>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

(1) 

目 次 

ページ 

序文  1 

1 適用範囲 2 

2 適合性 2 

3 引用規格 2 

4 用語及び定義  3 

5 記号及び略語  5 

5.1 略語  5 

5.2 UML表記法  5 

5.3 UMLモデルの関係  5 

5.4 UMLモデルのステレオタイプ  6 

5.5 パッケージ略語  6 

6 データ製品仕様の一般的構造及び内容  7 

7 概覧 7 

8 仕様の適用範囲  8 

9 データ製品識別  8 

10 データ内容及び構造  9 

10.1 全てのデータ製品の内容及び構造の記述  9 

10.2 被覆データに関する追加要件  9 

11 参照系  10 

12 データ品質  10 

13 データ取得  10 

14 データ保守  11 

15 描画法  11 

16 データ製品配布  11 

17 追加情報  11 

18 メタデータ  12 

附属書A(規定)抽象試験項目群  13 

附属書B(参考)データ製品仕様とメタデータとの間の関係  14 

附属書C(参考)UMLパッケージ  15 

附属書D(規定)データ製品仕様の適用範囲  16 

附属書E(規定)データ製品仕様内容 18 

附属書F(参考)データ製品仕様の例  29 

参考文献  30 

 

 


 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

(2) 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益財団法人日本測量調査技術協会(APA)

から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経

て,経済産業大臣及び国土交通大臣が制定した日本工業規格である。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣,国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の

特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

 

 


 

 

  

日本工業規格          JIS 

 

X 7131:2014 

 

(ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

地理情報−データ製品仕様 

Geographic information-Data product specifications 

 

序文 

この規格は,2007年に第1版として発行されたISO 19131及びAmendment 1(2011)を基に,技術的内

容及び構成を変更することなく作成した日本工業規格である。ただし,追補(amendment)については,

編集し,一体とした。この規格は,ISO/TC 211が関与する種々の地理情報規格を基とした日本工業規格(以

下,地理情報規格シリーズという。)の一つである。 

地理情報規格シリーズは,地球上の位置に直接的又は間接的に関連付けられたオブジェクト又は現象に

関する情報処理技術のための規格であり,河川,道路などに関する様々なデータを電子化し,各種情報処

理の高度化・効率化に適用される。 

なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項であり,文脈上説明

を加えた方が望ましい若しくは国際規格と異なる箇所を明示するためにこの規格で追加している。 

 

データ製品仕様は,データ集合又はデータ集合系列についての,任意の団体による作成,提供及び使用

を可能にする追加情報を附帯した詳細な記述である。データ製品仕様は,データ製品について,それが実

現する可能性のある要件に関する正確な技術上の記述となる。しかしながら,データ製品仕様はデータ集

合がどのようにあるのが望ましいかだけを定義するにすぎない。様々な理由によって,データ集合は,製

品仕様のとおり作成することができないこともある。製品となったデータ集合と一緒に付けるメタデータ

には,製品のデータ集合が実際にどうなっているかを反映することが望ましい。データ製品仕様は,異な

る場面で,異なる団体が,異なる理由で,作成及び使用することができる。データ製品仕様は,例えば,

既存のデータから派生した製品だけではなく,最初の工程であるデータ収集に対しても使用することがで

きる。データ製品仕様は,作成者が自らの製品の仕様を定めるために又は使用者が自らの要件を提示する

ために,作成してもよい。 

この規格の目的は,その他の既存の地理情報規格へ適合するデータ製品仕様を作成するときの実用上の

手引を規定することである。その狙いは,データ製品を規定するために使用する箇条の完全なリストを提

示することである。 

この規格は,既存の規格の一部を参照する。データ製品に含まれるデータを規定する幾つかの箇条は,

同じデータ製品の結果であるデータ集合のメタデータとして使用することもできる。 

作成過程の規定はデータ製品仕様に必要なく,データ製品の結果の規定が必要となる。ただし,データ

製品の記述に必要と判断する場合は,作成及び保守に関する事項を含んでもよい。 

この規格は,データ製品仕様の内容及び構造を示す。 

データ製品仕様に関する事項が,既に別の地理情報規格シリーズの規格で定義されている場合,その地

理情報規格への参照を明示する。 


X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

この規格は,データ製品の作成者,提供者及び潜在的な使用者による使用を意図している。 

 

適用範囲 

この規格は,他のISO 19100国際規格の概念に基づき,地理データ製品の仕様に対する要件を規定する。

また,この規格は,データ製品仕様を作成するときに,そのデータ製品仕様が容易に理解され,かつ,意

図した目的にかなうものになるように,支援するものである。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 19131:2007,Geographic information−Data product specifications及びAmendment 1:2011(IDT) 

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ

とを示す。 

 

適合性 

この規格に適合するためには,いかなるデータ製品仕様も,附属書Aの抽象試験項目群に規定する全て

の要件に合格しなければならない。 

 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS X 0412-2 言語名コード−第2部:3文字コード 

