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X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格

協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会

の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,JIS X 9201 : 1995は改正さ

れ,この規格に置き換えられる。 

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 12640 : 1997, Graphic technology−

Prepress digital data exchange−CMYK standard colour image data (CMYK/SCID) を基礎として用いた。 

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。 

JIS X 9201 : 2001には,次に示す附属書がある。 

附属書A(規定) 高精細カラーディジタル標準画像データ 

附属書B(規定) 検査合計データ 

附属書C(参考) CD-ROMで使用された典型的なTIFFファイルヘッダ 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1. 適用範囲 ························································································································ 1 

2. 引用規格 ························································································································ 1 

3. 定義 ······························································································································ 2 

3.1 検査合 (check sum) ········································································································· 2 

3.2 色順 (colour sequence) ······································································································ 2 

3.3 色 (colour value) ············································································································· 2 

3.4 データ範囲 (data range) ···································································································· 2 

3.5 網点面積率 (dot percentage) ······························································································ 2 

3.6 全体的色変 (global colour change) ······················································································· 2 

3.7 カラースキャナ (inputo colour scanner) ················································································ 2 

3.8 画像の向 (orientation) ······································································································ 2 

3.9 画素 (pixcel) ·················································································································· 2 

3.10 点順 (pixel interleaving) ·································································································· 2 

4. CD-ROMデータ ·············································································································· 2 

5. データの表現方法及び定義 ································································································ 2 

5.1 解像度 ························································································································· 2 

5.2 データセットの定義 ······································································································· 2 

5.2.1 自然画像 ···················································································································· 3 

5.2.2 合成画像−解像度チェート ···························································································· 5 

5.2.3 合成画像−カラーチャート ···························································································· 5 

6. データの仕様 ·················································································································· 6 

6.1 CD-ROMデータの内容 ···································································································· 6 

6.2 CD-ROMのフォーマット ································································································· 6 

附属書A(規定) 高精細カラーディジタル標準画像データ ························································ 18 

附属書B(規定) 検査合計データ ························································································· 20 

附属書C(参考) CD-ROMで使用された典型的なTIFFファイル ヘッダ ····································· 22 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

X 9201 : 2001 

(ISO 12640 : 1997) 

高精細カラーディジタル標準画像 

(CMYK/SCID) 

Graphic technology−Prepress digital data exchange− 

CMYK standard colour image data (CMYK/SCID)  

序文 この規格は,1997年に第1版として発行されたISO 12640, Graphic technology−Prepress digital data 

exchange−CMYK standard colour image data (CMYK/SCID) を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更

することなく改正した日本工業規格である。 

1. 適用範囲 この規格は,符号化,変換,圧縮及び復元を含む画像処理,フイルム記録又は印刷の過程

における画質変化を評価するための一群の標準カラー画像を表現する数値データを規定する。標準カラー

画像は,8ビットCMYKのディジタルデータに符号化されている。この規格は,画像形成にかかわる研究,

開発,製品評価及び工程制御に利用することができる。 

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づきIDT(一致している),MOD(修

正している),NEQ(同等でない)とする。 

ISO 12640 : 1997, Graphic technology−Prepress digital data exchange−CMYK standard colour image 

data (CMYK/SCID) (IDT)  

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの

規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。 

JIS X 0606 : 1998 情報交換用CD-ROMのボリューム構造及びファイル構造 

備考 ISO 9660 : 1988 Information processing−Volume and file structure of CD-ROM for information 

interchangeからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 

JIS X 6281 : 1992 120mm再生専用形光ディスク (CD−ROM)  

備考 ISO/IEC 10149 : 1995 Information technology−Data interchange on read-only 120mm optical 

data disks (CD-ROM) が,この規格と一致している。 

JIS X 9203 : 1999 製版ディジタルデータ交換−4色印刷特性評価用入力データ 

備考 ISO 12642 : 1996 Graphic technology−Prepress digital data exchange−Input data for 

characterization of 4-colour process printingが,この規格と一致している。 

JIS X 9205 : 1999 電子製版画像データ交換用タグ付きファイルフォーマット (TIFF/IT)  

備考 ISO 12639 : 1998 Graphic technology−Prepress digital data exchange−Tag image file format for 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

image technology (TIFF/IT) が,この規格と一致している。 

ISO/TR 14672 : 2000 Graphic technology−Prepress digital data exchange−Statistics of SCID images 

