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B 4350 : 2002

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本工具工業会

(JSCTA)

/財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,

JIS B 4350 : 1991

は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,JIS B 1603 : 1995(インボリュートスプライン−歯面合わせ−一般事項,諸元及び検査)

の規格内容から,スプラインの基準歯形に対応して追加規定した。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS B 4350

には,次に示す附属書がある。

附属書 1(参考)  仕上げ代

の参考値

附属書 2(参考)  歯車及びインボリュートスプラインの歯先面取部の形状並びに面取部の共用検討

附属書 3(参考)  セミトッピング歯形面取部の計算方法

附属書 4(参考)  インボリュートスプライン歯形(基準圧力角 20°)


B 4350 : 2002

(2) 

目次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

1

4.

  種類・記号

1

5.

  歯形・寸法

2

附属書 1(参考)  仕上げ代

の参考値

11

附属書 2(参考)  歯車及びインボリュートスプラインの歯先面取部の形状並びに面取部の共用検討図

12

附属書 3(参考)  セミトッピング歯形面取部の計算方法

14

附属書 4(参考)  インボリュートスプライン歯形(基準圧力角 20°)

18


日本工業規格

JIS

 B

4350

: 2002

歯切工具−歯形及び寸法

Gear cutter

−Tooth profiles and dimensions

序文  円筒歯車関係の規格が国際整合化のために改正されたことに伴い,この規格を改正する。

1.

適用範囲  この規格は,インボリュート歯形の平歯車,はすば歯車及びスプライン加工用の歯切工具

の基準ラック歯形(以下,歯形という。

)について規定する。

2.

引用規格  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構

成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0174

  歯切工具用語

JIS B 1603

  インボリュートスプライン−歯面合わせ−一般事項,諸元及び検査

JIS B 1701-1

  円筒歯車−インボリュート歯車歯形  第 1 部:標準基準ラック歯形

BS 436 : Part 2

  SPECIFICATION FOR SPUR AND HELICAL GEARS Part 2. Basic rack form, modules

and accuracy (1 to 50 metric module)

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0174 によるほか,次による。

歯切工具の基準ラック歯形  歯車及びインボリュートスプラインの基準ラックに対応した,歯切工具の

基準ラックの歯直角断面形状。

4.

種類・記号  歯形の種類及び記号は,表 による。

表 1  歯形の種類及び記号

記号

前加工用

種類

仕上げ用

荒加工用

プリシェービング  プリグラインディング

並歯歯形

− N  R

(RGH)(

2

)

N

形 STB

(-N)(

1

)

低歯歯形

F

形 STB-F  −

高歯歯形

− R-HI

(RGH-HI)(

2

)

P

(PRE-S)(

2

)

PG

(PRE-G)(

2

)

トッピング歯形

− T

(TOP)(

2

)

セミトッピング歯形

− S

(S-TOP)(

2

)

− PS

PGS

プロチュバランス歯形

− PP

PGP


2

B 4350 : 2002

記号

前加工用

種類

仕上げ用

荒加工用

プリシェービング  プリグラインディング

プロチュバランス

  セミトッピング歯形

− PSP  PGSP

修整歯形

− MF  −

30

°  平底形 30P

30

°  丸底形 30R

37.5

°丸底形 37.5R

インボリュート

  スプライン歯形

45

°  丸底形 45R

(

1

)

括弧内の記号は省略してもよい。

(

2

)

括弧内の記号でもよい。

5.

歯形・寸法

5.1

並歯歯形  並歯歯形は,JIS B 1701-1 に対応する歯形で,仕上げ用及び荒加工用の 2 種類とし,表 2

による。

表 2  並歯歯形

単位  mm

記号

項目

N

(仕上げ用)

R

(荒加工用)

モジュール

m

m

基準圧力角

α

20

°

歯末の丈

h

a

1.25m

歯元の丈

h

f

1.25m 1.15m

全歯丈

h

o

2.5m 2.4m

切込み歯丈

h

2.25m

歯底のすきま

c

0.25m 0.15m

ピッチ

p

π

m

歯厚

s(

3

)

0.5p 0.5p

s

歯先の丸み

r

a

(

4

)

