Z 8806 : 2001
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS Z 8806 : 1995は改正され,この規格に置き換えられる。
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日本工業規格 JIS
Z 8806 : 2001
湿度−測定方法
Humidity−Measurement methods
序文 この規格は,湿度測定に当たり必す(須)とする事項を関連のある国際規格と内外の国家規格及び
国内の要請を参照しながら取りまとめたものである。測定技術及びその成果の活用は,日進月歩の渦中に
あり,最近の標準技術の体系化並びに技術の高度化の寄与はかつ(刮)目されているので,その上にたつ
広範な活用を図るため,関連規格との整合を図るとともに,既存の内容を整理し,改正を行った。
1. 適用範囲 この規格は,空気の湿度を測定する場合の主な方法について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7920 湿度計−試験方法
JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門)
JIS Z 8103 計測用語
JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法
JIS Z 8705 ガラス製温度計による温度測定方法
Guide to the expression of uncertainty in measurement (GUM) : First edition 1995, issued by BIPM, IEC, IFCC,
ISO, IUPAC, IUPAP and OIML
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8103及びJIS B 7920によるほか,次による。ただ
し,湿度の表示及び単位に関する用語は,4.による。
a) 空気 地球を覆う大気の下層を構成する気体。水蒸気と酸素,窒素などとの混合気体である。
b) 乾燥空気 空気から水蒸気を除いた残りの気体で構成され,単一成分の理想気体とみなされる気体。
c) 湿潤空気 水蒸気と乾燥空気との混合気体。
d) 飽和水蒸気圧 水又は氷と,水蒸気とが共存して平衡状態にあるときの水蒸気の圧力。
e) 感湿部 湿度を検出する機能をもつセンサ又はその構成部位。
f)
感湿素子 センサの一部位で,湿度を検出するそれ自身の機能が,全体の機能に本質的な意味をもつ
検出端。
4. 湿度の表示・単位及び関係式 湿度を表す量のうち,代表的なものを,記号及び単位とともに示す。
備考 この規格で用いる記号は,a)〜i)で定義するもののほか,次による。
V :湿潤空気の体積
T,t :湿潤空気の温度
2
Z 8806 : 2001
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T:湿潤空気の温度(絶対温度)
t:湿潤空気の温度(セルシウス温度)
t/℃=T/K−273.15
p :湿潤空気の圧力
mv :湿潤空気中の水蒸気の質量
ma :湿潤空気中の乾燥空気の質量
nv :湿潤空気中の水蒸気の物質量
v
v
v
M
m
n=
na :湿潤空気中の乾燥空気の物質量
a
a
a
M
m
n=
es :飽和湿潤空気の水蒸気圧
ew :水の飽和蒸気圧(1)
ei :氷の飽和蒸気圧(1)
xv :湿潤空気の水のモル分率
xvs :飽和湿潤空気の水のモル分率
rs :飽和湿潤空気の混合比
R :気体定数 R= (8.314 472±0.000 015) J・K−1・mol−1
MV :水のモル質量 MV= (18.015 28±0.000 33) ×10−3kg/mol
Ma :空気の平均モル質量 Ma=28.964 5×10−3kg/mol
ε :モル質量の比
98
0.621
v=
=
a
M
M
ε
u (x) :量xの標準不確かさ
ur (x) :量xの相対標準不確かさur (x) =u (x) /x
注(1) 飽和水蒸気圧は,付表1.1〜1.3に示される。−100℃から100℃の飽和水蒸気圧は,次のSON-NTAG
の式によって与えられる。便宜上,式中の温度の単位は省略してある。
1) 水の飽和蒸気圧ew (T)
ln (ew/Pa) =−6 096.938 5T−1+21.240 964 2−2.711 193×10−2T
+1.673 952×10−5T2+2.433 502ln (T) ································ (1)
−100℃≦t≦−50℃
ur (ew) <0.5%
−50℃≦t≦ 0℃
ur (ew) <0.3%
0℃≦t≦100℃
ur (ew) <0.005%
係数21.240 964 2の代わりに16.635 794を用いれば,hPaを単位とした飽和蒸気圧値を与える。
2) 氷の飽和蒸気圧ei (T)
ln (ei/Pa) =−6 024.528 2T−1+29.327 07+1.061 386 8×10−2T
−1.319 882 5×10−5T2−0.493 825 77ln (T) ···························· (2)
−100℃≦t≦+0.01℃ ur (ei) <0.5%
係数29.327 07の代わりに24.721 9を用いれば,hPaを単位とした飽和蒸気圧値を与える。
a) 混合比r (kg/kg) 湿潤空気中の水蒸気の質量と乾燥空気の質量との比。単位として,g/kg又はmg/kg
も用いる。
e
p
e
m
m
r
−
・
=
=
ε
a
v
······································································· (3)
3
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b) モル分率xv (mol/mol) 湿潤空気中の水蒸気の物質量と全体の物質量との比。
a
a
v
v
v
v
a
v
v
v
M
m
M
m
M
m
n
n
n
x
+
=
+
=
······························································ (4)
備考 百万分率 (ppm) ,十億分率 (ppb) で表されることがある。
c) 比湿q (kg/kg) 湿潤空気中の水蒸気の質量と全体の質量との比(質量分率)。単位としてg/kgも用い
る。
a
v
v
m
m
m
q
+
=
·············································································· (5)
d) 水蒸気圧e (Pa) 湿潤空気中の水蒸気の分圧。
v
v
v
M
RT
V
m
px
e
=
=
········································································ (6)
e) 絶対湿度dv (kg/m3) 湿潤空気の単位体積中にある水蒸気の質量。単位として,g/m3も用いる。
V
m
d
v
v=
··················································································· (7)
f)
相対湿度Uw (%) 湿潤空気の水のモル分率xvと,その温度及び圧力で飽和している湿潤空気の水の
モル分率xvsとの比の100倍。実用上は,湿潤空気の水蒸気圧eと,その温度における飽和水蒸気圧
ewとの比の100倍。単位の%については,相対湿度であることを明確にするために,%rhと書いても
よい。
100
100
100
w
s
vs
v
w
×
×
×
e
e
e
e
x
x
U
≒
=
=
················································· (8)
備考 温度が0℃以下の場合,式(8)の分母は,過冷却水の飽和蒸気圧を用いる。氷の飽和蒸気圧を用
いる場合は,その旨記述する。
g) 比較湿度ψ (%) 湿潤空気の混合比rと,その温度及び圧力で飽和している湿潤空気の混合比rsとの
比の100倍。
100
s
×
r
r
=
ψ
·············································································· (9)
h) 露点td (℃) 湿潤空気中の水蒸気圧に,水の飽和蒸気圧が等しくなる温度。
ew (td) =e··············································································· (10)
i)
霜点tf (℃) 湿潤空気中の水蒸気圧に,氷の飽和蒸気圧が等しくなる温度。
ei (tf) =e ················································································ (11)
備考 広義には,露点及び霜点を総称して露点ということがある。
5. 湿度測定方法の種類 湿度測定方法を次の四つに区分し,それぞれの区分に該当する湿度計を示す。
a) 水蒸気吸収法 測定空気の含有水蒸気を,吸収剤を充てん(填)した管を通じて吸収・反応させ,そ
の際の質量の増加を直接はかる,又は,反応量を電解電気量によってはかる,又は,カールフィッシ
ャー試薬の滴定量によって求める。この方法は,次のように応用される。
1) ひょう量式湿度計
2) 電解式湿度計(五酸化りん)
4
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3) カールフィッシャー湿度測定装置
b) 熱力学的平衡温度測定による方法 水の蒸発・凝結は,空気の温度・湿度に依存する。水で湿らせた
布で包まれた温度計の感温部は,空気にさらすと熱力学的平衡温度を示し,また,物体表面温度を露
点にすると結露し始める。塩の水溶液の場合には,逆に,飽和水溶液の示す水蒸気圧に対応する温度
にすると平衡状態に達する。この方法は,次のように応用される。
1) 露点法
1.1)
定圧冷却式
− 鏡面冷却露点計
− α線式露点計
− 水晶振動子露点計
1.2)
定圧加熱式
− 塩化リチウム露点計
1.3)
定積冷却式
− 定積冷却露点計
1.4)
定積脱湿式
− ニューマティック・ブリッジ湿度計
1.5)
定積加湿式
− 加水露点計
2) 水蒸気圧法
− 通風乾湿計
− 乾湿計
c) 空気の物性測定による方法 測定空気に含まれる水分子による,紫外線域から赤外線域,マイクロ波
領域にいたる電磁波の吸収量,若しくはこれに起因する蛍光量,又は空気自体のもつ熱伝導率,屈折
率,超音波の伝搬速度への影響量などを検出・測定する。この方法は,次のように応用される。
1) 熱伝導率法
− 熱伝導率式湿度計
2) 電磁波吸収法
− 紫外線(ライマンα/OH蛍光)湿度計
− 赤外線(吸収)湿度計
− マイクロ波湿度計(誘電体共鳴器の損失)
3) 音波速度法
− 超音波湿度計
4) 酸素濃度法
− 濃淡電池(ジルコニア)式湿度計
d) 吸湿性物質の物性測定による方法 一般に,毛髪などの膨潤性材質のもの,微細孔をもつ高分子膜,
セラミックスのような多孔質焼結体などは,測定空気に含まれる水蒸気を吸収,吸着又は脱出するこ
とによって,力学的性質・電気的性質・光学的性質が変化する。この変化量を検出・測定する。この
方法は,次のように応用される。
1) インピーダンス法(電子式湿度計)
− 塩化リチウム電気抵抗式湿度計
5
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− 高分子電気抵抗式湿度計
− 高分子電気容量式湿度計
− セラミックス電気抵抗式湿度計
− 酸化アルミニウム皮膜湿度計
2) 伸長率法
− 伸縮式湿度計(毛髪,ナイロン,ゴールドビータースキン)
− バイメタル式湿度計
3) 限界電流法
− 限界電流式湿度計
4) 色変化法
− 塩化コバルト湿度計
5) 弾性表面波伝搬速度法
− 弾性表面波湿度計(圧電性材料の表面弾性波の伝搬)
6. 適用留意事項 5.の湿度測定方法の種類の中で,a)〜c)は,物理過程・化学過程が明らかにされてきて
いるが,d)については,解明されていない面がある。
これらの方法は,使用目的によって選定されることになるが,実際には,選定された方法に基礎をおく
湿度計を適用することが多い。この場合,次の事項に留意する必要がある。
a) 原理上の課題の有無
b) 適用環境及び使用条件
c) 環境内の汚染物質に対する防除・軽減対策
d) 校正の有無
e) 測定上の不確かさ
備考 上記d)及びe)の子細は,後述の11.及び12.の関連事項に留意し,測定時の不確かさについては,
7.〜10.の関連事項を参考とし,事前に吟味することが必要である。
7. 水蒸気吸収法
7.1
ひょう量式湿度計 ひょう量式湿度計による測定法は,次による。
a) 原理 測定空気の含有水蒸気を吸収剤に吸収させ,又は凍結させるなどの方法で分離し,質量測定に
よって定量する。一方,水蒸気を分離した後の乾燥空気は,冷却して容器に集めて質量を測定するか,
又は体積を定積槽,積算流量計などによって測定する。乾燥空気体積を測定する場合には,その温度
と圧力とを測定して空気密度を計算し,質量maを求める。はかり取った水蒸気の質量をmvとし,式
(3)によって求めた値を測定空気の混合比とする。SIに直結する絶対測定となる方法である。