注記 対応国際規格:ISO 639-2,Codes for the representation of names of languages−Part 2: Alpha-3 

code(MOD) 

JIS X 7107 地理情報−空間スキーマ 

注記 対応国際規格:ISO 19107,Geographic information−Spatial schema(IDT) 

JIS X 7108 地理情報−時間スキーマ 

注記 対応国際規格:ISO 19108,Geographic information−Temporal schema(IDT) 

JIS X 7109 地理情報−応用スキーマのための規則 

注記 対応国際規格:ISO 19109,Geographic information−Rules for application schema(IDT) 

JIS X 7110 地理情報−地物カタログ化法 

注記 対応国際規格:ISO 19110,Geographic information−Methodology for feature cataloguing(MOD) 

JIS X 7111 地理情報−座標による空間参照 

注記 対応国際規格:ISO 19111,Geographic information−Spatial referencing by coordinates(IDT) 

JIS X 7112 地理情報−地理識別子による空間参照 

注記 対応国際規格:ISO 19112,Geographic information−Spatial referencing by geographic identifiers

(IDT) 

JIS X 7113 地理情報−品質原理 

注記 対応国際規格:ISO 19113,Geographic information−Quality principles(IDT) 

JIS X 7115 地理情報−メタデータ 

注記 対応国際規格:ISO 19115,Geographic information−Metadata(MOD) 

JIS X 7123 地理情報−被覆の幾何及び関数のためのスキーマ 

注記 対応国際規格:ISO 19123,Geographic information−Schema for coverage geometry and functions


X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

(IDT) 

ISO 19117,Geographic information−Portrayal 

ISO/TS 19103,Geographic information−Conceptual schema language 

ISO/TS 19138,Geographic information−Data quality measures 

 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 

4.1 

応用(application) 

利用者要求に応えるために行われるデータの操作及び処理(ISO 19101参照)。 

4.2 

応用スキーマ(application schema) 

一つ以上の応用システムによって要求されるデータのための概念スキーマ(ISO 19101参照)。 

4.3 

概念モデル(conceptual model) 

論議領域の概念を定義するモデル(ISO 19101参照)。 

4.4 

概念スキーマ(conceptual schema) 

概念モデルの形式記述(ISO 19101参照)。 

4.5 

被覆(coverage) 

空間定義域,時間定義域又は時空間定義域内の各々の直接位置に対して,決められた値域からの値を返

す関数として機能する地物(JIS X 7123参照)。 

例 ラスタ画像,ポリゴンオーバレイ,数値標高行列。 

4.6 

データ製品(data product) 

データ製品仕様に従うデータ集合又はデータ集合系列。 

4.7 

データ製品仕様(data product specification) 

任意の団体による,作成,供給及び使用が可能となるような追加情報を伴ったデータ集合又はデータ集

合系列の詳細な記述。 

注記 データ製品仕様は,論議領域の記述及び論議領域からデータ集合への写像に関する仕様を規定

する。データ製品仕様は,作成,販売,最終利用又は他の目的に使用してもよい。 

4.8 

データ集合(dataset) 

他と識別可能なデータの集まり(JIS X 7115参照)。 

注記 データ集合は,空間範囲又は地物型のような制約によって区切るとしても,データ集合は,よ

り大きいデータ集合の中に位置する,より小さいデータのグループであってもよい。理論的に

は,データ集合は,より大きなデータ集合に含まれる一つの地物又は地物属性のように小さく

てもよい。ハードコピーの地図又は図表は,データ集合と考えてよい。 


X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

4.9 

データ集合系列(dataset series) 

同じ製品仕様書を使って作成したデータ集合の集まり(JIS X 7115参照)。 

4.10 

領域(domain) 

明確に定義された集合(ISO/TS 19103参照)。 

注記 “明確に定義された”集合とは,定義を満足するものは全て集合の中にあり,定義を満足しな

いものは全て集合のほかにあることを示す,必要十分な条件を与える定義であることを意味す

る。 

4.11 

地物(feature) 

実世界の現象の抽象概念(ISO 19101参照)。 

注記 地物は,型又はインスタンスとして現れてもよい。地物型又は地物インスタンスという用語は,

型又はインスタンスの一方だけを意味するとき使用する。 

4.12 

地物関連(feature association) 

ある地物型のインスタンスを同じ又は異なる地物型のインスタンスに関連付ける関係(JIS X 7110参照)。 

注記1 地物関連は,型又はインスタンスとして現れてもよい。地物関連型又は地物関連インスタン

スという用語は,型又はインスタンスの一方だけを意味するとき使用する。 

注記2 地物関連は地物の集成を含む。 

4.13 

地物属性(feature attribute) 

地物の特性(ISO 19101参照)。 

注記1 地物属性は,型又はインスタンスとして現れてもよい。地物属性型又は地物属性インスタン

スという用語は,型又はインスタンスの一方だけを意味するとき使用する。 

注記2 地物属性型は名前,データ型及び地物属性に関連する値の定義域をもつ。地物インスタンス

の地物属性は,その定義域から選ばれた属性値をもつ。 

4.14 

地理データ(geographic data) 

