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C 5964-5

:2012

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

1A

  引用規格  

1

1B

  用語及び定義  

1

2

  概要 

1

3

  かん合標準  

1

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

9


C 5964-5

:2012

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)

及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性がある。経済産業

大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認

について,責任はもたない。

JIS C 5964

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

C

5964-5

  第 5 部:MT コネクタ類(F12 形)

JIS

C

5964-7

  第 7 部:MPO コネクタ類(F13)

JIS

C

5964-20

  第 20 部:LC 形光コネクタ類


日本工業規格

JIS

 C

5964-5

:2012

光ファイバコネクタかん合標準−

第 5 部:MT コネクタ類(F12 形)

Fiber optic connector interfaces-

Part 5: Type MT connector family (F12 type)

序文 

この規格は,2005 年に第 2 版として発行された IEC 61754-5 を基とし,この規格で用いる主な用語及び

定義を規定するために引用規格を追加して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,MT コネクタ類のかん合構造及び互換寸法について規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 61754-5:2005

,Fibre optic connector interfaces−Part 5: Type MT connector family(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

1A 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この規格

は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 5962

  光ファイバコネクタ通則

1B 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 5962 による。

概要 

MT

コネクタ類は,2.5 mm×6.4 mm の角形フェルールをもつ多心光コネクタである。このコネクタは 2

本のガイドピンで整列し,通常はクランプスプリングで保持する。

かん合標準 

この規格は,かん合標準 5-1  MT かん合標準を対象とする。

注記 5-1 は対応国際規格である IEC 61754 規格群における部編成の番号を示している。


2

C 5964-5

:2012

コネクタプラグかん合の組合せは,

図 に示す幾つかの形態がある。元々,2 本のガイドピンはコネク

タプラグの位置にとらわれないため,

脱着するときに,

いずれのコネクタプラグ内に位置していてもよい。

また,各コネクタプラグに 1 本ずつガイドピンを固定しても,片側のコネクタプラグに 2 本のガイドピン

を固定してもよい。かん合可能な組合せは,

図 及び次に示す。

a)

ガイドピンなしコネクタプラグ同士を 2 本のガイドピンでかん合

b)

ガイドピン 1 本付きコネクタプラグとガイドピンなしコネクタプラグとをガイドピンを 1 本追加して

かん合

c)

ガイドピン 2 本付きコネクタプラグとガイドピンなしコネクタプラグとのかん合

d)

ガイドピン 1 本付きコネクタプラグ同士のかん合

注記  ガイドピン 2 本付きコネクタプラグは,ガイドピン 2 本付きコネクタプラグとかん合できな

い。光ファイバ心線の数が異なるコネクタプラグ同士であっても,かん合は可能であり,よ

り小さい方の心数に互換性をもつ。

図 1MT コネクタプラグ構成及びかん合可能な組合せ 

ガイドピンを

図 に,ガイドピン寸法を表 に,それぞれ示す。

クランプスプリングを

図 に,クランプスプリング寸法を表 に,それぞれ示す。

クランプスプリングのかん合押圧力は 6.8 N∼12.8 N とする。

MT

コネクタプラグかん合部を

図 に,MT コネクタプラグかん合部寸法を表 に,それぞれ示す。

各ガイドピン穴は,

図 に示すガイドピン穴検査ゲージを 5.5 mm 挿入した状態からの引抜力を測定し,

1.7 N

以下とする。さらに,

図 に示すプラグ検査ゲージを 5.5 mm 挿入した状態からの引抜力を測定し,

3.4 N

以下とする。

プラグ検査ゲージを

図 に,プラグ検査ゲージ寸法を表 に,それぞれ示す。

ガイドピン穴検査ゲージを

図 に,ガイドピン穴検査ゲージ寸法を表 に,それぞれ示す。


3

C 5964-5

:2012

注記  対応国際規格は,表及び図の引用がないため追加している。

図 2−ガイドピン 

表 1−ガイドピン寸法 

符号

寸法

mm

最小

最大

0.697 0.699

0.2 0.4

0.2 0.5

10.8 11.2


4

C 5964-5

:2012

図 3−クランプスプリング 

表 2−クランプスプリング寸法 

符号

寸法

mm

最小

最大

M

1

a)

 14.7  15.7

M

2

b)

 15.8  16.2

JA

c)

3.1 3.3

JB

d)

3.6 3.8

a)

自由長さ。自由長さは,無荷重時のばねの寸法を意味する。

b)

かん合押圧力が作用するときの寸法を意味する。

c)

  2

心,4 心又は 8 心用

d)

 10

心又は 12 心用


5

C 5964-5

:2012

a)