b) 構成 主として,水蒸気吸収部,サンプリング及び流量制御部,体積測定部又は空気の集積部などか
らなり,別に質量測定のための精密天びんが必要である。
c) 測定範囲及び不確かさ ひょう量式湿度計の測定範囲及び不確かさは,次による。
1) 測定範囲 混合比で,0.007〜170g/kg。
2) 不確かさ 測定領域及び方法によって異なり,混合比の相対不確かさは10−2から10−4程度である。
例として,乾燥剤と定積槽を用いる場合,不確かさは次の要因による。
− 測定空気(安定性,均一性,空気の組成など)
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− サンプリング系(リーク,配管などの吸着・脱着・脱ガス,滞留など)
− 乾燥剤(吸湿の効率,乾燥剤の移動,乾燥剤の水との反応による密度変化など)
− 乾燥剤容器(表面汚れ,配管系への着脱による質量変化,外体積の測定,内部圧力,環境によ
る表面吸着・浮力の変化など)
− 質量測定(天びんの安定性・直線性・分解能,分銅の校正・浮力の補正・表面吸着,風・対流,
静電気など)
− 体積測定(定積槽の体積,配管部の体積補正,測定時の温度・圧力の安定性,温度計・圧力計
の校正・安定性・経時変化・分解能,リークなど)
d) 取扱い方法及び注意事項 ひょう量式湿度計の取扱い方法及び注意事項は,次による。
ひょう量式湿度計は,湿度の変動がある雰囲気を連続的に測定するものではなく,かなり大量の試
料の水蒸気量を積算して測定するものであり,一定湿度を連続的に発生する湿度発生装置の湿度値を
確認したり,均一とみなす空間の湿度値を測定するために用いる。湿度発生装置の評価には,測定時
間内に発生する空気の水分量の積算値とひょう量式湿度計による値とを比較する方法がとられる。
8. 熱力学的平衡温度測定による方法
8.1
鏡面冷却露点計 鏡面冷却露点計による測定法は,次による。
8.1.1
肉眼判定式露点計
a) 原理 金属鏡を結露面とし,その温度を徐々に下げて露が付着し始めるとき,及び温度を上げてそれ
が消失し始めるときを肉眼で判定し,それぞれそのときの温度を測定し,その平均値を測定空気の露
点(又は霜点)とする。
b) 構成 外側が鏡面状の内筒と透明な外筒とから構成されたものが,実用に供されている。内筒と外筒
との間に測定気体を導入し,内筒に入れた溶液の温度を下げ,鏡面を冷却する。溶液を十分にかくは
んし,その温度をガラス製棒状温度計,熱電対温度計などによって測定する。
c) 測定範囲及び不確かさ 肉眼判定式露点計の測定範囲及び不確かさは,次による。
1) 測定範囲 露点で−30〜+30℃。
2) 不確かさ 不確かさは,0.5〜5℃で,後述の12.によるほか,主として次の要因による。
− 温度計の不確かさ
− 温度計と鏡面との温度差
− 露の付着,消失の判定遅れ(露点が低いほど不確かさは大きい。)
d) 取扱い方法及び注意事項 肉眼判定式露点計の取扱い方法及び注意事項は,次による。
1) 露点が室温より高い場合,計器,配管内での結露が生じないよう,あらかじめ保温しておく。
2) 露点が低くなるのに従って,鏡面に露を付着させるのに時間がかかるため,さらに冷却を緩慢にし
て行う。
3) 内筒にアルコール,アセトンなどの溶液を入れ,ドライアイスを少しづつ投入し,鏡面の温度を下
げる方法が一般的に行われている。露点が0℃以上の場合は,水と氷を用いてもよい。
4) 露点を簡単に測れる利点があるが,平衡状態の測定ではない。また,肉眼による露の付着又は消失
の判定には熟練を要する。
8.1.2
光学式露点計 光学式露点計による測定法は,次による。
a) 原理 結露面の温度を露点以下に下げると,露(霜)が付着し始め,露点以上に上げると,付着して
いた露(霜)は蒸発し始める。鏡面上の露(霜)の付着量の増減を鏡面からの反射光で検出し,この
7
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付着量が一定になるように結露面の温度を自動制御し,鏡面温度を測定する。それを露点(霜点)と
する。
b) 構成 図1に光学式露点計の構成を示す。
冷却には,ペルティエ効果による電子冷却器,冷凍機,ドライアイス,液体窒素などを用いる。結
露面の温度は,その裏側に取り付けた白金測温抵抗体などによって測定する。
露(霜)の付着の検出方法として,結露面からの反射又は散乱光量(光電素子で測定)を利用する。
図1 光学式露点計の構成図
c) 測定範囲及び不確かさ 光学式露点計の測定範囲及び不確かさは,次による。
1) 測定範囲 通常,露点で−60〜+100℃。ただし,冷却能力の向上によって下限を−100℃とするも
のもある。
2) 不確かさ 不確かさは,0.1〜2℃で,後述の12.によるほか,主として次の要因による。
− 測定空気の温度
− 測定空気の流量
− 配管などによる圧力損失
− 鏡面と温度センサとの温度差
− 鏡面(結露面)の汚染
8
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− 鏡面上の露(霜)の非平衡状態
d) 取扱い方法及び注意事項 光学式露点計の取扱い方法及び注意事項は,次による。
1) 被測定気体中の汚染物質 鏡の表面に塩類,ちり(塵),ほこり(埃),オイルミストなど不純物が
付着すると,実際よりも高い温度の露点を示したり,誤動作の原因となることがあるので,水分を
吸着しにくいステンレス鋼若しくはふっ素系樹脂又はグラスウール製のフィルタを使用して測定空
気から不純物を除去し,鏡の表面を当該の使用説明書に従い常に清浄にしておかなければならない。
2) 配管 露点計への配管は,できるだけ水蒸気の吸脱着の少ないステンレス鋼又はふっ素系樹脂の配
管を用い,しかも,できるだけ短く配管する。
高湿度の気体を測定した後などは,配管内壁からの脱着水分の影響がなくなるまで待たなければ
ならない。
3) 圧力損失 フィルタ及び配管の圧力損失はなるべく無視できるように配管する。無視できない場合
又は高精度な測定を行う場合は,フィルタ及び配管の前後の圧力を測定し,補正する。
4) 過冷却 0〜−30℃の間では,鏡面に霜が形成されず,過冷却の状態になることが極めて多い。特に
鏡面を清浄にした場合は,過冷却になりやすく,−40℃まで過冷却であった例も報告されている。
過冷却水と氷では,飽和水蒸気圧が異なるので,どちらが鏡面に形成されているか常に確認する必
要がある。また,過冷却の状態から急に霜に変化する場合,反射光の変化を制御に使用している露
点計においては,制御不調のきっかけになるので,注意しなければならない。この現象は,連続測
定中,露点が徐々に低下して−20℃以下になるとき,よく見られる。
5) 高露点測定 室温より高い露点を測定しようとする場合は,鏡面以外の箇所で結露しないように配
管及びセンサ部を保温する必要がある。保温の温度は,機器の損傷に注意して設定する。
6) 低露点測定 低露点測定の場合,水蒸気圧が非常に低いので,配管での漏れ,及び配管の材料には
特に注意が必要である。配管の材料は,水分が吸着しにくい,内部を研磨(鏡面仕上げ)したステ
ンレス鋼製を使用するのがよい。また,低露点では,霜の成長速度が遅くなるので,特に−40℃以
下の露点計測では十分に時間をかける必要がある。
8.2
塩化リチウム露点計 塩化リチウム露点計による測定法は,次による。
a) 原理 塩の飽和水溶液の水蒸気圧は,温度だけの関数であり,同温度の純水の飽和蒸気圧よりも低い。
また,その電気伝導度は,塩が析出すると急激に低下する。この性質を利用すると,塩の飽和水溶液
を塗布した感湿部の温度を自動制御し,飽和水溶液の水蒸気圧と周囲の水蒸気圧とを平衡させること
ができる。塩としては,塩化リチウムを用い,平衡時の飽和水溶液の温度を測定し,飽和水溶液の水
蒸気圧と温度の関係から換算して,測定空気の露点を求める。
b) 構成 感湿部は,金属管をグラスウールで覆い,その上に1対の加熱用電極を巻き,塩化リチウムの
水溶液が塗布してある。上述の原理に従い平衡に達した水溶液の温度を測るために,金属管内に温度
センサが組み込まれる。
c) 測定範囲及び不確かさ 塩化リチウム露点計の測定範囲及び不確かさは,次による,
1) 測定範囲 露点で−40〜+60℃,かつ,相対湿度換算で11%rh以上。
2) 不確かさ 露点−30〜+30℃の範囲で不確かさは,約0.5〜4℃で,後述の12.によるほか,主として
次の要因による。
− センサ(シェルタを含む。)の周辺と校正時環境との熱伝達条件の相違
− センサへの汚染物質の付着
− 温度計の経年変化
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− 再塗布に伴う再現性
d) 取扱い方法及び注意事項 塩化リチウム露点計の取扱い方法及び注意事項は,次による。
1) 風速0.25m/s以上の風が当たると露点を低く示すので,風を直接に当てないようにシェルタなどを
設ける。
2) 屋外使用で,シェルタなどの内壁に結露(結霜)すると,それが消滅するときに,異常値を示すこ
とがある。
3) 測定雰囲気中に腐食性気体(硫化水素,二酸化硫黄,アンモニアなど)があると,指示変動及び感
湿部腐食の原因となる。
4) 感湿部は,通常の使用条件では4〜6か月の使用に耐える。感湿部が劣化しても塩化リチウム水溶液
の再塗布によって再生できるのが特徴である。汚染物質が多い場合には,2週間に一度の塗布が必
要なこともある。周期的に標準と比較し,ずれがあれば再塗布をするとよい。
なお,再塗布は,当該の使用説明書に従い行う。
8.3
通風乾湿計 通風乾湿計による測定法は,次による。
a) 原理 水でぬれた物体の表面は,水の蒸発によって熱が奪われ,周辺に比べて温度が低くなり,周囲
からの熱の流入と蒸発熱とが平衡する温度に達する。この温度低下量は,気温,湿度,気圧などに依
存する。気流,放射などの周囲条件を一定に保つと,湿布(以下,ウィックという。)で覆われた感温
部の温度を測る温度計の指示値と気温を測る温度計の指示値,及び後述d)2.1の乾湿計公式とによっ
て水蒸気圧値を求め,式(8)の定義に基づき算出した値を測定空気の相対湿度とする。
b) 構成 図2に通風乾湿計の原型のアスマン通風乾湿計の例を示す。2本の同種,同形,かつ,同大の
温度計 (T,T') が,下端が開放されている二重円筒 (P,Q) の中心軸上に,それぞれその感温部が位
置するように取り付けられる。二重円筒は,下部が二またに分かれている中空の筒(通風筒)の脚部
に断熱剤 (I) を介して接続され,通風筒の他端にはぜんまい仕掛けの通風用ファンが取り付けられて
いる。ファンによって吸引された空気は,二重円筒下端から流入し,それぞれの温度計の周囲を通っ
て通風筒上部に抜けるようになっている。一方の温度計の感温部は,ウィックで包んで水でぬらすよ
うになっており,一般に,これを湿球,その温度を湿球温度,他方の温度計の感温部を乾球,その温
度を乾球温度と称し,気温は乾球温度によって示される。
10
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図2 アスマン通風乾湿計
1) 温度計 通風乾湿計に用いる温度計には,ガラス製水銀温度計,白金抵抗温度計,熱電対温度計,
サーミスタ温度計などがある。精度よく測定するには,いずれも0.1℃まで正確に測れることが必要
である。ガラス製温度計は,棒状形でも二重管形でもよいが,一目盛の示す値が0.2℃以下であるも
のが望ましい。
2) ウィック 湿球に水を保持するためのウィックには,ガーゼ,又は白色無地のなるべく薄地の綿布
を用いる。ガーゼ,綿布,結束のための木綿糸などは,のり及び油分を除いたものを用いる。ウィ
ックの長さは,温度計軸管部からの熱伝導の影響を除くため感温部より長くする必要がある。
3) 通風機構 ぜんまい又は電動機仕掛けの通風ファンを用い,最適通風速度は乾湿計の種類によって
多少異なるが,乾球,湿球の周囲に2〜4m/sの通風を与えることが必要である。
4) 放射対策 周囲からの熱放射の影響を避けるため,感温部の外側にはよく磨かれた(又は光沢があ
るめっきを施した)金属製の二重円筒が取り付けられている。二重円筒は,同心円状に配置され,
断熱材によって互いに,かつ,本体(通風筒)と熱絶縁されている。温度計の軸と二重円筒の中心
軸とが一致し,温度計の感温部が二重円筒のほぼ中央に位置している。
c) 測定範囲及び不確かさ 通風乾湿計の測定範囲及び不確かさは,次による。
1) 測定範囲 温度は,−5〜+99℃,湿度は10〜100%rh。
2) 不確かさ 不確かさは,2〜5%rhで,後述の12.によるほか,主として次の要因による。
− 乾・湿球温度計のそれぞれの校正値の経年変化
− 両温度計の校正値の内挿推定に基づく温度差(表1参照)
− 湿球温度を左右する水の蒸発に直接関与する吸引空気量及びウィックの性能素因(2)の変化
− 通風筒内壁のさびによる放射反射能の劣化
− 水蒸気圧算出に用いる公式に潜在する誤差
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− 固有の構成各部の経年変化
注(2)
a) 汚染物質の沈着による吸水量
b) 低湿及び/又は低温の場合及び高湿及び/又は高温の場合における水膜形成条件
c) 新品交換装着に伴う熱収支作用面
表1 乾湿球温度差に0.1℃の誤差があるときの相対湿度の誤差
単位 %rh
湿球が氷結していないとき
湿球が氷結しているとき
湿度
%rh
乾球温度 t/℃
乾球温度 t/℃
50
40
30
20
10
0
−10
0
−10
−20
100
0.6
0.6
0.7.