地球に関係した場所への暗示的又は明示的な参照をもったデータ(JIS X 7109参照)。 

注記 地球に関係した場所に暗示的又は明示的に関連する現象に関する情報を意味する用語として,

“地理情報”も使用する。 

4.15 

メタデータ(metadata) 

データに関するデータ(JIS X 7115参照)。 

4.16 

モデル(model) 

現実の幾つかの側面の抽象概念(JIS X 7109参照)。 

 

 


X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

4.17 

描画法(portrayal) 

人間への情報の表示(ISO 19117参照)。 

4.18 

品質(quality) 

明示的又は暗示的に述べられた要求を満たす能力に関する製品特性の総体(ISO 19101参照)。 

4.19 

論議領域(universe of discourse) 

関心あるもの全てを含んだ,実世界又は仮想世界の範囲(ISO 19101参照)。 

 

記号及び略語 

5.1 

略語 

この規格では,表現の目的のために次の規約を採用する。 

UML 統一モデリング言語(Unified Modeling Language)。 

5.2 

UML表記法 

この規格で示す図式は,統一モデリング言語(UML)の静的な構造図とISO/TS 19103に定義されてい

る基本型とを使用して表現する。この規格で使用するUMLの表記法は,図1及び図2に示す。 

 

 

図1−UML表記法 

 

5.3 

UMLモデルの関係 

関連が,特定の方向に誘導可能な場合,モデルは,元となるオブジェクトと関係する,目的となるオブ

ジェクトの役割に適した“役割名”をもつ。それゆえに,双方向の関連において,二つの役割名が提供さ

れる。図2は,役割名及び要素数をUML図でどのように表現するかを示す。 

 

 

 

関連 

合成 

集成 

依存 

汎化 


X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

 

 

注記 図式の中で多重度が明示的に記述されていない場合,1とする。 

図2−UMLの役割 

 

5.4 

UMLモデルのステレオタイプ 

UMLのステレオタイプは,既存のUMLの概念を拡張する仕組みである。ステレオタイプはモデル要素

であり,既存の基本メタモデルクラスを基礎として作り,あたかも新たな仮想的又は擬似的なメタモデル

クラスであるかのように振る舞うものとして,別のUML 要素と区別(意味付け)するために使用する。

ステレオタイプは,本来備わったUML メタモデルクラスの階層に基づく分類の仕組みを拡張する。次に,

この規格で使用するステレオタイプを簡潔に示す。より詳細な記述が必要な場合は,ISO/TS 19103を参照。 

この規格では,次のステレオタイプを使用する。 

− <<Leaf>>いかなる下位パッケージももたない,定義を含むパッケージ。 

5.5 

パッケージ略語 

略語は,クラスを含むパッケージを意味付けるときに使用する。それらの略語は,クラス名の前におき,

“̲”で関連付ける。それらのクラスを規定する規格は丸括弧の中で示す。それらの略語のリストは次のと

おりである。 

CI :Citation(JIS X 7115) 

CV :Coverages(JIS X 7123) 

DPS :Data product specification(この規格) 

DQ :Data quality(JIS X 7115) 

EX :Extent(JIS X 7115) 

FC :Feature catalogue(JIS X 7110) 

クラス#1 

クラス#2 

クラス間の関連 

関連の多重度 

クラス 

一つだけ 

クラス 

0以上 

0..* 

クラス 

任意選択(0又は1) 

0..1 

クラス 

1以上 

クラス 

特定の数 

クラス間の集成 

集成 

クラス 

…… 

構成要素 
クラス#1 

構成要素 
クラス#n 

クラスの継承(クラスの細分類) 

上位 

クラス 

…… 

下位 

クラス#1 

下位 

クラス#2 

下位 

クラス#n 

役割-1     役割-2 

1..* 

関連名 

構成要素 
クラス#2 


X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

GM :Geometry(JIS X 7107) 

MD :Metadata(JIS X 7115) 

TM :Temporal(JIS X 7108) 

 

