1
B
4
6
3
6
-1
:
1
9
9
8
解
説
解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 4636-1 : 1998 ソケットレンチ−12.7角ドライブ
B 4636 : 1994 ソケットレンチ−ソケット
B 4637 : 1994 ソケットレンチ−エクステンションパー
B 4638 : 1994 ソケットレンチ−スピンナハンドル
B 4639 : 1994 ソケットレンチ−ユニバーサルジョイント
B 4640 : 1994 ソケットレンチ−T形スライドハンドル
B 4641 : 1994 ソケットレンチ−ラチェットハンドル
ISO/DIS 691
ISO 1174-1 : 1996
ISO 1711-1 : 1996
ISO 2725-1 : 1996
ISO 3315 : 1996
ISO 3316 : 1996
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相
違点
(V) JISと国際規格との整合が困難な
理由及び今後の対策
(1) 適用範囲
旧JISのアイテムで整合させた。
ISOにありこのJISにないもの
はJIS B 4636-2で規定する。国
内の使用実態を考慮して附属書
方式を採用したが,次回の見直
し時に具体的な統一方法を検討
する。
注(1) 本体の呼び12.7は附属書の
呼び12.5のことをいい,互
換性がある。
①角ドライブ ○ 角ドライブは呼び12.7(1)の1
種類。
ISO 1174-1,2725-1
○ 角ドライブは呼び12.5(1)
を含み5種類。
ADP JIS<ISO
②品目
○ 対象製品は6品目。
ISO 3315,3316
○ 対象製品ほ10品目。
ADP JIS<ISO
(2) 種類・等級 −
−
−
(3) 形状・寸法 ○ 本体:凸角ドライブ部には.
脱落防止用鋼球を取り付
ける。
附属書:凸角ドライブ部に
は,脱落防止用鋼球又はプ
ランジャを取り付ける。
ISO 1174-1,2725-1
ISO 3315,3316
○ 凸角ドライブには,脱落
防止用球又けプランジ
ャをを取り付ける。
ADP
○
本体,ソケットには,ハン
ドル類からの脱落防止の
ため,溝又は小径の穴を付
ける。
○ ソケットの図には,脱落
防止用溝の記載がある。
ADP 小径の穴を追加
(4) 品質
①外観
○ 使用上有害な欠点がなく,仕
上げの程度は良好でなく
てはならない。
ISO 1174-1,2725-1
ISO 3315,3316
−
−
②機能
○ 回転部は円滑に回転しなけ
ればならない。
−
−
③角ドライブ
の硬さ
○ 本体:品目によって36〜
39HRC以上。
附属書:39HRC以上
○ 39HRC以上。
ADP
2
B
4
6
3
6
-1
:
1
9
9
8
解
説
解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相
違点
(V) JISと国際規格との整合が困難な
理由及び今後の対策
(5) 材料
−
−
−
(6) 試験方法強
さ試験
○ 本体:ラチェットハンドルは
柄の端に荷重を加え約10
秒間保持する。
ISO 1171-1
ISO 3315,3316
○ ラチェットハンドルは,
柄の端に荷重を加え
る。
ADP ISOにはトルク保持時
間の規定がない。
○ 附属書:両側式ラチェットハ
ンドルは,両側とも試験す
る。ただし,左右対称のも
のは,片方だけでもよい。
○ 両側式ラチェットハンド
ルは,両側とも試験す
る。
ADP
左右対称のものは片側
だけでもよい。
(7) 検査
○ 形状・寸法と品質が規定に適
合しなければならない。
−
−
JIS指定面品として必要な規定項
目である。
(8) 製品の呼び
方
○ 規格各号,名称。
ISO 2725-1,3315,3316 ○
ADP
(9) 表示
○ 製造業者又は略号。
ISO 2725-1,3315,3316 ○
ADP
備考1. 表中の(I)及び(III)欄にある“○”は,該当する規定項目を規定していることを示し,“−”は,規定していないことを示す。
2. 表中の(IV)欄にある“ADP”は,JISは国際規格を技術的内容の変更なしで採用しているが,JISとして必要な規定内容を追加していることを示す。“−”は,
該当項目がないことを示す。