3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 

3.1 

検査合計 (check sum)  データの中のある集まりの和であって,ファイルが正しく移ったかの検査

の目的に使われるもの。この規格では和の下位8ビットを使用する。 

3.2 

色順 (colour sequence)  色を媒体上に印刷する順番又はファイル内に格納する数値データの順番。 

3.3 

色値 (colour value)  画素の色を表現する一組の数値。 

3.4 

データ範囲 (data range)  データとして与えることのできる数値の範囲。 

3.5 

網点面積率 (dot percentage)  0〜100%の値で表される,網点によって覆われる面積の百分率。最明

画像部分は,0%又は0%に近い最小網点面積率で表し,最暗画像部分は100%又は100%に近い最大網点面

積率で表す。 

3.6 

全体的色変更 (global colour change)  画像の中の色変更を,その画像のすべての部分に一貫して適

用すること。他の色変更の方法として,画像の一部の領域を選択して,その他の画像領域とは独立に変更

する局所的色変更がある。 

3.7 

カラースキャナ (input colour scanner)  写真又は印刷物の光の反射率又は透過率を電気信号に変換

する装置。 

3.8 

画像の向き (orientation)  画像を記録する方向。画像の左上,左下,右上又は右下のいずれかの点

から始めて垂直又は水平の向きとする。画像の向きを指定するために使われるコードは,JIS X 9205によ

る。 

3.9 

画素 (pixel)  ディジタル画像を形成する最小の構成要素。 

3.10 点順次 (pixel interleaving)  シアン,マゼンタ,イエロ(黄),ブラック(墨)などのデータの順を各

画素について色順を同一とし,次々の画素ごとに順次並べて表現するカラー画像データの表現方法。他の

カラーデータ順次表現方法として,線順次及び面順次がある。色の特定の順序は,JIS X 9205の中で定義さ

れるフィールド番号によって決定される。 

4. CD-ROMデータ この部分は,“JIS X 9201高精細カラーディジタル標準画像データ (CMYK/SCID)”

のCD-ROMに含まれる。これらのデータの画像特徴は5.で規定し,電子データ構造は6.で規定する。 

5. データの表現方法及び定義 

5.1 

解像度 データセットは,データ数値範囲及び解像度の異なる二つの組合せからなる。 

主セットは,データ範囲を網点面積率0〜100%に対応して28〜228とし,規定画面寸法 (128mm×160mm) 

において,解像度を16画素/mmとする。副セットは,データ範囲を0〜255,同一画面寸法において,

解像度を12画素/mmとする。副セットは,解析的な変換則によって,主セットから生成された。二つの

セットを区別するため,主セットには “ISO 400”,副セットには “ISO 300” という小さな文字を画像上部

に挿入する。 

5.2 

データセットの定義 主セット及び副セットは,それぞれ8種の(写真的な)自然画像及び計算機

によって生成された10種の合成画像からなる。主セットの自然画像の識別記号は,N1〜N8とする。副セ

ットの各画像には,N1Aのように文字 “A” を付加する。各画像には,その絵柄の内容に由来する名前(例

えば,カフェテリア)を付ける。 

background image

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

合成画像は,解像度チャート及びカラーチャートからなる。合成画像の識別記号は,主セットにおいて

は,S1〜S10,副セットにおいては,S1A〜S10Aとする。 

5.2.1 

自然画像 自然画像の名称,画像の縦長・横長の別,及び特徴を表1に示す。自然画像を縮小し,

単色で再現したものを図1に示す。ISO/TR 14672では,これらの画像の統計的な特徴にかかわる情報が与

えられる。 

自然画像の仕様を,次に示す。 

表1 自然画像 

画像の識別番号 

画像の名前 

画像の縦横 

特徴 

N1 

ポートレート 

縦長 

女性の画像で,人肌の再現性評価用。 

N2 

カフェテリア 

縦長 

複雑な幾何学的形状を含む画像で,画像処理結果の評価用。 

N3 

果物かご(篭) 

横長 

茶色及びきめの細かい質感の評価用。 

N4 

ワインと食器 

横長 

明部の調子及び中性色の再現性の評価用。 

N5 

自転車 

縦長 

解像度,鮮鋭度及び画像処理結果の評価用。 

N6 

らん(蘭) 

横長 

明部及び暗部の滑らかな階調変化の評価用。 

N7 

ミュージシャン 

横長 

3人の異なった人肌の階調及び微妙な画像細部の再現性の評価用。 

N8 

キャンドル 

横長 

暗部の多い室内の画像で,茶色及び緑を主体とする濃い色の評価用。 

a) 画像の大きさ 主セットの大きさは,2 560画素(長辺)×2 048画素(短辺)とし,副セットの大き

さは,1 920画素(長辺)×1 536画素(短辺)とする。 

備考 印刷画像の寸法は,主セット(解像度16画素/mm),副セット(解像度12画素/mm)とも

に160mm×128mmとする。 

b) カラー画像データの並び順 点順次 

c) カラー画像データの色順 シアン,マゼンタ,イエロ(黄)及びブラック(墨)の順。 

d) 色値 主セットは,8ビットデータを網点面積率の0%がディジタル値の28に,100%が228になるよ

うに網点面積率を線形に割り付ける。 

副セットは,8ビットデータを網点面積率の0%がディジタル値の0に,100%が255になるように

網点面積率を線形に割り付ける。 

e) 画像の向き 画像の左上から右下に水平方向の走査。 

備考 個々のファイルのヘッダにおける,a)〜e)のデータの符号は,附属書Cに示され,JIS X 9205

で規定するフォーマットに一致する。 

background image

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

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備考 副セット (N1A〜N8A) のときは,同様の図柄にISO 300と表示する。 

図1 縮小した単色自然画像 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

5.2.2 

合成画像−解像度チャート S1〜S5及びS1A〜S5Aからなる合成画像は,解像度チャートである。

解像度チャートは,出力装置の解像力,各色分解版の見当精度及びスクリーンによるモアレを評価するた

めに使用する。解像度チャートは,図2及び図3に示すように,4°周期の放射状パターンから構成される

五つのパターンである。解像度チャートの大きさは,主セットを400画素×400画素とし,副セットを300

画素×300画素とする。これらの解像度での寸法は,25mm×25mmである。シアン,マゼンタ,イエロ(黄)

