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Z3234 : 1999 解説
JISと対応する国際規格との対比表
JIS Z 3234 : 1997 抵抗溶接用銅合金電極材料
ISO 5182 : 1991 Welding − Materials for resistance welding electrodes and
ancillary equipment
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内
容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の
規定内容
(IV) JISと国際規
格との相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1) 適用範囲
○ 抵抗溶接用
電極材料と
補助装置の
材料につい
て規定
ISO 5182
○
≡
(2) 引用規格
○ 関連JIS及び
ISO規格を引
用
○ 関連ISO規格
を引用
(3) 定義
○ 軟化特性温
度を定義
○ JISに同じ
≡
(4) 種類
○ 機械的性質,
成分をもと
に規定
○ 成分をもと
に規定
ADP ISOに対し機
械的性質で
の分類を追
加
ISOの分類では一部矛盾が
ある。今後ISOに修正を要
望していく。
(5) 品質
○ 上記(4)の種
類に示した
諸数値を,満
足すべきこ
とを規定
−
− ISOに規定さ
れていない。
6.1) 引張試験
○ 試験方法と
試験片を規
定
−
− ISOに規定さ
れていない。
6.2) 硬さ試験
○ ビッカース
とロックウ
エル両試験
方法を規定
○ ビッカース
試験方法だ
けを規定
ADP ISOに対しロ
ックウエル
試験法を追
加
ロックウエル試験法は銅
合金試験には必要,今後
ISOに提案していく。
6.3) 導伝率試験
○ IEC 60468又
は当事者間
合意による
方法と規定
○ JISに同じ
≡
6.4) 軟化特性温
度試験
○ 試験方法に
ついて規定
○ 軟化温度試
験の試験の
あり方につ
いて解説程
度に規定
ADP ISOに試験方
法に関する
記述はない。
本項目は材料評価上必要
な試験と判断し,旧JISを
記載した。今後ISOに提案
していく。
(7) 検査
○ 形状検査と
受渡しにつ
いて規定
−
− ISOに規定さ
れていない。
(8) 表示
○ 表示項目に
ついて規定
−
− ISOに規定さ
れていない。
備考1.
対比項目(Ⅰ)及び(Ⅲ)で“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない
場合を示す。
2.
対比項目(Ⅳ)の小欄は,JISと国際規格との技術内容の整合性評価を示し,その記号の意味は次のとお