データ製品仕様の一般的構造及び内容 

データ製品仕様は,データ製品の要件を定義する。また,データの作成又は取得の基礎ともなる。デー

タ製品仕様は,データ製品の潜在的な使用者にとって,データ製品が使用に適切かどうか決定するための

評価に役立ててもよい。データ製品仕様に含まれる情報は,ある特定の物理データ集合についての情報を

規定するメタデータに含まれる情報とは異なる。データ製品仕様が提供する情報は,データ製品仕様に適

合して作成される特定のデータ集合のためのメタデータを作成するときに使用してもよい。したがって,

メタデータは実際のデータ集合がどのような状態であるかを記述し,データ製品仕様はデータ集合がどの

ようにあるのが望ましいかを記述する。メタデータの要件は,JIS X 7115で記述する。データ製品仕様と

メタデータとの間の関係は,詳細を附属書Bで記述する。 

データ製品仕様は,データ製品の次のような側面を対象とした項目を含まなければならない。 

− 概覧 − 箇条7を参照 

− 仕様の適用範囲 − 箇条8を参照 

− データ製品識別 − 箇条9を参照 

− データ内容及び構造 − 箇条10を参照 

− 参照系 − 箇条11を参照 

− データ品質 − 箇条12を参照 

− データ製品配布 − 箇条16を参照 

− メタデータ − 箇条18を参照 

データ製品仕様は,データ製品の次のような側面を対象とした項目を含んでもよい。 

− データ取得 − 箇条13を参照 

− データ保守 − 箇条14を参照 

− 描画法 − 箇条15を参照 

− 追加情報 − 箇条17を参照 

データ製品仕様の各箇条については,次の箇条以降で記述する。人間が読める自由記述の概覧(箇条7

を参照)を除く各箇条は,UMLパッケージに対応する。これらのパッケージは,附属書Cに示す。 

データ製品の最小限の記述は,各箇条(附属書D及び附属書Eの中のUMLモデル及び対応する表を参

照)の必須の要素を含まなければならない。 

 

概覧 

概覧は,次の要素を含まなければならない。 

− データ製品仕様の作成についての情報 

注記 これは表題,発行日,責任者,言語及び主題区分を含んでもよい。 

− 用語及び定義 

注記 これは専門用語のリポジトリへの参照の形をとってもよい。 

− 略語 

− データ製品の名前及び頭字語 


X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

− データ製品の形式ばらない記述 

データ製品の形式ばらない記述は,データ製品についての一般的な情報を含まなければならず,その中

には次の側面が含まれ得る。 

− データ集合の内容 

− データの範囲(空間及び時間の両方) 

− データを収集する具体的な目的 

− データの出所及び作成工程 

− データの保守 

注記 形式ばらない記述は,データ製品仕様の簡潔な導入部として提供することを意図しており,読

者は,これによって仕様をよく理解することができるようになる。 

 

仕様の適用範囲 

データ製品の仕様は,適用範囲の記述を含まなければならない。それには,次のような点での制限があ

ってもよい。データ製品仕様は,一つ以上の基準に基づいて,製品のデータ内容を分割して規定してもよ

い。分割された規定は,データ製品仕様の部分ごとに異なってもよい。データ内容の各々の部分は,全体

的な仕様適用範囲を継承するか又はそれを置き換えた仕様適用範囲によって記述しなければならない。 

分割の根拠として使用される基準は次を含むが,それに制限はされない。 

− 空間又は時間範囲 

− 地物型 

− プロパティ型 

− プロパティ値 

− 空間表現 

− 製品階層 

例 航空機などの誘導を支援するためのデータ製品は,多くの場合,二つに分類される地物型の集合

を含む。一つは,時々刻々と変化し,誘導の安全性に本質的な情報を提供するものであり,もう

一つは,誘導の背景となる参照情報を提供するものである。情報の保守及び配布は,これらの分

類に基づき区分してもよい。参照系情報は,区分してもよいものに該当しない。 

仕様適用範囲の記述は,次に示す適用範囲の識別事項を含まなければならない。 

− レベル − データの階層レベルを識別する符号 

− レベル名 − データの階層レベルの名前 

− レベル記述 − データ階層レベルの詳細な記述 

− 範囲 − データの空間的,垂直的,時間的範囲 

− 被覆 − データの内容 

仕様の適用範囲の情報に関する正確な定義は,UMLモデル及び対応するデータ定義を規定する附属書D

で与える。仕様の適用範囲は,仕様の適用範囲の宣言の中のスコープIDによって識別されなければなら

ない。 

 

データ製品識別 

データ製品を識別する情報は,次の項目を含まなければならない。 

− 表題 − データ製品の表題 


X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

− 要約 − データ製品の内容の簡潔な要約 

− 主題分類 − データ製品の主題 

− 地理記述 − データ製品が覆う地理領域の範囲 

次の任意項目は,必要に応じて含んでもよい。 

− 別名 − データ製品の既知の略称又は別の名前 

− 目的 − データ製品の作成意図の要約 

− 空間表現型 − 空間表現の形(例 ベクトルデータ) 

− 空間解像度 − データ製品において,空間データの密度を一般的に理解するための要素 

− 補足情報 − データ製品に関する他の情報の記述 

識別情報の正式な定義はE.1に規定するUMLモデル及び対応するデータ定義による。 

 

