>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

日本工業規格

JIS

 B

4134

-1994

ダイヤモンド単石ドレッサ

Single point diamond dressing tools

1.

適用範囲  この規格は,研削といしのドレッシングに用いる単石ドレッサ(以下,ドレッサという。)

について規定する。

備考1.  ダイヤモンド単石ドレッサとは,研磨加工されていない1個のダイヤモンドをシャンクに取り

付けたものである。

2.

この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 0401

  寸法交差及びはめあい

JIS B 0405

  普通公差−第 1 部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差

JIS B 1002

  二面幅の寸法

JIS B 3301

  モールステーパゲージ

JIS B 4003

  モールステーパ部をもつシャンク及びソケット−形状・寸法

JIS B 7502

  マイクロメータ

JIS B 7507

  ノギス

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

3.

この規格の中で  {  }  を付けて示してある単位及び数値は,従来単位系によるものであって,

参考として併記したものである。

2.

種類  ドレッサの種類は,シャンクの形状及びダイヤモンドの呼びによって区分し,表 による。

表 1  ドレッサの種類

シャンクの形状

ダイヤモンドの呼び

ストレートシャンク形

ヘッデッドシャンク形

テーパシャンク形

1

/

20

,

1

/

10

,

1

/

7

,

1

/

5

,

1

/

4

,

1

/

3

,

1

/

2

,

3

/

4

, 1, 1

1

/

4

, 1

1

/

2

, 2

3.

形状・寸法  ドレッサの形状及び寸法は,表 2による。


2

B 4134-1994

表 2  ストレートシャンク形

単位 mm

シャンク径 D(

1

)

全長 L

基準寸法

許容差 (dll)

基準寸法

許容差

6

−0.030 
−0.105

8

30

50

10

−0.040 
−0.130

100

50

11

100

50

12

−0.050 
−0.160

100

±2

(

1

)

シャンク径  (D)  の許容差は,JIS B 0401の規定による。

表 3  ヘッデッドシャンク形

単位 mm

シャンク径 D(

1

)

ヘッド部の径 HD(

2

)

全長 L

シャンクの長さ L

1

基準寸法

許容差

(dll)

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

3

−0.020 
−0.080

4

±0.2 20

6

−0.030 
−0.105

12

8

12

10

−0.040 
−0.130

14

25

15

11

−0.050 
−0.160

16

±0.5

35

±2

20

±1

(

2

)

ヘッド部の径  (HD)  の許容差は,JIS B 0405に規定する粗級とする。


3

B 4134-1994

表 4  テーパシャンク形

単位 mm

テーパ部(

3

)

全長 L

二面幅

シ ャ ン ク
径 D

長さ L

1

幅 B(

4

)

モールステー

パ番号

基準寸法

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

長さ L

2

(最小)

0 9.045

8

24 32

1 12.065

30

0

−2

38

±2

10

0

−0.2

3

(

3

)

テーパ部は,JIS B 4003の規定による。

(

4

)

幅(B)の許容差は,JIS B 1002 の 1 種とする。

4.

材料  ドレッサの材料は,表 による。

表 5  ドレッサの材料

区分

材料

ダイヤモンド部

ダイヤモンド

シャンク部

JIS G 4051

に規定する S20C 又は使用上これと同等以上の性能を

もつものとする。

5.

品質

5.1

外観  ドレッサの外観は,表 による。

表 6  ドレッサの外観

区分

外観

ダイヤモンド部

実用上有害なきず,欠け,割れなどがないこと。

ダイヤモンド取付部

実用上有害なすきま,接合不良などがないこと。

シャンク部

地きず及び割れ並びに有害なまくれ,きず,さびなど
の欠点がなく,仕上げは良好であること。


4

B 4134-1994

5.2

ダイヤモンドの呼びの質量範囲  ダイヤモンドの呼びの質量範囲は,表 による。

表 7  ダイヤモンドの呼びの質量範囲

単位 mg {ct(

5

)}

呼び

質量範囲

1

/

20

6

∼ 14

{0.03

∼0.07}

1

/

10

 14

∼ 26

{0.07

∼0.13}

1

/

7

 24

∼ 36

{0.12

∼0.18}

1

/

5

 34

∼ 36

{0.17

∼0.23}

1

/

4

 42

∼ 58

{0.21

∼0.29}

1

/

3

 58

∼ 78

{0.29

∼0.39}

1

/

2

 80

∼124

{0.40

∼0.62}

3

/

4

 126

∼174

{0.63

∼0.87}

1 176

∼228

{0.88

∼1.14}

1

1

/

4

 230

∼268

{1.15

∼1.34}

1

1

/

2

 270

∼348

{1.35

∼1.74}

2 350

∼450

{1.75

∼2.25}

(

5

) 1ct

=200mg

備考  二つの呼びにまたがる質量のものが,いずれの呼びに属するかにつ

いては,受渡当事者間で協議して決める。

6.

試験方法

6.1

形状・寸法  ドレッサの形状及び寸法は,表 によって測定する。

表 8  測定方法

項目

測定方法

測定器具

直径

外側マイクロメータ又はノギス
で測定する。

マイクロメータ

(JIS B 7502)

ノギス  (JIS B 7507)

長さ

二面幅

ノギスで測定する。

ノギス  (JIS B 7507)

テーパ

テーパゲージで測定する。

モールステーパゲージ

(JIS B 3301)

備考  測定方法及び測定器具は,一般的な例を示したものである。

6.2

外観  ドレッサの外観は,目視による。

6.3

ダイヤモンドの質量  ダイヤモンドの質量は,天びんによって測定する。

7.

検査  ドレッサの検査は,形状・寸法,外観及びダイヤモンドの呼びの質量範囲について行い,それ

ぞれ 3.5.1 及び 5.2 の規定に適合しなければならない。

8.

製品の呼び方  ドレッサの製品の呼び方は,規格番号又は規格の名称,種類,シャンク径又はモール

ステーパ番号及び全長による。

1.


5

B 4134-1994

2.

3.

9.

表示  ドレッサの製品には,次の事項を刻印で表示する。ただし,刻印することが困難な場合には,

その他の方法で表示してもよい。

(1)

ダイヤモンドの呼び

(2)

製造業者名又はその略号

原案作成委員会の構成

氏名

所属

(委員長)

宮  下  政  和

東京都立大学工学部

見  学  信  敬

通商産業省機械情報産業局

小  栁  武  昭

工業技術院標準部

須  藤  徹  也

工業技術院機械技術研究所

内  藤  俊  雄

日本国有鉄道

丸  山  弘  志

東京理科大学理工学部

大  高  義  穂

社団法人日本工作機械工業会

神  谷  清  弘

株式会社不二越

喜  井  武  司

社団法人日本ベアリング工業会

桑  原  昌  博

トヨタ自動車株式会社

佐々木  哲  夫

池上金型工業株式会社

林  山  三  郎

日産自動車株式会社

平  松      孝

研削砥石工業会

牧  野      弘

株式会社大隈鉄工所

阿  部  勝  幸

クリステンセンマイカイ株式会社

小  川  憲  雄

三和ダイヤモンド工業株式会社

小  杉  勝  義

株式会社東京ダイヤモンド工具製作所

高  田  浩  三

株式会社東亜ダイヤモンド工具製作所

辻  村  洋太郎

三菱ノートン株式会社

本  多  恵  治

旭ダイヤモンド工業株式会社

真  島  慎治郎

ダイヤモンド工業協会

森      保  夫

大阪ダイヤモンド工業株式会社

吉  川  壽  員

ノリタケダイヤ株式会社

(関係者)

矢  島  武  憲

工業技術院標準部