの試験方法

備考 ISO 8256:1990,  Plastics−Determination of tensile-impact strength が,この規格と一致している。

JIS K 7161

  プラスチック−引張特性の試験方法−第 1 部:通則

備考 ISO 

527-1:1993,

  Plastics−Determination of tensile properties−Part 1:General principles が,この

規格と一致している。

JIS K 7162

  プラスチック−引張特性の試験方法−第 2 部:型成形,押出成形及び注型プラスチック

の試験条件

備考 ISO 527-2:1993,   Plastics − Determination of tensile properties − Part 2:Test conditions for

moulding and extrusion plastics

が,この規格と一致している。

JIS K 7171

  プラスチック−曲げ特性の試験方法

備考 ISO 

178:1993,

  Plastics−Determination of flexural properties が,この規格と一致している。

JIS K 7191-2

  プラスチック−荷重たわみ温度の試験方法−第 2 部:プラスチック及びエボナイト

備考 ISO 

75-2:1993,

  Plastics−Determination of temperature of deflection under load−Part 2:Plastics

and ebonite

が,この規格と一致している。

JIS K 7201-2

  プラスチック−酸素指数による燃焼性の試験方法−第 2 部:室温における試験

備考 ISO 4589-2:1996,   Plastics − Determination of burning behaviour by oxygen index − Part

2:Ambient-temperature test

が,この規格と一致している。

JIS K 7209

  プラスチック−吸水率の求め方

備考 ISO 

62:1999,

  Plastics−Determination of water absorption が,この規格と一致している。

JIS K 7230

  プラスチック−フェノール樹脂成形品−遊離アンモニア及びアンモニウム化合物の求め

方(インドフェノール法)

備考 ISO 

14859:1999,

  Plastics−Phenol formaldehyde mouldings−Determination of free ammonia and

ammonium compounds (Indophenol method)

が,この規格と一致している。

JIS K 7247

  試験炎−500 W 試験炎による燃焼試験方法

備考 IEC 60695-11-20:1999,  Fire hazard testing−Part 11-20:Test flames−500 W flame test methods が,

この規格と一致している。

JIS K 7365

  プラスチック−規定漏斗から注ぐことができる材料の見掛け密度の求め方

備考 ISO 

60:1977,

  Plastics−Determination of apparent density of material that can be poured from a

specified funnel

が,この規格と一致している。

JIS Z 2391

  試験炎−50 W 試験炎による水平及び垂直燃焼試験方法


4

K 6916-2

:2006

備考 IEC 

60695-11-10:1999,

  Fire hazard testing−Part 11-10:Test flames−50 W horizontal and vertical

flame test methods

が,この規格と一致している。

ISO 120:1977,

  Plastics−Phenol-formaldehyde mouldings−Determination of free ammonia and ammonium

compounds

−Colorimetric comparison method

ISO 171:1980,

  Plastics−Determination of bulk factor of moulding materials

ISO 295,

  Plastics−Compression moulding of test specimens of thermosetting materials

ISO ISO 2039-1:1993,

  Plastics−Determination of hardness−Part1:Ball indentation method

ISO 2577:1984,

  Plastics−Thermosetting moulding materials−Determination of shrinkage

ISO 4614:1977,

  Plastics−Melamine-formaldehyde mouldings−Determination of extractable formaldehyde

ISO 6603-2:2000,

  Plastics − Determination of puncture impact behaviour of rigid plastics − Part

2:Instrumented impact testing

ISO 7808:1992,

  Plastics−Thermosetting moulding materials−Determination of transfer flow

ISO 11359-2:1999,

  Plastics−Thermomechanical analysis (TMA)−Part 2:Determination of coefficient of

linear thermal expansion and glass transition temperature

IEC 60093:1980,

  Methods of test for volume resistivity and surface resistivity of solid electrical insulating

materials

IEC 60167:1964,

  Methods of test for the determination of the insulation resistance of solid insulating

materials

IEC 60250:1969,

  Recommended methods for the determination of the permittivity and dielectric dissipation

factor of electrical insulating materials at power

,audio and radio frequencies including metre wavelengths

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 6900 及び JIS K 6916-1 によるほか,次による。

3.1 

サーマルフロー(thermal flow)  可塑化した熱硬化性樹脂成形材料が金型キャビティに充てんする

ときの流れ挙動を示すパラメータ。

試験片の作り方

4.1 

一般  試験片は,常に同じ成形条件,同じ操作手順で(射出成形及び圧縮成形ともに)作るのが重

要である。試験片の作製は,射出成形又は圧縮成形のいずれかを選択できる。

それぞれの試験方法に対して用いる試験片の成形方法を

表 及び表 に示す(M:射出成形,Q:圧縮

成形)