10 データ内容及び構造 

10.1 全てのデータ製品の内容及び構造の記述 

データ製品の内容情報は,応用スキーマ及び地物カタログの観点から記述し,それらへの参照及び形式

ばらない記述は,仕様の中に含めなければならない。 

応用スキーマは,データ製品のデータ構造及び内容を規定する。応用スキーマは,UMLのような概念ス

キーマ言語を使用し記述される概念モデルである。応用スキーマは,地物型,属性型を含むプロパティ型,

地物操作,地物関連,継承関係及び制約の表現を含まなければならない。応用属性型は,記述,幾何及び

時間のプロパティを対象とする。関連は,地物型間で起こる非空間の関係(例えば,所有)と同様に,位

相関係などの空間及び時間の関係を含む。 

応用スキーマの詳細は,JIS X 7109:2009に従わなければならず,更に具体的にいうと,箇条7,箇条8

及びJIS X 7109:2009の次に示す細分箇条の中のより具体的な適用規則に一致しなければならない。 

− 8.3 UMLで応用スキーマを作成する場合 

− 8.5 メタデータを,地物インスタンス,地物属性又は地物間の関連に追加しなければならない場合(例 

品質情報) 

− 8.6 時間の地物型プロパティを記述する場合の時間規則 

− 8.7 空間データ型とともに空間の地物型プロパティを記述する場合の空間規則 

− 8.9 地理識別子とともに空間の地物型プロパティを記述する場合の,地理識別子を使用する空間参照 

地物カタログは,応用スキーマに含まれる全ての地物の型の意味を規定するとともに,それらの属性及

び属性値の定義域,地物型の間の関連型,並びに,地物操作を規定するリポジトリである。応用スキーマ

で表現する全ての地物型,それらの属性及び属性値の定義域,地物型間の関連型,並びに,地物操作は,

地物カタログの中で記述しなければならない。 

地物カタログは,JIS X 7110に従い実現しなければならない。地物カタログは,データ製品仕様に含め

るか,又は地物カタログの名前によって外部参照してもよい。データ製品仕様は,データ製品の中の各々

の地物の記述を含まなければならない。これは,JIS X 7110が規定するとおり,地物及び属性カタログへ

の参照又は記述を含まなければならない。 

データの内容及び構造についての正式な定義は,E.2に規定するUMLモデル及び対応するデータ定義に

よる。 

10.2 被覆データに関する追加要件 

被覆は,地物の下位型である。多くの地物型は地物の属性ごとに一つの値をもつのに対し,被覆は時空


10 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

間定義域内の直接位置の組ごとに一つ以上の地物属性値を返す関数のように振る舞う。その結果,被覆の

応用スキーマは,被覆の属性のために追加の構造を示す(JIS X 7123)。応用スキーマは,被覆の定義域を

構成する空間及び/又は時間属性の組を含み,残りの属性は被覆の値域として示す。さらに,他の地物型

の場合と同様に,被覆は全体としてその被覆に附随する属性,関連又は操作をもってもよい。 

製品は,他の地物型のインスタンスに加えて,一つ以上の被覆型のインスタンスを含んでもよい。その

ような製品の応用スキーマは,JIS X 7123に適合する被覆型を記述しなければならない。応用スキーマの

中で表現する全ての被覆型,属性,属性値の定義域,地物型間の関連及び地物操作は,地物カタログの中

で記述しなければならない。 

 

11 参照系 

データ製品仕様は,データ製品で使用する参照系を定義する情報を含まなければならない。これは,次

の内容を含まなければならない。 

− 空間参照系 

− 時間参照系 

空間参照系は,JIS X 7111で定義されている座標参照系,又はJIS X 7112で定義されている地理識別子

を使用する空間参照系のいずれかを使用してよい。時間参照系はJIS X 7108で定義されているものでなけ

ればならない。いずれの場合でも,参照系は,参照系識別子によって識別できなければならない。 

参照系情報に対する正式な定義は,E.3に規定するUMLモデル及び対応するデータ定義による。 

 

12 データ品質 

データ製品仕様は,JIS X 7113に従ったデータ製品に対するデータ品質の要件を示さなければならない。

これは,ISO/TS 19138に基づいて,容認できる適合品質水準とそれに対応したデータ品質評価尺度の定義

とを含んでいなければならない。この記載は,JIS X 7113で定義されている,全てのデータ品質要素とデ

ータ品質の下位要素とを網羅していなければならない。ただし,特定のデータ品質要素又はデータ品質副

要素は適用しないことだけ記載する。また,追加的なデータ品質要素及び副要素を含んでいなければなら

ない。 

データ品質情報の正式な定義は,E.4に規定するUMLモデル及び対応するデータ定義による。データ品

質情報は,異なる仕様有効範囲の数と同数だけ繰り返さなければならず,JIS X 7115で記述されているよ

うに記録しなければならない。 

データ製品仕様における適合品質水準を確立する場合,次のことを考慮しなければならない。 

− 異なる品質評価方法は,データ集合(異なるデータ品質の適用範囲)の異なる部分に適用してもよい。 

− 同じデータ品質要素に対して,異なる品質評価尺度では,異なる信頼区間をもつ異なる結果となるこ

とがある。 

− 適合品質水準は,データ集合内の異なった地物に対して異なっていてもよい。例えば,一般に,曖昧

な境界をもつ地物に対する位置正確度の要求は,輪郭のはっきりした線形の地物の場合よりはるかに

低い。 

 

