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B 4630 : 1998

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって JIS B 4630 : 1994 は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,日本工業規格と国際規格との整合を図ることに重点を置き,対応国際規格の技術的内

容を変更することなく採用し附属書に規定した。さらに,国際規格の差異を必要最小限とするため,JIS B 

4630 : 1994

の規定内容の部を改正して本体に規定した。

また,JIS Z 8301(規格票の様式)が 1996 年 7 月に改正されたのに伴い,それに従って規格票の様式も

変更した。

JIS B 4630

には,次に示す附属書がある。

附属書(規定)  I 形スパナ


日本工業規格

JIS

 B

4630

 : 1998

スパナ

Open ended spanners

序文  この規格は,備考に示す国際規格を元に,本体には,従来,日本工業規格で規定していた種類・等

級とこれらの形状・寸法,品質,検査,製品の呼び方及び表示を規定し,附属書には,対応国際規格を翻

訳し,技術的内容を変更することなく規定した日本工業規格であるが,対応国際規格にはない規定項目(外

観,検査,製品の呼び方及び表示)を日本工業規格として追加している。

なお,附属書のうち,点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にない事項である。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO/DIS 691 : 1996, Assembly tools for screws and nuts

−Wrench and socket openings−Tolerances

for general use

ISO 1085 : 1986, Assembly tools for screws and nuts

−Double-ended wrenches−Size pairing

ISO 1703 : 1983, Assembly tools for screws and nuts

−Nomenclature

ISO 1711 : 1975, Hand operated wrenches and sockets

−Technical specifications

ISO 3318 : 1990, Assembly tools for screws and nuts

− Double-headed open-ended wrenches,

double-headed ring wrenches and combination wrenches

−Maximum widths of heads

ISO 4229 : 1977, Assembly tools for screws and nuts

−Single-head engineer's wrenches−Gaps from 50

to 120 mm

ISO 10102 : 1990, Assembly tools for screws and nuts

−Double-headed open-ended engineers'

wrenches

1.

適用範囲  この規格は,ボルト,ナット及び四角止めねじの組付け又はその取外しに用いる丸形及び

やり形スパナ(以下,スパナという。

)について規定する。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規定の部を構成する。引用

規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであっ

て,その後の改正版・追補には適用しない。

JIS B 1002 : 1985

  二面幅の寸法

3.

種類及び等級  種類及び等級は,表 による。


2

B 4630 : 1998

表 1  種類及び等級

種類

等級

等級を表す記号

頭部の形状による種類

口の数による種類

丸形

片口

普通級

N

強力級

H

両口

普通級

N

強力級

H

やり形

片口

− S

両口

4.

形状及び寸法

4.1

二面幅許容差  二面幅の許容差は,表 による(JIS B 1002 参照)。

表 2  二面幅の許容差

単位  mm

呼び

許容差

最小

最大

5.5

+0.02

+0.12

6

,  7,  8, 9

+0.03

+0.15

10

,11

+0.04

+0.19

12

,13

+0.04

+0.24

14

,16

+0.05

+0.27

17

,18

+0.05

+0.30

19

,21,22,23,24

+0.06

+0.36

26

,27,29,30,32

+0.08

+0.48

35

,36,38,41,46,50

+0.10

+0.60

54

,55,58,60,63,65,67,70,71

+0.12

+0.72

75

,77,80

+0.16

+0.85

4.2

丸形

4.2.1

丸形片口スパナ  丸形片口スパナの形状及び寸法は,次のとおりである。

a)

丸形片口スパナの形状は,

図 によるのがよい。

b)

丸形片口スパナの寸法は,

表 による。

図 1  形状


3

B 4630 : 1998

表 3  寸法

単位  mm

外幅  S

1

厚さ  T

全長  L

外幅  S

1

厚さ  T

全長  L

呼び

S

最大

最大

基準寸法 許容差

呼び

S

最大

最大

基準寸法  許容差

5.5 17  3.2  80

±6%

30 68 13

270

±6%

6 18 3.5 85

32  73 14 285

7 20 4  90

35  80 15 305

8 22 4.5 95

36  81 15 320

9 24 4.5

100

38  86 16 320

10 26 5  110

41  91 17 360

11 29 5.5

120

46 102 19 400

12 30 6  125

50 110 20 430

13 33 6.5

135

54 118 21 455

14 35 7  140

55 121 21 470

16 39 8  160

58 127 22 490

17 41 8  165

60 131 23 510

18 43 8.5

170

63 137 24 535

19 45 9  180

65 142 24 550

21 50

10 200

67 145 25

565

22 52

10 205

70 152 26

590

23 54

11 215

71 154 26

600

24 56

11 220

75 162 28

630

26 60

12 240

77 166 28

645

27 62

12 245

80 173 29

670

29

66

13

265

  

