サイトトップへこのカテゴリの一覧へ

background image

 
 

1

B

 4

6

3

2

 : 

1

9

9

8


解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表 

JIS B 4632 : 1998 めがねレンチ 

ISO 691 : 1996 二面幅許容差,ISO 1085 :1986 レンチサイズの組合せ,ISO 1703 : 1983 工具一覧表 
ISO 1711 : 1983 技術仕様,ISO 3318 : 1990 頭部の最大外幅,ISO 10103 : 1990フラット形,オフセット形めがねレンチ, 
ISO 10104 : 1990 ディープオフセット形,モディファイドオフセット形めがねレンチ 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内容 

(II) 国際規格番

号 

(III) 国際規格の規定内容 

(IV) JISと国際規格との相違点 

(V) JISと国際規格との整合

魚が困難な理由及び今後
の対策 

(1) 適用範囲 

○ 本体:ボルト,ナットの組付

け又はその取外しに用いる
十二角めがねレンチについ
て規定。 
附属書:フラット形,15°オ
フセット形I形めがねレン
チ,ディープオフセット形及
びモディファイドオフセッ
ト形I形めがねレンチについ
て規定。 

ISO 10103 
ISO 10104 

○ ISO 1711のシリーズAの試験ト

ルクに適合しているフラット形,
オフセット形両目めがねレンチ,
ディープオフセット形及びモデ
ィファイドオフセット形両目め
がねレンチの寸法及び技術仕様
について規定。 

ADP  

国内の使用実態を考慮して
附属書方式を採用したが,次
回の見直し時に具体的な統
一方法を検討する。 

(2) 種類 

○ 本体:柄部の角度によって,

15°,45°,60°の3種類と
し,さらに,長さによって長
形,短形の2種類とする。 
附属書:フラット形,15°オ
フセット形I形めがねレン
チ,ディープオフセット形及
びモディファイドオフセッ
ト形I形めがねレンチの4種
類とする。 

ISO 10103 
ISO 10104 

○ フラット形・オフセット形両目め

がねレンチ,ディープオフセット
形・モディファイドオフセット形
両目の4種類 

ADP  

(3) 形状及び寸

法 

  

  

  

(3.1) 形状 

○ 本体:原則として図による。 

附属書:図は参考とする。 

ISO 1703,ISO  
10103 

○ 例として図示。図はレンチの設計

に影響を与えるものではない。 

=  

(3.2) 二面幅 

○ 本体:呼び寸法8〜27の18

種類を規定。 
附属書:呼び寸法6〜60の32
種を規定。 

ISO 10104 
ISO 691 

○ 呼び寸法 3.2〜60の32種を規

定。 

ADP  

background image

 
 

2

B

 4

6

3

2

 : 

1

9

9

8


解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き) 

JIS B 4632 : 1998 めがねレンチ 

ISO 691 : 1996 二面幅許容差,ISO 1085 :1986 レンチサイズの組合せ,ISO 1703 : 1983 工具一覧表 
ISO 1711 : 1983 技術仕様,ISO 3318 : 1990 頭部の最大外幅,ISO 10103 : 1990フラット形,オフセット形めがねレンチ, 
ISO 10104 : 1990 ディープオフセット形,モディファイドオフセット形めがねレンチ 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内容 

(II) 国際規格番

号 

(III) 国際規格の規定内容 

(IV) JISと国際規格との相違点 

(V) JISと国際規格との整合

魚が困難な理由及び今後
の対策 

(3.3) 組合せ方

及び寸法 

○ 本体:8×9〜24×27の25種,

全長L(約),厚さT1,T2最
大,外径D1,D2最大を規定。 
附属書:6×7〜55×60の42
種(うち23種は,推奨され
ない組合せ)外径d1,d2最大,
全長L最小,厚さe最大を規
定。 

ISO 1085, 
ISO 3318 
ISO 10103 
ISO 10104 

○ 組合せ方は,6×7〜55×60の42

種(うち23種は,推奨されない
組合せ),全長L最小,厚さe,
外径d1,d2最大を規定。 

ADP  

(4) 品質 

  

  

  