13 データ取得 

データ製品仕様は,データをどのように取得するかという情報を規定してもよい。データ製品仕様にこ

の箇条を含む場合,使用する原資料及び工程の一般的な記述であるデータ取得の記載を含んでいなければ


11 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

ならない。この箇条は,データ取得の工程に対する自由な選択を許してもよく,又は,特定のデータ取得

工程を指定してもよい。適合品質水準は,データ作成のときに必要となる中間データに対して要求しても

よい。データ取得情報の正式な定義は,E.5に規定するUMLモデル及び対応するデータ定義による。 

 

14 データ保守 

データ製品仕様は,データをどのように保守するかという情報を規定してもよい。データ製品仕様がこ

の箇条を含む場合,既に取得したデータの保守に適用する方針及び基準を記述しなければならない。デー

タ製品の保守及び更新の頻度を記述し,変化及び追加の頻度を記述しなければならない。データ保守情報

の正式な定義は,E.6に規定するUMLモデル及び対応するデータ定義による。 

 

15 描画法 

データ製品仕様は,データ集合内に保持されたデータが,グラフィック出力,図,又は画像としてどの

ように表現されるべきかという情報を規定してもよい。データ製品仕様がこの箇条を含む場合,描画規則

の集合及び描画仕様の集合を参照する形式で記述しなければならない。描画情報の正式な定義は,E.7に

規定するUMLモデル及び対応するデータ定義による。 

描画カタログはISO 19117に従って定義しなければならない。 

 

16 データ製品配布 

データ製品仕様は,データ製品配布に対するあらゆる要件を示さなければならない。これらは,適用可

能な,配布書式の情報及び配布媒体の情報を含まなければならない。 

配布書式の情報は次の事項を含んでもよい。 

− データ書式の名前 

− 書式のバージョン(日付,版番,その他) 

− 書式のサブセット,プロファイル,又は製品仕様の名前 

− 配布ファイルの構造 

− データ集合で使用される言語 

− 標準的に使用する文字符号規格の正式な名前 

配布媒体の情報は次の事項を含んでもよい。 

− 配布の単位の記述(例 タイル,レイヤ,地理的領域) 

− 指定された書式による配布単位の,メガバイトで表現された概算容量 

− データ媒体の名前 

− その他の配布情報 

データ製品の配布情報の正式な定義は,E.8に規定するUMLモデル及び対応するデータ定義による。 

 

17 追加情報 

データ製品仕様のこの箇条は,この規格のほかの箇条に規定されていない,データ製品に関する情報を

含めてもよい。追加情報の正式な定義は,E.9に規定するUMLモデル及び対応するデータ定義による。こ

れは,制約情報(アクセス及び使用)を含んでもよい。この情報が製品の一部にだけ適用される場合,こ

の適用範囲は明確に定義しなければならない。 

 


12 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

18 メタデータ 

JIS X 7115が定義するコアメタデータの要素は,データ製品とともに収録されなければならない。メタ

データの項目を追加して提供する必要があるときは,必ずデータ製品仕様に記載しなければならない。メ

タデータの書式及び符号化はデータ製品仕様に記載しなければならない。 


13 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

附属書A 

(規定) 

抽象試験項目群 

 

A.1 データ製品仕様部分 

a) 試験目的 データ製品仕様に全ての必須項目が含まれていることを確かめる。 

b) 試験方法 それらが含まれていることを検証するために,データ製品仕様の全ての部分を検査する。 

c) 参照 箇条6 

d) 試験種類 基本 

 

A.2 必須項目 

a) 試験目的 データ製品仕様に全ての必須項目が含まれていることを確かめる。 

b) 試験方法 全ての必須事項が存在することを検証するために,データ製品仕様の各部分を検査する。 

c) 参照 箇条7〜箇条18 

d) 試験種類 基本 

 

A.3 事項の詳細 

a) 試験目的 データ製品仕様に全ての必須項目が含まれていることを確かめる。 

b) 試験方法 それらが正しい形式にあることを検証するために,データ製品仕様の全ての事項を検査す

る。 

c) 参照 附属書D及び附属書E 

d) 試験種類 基本 

 


14 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

附属書B 

(参考) 

データ製品仕様とメタデータとの間の関係 

 

JIS X 7115は,デジタル地理データについて記述するための構造を規定する。メタデータ要素を定義し,

スキーマを規定し,メタデータに関する用語,定義及び拡張の手続の共通集合を規定する。この規格はJIS 

X 7115と同じスキーマの一部を使用する。 

データ製品仕様からメタデータへの情報要素の円滑な移行を確実にするために,概念の写像は不可欠で

ある。メタデータ文書は,データが実際にどのように実装されたかを記述するが,データ製品仕様文書は,

要求事項に焦点を当て,データがどのようにあるのが望ましいかを記述する。これらの要件は,データを

作成する上で基本となるだけでなく,利用者にとって,その製品が利用者要求に合致しているかを評価す

る基準にもなる。 

データ製品仕様は,データ製品に先立って作成してもよい。データ製品仕様の要素の多くは,そのデー

タ製品仕様に基づいて作成したデータ集合のメタデータを文書化するために使用することがある。図B.1

は,この関係を説明する。すなわち,メタデータが記述するデータ集合,データ集合として実装するデー

タ製品として順々に関係付けられるデータ製品に対して,データ製品仕様は,いかにそのデータ製品を規

定するかを示している。 

 