4.2.2

丸形両口スパナ  丸形両口スパナの形状及び寸法は,次のとおりである。

a)

丸形両口スパナの形状は,

図 によるのがよい。

b)

丸形両口スパナの寸法は,

表 による。

図 2  形状


4

B 4630 : 1998

表 4  組合せ方及び寸法

単位  mm

外幅  S

1

厚さ  T

全長  L

小さい方 大きい方

呼び

S

最大

最大

最大

基準寸法 許容差

5.5

×7 17  20  4

100

±6%

6

×7 18  20  4  100

6

×8 18  22  4.5  105

7

×8 20  22  4.5  105

8

×9 22  24  4.5  110

8

×10 22  26

5

120

9

×10 24  26

5

120

10

×11 26  29

5.5  125

10

×12 26  30

6

130

10

×13 26  33

6.5  135

10

×14 26  35

7

140

11

×13 29  33

6.5  135

12

×14 30  35

7

140

13

×16 33  39

8

160

13

×17 33  41

8

165

14

×17 35  41

8

165

16

×18 39  43

8.5  170

17

×19 41  45

9

180

17

×21 41 50 10  200

18

×21 43 50 10  200

19

×21 45 50 10  200

19

×22 45 52 10  205

19

×24 45  56  11

220

21

×23 50  54  11

215

21

×24 50  56  11

220

21

×26 50 60 12  230

22

×24 52  56  11

220

23

×26 54 60 12  230

24

×27 56 62 12  245

24

×30 56 68 13  270

26

×29 60 66 13  245

26

×32 60 73 14  270

27

×30 62 68 13  270

29

×32 66 73 14  280

30

×32 68 73 14  285

32

×35 73 80 15  300

32

×36 73 81 15  320

35

×41 80 91 17  340

36

×41 81 91 17  360

41

×46 91 102 19

400

41

×50 91  110  20

420

46

×50 102  110  20

430

4.3

やり形

4.3.1

やり形片口スパナ  やり形片口スパナの形状及び寸法は,次のとおりである。


5

B 4630 : 1998

a)

やり形片口スパナの形状は,

図 によるのがよい。

b)

やり形片口スパナの寸法は,

表 による。

図 3  形状

表 5  寸法

単位  mm

外幅  S

1

口の深さ  F

厚さ  T

全長  L

呼び

S

最大

最小

最大

基準寸法 許容差

5.5 13

6

2.4  80

±6%

6 14

6.5  2.8  85

7 16

7.5  3.2  90

8 18

8.5  4  95

9 20

9.5  4.5 100

10 22

11

5  110

11 24

12

5.5 120

12 26.5  13

6  125

13 28.5  14

6.5 135

14 30.5  15

7  140

16 35

17.5  7.5 160

17 37

18.5  8  165

18 39

19.5  8  170

19 41

20.5  8.5 180

21 45.5  23

9  200

22 47.5  24

9.5 205

23 49.5  25

10  215

24 51.5  26

10  220

26 56

28.5  11  240

27 58

29.5  11  245

29 62

31.5  12  265

30 64

33

12  270

4.3.2

やり形両口スパナ  やり形両口スパナの形状及び寸法は,次のとおりである。

a)

やり形両口スパナの形状は,

図 によるのがよい。

b)