及びブラック(墨)の四つの版とも,すべての画素で同じ値とする。 

S1及びS1Aは,その数値が正弦波状に変化するため,濃度変化の滑らかさ及び中間調の再現性を評価

するために使用する。解像度チャートは4°周期の放射状パターンとし,S1及びS1AのX軸から反時計

回りに測定される角度 (□) と網点面積率との関係は,次の式による。 

網点面積率 (%) =50+50sin [(90・□) °]  

合成画像S2及びS2Aは,それぞれS1及びS1Aを50%をいき(閾)値として,網点面積率の100%及び

0%に2値化したチャートとする。S3及びS3Aは,S2及びS2Aを反転したチャートとする。S4及びS4A

並びにS5及びS5Aは,網点面積率100%及び0%を80%及び40%に置き換えることを除いて,S2及びS2A

並びにS3及びS3Aと同じとする。 

解像度チャートでは,主セットと副セットとを区別するために,副セットのチャートの右上の隅に白い

線を入れる。その線幅は約1.5mmで,画像に対して45°の角度とする。 

5.2.3 

合成画像−カラーチャート 合成画像S6及びS6Aの大きさは,それぞれ2 512画素×3 048画素及

び1 884画素×2 286画素とし,8本の帯状色票からなる。S6及びS6Aの各帯状色票の大きさは,それぞ

れ256画素×3 032画素及び192画素×2 274画素とする。 

各帯状色票の色は,それぞれシアン,マゼンタ,イエロ(黄)及びブラック(墨)の4色並びにシアン,

マゼンタ,イエロ(黄)の2色及び3色の組合せのそれぞれについて,網点面積率0〜100%の滑らかなぼ

かし (vignette) とする。詳細は,図4及び図5による。S6及びS6Aのブラック(墨)及びレッド(赤)の

間にある白い部分の中央には,それぞれ “ISO 400” 及び “ISO 300” という文字を入れる。 

合成画像S7〜S10及びS7A〜S10Aは,それぞれJIS X 9203で規定する色票からなる。これらの色票の

グループは,色票の大きさを6mmに縮小したときに全データセットが,又は色票の大きさを10mmにし

たとき個々のグループが,A4サイズに再現可能となるようにした。全データの割付けについては,JIS X 

9203による。 

色票の識別番号及び網点面積率は,JIS X 9203による。各色票グループの配置を図6〜11に示す。各色

票の網点面積率の組合せは,主セット及び副セットとも同じとする。 

主副両セットの色票は,色票が共通の中心をもつように同一の配置とする。したがって,自動化した測

色器又は濃度計で容易に測定できる。主セットの色票は,すべて160画素×160画素とし,16画素の空白

を置いて配置する。副セットは,120画素×120画素とし,12画素の空白を置いて配置する。各グループ

の外側は,主セットの場合8画素の空白,副セットの場合6画素の空白を置いて境界とする。指定した解

像度で出力したときの各色票の寸法は,10mm×10mmとする。 

色票グループの配置は,次による。S7は13色票を6列並べ,S8は13色票を8列並べる。この二つを

合わせたものがJIS X 9203で定義する基本データセットを構成する。S7及びS8の大きさは,それぞれ2 288

画素×1 056画素及び2 288画素×1 408画素とする。S7A及びS8Aは,大きさがそれぞれ1716画素×792

画素及び1 716画素×1 056画素であること以外はS7及びS8と同じとする。S9及びS9Aは,36色票の12

ブロックからなり,大きさは,それぞれ3 168画素×4 224画素及び2 376画素×3 168画素とする。S10及

びS10Aは,25色票の10ブロック及び16色票の4ブロックの合計14ブロックからなる。大きさは,画

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

像のない領域を含めてそれぞれ2 464画素×4 400画素及び1 848画素×3 300画素とする。 

6. データの仕様 

6.1 

CD-ROMデータの内容 データは,附属書AのCD-ROMに記録する。画像データは,36個の画像

データファイルで構成する。ファイル名は,5.2の画像の識別番号に対応している。データファイルのファ

イル名,ファイル容量,縦の画素数,横の画素数及び画像の名称を表2に示す。ファイル容量は,記録さ

れたファイル,ヘッダなどを含む。附属書Bで与えられる検査合計は,データ交換時の検査に使用する。 

6.2 

CD-ROMのフォーマット CMYK/SCID画像データが入っているCD-ROMは,次に示す規格又はフ

ォーマットに準拠する。 

物理フォーマット層 

:JIS X 6281 

ボリューム及びファイルフォーマット層 :JIS X 0606 

応用フォーマット層 

:JIS X 9205 

主セットの画像にはTIFF/IT-CT水準を適用し,副セットの画像にはTIFF/IT-CT/P1水準を適用する。

TIFF/IT-CTとTIFF/IT-CT/P1とは,画素値対網点面積率の対応関係が異なる。附属書Cは,N1. TIF及び

N1A. TIF画像のTIFF/IT-CTとTIFF/IT-CT/P1ファイルヘッダを示す。 

備考1. 主セット画像は,DotRangeFieldを除いてTIFF/IT-CT/P1と一致する。 

2. これらのファイルのフォーマットは,TIFF Revision 6, Section 16と互換性がある。 

background image

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表2 データファイル 

ファイル名 

ファイル容量 

(バイト数) 

