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B 4126-2:2016

1)

目  次

ページ

序文

  

1

1  適用範囲  

1

2  引用規格  

1

3  寸法 

1

3.1  一般  

1

3.2  切れ刃の形状記号 の角シャンクホルダの形状及び寸法-80°ひし形  

2

3.3  切れ刃の形状記号 の角シャンクホルダの形状及び寸法-正三角形  

3

4  定義及び表記  

5

5  材料 

5

6  設計 

5

6.1  クランプ方式  

5

6.2  コーナ半径 r

ε

  

5

6.3  刃先交換チップの厚さ s 

6

7  製品の範囲  

6

8  表示 

6

附属書

JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

7


B 4126-2:2016

2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第

12 条第 1 項の規定に基づき,日本機械工具工業会(JTA)及び一般財団法

人日本規格協会(

JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工

業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。これによって,

JIS B 4126:1998

は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS B 4126 の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

B

4126-1  第 1 部:一般事項

JIS

B

4126-2  第 2 部:切れ刃の形状記号 A

JIS

B

4126-3  第 3 部:切れ刃の形状記号 B

JIS

B

4126-4  第 4 部:切れ刃の形状記号 D

JIS

B

4126-5  第 5 部:切れ刃の形状記号 F

JIS

B

4126-6  第 6 部:切れ刃の形状記号 G

JIS

B

4126-7  第 7 部:切れ刃の形状記号 J

JIS

B

4126-8  第 8 部:切れ刃の形状記号 K

JIS

B

4126-9  第 9 部:切れ刃の形状記号 L

JIS

B

4126-10  第 10 部:切れ刃の形状記号 N

JIS

B

4126-11  第 11 部:切れ刃の形状記号 R

JIS

B

4126-12  第 12 部:切れ刃の形状記号 S

JIS

B

4126-13  第 13 部:切れ刃の形状記号 T

JIS

B

4126-14  第 14 部:切れ刃の形状記号 H

JIS

B

4126-15  第 15 部:切れ刃の形状記号 V

JIS

B

4126-45  第 45 部:切れ刃の形状記号 E


日本工業規格

JIS

 B

4126-2

2016

刃先交換チップ用ホルダ-角シャンクの形状・寸法-

第 2 部:切れ刃の形状記号 A

Tool holders with rectangular shank for indexable inserts-Part 2: Style A

序文

この規格は,

2014 年に第 2 版として発行された ISO 5610-2 を基に,我が国の実情を反映し,技術的内

容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,附属書

JA に示す。

適用範囲

この規格は,刃先交換チップ(以下,チップという。

)を保持する正方形又は長方形断面のシャンクをも

つ,旋削及び倣い加工に使用する刃先交換チップ用ホルダ(以下,ホルダという。)のうち,切込み角

κ

r

90°をもつ,切れ刃の形状記号 A のホルダについて規定する。

注記

  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 5610-2:2014,Tool holders with rectangular shank for indexable inserts-Part 2: Style A(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“

MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,“修正している”

ことを示す。

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 4125  刃先交換チップ用ホルダ-角シャンク及びカートリッジの呼び記号の付け方

注記

  対応国際規格:ISO 5608:2012,Turning and copying tool holders and cartridges for indexable

inserts-Designation(MOD)

JIS B 4126-1  刃先交換チップ用ホルダ-角シャンクの形状・寸法-第 1 部:一般事項

注記

  対応国際規格:ISO 5610-1:2014,Tool holders with rectangular shank for indexable inserts-Part 1:

General survey, correlation and determination of dimensions(MOD)

寸法

3.1 

一般

寸法の一般事項は,次による。

a)  工具の全長 l

1

,刃先距離

及び刃先の高さ h

1

の定義については,

JIS B 4126-1 による。

b)  ホルダ-角シャンクの呼び記号については,JIS B 4125 による。


2

B 4126-2:2016

c)  切れ刃長さ l

3

は,表

及び表 による。

d)  切れ刃長さ l

3

に対応するコーナ半径

r

ε

は,表

による。

e)  表 及び表 に示すチップの厚さ は,標準設計のホルダに使用するチップ単体に適用する。

3.2 

切れ刃の形状記号

の角シャンクホルダの形状及び寸法-80°ひし形 

形状及び寸法は,図

及び表 による。また,切れ刃長さ l

3

及び基準コーナ半径

r

ε

は,表

による。

図は,右勝手を示す。左勝手は,左右反転の図となる。

a)