やり形両口スパナの寸法は,

表 による。


6

B 4630 : 1998

図 4  形状

表 6  組合せ方及び寸法

単位  mm

外幅  S

1

口の深さ  F

厚さ  T

全長  L

小さい方  大きい方 小さい方 大きい方

呼び

S

最大

最大

最小

最小

最大

基準寸法  許容差

5.5

×7 13  16

6  7.5  3.2 100

±6%

6

×7 14  16  6.5 7.5 3.2 100

6

×8 14  18  6.5 8.5 4  105

7

×8 16  18  7.5 8.5 4  105

8

×9 18  20  8.5 9.5 4.5 110

8

×10 18  22

8.5 11

5

120

9

×10 20  22

9.5 11

5

120

10

×11 22  24  11  12

5.5  125

10

×12 22  26.5 11  13

6

130

10

×13 22  28.5 11  14

6.5  135

10

×14 22  30.5 11  15

7

140

11

×13 24  28.5 12  14

6.5  135

12

×14 26.5 30.5 13  15

7

140

13

×16 28.5 35  14  17.5  7.5  160

13

×17 28.5 37  14  18.5  8

165

14

×17 30.5 37  15  18.5  8

165

16

×18 35  39  17.5 19.5  8

170

17

×19 37  41  18.5 20.5  8.5 180

17

×21 37  45.5 18.5  23

9  200

18

×21 39  45.5 19.5  23

9  200

19

×21 41  45.5 20.5  23

9  200

19

×22 41  47.5 20.5 24

9.5 205

19

×24 41  51.5 20.5  26  10  220

21

×23 415.5  49.5  23

25

10

215

21

×24 45.5 51.5 23  26  10  220

21

×26 45.5 56  23  28.5 11  230

22

×24 47.5 51.5 24  26  10  220

23

×26 49.5 56  25  28.5 11  230

24

×27 51.5 58  26  29.5 11  245

24

×30 51.5 64  26  33  12  270


7

B 4630 : 1998

単位  mm

外幅  S

1

口の深さ  F

厚さ  T

全長  L

小さい方  大きい方 小さい方 大きい方

呼び

S

最大

最大

最小

最小

最大

基準寸法  許容差

26

×29 56  62  28.5  31.5 12  245

±6%

26

×32 56  68.5 28.5  35  13  270

27

×30 58  64  29.5  33  12  270

29

×32 62  68.5 31.5  35  13  280

30

×32 64  68.5 33  35  13  285

5.

品質

5.1

外観  外観は,使用上有害な欠点がなく,仕上げの程度は良好でなければならない。

5.2

硬さ  硬さは,丸形の普通級は 36HRC 以上,強力級は 39HRC 以上とし,やり形は 39HRC 以上とす

る。

5.3

強さ  強さは,6.の試験を行った後に,使用性能に影響するような永久変形,その他の損傷を示して

いてはならない。

6.

強さ試験  強さ試験は,図 に示すように,口にこれと適合する六角試験棒をくわえ,表 又は表 8

に示す試験トルクを加える。

試験棒の二面幅の寸法は,の最小寸法に対して

表 のとおりとし,硬さは 50HRC 以上とする。

ただし,六角試験棒は,

附属書表 によるものを使用してもよい。

図 5  強さ試験


8

B 4630 : 1998

表 7  試験トルク(丸形)

呼び  S

5.5 6 7 8 9 10

11

12

13

普通級

3.9 4.9 8.8 14 20 27 35 45 56

試験トルク

N

・m

強力級

5.9 7.8 14 21 31 41 53 68 84

呼び  S

14 16 17 18 19 21 22 23 24

普通級 68 103 119 137 162 201 226 250 279

試験トルク

N

・m

強力級

103 155 178 206 240 299 338 373 417

呼び  S

26 27 29 30 32 35 36 38 41

普通級

333 368 431 471 539 657  701 784 932

試験トルク

N

・m

強力級

500 549 647 706 804 981 1050

1

180

1

390

呼び  S

46 50 54 55 58 60 63 65 67

普通級  1 160

1 370

1 600

1 670

1 840

1 980

2 180

2 320

2 460

試験トルク

N

・m

強力級  1 740

2 060

2 400

2 500

2 770

2 970

3 270

3 490

3 700

呼び  S

70 71 75 77 80

普通級  2 700

2 700

3 090

3 260

3 510

試験トルク

N

・m

強力級  4 050

4 150

4 640

4 880

5 270

表 8  試験トルク(やり形)

呼び  S

5.5 6 7 8 9 10

11

12

13

試験トルク  N・m 4.9 5.9 9.8 15 23 30 39 50 62

呼び  S

14 16 17 18 19 21 22 23 24

試験トルク  N・m  76  115 132 153 169 226 255 265 319

呼び  S

26 27 29 30 32

試験トルク  N・m  373 412 461 520 608

表 9  試験棒の寸法

単位 mm

基準寸法の区分

S

の最小寸法に対する許容差

3

を超え 10 以下

0

−0.040

10

を超え 18 以下

0

−0.043

18

を超え 30 以下

0

−0.052

30

を超え 50 以下

0

−0.062

50

を超え 80 以下

0

−0.074

80

を超え 120 以下

0

−0.087


9

B 4630 : 1998

7.