0.9
1.2
1.8
3.1
1.8
2.9
5.5
50
0.4
0.4
0.5
0.7
1.1
1.7
3.0
1.6
2.8
5.5
25
0.3
0.3
0.4
0.6
1.0
1.6
3.0
1.6
2.7
5.4
d) 取扱い方法及び注意事項 通風乾湿計の取扱い方法及び注意事項は,次による。
1) 測定 所定の位置に設置し,スポイトを用いてきれいな水(蒸留水又はイオン交換水:JIS K 0211
参照)で湿球をぬらす。通風装置によって通風を始め,湿球の温度指示値が落ち着くのを待って湿
球・乾球の温度を読み取る。読み取った値に温度計の器差補正をする。また,その場所の気圧を気
圧計で測定する。必要に応じて,気圧計の器差補正及び温度補正を行う。
なお,通風乾湿計の使用に当たっては,標準気圧と30%以上の差異がない範囲が望ましい。
2) 水蒸気圧を求める計算 測定値から水蒸気圧を求める計算は,次による。
2.1)
乾湿計公式 乾球・湿球の温度及び気圧から水蒸気圧を求める場合には,次の乾湿計公式による。
e=esw−Ap (t−tw) ····································································· (12)
ここに,
e: 求める水蒸気圧 (Pa)
esw: twにおける水の飽和水蒸気圧 (Pa)
A: 乾湿計係数 (K−1)
p: 気圧 (Pa)
t: 乾球温度 (℃)
tw: 湿球温度 (℃)
乾湿計係数Aは,湿球の構造及びその周辺との物理的条件(3)に依存していて機器によって異なる
ので,JIS B 7920に示す方法で求めた値を使用する。
アスマン通風乾湿計においては,従来SPRUNGの式が用いられており,乾湿計係数Aの値は,
湿球が氷結していないときには0.000 662K−1,氷結しているときには,0.000 583K−1である。
実機器について便宜上この値を使用する場合には,仕様の許容する不確かさの限界内にあるかを
別途に吟味しておくことが必要である。構造を異にしている機器についても同様な措置が必要であ
る。また,湿球が氷結しているときには氷に対する飽和水蒸気圧を用いる。使用上の利便を考慮し
水蒸気圧をSPRUNGの式から,水と氷とに対する飽和水蒸気圧をSONNTAGの式から求めて計算
した湿度表を,付表2.1及び付表2.2に示す。この表は,気圧が101 325Paの場合の計算値で,気圧
の値が異なるときは,表によらず式(12)を用いて計算する必要がある。
注(3) 水蒸気の移送は,湿球周辺の風速に依存し,熱量の移送は,対流,伝導,放射及びウイックの
感温部の被覆・保水方法及び機器の構造が関与している。
3) 取扱い上の注意点 通風乾湿計の取扱い上の注意点は,次による。
3.1)
場所 通風乾湿計は,屋外,屋内のいずれでも使用可能である。種類によってそれぞれ特徴があり,
使用場所についても多様であるが,次の共通事項に注意する必要がある。
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− 湿球から蒸発した水が測定場所の湿度に影響を与えるような狭い空間で使用するのは適当でな
い。
− ガス,じんあいなどで著しく汚染された大気中で使用するのは適当でない。
− 屋外で使用するときは,直射日光を避ける。
3.2)
準備 通風乾湿計による測定の準備は,次による。
− 湿球を包むガーゼ,綿布などは,使用する前にのり・油分を除くため,約5%の炭酸ナトリウ
ム水溶液又は良質の石鹸水で約15分感煮沸した後,きれいな水(蒸留水又はイオン交換水)で
よく水洗いする。
− 湿球を包むときは,ガーゼを一重にしてしわが寄らないように注意する。その際,ガーゼを水
でぬらしてから包むとうまく取り付けることができる。ガーゼと感温部との間にすきまができ
ないように,また,ガーゼが円筒の内壁に接触しないように注意する。
− ガーゼの取扱いに当たっては,直接手を触れないように,洗浄されたビニール手袋などを用い
るのがよい。
− ガーゼ,綿布などが汚れたり固くなったときは,新しいものと取り替える。
− 長期間使用していると,湿球の感温部に水あかが付着するので,水あかを洗い落とす必要があ
る(ガラス製温度計の場合には希塩酸に浸した後,よく水洗いするとよい。)。
− 温度計を通風筒に差し込む所に,外部から空気が流入しないことを確かめる。また,ガラス製
温度計は,校正して使用することが望ましい。
3.3)
測定操作 通風乾湿計による測定操作は,次による。
− スポイトで給水するとき,円筒の内壁に水を付けてはならない。
− 湿球に水を多量につけ過ぎないためには,湿球からスポイトを離すとき,湿球の水を吸い取る
ようにするとよい。
− 通風開始後,湿球の温度指示値が安定するまでの時間は,温度指示値が0℃以上では普通5分
程度であるが,0℃以下では幾分長くなるので,ぜんまい式では,巻き直して風速を保つように
する。
− 高温低湿のときには,湿球がすぐ乾いてしまうことがあるので,水の補給に注意しなければな
らない。
− 湿球が氷結する場合には,水又はぬるま湯を使用して,できるだけ薄い氷の被膜ができるよう
にする。
− 氷結の進行中に,湿球温度が0℃でしばらく落ち着くことがあるが,それは湿球温度の真の値
ではないので注意しなければならない。
− 読取りのときに測定者が近づくと,体温で暖められた空気が吸い込まれるおそれがある。測定
者は,不用意に近づき過ぎないよう注意しなければならない。
− 読取りの順序は,始めに湿球温度,次に乾球温度を読んで再度湿球温度を確認するのがよい。
− 温度計に近づくときは息を止め,目の高さを読み取る目盛線の高さに合わせ,まず初めに0.1
位の値をすばやく,次に度の値を読む。
− 温度指示値が0℃に近いか又はそれ以下のときには,湿球が氷結しているか,過冷却の状態に
あるかを確かめる必要がある。それには,読取りの後,湿球の表面を硬い針状のもので軽く触
れてみるとよい。湿球温度が一時的に0℃に向かって上昇し,その後,再び下降する場合には,
測定時湿球が過冷却していたことになる。
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− 温度の測定方法は,ガラス製温度計によるときには,JIS Z 8705によって,白金抵抗温度計な
どによるときは,JIS Z 8704による。
9. 空気の物性測定による方法
9.1
熱伝導率式湿度計 熱伝導率式湿度計による測定法は,次による。
a) 原理 湿潤空気の熱伝導率が水蒸気の濃度によって決まり,通電によって加熱された感熱素子の温度
が素子を囲む気体の熱伝導の状態に左右されるので,基準とする乾燥空気中との差を測定し,その量
を校正に基づき測定空気の絶対湿度とする。
b) 構成 測定対象の湿潤空気を雰囲気にもつ感熱素子を湿度の検出素子とし,乾燥空気を雰囲気にもつ
感熱素子を基準とする。これらが構成要素となるブリッジ回路を基本として,この出力を処理・表示
する機器で構成する。
基準素子及び湿度検出素子は,ともに同じ電流−電圧特性をもつサーミスタ,又は白金抵抗素子な
どを用いる。
c) 測定範囲及び不確かさ 熱伝導率式湿度計の測定範囲及び不確かさは,次による。
1) 測定範囲 検出素子の加熱温度200℃のとき温度10〜120℃の範囲で,絶対湿度0〜130g/m3。
2) 不確かさ 絶対湿度の不確かさは,0.5〜2.0g/m3で,後述の12.によるほか,主として次の要因によ
る。
− 差動法に伴うゼロ位及び感度の調整不足
− 測定環境への外来の振動
− 高・低気圧に伴う大気圧変動
− 測定空気への異質な気体の混入
d) 取扱い方法及び注意事項 熱伝導率式湿度計の取扱い方法及び注意事項は,次による。
1) 湿度検出素子の熱的安定が必要である。
2) 風の影響を避けるための対策を必要とする。
3) 標準気圧 (101 325Pa) に近い圧力下で使用する。100Paの気圧変動によって,約13mg/m3の誤差が
生じる。
4) 熱伝導に影響を及ぼす気体の混入など外部からの誤差要因は,排除する。
10. 吸湿性物質の物性測定による方法
10.1 電子式湿度計 電子式湿度計による測定法は,次による。
測定法の共通事項は次のa)〜d)によるとし,個別事項は後述の10.1.1〜10.1.4に示す当該湿度計に固有な
項目による。
a) 原理 感湿素子の電気的特性が吸湿・脱湿によって変化することを利用し,感湿素子が測定空気の湿
度と平衡を保つときの電気的特性を測定し,その値を校正に基づき湿度を表す量として値付けする。
b) 構成 図3のように,感湿部,信号処理部及び表示部で構成される。
図3 電子式湿度計
1) 感湿部 感湿素子が組み込まれている部分。
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2) 信号処理部 感湿素子の電気的信号を湿度に対応した値に変換したり,温度補正などの演算をする
部分。
3) 表示部 湿度値として表示する部分。
c) 測定範囲及び不確かさ 電子式湿度計の測定範囲及び不確かさは,次による。
1) 測定範囲 測定範囲は,通常,温度−30〜+80℃,相対湿度2〜98%rh。ただし,感湿部及び信号処
理部の性能,材質並びに構造によって,測定範囲を限定したものもある。
2) 不確かさ 測定値の不確かさは,2〜5%rhで,後述の12.によるほか,主として次の要因による。
− 反復再現性及び長期安定性
− 感湿部と温度補正用感温部との間の温度差
− 温度補正の適用の的確性
− 感湿素子と測定空気との温度差
− 湿度特性の非線形に伴う内挿特性
− 汚染物質の沈着
d) 取扱い方法及び注意事項 電子湿度計の取扱い方法及び注意事項は,次による。
− 感湿部及び信号処理部の機能並びに性能を阻害する気流,振動,熱,高低の温度サイクル,汚染
物質,溶剤,気体の種類,水滴,ほこり(埃)などに注意する。
− 感湿素子に結露が生じると測定ができなくなるため,対象とする環境の温度や温度変化(温度依
存性)に注意する。
− 感湿素子に手をふれない。
− 適正な間隔で校正する。
− 測定者(関与者)が発する熱や水分の影響に注意する。
10.1.1 塩化リチウム電気抵抗式湿度計 塩化リチウム電気抵抗式湿度計による測定法は,次による。
a) 原理 塩化リチウムを含む感湿材料からなる感湿部のイオン導電率が,吸湿・脱湿によって変化する
ことを利用し,感湿素子の抵抗値を測定し,その値を校正に基づき測定空気の相対湿度とする。
b) 構成 10.1b)に示す系統で構成される。
感湿素子は,電極を形成した絶縁体基板上に,塩化リチウム水溶液とその流動化を防ぐための結合
剤との混合液を塗布した構造である。感湿素子の抵抗には温度依存性があるので,温度補正をする措
置が講じられている。
c) 測定範囲及び不確かさ 塩化リチウム電気抵抗式湿度計の測定範囲及び不確かさは,次による。
1) 測定範囲 測定範囲は,通常,温度−30〜+50℃,湿度10〜95%rh。ただし,一つの感湿部でカバ
ーできる測定範囲を約20%rhと狭くし,異なる濃度の塩化リチウム溶液を塗布した感湿部を複数個
組み合わせ,測定範囲の拡張が可能である。
2) 不確かさ 測定値の不確かさは,常温で2〜4%rhで,10.1c)によるほか,主として次の要因による。
− 結露及びイオン性汚染物質の沈着
− 暴露に伴う経時変化
d) 取扱い方法及び注意事項 塩化リチウム電気抵抗式湿度計の取扱い方法及び注意事項は,10.1d)によ
るほか,次による。
− 保存は,結露のない乾燥状態で行う。
− 外来の振動に対する防振措置を講じる。
10.1.2 高分子電気抵抗式湿度計 高分子電気抵抗式湿度計による測定法は,次による。
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a) 原理 感湿素子の吸湿・脱湿による電気抵抗の変化を測定し,その値を校正に基づき測定空気の相対
湿度とする。
b) 構成 10.1b)に示す系統で構成される。
感湿素子は,セラミックスなどの基板上に一対の電極を形成し,感湿材料として導電性高分子の薄
膜を塗布した構造である。感湿素子の抵抗には,温度依存性があるので,通常,温度補正をする措置
が講じられている。
c) 測定範囲及び不確かさ 高分子電気抵抗式湿度計の測定範囲及び不確かさは,次による。
1) 測定範囲 測定できる範囲は,通常,温度約−30〜+60℃,湿度5〜95%rh。一般に,温度低下に伴
い測定範囲は,上限値を維持したまま狭まる。
2) 不確かさ 測定値の不確かさは,一般的に,常温で2〜3%rhである。その要因としては,10.1c)2)
による。
d) 取扱い方法及び注意事項 高分子電気抵抗式湿度計の取扱い方法及び注意事項は,10.1d)によるほか,
次による。
− 感湿素子を高温高湿に長時間置くと,劣化することがあるため注意する。
− 感湿部は,低湿の状態で保管する。
− 十分に感湿部を測定環境になじませた後測定する。
10.1.3 高分子電気容量式湿度計 高分子電気容量式湿度計による測定法は,次による。
a) 原理 感湿素子の吸湿・脱湿による静電容量の変化を測定し,その値を校正に基づき測定空気の相対
湿度とする。
b) 構成 10.1b)に示す系統で構成される。
感湿素子は,基板上に二つの電極にはさまれた高分子膜が取り付けられた構造である。
c) 測定範囲及び不確かさ 高分子電気容量式湿度計の測定範囲及び不確かさは,次による。
1) 測定範囲 測定範囲は,通常,温度−30〜+80℃,相対湿度2〜98%rh。ただし,感湿部及び信号処
理部の性能,材質並びに構造によって,測定範囲を限定したものもある。
2) 不確かさ 測定値の不確かさは,2〜3%rhで,10.1c)2)によるほか,主として次の要因による。
− 空気中に含まれるアルコール,有機溶剤などの干渉成分
d) 取扱い方法及び注意事項 高分子電気容量式湿度計の取扱い方法及び注意事項は,10.1d)によるほか,
次による。
− 空気中に干渉成分が含まれている場合,感湿部に保護フィルターなどを装着し,その影響を最小
限にする。
− 十分に感湿部を測定環境になじませた後で測定する。
10.1.4 セラミックス電気抵抗式湿度計 セラミックス電気抵抗式湿度計による測定法は,次による。
a) 原理 酸化物系の多孔質焼結体(セラミックス)のインピーダンスが,吸湿・脱湿によって変化する
ことを利用し,インピーダンスを測定し,その値を校正に基づき測定空気の相対湿度とする。
b) 構成 10.1b)に示す系統で構成される。
感湿素子の抵抗には温度依存性があるので,温度補正をする措置が講じられている。また,使用す
るセラミックスの材質又は製法によっては,感湿素子の特性が吸着した水分自体及び付着した汚染物
質によって,大きくドリフトする場合もあり,感湿素子を周期的に加熱して,その特性を元に戻す機
能を備えた湿度計もある。加熱処理の間(10分程度)は湿度測定はできない。
c) 測定範囲及び不確かさ セラミックス電気抵抗式湿度計の測定範囲及び不確かさは,次による。
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1) 測定範囲 通常,温度約−20〜+80℃,15〜95%rh。
2) 不確かさ 室温で4〜5%rhで,10.1c)2)によるほか,主として次の要因による。
− 感湿素子の経時変化
d) 取扱い方法及び注意事項 セラミックス電気抵抗式湿度計の取扱い方法及び注意事項は,10.1d)によ
るほか,次による。
加熱形の加熱処理の周期は,一般に1日1回程度でよいが,汚染物質の濃度が高いほど,また,高
温多湿となるほど,この周期は短くなることが多い。加熱処理しても特性が復帰しない場合は,感湿
部自体の劣化であり,感湿部の交換及び再校正を行う必要がある。
10.2 毛髪湿度計 毛髪湿度計による測定法は,次による。
a) 原理 毛髪湿度形は,毛髪が吸湿によって伸び,脱湿によって縮む性質を利用したもので,伸縮する
長さを,回転軸を介して指針が示す目盛を読み取り,又は拡大機構,カム機構などを介して,指示計
又は自記記録若しくは電気的に信号を変換し,その値を校正に基づき測定空気の相対湿度とする。
b) 構成 毛髪湿度計の構成は,次による。
1) 毛髪 毛髪は,中性洗剤などでよく脱脂し,蒸留水で数回よく洗浄する。
2) 指示機構 指示機構は図4に示す3種類に大別される。
図4 毛髪湿度計の指示機構
備考 a)は,指示倍率は小さいが,受感部にかかる荷重は小さく零位調整が容易である。
b)は,拡大機能を備えているので指示倍率はa)に比べて大きく毛髪の長さも短くてすむが,
毛髪にかかる荷重は大きい。零位調整ができる。
c)は,b)と同様の拡大機能を備えているが,カム機構を使用しているので相対湿度の等分目