0.38m 0.3m

歯元の丸み

r

f

0.38m 0.2m

(

3

)

歯厚を計算するための

は仕上げ代を

示す。

の参考値を附属書11に示す。

(

4

)  r

a

はモジュール m1mm 以下では,面取り

でもよい。また,モジュール m0.4mm 以

下には,適用しない。


3

B 4350 : 2002

5.2

低歯歯形  低歯歯形は,並歯歯形より歯の丈が低い歯形で,N 形,F 形の 2 種類とし,表 による。

表 3  低歯歯形

単位  mm

記号

項目

STB (-N)

(N 形)

STB (-F)

(F 形)

モジュール 

m

m/m' 

基準圧力角 

α

20

°

歯末の丈 

h

a

1.0m 1.25m'

歯元の丈 

h

f

1.0m 1.25m'

全歯丈 

h

o

2.0m 2.5m'

切込み歯丈 

h

1.8m 2.25m'

歯底のすきま 

c

0.2m 0.25m'

ピッチ 

p

π

m

歯厚 

s

0.5p

歯先の丸み 

r

a

(

4

)

0.3m 0.38m

歯元の丸み 

r

f

0.3m 0.38m

備考  F 形のモジュールは m/m'で表示する。

m'は歯丈を計算するモジュールを示す。


4

B 4350 : 2002

5.3

高歯歯形  高歯歯形は,並歯歯形より歯の丈が高い歯形で,荒加工用及び前加工用の 2 種類とし,

表 による。

表 4  高歯歯形

単位 mm

記号

項目

R-HI

(荒加工用)

P

(プリシェービング用)

PG

(プリグラインディング用)

モジュール

m

m

基準圧力角

α

 20

°

歯末の丈

h

a

 1.4m

歯元の丈

h

f

 1.25m

全歯丈

h

o

 2.65m

切込み歯丈

h 2.4m

歯底のすきま

c 0.25m

ピッチ

p

π

m

歯厚

s(

3

) 0.5p

s

歯先の丸み

r

a

(

4

) 0.39m

歯元の丸み

r

f

 0.3m


5

B 4350 : 2002

5.4

トッピング歯形  トッピング歯形は,JIS B 1701-1 に対応する歯形をもつ歯車の外周も同時に加工す

る歯形で,

表 による。

表 5  トッピング歯形

単位  mm

記号

項目

T

モジュール

m

m

基準圧力角

α

20

°

歯末の丈

h

a

1.25m

歯元の丈

h

f

1.0m

全歯丈

h

o

2.25m

切込み歯丈

h

2.25m

ピッチ

p

π

m

歯厚

s

0.5p

歯先の丸み  r

a

(

4

)

0.38m

歯元の丸み

r

f

0.2m


6

B 4350 : 2002

5.5

セミトッピング歯形  セミトッピング歯形は,歯車の歯先の面取りを同時に加工する歯形で,仕上

げ用及び前加工用の 2 種類とし,

表 による。

表 6  セミトッピング歯形

単位  mm

記号

仕上げ用

前加工用

項目

S PS

(プリシェービング用)

PGS

(プリグラインディング用)

モジュール

m

m

基準圧力角

α

 20

°

歯末の丈

h

a

 1.25m 1.4m

切込み歯丈

h 2.25m 2.4m

ピッチ

p

π

m

歯厚

s(

3

) 0.5p 0.5p

s

歯先の丸み

r

a

(

4

) 0.38m 0.39m

面取開始点の丈  h

c

(

6

)

面取部の圧力角

α

c

(

6

)

被削歯車諸元によって算出(

5

)(

7

)

歯元の丸み

r

f

(

5

)

歯車の歯先の面取部の形状を,

附属書21に示す。

(

6

)

被削歯車諸元による計算式を,

附属書 に示す。

(

7

)

セミトッピングホブで設計諸元以外の歯数の歯車を切削したときの面取量は,
附属書 図 に示す。


7

B 4350 : 2002

5.6

プロチュバランス歯形  プロチュバランス歯形は,歯車の歯元部にアンダーカット部分を作り,後

加工(シェービング又はグラインディング)工具の干渉を避けるためのこぶをもった歯形で,

表 7,表 8

による。

表 7  プロチュバランス歯形

単位  mm

記号

項目

PP

(プリシェービング)