検査  スパナの検査は,形状及び寸法,並びに品質について行い,それぞれ 4.及び 5.の規定に適合し

なければならない。

8.

製品の呼び方  スパナの呼び方は,規格番号又は規格の名称(

1

)

,種類,等級及び呼びによる。

1.  JIS B 4630  丸形両口スパナ強力級  8×10

2.  スパナ(

1

)

  やり形片口スパナ  12

(

1

)

省略してもよい。

9.

表示  スパナには,適切な箇所に次の事項を表示する。

a)

呼び

例  8×10

b)

等級を表す記号

例 H

c)

製造業者名又はその略号

例  ○○○○

さらに,スパナの二面幅に適応するボルト・ナットの呼びを表示してもよい。

例  呼び  M8mm の場合  M8


10

B 4630 : 1998

附属書(規定)  形スパナ

序文  この附属書は,ISO 10102 : 1990, Assembly tools for screws and nuts−Double-headed open-ended

engineers' wrenches

を元に,対応する部分については対応国際規格を翻訳し,寸法規格,試験トルク及び試

験棒の寸法などを表にまとめ,技術的内容を変更することなく規定した日本工業規格であるが,対応国際

規格に規定されていない規定項目を日本工業規格として追加している。

なお,この

附属書のうち,点線の下線を施してある部分は,対応国際規格にない事項である。

1.

適用範囲  この附属書は,二面幅が 50∼120mm のエンジニア用 I 形片口スパナ(以下,片口スパナと

いう。

)及びエンジニア用 I 形両口スパナ(以下,両口スパナという。また,片口スパナ及び両口スパナを

総称して,スパナという。

)の寸法及び技術仕様について規定する。

なお,品質,検査,製品の呼び方及び表示についても規定する。

2.

種類  種類は,片口スパナ及び両口スパナの 2 種類とする。

3.

形状及び寸法  二面幅の許容差は,附属書表 による。その他の寸法は,附属書表 及び附属書表 3

による。

附属書表 1  二面幅の許容差

単位 mm

呼び

許容差

最小

最大

 3.2

+0.02

+0.08

4

,  5,  5.5

+0.02

+0.12

  6

,  7,  8,  9

+0.03

+0.15

10

, 11

+0.04

+0.19

12

, 13

+0.04

+0.24

 14

, 15, 16

+0.05

+0.27

17

, 18

+0.05

+0.30

 19

, 20, 21, 22, 23, 24, 25

+0.06

+0.36

26

, 27, 28, 30, 32

+0.08

+0.48

34

, 36, 41, 46, 50

+0.10

+0.60

 55

, 60, 65, 70

+0.12

+0.72

75

, 80, 85, 90, 95,100

+0.16

+0.85

105

,110,115,120

+0.20

+1.00

3.1

片口スパナ  片口スパナの形状及び寸法は,次のとおりである。

a)

形状  形状の例を,附属書図 に示す。この図は例示であり,製造業者の設計に影響を与えるもので

はない。

b)

頭部の寸法  頭部の寸法は,附属書表 による。


11

B 4630 : 1998

附属書図 1  形状

附属書表 2  頭部の寸法

単位 mm

外幅

厚さ

a(

1

)

e(

2

)

呼び

S

最大

最大

50 110  20

55 121  22

60 131  24

65 141  26

70 152  28

75 162  30

80 173  32

85 183  34

90 188  36

95 198  38

100 208  40

105 218  42

110 228  44

115 238  46

120 248  48

(

1

)  S

≦85 a

max.

=2.1S+5

S

>85 a

max.