 

図B.1−データ製品仕様とメタデータとの関係 

 

注記 図B.1は例示であって,データ製品仕様に対するUML仕様としての図ではない。 


15 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

附属書C 
(参考) 

UMLパッケージ 

 

データ製品仕様(DPS)に対するモデルは,パッケージの集合として記述する。各パッケージは,特化

(下位クラス)又は汎化(上位クラス)され得る一つ以上のエンティティ(UMLクラス)を含む。エンテ

ィティは,データ製品仕様を記述するときに適用される個々の構成単位を表した複数の要素(UMLクラス

属性)を含む。図C.1はパッケージ図を示す。データ製品は,UMLモデル図によって完全に仕様が定めら

れ,附属書D及び附属書Eに示す各パッケージに対するデータ辞書によって部分的に仕様が規定される。 

 

 

図C.1−データ製品仕様パッケージ 

 


16 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

附属書D 
(規定) 

データ製品仕様の適用範囲 

 

図D.1は,データ仕様の適用範囲に対するUMLモデル,及びそれとデータ製品仕様の中の他のパッケ

ージとの関連を示す。表D.1及び表D.2は対応するデータ定義を示す。 

 

 

図D.1−データ製品仕様に対するUMLモデル 

 

表D.1はデータ製品仕様を表すクラスDPSに対応するデータ定義を示す。表D.2はデータ製品仕様の適

用範囲,クラスDPS̲ScopeInformationに対応するデータ定義を示す。構成要素であるデータ製品パッケー

JIS X 7115が定義するコアメタデータ要素は,データ製品
とともに収録されなければならない。提供される必要があ
る追加メタデータは,データ製品仕様に宣言しなければな
らない。メタデータの書式及び符号化は,データ製品仕様
に宣言されなければならない。 


17 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

ジに対するデータ定義は附属書Eに示す。 

 

表D.1−DPS 

 

項目名 

定義 

要求度 
・条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

overview 

製品仕様に関する
一般的な情報 

Character String 

自由記述 

役割: identification 

データ製品仕様の
識別情報 

DPS̲IdentificationInformation 

E.1参照 

役割:capture 

データ製品仕様の
取得情報 

DPS̲DataCaptureInformation 

E.5参照 

役割:quality 

データ製品仕様の
品質情報 

DPS̲DataQualityInformation 

E.4参照 

役割:maintenance 

データ製品仕様の
保守情報 

DPS̲MaintenanceInformation 

E.6参照 

役割:portrayal 

データ製品仕様の
描画法情報 

DPS̲PortrayalInformation 

E.7参照 

役割:rs 

データ製品仕様の
参照系情報 

DPS̲ReferenceSystemInformation 

E.3参照 

役割:delivery 

配布情報 

DPS̲DeliveryInformation 

E.8参照 

役割: 
additionalInformation 

データ製品仕様の
追加情報 

DPS̲AdditionalInformation 

E.9参照 

10 役割:metadata 

データ製品仕様の
メタデータ情報 

DPS̲Metadata 

JIS X 7115
参照 

11 役割:content 

データ製品の内容
情報 

DPS̲ContentAndStructureInformation E.2参照 

 

表D.2−データ製品仕様の側面としての範囲情報 

 

項目名 

定義 

要求度 
・条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

scopeIdentification 特定のデータ仕様の目的に関す

る適用範囲の識別 

CharacterString 

自由記述 

level 

適用範囲によって規定するデー
タの階層レベル 

MD̲ScopeCode 

JIS X 7115
参照 

levelName 

適用範囲によって規定するデー
タの階層レベルの名前 

CharacterString 

自由記述 

extent 

適用範囲によって規定するデー
タの空間,鉛直及び時間範囲に
関する情報 

EX̲Extent 

JIS X 7115
参照 

levelDescription 

適用範囲によって規定するデー
タのレベルに関する詳細記述 

CharacterString 

自由記述 

coverage 

情報を適用する被覆 

CharacterString 

自由記述 

役割: 
scopeInformation 

適用範囲の一部となる適用範囲 

DPS̲ScopeInformation 

適用範囲
の集約 

役割: 
superScope 

適用範囲の親適用範囲 

DPS̲ScopeInformation 

上位レベ
ルの適用
範囲 


18 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

附属書E 

(規定) 

データ製品仕様内容 

 

E.1 識別情報 

図E.1はデータ製品仕様情報のUMLモデルを示す。表E.1は対応するデータ定義を示す。 

 

 

図E.1−仕様情報のUMLモデル 

 


19 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

表E.1−仕様情報 

 