PGP

(プリグラインディング用)

モジュール

m

m

基準圧力角

α

20

°

歯末の丈

h

a

1.4m

歯元の丈

h

f

1.25m

全歯丈

h

o

2.65m

切込み歯丈

h

2.4m

歯底のすきま

c

0.25m

ピッチ

p

π

歯厚

s(

3

)

0.5p

s

歯元の丸み

r

f

0.3m

こぶの寸法(P 部)

表 による。


8

B 4350 : 2002

表 8  こぶの寸法

Ar

a

 (1

−sin

α

)

CHcos (

α

θ

) /sin

θ

単位  mm

記号

項目

PP

PSP

(プリシェービング用)

PGP

PGSP

(プリグラインディング用)

基準圧力角

α

 20

° 20°

丸みの接点の丈

A 0.256

6m 0.256

6m

平行部の丈

B 0.1m 0.08m

角度部の丈

C 11.082

8H 7.028

3H

こぶの角度

θ

5

°

8

°

こぶの高さ

H(

8

) 0.75

s 0.7∆s

歯先の丸み

r

a

 0.39m 0.39m

(

8

)

こぶの高さを計算するための

は仕上げ代を示す。∆の参考値を

附属書11に示す。

5.7

プロチュバランスセミトッピング歯形  プロチュバランスセミトッピング歯形は,プロチュバラン

ス歯形及びセミトッピング歯形を組み合わせた歯形で,

表 による。

表 9  プロチュバランスセミトッピング歯形

単位  mm

記号

項目

PSP

(プリシェービング)

PGSP

(プリグラインディング用)

モジュール

m

m

基準圧力角

α

 20

°

歯末の丈

h

a

 1.4m

切込み歯丈

h 2.4m

ピッチ

p

π

m

歯厚

s(

3

) 0.5p

s

面取開始点の丈  h

c

(

6

)

面取部の圧力角

α

c

(

6

)

被削歯車諸元によって算出(

5

)(

7

)

歯元の丸み

r

f

こぶの寸法(P 部)

表 による。


9

B 4350 : 2002

5.8

修整歯形  修整歯形は,歯車の歯形修整を行うための歯形で,表 10 による。

表 10  修整歯形

単位  mm

記号

項目

MF

モジュール

m

m

基準圧力角

α

20

°

歯末の丈

h

a

1.25m

歯元の丈

h

f

1.25m

全歯丈

h

o

2.5m

切込み歯丈

h

2.25m

歯底のすきま

c

0.25m

ピッチ

p

π

m

歯厚

s

0.5p

歯先の丸み

r

a

0.39m

歯元の丸み

r

f

0.39m

修整開始点の丈  h

m

(

9

)

1.65m

(最小)

歯底の修整量

q(

9

)

0.02m

(最大)

修整半径

R h

m

の値による

(

9

)  BS 436 : Part 2

による。


10

B 4350 : 2002

5.9

インボリュートスプライン歯形  この歯形は,JIS B 1603 の規定に対応する歯形で,表 11 による。

表 11  インボリュートスプライン歯形

単位  mm

記号

項目

30P

(平底形)

30R

(丸底形)

37.5R

(丸底形)

45R

(丸底形)

モジュール

m

m

基準圧力角

α

30

° 37.5°

45

°

歯末の丈

h

a

0.75m 0.9m 0.7m 0.6m

歯元の丈

h

f

0.75m 0.9m 0.7m 0.6m

全歯丈

h

o

1.5m 1.8m 1.4m 1.2m

切込み歯丈

h

1.25m 1.4m 1.15m 1.0m

歯底のすきま

c

0.25m 0.4m 0.25m 0.2m

ピッチ

p

π

歯厚

s

0.5p

歯先の丸み

r

a

0.2m 0.4m 0.3m 0.25m

歯元の丸み

r

f

0.2m 0.4m 0.3m 0.25m


11

B 4350 : 2002

附属書 1(参考)  仕上げ代

の参考値

この

附属書 1(参考)は,荒加工用歯形及び前加工用歯形の仕上げ代

の参考値を示すもので,規定の

一部ではない。モジュール が 1∼25mm の仕上げ代

の参考値を附属書 表 に示す。

附属書 表 1  仕上げ代

の参考値

単位  mm

記号

モジュール  m

R

R-HI

(荒加工用)