=2S+8

(

2

)  e

=0.4S

3.2

両口スパナ  両口スパナの形状及び寸法は,次のとおりである。

a)

形状  形状の例を,附属書図 に示す。この図は例示であり,製造業者の設計に影響を与えるもので

はない。

b)

組合せ方及び寸法  組合せ方及び寸法は,附属書表 による。


12

B 4630 : 1998

附属書図 2  形状

附属書表 3  組合せ方及び寸法

単位 mm

外幅

全長

厚さ

b

1

(

4

)

b

2

(

4

)

L(

5

)

e(

6

)

組合せ(

3

)

S

1

×S

2

最大

最大

最小

最大

3.2

×4 14  15

81  3

4

×5 15 18  87 3.5

5

×5.5 18  19

95  3.5

5.5

×7 19  22

99  4.5

(6

×7) 20 22 103 4.5

7

×8 22 24 111 4.5

(8

×9) 24 26 119 5

8

×10 24  28  119  5.5

(9

×11) 26  30  127 6

10

×11 28  30  135  6

10

×13 28  34  135  7

11

×13 30  34  143  7

(12

×13) 32  34  151  7

(13

×14) 34  36  159  7

13

×15 34  39  159  7.5

(13

×16) 34  41  159  8

(13

×17) 34  43  159  8.5

(14

×15) 36  39  167  7.5

15

×16 39  41 175 8

(15

×18) 39  45  175  8.5

(16

×17) 41  43  183  8.5

16

×18 41  45 183 8.5

(17

×19) 43  47  191  9

(18

×19) 45  47  199  9

18

×21 45  51 199

10

(19

×22) 47  53  207 10

(20

×22) 49  53  215 10

(21

×22) 51  53  223 10

(21

×23) 51  55  223 10.5

21

×24 51  57 223

11


13

B 4630 : 1998

単位 mm

外幅

全長

厚さ

b

1

(

4

)

b

2

(

4

)

L(

5

)

e(

6

)

組合せ(

3

)

S

1

×S

2

最大

最大

最小

最大

(22

×24) 53  57  231 11

24

×27 57  64 247 12

(24

×30) 57  70  247 13

(25

×28) 60  66  255 12

27

×30 64  70 271 13

(27

×32) 64  74  271 13.5

(30

×32) 70  74  295 13.5

30

×34 70  78 295 14

(32

×34) 74  78  311 14

(32

×36) 74  83  311 14.5

34

×36 78  83 327 14.5

36

×41 83  93 343 16

41

×46 93 104 383 17.5

46

×50 104  112 423 19

50

×55 112 123 455 20.5

55

×60 123 133 495 22

(

3

)

組合せは,括弧を付けた組合せはなるべく使用しないの
がよい。

(

4

)  b

1max.

 , b

2max.

≒2.1S+7

(

5

)  L

min.

S

1

×8+55  S

1

は,小さい方の二面幅を示す。

(

6

)  e

max.

S

2

0.75

  S

2

は,大きい方の二面幅を示す。

4.

品質

4.1

外観  外観は,使用上有害な欠点がなく,仕上げの程度は良好でなければならない。

4.2

硬さ  硬さは,炭素鋼で製造するものは最小 36HRC とし,合金鋼で製造するものは最小 39HRC と

する。

4.3

トルク試験

4.3.1

手順

a)

口に六角試験棒をくわえ,

附属書表 及び附属書表 によるトルクを加える。

b)

試験中は,急激に力を加えたり,たたいたりしてはならない。荷重を次第に増していき,最小試験ト

ルクを加える。トルクは,荷重の大きさと,荷重を加えた位置から試験棒の中心までの測定距離の積

として計算する。

c)

六角試験棒の二面幅の基準寸法は,公差が h8 の基準寸法 に等しくする。試験棒の硬さは 55HRC 以

上に熱処理する。六角試験棒の寸法を,

附属書表 に示す。

d)

また,決められたトルク値に対して±2.5%の範囲で試験棒を回転できる装置を用いて,この試験を行

ってもよい。

e)

最小試験トルクを加えた後,使用性能に影響するような永久変形,その他の損傷を示していてはなら

ない。


14

B 4630 : 1998

附属書表 4  片口スパナの最小試験トルク

S

mm  50 55 60 65 70 75 80 85 90 95

試験トルク

M(

7

)