盛が得られる。零位がずれている場合の調整及び毛髪の交換時の修理・調整は多少繁雑である。
記録機構をもつ自記湿度計は,一般に,この機構を用いる。
c) 測定範囲及び不確かさ 毛髪湿度計の測定範囲及び不確かさは,次による。
1) 測定範囲 温度−5〜50℃,湿度10〜98%rh。
2) 不確かさ 機種にもよるが,温度15〜30℃の範囲で3〜7%rhで,後述の12.によるほか,主として
次の要因による。
− 校正後の履歴が関係する伸縮特性
− 長時間乾燥状態に放置した場合のドリフト
− 指示機構の回転軸の摩擦の影響
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d) 取扱い方法及び注意事項 毛髪湿度計の取扱い方法及び注意事項は,次による。
1) 校正及び調整 c)2)を考慮し,適宜JIS B 7920に基づき校正して使用する。
2) 使用上の注意点
2.1)
毛髪は,汚れると指示が変わるので,きれいにしておく必要がある。空気中のほこり及びばい(煤)
煙など汚染物質の多い所での使用は,伸縮特性及び応答速度が悪くなるので,できるだけ避ける。
汚れたときは,やわらかい筆の穂先で毛並みに沿って軽く払って清掃する。
2.2)
相対湿度が10%rh以下の所に長時間放置すると,指示が狂うことがある。この場合には,相対湿度
が100%rh近い所に数時間放置すれば,大体元に戻るが,元の状態より,指示が約2〜3%rh低くな
り,その後は一定の値を維持する現象があるので,1)に示す標準とする湿度計による校正を行うの
が適切な場合もある。
2.3)
毛髪を異常な力(毛髪1本に対し0.02N以上)で引っ張ると伸縮特性が変わり,張力を減らしても
初期の状態に戻らない。
2.4)
2.1)〜2.3)の場合,必要に応じて蒸留水を筆につけて毛髪に軽く触れて洗い,常温・常湿で自然乾燥
してから,上記1)に従って校正を行う。自記湿度計は,校正時に自記紙を用いる。
2.5)
毛髪及び指示機構に風圧が加わると指示がずれる場合がある。例えば,10m/secでは2%rh程度指示
が低くなるので,屋外で使用する場合は,直射日光を避け,風圧がかからないように百葉箱又はシ
ェルタに収容して設置する。
2.6)
毛髪は,アンモニア,硫化物の溶液,フェノールなどによって変質するので,それらが触れるおそ
れのある環境で用いてはならない。
2.7)
毛髪は,温度が60℃以上になると伸縮特性が変わるので,60℃以上の環境に置いてはならない。
2.8)
自記湿度計では,ペン先と記録紙との摩擦が大きいと段書きをするので,このような場合,ペン圧
を小さくしなければならない。ペン圧は,湿度計を30°傾けたときにペンが記録紙から離れる程度
がよい。記録紙は,紙の表面が滑らかでインクがにじまないものを用い,たるみがないように自記
円筒時計に巻き付ける。
11. 湿度計の校正方法 湿度計の校正方法は,JIS B 7920に,湿度発生装置を標準とする方法及び湿度計
を標準とする方法が定められている。ひょう量式湿度計のように,SIに直結した絶対測定を行うことがで
きる場合を除いて,湿度計は,校正してから測定に用いるのが原則である。
計量法に基づいて認定された認定事業者は,湿度計及び/又は湿度発生装置の校正を行い,国家標準に
トレーサブルであることを示すJCSSの標章(ロゴマーク)付きの校正証明書を発行することができる。
認定事業者が校正できる湿度計又は湿度発生装置の種類及び校正範囲が限定されている。認定事業者によ
って校正された湿度計又は湿度発生装置を基準として湿度計を校正することによって,トレーサビリティ
を明確にすることができる。
12. 湿度測定の不確かさ 湿度計による測定値の不確かさは,次の項目を考慮し,計測における不確かさ
の表現のガイド(GUM:引用規格参照)に従って評価する。
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12.1 不確かさの項目と評価方法 湿度測定の不確かさは,次の項目のうち,必要なものを選択し,評価
する。不確かさの各項目は,一般的には,測定の度に評価するのではなく,あらかじめ評価しておき,そ
の値を用いる。これらの項目の幾つかの評価は,JIS B 7920の湿度計の性能評価の方法に準じて行うこと
ができるが,通常は湿度計の製造事業者,試験機関などによる評価値を用いてよい。これらの項目は,包
括的に拡張不確かさで(又は“精度”として)表示されていることがある。
a) 湿度計の校正値の不確かさ 校正証明書に記載された不確かさによる。拡張不確かさが記載されてい
る場合,包含係数kを確認して,標準不確かさを求める。校正結果によって補正して用いるのが原則
であるが,補正値が小さい場合は,補正を行わずに,不確かさに含める場合がある。
b) 湿度計の性能及び校正後の変化による不確かさ
1) 直線性 校正結果の補間を行う場合,湿度計の直線性の影響を考慮する。
2) 分解能 湿度計の出力の分解能がaである場合,幅aの一様分布とみなし,標準不確かさは,()
3
2
/
a
で与えられる。分解能が低い場合は,入力に変動があっても指示が変動せず安定性などの評価値が
得られない場合があるので,この項目が必要である。
3) 短期安定性 短時間に測定を繰り返したときの測定結果のばらつきを示す実験標準偏差を,標準不
確かさとする。
4) 反復再現性 日を変えて校正を行った場合の器差のばらつきを示す実験標準偏差を標準不確かさと
する。
5) 長期安定性 ある期間の器差のばらつきを示す実験標準偏差から,校正周期内の変動を見積もる。
長期間の校正記録及び製造事業者のデータから評価する。湿度計の精度管理の状況によって,影響
を受ける。
6) ヒステリシス JIS B 7920に従えば,ヒステリシスは,測定範囲の下限値と上限値の間で湿度を変
化させて求めるものであるが,通常の使用条件では湿度の変動はこれより小さい場合が多いので,
ヒステリシスの値が示す分布として三角分布を仮定し,底辺の大きさには入力換算ヒステリシス最
大幅aを取り,標準不確かさは,()
6
2
/
a
で与えられる。
7) 応答性 JIS B 7920に従えば,湿度計の性能として,63%及び90%ステップ応答時間又は平衡達成
時間などが求められる。測定条件を選定し,応答時間の影響がある場合,不確かさに算入する。
8) 温度依存性 温度係数などが分かっている場合は,通常補正を行う。補正を行ったうえで,他の不
確かさを考慮する。補正を行わない場合は,温度依存性の影響を不確かさに算入する。
c) 測定環境などによる不確かさ 信号処理・表示部と感湿部とが分かれている場合は,感湿部が置かれ
ている測定対象のほかに,信号処理・表示部が置かれている環境の影響を考慮する。
d) 測定対象による不確かさ
1) 測定対象の湿度及び温度の時間的変動 湿度計及び温度計の出力の時間変動から見積もる。一定の
時間間隔で測定値が得られる場合は,その標準偏差を用いる。記録紙などに連続記録が得られる場
合は,その変動の幅から見積もる。一様分布とみなされる場合は,標準不確かさは,変動の全幅の
()
3
2
/1
で与えられる。温度制御などによって,正弦関数で変化しているとみなされる場合(U字分
布)は,標準不確かさは,片側振幅の
2
1
で与えられる。湿度計又は温度計自体の安定性との分離
は,困難である。
2) 測定対象の湿度及び温度の空間的不均一 必要な範囲の空間分布を測定し,測定値の標準偏差から
見積もる。
e) その他 必要な場合,このほかにも項目を追加し,評価する。
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Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
12.2 不確かさの合成及び表示
a) 合成標準不確かさ 各不確かさ成分の標準不確かさuiから,合成標準不確かさucを求める。合成標準
不確かさは,各不確かさ成分が独立であると仮定すれば,各成分の標準不確かさの二乗和の平方根で
与えられる。
2
1
i
2
i
∑u
uc=
合成する場合は,単位をそろえる必要がある。二乗和をとるので,最大の成分より1けた以上小さ
い成分は,ほとんど問題にならない。
b) 拡張不確かさ 拡張不確かさUは,合成標準不確かさに包含係数kをかけて得られる。包含係数は,
多くの場合,95%信頼水準の近似として,k=2が用いられる。
U=kuc
c) 不確かさの表示 不確かさを含めた測定結果の表記には,拡張不確かさ又は拡張不確かさをその量の
値で割った相対拡張不確かさを用いる。用いた包含係数の値を明示する。不確かさを伴う測定結果の
書き方の例を,次に示す。
例 露点
td= (10.40±0.30) ℃,ただし,(包含係数)k=2である。
相対湿度
Uw= (52.3±1.5) %,ただし,(包含係数)k=2である。
関連規格 JIS A 1203 土の含水比試験方法
JIS C 0010 環境試験方法−電気・電子−通則
備考 IEC 60068-1 : 1988 (Environmental testing. Part 1 : General and guidance) が,この規格と一致して
いる。
JIS C 0022 環境試験方法(電気・電子)高温高湿(定常)試験方法
備考 IEC 60068-2-30 : 1980 [Environmental testing−Part 2 : Tests. Test Db and guidance : Damp heat,
cyclic (12+12-hour cycle)] が,この規格と同等である。
JIS C 0028 環境試験方法(電気・電子)温湿度組合せ(サイクル)試験方法
備考 IEC 60068-2-38 : 1974 (Environmental testing−Part 2 : Tests. Test Z/AD : Composite
temperature/humidity cyclic test) が,この規格と同等である。
JIS C 0032 環境試験方法−電気・電子−機器用耐湿性(定常)試験方法
備考 IEC 60068-2-56 : 1988 (Environmental testing−Part 2 : Tests. Test Db : Damp heat, steady state,
primarily for equipment) が,この規格と一致している。
JIS C 0033 環境試験方法−電気・電子−耐湿性試験−指針
備考 IEC 60068-2-28 : 1990 (Environmental testing−Part 2 : Tests. Guidance for damp heat tests) が,この
規格と一致している。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
備考 ISO 760 : 1978 [Determination of water−Karl Fischer method (General method)] が,この規格と同
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Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
等である。
JIS K 0225 希釈ガス及びゼロガス中の微量成分測定方法
JIS K 2275 原油及び石油製品−水分試験方法
JIS K 2301 燃料ガス及び天然ガス−分析・試験方法
JIS M 8211 鉄鉱石−化合水定量方法
備考 ISO 7335 : 1987 (Iron ores−Determination of combined water content−Karl Fischer titrimetric
method) を,この規格の一部に採用している。
JIS P 8127 紙及び板紙−水分試験方法−乾燥器による方法
備考 ISO 287 : 1985 (Paper and board−Determination of moisture content−Oven-drying method) を,この
規格の一部に採用している。
JIS Z 2101 木材の試験方法
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 9211 エネルギー管理用語(その1)
ISO 4677/1 : 1985 Atmospheres for conditioning and testing−Determination of relative humidity−
Part 1 : Aspirated psychrometer method
OIML R121 : 1996 The Scale of Relative Humidity of Air Certified Against Saturated Salt Solutions
ANSI/ASHRAE STANDARD 41.6 : 1994 Standard Method for Measurement of Moist Air Properties
ASTM E 337-84 (1996) el Standard Test Method for Measuring Humidity with a Psychrometer (the
Measurement of Wet−and Dry−Bulb Temperatures)
ASTM D 4023-82a Standard Terminology Terms Relating to Humidity Measurements
ASTM D 4230-83 (1996) el Standard Method of Measuring Humidity wihe Cooled−Surface
Condensation (Dew−Point) Hygrometer
BS 1339 : 1965 Definitions, formulae and constants relating to the humidity of the air
BS 2842 : 1992 Specification for Whirling hygrometer
BS 4833 : 1986 Schedule for Hygrometric tables for use in the testing and operation of environmental
enclosures
BS 5248 : 1990 Specification for Aspirated hygrometer
DIN 50012 Pt 1 : 1986 Climates and their technical application ; methods of measuring humidity ;
general
DIN 50012 Pt 2 : 1986 Climates and their technical application ; methods of measuring humidity ;
psychrometer
NF X 15-110 : 1994 Measurement of air moisture−Hygrometric parameters
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Z 8806 : 2001
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付表1.1 水の飽和蒸気圧
単位 Pa
t/℃
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
0.9
0.
611.21
615.67
620.15
624.67
629.21
633.78
638.38
643.01
647.67
652.36
1.
657.08
661.83
666.61
671.42
676.26
681.14
686.04
690.98
695.94
700.94
2.
705.97
711.03
716.13
721.26
726.41
731.61
736.83
742.09
747.38
752.70
3.
758.06
763.45
768.88
774.34
779.83
785.36
790.92
796.52
802.15
807.82
4.
813.52
819.26
825.03
830.84
836.69
842.57
848.49
854.45
860.44
866.47
5.
872.54
878.64
884.79
890.97
897.19
903.44
909.74
916.07
922.45
928.86
6.