P

PS

PP

PSP

(プリシェービング用)

PG

PGS

PGP

PGSP

(プリグラインディング用)

1

以上 2 以下

− 0.04

0.15

2

を超え 3.5 以下

− 0.05

0.25

3.5

を超え 6.3 以下

− 0.07

0.3

6.3

を超え 10 以下

0.6 0.08

0.4

10

を超え 16 以下

0.9 0.10

0.5

16

を超え 25 以下

1.2

− 0.6

備考  仕上げ代

は,基準ピッチ線に沿った歯厚を示す。


12

B 4350 : 2002

附属書 2(参考)  歯車及びインボリュートスプラインの歯先面取部の 

形状並びに面取部の共用検討図

この

附属書 2(参考)は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

規格運用の便を図るため,

歯車及びインボリュートスプラインの歯先の面取部の形状を

附属書 図 に,

セミトッピング歯形の歯切工具にて加工する歯車の,歯数の変化による面取量の共用検討図を

附属書 

2

に示す。

附属書 図 1  歯車及びスプラインの歯先の面取部の形状


13

B 4350 : 2002

附属書 図 2  面取量の共用検討図


14

B 4350 : 2002

附属書 3(参考)  セミトッピング歯形面取部の計算方法

この

附属書 3(参考)は,本体に関連する事項を補足するもので,規定の一部ではない。

規格運用の便を図るため,加工歯車の歯先面取量に対応した,セミトッピング歯形面取部の計算方法を

示す。

1.

面取角度

α

c

の計算  歯面を創成する切れ刃と面取りをする切れ刃とは,基準ピッチ線及び歯切りピッ

チ円が共通でなければならない。

歯車の歯先面取りの条件として,fvfk 角とし,いまインボリュート曲線の一部である vk を円弧とみな

し,これに対する法線

fq

は,曲線三角形

fvk

の頂点

f

における各辺の接線

fg

fj

のなす角∠jfg の二等分線

でなければならない(

附属書 図 参照)。

α

cos

cos

a

a

b

a

d

d

d

d

α

=

=

2

4

a

ca

α

π

+

=

α

  (ラジアン)

c

ca

a

bc

cos

cos

α

d

α

d

d

=

=

ca

a

bc

c

cos

cos

α

d

d

d

d

=

=

α

ここに,

α

歯面の基準圧力角

α

a

歯先部の圧力角

α

ca

歯先部の面取角度

(面取面インボリュート曲線の歯先部の圧力角)

α

c

面取面インボリュート曲線の基準圧力角

d

b

歯車の基礎円直径

d

a

歯先円直径

d: 歯車の基準円直径

d

bc

面取面インボリュート曲線の基礎円直径


15

B 4350 : 2002

附属書 図 1  面取角度

α

c

の計算

2.

面取部の転位係数 x

1

の計算  歯車の歯先面取寸法 h

cr

を得るために,歯面及び面取面のインボリュー

ト曲線の交点 v は,直径 d

c

の円周上になければならない。

したがって,d

c

円周上で,歯面と面取面との歯厚は等しくなければならない(

附属書 図 参照)。

v

v

b

b

e

cos

inv

α

α

d

S

S

=

cv

cv

bc

bc

c

cos

inv

α

α

d

S

S

=

α

α

α

π

α

α

inv

cos

tan

2

2

inv

cos

b

b

b

d

xm

m

d

S

S

+

÷

ø

ö

ç

è

æ

+

=

=

c

bc

c

c

1

c

bc

c

oc

bc

inv

cos

tan

2

2

inv

cos

α

α

α

π

α

α

d

m

x

m

d

S

S

+

÷

ø

ö

ç

è

æ

+

=

=

よって

v

v

b

b

e

cos

inv

inv

sin

2

cos

2

α

α

α

α

α

π

d

d

xm

m

S

+

+

=

cv

cv

bc

c

bc

c

1

c

c

cos

inv

inv

sin

2

cos

2

α

α

α

α

α

π

d

d

m

x

m

S

+

+

=

上記の

2

式の右辺は相等しいので,これらから

x

1

を求めると,

þ

ý

ü

î

í

ì

+

ú

û

ù

ê

ë

é

þ

ý

ü

î

í

ì

+

+

=

c

c

cv

bc

v

v

b

cv

v

c

1

cos

2

)

