サイトトップへこのカテゴリの一覧へ

Z 8321 : 2000  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本設計工学会 (JSDE) /財団法

人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標

準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日本工業規格である。 

JIS Z 8321には,次に示す附属書がある。 

附属書A(参考) 参考文献 

附属書1(参考) JISと対応する国際規格との対比表 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

Z 8321 : 2000 

製図−表示の一般原則− 

CADに用いる線 

Technical drawings−General principles of presentation− 

Preparation of lines by CAD system  

序文 この規格は,1997年に第1版として発行されたIS0128-21, Technical drawings−General principles of 

presentation−Part21 : Preparation of lines by CAD systemsを基にして作成した日本工業規格であるが,JIS Z 

8316に整合させるために一点鎖線及び二点鎖線の使い方を変更し,これに伴って,計算式などを変更した。 

近年,CADによる製図に描かれる不連続の線の形は,CAD装置によってかなり異なっている。このよう

な理由から,IS0 128-20に加えて,国際規格によって標準化された規則は,計算機によって算出し,プロ

ッタで出力する線の構成要素の形が同じになることを意図している。 

なお,この規格で,点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。 

1. 適用範囲 この規格は,JIS Z 8312に従って線の最も大切な基本形である不連続線の計算手順を規定

する。 

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 

なお,対応の程度を示す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修

正している),NEQ(同等でない)とする。 

ISO 128-21 : 1997 Technical drawings−General principles of presentation−Part 21 : Preparation of 

lines by CAD systems (MOD)  

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS Z 8312 製図−表示の一般原則−線の基本原則 

備考 ISO 128-20 : 1996 Technical drawings−General principles of presentation−Part20 : Basic 

conventions for linesがこの規格と一致している。 

JIS Z 8314 製図−尺度 

備考 1SO 5455 : 1979 Technical drawings−Scalesからの引用事項は,この規格の該当事項と同等で

ある。 

3. 定義 この部で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8312による。 

4. 線の要素の計算 

background image

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

4.1 

線形番号02の線(破線) この形の線の配置は,図1を参照。 

図1 

例 

図2を参照。 

図2 

関係式 

a) 線の長さ l1=l0 

b) 線に含まれる線の構成単位の数 

d

d

l

n

15

12

1−

=

(端数のない数) 

c) 短線の長さ 

1

3

1

2

+

=ndn

l

l

d) この線の最小長さ l1min=l0min=27d(短線2本で12d,すき間一つで3d) 

長さがl1=27dより短い破線を描かなければならない場合には,JIS Z 8314に規定する倍尺を使わなけれ

ばならない(すなわち,線の要素は倍尺で描く。)。 

この線は,同じ長さの短線 (12d) で描いてもよい。この場合,線の一方の端は,短いか長い短線になる。 

例 

l1=125 d=0.35 

23

01

.

23

25

.5

2.4

125

=

=

=

n

202

.4

24

15

.

24

125

2

=

=

l

説明 125mmで線の太さが0.35mmの破線は,23個の長さ5.252mm (4.202mm+1.050mm) の線の構成

単位と長さ4.204mmの1本の短線から成る。 

background image

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

参考 ISO 128-21では,説明の中の端の短線の長さが4.202mmに成っているが,これは間違いであり,

4.204mmに直した。 

4.2 

線形番号04の線(一点長鎖線) この形の線の配置は,図3を参照。 

図3 

関係式 

a) 線の長さ l1 

b) 線に含まれる線の構成単位の数 

d

d

l

n

5.

30

24

1−

=

(端数のない数) 

c) 長線の長さ 

1

5.6

1

3

+

=

n

dn

l

l

d) この線の最小長さ l1min=54.5d 

長さがl1=54.5dより短い線は,細い実線で描く。JIS Z 8312の5.(線の表し方)を満足するためには,

この線の長線の長さを長くしたり短くしてもよい。 

例 

l1=125 d=0.25 

16

606

.

15

625

.7

6

125

=

=

=

n

824

.5

17

00

.

26

125

3

=

=

l

参考 説明 125mmで線の太さが0.25mmの一点長鎖線は,16個の長さ7.449mm (5.824mm+0.750mm

+0.125mm+0.750mm) の線の構成要素から成り,1本の長線の長さは,5.824mmである。 

4.3 

線形番号05の線(二点長鎖線) この形の線の配置は,図4を参照。 

background image

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図4 

関係式 

a) 線の長さ l1 

b) 線に含まれる線の構成単位の数 

d

f

l

n

34

24

1−

=

(端数のない数) 

c) 長線の長さ 

1

10

1

3

+

=

n

dn

l

l

d) この線の最小長さ l1min=58d 

長さがl1=58dより短い線は,JIS Z 8314に従って,倍尺で描く。 

JIS Z 8312の5.(線の表し方)を満足するためには,この線の長線の長さを長くしたり短くしてもよい。 

例 

l1=125 d=0.35 

10

798

.9

9.