  N・m

850

1 030

1 225

1 435

1 665

1 910

2 175

2 455

2 755

3 070

S

mm 100

105

110

115

120

試験トルク

M(

7

)

  N・m

3 400

3 750

4 115

4 495

4 895

(

7

)

最小試験トルク  M=0.34S

2

N

・m

附属書表 5  両口スパナの最小試験トルク

S

mm 3.2 4 5 5.5 6 7 8 9 10

11

試験トルク

M(

8

)

  N・m

1.02 1.90 3.55 4.64 5.92 9.12 13.3 18.4 24.8 32.3

S

mm  12 13 14 15 16 17 18 19 20 21

試験トルク

M(

8

)

  N・m

41.2 51.6 63.5 77.0 92.3  107  128  149  172  198

S

mm  22 23 24 25 26 27 28 30 32 36

試験トルク

M(

8

)

  N・m

225 255 287 322 359 399 442 536 643 894

Smm

41 46 50 55 60

試験トルク

M(

8

)N

・m

1 154

1 453

1 716

2 077

2 471

(

8

)  S

≦36mm  最小試験トルク  M=0.0392S

2

8

N

・m

S

>36mm  最小試験トルク  M=0.6865S

2

 N

・m

附属書表 6  六角試験棒の寸法

単位 mm

基準寸法の区分

基準寸法に対する許容差

3

を超え 6 以下

0

−0.018

6

を超え 10 以下

0

−0.022

10

を超え 18 以下

0

−0.027

18

を超え 30 以下

0

−0.033

30

を超え 50 以下

0

−0.039

50

を超え 80 以下

0

−0.046

80

を超え120 以下

0

−0.054

4.3.2

試験

a)

試験棒は,口の底に当てる。


15

B 4630 : 1998

b)

荷重をスパナに沿ってできるだけ遠くに,スパナの長手軸に垂直に加える。大形スパナを試験すると

きには,エクステンションチューブを使用する。

c)

スパナの両方向(正方向及び逆方向)に 1 回ずつ荷重を加えて試験する。

5.

材料  片口スパナは炭素鋼で製造し,両口スパナは炭素鋼又は合金鋼で製造する。

6.

検査  スパナの検査は,形状及び寸法,並びに品質について行い,それぞれ 3.及び 4.の規定に適合し

なければならない。

7.

製品の呼び方  スパナの呼び方は,規格番号又は規格の名称,この附属書に基づいて製作されたこと

を示す “I” ,種類及び呼びによる。

8.

表示  スパナには,適切な箇所に,呼び寸法及び製造業者の商標又はその略号及び附属書に基づいて

製作されたことを示すために “I” を表示する。


16

B 4630 : 1998

JIS B 4630

(スパナ)改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(主査)

竹  原      康

東京都立科学技術大学

(委員)

杉  上  孝  二

通商産業省機械情報産業局

高  橋  孝  一

通商産業省製品評価技術センター

本  間      清

工業技術院標準部

菅  谷  伸  夫

トヨタ自動車株式会社

鷹  野  武  次

日産アルティア株式会社

徳  田  憲  暁

財団法人鉄道総合技術研究所

豊  島  国  男

株式会社日立製作所

中  西  忠  雄

防衛庁装備局調達補給室

中  村  智  男

日本ねじ研究協会

三  沢      彰

東日本旅客鉄道株式会社

森      浩  一

東京ガス株式会社

森  部  幸  男

社団法人日本自動車整備振興会連合会

吉  田  育  夫

株式会社東芝

相  田  明  雄

相伍工業株式会社

岡  田  正  之

北陽産業株式会社

兼  古  耕  一

株式会社兼古製作所

川  上  平八郎

東邦工機株式会社

佐  藤  浩  輔

京都機械工具株式会社

田  口  一  重

株式会社ベツセル工業

長谷川      直

株式会社マルト長谷川工作所

前  田  英  治

前田金属工業株式会社

松  塚  允  宏

旭金属工業株式会社

室  本      治

室本鉄工株式会社

吉  川      明

株式会社スーパーツール

渡  辺  鉄太郎

全国作業工具工業組合

(事務局)

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

三  塚  隆  正

財団法人日本規格協会

備考  ○印は,WG 主査を示す。