材料は,使用する直前まで,防湿容器に保管する。

充てん材又は強化材が入った材料の水分量は,成形材料の全質量当たりの質量分率で表す。

4.2 

成形前の材料の取扱い  射出成形前の材料の前処理は,通常必要ない。前処理が必要な場合は,製

造業者の推奨条件による。

圧縮成形前の,材料の前処理は,ISO 295 の 5(成形前の材料調整)

7.2 (乾燥),7.3 (高周波予熱)又は,

7.4 (

予備可塑化)による。

4.3 

射出成形  射出成形試験片は,JIS K 7154-1 及び/又は JIS K 7154-2 に従って,表 に規定した条

件で作る。


5

K 6916-2

:2006

  1  試験片の射出成形条件

 
 

ユリア樹脂成形材料の
種類

溶融温度

T

M

金型温度

T

C

平均射出速度

ν

1

mm

/s

硬化時間

t

CR

s

 
 

射出成形用

85

∼ 105

140

∼ 155

50

∼ 150

(本文参照)

成形条件は 4.1 の 1 行目の規定によることを条件として,

表 に示された範囲内から選ぶ。また,特定

の場合には,一定の値(範囲ではなく)が規定される。

−溶融温度 T

M

−金型温度 T

C

−硬化時間 t

CR

硬化時間 t

CR

は,硬化特性及び成形材料の前処理を考慮して決定されるが,同一の成形材料で同一厚さ

から作られるすべての試験片については同一であること,及び試験結果とともに付記することが条件であ

る。

選ばれた硬化時間は,すべての試験片が可能な限り完全,かつ,均一に硬化することを保証するもので

なければならない。

備考  サーマルフローの劣るユリア樹脂成形材料は,次の状態が起こり得る。

所定の品質をもった成形物は射出成形できるが,試験片(例えば,JIS K 7139 A 形又は JIS K 

7154-2

  D1,D2 小形角板)の射出成形はできない。この場合に限り,ISO 295  によって,圧縮

成形で成形されたもの,又は JIS K 7144 によって機械加工し,ISO 295 によって圧縮成形した

E

型プレート(120 mm

×120 mm×厚さ)から作製した試験片が推奨される。

4.4 

圧縮成形  圧縮成形試験片は ISO 295 によって,表 の条件で作る。

  2  試験片の圧縮成形条件

 
 

ユリア樹脂 
成形材料の種類

金型温度

T

c

成形圧力

P

M

MPa

硬化時間

t

CR

s

圧縮成形用

140

∼ 150

20

∼ 40

厚さ 1 mm 当たり

20

∼ 60

 
 

成形条件は 4.1 の 1 行目の規定によることを条件として,

表 に示す範囲内から選ぶ。また,特定の場

合には,一定の値(範囲ではなく)が規定される。

−金型温度 T

c

−成形圧力 P

M

−硬化時間 t

CR

硬化時間 t

CR

は,硬化特性及び成形材料の前処理を考慮して決定されるが,同一の成形材料で同一厚さ

から作られるすべての試験片については同一であること,及び試験結果とともに付記することが条件であ

る。

選ばれた硬化時間は,すべての試験片が可能な限り完全,かつ,均一に硬化することを保証するもので


6

K 6916-2

:2006

なければならない。

性質の決定に要求される試験片は,成形した小板から JIS K 7144 によって切削加工するか,又は ISO 295

によって成形した JIS K 7139 の多目的試験片 A 形を使用する。

5. 

試験片の状態調節  試験片は,表 3,表 の中の性質を求める前に,特に規定がなければ次の状態調

節を行う。

方法 1  試験片は,JIS K 7100 に従って 23±2  ℃,(50±5)%相対湿度の条件下で,少なくとも 16 時間状

態調節を行う。

これは,一般的な試験方法であり,方法 2 の使用を規定していないすべての場合において適用する。方

法 1 は,

表 及び表 には記載していない。

方法 2  試験片を常温の蒸留水に 24 時間入れ,その後 JIS K 7100 に従って 23±2  ℃,(50±5)%相対湿

度の条件下で,2 時間状態調節を行う。 

6. 

