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K 6899-2

:2015

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  記号の使用  

1

3

  記号 

2

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

4


K 6899-2

:2015

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本プラスチック

工業連盟(JPIF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改

正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格であ

る。

これによって,JIS K 6899-2:2004 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS K 6899

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS K 6899-1

第 1 部:基本ポリマー及びその特性

JIS K 6899-2

第 2 部:充塡材及び強化材

JIS K 6899-3

第 3 部:可塑剤

JIS K 6899-4

第 4 部:難燃剤


日本工業規格

JIS

 K

6899-2

:2015

プラスチック−記号及び略語−

第 2 部:充塡材及び強化材

Plastics-Symbols and abbreviated terms-

Part 2: Fillers and reinforcing materials

序文 

この規格は,2011 年に第 3 版として発行された ISO 1043-2 を基に,技術的内容を変更して作成した日

本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,プラスチックの充塡材及び強化材に関する統一した方式による記号について規定する。こ

の規格では,使用が確立した記号だけを規定するが,その目的は,一つの充塡材又は強化材に二つ以上の

記号が使用されることを防ぐとともに,

一つの記号が二つ以上の意味で解釈されることを防ぐことにある。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 1043-2:2011

,Plastics−Symbols and abbreviated terms−Part 2: Fillers and reinforcing materials

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

記号の使用 

2.1

充塡材及び強化材の材料の種類による記号は 3.1 に,形態又は構造の記号は 3.2 による。

2.2

化学記号を除き,大文字だけを用いる。

2.3

充塡材又は強化材の種類は,最初の文字によって物理的形態を,又は 2 番目の文字によって構造を

示す。

注記  表 及び表 に記載したように,一つ又はそれ以上の文字を使用することがある。

例 1 GF は,繊維形態のガラスの記号である。

例 2 GCM は,短繊維マットのガラスの記号である。

例 3 MEM は,鉱物の連続ストランドマットの記号である。

2.4

材料又は形態が混在している場合は,該当する記号を“+”によって結び,括弧内で示してもよい。

“+”記号の前後にスペースは入れない。

例 (GF+MD)は,ガラス繊維(GF)と鉱物粉(MD)との混合物の記号である。


2

K 6899-2

:2015

2.5

金属類の追加情報は,括弧内に化学記号で示す。

例 1 MED(Al)は,アルミニウム粉末の記号である。

例 2  MEM(Al)は,アルミニウムマットの記号である。

記号 

3.1

充塡材及び強化材  充塡材及び強化材の材料ごとの記号は,表 による。

3.2

形態又は構造  充塡材及び強化材の形態又は構造の記号は,表 による。

表 1−充塡材及び強化材の材料ごとの記号 

記号

材料

a)

A

アラミド

b)

 aramid

b)

B

ホウ素 boron

C

炭素 carbon

D

アルミナ三水和物 alumina

trihydrate

E

クレー clay

G

ガラス glass

K

炭酸カルシウム calcium

carbonate

L

セルロース cellulose

M

鉱物 mineral

ME

金属

c)

 metal

c)

N

天然有機物(木綿,サイザル麻,大麻,亜麻,その他)

natural organic (cotton, sisal, hemp, flax, etc.)

P

雲母 mica

Q

シリカ silica

S

合成有機物(

例  微粉砕した PTFE,ポリイミド,熱硬

化樹脂)

d)

synthetic organic (e.g. finely divided PTFE,

polyimides or thermoset resins)

d)

T

タルク talcum

W

木材 wood

X

規定しない not

specified

Z

このリスト以外

others not included in this list

a)

材料については,例えば,それらの化学記号又は該当する国際規格に規定された追加の記号によって補足し

てもよい。

b)

アラミドは以前は記号“R”で定義したが,

“A”を一般的に使用する。

c)

金属(ME)の場合は,相当する化学記号によって金属の種類を示す。

例 (Al)は,金属のアルミニウムを示す記号である。

d)

さらに,個別の材料を規定してもよい。


3

K 6899-2

:2015

表 2−充塡材及び強化材の形態又は構造の記号 

記号

形態又は構造

B

ビーズ,球,中空球

beads, spheres, balls

C

チップ,切片 chips,

cuttings

CM

チョップドストランドマット chopped-strand

mat

D

細粒,粉末 fines,

powder

EM

連続ストランドマット

continuous (endless) strand mat

F

繊維 fibre

G

摩砕粉 ground

H

ウイスカー whisker

K

編物 knitted

fabric

L

層(状) layer

LF

長繊維 long

fibres

M

マット(厚手) mat

(thick)

N

不織(布,薄手)

non-woven (fabric, thin)

NF

ナノファイバー nanofibres

NT

ナノチューブ nanotubes

P

紙 paper

R

ロービング rovings

S

フレーク flakes

T

ねん(撚)糸又は組物,コード,チューブ

twisted yarn or braided fabric

,cord, tube

V

ベニヤ(単板) veneer

W

織物 woven

fabric

X

規定しない not

specified

Y

ヤーン yarn

Z

このリスト以外

others not included in this list


4

K 6899-2

:2015

附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS K 6899-2:2015

  プラスチック−記号及び略語−第 2 部:充塡材及び強化材

ISO 1043-2:2011

, Plastics − Symbols and abbreviated terms − Part 2: Fillers and

reinforcing materials

(I)JIS の規定

(II)国際 
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

2

記号の使用

2

追加

略号の例に MEM,MEM(Al)を追加

した。

次回 ISO 規格の定期見直し時に提

案する。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 1043-2:2011,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

−  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

−  MOD  国際規格を修正している。

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