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B 4002 : 1998

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって JIS B 4002-1990 は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,国際整合化を図るため,ISO 237 : 1975, Rotating tools with parallel shanks−Diameters of

shanks and sizes of driving squares

(ストレートシャンク部をもつ回転工具・シャンク径及びシャンク四角部

の寸法)を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS B 4002

には,次に示す附属書がある。

附属書(規定)  J 形シャンク四角部


日本工業規格

JIS

 B

4002

: 1998

ストレートシャンク部をもつ回転工具

−シャンク径及びシャンク四角部の寸法

Rotating tools with parallel shanks

−Diameters of shanks

and sizes of driving squares

序文  この規格は,1975 年に第 1 版として発行された ISO 237 Rotating tools with parallel shanks−Diameters

of shanks and sizes of driving squares

を基に作成した日本工業規格であり,対応国際規格と対応する部分につ

いては,技術的内容を変更することなく作成しているが,対応国際規格には規定されていない規定項目(定

義)及び規定内容(附属書に規定する J 形シャンク四角部)を追加している。

1.

適用範囲  この規格は,主として手回し用のストレートシャンク部をもつ回転工具のシャンク径及び

シャンク四角部(以下,シャンク四角部という。

)の形状及び寸法について規定する。

備考1.  この規格の本体によらないシャンク四角部を,附属書(規定)に規定する。

2.

この規格本体の対応国際規格を,次に示す。

ISO 237 : 1975

  Rotating tools with parallel shanks−Diameters of shanks and sizes of driving squares

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む)を適用する。

JIS B 0173

  リーマ用語

JIS B 0176

  ねじ加工工具用語

JIS B 0401-2

  寸法公差及びはめあいの方式−第 2 部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表

JIS B 0405

  普通公差−第 1 部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差

JIS B 0621

  幾何偏差の定義及び表示

JIS Z 8601

  標準数

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0173 及び JIS B 0176 による。

4.

種類  シャンク四角部の寸法は,JIS Z 8601 の R20 数列とし,シャンク四角部の種類は,主系列及び

副系列の 2 種類とする。

主系列は,

直径の区分の境界値を R40 数列の中間値とし,

副系列は,

9.5 mm

以下のシャンク径において,

より細かな区分が必要なときに用いられるものとする。


2

B 4002 : 1998

5.

形状・寸法

5.1

ストレートシャンクの直径の推奨寸法  ストレートシャンクの直径の推奨寸法は,表 による。

表 1  ストレートシャンクの直径の推奨寸法

単位  mm

1.12 3.55 11.2  35.5

1.25 4

12.5  40

1.4 4.5 14  45

1.6 5  16  50

1.8 5.6 18  56

2 6.3

20 63

2.24 7.1  22.4  71

2.5 8  25  80

2.8 9  28  90

3.15 10

31.5  100

5.2

シャンク四角部の形状・寸法

5.2.1

主系列のシャンク四角部の形状・寸法  主系列のシャンク四角部の形状及び寸法は,表 による。

5.2.2

副系列のシャンク四角部の形状・寸法  副系列のシャンク四角部の形状及び寸法は,表 による。


3

B 4002 : 1998

表 2  主系列のシャンク四角部の形状及び寸法

単位  mm

シャンク径(

1

)

  d

四角部の幅  K

四角部の長さ  l

K

寸法範囲

推奨寸法

を超え

以下

基準寸法

許容差

h12

基準寸法

1.12

1.06 1.18 0.9

4

1.25

1.18 1.32 1

1.4 1.32

1.5

1.12

1.6

1.5 1.7 1.25

1.8

1.7 1.9 1.4

2 1.9

2.12

1.6

2.24

2.12 2.36 1.8

2.5

2.36 2.65 2

2.8 2.65

3 2.24

5

3.15 3  3.35

2.5

3.55

3.35 3.75 2.8

10

.

0

0

4

3.75 4.25 3.15

12

.