11

4.8

125

=

=

=

n

128

.8

11

00

.

35

125

3

=

=

l

参考 説明 125で線の太さが0.35mmの二点長鎖線は,10個の長さ11.628mm (8.128mm+1.050mm

+0.175mm+1.050mm+0.175mm+1.050mm) の線の構成要素から成り,1本の長線の長さは,

8.128mmである。 

4.4 

線形番号07の線(点線) この形の線の配置は,図5を参照。 

図5 

background image

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

例 

図6を参照。 

図6 

関係式 

a) 線の長さ l1=l0 

b) 線に含まれる線の構成単位の数 

d

d

l

n

5.3

5.0

1−

=

(端数のない数) 

c) 点の長さ 

1

3

1

4

+

=

n

dn

l

l

d) この線の最小長さ l1min=7.5d 

例 

l1=125 d=0.5 

71

286

.

71

75

.1

25

.0

125

=

=

=

n

257

.0

72

5.

106

125

4

=

=

l

参考 説明 125mmで線の太さが0.5mmの点線は,71個の長さ1.757mm (0.2576mm+1.500mm) の線

の構成要素から成り,一つの点の長さは,0.257mmである。 

4.5 

線形番号08の線(一点鎖線) この形の線の配置は,図7を参照。 

参考 ISO 128-21には,この図はない。 

図7 

例 

図8を参照。 

background image

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

参考 

a) ISO 128-21では,この図は一点長鎖線の例として示してある。 

b) 一点鎖線を中心線として用いる場合に,見やすくするために,極短線の部分を6dから0.5dの間の適当な

長さで描いてもよい。 

図8 

関係式 

この形の線の条件は,線形番号04と同じであるが,関係式は次のように少し変わっている。 

a) 線の長さ l1=l0+24d(この線は,外形線の両側で延長される。) 

b) 線に含まれる線の構成単位の数 

d

d

l

n

36

24

1−

=

(端数のない数) 

c) 長線の長さ 

1

12

1

3

+

=

n

dn

l

l

 短線の長さ 6d(JIS Z 8312の表3参照) 

d) この線の最小長さ l1min=60d 

参考 ISO 128-21では,式b)の分母が32dに成っているが,これは間違いであり,36dに直した。 

例 

l0=113 d=0.5 

l1=113+12=125 

7

063

.7

16

12

125

=

=

=

n

375

.

10

8

42

125

3

=

=

l

参考 説明 125mmで線の太さが0.5mmの一点鎖線は,7個の長さ16.375mm (10.375mm+1.500mm

+3.000mm+1.500mm) の線の構成要素から成り,1本の長線の長さは,10.375mmである。 

4.6 

線形番号09の線(二点鎖線) この形の線の配置は,図9を参照。 

background image

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

参考 ISO 128-21には,この図はない。 

図9 

例 

図10を参照。 

参考 

a) ISO 128-21では,この図は二点長鎖線の使用例として示してある。 

b) 二点鎖線を想像線として用いる場合に,見やすくするために,極短線の部分を6dから0.5dの間の適当な

長さで描いてもよい。 

図10 

関係式 

この形の線の条件は,線形番号05と似ているが,関係式は次のように少し変わっている。 

a) 線の長さ l1 

b) 線に含まれる線の構成単位の数 

d

d

l

n

45

24

1−

=

(端数のない数) 

c) 長線の長さ 

1

21

1

3

+

=

n

dn

l

l

 短線の長さ 

6d(JIS Z 8312の表3参照) 

d) この線の最小長さ l1min=69d 

参考 長さがl1=69dより短い線は,JIS Z 8314に従って,倍尺で描く。 

方向の変わる部分を長線で描いてもよい(図11参照)。 

background image

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

参考 

a) ISO 128-21では,この図は二点長鎖線の描き方として示している。 

b) ISO 128-21に示してある図では,外形の高さをからl0と定義しているが,l1とl0の関係式が明らかに間違

っているので,図からl0を削除した。 

図11 

例 

参考 ISO 128-21に示してある関係式では,l1をl0から算出しているが,これは明らかな間違い

であることと,ここでは,l1とl0の関係を示す必要がないので,l1とl0の関係式は削除し

た。 

l1=125 d=0.25 

11

578

.