縦の画素数 

横の画素数 

解像度 

(画素/mm) 

画像の名称 

N1. TIF 

20 972 544 

2 560 

2 048 

16 

ポートレート 

N2. TIF 

20 972 544 

2 560 

2 048 

16 

カフェテリア 

N3. TIF 

20 972 544 

2 048 

2 560 

16 

果物かご(篭) 

N4. TIF 

20 972 544 

2 048 

2 560 

16 

ワインと食器 

N5. TIF 

20 972 544 

2 560 

2 048 

16 

自転車 

N6. TIF 

20 972 544 

2 048 

2 560 

16 

らん(蘭) 

N7. TIF 

20 972 544 

2 048 

2 560 

16 

ミュージシャン 

N8. TIF 

20 972 544 

2 048 

2 560 

16 

キャンドル 

S1. TIF 

641 024 

400 

400 

16 

解像度チャート 

S2. TIF 

641 024 

400 

400 

16 

解像度チャート 

S3. TIF 

641 024 

400 

400 

16 

解像度チャート 

S4. TIF 

641 024 

400 

400 

16 

解像度チャート 

S5. TIF 

641 024 

400 

400 

16 

解像度チャート 

S6. TIF 

30 627 328 

3 048 

2 512 

16 

カラーチャート 

S7. TIF 

9 665 536 

1 056 

2 288 

16 

カラーチャート 

S8. TIF 

12 887 040 

1 408 

2 288 

16 

カラーチャート 

S9. TIF 

53 527 552 

4 224 

3 168 

16 

カラーチャート 

S10. TIF 

43 367 424 

4 400 

2 464 

16 

カラーチャート 

N1A. TIF 

11 797 504 

1 920 

1 536 

12 

ポートレート 

N2A. TIF 

11 797 504 

1 920 

1 536 

12 

カフェテリア 

N3A. TIF 

11 797 504 

1 536 

1 920 

12 

果物かご(篭) 

N4A. TIF 

11 797 504 

1 536 

1 920 

12 

ワインと食器 

N5A. TIF 

11 797 504 

1 920 

1 536 

12 

自転車 

N6A. TIF 

11 797 504 

1 536 

1 920 

12 

らん(蘭) 

N7A. TIF 

11 797 504 

1 536 

1 920 

12 

ミュージシャン 

N8A. TIF 

11 797 504 

1 536 

1 920 

12 

キャンドル 

S1A. TIF 

361 024 

300 

300 

12 

解像度チャート 

S2A. TIF 

361 024 

300 

300 

12 

解像度チャート 

S3A. TIF 

361 024 

300 

300 

12 

解像度チャート 

S4A. TIF 

361 024 

300 

300 

12 

解像度チャート 

S5A. TIF 

361 024 

300 

300 

12 

解像度チャート 

S6A. TIF 

17 228 320 

2 286 

1 884 

12 

カラーチャート 

S7A. TIF 

5 437 312 

792 

1 716 

12 

カラーチャート 

S8A. TIF 

7 249 408 

1 056 

1 716 

12 

カラーチャート 

S9A. TIF 

30 109 696 

3 168 

2 376 

12 

カラーチャート 

S10A. TIF 

24 394 624 

3 300 

1 848 

12 

カラーチャート 

background image

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考 C:シアン,M:マゼンタY:イエロ(黄),K:ブラック(墨) 

図2 主セットの解像度チャート 

background image

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考 C:シアン,M:マゼンタ,Y:イエロ(黄),K:ブラック(墨) 

図3 副セットの解像度チャート 

background image

10 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考 C:シアン,M:マゼンタ,Y:イエロ(黄),:K:ブラック(墨) 

R:レッド(赤),G:グリーン(緑),B:ブルー(青),BK:ブラック(黒) 

図4 S6の形状 

background image

11 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考 C:シアン,M:マゼンタ,Y:イエロ(黄),K:ブラック(墨) 

R:レッド(赤),G:グリーン(緑),B:ブルー(青),BK:ブラック(黒) 

図5 S6Aの形状 

background image

12 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図6 カラーチャートS7,S8の配置 

background image

13 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図7 カラーチャートS7A,S8Aの配置 

background image

14 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考 C:シアン,M:マゼンタ,Y:イエロ(黄),K:ブラック(墨) 

図8 カラーチャートS9の配置 

background image

15 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考 C:シアン,M:マゼンタ,Y:イエロ(黄),K:ブラック(墨) 

図9 カラーチャートS9Aの配置 

background image

16 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考 C:シアン,M:マゼンタ,Y:イエロ(黄),K:ブラック(墨) 

図10 カラーチャートS10の配置 

background image

17 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考 C:シアン,M:マゼンタ,Y:イエロ(黄),K:ブラック(墨) 

図11 カラーチャートS10Aの配置 

18 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書A(規定) 高精細カラーディジタル標準画像データ 