  切れ刃の傾き角

b)

  垂直すくい角

1-形状図(切れ刃の形状記号 A80°ひし形) 

1-形状及び寸法(切れ刃の形状記号 A80°ひし形) 

単位

mm

呼び記号

a)

h

1

b l

3

f h

2

l

1

a)

l

2

s

b)

 js13

h13

(約)

0.5 
0

h13 k16 最大

SCACR 0808-06 8  8  6.4  8.5  8  - 12 2.38 
SCACL 0808-06 
SCACR 1010-06 10  10  6.4  10.5  10  - 12 2.38 
SCACL 1010-06 

a)

  工具の全長の選定に当たって,-(ダッシュ)は,JIS B 4126-1 の表 に示す寸法に対応する JIS B 4125 

の記号に置き換える。

b)

  敷板を使用しないチップ単体の厚さ。


3

B 4126-2:2016

3.3 

切れ刃の形状記号

の角シャンクホルダの形状及び寸法-正三角形 

形状及び寸法は,図

及び表 による。また,切れ刃長さ l

3

及び基準コーナ半径

r

ε

は,表

による。

図は,右勝手を示す。左勝手は,左右反転の図となる。

a)

  切れ刃の傾き角

b)

  垂直すくい角

2-形状図(切れ刃の形状記号 A-正三角形) 


4

B 4126-2:2016

2-形状及び寸法(切れ刃の形状記号 A-正三角形) 

単位

mm

呼び記号

a)

h

1

b l

3

f h

2

l

1

a)

l

2

s

b)

 js13

h13

(約)

0.5 
0

h13 k16 最大

STACR 1212-11 12  12 11  12.5  12  - 25 2.38 
STACL 1212-11 
PTANR 1212-11

3.18

PTANL 1212-11 
CTAPR 1212-11 
CTAPL 1212-11 
STACR 1616-11 16  16 11  16.5  16  - 25 2.38 
STACL 1616-11 
PTANR 1616-11

3.18

PTANL 1616-11 
CTAPR 1616-11 
CTAPL 1616-11 
STACR 2020-16 20  20 16.5 20.5  20  - 32 3.97 
STACL 2020-16 
PTANR 2020-16

4.76

PTANL 2020-16 
CTAPR 2020-16

3.18

CTAPL 2020-16 
STACR 2525-16 25  25 16.5 25.5  25  - 32 3.97 
STACL 2525-16 
PTANR 2525-16

4.76

PTANL 2525-16 
CTAPR 2525-16

3.18

CTAPL 2525-16 
STACR 3225-16 32  25 16.5 25.5  32  - 32 3.97 
STACL 3225-16 
PTANR 3225-16

4.76

PTANL 3225-16 
CTAPR 3225-16

3.18

CTAPL 3225-16 
STACR 3232-22 32  32 22  33  32  - 36 4.76 
STACL 3232-22 
PTANR 3232-22 
PTANL 3232-22 
CTAPR 3232-22 
CTAPL 3232-22 
STACR 4040-22 40  40 22  41  40  - 36 4.76 
STACL 4040-22 
PTANR 4040-22 
PTANL 4040-22 
CTAPR 4040-22 
CTAPL 4040-22


5

B 4126-2:2016

2-形状及び寸法(切れ刃の形状記号 A-正三角形)(続き) 

a)

  工具の全長の選定に当たって,-(ダッシュ)は,JIS B 4126-1 の表 に示す寸法に対応する JIS B 4125 

の記号に置き換える。

b)