935.31
941.80
948.34
954.91
961.52
968.17
974.86
981.60
988.37
995.19
7.
1 002.0
1 008.9
1 015.9
1 022.9
1 029.9
1 037.0
1 044.1
1 051.2
1 058.4
1 065.7
8.
1 072.9
1 080.3
1 087.6
1 095.1
1 102.5
1 110.0
1 117.6
1 125.2
1 132.8
1 140.5
9.
1 148.2
1 156.0
1 163.8
1 171.7
1 179.6
1 187.6
1 195.6
1 203.7
1 211.8
1 219.9
10.
1 228.1
1 236.4
1 244.7
1 253.0
1 261.4
1 269.9
1 278.4
1 286.9
1 295.5
1 304.2
11.
1 312.9
1 321.7
1 330.5
1 339.3
1 348.2
1 357.2
1 366.2
1 375.3
1 384.4
1 393.5
12.
1 402.8
1 412.1
1 421.4
1 430.8
1 440.2
1 449.7
1 459.3
1 468.9
1 478.5
1 488.2
13.
1 498.0
1 507.8
1 517.7
1 527.7
1 537.7
1 547.7
1 557.9
1 568.0
1 578.3
1 588.6
14.
1 598.9
1 609.3
1 619.8
1 630.3
1 640.9
1 651.6
1 662.3
1 673.0
1 683.9
1 694.8
15.
1 705.7
1 716.7
1 727.8
1 739.0
1 750.2
1 761.4
1 772.8
1 784.2
1 795.6
1 807.1
16.
1 818.7
1 830.4
1 842.1
1 853.9
1 865.8
1 877.7
1 889.7
1 901.7
1 913.8
1 926.0
17.
1 938.3
1 950.6
1 963.0
1 975.5
1 988.0
2 000.6
2 013.3
2 026.0
2 038.8
2 051.7
18.
2 064.7
2 077.7
2 090.8
2 104.0
2 117.2
2 130.5
2 143.9
2 157.4
2 170.9
2 184.5
19.
2 198.2
2 212.0
2 225.8
2 239.7
2 253.7
2 267.8
2 281.9
2 296.1
2 310.4
2 324.8
20.
2 339.2
2 353.8
2 368.4
2 383.1
2 397.8
2 412.7
2 427.6
2 442.6
2 457.7
2 472.9
21.
2 488.2
2 503.5
2 518.9
2 534.4
2 550.0
2 565.7
2 581.4
2 597.3
2 613.2
2 629.2
22.
2 645.3
2 661.5
2 677.7
2 694.1
2 710.5
2 727.1
2 743.7
2 760.4
2 777.2
2 794.1
23.
2 811.0
2 828.1
2 845.2
2 862.5
2 879.8
2 897.2
2 914.8
2 932.4
2 950.1
2 967.9
24.
2 985.8
3 003.7
3 021.8
3 040.0
3 058.3
3 076.6
3 095.1
3 113.6
3 132.3
3 151.1
25.
3 169.9
3 188.9
3 207.9
3 227.0
3 246.3
3 265.6
3 285.1
3 304.6
3 324.3
3 344.0
26.
3 363.9
3 383.8
3 403.9
3 424.0
3 444.3
3 464.7
3 485.2
3 505.7
3 526.4
3 547.2
27.
3 568.1
3 589.1
3 610.2
3 631.5
3 652.8
3 674.2
3 695.8
3 717.4
3 739.2
3 761.1
28.
3 783.1
3 805.2
3 827.4
3 849.7
3 872.2
3 894.7
3 917.4
3 940.2
3 963.1
3 986.1
29.
4 009.2
4 032.5
4 055.8
4 079.3
4 102.9
4 126.6
4 150.5
4 174.4
4 198.5
4 222.7
30.
4 247.0
4 271.5
4 296.0
4 320.7
4 345.5
4 370.5
4 395.5
4 420.7
4 446.0
4 471.5
31.
4 497.0
4 522.7
4 648.5
4 574.5
4 600.5
4 626.7
4 653.1
4 679.5
4 706.1
4 732.8
32.
4 759.7
4 786.7
4 813.8
4 841.0
4 868.4
4 895.9
4 923.6
4 951.4
4 979.3
5 007.4
33.
5 035.6
5 063.9
5 092.4
5 121.0
5 149.7
5 178.6
5 207.7
5 236.8
5 266.2
5 295.6
34.
5 325.2
5 355.0
5 384.8
5 414.9
5 445.1
5 475.4
5 505.9
5 536.5
5 567.2
5 598.1
35.
5 629.2
5 660.4
5 691.8
5 723.3
5 754.9
5 786.8
5 818.7
5 850.8
5 883.1
5 915.5
36.
5 948.1
5 980.8
6 013.7
6 046.8
6 080.0
6 113.3
6 146.9
6 180.5
6 214.4
6 248.4
37.
6 282.5
6 316.9
6 351.3
6 386.0
6 420.8
6 455.8
6 490.9
6 526.2
6 561.7
6 597.3
38.
6 633.1
6 669.1
6 705.2
6 741.5
6 778.0
6 814.7
6 851.5
6 888.5
6 925.6
6 963.0
39.
7 000.5
7 038.2
7 076.0
7 114.1
7 152.3
7 190.7
7 229.2
7 268.0
7 306.9
7 346.0
40.
7 385.3
7 424.8
7 464.4
7 504.2
7 544.3
7 584.5
7 624.8
7 665.4
7 706.2
7 747.1
22
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 Pa
t/℃
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
0.9
41.
7 788.2
7 829.6
7 871.1
7 912.8
7 954.6
7 996.7
8 039.0
8 081.5
8 124.1
8 167.0
42.
8 210.0
8 253.2
8 296.7
8 340.3
8 384.1
8 428.2
8 472.4
8 516.8
8 561.5
8 606.3
43.
8 651.3
8 696.5
8 742.0
8 787.6
8 833.5
8 879.5
8 925.8
8 972.3
9 018.9
9 065.8
44.
9 112.9
9 160.2
9 207.7
9 255.5
9 303.4
9 351.6
9 399.9
9 448.5
9 497.3
9 546.3
45.
9 595.6
9 645.0
9 694.7
9 744.6
9 794.7
9 845.0
9 895.6
9 946.4
9 997.4
10 049.
46.
10 100.
10 152.
10 204.
10 256.
10 308.
10 361.
10 414.
10 467.
10 520.
10 573.
47.
10 627.
10 681.
10 735.
10 790.
10 845.
10 899.
10 955.
11 010.
11 066.
11 122.
48.
11 178.
11 234.
11 291.
11 348.
11 405.
11 462.
11 520.
11 578.
11 636.
11 694.
49.
11 753.
11 812.
11 871.
11 930.
11 990.
12 049.
12 110.
12 170.
12 231.
12 292.
50.
12 353.
12 414.
12 476.
12 538.
12 600.
12 663.
12 725.
12 788.
12 852.
12 915.
51.
12 979.
13 043.
13 107.
13 172.
13 237.
13 302.
13 368.
13 433.
13 499.
13 566.
52.
13 632.
13 699.
13 766.
13 833.
13 901.
13 969.
14 037.
14 106.
14 175.
14 244.
53.
14 313.
14 383.
14 453.
14 523.
14 594.
14 665.
14 736.
14 807.
14 879.
14 951.
54.
15 023.
15 096.
15 169.
15 242.
15 316.
15 389.
15 464.
15 538.
15 613.
15 688.
55.
15 763.
15 839.
15 915.
15 991.
16 068.
16 145.
16 222.
16 299.
16 377.
16 455.
56.
16 534.
16 613.
16 692.
16 771.
16 851.
16 931.
17 012.
17 093.
17 174.
17 255.
57.
17 337.
17 419.
17 501.
17 584.
17 667.
17 750.
17 834.
17 918.
18 003.
18 087.
58.
18 173.
18 258.
18 344.
18 430.
18 516.
18 603.
18 690.
18 778.
18 866.
18 954.
59.
19 043.
19 131.
19 221.
19 310.
19 400.
19 491.
19 581.
19 672.
19 764.
19 856.
60.
19 948.
20 040.
20 133.
20 226.
20 320.
20 414.
20 508.
20 603.
20 698.
20 793.
61.
20 889.
20 985.
21 082.
21 179.
21 276.
21 374.
21 472.
21 571.
21 669.
21 769.
62.
21 868.
21 968.
22 069.
22 170.
22 271.
22 372.
22 474.
22 577.
22 679.
22 783.
63.
22 886.
22 990.
23 094.
23 199.
23 304.
23 410.
23 516.
23 622.
23 729.
23 836.
64.
23 944.
24 052.
24 160.
24 269.
24 379.
24 488.
24 598.
24 709.
24 820.
24 931.
65.
25 043.
25 155.
25 268.
25 381.
25 494.
25 608.
25 723.
25 837.
25 953.
26 068.
66.
26 184.
26 301.
26 418.
26 535.
26 653.
26 772.
26 890.
27 010.
27 129.
27 249.
67.
27 370.
27 491.
27 612.
27 734.
27 857.
27 979.
28 103.
28 226.
28 351.
28 475.
68.
28 600.
28 726.
28 852.
28 979.
29 106.
29 233.
29 361.
29 489.
29 618.
29 748.
69.
29 877.
30 008.
30 138.
30 270.
30 402.
30 534.
30 667.
30 800.
30 933.
31 068.
70.
31 202.
31 338.
31 473.
31 609.
31 746.
31 883.
32 021.
32 159.
32 298.
32 437.
71.
32 577.
32 717.
32 858.
32 999.
33 140.
33 283.
33 425.
33 569.
33 713.
33 857.
72.
34 002.
34 147.
34 293.
34 439.
34 586.
34 734.
34 882.
35 030.
35 179.
35 329.
73.
35 479.
35 630.
35 781.
35 933.
36 085.
36 238.
36 391.
36 545.
36 700.
36 855.
74.
37 010.
37 166.
37 323.
37 480.
37 638.
37 796.
37 955.
38 115.
38 275.
38 436.
75.
38 597.
38 758.
38 921.
39 084.
39 247.
39 411.
39 576.
39 741.
39 907.
40 073.
76.
40 240.
40 408.
40 576.
40 744.
40 914.
41 084.
41 254.
41 425.
41 597.
41 769.
77.
41 942.
42 116.
42 290.
42 464.
42 640.
42 815.
42 992.
43 169.
43 347.
43 525.
78.
43 704.
43 884.
44 064.
44 245.
44 426.
44 608.
44 791.
44 974.
45 158.
45 343.
79.
45 528.
45 714.
45 900.
46 088.
46 275.
46 464.
46 653.
46 843.
47 033.
47 224.
80.
47 416.
47 608.
47 801.
47 994.
48 189.
48 384.
48 579.
48 776.
48 972.
49 170.
23
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 Pa
t/℃
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
0.9
81.
49 368.
49 567.
49 767.
49 967.
50 168.
50 370.
50 572.
50 775.
50 979.
51 183.
82.
51 388.
51 594.
51 800.
52 007.
52 215.
52 424.
52 633.
52 843.
53 053.
53 265.
83.
53 477.
53 689.
53 903.
54 117.
54 332.
54 547.
54 764.
54 981.
55 198.
55 417.
84.
55 636.
55 856.
56 076.
56 298.
56 520.
56 743.
56 966.
57 190.
57 415.
57 641.
85.
57 868.
58 095.
58 323.
58 552.
58 781.
59 011.
59 242.
59 474.
59 707.
59 940.
86.
60 174.
60 409.
60 644.
60 881.
61 118.
61 356.
61 594.
61 834.
62 074.
62 315.
87.
62 557.
62 799.
63 042.
63 286.
63 531.
63 777.
64 024.
64 271.
64 519.
64 768.
88.
65 017.
65 268.
65 519.
65 771.
66 024.
66 278.
66 532.
66 788.
67 044.
67 301.
89.
67 559.
67 817.
68 077.
68 337.
68 598.
68 860.
69 123.
69 386.
69 651.
69 916.
90.
70 182.
70 449.
70 717.
70 986.
71 255.
71 526.
71 797.
72 069.
72 342.
72 616.
91.
72 890.
73 166.
73 442.
73 719.
73 998.
74 277.
74 556.
74 837.
75 119.
75 401.
92.
75 685.
75 969.
76 254.
76 540.
76 827.
77 115.
77 404.
77 693.
77 984.
78 276.
93.
78 568.
78 861.
79 155.
79 450.
79 746.
80 043.
80 341.
80 640.
80 940.
81 240.
94.
81 542.
81 844.
82 148.
82 452.
82 757.
83 064.
83 371.
83 679.
83 988.
84 298.
95.
84 609.
84 921.
85 234.
85 547.
85 862.
86 178.
86 495.
86 812.
87 131.
87 451.
96.
87 771.
88 093.
88 415.
88 739.
89 063.
89 389.
89 715.
90 043.
90 371.
90 701.
97.
91 031.
91 362.
91 695.
92 028.
92 363.
92 698.
93 035.
93 372.
93 711.
94 050.
98.
94 391.
94 732.
95 075.
95 418.
95 763.
96 109.
96 455.
96 803.
97 152.
97 502.
99.
97 853.
98 204.
98 557.
98 911.
99 266.
99 623.
99 980.
100 338.
100 697.
101 058.
100. 101 419.
101 782.
102 145.
102 510.
102 875.
103 242.
103 610.
103 979.
104 349.
104 720.
備考 SONNTAG (1990) による。温度目盛は,ITS-90。
24
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表1.1 水の飽和蒸気圧(続き)
単位 kPa
t/℃
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
0.9
100.
101.4
101.8
102.1
102.5
102.9
103.2
103.6
104.0
104.3
104.7
101.
105.1
105.5
105.8
106.2
106.6
107.0
107.3
107.7
108.1
108.5
102.
108.9
109.3
109.6
110.0
110.4
110.8
111.2
111.6
112.0
112.4
103.