A.1 概要 タイトル“JIS X 9201高精細カラーディジタル標準画像データ (CMYK/SCID)”のCD-ROMに

記録されたデータは,日本工業規格の画像データ部分を表す。これらのデータの画像特徴は,本体5.で規

定し,電子データ構造は,本体6.で規定する。 

A.2 使用指針 これらの画像データは,種々のテスト及び比較に使われることを目的として制作されたも

のであることを明確にするため,当該画像データにかかわるすべての使用は,次の手続き及び指針に従う。 

1) CD-ROMに記録された“JIS X 9201高精細カラーディジタル標準画像データ (CMYK/SCID)”(以下,

データという。)及び当該データから作成された加工データ(以下,二次著作物という。)を,専用の

機械においてだけ使用できる。 

2) データの使用に当たって,専用の装置にデータを一式複製することができる。 

3) データ及び/又は二次著作物は,コンピュータネットワーク上で使用することはできない。 

4) データ及び/又は二次著作物を複製し販売することはできない。 

5) データ及び/又は二次著作物について,直接又はこれらに符号化,変換などの処理を施し,プロッタ,

プリンタ,イメージセッタ,モニタなどへ出力し,出力物(以下,アウトプットという。)を得ること

ができる。 

6) データ及び/又は二次著作物において,アウトプット画像の処理は,当該画像全体にわたる一貫した

処理だけに限定する。 

A.3 アウトプットの配布など 

1) アウトプットを展示し,又は配布することができる。ただし,ディジタル記録媒体に出力して配布す

ることはできない。 

2) アウトプットを原稿として,出版物,パンフレットなどの印刷物に掲載することができる。 

A.4 表示 

1) データ及び/又は二次著作物を使用する場合,データの解像度を表す解像度表示 (ISO 400,ISO 300) 

を削除してはならない。もし,画像の切り出しなどによって解像度表示が消えてしまった場合には,

当該画像中又は当該画像の近くに,解像度表示を追記しなければならない。 

2) アウトプットを展示又は配布する場合,又は出版物に掲載する場合には,当該アウトプットがJIS X 

9201 CMYK/SCIDの画像データに基づくものであることを明記しなければならない。 

background image

19 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図A.1 表示の例 

background image

20 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書B(規定) 検査合計データ 

表B.1及び表B.2で与えられる検査合計は,データの正当性を検査するために使用する。これらの値は,

C,M,Y,K画像の各プレーンごとに1バイト単位で累算して計算する。1バイトを超えるビットはすべ

て無視する。四つのプレーンすべてに対する検査合計はTとして示す。これらの検査合計値を,16進法及

び10進法の両方で示す。これらの検査合計は,画像データだけを加算し,すべてのヘッダは除外する。 

表B.1 検査合計(主セット) 

画像 

検査合計 

10進数 

16進数 

N1 

248 

225 

57 

104 

122 

F8 

E1 

39 

68 

7A 

N2 

214 

71 

147 

177 

97 

D6 

47 

93 

B1 

61 

N3 

82 

72 

165 

190 

253 

52 

48 

A5 

BE 

FD 

N4 

113 

122 

53 

84 

116 

71 

7A 

35 

54 

74 

N5 

124 

137 

199 

108 

56 

7C 

89 

C7 

6C 

38 

N6 

160 

155 

221 

234 

A0 

9B 

DD 

EA 

02 

N7 

242 

106 

126 

168 

130 

F2 

6A 

7E 

A8 

82 

N8 

224 

235 

211 

E0 

EB 

03 

05 

D3 

S1 

106 

106 

106 

106 

168 

6A 

6A 

6A 

6A 

A8 

S2 

224 

224 

224 

224 

128 

E0 

E0 

E0 

E0 

80 

S3 

104 

104 

104 

104 

160 

68 

68 

68 

68 

A0 

S4 

192 

192 

192 

192 

C0 

C0 

C0 

C0 

00 

S5 

144 

144 

144 

144 

64 

90 

90 

90 

90 

40 

S6 

152 

152 

152 

152 

96 

98 

98 

98 

98 

60 

S7 

240 

240 

240 

240 

192 

F0 

F0 

F0 

F0 

C0 

S8 

184 

184 

184 

184 

224 

B8 

B8 

B8 

B8 

E0 

S9 

168 

168 

168 

168 

160 

A8 

A8 

A8 

A8 

A0 

S10 

136 

136 

136 

136 

32 

88 

88 

88 

88 

20 

background image

21 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表B.2 検査合計(副セット) 

画像 

検査合計 

10進数 

16進数 

N1A 

249 

117 

226 

209 

33 

F9 

75 

E2 

D1 

21 

N2A 

59 

235 

228 

68 

78 

3B 

EB 

E4 

44 

4E 

N3A 

121 

191 

99 

210 

109 

79 

BF 

63 

D2 

6D 

N4A 

219 

223 

43 

169 

142 

DB 

DF 

2B 

A9 

8E 

N5A 

65 

91 

211 

52 

163 

41 

5B 

D3 

34 

A3 

N6A 

195 

185 

104 

235 

C3 

B9 

68 

07 

EB 

N7A 

238 

237 

183 

91 

237 

EE 

ED 

B7 

5B 

ED 

N8A 

36 

31 

77 

106 

250 

24 

1F 

4D 

6A 

FA 

S1A 

97 

97 

97 

97 

132 

61 

61 

61 

61 

84 

S2A 

200 

200 

200 

200 

32 

C8 

C8 

C8 

C8 

20 

S3A 

208 

208 

208 

208 

64 

D0 

D0 

D0 

D0 

40 

S4A 

156 

156 

156 

156 

112 

9C 

9C 

9C 

9C 

70 

S5A 

137 

137 

137 

137 

36 

89 

89 

89 

89 

24 

S6A 

33 

33 

33 

33 

132 

21 

21 

21 

21 

84 

S7A 

94 

94 

94 

94 

120 

5E 

5E 

5E 

5E 

78 

S8A 

237 

173 

173 

173 

244 

ED 

AD 

AD 

AD 

F4 

S9A 

75 

75 

75 

75 

44 

4B 

4B 

4B 

4B 

2C 

S10A 

151 

151 

151 

87 

28 

97 

97 

97 

57 

1C 

22 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書C(参考) CD-ROMで使用された典型的なTIFFファイル 