10

25

.

11

6

125

=

=

=

n

604

.5

12

75

.

57

125

3

=

=

l

参考 説明 125mmで線の太さが0.25mmの一点長鎖線は,11個の長さ10.854mm (5.604mm+0.750mm

+1.500mm+0.750mm+1.500mm+0.750mm) の線の構成要素から成り,1本の長線の長さは,

5.604mmである。 

4.7 

線の基本形の組合せ例 

4.7.1 

異なる2本の線形の組合せ この形の線の配置は,図12を参照。 

図12 

例 

図13を参照。 

background image

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図13 

関係式 

a) 線の長さ l1=l5+l6 

b) 線に含まれる線の構成単位の数 

2

1

30d

l

n=

(端数のない数) 

c) 短線の長さ 

n

n

d

l

l

2

1

2

18

=

d) この線の最小長さ l1min=30d2 

例 

l1=125 d1=0.25 d2=0.5 

8

333

.8

15

125

=

=

=

n

625

.6

8

72

125

2

=

=

l

説明 この線は,長さ125mmで線の太さ0.25mmの実線と,長さ6.625mm,線の太さ0.5mmの8本の

短線及びすき間が9mm (18d2) の跳び破線とから構成されている(18d2についてはJIS Z 8312

を参照)。両端の長さは,4.5mm (9d2) となる。 

4.7.2 

ジグザグ実線 この形の線の配置は,図14を参照。 

図14 

background image

10 

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

例 

図15及び図16を参照。 

図15 

図16 

関係式 

a) 線の長さ l1=l0+10d 

b) 線に含まれるジグザグの数 

1

80

1+

=l

n

(端数のない数で,l1<40ではn=1) 

c) ジグザグの間の短線の長さ 

d

n

l

l

5.7

1

2

=

d) 線の両端部の短線の長さ 

− ジグザグが二つ以上の場合 

2

2

3

l

l=

− ジグザグが一つの場合 

2

5.7

1

3

d

l

l

=

l0≦10dの場合には,ジグザグは図16のように配置する。 

例 

l0=125 d=0.25 

l1=125+2.5=127.5 

3

594

.2

1

80

5.

127

=

=

+

=

n

625

.

40

)

25

.0

5.7(

3

5.

127

2

=

×

=

l

313

.

20

2

625

.

40

3

=

=

l

説明 ジグザグを含む長さ125mmで線の太さ0.25mmの線は,三つのジグザグが描かれる。ジグザグ

の間の長さは,40.625mmで,両端の短線の長さは20.313mmとなる。 

4.7.3 

軌道線 この形の線の配置は,図17を参照。 

background image

11 

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図17 

例 

図18を参照。 

図18 

関係式 

a) 線の長さ l1=l0 

b) 線の構成要素の数 

d

d

l

n

30

12

1−

=

(端数のない数) 

c) 短線の長さ 

1

18

1

2

+

=

n

dn

l

l

d) この形の線の最小長さ l1min=42d 

例 

l0=125 d=0.35 

12

505

.

11

5.

10

2.4

125

=

=

=

n

800

.3

1

12

60

.

75

125

2

=

+

=

l

12 

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

説明 長さ125mmで線の太さ1.4mm (4×0.35mm) の線は,長さ10.100mm (3.800mm+6.300mm) の

12の完全な線の構成要素と長さ3.800mmの一つの短線からなる。 

13 

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書A(参考) 参考文献 

(1) ISO 6428 : 1982, Technical drawings−Requiremerits for microcopying 

background image

1

4

Z

 8

3

2

1

 : 

2

0

0

0

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書1(参考)  JISと対応する国際規格との対比表 

JIS Z 8321 : 2000 製図−表示の一般原則−CADに用いる線 

ISO 128-21 : 1997   Technical drawings−General principles of presentation−Part21 : Preparation 

of lines by CAD systems製図−表示の一般原則−第21部:CADに用い
る線 

(I) JISの規定 

 (II)国際 
規格番号 

 (III) 国際規格の規定 

 (IV) JISと国際規格との技術的差異の項目ごと

の評価及びその内容 

表示箇所: 
表示方法: 

 (V) JISと国際規格との技術的差異の理

由及び今後の対策 

項目番号 

内容 

項目番号 

内容 

項目ごと
の評価 

技術的差異の内容 

1.適用範囲 不連続線の計算

手順を規定 

ISO  
128-21 

1. 

