2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
Z 8305-1962
活字の基準寸法
Dimensions of Printing Types
1. 適用範囲 この規格は,一般の印刷に用いる活字(以下活字という。)の基準寸法について規定する。
ただし,新聞印刷に用いる活字には適用しない。
2. 用語の意味 この規格で用いるおもな用語の意味は,つぎのとおりとする。
(1) 大きさ,幅および高さ 活字の大きさ,幅および高さは,つぎの図に示す部分の寸法をいう。
図
(2) ポイント ポイントは,活字の大きさを表わす単位であって,1ポイントは0.3514mmとする。
3. 大きさ
3.1
種類,大きさおよび大きさの許容差 種類,大きさおよび大きさの許容差は,表1のとおりとする。
2
Z 8305-1962
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表1
単位 mm
種類
(ポイント)
大きさ
大きさの許容差
(10本につき)
種類
(ポイント)
大きさ
大きさの許容差
(10本につき)
3
1.054
±0.010
14
4.920
±0.050
3.5
1.230
±0.010
15.75
5.535
±0.055
3.9375
1.384
±0.015
16
5.622
±0.055
4
1.406
±0.015
18
6.325
±0.065
4.5
1.581
±0.015
20
7.028
±0.070
5
1.757
±0.015
21
7.379
±0.075
5.25
1.845
±0.020
24
8.434
±0.085
6
2.108
±0.020
26.25
9.224
±0.090
7
2.460
±0.025
28
9.839
±0.10
7.875
2.767
±0.025
32
11.24
±0.11
8
2.811
±0.030
36
12.65
±0.13
9
3.163
±0.030
40
14.06
±0.14
10
3.514
±0.035
42
14.76
±0.15
10.5
3.690
±0.035
12
4.217
±0.040
13.125
4.612
±0.045
備考 種類のうち,右側の活字は85.
10ポイントを,それぞれ3, 4, 6, 8, 10, 12, 16, 20, 32倍した大きさの
もので,なるべく使用しないものとする。
4. 幅 幅は一般に規定しない。ただし,漢字およびかなの活字に対しては,原則として幅は大きさに等
しくする。
5. 高さ 高さは23.45mmとし,許容差は表2のとおりとする。
表2
単位 mm
種類
許容差
3〜24ポイント
±0.03
26.25ポイント以上
±0.04
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基本部会 活字専門委員会 構成表
氏名
所属
(委員会長)
小 林 栄 一
大蔵省印刷局
今 井 直 一
日本印刷学会
青 木 信 利
大蔵省印刷局
福 永 伊佐男
日本新聞協会
山 本 健 二
株式会社培風館
大 住 欣 一
大日本印刷株式会社
佐々木 喜 悦
共同印刷株式会社
荻 野 義 博
荻野印刷合資会社
小 森 善 逸
小森印刷株式会社
津 田 太 郎
株式会社津田三省堂
古 門 正 夫
株式会社モトヤ
奥 田 喜一郎
日本活字工業株式会社
金 谷 静 一
神戸活字株式会社
吉 田 市 郎
株式会社晃文堂
渡 辺 宗 助
全日本活字工業会
野見山 芳 久
株式会社錦精社
大 沼 正 吉
株式会社技報堂
安 達 幸 一
工業技術院標準部運輸航空規格課
(事務局)
宇田川 鉦 作
工業技術院標準部運輸航空規格課
吉 枝 正 明
工業技術院標準部運輸航空規格課
畑 外志夫
工業技術院標準部運輸航空規格課