112.8
113.2
113.6
114.0
114.4
114.8
115.2
115.6
116.0
116.4
104.
116.8
117.2
117.6
118.0
118.4
118.8
119.2
119.7
120.1
120.5
105.
120.9
121.3
121.7
122.2
122.6
123.0
123.4
123.9
124.3
124.7
106.
125.1
125.6
126.0
126.4
126.9
127.3
127.8
128.2
128.6
129.1
107.
129.5
130.0
130.4
130.8
131.3
131.7
132.2
132.6
133.1
133.6
108.
134.0
134.5
134.9
135.4
135.8
136.3
136.8
137.2
137.7
138.2
109.
138.6
139.1
139.6
140.0
140.5
141.0
141.5
141.9
142.4
142.9
110.
143.4
143.9
144.3
144.8
145.3
145.8
146.3
146.8
147.3
147.8
111.
148.3
148.8
149.3
149.8
150.3
150.8
151.3
151.8
152.3
152.8
112.
153.3
153.8
154.3
154.8
155.3
155.8
156.4
156.9
157.4
157.9
113.
158.4
159.0
159.5
160.0
160.5
161.1
161.6
162.1
162.7
163.2
114.
163.7
164.3
164.8
165.4
165.9
166.4
167.0
167.5
168.1
168.6
115.
169.2
169.7
170.3
170.8
171.4
172.0
172.5
173.1
173.6
174.2
116.
174.8
175.3
175.9
176.5
177.0
177.6
178.2
178.8
179.4
179.9
117.
180.5
181.1
181.7
182.3
182.9
183.4
184.0
184.6
185.2
185.8
118.
186.4
187.0
187.6
188.2
188.8
189.4
190.0
190.6
191.2
191.8
119.
192.5
193.1
193.7
194.3
194.9
195.5
196.2
196.8
197.4
198.0
120.
198.7
199.3
199.9
200.6
201.2
201.8
202.5
203.1
203.8
204.4
121.
205.0
205.7
206.3
207.0
207.6
208.3
208.9
209.6
210.3
210.9
122.
211.6
212.2
212.9
213.6
214.2
214.9
215.6
216.3
216.9
217.6
123.
218.3
219.0
219.7
220.3
221.0
221.7
222.4
223.1
223.8
224.5
124.
225.2
225.9
226.6
227.3
228.0
228.7
229.4
230.1
230.8
231.5
125.
232.2
232.9
233.7
234.4
235.1
235.8
236.6
237.3
238.0
238.7
126.
239.5
240.2
240.9
241.7
242.4
243.2
243.9
244.6
245.4
246.1
127.
246.9
247.6
248.4
249.2
249.9
250.7
251.4
252.2
253.0
253.7
128.
254.5
255.3
256.0
256.8
257.6
258.4
259.1
259.9
260.7
261.5
129.
262.3
263.1
263.9
264.7
265.5
266.3
267.1
267.9
268.7
269.5
130.
270.3
271.1
271.9
272.7
273.5
274.3
275.2
276.0
276.8
277.6
131.
278.5
279.3
280.1
281.0
281.8
282.6
283.5
284.3
285.1
286.0
132.
286.8
287.7
288.5
289.4
290.3
291.1
292.0
292.8
293.7
294.6
133.
295.4
296.3
297.2
298.0
298.9
299.8
300.7
301.6
302.4
303.3
134.
304.2
305.1
306.0
306.9
307.8
308.7
309.6
310.5
311.4
312.3
135.
313.2
314.1
315.1
316.0
316.9
317.8
318.7
319.7
320.6
321.5
136.
322.4
323.4
324.3
325.3
326.2
327.1
328.1
329.0
330.0
330.9
137.
331.9
332.8
333.8
334.8
335.7
336.7
337.6
338.6
339.6
340.6
138.
341.5
342.5
343.5
344.5
345.5
346.5
347.4
348.4
349.4
350.4
139.
351.4
352.4
353.4
354.4
355.4
356.4
357.5
358.5
359.5
360.5
140.
361.5
362.6
363.6
364.6
365.6
366.7
367.7
368.8
369.8
370.8
25
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 kPa
t/℃
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
0.9
141.
371.9
372.9
374.0
375.0
376.1
377.1
378.2
379.3
380.3
381.4
142.
382.5
383.5
384.6
385.7
386.8
387.8
388.9
390.0
391.1
392.2
143.
393.3
394.4
395.5
396.6
397.7
398.8
399.9
401.0
402.1
403.2
144.
404.4
405.5
406.6
407.7
408.9
410.0
411.1
412.3
413.4
414.5
145.
415.7
416.8
418.0
419.1
420.3
421.4
422.6
423.8
424.9
426.1
146.
427.3
428.4
429.6
430.8
432.0
433.1
434.3
435.5
436.7
437.9
147.
439.1
440.3
441.5
442.7
443.9
445.1
446.3
447.5
448.7
450.0
148.
451.2
452.4
453.6
454.9
456.1
457.3
458.6
459.8
461.0
462.3
149.
463.5
464.8
466.0
467.3
468.5
469.8
471.1
472.3
473.6
474.9
150.
476.2
477.4
478.7
480.0
481.3
482.6
483.9
485.2
486.5
487.8
備考 WAGNER & PRUSS (1993) による。温度目盛は,ITS-90。
26
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表1.1 水の飽和蒸気圧(続き)
単位 kPa
t/℃
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
6.0
7.0
8.0
9.0
150.
476.2
489.1
502.2
515.7
529.5
543.5
557.8
572.5
587.4
602.7
160.
618.2
634.1
650.3
666.9
683.7
700.9
718.5
736.4
754.6
773.2
170.
792.2
811.5
831.2
851.3
871.8
892.6
913.8
935.5
957.5
980.0
180.
1 003.
1 026.
1 050.
1 074.
1 098.
1 123.
1 149.
1 175.
1 201.
1 228.
190.
1 255.
1 283.
1 311.
1 340.
1 369.
1 399.
1 429.
1 460.
1 491.
1 523.
200.
1 555.
1 588.
1 621.
1 655.
1 689.
1 724.
1 760.
1 796.
1 833.
1 870.
210.
1 908.
1 946.
1 985.
2 025.
2 065.
2 106.
2 147.
2 189.
2 232.
2 276.
220.
2 320.
2 364.
2 410.
2 456.
2 502.
2 550.
2 598.
2 647.
2 696.
2 746.
230.
2 797.
2 849.
2 901.
2 954.
3 008.
3 063.
3 118.
3 174.
3 231.
3 289.
240.
3 347.
3 406.
3 466.
3 527.
3 589.
3 651.
3 715.
3 779.
3 844.
3 909.
250.
3 976.
4 044.
4 112.
4 182.
4 252.
4 323.
4 395.
4 468.
4 542.
4 617.
260.
4 692.
4 769.
4 847.
4 925.
5 005.
5 085.
5 167.
5 249.
5 333.
5 417.
270.
5 503.
5 590.
5 677.
5 766.
5 856.
5 946.
6 038.
6 131.
6 225.
6 320.
280.
6 417.
6 514.
6 612.
6 712.
6 813.
6 915.
7 018.
7 122.
7 227.
7 334.
290.
7 442.
7 551.
7 661.
7 772.
7 885.
7 999.
8 114.
8 231.
8 348.
8 468.
300.
8 588.
8 710.
8 832.
8 957.
9 082.
9 209.
9 338.
9 467.
9 599.
9 731.
310.
9 865.
10 000.
10 137.
10 275.
10 415.
10 556.
10 699.
10 843.
10 988.
11 136.
320. 11 284.
11 434.
11 586.
11 740.
11 895.
12 051.
12 209.
12 369.
12 530.
12 693.
330. 12 858.
13 024.
13 193.
13 362.
13 534.
13 707.
13 882.
14 059.
14 238.
14 418.
340. 14 601.
14 785.
14 971.
15 159.
15 349.
15 541.
15 734.
15 930.
16 128.
16 328.
350. 16 529.
16 733.
16 939.
17 147.
17 358.
17 570.
17 785.
18 002.
18 221.
18 442.
360. 18 666.
18 892.
19 121.
19 352.
19 586.
19 822.
20 061.
20 302.
20 546.
20 794.
370. 21 044.
21 297.
21 554.
21 814.
22 064. *
注* 臨界点 373.946℃
備考 WAGNER & PRUSS (1993) による。温度目盛は,ITS-90。
付表1.2 過冷却の水の飽和蒸気圧
単位 Pa
t/℃
0.0
−0.1
−0.2
−0.3
−0.4
−0.5
−0.6
−0.7
−0.8
−0.9
−40.
19.03
18.84
18.64
18.45
18.26
18.07
17.89
17.70
17.52
17.34
−39.
21.09
20.88
20.67
20.45
20.25
20.04
19.83
19.63
19.43
19.23
−38.
23.35
23.12
22.89
22.65
22.43
22.20
21.97
21.75
21.53
21.31
−37.
25.83
25.58
25.32
25.07
24.82
24.57
24.32
24.08
23.83
23.59
−36.
28.55
28.27
27.99
27.71
27.43
27.16
26.89
26.62
26.36
26.10
−35.
31.52
31.21
30.91
30.60
30.30
30.00
29.71
29.41
29.12
28.84
−34.
34.77
34.43
34.10
33.77
33.44
33.11
32.79
32.47
32.15
31.83
−33.
38.32
37.95
37.59
37.23
36.87
36.51
36.16
35.81
35.46
35.11
−32.
42.20
41.80
41.40
41.00
40.61
40.22
39.83
39.46
39.07
38.70
−31.
46.43
45.99
45.55
45.12
44.69
44.27
43.85
43.43
43.02
42.61
−30.
51.03
50.55
50.08
49.61
49.14
48.68
48.22
47.77
47.32
46.87
27
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表1.2 過冷却の水の飽和蒸気圧(続き)
単位 Pa
t/℃
0.0
−0.1
−0.2
−0.3
−0.4
−0.5
−0.6
−0.7
−0.8
−0.9
−29.
56.05
55.53
55.01
54.50
53.99
53.49
52.99
52.49
52.00
51.51
−28.
61.50
60.94
60.37
59.82
59.26
58.72
58.17
57.64
57.10
56.57
−27.
67.43
66.82
66.21
65.60
65.00
64.41
63.82
63.23
62.65
62.07
−26.
73.87
73.21
72.54
71.89
71.23
70.59
69.95
69.31
68.68
68.05
−25.
80.86
80.14
79.42
78.71
78.00
77.30
76.60
75.91
75.23
74.55
−24.
88.45
87.66
86.88
86.11
85.34
84.58
83.82
83.07
82.33
81.60
−23.
96.66
95.81
94.96
94.13
93.30
92.47
91.65
90.84
90.04
89.24
−22.
105.6
104.6
103.7
102.8
101.9
101.0
100.1
99.26
98.38
97.52
−21.
115.2
114.2
113.2
112.2
111.2
110.3
109.3
108.4
107.4
106.5
−20.
125.6
124.5
123.4
122.4
121.3
120.3
119.2
118.2
117.2
116.2
−19.
136.8
135.7
134.5
133.4
132.2
131.1
130.0
128.9
127.8
126.7
−18.
149.0
147.7
146.5
145.2
144.0
142.8
141.6
140.4
139.2
138.0
−17.
162.1
160.7
159.4
158.0
156.7
155.4
154.1
152.8
151.5
150.2
−16.
176.2
174.7
173.3
171.8
170.4
169.0
167.6
166.2
164.8
163.4
−15.
191.4
189.8
188.3
186.7
185.2
183.6
182.1
180.6
179.1
177.6
−14.
207.8
206.1
204.4
202.7
201.1
199.4
197.8
196.2
194.6
193.0
−13.
225.4
223.6
221.8
220.0
218.2
216.4
214.7
212.9
211.2
209.5
−12.
244.3
242.4
240.4
238.5
236.6
234.7
232.8
230.9
229.1
227.2
−11.
264.7
262.6
260.5
258.4
256.4
254.3
252.3
250.3
248.3
246.3
−10.
286.5
284.3
282.0
279.8
277.6
275.4
273.2
271.1
268.9
266.8
−9.
310.0
307.5
305.1
302.8
300.4
298.0
295.7
293.4
291.1
288.8
−8.
335.1
332.5
329.9
327.4
324.8
322.3
319.8
317.3
314.9
312.4
−7.
362.1
359.3
356.5
353.8
351.1
348.4
345.7
343.0
340.4
337.7
−6.
390.9
387.9
385.0
382.0
379.1
376.2
373.4
370.5
367.7
364.9
−5.
421.8
418.6
415.5
412.3
409.2
406.1
403.0
400.0
396.9
393.9
−4.
454.8
451.4
448.1
444.7
441.4
438.0
434.8
431.5
428.2
425.0
−3.
490.2
486.5
482.9
479.3
475.8
472.2
468.7
465.2
461.7
458.3
−2.
527.9
524.0
520.2
516.3
512.5
508.7
505.0
501.2
497.5
493.8
−1.
568.2
564.1
559.9
555.8
551.8
547.7
543.7
539.7
535.8
531.8
0.
611.2
606.8
602.4
598.0
593.7
589.4
585.1
580.8
576.6
572.4
備考 SONNTAG (1990) による。温度目盛は,ITS-90。
付表1.3 氷の飽和蒸気圧
単位 mPa
t/℃
0.0
−0.1
−0.2
−0.3
−0.4
−0.5
−0.6
−0.7
−0.8
−0.9
−100.
1.402
1.374
1.346
1.319
1.292
1.266
1.240
1.215
1.190
1.166
− 99.
1.718
1.683
1.650
1.617
1.584
1.552
1.521
1.490
1.460
1.431
− 98.
2.099
2.058
2.017
1.977
1.938
1.899
1.862
1.825
1.788
1.753
− 97.
2.560
2.510
2.461
2.413
2.365
2.319
2.273
2.229
2.185
2.142
− 96.
