>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

 

Z 1506:2003  

(1) 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本段ボール工業

会(JCCA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の

審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。 

これによって,JIS Z 1506:1997は改正され,この規格に置き換えられる。 

 

 

 


 

Z 1506:2003  

(2) 

目 次 

ページ 

1. 適用範囲  1 

2. 引用規格  1 

3. 定義  1 

4. 種類  1 

5. 形式  1 

6. 品質  2 

7. 構造  2 

8. 寸法  2 

9. 材料  2 

10. 検査  2 

11. 表示  3 

 

 


 

 

日本工業規格           JIS 

 

Z 1506:2003 

 

外装用段ボール箱 

Corrugated shipping containers 

 

 

1. 適用範囲 この規格は,外装に用いる段ボール箱(以下,段ボール箱という。)について規定する。 

 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS P 0001 紙・板紙及びパルプ用語 

JIS P 8111 紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態 

JIS Z 0104 段ボール用語 

JIS Z 0212 包装貨物及び容器−圧縮試験方法 

JIS Z 1507 段ボール箱の形式 

JIS Z 1516 外装用段ボール 

 

3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS P 0001及びJIS Z 0104による。 

 

4. 種類 段ボール箱の種類は,表1の8種類とする。 

表 1 種類 

種類 

記号 

使用する段ボール 

最大総質量(1) 

最大寸法(2) 

kg 

cm 

両面段ボール箱 

1種 

CS−1 

両面段ボール   1種 

10 

120 

2種 

CS−2 

両面段ボール   2種 

20 

150 

3種 

CS−3 

両面段ボール   3種 

30 

175 

4種 

CS−4 

両面段ボール   4種 

40 

200 

複両面段ボール箱 

1種 

CD−1 

複両面段ボール 1種 

20 

150 

2種 

CD−2 

複両面段ボール 2種 

30 

175 

3種 

CD−3 

複両面段ボール 3種 

40 

200 

4種 

CD−4 

複両面段ボール 4種 

50 

250 

注(1) 最大総質量は,内容品質量と包装材料質量との和の最大値をいう。 

(2) 最大寸法は,長さ,幅及び深さの内のり寸法の和の最大値をいう。 

 

5. 形式 段ボール箱の形式は,JIS Z 1507の0201形(図1参照)を基本形式とする。ただし,内容物に

よってその他の形式を用いてもよい。 


Z 1506:2003  

 

  

 

図 1 基本形式 

 

6. 品質 段ボール箱は,品質が均一で,接合不良,不整,汚れ,きずなど使用上の欠点があってはなら

ない。圧縮強さは10.2に規定する方法によって試験を行い,その強さは,受渡当事者間の協定による。 

 

7. 構造 構造は,次による。 

a) 

箱を構成する各面の切断部及びりょう(稜)は,互いに直角でなければならない。ただし,変形箱

はこの限りではない。 

なお,折り目を付けたり,ふたをしたとき,段ボールの表面の破損が生じたり,切断部に著しい欠点が

あってはならない。 

b) 

箱の接合は,平線又は接着剤による重ね接合とする。 

c) 

継ぎしろの幅は,両面段ボール箱30 mm以上,複両面段ボール箱35 mm以上とし,平線留めの平線

間隔は,65 mm以内とする。また,箱の上・下けい線の中心から最も近い平線の端までの距離は,25 mm

以内とする。 

 

8. 寸法 寸法は,次による。 

a) 

段ボール箱の寸法表示は,内のり寸法をmmで表し,“長さ×幅×深さ”と表現する。 

b) 

段ボール箱の寸法許容差は,両面段ボール箱で±3 mm,複両面段ボール箱で±5 mmとする。 

c) 

特定の内容品については,その寸法の許容範囲は,受渡当事者間の協定による。 

 

9. 材料 材料は,次による。 

a) 

段ボールは,JIS Z 1516に規定するものを用いる。 

b) 

接合材は,平線又は接着剤を用い,次による。 

1) 平線 平線は,幅1.5 mm以上のさび止め処理をした鋼製のものを用い,き裂,その他使用上の欠点

があってはならない。 

2) 接着剤 接着剤は,平線と同等以上の接合強さをもつものを用いる。 

 

10. 検査  

10.1 検査一般 検査は,形式,品質,構造,寸法及び材料について行い,5.〜9.の規定に適合しなければ

ならない。 

10.2 圧縮試験 試料は,JIS P 8111の規定による前処置を行い,圧縮試験はJIS Z 0212による。ただし,  

外フラップ

長さ面

内フラップ


Z 1506:2003  

 

圧縮方向は,上下対面を標準とする。  

10.3 寸法測定 内のり寸法の測定方法は,箱を展開して折り曲げた部分を十分に伸ばし,反りなどのあ

る場合は板などのおもしを載せて,直尺などを用いて展開寸法を測定し,内のり寸法に換算する。 

ただし,展開寸法と内のり寸法との関係をあらかじめ確認しておかねばならない。0201形箱の設計にお

ける展開寸法及び展開図は,図2による。 

 

 

 

                   

 

 

 

 

備考 

L,W1,W2及びD,Fは展開寸法,l,w及びdは内のり寸法,α1,α2,α3

及びα4は,加算値を示ものとする。 

図 2 展開寸法及び展開図 

 

10.4 内のり寸法及び展開寸法 内のり寸法の記号は表2による。一般的に使用されている加算値を参考

表1に示す。 

表 2 記号 

 

長さ 

幅 

深さ 

フラップ 

内のり寸法 

− 

展開寸法 

W1,W2 

 

参考表 1 加算値 

単位 mm 

加算値 

段の種類 

α1 

α2 

α3 

α4 

両面 

段ボール 

A段 

B段 

C段 

複両面 

段ボール 

AB段 

16 

BC段 

14 

備考 

この加算値は代表例として一例を示す。 

なお,フラップの計算式で(W1+α4 )が奇数の場合は1を加算する。 

 

11. 表示 次の事項を表示する。 

a) 段ボール箱の種類又はその記号 

b) 製造年月日又はその略号 

c) 製造業者名又はその略号 

 

L=l +α1 

W1=w+α1 

L=l +α1 

W2=w+α2 

F=(W1+α4)/2 

D=d+α3 

F=(W1+α4)/2 

継ぎしろ 


Z 1506:2003