JISと同じ。 

IDT 

2.引用規格 JIS Z 8312 

JIS Z 8314 

2. 

IS0 128-20 
IS0 5455 

IDT 

3.定義 

JIS Z 8312によ
る。 

3. 

IS0 128-20による。 IDT 

4.線の要素
の計算 

4.1線形番号02の
線(破線) 

4.1 

JISと同じ。 

IDT 

4.2線形番号04の
線(一点長鎖線) 

4.2 

例(図4)を削除 
関係式a)及び計算の
例を変更 

MOD/ 
削除 

一点長鎖線を中心線として用いる例を
削除。それに伴い,計算式及び計算の
例を変更。 

ISOでは,中心線に一点長鎖線,想像線
に二点鎖線を用いるように変更された。
しかし,JISでは,それぞれ一点鎖線及び
二点鎖線を用いると規定している。この
規格をISOに整合させることは,JISの
中で矛盾を生じ,混乱の原因になる。し
たがって,他のJISと整合させるために,
従来どおりの用い方にした。 

4.3線形番号05の
線(二点長鎖線) 

4.3 

例(図6)及び図7
を削除 
関係式a)及び計算の
例を変更 

MOD/ 
削除 

二点長鎖線を想像線として使う例を削
除。それに伴い,計算式及び計算の例
を変更した。また,線の方向の変わる
部分の描き方を削除。 

4.4線形番号07の
線(点線) 

4.4 

JISと同じ。 

IDT 

background image

1

5

Z

 8

3

2

1

 : 

2

0

0

0

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(I) JISの規定 

 (II)国際 
規格番号 

 (III) 国際規格の規定 

 (IV) JISと国際規格との技術的差異の項目ごと

の評価及びその内容 

表示箇所: 
表示方法: 

 (V) JISと国際規格との技術的差異の理

由及び今後の対策 

項目番号 

内容 

項目番号 

内容 

項目ごと
の評価 

技術的差異の内容 

4.線の要素
の計算 

4.5線形番号08の
線(一点鎖線) 

4.5 

線の配置の図を追加 
例(図4)を追加 
関係式a)及び計算の
例を変更 

MOD/ 
追加 

一点鎖線を中心線として用いる例を追
加。それに伴い,計算式及び計算の例
を変更。 

4.2及び4.3と同様。 

4.6線形番号09の
線(二点鎖線) 

4.6 

線の配置の図を追加 
例(図4)を追加し
一部変更 
図7を追加 
関係式a)及び計算の
例を変更 

MOD/ 
追加 

二点鎖線を想像線として使う例とし
て,図4を追加したが,図4及び計算
式に矛盾があるため,変更。それに伴
い,計算式及び計算の例を変更した。
また,線の方向の変わる部分の描き方
を追加。 

4.2及び4.3と同様。 

4.7線の基本形の
組合せ例 

4.7 

JISと同じ。 

IDT 

 
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:MOD 

備考1. 項目ごとの評価の記号の意味は,次のとおりである。 

― IDT………………技術的差異がない。 

― MOD/削除………国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 

― MOD/追加………国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 

2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。 

― MOD……………国際規格を修正している。 

16 

Z 8321 : 2000  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

CADに用いる線原案作成委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

◎ 塚 田 忠 夫 

明治大学理工学部 

(幹事) 

○ 徳 岡 直 静 

慶應義塾大学理工学部 

(委員) 

塩 田 豊 彰 

岩崎通信機株式会社 

香 取 英 男 

テクファ・ジャパン株式会社 

* 桑 田 浩 志 

トヨタ自動車株式会社 

* 佐 藤   斉 

財団法人日本情報処理開発協会 

* 下 田 博 一 

明治大学理工学部 

鈴 木   稔 

株式会社リコー 

高 橋 敏 和 

武藤工業株式会社 

* 武 田 智 雄 

日本アイ・ビー・エム株式会社 

西 野 加奈子 

建設・住宅国際機構 

新 田 光 義 

日本ユニシス株式会社 

* 林   洋 次 

早稲田大学理工学部 

福 島   彰 

財団法人日本船舶標準協会 

光 成 豊 明 

明星大学情報学部 

山 敷   裕 

ソニー株式会社 

山 田 眞次郎 

株式会社インクス 

橋 本   進 

財団法人日本規格協会 

八 田   勲 

通商産業省工業技術院標準部 

備考 ◎印はWG主査,○印はWG幹事,*印はWG委員兼務を示す。 

(文責 徳岡 直静)