Z 1531-2:2004 (ISO 8367-1:1993)
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,全国クラフト紙袋工業組合 (JKPSA)/財団
法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工
業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 8367-1:1993,Packaging−Dimensional
tolerances for general purpose sacks−Part 1:Paper sacksを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
Z 1531-2:2004 (ISO 8367-1:1993)
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
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序文 ··································································································································· 1
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 引用規格 ························································································································ 1
3. 許容差 ··························································································································· 1
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
Z 1531-2:2004
(ISO 8367-1:1993)
クラフト紙袋−通常の目的に
使用する袋の寸法許容差
Kraft paper sacks−Dimensional tolerances for general purpose sacks
序文 この規格は,1993年に第1版として発行されたISO 8367-1,Packaging−Dimensional tolerances for
general purpose sacks−Part 1:Paper sacksを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成
した日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,JIS Z 0102に規定のクラフト紙袋の製造に適用する一連の許容差について規
定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 8367-1:1993, Packaging−Dimensional tolerances for general purpose sacks−Part 1:Paper sacks
(IDT)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成
するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最
新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 8124 紙及び板紙−坪量測定方法
備考 ISO 536:1995,Paper and board−Determination of grammageからの引用事項は,この規格の
該当事項と同等である。
JIS Z 1531-1 クラフト紙袋−寸法の記述及びその測定方法
備考 ISO 6591-1:1984,Packaging−Sacks−Description and method of measurement−Part 1:Empty
paper sacksからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 1531-3 袋−試験用空袋のサンプリング方法
備考 ISO 7023:1983,Packaging−Sacks−Method of sampling empty sacks for testingが,この規格と
一致している。
JIS Z 0102 クラフト紙袋−用語及び種類
備考 ISO 6590-1:1983,Packaging−Sacks−Vocabulary and types−Part 1 : Paper sacksからの引用事
項は,この規格の該当事項と同等である。
3. 許容差 測定のための紙袋は,JIS Z 1531-3によってサンプリングする。
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Z 1531-2:2004 (ISO 8367-1:1993)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
層の坪量は,JIS P 8124による。
寸法は,JIS Z 1531-1によって記述・測定され,寸法の許容差は,表1に規定する許容範囲内とする。
規定より狭い許容差が要求される場合は,受渡当事者間の協定による。
表 1 紙袋の寸法許容差
単位 mm
寸法の呼称
記号
許容差
層の坪量
−
± 4 (%)
袋の長さ
a
±10
袋の幅
b
± 5
ひだの幅
e
± 5
ひだを含む袋の円周
−
±10
底幅
c
± 5
バルブの幅
g
のりばり袋のバルブ
+ 5
0
ミシン縫い袋のバルブ
+10
0
バルブスリーブの先にでた端
の位置(袋の端から)
l
± 5
袋の印刷位置
長さの方向
−
±20
幅の方向
−
±15
参考 この規格は,バルブの幅 (g) だけで規定しているが,JIS Z 1531-1のバルブスリーブの幅 (v)
を含む。