Z 1614:2017
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目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 種類······························································································································· 1
3 外のり寸法及び最大総質量 ································································································· 1
4 トンネルリセスの寸法 ······································································································· 2
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まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣及び国土交通大
臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS Z 1614:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣,国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
日本工業規格 JIS
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国際貨物コンテナ−外のり寸法及び最大総質量
Freight containers for international trade-External dimensions and ratings
序文
この規格は,1972年に制定され,その後3回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1994年に
行われたが,道路輸送関係法規及び内航コンテナの使用状況に対応するために改正した。また,改正に当
たっては,次の関連国際規格を参考にした。
− ISO 668:2013,Series 1 freight containers−Classification, dimensions and ratings
1
適用範囲
この規格は,国際流通を目的として,複合一貫輸送に用いられる国際貨物コンテナ(以下,コンテナと
いう。)の外のり寸法,最大総質量及びトンネルリセスの寸法について規定する。
2
種類
コンテナは,その大きさによって,表1に示す1AAA,1AA,1CC,1Cの4種類とする。
3
外のり寸法及び最大総質量
外のり寸法及び最大総質量は,次による。
a) 外のり寸法及びその許容差並びに最大総質量は,表1及び図1による。
b) 図1に示す各面における対角線の長さの差は,表1による。
c) 対角線の長さは,図1によるが,これに代えてすみ金具の角で計測しても差し支えない。
表1−コンテナの外のり寸法及び最大総質量
種類
外のり寸法
mm
対角線の長さの差
mm
最大総質量
R
高さH
幅W
長さL
K1
K2
寸法
許容差
寸法
許容差
寸法
許容差
kg
1AAA
2 896
0
−5
2 438
0
−5
12 192
0
−10
19以下
10以下
30 480
1AA
2 591
1CC
6 058
0
−6
13以下
1C
2 438
2
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D1,D2,D3,D4,D5,D6:すみ金具の上下面の穴の中心から中心までの対角線の長さ
K1=|D1−D2|又は|D3−D4|
K2=|D5−D6|
図1−外のり寸法及び対角線の長さ
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トンネルリセスの寸法
1AAAコンテナ及び1AAコンテナの前部床下には,表2に示す寸法のトンネルリセスを設けなければな
らない。
3
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表2−トンネルリセスの寸法
単位 mm
項目及び記号
寸法及び許容差
長さ
Lt
3 150〜3 500
D
621
−
+
幅
Wt
930(最大)
Xt
1 02903
+
Yt
1 070〜1 130
Z
25(最小)
高さ
Bt
120
30
−
bt
35〜70
C
12.5
5.1
0.5
−
+