諸性質の求め方  諸性質の求め方及びデータの提示は,JIS K 7140-1 の規格,補足説明及び備考によ

る。

すベての試験は,次の表に特に規定がなければ,23±2  ℃,

(50±5)%相対湿度の標準状態で行う。

表 には,JIS K 7140-1 に規定したものの中から,圧縮成形及び射出成形用ユリア樹脂成形材料に適切

な性質を記載した。これらの性質は,他の熱硬化及び熱可塑性プラスチックのデータと比較するのに有用

である。

表 には,表 に記載していない性質で,圧縮成形及び射出成形用ユリア樹脂成形材料を特徴付けるの

に重要な特性又は一般に広く用いられている性質を記載する。この性質を用いて異なる材料間の比較をす

る場合は,同じ種類の熱硬化性樹脂に限定した方がよい。

なお,次に示す a)d)の特性については,それぞれいずれかを選択できる。

a)

成形収縮率又は成形収縮率 A

b)

絶縁抵抗又は絶縁抵抗 A

c)

遊離アンモニア又は遊離アンモニア A

d)

密度又は比重

e)

抽出ホルムアルデヒド又は抽出ホルムアルデヒド A

 
 
 
 
 
 
 
 
 


7

K 6916-2

:2006

  3  一般的性質及びその試験条件

1 2 3

4  5

6

7

性質

記号

規格

試験片のタイプ

及び寸法

mm

試験片
の作り

方  (

1

)

単位

試験条件及び補足説明

 1

レオロジー的性質

1.1

S

Mo

ISO 2577 

120

×120×2

ISO 295

タイプ

E2

Q

互いに直交する 2 方向の平均値

1.2

  S

Mp

流れ方向に平行

1.3

成形収縮率

S

Mn

(

2

) 60

×60×2

JIS K 7154-2

タイ

プ D2

M

流れ方向に直角

1.4

成形収縮率 A

JIS K 6911 

φ90×11 Q/M

 2

機械的性質

2.1

引張弾性率

E

t

試験速度 1 mm/min

2.2

破壊応力

σ

B

MPa

2.3

破壊ひずみ

ε

B

JIS K 7161

JIS K 7162 

試験速度 5 mm/min

2.4

E

tc

1 MPa

1

時間

2.5

引 張 ク リ ー プ
弾性率

E

tc

10

3

JIS K 7115 

JIS K7139

試験

片 A 形又は

ISO 295

タイプ E からり

切出し可

Q/M

 1

000

時間

ひずみ≦0.5  %

2.6

曲げ弾性率

E

f

2.7

曲げ強さ

σ

fM

JIS K 7171 

80

×10×4 Q/M

MPa

試験速度 2 mm/min

2.8

シ ャ ル ピ ー 衝

撃強さ

a

cU

 80

×10×4

2.9

シ ャ ル ピ ー 衝

撃強さ 
(ノッチ付き)

a

cA

JIS K 7111 

80

×10×4

機械加工

V-

ノッチ  =0.25

エッジワイズ衝撃

2.10

引張衝撃強さ

(ノッチ付き)

  a

t1

JIS K 7160 

80

×10×4 機械加

工  ダブル V-ノッ
チ    =1

Q/M

kJ/m

2

ノッチ付きシャルピー試験で破壊しな

かった場合だけ適用する。

F

M

N

最大値

2.11

2.12

多軸衝撃性質 
−応力

−エネルギー

Wp

ISO 6603-2 

60

×60×2

JIS K7154-2

タイ

プ D2 より切出し

Q/M

J

最 大 応 力 の

50%

の 打 撃

エネルギー

打撃速度 4.4 m/s 直径

20mm

で滑らかに打撃

する。 
試験片は,外側にずれ
ないように十分にクラ

ンプで掴む。

 3

熱的性質

3.1

T

f

1.8 1.80

3.2

荷 重 た わ み 温

T

f

8.0

JIS K 7191-2 80

×10×4 Q/M

 8.00

最 大 表
面応力 
(MPa)

フ ラ ッ ト ワ イ ズ 荷
重をかける。

3.3

α

o

 60

×10×2,

120

×120×2

ISO 295

タ イ プ

E2

から切出し可

Q

3.4

α

P

ISO 11359-2 

60

×10×4

JIS K7139

タイプ

A

から切出し可

流れ方向に平行

3.5

α

P

流れ方向に平行

3.6

線膨張係数

α

n

 60

×10×2,

60

×60×2

JIS K7154-2

タイプ D2 から切出
し可 

M

-1

流れ方向に直角

23

℃ ∼ 55  ℃ の 温

度 範 囲 で の セ カ ン

ト値を記録する。

(

1

)  Q:

  圧縮成形        M:  射出成形

(

2

国際規格は作成中


8

K 6916-2

:2006

  3  一般的性質及びその試験条件(続き)

1 2 3

4 5

6

7

 
 

性質

記号

規格

試験片のタイプ

及び寸法

mm

試験片

の作り

方(

1

)

単位

試験条件及び  補足説明

125

×13×3

3.7

B

50/3.0

 3.8

  B

50/x

JIS Z 2391 

更に任意の厚さ(x
の試験片

Q

分類ごとに記録する:V-0;V-1;HB 40  又

は HB 75(V-2 は熱硬化では適用されな
い。)

3.9

B

500/3.0

≧150×≧150×3

 3.10

耐燃性

  B

500/x

JIS K 7247 

更に任意の厚さ(x
の試験片

Q

分類ごとに記録する:5 VA;5 VB 又は N

3.11

酸素指数 O/23

JIS K 7201-2 80

×10×4 Q/M

手順 A の使用:上面着火

 4

電気的性質

4.1

ε

r

100 100 Hz

4.2

比誘電率

ε

r

1M

1 MHz

4.3 tan

δ100 100 Hz

 4.4

誘電正接

tan

δ1M

IEC 60250

≧60×≧60×1 
又は 
≧60×≧60×2

Q/M

1 MHz

電極のエッジの影響を補償
する。

1

分後評価

4.5

体積抵抗率

ρ

e

Ω・cm

1

分後評価

4.6

表面抵抗率

σ

e

IEC 60093 

≧60×≧60×1 
又は 
≧60×≧60×2

Q/M

Ω

電圧

500 V

1

∼2 mm の厚みの試

験片を 50 mm の長
さで 5 mm 離して接
触した電極を使う。

1

分後評

4.7

E

S

1

≧60×≧60×1

 4.8

絶 縁 破 壊 の 強

  E

S

2

JIS C 2110 

≧60×≧60×2

Q/M MV/m

直径 20 mm の球状電極。

JIS C 2101 

の変圧器油に浸せきする。

昇圧速度 2 kV/s を使用

4.9

保 証 ト ラ ッ キ
ング指数

PTI

JIS C 2134 

≧15×≧15×4,

120

×120×4

ISO 295

タイプ E4

又は JIS K7139 
イプ A から切出し

Q/M

溶液 A を使用する。

4.10

耐アーク性

JIS K 6911 

φ100×3 Q/M

s

 5

その他の性質

5.1

W

W

24 mg

 5.2

吸水率

  W

W

24

JIS K 7209 

60

×60×1,

120

×120×1

ISO 295

タ イ プ

E1

から切出し可,

又は 60×60×1

JIS K7154-2

タイ

プ D1

Q/M

質量  %

23

℃の水に 24 時間浸せき


9

K 6916-2

:2006

  3  一般的性質及びその試験条件(続き)

1 2 3

4 5

6

7

性質

記号

規格

試験片のタイプ

及び寸法

mm

試験片

の作り

方(

1

)

単位

試験条件及び  補足説明

密度

JIS K 7112 

≧10×≧10×4

5.3

ρ

m

120

×120×4  ISO 

295

タイプ E4,又

は JIS K7139 タイ
プ A の中央部か
ら切出し可 

Q/M g/cm

3

JIS K 7112

に記載されている四つの方

法はこの規格の目的に対して同等と

見なされる。

5.4

比重

JIS K 6911 

 Q/M

水中置換法

(

1

)  Q:

  圧縮成形        M:  射出成形

(

2

国際規格は作成中


10

K 6916-2

:2006

  4  追加の諸性質及び試験条件

1 2

3  4 5

6

7

性質

記号

規格

試験片のタイプ及び

寸法 mm

試験片
の作り

方(

1

)

単位

試験条件及び補足説明

 1

レオロジー的性質

 1.1

見掛け密度

ρ

u

JIS K 7365 

g/cm

3

1.2

かさばり係数

γ

ISO 171 

かさばり係数

γ

=

ρ

m

/

ρ

u

(

ρ

m

表 35.3 参照)