ヘッダ 

C.1及びC.2は,附属書AのCD-ROMに記録したCMYK/SCID画像セットのカラー画像“ポートレート”

のN1及びN1AのTIFFファイルヘッダを示す。 

C.1 TIFF/IT-CTファイルヘッダの例 CMYK/SCIDの主セットのファイル名“N1,TIF”の画像のTIFF/IT

ファイルヘッダを次に示す。タグは,JIS X 9205のTIFF/IT-CTとして定義したものを使用する。 

次のフィールドは,省略時の値をとるため,タグに含めない。 

NewSubfileType=0 

Compression=1 (no compression)  

Orientation=1 (load from top left, horizontally)  

RowsPerStrip=232−1 (only one strip)  

PlanarConfiguration=1 (pixel interleaving)  

ColorSequence= "CMYK"  

RasterPadding=0(padding to 1 byte:4色分解の点順次フォーマットを使用している場合,それぞれのデ

ータラインは既にワード配列のため,埋め草は必要ない。) 

オプションフィールド “DocumentName”,“Model”,“PageName”,“Soft−Ware”,“Artist”,“InkSet”,

“NumberOfInks”,“HostComputer”,“Site”,“IT8Header” 及び “ColorCharacterization” は使用しない。 

記号 “n” は,空バイトを表し, “x” は,データの長さを調整するための埋め草としての任意の16進数

を表す。 

備考 CMYK/SCID画像の主セットは,DotRangeフィールドを除いてTIFF/IT-CT/P1と互換性がある。 

表C.1 主セット画像のTIFF file headerの例 

Offsets 

Value 

Description 

***TIFF File Header*** 

00000000 

4D4D 

Byte order “MM” (big-endian)  

00000002 

002A 

Version number : 42 

00000004 

00000008  

Pointer to the 1st IFD : the 1st IFD begins in 8th 
byte in a file 

***the 1st IFD*** 

00000008 

000F 

Number of entries in this IFD : 15 entries in this 
IFD 

Tag# 

Type 

Count 

Value-offset  

0000000A 

0100 

0004 

00000001 

00000800 

256 

ImageWidth : 2048 pixels/line 

00000016 

0101 

0004 

00000001 

00000A00 

257 

ImageLength : 2560 lines/image 

00000022 

0102 

0003 

00000004 

00000200 

258 

BitsPerSample : pointer to the area of 00000200h 

0000002E 

0106 

0003 

00000001 

0005xxxx 

262 

PhotometricInterpretation : 5 (for CMYK image)  

0000003A 

010E 

0002 

00000009 

00000208 

270 

ImageDescription : pointer to the area of 
00000208h 

00000046 

010F 

0002 

0000000E 

0000021C 

271 

Make (Vendor name) : pointer to the area of 
0000021Ch 

00000052 

0111 

0004 

00000001 

00000400 

273 

StripOffsets : 00000400h (pointer to the image data) 

23 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

0000005E 

0115 

0003 

00000001 

0004xxxx 

277 

SamplesPerPixel : 4 

0000006A 

0117 

0004 

00000001 

01400000 

279 

StripByteCounts : 20, 971, 520 bytes in the strip 

00000076 

011A 

0005 

00000001 

0000022A 

282 

XResolution : pointer to the area of 0000022Ah 

00000082 

011B 

0005 

00000001 

00000232 

283 

YResolution : pointer to the area of 00000232h 

0000008E 

0128 

0003 

00000001 

0003xxxx 

296 

ResolutionUnit : cm 

0000009A 

0132 

0002 

00000014 

0000023A 

306 

DateTime : pointer to the area of 0000023Ah 

000000A6 

0150 

0001 

00000002 

1CE4xxxx  336 

DotRange : 28,228 (the value of 0% dot=28, and 
the value of 100 % dot=228)  

000000B2 

8298 

0002 

00000029 

0000024E 

33432 

Copyright : pointer to the area of 0000024Eh 

000000BE 

0000 

Pointer to next IFD : None 

***Value area*** 

00000200 

0008 

0008 

0008 

0008 

BitsPerSample : 8, 8, 8, 8 (8 bits/sample for each 
separation)  

00000208 

50 4F 52 54 52 41 49 54 00 xx 

ImageDescription : “ PORTRAITn” 

0000021C 

49 53 4F 20 54 43 31 33 30 2F 57 47 32 00 

Make (Vendor name) : “ISO TC130/WG2n” 

0000022A 

00027100  000003E8 

XResolution : 160000/1000 (160 pixels/cm)  

