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Z 0403-1 : 1999 解説 

解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表 

JIS Z 0403-1 段ボール−第1部:平面圧縮強さ試験
方法 

ISO 3035 : 1982 片面段ボール及び両面段ボール−平面圧縮強さの測
定 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JIS(原案)の

規定内容 

(II) 国際規格番

号 

(III) 国際規格の

規定内容 

(IV) JIS(原案)と

国際規格との
相違点 

(V) JISと国際規格との整合

が困難な理由及び今後の
対策 

(1) 適用範囲 

○ 片面及び両

面段ボール
の平面圧縮
強さ試験に
ついて規定。 

ISO 3035 

○ JISと同等。 ADP JISでは包装

用段ボール
に限定しな
い。 

(2) 装置 

○ 圧縮試験機,

圧縮部分の
条件,荷重部
分の条件,試
験片の切断
具の条件を
規定。 

同上 

− 板ばね方式

を中心に規
定。 

− 

 
 
 
 
− 

JISではロー
ドセルタイ
プの圧縮に
対しても規
定。 
試験機につ
いてはISO 
3037-1994を
引用。 

この規格は1982年に制定
されたもので,現状に合致
しない部分がある。ISO規
格の見直しを要請したい。 

(3) 試験片 

○ 試験片の面

積は

64.5, 

100, 32.2cm2
の3種類。 

同上 

○ JISと同等。 

ただし,
32.2cm2の試
験片は,試験
機の性能を
上回るとき
に用いてよ
いと規定。 

=  

日本では,試験機の性能上
32.2cm2の試験片を用いて
いるが,大きな面積の試験
片でも測定できる試験機
の導入を配慮すべきであ
る。 

(4) 試験条件 

○ JIS P 8111の

規定により
調整された
室内で行う。 

ISO 187 

○ JISと同等。 =  

(5) 試験報告 

○ 試験報告の

記載事項を
規定。 

ISO 3037 

○ JISと同等。 = 表現の差異は若干あるが,基本的には整

合している。