1.3

トランスファーフ
ロー

Ftr

ISO 7808 

成形材料

%

 2

機械的性質

2.1

ボール押込み硬さ

H

961/30

ISO 

2039-1 

≧20×≧20×4 Q/M

MPa

荷重 961N,  時間 30 秒

 3

熱的性質

 4

電気的性質

 4.1

  R

25

d

常態,方法 1

4.2

絶縁抵抗

R

25

w

IEC 60167 

≧50×≧75×4 Q

Ω 500

V

の電圧で

1

分後

煮沸後,方法 2

 4.3

常態

4.4

絶縁抵抗 A

JIS K 6911  20

×40×10 Q/M

Ω 500

V

の電圧で

1

分後

煮沸後

 5

その他の性質

≧ 120 × ≧ 120 × 4

ISO 295

タイプ E4

 5.1

遊離アンモニア

  m

E

AM

ISO 120 

JIS K 7139

タイプ

A

Q/M

 5.2

遊離アンモニア A

JIS K 7230 

成形品 Q/M

質量  % 成形品を粉にした代表サンプルを分析

する。

 5.3

揮発分

m

v

JIS K 7145 

成形材料

質量  %

 5.4

 5.5

 5.6

抽 出 ホ ル ム ア ル デ
ヒド

―水 
―酢酸 
―エタノール

m

E/w

F

m

E/AA

F

m

E/AL

F

ISO 4614 

 5.7

抽 出 ホ ル ム ア ル デ
ヒド A

―水

食品衛生法

(

昭和 22 年

12

月 24 日

法律第 233
号)

成形品 Q/M µg/cm

2

又は

µg/ml

試料表面積の平方センチ当たり又は抽
出液のミリリットル当たり

(

1

)  Q:

  圧縮成形    M:  射出成形

 


11

K 6916-2

:2006

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS K 6916-2:2006

  プラスチック−ユリア樹脂成形材料−第 2 部:試験片の

作り方及び諸性質の求め方

ISO 14527-2:1999 Plastics

− Urea-formaldehyde and urea/melamine-formaldehyde powder

moulding compounds(UF-and UF/MF-PMCs)

− Part 2:Preparation of test specimens and

determination of properties

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ) JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの評

価及びその内容

  表示箇所:本体 
  表示方法:側線及び点線の下線

項目 
番号

内容

(

Ⅱ )

国 際

規 格
番号

項目 
番号

内容

項目ごとの評

技術的差異の内容

(

Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

1.

適用範囲

ユリア樹脂成形材料の試験片
の作り方及び諸性質の求め方
について規定する。

ISO

14526

-2

1

JIS

と 同

じ。

IDT

2.

引用規格

JIS C 2101

,その他。

2

ISO 60

,そ

の他。

MOD/

追加

MOD/

削除

JIS K 6911

JIS K 7230 を追加。

ISO 15062 

は“ISO ポアチエ会

議(2000 年)

”で廃止されたた

め削除した。IEC 60707 は第 2
版において BH 法が取り下げら
れたため削除。

試験方法の追加による。

3.

定義

用語の定義を規定。

3

IDT

4 IDT

4.

試 験

片の作り

成形前材料の取扱い及び成形

法ごとの試験片作成条件を規
定。

4.3

JIS

と ほ

ぼ同じ。

MOD/

変更

規定温度を現状に合わせて 変
更。

5.

試 験

片の状態

調節

試験前の,試験片の処理方法に
ついて規定。

 5

JIS

と 同

じ。

IDT

11

K 6916-2


2006

11

K 6916-2


2006


12

K 6916-2

:2006

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ) JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの評

価及びその内容 
  表示箇所:本体

  表示方法:側線及び点線の下線

項目 
番号

内容

(

Ⅱ )

国 際
規 格

番号

項目
番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

MOD/

追加

成形収縮率 A,絶縁抵抗 A,比重,
耐アーク性,抽出ホルムアルデヒ

ド A,遊離アンモニア A を追加。

日本及びアジア地区でこの特性及び
成形方法が要求されており,試験項目

及び成形法を追加。実験を積んで IEC
規格及び ISO 規格に提案することを
含めて次期改正に見直し検討する。

MOD/

選択

成形収縮率,絶縁抵抗,密度,抽
出ホルムアルデヒド及び遊離アン

モ ニ ア に つ い て は , 試 験 方 法 を

ISO/IEC

と JIS 又は食品衛生法を

併記しいずれかを選択。

日本の顧客要求に対応するため,併記 
した。

6.

諸 性

質の求め

一般的性質及び追加の諸性質
並びに試験条件について規定。

 6

JIS

と ほ ぼ 同

じ。

JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  IDT………………  技術的差異がない。

    ―  MOD/削除………  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    ―  MOD/追加………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    ―  MOD/変更………  国際規格の規定項目又は規定内容を変更している。

    ―  MOD/選択………  国際規格の規定内容と別の選択肢がある。

2.

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD……………  国際規格を修正している。

12

K 6916-2


2006

12

K 6916-2


2006