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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

Z 3132-1976 

側面すみ肉溶接継手のせん断試験方法 

Method of Shear Test for Side Fillet Welded Joint 

1. 適用範囲 この規格は,金属材料の側面すみ肉溶接継手のせん断試験方法について規定する。 

引用規格: 

JIS Z 2241 金属材料引張試験方法 

2. 試験片 

2.1 

試験片は,溶接部の表面を仕上げる場合は,図1(1号試験片)溶接部の表面が,溶接のままの場合

は,図2(2号試験片)による。 

なお,試験片及びすみ肉脚長の標準寸法は,表1による。 

図1 側面すみ肉溶接継手のせん断1号試験片 

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Z 3132-1976  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図2 側面すみ肉溶接継手のせん断2号試験片 

表1 

単位 mm 

脚長f 

12 

板厚t(最小) 

12 

19 

25 

板厚T(最小) 

19 

25 

32 

板幅W 

75 

75 

75 

90 

2.2 

試験材の溶接は,図3による。 

図3 側面すみ肉溶接継手のせん断試験材(1号又は2号試験片)の溶接 

3. 試験方法 

3.1 

試験片は,JIS Z 2241(金属材料引張試験方法)により引張り,その最大荷重を測定する。 

Z 3132-1976  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

3.2 

側面すみ肉溶接継手のせん断強さ (τ) の算出には,次の式を用いる。 

l

f

P

m

×

=

35

.0

τ

ここに 

τ: 側面すみ肉溶接継手のせん断強さ (kgf/mm2) {N/mm2} * 

P: 最大引張荷重 (kg) 

fm: 溶接部8個のすみ肉脚長の平均 (mm) 

l: すみ肉溶接の8個の長さの平均 (mm) 

注* 

 { } を付けて示してある単位及び数値は,国際単位系 (SI) によるものであって,参考として

併記したものである。 

溶接試験方法専門委員会 構成表(昭和45年1月1日改正のとき) 

氏名 

所属 

(委員会長) 

手 塚 敬 三 

日本ウェルデングロッド株式会社 

石 山 菊 三 

工業技術院機械技術研究所 

太 田 省三郎 

日本国有鉄道鉄道技術研究所 

賀 来 信 一 

財団法人日本海事協会 

小宮山 賢 郎 

東京都立工業技術センター 

中 村 孝 一 

株式会社電元社製作所 

有 川 正 康 

株式会社神戸製鋼所 

村 井 一 夫 

日鉄溶接工業株式会社 

田知本 一 雄 

石川島播磨重工業株式会社 

高 田 繁 一 

松尾橋梁株式会社 

渋 沢 昌 之 

富士重工業株式会社 

渡 辺   潔 

株式会社日立製作所 

富 田 眞 己 

三菱重工業株式会社 

川 口 義 男 

日産自動車株式会社 

(事務局) 

中 川 昌 俊 

工業技術院標準部材料規格課 

(事務局) 

中 川 昌 俊 

工業技術院標準部材料規格課(昭和51年3月1日改正のとき) 

土 居 修 身 

工業技術院標準部材料規格課(昭和51年3月1日改正のとき)