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Z 8210:2019R  

(1) 

追補2のまえがき 

このJIS Z 8210の追補2は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣

がJIS Z 8210:2019を改正した内容だけを示すものである。 

JIS Z 8210:2019は,この追補2の内容の改正がされ,JIS Z 8210:2019Rとなる。 

注記 工業標準化法に基づき行われた日本工業標準調査会の審議等の手続は,不正競争防止法等の一

部を改正する法律附則第9条により,日本産業標準調査会の審議等の手続を経たものとみなさ

れる。 

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日本産業規格          JIS 

Z 8210: 2019R 

案内用図記号 

(追補2) 

Public information symbols 

(Amendment 2) 

JIS Z 8210:2019を,次のように改正する。 

序文の“変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JEに示す。”を,“変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書JFに示す。”に置き換える。 

序文の“また,この規格の附属書JA〜附属書JDは,対応国際規格にはない事項である。”を,“また,こ

の規格の附属書JA〜附属書JEは,対応国際規格にはない事項である。”に置き換える。 

箇条1(適用範囲)の“なお,周囲の人に援助又は配慮を必要としていることを知らせるための“ヘルプ

マーク”については,附属書JDに規定する。”を,“なお,周囲の人に援助又は配慮を必要としているこ

とを知らせるための“ヘルプマーク”については附属書JD,健康増進法の規定に基づく加熱式たばこ専用

喫煙室の図記号については附属書JEに規定する。”に置き換える。 

6.1(安全図記号)の表7[案内用図記号−安全など(安全)]の6.1.8の次に,6.1.9を追加する。 

番号 

表示事項 

図記号 

記事 

6.1.9 

AED(自動体外式除細動
器) 
Automated external  
defibrillator 

図材: 赤地に稲妻がついた白抜きのハート

マーク及びアルファベット(サンセ
リフ体)大文字の“AED”。 

機能: AED(自動体外式除細動器)のある

場所の表示。 

“附属書JE(参考)(JISと対応国際規格との対比表)”を,“附属書JF(参考)(JISと対応国際規格との

対比表)”とし,その前に,次の附属書を,附属書JEとして追加する。 

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Z 8210:2019R  

附属書JE 

(規定) 

健康増進法の規定に基づく加熱式たばこ専用喫煙室の図記号 

JE.1 一般 

この附属書は,健康増進法の規定に基づく“健康増進法の一部を改正する法律の施行について(受動喫

煙対策)(平成31年2月22日付)”に記載している加熱式たばこ専用喫煙室の図記号について規定する。 

注記 “加熱式たばこ”とは,健康増進法の規定に基づく指定たばこ。 

JE.2 加熱式たばこ専用喫煙室の図記号 

番号 

表示事項 

図記号 

記事 

JE.2.1 

加熱式たばこ専用喫煙
室 
Designated heated  
tobacco smoking room 

図材: 呼出煙a)及び加熱式たばこの側面図。 
機能: 加熱式たばこの喫煙が許可される場

所を表示。 

なお,文字による補助表示が必要。 

注記: 健康増進法の規定に基づく“健康増

進法の一部を改正する法律の施行に
ついて(受動喫煙対策)(平成31年
2月22日付)”に記載している加熱
式たばこ専用喫煙室をはじめとした
喫煙可能場所への20歳未満の者の
立入を禁止する場所の表示は,次の
図記号を併用する。 

注a) 喫煙者の呼気に混じって排出される

煙。 

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Z 8210:2019R  

附属書JF(JISと対応国際規格との対比表)の6.1.8(列車の非常停止ボタン)の次に,次に示す6.1.9を追加する。 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

6 案内用図
記号−安全
などの種類 
(続き) 

6.1.9 
AED(自動体外式除細動
器) 
Automated external  
defibrillator 

ISO 
7010 

E010 
Automated external heart 
defibrillator 
 

変更 

機能(定義)が同一であるが,イメ
ージコンテント(図材と相対的位
置)の一部が異なっており,異なっ
ている部分が,その図記号の機能
(定義)のキー要素になるため,
ISO規格と整合していないとみな
す。 

平成30年度に行った比較試験に
おいて,新しく作成した図記号の
方がISO図記号より適切であると
いう回答の方が多かったため新し
く作成した図記号を採用すること
とした。 

附属書JF(JISと対応国際規格との対比表)の“附属書JD(規定)ヘルプマークの使用方法”の次に,次に示す“附属書JE(規定)健康増進法の規

定に基づく加熱式たばこ専用喫煙室の図記号”を追加する。 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

附属書JE 
(規定) 
健康増進法
の規定に基
づく加熱式
たばこ専用
喫煙室の図
記号 

加熱式たばこ専用喫煙室 
Designated heated tobacco 
smoking room 

追加 

国際規格にはないが,今後,広く
普及させるため,JISとして規定
した。 

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