Z 4335 : 2001
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この追補は,工業標準化法第14条において準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本保安
用品協会 (JSAA) から工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,経済産業大臣がJIS Z 4335 : 1993を平成13年4月20日付けで改正したことに伴って
発行されたものである。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
Z 4335 : 2001
屋内環境用フィルムバッジ
(追補1)
Film badge for in-door environmental monitoring
(Amendment 1)
JIS Z 4335 : 1993を,次のように改正する。
10ページ付表1を,次の付表1に置き換える。
付表1 1cm線量当量換算係数
(場所にかかわる1cm線量当量)
X線及びγ線のエネルギー(1)
MeV
空気カーマから1cm線量当量への換算係数(2)
(Sv/Gy)
0.010
0.008
0.015
0.26
0.020
0.61
0.025
0.88
0.030
1.10
0.035
1.30
0.040
1.47
0.045
1.59
0.050
1.67
0.060
1.74
0.070
1.75
0.080
1.72
0.090
1.69
0.10
1.65
0.12
1.58
0.15
1.49
0.20
1.40
0.30
1.31
0.40
1.26
0.50
1.23
0.60
1.21
0.66(3)
1.20
0.80
1.19
1.0
1.17
1.25(4)
1.16
1.5
1.15
2.0
1.14
3.0
1.13
4.0
1.12
2
Z 4335 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
X線及びγ線のエネルギー(1)
MeV
空気カーマから1cm線量当量への換算係数(2)
(Sv/Gy)
5.0
1.11
6.0
1.11
8.0
1.11
10
1.10
注(1) X線及びγ線のエネルギーは,単一エネルギーの場合には光子エネル
ギー,単一エネルギーでない場合には実効エネルギーとする。該当
するエネルギーがない場合は,補間法によって求める。
(2) 空気カーマから深さ10mmの周辺線量当量H* (10) への換算係数で
ある。
(3) 137Csγ線のエネルギーである。
(4) 60Coγ線の等価換算係数に対応するエネルギーである。
11ページ付表2を,次の付表2に置き換える。
付表2 熱中性子線量当量換算係数
(場所にかかわる1cm線量当量)
線量当量 フルエンスから1cm線量当量への換算係数(5)
mSv・cm2
換算係数
10.6
出典 ICRP74 エネルギーを0.025 3eVとした。
注(5) フルエンスから深さ1cmの周辺線量当量H* (10)
への換算係数である。本体中ではH* (10) として表
す。
次の表を付表3として付加する。照射線量から空気カーマへの換算は,付表3による。
付表3 照射線量−空気カーマ換算係数
X線及びγ線のエネルギー(6)
MeV
照射線量から空気カーマへの換算係数(7)
(mGy/R)
1−g(8)
0.01
8.76
1.000
(0.010MeVから1.0MeVまでは0.010MeVの換算係数に同一)
1.0
8.76
1.000
1.5
8.76
0.996
2.0
8.83
0.995
3.0
8.85
0.991
4.0
0.988
5.0
0.984
6.0
0.980
8.0
0.972
10
0.964
注(6) X線及びγ線のエネルギーは,単一エネルギーの場合には光子エネルギー,
単一エネルギーでない場合には実効エネルギーとする。該当するエネル
ギーがない場合は,補間法によって求める。
(7) 照射線量から自由空間中の空気カーマへの換算係数である。エネルギー
が3MeV以上では電子平衡の条件を外れることによって,照射線量を正
確に決定することができない。
(8) (1−g) は制動放射損失による補正係数である。
出典 ICRU 47 (1992)