inv

(inv

cos

)

inv

(inv

sin

2

cos

2

cos

cos

sin

2

1

α

π

α

α

α

α

α

α

α

π

α

α

α

m

d

m

d

x

x

ここに,

S

e

d

c

円周上の歯面の歯厚


16

B 4350 : 2002

S

b

歯面の基礎円周上の歯厚

S: 歯面の基準円周上の歯厚

S

c

d

c

円周上の面取面の歯厚

S

bc

面取面の基礎円周上の歯厚

S

oc

面取面の基準円周上の歯厚

α

v

歯面の v 点の圧力角

α

cv

面取面の v 点の圧力角

m: モジュール

x: 歯面の転位係数

x

1

面取面の転位係数

附属書 図 2  面取部の転位係数 x

1

の計算

3.

面取高さ h

c

の計算  歯車の歯面及び面取面のインボリュート曲線を創成する圧力角

α

及び

α

c

の交点 b

までの,ホブ歯先からの高さ h

c

を求める(

附属書 図 参照)。

)

sin(

sin

)

(

c

c

1

α

α

α

=

x

x

m

ab

)

sin(

cos

sin

)

(

cos

c

c

1

s

α

α

α

α

α

=

=

=

m

x

x

ab

h

ae

よって

)

sin(

cos

sin

)

(

c

c

1

a

s

a

c

α

α

α

α

+

=

+

=

m

x

x

h

h

h

h

ここに,

h

s

:  基準ピッチ線から面取面開始点までの高さ

h

a

:  歯末の丈

h

c

:  歯先から面取面開始点までの高さ


17

B 4350 : 2002

附属書 図 3  面取高さ h

c

の計算


18

B 4350 : 2002

附属書 4(参考)  インボリュートスプライン歯形(基準圧力角 20°)

この

附属書 4(参考)は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

1.

この

附属書 4(参考)は,JIS D 2001(自動車用インボリュートスプライン)の廃止に伴う経過処置に

応じるために参考として示すものである。

2.

インボリュートスプライン歯形(基準圧力角 20°)  この歯形は,JIS B 1603 附属書の規定に対応す

る歯形で,

附属書 表 による。

附属書 表 1  インボリュートスプライン歯形(基準圧力角 20°)

単位  mm

記号

INV-SP

歯面合わせ

大径合わせ

項目

平底形

丸底形

平底形

丸底形

モジュール

m

m

m

基準圧力角

α

20

° 20°

歯末の丈

h

a

1.0m 1.146m

1.0m 1.146m

歯元の丈

h

f

0.4m 0.4m

全歯丈

h

o

1.4m 1.546m

切込み歯丈

h

1.2m 1.346m

1.2m 1.346m

歯底のすきま

c

0.2m 0.2m

ピッチ

p

π

π


19

B 4350 : 2002

単位  mm

記号

INV-SP

歯面合わせ

大径合わせ

項目

平底形

丸底形

平底形

丸底形

歯厚

s

0.5p 0.5p

歯先の丸み

r

a

0.3m 0.526m

0.3m 0.526m

歯元の丸み

r

f

0.3m

面取開始点の丈

h

c

(

6

)

面取部の圧力角

α

c

(

6

)

被削スプライン諸元

によって算出

(

5

)(

7

)

日本工業標準調査会標準部会  機械要素技術専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

大  園  成  夫

東京電機大学

(委員)

加  藤  伸  一

社団法人自動車技術会

川  口  俊  充

日本工具工業会

黒  澤  富  蔵

産業技術総合研究所

桑  田  浩  志

有限会社桑田設計標準化研究所

清  水  雄  輔

社団法人日本バルブ工業会

庄  野  敏  臣

社団法人日本工作機械工業会

筒  井  康  賢

産業技術総合研究所

真  弓      透

社団法人日本ベアリング工業会

丸  山  一  男

工学院大学

望  月  正  紀

社団法人日本ねじ工業会