0

0

6

4.5

4.25 4.75 3.55

5 4.75

5.3

4

7

5.6 5.3

6 4.5

6.3 6 6.7

5

  8

7.1

6.7 7.5 5.6

8

7.5 8.5 6.3

15

.

0

0

9

9

8.5 9.5 7.1

  10

10 9.5

10.6

8

11

11.2 10.6

11.8 9

  12

12.5

11.8 13.2 10

13

14 13.2

15

11.2

18

.

0

0

14

16

15 17 12.5

  16

18

17 19 14

  18

20 19

21.2

16

20

22.4

21.2 23.6 18

22

25

23.6 26.5 20

21

.

0

0

24

28 26.5

30

22.4

26

31.5 30 33.5

25

  28

35.5

33.5 37.5 28

31

40

37.5 42.5 31.5

25

.

0

0

34

45

42.5 47.5 35.5

38

50 47.5

53

40

42

56

53 60 45

  46

63

60 67 50

  51


4

B 4002 : 1998

単位  mm

シャンク径(

1

)

  d

四角部の幅  K

四角部の長さ  l

K

寸法範囲

推奨寸法

を超え

以下

基準寸法

許容差

h12

基準寸法

71

67 75 56

30

.

0

0

56

80

75 85 63

  62

90

85 95 71

  68

100 95

106

80

75

(

1

)

所定の区分の中からシャンク径 を選ぶとき,その区分の推奨寸法を選ぶことが望ましい。

備考1.  四角部の幅 の許容差は,JIS B 0401-2による。ただし,四角部の幅 の許容差には,JIS B 0621による形状

偏差及び位置偏差を含むものとする。

2.

四角部の長さ l

k

の許容差は,JIS B 0405 に規定する公差等級 c(粗級)とする。

3.

四角部の幅 とシャンク径 との比

d

K

は,0.75∼0.85 とし,と の許容差を考慮しても 0.72 未満になっては

ならない。

推奨シャンク径の場合は,四角部の幅 とシャンク径 の比は 0.80 とする。

4.

シャンク径 の許容差は,高精度の工具では JIS B 0401-2 の h9,その他の工具では,h11 による。

参考1.  量記号は,ISO 237では,四角部の幅を a,四角部の長さを l

4

と表示している。

2.

四角部の幅 の許容差は,ISO 237 では,製造許容差として h11 を推奨している。


5

B 4002 : 1998

表 3  副系列のシャンク四角部の形状及び寸法 

単位  mm

シャンク径(

2

)

  d

四角部の幅  K

四角部の長さ  l

k

を超え

以下

基準寸法

許容差  h12

基準寸法

1.06 1.12  0.9

10

.

0

0

4

1.12 1.18  0.95

1.18 1.25  1

1.25 1.32  1.06

1.32 1.4  1.12

1.4 1.5  1.18

1.5 1.6  1.25

1.6 1.7  1.32

1.7 1.8  1.4

1.8 1.9  1.5

1.9 2

1.6

2 2.12

1.7

2.12 2.24  1.8

2.24 2.36  1.9

2.36 2.5  2

2.5 2.65 2.12

2.65 2.8  2.24

5

2.8 3

2.36

3 3.15

2.5

3.15 3.35  2.65

3.35 3.55  2.8

3.55 3.75  3

3.75 4

3.15

12

.

0

0

6

4 4.25

3.35

4.25 4.5  3.55

4.5 4.75 3.75

4.75 5

4

5 5.3 4.25    7

5.3 5.6  4.5

5.6 6

4.75

6 6.3 5

  8

6.3 6.7  5.3

6.7 7.1  5.6

7.1 7.5  6


6

B 4002 : 1998

単位  mm

シャンク径(

2

)

  d

四角部の幅  K

四角部の長さ  l

k

を超え

以下

基準寸法

許容差  h12

基準寸法

7.5 8

6.3

15

.