  X

及び Y は,二つのガイドピン穴を用いて確立した(共通)データム軸直線 F によって設定される直交座標系

(第一次,第二次データム平面)を示したものである。

図 4MT コネクタプラグかん合部 

表 3MT コネクタプラグかん合部寸法 

符号

寸法

mm

最小

最大

0.699 0.701

7.9 8.1

C 4.597

4.603

6.3 6.5

2.4 2.5


6

C 5964-5

:2012

単位  mm

a)

ここで X は,

図 で示された X と同一なものである。Y は,図 で示された Y と同一なものである。

図 5−光ファイバ心線配列図 


7

C 5964-5

:2012

単位  mm

図 6−プラグ検査ゲージ 

表 4−プラグ検査ゲージ寸法 

符号

寸法

mm

最小

最大

A

0.698 5

0.699 0

4.599 5

4.600 5

D 6.3  6.5

U 2.4  2.5

BA 0.2

0.4

BB 0.2

0.5

BC 6.0

6.5


8

C 5964-5

:2012

単位  mm

図 7−ガイドピン穴検査ゲージ 

表 5−ガイドピン穴検査ゲージ寸法 

符号

寸法

mm

最小

最大

A

0.698 5

0.699 0

0.2 0.4

0.2 0.5

10.8 11.2

6.0


9

C 5964-5

:2012

附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS C 5964-5:2012

  光ファイバコネクタかん合標準−第 5 部:MT コネクタ類(F12

形)

IEC 61754-5:2005

  Fibre optic connector interfaces−Part 5: Type MT connector

family

(I)JIS の規定

(II)

国際規格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号
及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

1A

引 用

規格

引用規格

規定なし

追加

IEC

規格では引用規格がない。 JIS では,用語及び定義を規定す

るため引用規格の追加がある。

1B

用 語

及び定義

用語及び定義

規定なし

追加

IEC

規格では用語及び定義が

ない。

JIS

では,用語及び定義を規定す

るための引用規格を追加した。今
後 IEC へ提案する。

3

か ん 合

標準

MT

コネクタプラグ

構 成 と か ん 合 可 能

な 組 合 せ を 示 す 本
文及び図 1

 2

概要

JIS

とほぼ同じ

変更

IEC

規格では,箇条 2 の概要に

記載しているが,JIS では,箇

条 3 のかん合標準の本文に記
載した。

MT

コネクタプラグ構成及びかん

合可能な組合せを示す本文及び

図 1 は,箇条 3 のかん合標準に記
載する内容である。

ク ラ ン プ ス プ リ ン

グ の か ん 合 押 圧 力
規定

 3

かん合

標準

JIS

とほぼ同じ

変更

IEC

規格では,かん合押圧力の

規定を表 2 の注

b)

に記載して

いるが,JIS では,かん合標準
の本文に記載した。

表 2 は,クランプスプリング寸法

を記載した表である。寸法以外の
規定である,かん合押圧力の規定
は,JIS の様式に従い,表 2 から

外し,本文中に移動した。

ガ イ ド ピ ン 穴 の 引

抜力規定

JIS

とほぼ同じ

変更

IEC

規格では,ガイドピン穴の

規定を表 3 の注

a)

に記載して

いるが,JIS では,かん合標準
の本文に記載した。

  また,規定方法を,ガイドピ
ン“挿入力”から“引抜力”を
測定することに変更した。

JIS

の様式に従い表 3 から外し,

本文中に移動した。

ガイドピンを垂直に挿入するこ
とが難しいため変更した。IEC 
提案する。

9

C

 596

4-

5


2

012


10

C 5964-5

:2012

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号
及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

3

か ん 合

標準 
(続き)

図 3(クランプスプ
リング)

JIS

とほぼ同じ

追加

IEC

規格では,異なる寸法状態

及び異なる種類のクランプス
プリングの図を一つで記載し

ているが,JIS では,自由長さ
の状態,かん合押圧力が作用し
たときの状態及び 10 心又は 12

心用の三つに分けて記載。

IEC

規格では,図を一つで記載し

ているが,JIS では分かりやすく
するために三つに分けた。

表 2(クランプスプ

リング寸法)の JA
及び JB

JIS

とほぼ同じ

変更

IEC

規格では,二つの異なる寸

法を表すのに,同一の量記号を
用い,下付き添字で区別してい
る(J

1

J

2

)が,JIS では,異な

る 量 記 号 を 用 い て 区 別 し た
JAJB

JIS

では,分かりやすくするため

に,異なる量記号を用いた。IEC
へ提案する。

表 4(プラグ検査ゲ

ージ寸法)の 及び

U

JIS

とほぼ同じ

変更

IEC

規格では,表 4 の 及び

U

について,注

b)

で,“代表寸

法”と記載があったが,JIS 
は,

“参考値”に変更した。

適切な表現に変更した。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 61754-5:2005,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

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C

 596

4-

5


2

012