3.115
3.055
2.996
2.938
2.881
2.825
2.770
2.716
2.663
2.611
− 95.
3.782
3.710
3.639
3.569
3.501
3.433
3.367
3.303
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3.176
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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− 6.
368.7
365.6
362.4
359.3
356.2
353.2
350.1
347.1
344.1
341.1
− 5.
401.8
398.3
394.9
391.6
388.2
384.9
381.6
378.4
375.1
371.9
− 4.
437.5
433.8
430.1
426.5
422.9
419.3
415.7
412.2
408.7
405.2
− 3.
476.1
472.1
468.1
464.2
460.3
456.4
452.6
448.7
445.0
441.2
− 2.
517.7
513.4
509.1
504.9
500.7
496.5
492.3
488.2
484.1
480.1
− 1.
562.7
558.0
553.4
548.8
544.3
539.8
535.3
530.9
526.4
522.1
0.
611.2
606.1
601.2
596.2
591.3
586.5
581.6
576.8
572.1
567.4
備考 SONNTAG (1990) による。温度目盛は,ITS-90。
付表2.1 通風乾湿計用湿度表(湿球が氷結していないとき)(空気の圧力が101 325Paのとき)
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
0.2
0.4
0.6
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1.0
1.2
1.4
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1.8
2.0
2.2
2.4
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3.0
3.5
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5.0
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99
99
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96
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94
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92
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97
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96
95
94
94
93
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91
90
89
88
86
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83
97
99
99
98
97
96
96
95
94
93
93
92
91
91
90
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88
86
84
83
96
99
99
98
97
96
96
95
94
93
93
92
91
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90
89
88
86
84
83
95
99
99
98
97
96
96
95
94
93
93
92
91
91
90
89
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86
84
83
94
99
98
98
97
96
96
95
94
93
93
92
91
91
90
89
87
86
84
82
93
99
98
98
97
96
96
95
94
93
93
92
91
90
90
89
87
86
84
82
92
99
98
98
97
96
95
95
94
93
93
92
91
90
90
89
87
86
84
82
91
99
98
98
97
96
95
95
94
93
93
92
91
90
90
89
87
85
84
82
90
99
98
98
97
96
95
95
94
93
92
92
91
90
90
89
87
85
84
82
89
99
98
98
97
96
95
95
94
93
92
92
91
90
89
89
87
85
84
82
88
99
98
98
97
96
95
95
94
93
92
92
91
90
89
89
87
85
83
82
87
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98
98
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96
95
95
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92
92
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90
89
89
87
85
83
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98
98
97
96
95
95
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93
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90
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87
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83
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98
97
96
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94
94
93
92
91
91
90
89
88
86
85
83
81
82
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98
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83
81
81
99
98
98
97
96
95
94
94
93
92
91
90
90
89
88
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84
83
81
80
99
98
98
97
96
95
94
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93
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31
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
0.2
0.4
0.6
0.8
1.0
1.2
1.4
1.6
1.8
2.0
2.2
2.4
2.6
2.8
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
79
99
98
97
97
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93
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99
98
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94
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93
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89
89
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82
80
77
99
98
97
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93
92
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90
89
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76
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97
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92
91
90
89
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88
86
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75
99
98
97
97
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95
94
93
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90
89
88
88
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82
80
74
99
98
97
97
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94
93
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92
91
90
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87
86
84
82
80
73
99
98
97
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96
95
94
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91
91
90
89
88
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80
72
99
98
97
96
96
95
94
93
92
91
91
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89
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87
85
83
81
80
71
99
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96
95
94
93
92
91
90
90
89
88
87
85
83
81
79
70
99
98
97
96
96
95
94
93
92
91
90
90
89
88
87
85
83
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69
99
98
97
96
96
95
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93
92
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90
89
89
88
87
85
83
81
79
68
99
98
97
96
95
95
94
93
92
91
90
89
89
88
87
85
83
81
79
67
99
98
97
96
95
95
94
93
92
91
90
89
88
88
87
85
83
81
79
66
99
98
97
96
95
94
94
93
92
91
90
89
88
87
87
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82
80
78
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84
82
80
78
64
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78
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78
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84
82
80
78
61
99
98
97
96
95
94
93
92
91
91
90
89
88
87
86
84
82
80
78
60
99
98
97
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95
94
93
92
91
90
90
89
88
87
86
84
82
79
77
59
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
88
87
86
84
81
79
77
58
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
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86
83
81
79
77
57
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97
96
95
94
93
92
91
90
89
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87
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77
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97
96
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94
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90
89
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86
85
83
81
79
76
55
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98
97
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93
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78
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54
99
98
97
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90
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78
76
53
99
98
97
96
95
94
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92
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90
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87
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80
78
76
52
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
82
80
78
75
51
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
82
80
78
75
50
99
98
97
96
95
94
92
91
90
89
88
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86
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84
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80
77
75
備考1. 乾湿計公式
2. 乾湿計係数
3. 水に対する飽和蒸気圧
4. 温度目盛
:SPRUNGの式
:0.000 662 K−1
:SONNTAGの式
:ITS-90
32
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表2.1 通風乾湿計用湿度表(湿球が氷結していないとき)(空気の圧力が101 325Paのとき)(続き)
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
5.5
6.0 6.5
7.0
7.5 8.0
8.5 9.0
9.5 10.0 10.5 11.0 11.5 12.0 12.5 13.0 13.5 14.0 14.5 15.0
99
81
80
78
77
75
74
73
71
70
68
67
66
64
63
62
61
59
58
57
56
98
81
80
78
77
75
74
72
71
70
68
67
65
64
63
62
60
59
58
57
56
97
81
80
78
77
75
74
72
71
69
68
67
65
64
63
61
60
59
58
57
55
96
81
80
78
76
75
73
72
71
69
68
66
65
64
62
61
60
59
57
56
55
95
81
79
78
76
75
73
72
70
69
68
66
65
64
62
61
60
58
57
56
55
94
81
79
78
76
75
73
72
70
69
67
66
65
63
62
61
59
58
57
56
55
93
81
79
78
76
74
73
71
70
69
67
66
64
63
62
61
59
58
57
56
54
92
81
79
77
76
74
73
71
70
68
67
66
64
63
62
60
59
58
57
55
54
91
80
79
77
76
74
73
71
70
68
67
65
64
63
61
60
59
57
56
55
54
90
80
79
77
76
74
72
71
69
68
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65
64
62
61
60
59
57
56
55
54
89
80
79
77
75
74
72
71
69
68
66
65
64
62
61
60
58
57
56
55
53
88
80
78
77
75
74
72
71
69
68
66
65
63
62
61
59
58
57
55
54
53
87
80
78
77
75
73
72
70
69
67
66
65
63
62
60
59
58
56
55
54
53
86
80
78
76
75
73
72
70
69
67
66
64
63
62
60
59
58
56
55
54
52
85
80
78
76
75
73
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70
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60
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57
56
55
53
52
84
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78
76
75
73
71
70
68
67
65
64
62
61
60
58
57
56
54
53
52
83
79
78
76
74
73
71
70
68
67
65
64
62
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59
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57
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74
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69
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63
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61
59
58
56
55
54
53
51
81
79
77
76
74
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71
69
68
66
65
63
62
60
59
58
56
55
54
52
51
80
79
77
76
74
72
71
69
67
66
64
63
61
60
59
57
56
55
53
52
51
79
79
77
75
74
72
70
69
67
66
64
63
61
60
58
57
56
54
53
52
50
78
79
77
75
73
72
70
69
67
65
64
62
61
59
58
57
55
54
53
51
50
77
78
77
75
73
72
70
68
67
65
64
62
61
59
58
56
55
54
52
51
50
76
78
77
75
73
71
70
68
67
65
63
62
60
59
58
56
55
53
52
51
49
75
78
76
75
73
71
70
68
66
65
63
62
60
59
57
56
54
53
52
50
49
74
78
76
74
73
71
69
68
66
64
63
61
60
58
57
55
54
53
51
50
49
73
78
76
74
72
71
69
67
66
64
63
61
60
58
57
55
54
52
51
50
48
72
78
76
74
72
71
69
67
66
64
62
61
59
58
56
55
53
52
51
49
48
71
77
76
74
72
70
69
67
65
64
62
61
59
57
56
55
53
52
50
49
48
70
77
75
74
72
70
68
67
65
63
62
60
59
57
56
54
53
51
50
49
47
69
77
75
73
72
70
68
66
65
63
61
60
58
57
55
54
52
51
50
48
47
68
77
75
73
71
70
68
66
64
63
61
60
58
57
55
54
52
541
49
48
47
67
77
75
73
71
69
68
66
6
63
61
59
58
56
55
53
52
50
49
47
46
66
77
75
73
71
69
67
66
64
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61
59
57
56
54
53
51
50
48
47
46
65
76
74
73
71
69
67
65
64
62
60
59
57
55
54
52
51
50
48
47
45
64
76
74
72
70
69
67
65
63
62
60
58
57
55
54
52
51
49
48
46
45
63
76
74
72
70
68
67
65
63
61
60
58
56
55
53
52
50
49
47
46
44
62
76
74
72
70
68
66
64
63
61
59
58
56
54
53
51
50
48
47
45
44
61
76
74
72
70
68
66
64
62
61
59
57
56
54
52
51
49
48
46
45
44
60
75
73
71
69
68
66
64
62
60
59
57
55
54
52
50
49
47
46
44
43
33
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
5.5
6.0 6.5
7.0
7.5 8.0
8.5 9.0
9.5 10.0 10.5 11.0 11.5 12.0 12.5 13.0 13.5 14.0 14.5 15.0
59
75
73
71
69
67
65
64
62
60
58
56
55
53
52
50
48
47
45
44
43
58
75
73
71
69
67
65
63
61
60
58
56
54
53
51
50
48
46
45
44
42
57
75
73
71
69
67
65
63
61
59
57
56
54
52
51
49
48
46
44
43
42
56
74
72
70
68
66
64
62
61
59
57
55
54
52
50
49
47
45
44
42
41
55
74
72
70
68
66
64
62
60
58
57
55
53
51
50
48
47
45
43
42
40
54
74
72
70
68
66
64
62
60
58
56
54
53
51
49
48
46
44
43
41
40
53
74
71
69
67
65
63
61
59
58
56
54
52
50
49
47
46
44
42
41
39
52
73
71
69
67
65
63
61
59
57
55
53
52
50
48
47
45
43
42
40
39
51
73
71
69
67
65
63
61
59
57
55
53
51
49
48
46
44
43
41
40
38
50
73
71
68
66
64
62
60
58
56
54
53
51
49
47
45
44
42
41
39
37
34
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表2.1 通風乾湿計用湿度表(湿球が氷結していないとき)(空気の圧力が101 325Paのとき)(続き)
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
99 54 51 49 47 45 43 41 40 38 36 34 33 31 30 28 27 26 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 11 10
98 53 51 49 47 45 43 41 39 38 36 34 33 31 30 28 27 25 24 23 22 21 20 18 17 16 15 15 14 13 12 11 10 10
97 53 51 49 47 45 43 41 39 37 36 34 32 31 29 28 26 25 24 23 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 12 11 10
96 53 51 48 46 44 42 40 39 37 35 34 32 30 29 28 26 25 24 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 11 10
95 53 50 48 46 44 42 40 38 37 35 33 32 30 29 27 26 25 23 22 21 20 19 17 16 15 15 14 13 12 11 10 10
94 52 50 48 46 44 42 40 38 36 35 33 31 30 28 27 26 24 23 22 20 19 18 17 16 15 14 13 12 12 11 10
93 52 50 48 45 43 41 40 38 36 34 33 31 29 28 27 25 24 23 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 10
92 52 49 47 45 43 41 39 37 36 34 32 31 29 28 26 25 24 22 21 20 19 18 16 15 14 14 13 12 11 10
91 51 49 47 45 43 41 39 37 35 34 32 30 29 27 26 25 23 22 21 19 18 17 16 15 14 13 12 11 11 10
90 51 49 47 45 43 41 39 37 35 33 32 30 28 27 26 24 23 22 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10
89 51 49 46 44 42 40 38 36 35 33 31 30 28 27 25 24 22 21 20 19 18 17 15 14 13 12 12 11 10
88 51 48 46 44 42 40 38 36 34 33 31 29 28 26 25 23 22 21 20 18 17 16 15 14 13 12 11 10
87 50 48 46 44 42 40 38 36 34 32 31 29 27 26 24 23 22 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10
86 50 48 46 43 41 39 37 35 34 32 30 29 27 26 24 23 21 20 19 18 17 15 14 13 12 11 10 10
85 50 47 45 43 41 39 37 35 33 32 30 28 27 25 24 22 21 20 18 17 16 15 14 13 12 11 10
84 49 47 45 43 41 39 37 35 33 31 30 28 26 25 23 22 21 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10
83 49 47 45 42 40 38 36 34 33 31 29 28 26 24 23 22 20 19 18 17 15 14 13 12 11 10
82 49 47 44 42 40 38 36 34 32 30 29 27 26 24 23 21 20 19 17 16 15 14 13 12 11 10