00000232 

00027100  000003E8 

YResolution : 160000/1000 (160 pixels/cm)  

0000023A 

31 39 39 34 3A 30 34 3A 32 35 20 31 30 3A 30 30  
3A 30 30 00 

DateTime : “1994 : 04 : 25 10 : 00 : 00n” (April 
25,1994 at 10 : 00 : 00)  

0000024E 

43 6F 70 79 72 69 67 68 74 20 32 30 30 31 20 4A  
53 41 2C 20 41 6C 6C 20 72 69 67 68 74 73 20 72 65  
73 65 72 76 65 64 2E 00 xx 

Copyright : “Copyright 2001 JSA, All rights 
reserved. n” 

00000279-000003FF 

not used 

***Image data*** 

00000400-014003FF 

Image data area is from 00000400h to 014003FFh 

C.2 TIFF/IT-CT/P1ファイルヘッダの例 CMYK/SCIDの副セットのファイル名 “N1A. TIF” の画像の

TIFF/ITファイルヘッダを次に示す。タグは,JIS X 9205のTIFF/IT-CT/P1として定義したものを使用する。 

次のフィールドは,省略時の値をとるため,タグに含めない。 

NewSubfileType=0 

Compression=1 (no compression)  

Orientation=1 (load from top left, horizontally)  

RowsPerStrip=232−1 (only one strip)  

PlanarConfiguration=1 (pixel interleaving)  

InkSet=1 (one set of "C" , "M" , "Y" and "K" )  

NumberOfInks=4 (four inks of "C" , "M" , "Y" and "K" )  

DotRange=0,255 (the value of 0 % dot =0, the value of 100 % dot=255)  

オプションフィールド “Software”,“Artist” 及び “ColorCharacterization”は使用しない。 

記号 “n” は,空バイトを表し, “x” は,データの長さを調整するための埋め草としての任意の16進数

を表す。 

24 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表C.2 副セット画像のTIFF file headerの例 

Offsets 

Value 

Description 

***TIFF File Header*** 

00000000 

4D4D 

Byte order “MM” (big-endian)  

00000002 

002A 

Version number : 42 

00000004 

00000008  

Pointer to the 1st IFD : the 1st IFD begins in 8th 
byte in a file 

***the 1st IFD*** 

00000008 

000E 

Number of entries in this IFD : 14 entries in this 
IFD 

Tag# 

Type Count 

Value-offset  

0000000A 

0100 

0004 00000001 

00000600 

256 

ImageWidth : 1536 pixels/line 

00000016 

0101 

0004 00000001 

00000780 

257 

ImageLength : 1920 lines/image 

00000022 

0102 

0003 00000004 

00000200 

258 

BitsPerSample : pointer to the area of 00000200h 

0000002E 

0106 

0003 00000001 

0005xxxx 

262 

PhotometricInterpretation : 5 (for CMYK image)  

0000003A 

010B 

0002 00000009 

00000208 

270 

ImageDescription : pointer to the area of 
00000208h 

00000046 

010F 

0002 0000000E 

0000021C 

271 

Make (Vendor name) : pointer to the area of 
0000021Ch 

00000052 

0111 

0004 00000001 

00000400 

273 

StripOffsets : 00000400h (pointer to the image data) 

0000005E 

0115 

0003 00000001 

0004xxxx 

277 

SamplesPerPixel : 4 

0000006A 

0117 

0004 00000001 

00B40000 

279 

StripByteCounts : 11, 796, 480 bytes in the strip 

00000076 

011A 

0005 00000001 

0000022A 

282 

XResolution : pointer to the area of 0000022Ah 

00000082 

011B 

0005 00000001 

00000232 

283 

YResolution : pointer to the area of 00000232h 

0000008E 

0128 

0003 00000001 

0003xxxx 

296 

ResolutionUnit : cm 

0000009A 

0132 

0002 00000014 

0000023A 

306 

DateTime : pointer to the area of 0000023Ah 

000000A6 

8298 

0002 00000029 

0000024E 

33432 

Copyright : pointer to the area of 0000024Eh 

000000B2 

0000 

Pointer to next IFD : None 

***Value area*** 

00000200 

0008 

0008 0008 

0008 

BitsPerSample : 8, 8, 8, 8 (8 bits/sample for each 
separation)  

00000208 

50 4F 52 54 52 41 49 54 00 xx 

Image Description : “P0RTRAITn” 

0000021C 

49 53 4F 20 54 43 31 33 30 2F 57 47 32 00 

Make (Vendor name) : “ISO TC130/WG2n” 

0000022A 

0001D4C0 000003E8 

XResolution : 120000/1000 (120 pixels/cm)  

00000232 

0001D4C0 000003E8 

YResolution : 120000/1000 (120 pixels/cm)  

0000023A 

31 39 39 34 3A 30 34 3A 32 35 20 31 30 3A 30 30  
3A 30 30 00 

DateTime : “1994 : 04 : 25 10 : 00 : 00n” (April 
25,1994 at 10 : 00 : 00)  

0000024E 

43 6F 70 79 72 69 67 68 74 20 32 30 30 31 20 4A  
53 41 2C 20 41 6C 6C 20 72 69 67 68 74 73 20 72  
65 73 65 72 76 65 64 2E 00 xx 

