1
Z2500 : 2000
解説
解説表
2
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS Z 2500
: 2000
粉末や(冶)金用語
ISO/DIS 3252
: 1998
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国際規格
番号
(III)
国 際 規 格 の
規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相
違点
(V)
JIS
と国際規格
との整合が困難
な理由及び今後
の対策
(1)
適用範囲
○
粉 末 や 金 に 関 す
る 用 語 の 定 義 及
び 粉 末 や 金 を 定
義。分類を規定。
ISO/DIS 3252
○
JIS
と同等。 =
(2)
引用規格
JIS Z 2501
JIS Z 2502
JIS Z 2503
JIS Z 2504
JIS Z 2507
を規
定。
同上
ADP
JIS
では,特性を示す
用語の定義中に,測
定法の
JIS
を記載し
ているので,それら
を引用規格として記
載。
ISO
でも,同様に定
義中に参照規格が
記載されている。
(3)
用語の分類
粉末,フォーミン
グ,焼結,焼結後
の処理(後処理)
,
粉 末 や 金 材 料 の
五 つ の 大 分 類 と
そ れ ぞ れ の 分 類
の 中 で 幾 つ か の
中 分 類 に 分 け て
規定。
同上
○
JIS
と同等。 =
(4)
用 語 及 び 定
義
粉末:
92
用語,フ
ォ ー ミ ン グ :
72
語焼結:
82
語、焼
結後の処理(後処
理)
:
12
語,粉末
や金材料:
31
用語
の合計
289
語の用
語と定義を規定。
同上
○ 粉 末 :
83
用
語、フォーミ
ン グ :
84
用
語、焼結:
64
用語,焼結後
の処理:
8
用
語,粉末や金
材料:
15
用語
の合計
254
語
の 用 語 と 定
義を規定。
≠
JIS
では,旧
JIS
だけ
の用語も採用したた
め用語数が増えてい
るが,技術的障害に
はならない。
フォーミングではプ
レス関係用語で採用
しなかった用語があ
るため
ISO
より少な
い用語となっている
が,採用しないこと
で技術的問題は生じ
ない。
備考
1.
表中の
(I)
及び
(III)
欄にある
○
は,該当する規定項目を規定していることを示す。
2.
表中の
(IV)
欄にある
=
は
JIS
と国際規格の技術的内容が同等であることを示す。
ADP
(
ADOPTION
の略)
:
JIS
は,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用している。
ただし、採用した部分において、
JIS
として必要な規定内容を追加し、又は適用範囲、
規定項目及び
/
又は規定内容の一部を不採用としている。
≠ :
JIS
は、国際規格と技術的内容が同等でない。ただし
ADP
に該当する場合を除く。