0

0

9

8 8.5 6.7

8.5 9

7.1

  10

9 9.5 7.5

(

2

)

所定の区分の中からシャンク径 を選ぶとき,その区分の推奨寸法を選ぶことが望ましい。

備考1.  四角部の幅 の許容差は,JIS B 0401-2による。ただし,四角部の幅 の許容差には,JIS B 0621による

形状偏差及び位置偏差を含むものとする。

2.

四角部の長さ l

K

の許容差は,JIS B 0405 に規定する公差等級 c(粗級)とする。

3.

四角部の幅 とシャンク径 との比

d

K

は,0.80∼0.85 とし,と の許容差を考慮しても 0.72 未満になっ

てはならない。

4.

副系列は,なるべく使用しない。

参考1.  量記号は,ISO 237では,四角部の幅を a,四角部の長さを l

4

と表示している。

2.

四角部の幅 の許容差は,ISO 237 では,製造許容差として h11 を推奨している。


7

B 4002 : 1998

附属書(規定)  形シャンク四角部

1.

適用範囲  この附属書は,主として手回し用のストレートシャンク部をもつ回転工具の J 形シャンク

四角部について規定する。

2.

形状・寸法  J 形シャンク四角部の形状及び寸法は,附属書表 による。

附属書表 1  形シャンク四角部の形状及び寸法 

単位  mm

シャンク径  d

四角部の幅  K

四角部の長さ  l

k

を超え

以下

基準寸法

許容差

基準寸法

2 2.15

1.6

10

.

0

0

5

2.15 2.4  1.8

2.4 2.7  2

2.7 2.95 2.2

2.95 3.35  2.5

3.35 3.78  2.8

6

3.78 4.3  3.2

4.3 4.7  3.5

4.7 5.4  4

7

5.4 6

4.5

6 6.7 5

8

6.7 7.3  5.5

7.3 8

6

9

8 8.6 6.5

8.6 9.5  7

10

9.5 10.7  8

11

10.7 12

9

12

12 13.5 10

15

.

0

0

13

13.5 14.7  11

14

14.7 16

12

15

16 17.2 13

16

17.2 18.7  14

17

18.7 20.2  15

18

20.2 23

17

20

23 25.5 19

22


8

B 4002 : 1998

単位  mm

シャンク径  d

四角部の幅  K

四角部の長さ  l

k

を超え

以下

基準寸法

許容差

基準寸法

25.5 28

21

20

.

0

0

24

28 31  23

26

31 35  26

30

35 39  29

20

.

0

0

32

39 43  32

35

43 47  35

38

47 51  38

42

51 55  41

44

55 61  46

50

61 67  50

52

67 72  54

58

72 77  58

62

77 84  63

66

84 89  67

70

89 95  71

75

95 100  77

80

国際整合化調査研究委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

村  田  良  司

東京理科大学理工学部

中  嶋      誠

通商産業省機械情報産業局

本  間      清

工業技術院標準部

伊  藤      哲

工業技術院機械技術研究所

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会技術部

野  上      彰

株式会社不二越

羽  山  隆  貫

日立ツール株式会社

片  桐  泰  典

株式会社不二越

日下部  祐  次

神鋼コベルコツール株式会社

宮  林  光  行

株式会社彌満和製作所

倉  持      建

日本高周波鋼業株式会社

舞  田  靖  司

社団法人日本機械工業連合会

岡  安  英  雄

社団法人日本工作機械工業会

西  村  欣  也

社団法人日本歯車工業会

石  川  侑  男

社団法人日本金型工業会

安  武  昭  彦

社団法人日本工作機器工業会

手  取  正  輝

いすゞ自動車株式会社川崎工場

小  峰  武  夫

コベルコツールエンジニアリング株式会社

  秀  明

オーエスジー株式会社

佐  藤  直  彦

理研製鋼株式会社

木  村  育  夫

株式会社三興製作所

(事務局)

平  野  武  治

日本工具工業会

西  垣  吉麻呂

日本工具工業会