Copyright : “Copyright 2001 JSA, All rights 
reserved. n” 

00000279-000003FF 

not used 

***Image data*** 

00000400-014003FF 

Image data area is from 00000400h to 014003FFh 

25 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JIS X 9201 改正原案作成委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

卜 部   仁 

富士写真フイルム株式会社 

(幹事) 

大根田 章 吾 

株式会社リコー 

青 木 正 喜 

成蹊大学 

東   吉 彦 

東京工芸大学 

伊 賀 哲 雄 

東洋インキ製造株式会社 

稲 垣 敏 彦 

富士ゼロックス株式会社 

梶   光 雄 

東京工芸大学 

柏 木   孝 

プロセス資材株式会社 

木之下   洋 

コニカ株式会社 

三 枝 尚 一 

大日本インキ化学工業株式会社 

坂 本 浩 一 

富士写真フイルム株式会社 

澤 田   位 

財団法人日本規格協会 

高 橋 恭 介 

東海大学 

田 島 譲 二 

日本電気株式会社 

中 嶋 正 之 

東京工業大学 

野 村 昭 寛 

大日本スクリーン製造株式会社 

堀 川   博 

富士写真フイルム株式会社 

三 品 博 達 

室蘭工業大学 

三 橋   徹 

凸版印刷株式会社 

村 井 和 夫 

株式会社リコー 

森   宗 正 

規格調整委員 

湯 浅 友 典 

室蘭工業大学 

横 山 康 明 

東京工芸大学 

(オブザーバー)  

真 田   整 

社団法人日本印刷産業連合会 

(工業技術院) 

田 川   淳 

通商産業省工業技術院 

(事務局) 

川名子   肇 

財団法人日本規格協会 

画像処理技術標準化調査研究委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

梶   光 雄 

東京工芸大学工学部 

(副委員長) 

小 野 善 雄 

大日本スクリーン製造株式会社 

青 木 正 喜 

成蹊大学工学部 

伊勢崎 幸 一 

株式会社アート光村 

糸 岡   晃 

大日本スクリーン製造株式会社 

井 内 正 行 

コニカ株式会社 

井 上 英 一 

プロセス資材株式会社,東京工業大学名誉教授 

大 山 永 昭 

東京工業大学工学部 

奥 山   滋 

東京工芸大学工学部 

小 野 文 孝 

三菱電機株式会社 

兼 谷 明 男 

工業技術院標準部 

渋 谷 邦 弘 

株式会社東芝 

滝 川   啓 

NTTソフトウェア株式会社 

中 嶋 正 之 

東京工業大学 

羽 鳥 好 律 

国際電信電話株式会社 

藤 本   功 

三菱電機株式会社 

本 間 雄 二 

大日本印刷株式会社 

三 上 敦 敏 

凸版印刷株式会社 

三 品 博 達 

室蘭工業大学 

村 山   登 

株式会社リコー 

安 田   浩 

日本電信電話株式会社 

26 

X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

氏名 

所属 

谷 中 一 寿 

日本電信電話株式会社 

谷 萩 隆 嗣 

千葉大学工学部 

山 崎   孝 

富士写真フイルム株式会社 

渡 辺   裕 

日本電信電話株式会社 

(工業技術院) 

小 田 宏 行 

工業技術院標準部 

(事務局) 

川中子   肇 

財団法人日本規格協会 

標準画像作成分科会 構成表 

氏名 

所属 

(主査) 

小 野 善 雄 

大日本スクリーン製造株式会社 

(幹事) 

田 島 譲 二 

日本電気株式会社 

(幹事) 

宮 野 静 夫 

富士写真フイルム株式会社 

穴 澤 健 明 

日本コロムビア株式会社 

稲 垣 敏 彦 

富士ゼロックス株式会社 

臼 井 信 昭 

大日本スクリーン製造株式会社 

梶   光 雄 

東京工芸大学 

熊 谷 唯智郎 

リコーテクノリサーチ株式会社 

真 田   整 

凸版印刷株式会社 

新 堀 英 二 

大日本印刷株式会社 

田 口 誠 一 

村上色彩技術研究所 

中 嶋 正 之 

東京工業大学 

松 木   真 

NTTプリンテック株式会社 

松 島 幸 治 

コニカ株式会社 

三 品 博 達 

室蘭工業大学 

森   宗 正 

情報部会規格調整専門委員会委員 

(工業技術院) 

小 田 宏 行 

工業技術院標準部 

(事務局) 

川中子   肇 

財団法人日本規格協会 

SCID JIS原案作成WG 構成表 

氏名 

所属 

(主査) 

真 田   整 

凸版印刷株式会社 

稲 垣 敏 彦 

富士ゼロックス株式会社 

臼 井 信 昭 

大日本スクリーン製造株式会社 

小 野 善 雄 

大日本スクリーン製造株式会社 

熊 谷 唯智郎 

リコーテクノリサーチ株式会社 

新 堀 英 二 

大日本印刷株式会社 

田 島 譲 二 

日本電気株式会社 

松 島 幸 治 

コニカ株式会社 

三 品 博 達 

室蘭工業大学 

宮 野 静 夫 

富士写真フイルム株式会社 

(工業技術院) 

小 田 宏 行 

工業技術院標準部 

(事務局) 

川中子   肇 

財団法人日本規格協会