81 49 46 44 42 40 38 36 34 32 30 28 27 25 24 22 21 19 18 17 16 15 13 12 11 10
80 48 46 44 41 39 37 35 33 31 30 28 26 25 23 22 20 19 18 16 15 14 13 12 11 10
79 48 46 43 41 39 37 35 33 31 29 28 26 24 23 21 20 19 17 16 15 14 13 12 10
78 48 45 43 41 39 36 34 33 31 29 27 26 24 22 21 20 18 17 16 14 13 12 11 10
77 47 45 43 40 38 36 34 32 30 29 27 25 24 22 21 19 18 16 15 14 13 12 11 10
76 47 44 42 40 38 36 34 32 30 28 26 25 23 22 20 19 17 16 15 14 12 11 10
75 47 44 42 40 37 35 33 31 29 28 26 24 23 21 20 18 17 16 14 13 12 11 10
74 46 44 41 39 37 35 33 31 29 27 25 24 22 21 19 18 16 15 14 13 11 10
73 46 43 41 39 37 34 32 30 29 27 25 23 22 20 19 17 16 15 13 12 11 10
72 45 43 41 38 36 34 32 30 28 26 25 23 21 20 18 17 15 14 13 12 10
71 45 43 40 38 36 34 32 30 28 26 24 22 21 19 18 16 15 14 12 11 10
70 45 42 40 38 35 33 31 29 27 25 24 2 20 19 17 16 14 13 12 11
69 44 42 39 37 35 33 31 29 27 25 23 21 20 18 17 15 14 12 11 10
68 44 41 39 37 34 32 30 28 26 24 23 21 19 18 16 15 13 12 11
67 43 41 39 36 34 32 30 28 26 24 22 20 19 17 16 14 13 11 10
66 43 41 38 36 33 31 29 27 25 23 22 20 18 17 15 14 12 11
65 43 40 38 35 33 31 29 27 25 23 21 19 18 16 14 13 12 10
64 42 40 37 35 32 30 28 26 24 22 20 19 17 15 14 12 11 10
63 42 39 37 34 32 30 28 26 24 22 20 18 16 15 13 12 10
62 41 39 36 34 31 29 27 25 23 21 19 17 16 14 13 11 10
61 41 38 36 33 31 29 26 24 22 20 19 17 15 13 12 10
60 40 38 35 33 30 28 26 24 22 20 18 16 14 13 11 10
35
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
59 40 37 35 32 30 27 25 23 21 19 17 15 14 12 10
58 39 37 34 32 29 27 25 22 20 18 17 15 13 11 10
57 39 36 33 31 29 26 24 22 20 18 16 14 12 11
56 38 35 33 30 28 26 23 21 19 17 15 13 12 10
55 38 35 32 30 27 25 23 20 18 16 14 13 11
54 37 34 32 29 27 24 22 20 18 16 14 12 10
53 36 34 31 28 26 23 21 19 17 15 13 11
52 36 33 30 28 25 23 20 18 16 14 12 10
51 35 32 29 27 24 22 20 17 15 13 11
50 34 32 29 26 24 21 19 16 14 12 10
付表2.1 通風乾湿計用湿度表(湿球が氷結していないとき)(空気の圧力が101 325Paのとき)(続き)
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
0.2
0.4
0.6
0.8
1.0
1.2
1.4
1.6
1.8
2.0
2.2
2.4
2.6
2.8
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
49
99
98
97
96
95
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
82
79
77
75
48
99
98
97
96
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
82
79
77
74
47
99
98
97
96
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
81
79
76
74
46
99
98
97
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
81
79
76
74
45
99
98
97
95
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90
89
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87
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83
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78
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78
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43
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98
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88
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85
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78
75
73
42
99
98
96
95
94
93
92
91
89
88
87
86
85
84
83
80
78
75
72
41
99
98
96
95
94
93
92
90
89
88
87
86
85
84
83
80
77
75
72
40
99
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94
93
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88
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39
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84
83
82
79
77
74
71
38
99
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84
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79
76
73
70
36
99
97
96
95
94
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91
90
89
87
86
85
84
82
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78
76
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70
35
99
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93
92
91
90
88
87
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83
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78
75
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69
34
99
97
96
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91
89
88
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84
83
82
81
78
75
72
69
33
99
97
96
95
93
92
91
89
88
87
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84
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80
77
74
71
68
32
99
97
96
94
93
92
90
89
88
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85
84
83
81
80
77
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68
31
99
97
96
94
93
92
90
89
88
86
85
84
82
81
80
76
73
70
67
30
99
97
96
94
93
91
90
89
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85
83
82
81
79
76
73
70
67
29
99
97
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87
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79
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69
66
28
98
97
95
94
93
91
90
88
87
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81
80
78
75
72
69
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27
98
97
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94
92
91
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88
87
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65
26
98
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94
92
91
89
88
86
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83
82
80
79
78
74
71
67
64
25
98
97
95
94
92
91
89
87
86
84
83
81
80
79
77
74
70
67
63
36
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
0.2
0.4
0.6
0.8
1.0
1.2
1.4
1.6
1.8
2.0
2.2
2.4
2.6
2.8
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
24
98
97
95
93
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89
87
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80
78
77
73
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62
23
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64
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91
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80
78
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67
63
60
20
98
96
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66
62
59
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98
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13
98
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12
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80
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74
72
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48
11
98
95
93
91
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75
73
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66
61
56
51
46
10
98
95
93
90
88
86
83
81
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76
74
72
70
67
65
60
54
49
44
9
97
95
93
90
88
85
83
80
78
76
73
71
69
66
64
58
53
47
42
8
97
95
92
90
87
85
82
80
77
75
72
70
67
65
63
57
51
45
39
7
97
95
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79
76
74
71
69
66
64
61
55
49
43
37
6
97
94
92
89
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83
81
78
75
73
70
67
65
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53
47
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97
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4
97
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42
35
29
3
97
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78
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63
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57
54
47
40
32
25
2
97
93
90
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68
64
61
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52
44
37
29
22
1
97
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79
76
73
69
66
63
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53
50
42
34
26
18
0
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78
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68
64
61
58
54
51
47
39
31
22
14
−1
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89
85
81
77
74
70
66
63
59
55
52
48
45
36
27
18
10
−2
96
92
88
84
80
76
72
68
65
61
57
53
49
46
42
32
23
14
−3
96
92
87
83
79
75
71
67
63
59
55
51
47
43
39
29
19
−4
96
91
87
82
78
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69
65
61
56
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48
44
40
35
25
15
−5
95
91
86
81
77
72
68
63
59
54
50
45
41
36
32
21
10
付表2.1 通風乾湿計用湿度表(湿球が氷結していないとき)(空気の圧力が101 325Paのとき)(続き)
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
5.5
6.0 6.5
7.0
7.5 8.0
8.5 9.0
9.5 10.0 10.5 11.0 11.5 12.0 12.5 13.0 13.5 14.0 14.5 15.0
49
72
70
68
66
64
62
60
58
56
54
52
50
48
47
45
43
42
40
38
37
48
72
70
68
65
63
61
59
57
55
53
51
50
48
46
44
43
41
39
38
36
47
72
69
67
65
63
61
59
57
55
53
51
49
47
45
44
42
40
39
37
35
46
71
69
67
65
62
60
58
56
54
52
50
48
47
45
43
41
40
38
36
35
45
71
69
66
64
62
60
58
56
54
52
50
48
46
44
42
41
39
37
35
34
37
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
5.5
6.0 6.5
7.0
7.5 8.0
8.5 9.0
9.5 10.0 10.5 11.0 11.5 12.0 12.5 13.0 13.5 14.0 14.5 15.0
44
71
68
66
64
62
59
57
55
53
51
49
47
45
43
42
40
38
36
35
33
43
70
68
66
63
61
59
57
55
52
50
48
46
45
43
41
39
37
35
34
32
42
70
68
65
63
61
58
56
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52
50
48
46
44
42
40
38
36
35
33
31
41
70
67
65
62
60
58
56
53
51
49
47
45
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37
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32
30
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67
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64
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50
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39
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28
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63
61
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45
43
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39
37
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29
27
37
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65
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53
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48
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42
40
38
36
34
32
30
28
26
36
67
65
62
60
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52
50
48
45
43
41
39
37
35
33
31
29
27
25
35
67
64
61
59
56
54
51
59
47
44
42
40
38
36
34
32
29
28
26
24
34
66
63
61
58
56
53
51
48
46
43
41
39
37
35
32
30
28
26
24
22
33
66
63
60
57
55
52
50
47
45
43
40
38
36
33
31
29
27
25
23
21
32
65
62
59
57
54
51
49
46
44
41
39
37
34
32
30
28
26
24
22
20
31
64
62
59
56
53
51
48
45
43
40
38
36
33
31
29
27
24
22
20
18
30
64
61
58
55
52
50
47
44
42
39
37
34
32
30
27
25
23
21
19
16
29
63
60
57
54
51
49
46
43
41
38
36
33
31
28
26
24
21
19
17
15
28
62
59
56
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48
45
42
39
37
34
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29
27
24
22
20
17
15
13
27
62
58
55
52
49
47
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41
38
36
33
30
28
25
23
20
18
16
13
11
26
61
58
54
51
48
45
43
40
37
34
31
29
26
24
21
19
16
14
11
25
60
57
53
50
47
44
41
38
35
33
30
27
24
22
19
17
14
12
24
59
56
52
49
46
43
40
37
34
31
28
25
23
20
17
15
12
10
23
58
55
51
48
45
42
38
35
32
29
27
24
21
18
15
13
10
22
57
54
50
47
43
40
37
34
31
28
25
22
19
16
13
10
21
56
52
49
45
42
39
35
32
29
26
23
20
17
14
11
20
55
51
48
44
40
37
34
30
27
24
21
18
14
11
19
54
50
46
42
39
35
32
28
25
22
18
15
12
18
52
48
45
41
37
33
30
26
23
19
16
13
10
17
51
47
43
39
35
32
28
24
21
17
14
10
16
50
45
41
37
33
29
26
22
18
15
11
15
48
44
40
35
31
27
23
19
16
12
14
46
42
38
33
29
25
21
17
13
13
45
40
36
31
27
22
18
14
10
12
43
38
33
29
24
20
15
11
11
41
36
31
26
22
17
12
10
39
33
28
23
19
14
9
36
31
26
21
16
10
8
34
28
23
17
12
7
31
25
20
14
6
28
22
16
11
5
25
19
13
38
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
5.5
6.0 6.5
7.0
7.5 8.0
8.5 9.0
9.5 10.0 10.5 11.0 11.5 12.0 12.5 13.0 13.5 14.0 14.5 15.0
4
22
15
3
18
12
2
15
1
11
0
付表2.1 通風乾湿計用湿度表(湿球が氷結していないとき)(空気の圧力が101 325Paのとき)(続き)
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
49
34 31 28 25 23 20 18 15 13 11
48
33 30 27 24 22 19 17 15 12 10
47
32 29 26 24 21 18 16 14 11
46
31 28 26 23 20 17 15 13 10
45
31 28 25 22 19 16 14 11
44
30 27 24 21 18 15 13 10
43
29 26 23 20 17 14 12
42
28 25 22 19 16 13 11
41
27 24 21 18 15 12
40
26 23 19 16 14 11
39
25 21 18 15 12
38
24 20 17 14 11
37
23 19 16 13
36
21 18 14 11
35
20 16 13 10
34
19 15 11
33
17 13 10
32
16 12
31
14 10
30
12
29
11
付表2.2 通風乾湿計用湿度表(湿球が氷結しているとき)(空気の圧力が101 325Paのとき)
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 2.2 2.4 2.6 2.8 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0
5
36
4
46
39
33
3
57
50
43
36
29
2
70
67
64
61
58
55
47
40
33
26
1
84
81
77
74
71
68
64
61
58
55
52
44
36
29
22
0
100 96
93
89
86
82
79
76
72
69
65
62
59
55
52
49
41
33
25
17
39
Z 8806 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 %rh
乾球
t/℃
乾球と湿球の温度差 (t−tw) /℃
0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 2.2 2.4 2.6 2.8 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0
−1
99
95
92
88
84
81
77
74
70
66
63
60
56
53
49
46
37
29
21
13
−2
98
94
90
87
83
79
75
72
68
64
60
57
53
50
46
43
34
25
17
−3
97
93
89
85
81
77
73
69
66
62
58
54
50
47
43
39
30
21
12
−4
96
92
88
84
79
75
71
67
63
59
55
51
47
43
39
35
26
16
−5
95
91
86
82
78
73
69
65
61
56
52
48
44
40
36
31
21
11
−6
94
90
85
80
76
71
67
62
58
53
49
45
40
36
32
27
17
−7
93
89
84
79
74
69
65
60
55
50
46
41
37
32
27
23
12
−8
92
87
82
77
72
67
62
57
52
47
42
37
33
28
23
18
−9
92
86
81
75
70
65
59
54
49
44
39
33
28
23
18
13
−10
91
85
79
74
68
62
57
51
46
40
35
29
24
18
13
備考1. 乾湿計公式:SPRUNGの式
2. 乾湿計係数:0.000 583K−1
3. 飽和蒸気圧:SONNTAGの式
4. 温度目盛 :ITS-90
JIS Z 8806 改正原案作成委員会 構成表
氏名
所属
(委員長)
○ 小 林 壽太郎
元気象研究所
小此鬼 正 規
通商産業省機械情報産業局計量行政室
浅 川 敏 郎
工業技術院標準部管理システム規格課
○ 高 橋 千 晴
工業技術院計量研究所熱物性部
○ 北 野 寛
工業技術院計量研究所熱物性部
松 村 哲 郎
気象庁観測部
金 子 文 隆
湘南工科大学
○ 稲 松 照 子
社団法人日本計量協会
齋 藤 保 孝
社団法人計測自動制御学会
山 村 修 蔵
財団法人日本規格協会
倉 山 千 春
建設省建築研究所
○ 田 中 良 行
社団法人日本計量士会
○ 中 浜 寛 和
タバイエスペック株式会社
○ 木 下 博 己
株式会社第一科学
○ 後 藤 英 夫
株式会社テストー
横 田 良 夫
株式会社大田計器製作所
○ 山 中 一 男
株式会社佐藤計量器製作所
○ 臼 井 豊 弘
神栄株式会社
○ 古 市 昭 夫
東京光電子工業株式会社
○ 指 田 孝 男
株式会社山形チノー
生 田 一 男
社団法人日本計量機器工業連合会
(事務局)
重 森 明
社団法人日本計量機器工業連合会
備考 ○印は分科会委員を兼ねる。