  敷板を使用しないチップ単体の厚さ。

定義及び表記

この規格に適合するホルダに対し,次のように定義及び表記する。

a)  刃先交換チップ用ホルダと呼ぶ。

b)  ホルダの形状記号は,A とする。

c)  チップのクランプ方式,チップの形状記号,切れ刃の形状記号,チップの逃げ角記号,ホルダの勝手

記号,刃先の高さ

h

1

,シャンクの幅

及び工具の全長 l

1

は,

JIS B 4125 による。

d)  切れ刃長さは,l

3

とする。

1  スクリュオン式(S),チップの形状記号 C(C),切れ刃の形状記号 A(A),チップの逃げ角 α

n

7°(C)及び右勝手(R)で,刃先の高さ h

1

10 mm,シャンクの幅 b=10 mm(1010),工

具の全長

l

1

70 mm(E)及び切れ刃長さ l

3

6.4 mm(06)のホルダは,次のように表記する。

ホルダ

JIS B 4126-2-SCACR 1010 E06

2  ピンロック式(P),チップの形状記号 T(T),切れ刃の形状記号 A(A),チップの逃げ角 α

n

0°(N)及び右勝手(R)で,刃先の高さ h

1

32 mm,シャンクの幅 b=25 mm(3225),工

具の全長

l

1

170 mm(P)及び切れ刃長さ l

3

16.5 mm(16)のホルダは,次のように表記する。

ホルダ

JIS B 4126-2-PTANR 3225 P16

材料

ホルダの材料については,引張強さ

1 200 MPa 以上のものが望ましい。

設計

6.1 

クランプ方式

ホルダの標準設計は,表

及び表 による。

JIS B 4125 に準拠するクランプ方式を選択する場合の文字記号は,JIS B 4125 の表 によって,他のク

ランプ方式は,製造業者の説明書又は受渡当事者間の協定による。

及び表 から外れるクランプ方式に変更する場合は,使用するチップの厚さなどを考慮する。

6.2 

コーナ半径 r

ε

この規格に準拠するそれぞれのホルダは,表

及び表 に示す切れ刃長さ l

3

のチップを装着することが

できる。ただし,その切れ刃は任意のコーナ半径

r

ε

をもつことができる。

JIS B 4126-1 の表 に規定する l

1

の値は,次に示す表

のそれぞれの中のコーナ半径 r

ε

をもつチップの

ホルダに適用する。


6

B 4126-2:2016

3-切れ刃長さ l

3

及び基準コーナ半径 r

ε

単位

mm

l

3

r

ε

a)

6.4 0.4

11

16.5 0.8 
22

a)

  コーナ半径 r

ε

は,呼び値を示す。ただし,実際はインチ系の

値から換算した

r

ε

0.397 mm 及び r

ε

0.794 mm を用いる。

6.3 

刃先交換チップの厚さ s 

チップの厚さの値

は,表 及び表 に基づき,敷板を使用しないチップ及び標準設計のホルダに使用

するチップに適用する。

それぞれの値から外れるチップの厚さを使用するホルダは,注文時又は出荷時にその旨を明示する。

製品の範囲

ホルダは,チップを除き,クランプ装置を装着して出荷する。

表示

ホルダには,呼び記号,及び製造業者名又は商標を表示する。製造業者による説明などの追加の表示に

ついては,製造業者の裁量による。こん(梱)包箱に準拠規格を示すことを推奨する。

参考文献

 JIS 

0107  バイト用語 

JIS B 0170  切削工具用語(基本) 

JIS Z 2241  金属材料引張試験方法 

ISO/TS 13399-2,Cutting tool data representation and exchange-Part 2: Reference dictionary for the

cutting items 

ISO/TS 13399-3,Cutting tool data representation and exchange-Part 3: Reference dictionary for tool

items


7

B 4126-2:2016

附属書 JA

(参考)

JIS と対応国際規格との対比表

JIS B 4126-2:2016  刃先交換チップ用ホルダ-角シャンクの形状・寸法-第 2
部:切れ刃の形状記号

A

ISO 5610-2:2014,Tool holders with rectangular shank for indexable inserts-Part 2: Style 
A

(

I)JIS の規定

(

II)国際

規格番号

(

III)国際規格の規定

(

IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと

の評価及びその内容

(

V)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

8  表示

JIS にほぼ同じ。

変更

準拠規格の記入事項を推奨にした。 我が国の業界の事情によるが,今

後一致に向けて検討する。

JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 5610-2:2014,MOD

注記

1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

  変更  国際規格の規定内容を変更している。

注記

2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

 MOD

国際規格を修正している。

7

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