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Z 0205 : 1998 解説
解説表1 JISと対応する国際規格との対比表
JIS Z 0205 : 1998 包装−水平衝撃試験方法
ISO 2244 : 1985 包装−包装貨物−水平衝撃試験(水平又は傾斜板試
験:振子試験)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内
容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の
規定内容
(IV) JISと国際規
格との相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1) 適用範囲
○ 包装貨物の
水平衝撃試
験(水平面試
験,傾斜面試
験及び振子
試験)を規
定。
ISO 2244
○ JISと同等
= 国際規格に
整合
(2) 装置
○ 衝突面,傾斜
面試験機,水
平面試験機
及び振子試
験装置の条
件を規定。
同上
○ JISと同時
ADP JISには,傾
斜衝撃試験
機の滑走車
引上げ設備,
自動けん引
装置及び滑
走車の車輪
直径を規定
している。
追加した内容は,一般的に
我が国で行われている試
験内容を想定したもので
あるが,参考的な部分もあ
り,次回改正時には削除す
る。
(3) 供試品
○ 記号表示,個
数,包装状
態,前処置を
規定。
同上
○ 包装状態,前
処置を規定。
ADP JISには,記
号表示,個数
を規定して
いる。
同上
(4) 試験方法
○ ・衝突速度及
び回数
・供試品の姿
勢
・傾斜面試験
の手順
・水平面試験
の手順
・振子試験の
手順を規
定。
同上
○ ・供試品の姿
勢
・傾斜面試験
の手順
・水平面試験
の手順
・振子試験の
手順を規
定。
ADP JISには,衝
突速度及び
回数を規定
している(試
験の目的に
よって定め
るという規
定)。
同上
(5) 試験報告
○ 記載事項を
規定。
同上
○ JISと同等
= 表現の差異
は若干ある
が,基本的に
は整合して
いる。
備考1. 表中の(I)及び(III)欄にある“○”は,該当する規定項目を規定していることを示す。
2. 表中の(IV)欄にある“=”は,JISと国際規格との技術的内容が同等であることを示す。“ADP”は,JIS
は国際規格を技術的内容の変更なしで採用しているが,JISとして必要な規定内容を追加していることを
示す。