(4.1) 外観 

○ 本体:使用上有害な欠点がな

く,仕上げの程度は良好でな
ければならない。 
附属書:使用上有害な欠点が
なく,仕上げの程度は良好で
なければならない。 

− 規定なし。 

− JISは,外観を包括的に規定

している。 

(4.2) 硬さ 

○ 本体:37HRC以上とする。 

附属書:二面幅32mm以下の
ものは,最小39HRC,32〜
60mmのものは,最小35HRC
とする。 

ISO 1711 

○ 二面幅32mm以下のものは,最小

39HRC,32〜60mmのものは,最
小35HRCとする。 

ADP  

(4.3) 強さ 

○ 本体:強さ試験を行った後,

使用性能に影響するような
永久変形,その他の損傷を示
していてはならない。 
附属書:規定なし 

ISO 1711 

○ 試険を行った後,使用性能に影饗

するような永久変形,その他の損
傷を示していてはならない。 

≡  

(5) 材料 

− 規定なし。 

ISO 1711 

− 規定なし。 

−  

background image

 
 

3

B

 4

6

3

2

 : 

1

9

9

8


解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き) 

JIS B 4632 : 1998 めがねレンチ 

ISO 691 : 1996 二面幅許容差,ISO 1085 :1986 レンチサイズの組合せ,ISO 1703 : 1983 工具一覧表 
ISO 1711 : 1983 技術仕様,ISO 3318 : 1990 頭部の最大外幅,ISO 10103 : 1990フラット形,オフセット形めがねレンチ, 
ISO 10104 : 1990 ディープオフセット形,モディファイドオフセット形めがねレンチ 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内容 

(II) 国際規格番

号 

(III) 国際規格の規定内容 

(IV) JISと国際規格との相違点 

(V) JISと国際規格との整合

魚が困難な理由及び今後
の対策 

(6) 試験 

○ 本体:強さ試験 ソケット部

に六角試験棒を挿入し,規定
のトルクを加える。試験は,
両側について行う。 
試験棒の二面幅寸法は,Sの
最小寸法を基準とし,硬さは
50HRC以上。試験棒は,附属
書によるものを使用しても
よい。 
附属書:ISO 1711のトルク試
験を箇条にして規定。 

ISO 1711 
ISO 286-2 

○ トルク試験 試験の手順及び試

験について規定。規定の最小試険
トルクを加える。ソケット部の両
方向について1回ずつ荷重を加
える。 
試験棒の二面幅寸法は,Sの基準
寸法を基準とし,硬さは55HRC
以上。 

ADP  

(7) 検査 

○ 本体:形状及び寸法並びに品

質について行い,規定に適合
すること。 
附属書:形状及び寸法並びに
品質について行い,規定に適
合すること。 

− 規定なし。 

− ISOには,検査の規定がな

い。 

 
JIS指定商品として必要な
規定項目である。 

(8) 製品の呼び

方 

○ 本体:規格番号又は規格名

称,種類及び呼びによる。 
附属書:規格番号又は規格の
名称,種類及び呼びによる。 

− 規定なし。 

− ISOには,製品の呼び方の規

定がない。 

ISO/DIS 2725 : 1996に規定
されているため将来規定の
可能性がある。 
JIS指定商品として必要な
規定項目である。 

(9) 表示 

○ 本体:適切な箇所に,呼び,

製造業者名又はその略号を
表示する。 
附属書:適切な箇所に,呼び
及び製造業者の商標又はそ
の略号を表示する。 

− 規定なし。 

− ISOには,表示の規定がな

い。 

ISO/DIS 2725 : 1996に規定
されているため将来規定の
可能性がある。 
JIS指定商品として必要な
規定項目である。 

 
 

4

B

 4

6

3

2

 : 

1

9

9

8


 
備考1. 表中の(I)及び(III)欄にある“○”は,該当する規定項目を規定していることを示し,“−”は,規定していないことを示す。 

2. 表中の(IV)欄にある。“ADP”は,JISは国際規格を技術的内容の変更なしで採用しているが,JISとして必要な規定内容を追加していることを示す。また,

“−”は,該当項目がない場合を示す。