項目名 

定義 

要求度・

条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

title 

データ製品の表題 

CharacterString 

自由記述 

altTitle 

データ製品が知られ
ている別の名前 

CharacterString 

自由記述 

abstract 

データ製品の内容の
簡潔な要約 

CharacterString 

自由記述 

purpose 

データ製品を作成す
る意図の要約 

CharacterString 

自由記述 

topicCategory 

データ製品の主題 

MD̲TopicCategoryCode 
<<CodeList>> 

JIS X 7115
参照 

spatialRepresentationType 

空間表現の形 

MD̲Spatial 
RepresentationTypeCode 

JIS X 7115
参照 

spatialResolution 

データ製品の中の空
間データの密度に関
する一般的な理解を
規定する要素 

MD̲Resolution 
<<Union>> 

JIS X 7115
参照 

geographicExtent 

データが利用可能な
地理領域に関する記
述 

EX̲GeographicExtent 

JIS X 7115
参照 

supplementalInformation 

データ製品に関する
他の情報の記述 

CharacterString 

自由記述 

10 役割: 

identificationScope 

識別情報の範囲 

DPS̲ScopeInformation 

附属書D 
参照 

 


20 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

E.2 データ内容及び構造情報 

図E.2は,データ内容及び構造情報に対するUMLモデルを示す。表E.2は対応するデータ定義を規定

する。 

 

 

図E.2−内容及び構造情報 

 

表E.2−内容及び構造情報 

 

項目名 

定義 

要求度・

条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

narrativeDescription 

データ内容及び構造に
関する詳細記述 

CharacterString 

自由記述 

役割:  
contentScope 

データ内容の範囲 

DPS̲ScopeInformation 

附属書D 
参照 

役割:  
applicationSchema 

応用スキーマ 

DPS̲ApplicationSchema 

JIS X 7109
参照 

役割:  
featureCatalogue 

地物カタログ 

FC̲FeatureCatalogue 

JIS X 7110
参照 

 

JIS X 7109に基づく完
全な応用スキーマを
表現する。 


21 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

表E.3−地物に基づく情報 

(Amendment 1によって,表E.3を削除。) 

 

表E.4−被覆情報 

(Amendment 1によって,表E.4を削除。) 

 

E.3 参照系情報 

図E.3は参照系情報に対するUMLモデルを示す。表E.5は対応するデータ定義を規定する。 

 

 

図E.3−参照系情報に対するUMLモデル 

 

表E.5−参照系仕様 

 

項目名 

定義 

要求度・

条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

spatialReferenceSystem 

空間参照系識別子 

MD̲ReferenceSystem 

JIS X 7115
参照 

temporalReferenceSystem 

時間参照系識別子 

TM̲ReferenceSystem 

JIS X 7108
参照 

役割: 
rsScope 

参照系情報のための範
囲 

DPS̲ScopeInformation 

附属書D 
参照 

注記 クラスMD̲ReferenceSystemは,ここではSC̲CRS(JIS X 7111から)及び 

SI̲SpatialReferenceSystem-UsingGeographicIdentifiers(JIS X 7112から)の汎化として使用する。 

 

 


22 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

E.4 データ品質情報 

図E.4はデータ品質情報に対するUMLモデルを示す。表E.6は対応するデータ定義を規定する。 

 

 

図E.4−データ品質に対するUMLモデル 

 

表E.6−データ品質要素に要求される事項 

 

項目名 

定義 

要求度・

条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

dataQuality 

データ品質の要求レベル 

DQ̲DataQuality 

JIS X 7115
参照 

役割: 
qualityScope 

品質情報のための範囲 

DPS̲ScopeInformation 

附属書D 
参照 

 

 

 

 

使用していない選択要素は省略してい
る。このクラスに関する要素の全リス
トについてはJIS X 7115を参照。 


23 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

E.5 データ取得情報 

図E.5はデータ取得情報に対するUMLモデルを示す。表E.7は対応するデータ定義を規定する。 

 

 

図E.5−データ取得情報に対するUMLモデル 

 

表E.7−データ取得情報 

 

項目名 

定義 

要求度・

条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

dataCaptureStatement 

データの取得のための過程
の一般的な記述 

CharacterString 

自由記述 

役割: 
captureScope 

データ取得情報のための範
囲 

DPS̲ScopeInformation 

附属書D 
参照 

 


24 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

E.6 データ保守情報 

図E.6は保守情報に対するUMLモデルを示す。表E.8は対応するデータ定義を規定する。 

 

 

図E.6−保守に対するUMLモデル 

 

表E.8−保守情報 

 

項目名 

定義 

要求度・

条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

1 maintenanceAndUpdateFrequency 

変更と追加とが
なされる頻度 

CharacterString 

自由記述 

2 役割: 

maintenanceScope 

データ取得情報
のための範囲 

DPS̲ScopeInformation 

附属書D 
参照 

 


25 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

E.7 描画情報 

図E.7は描画情報に対するUMLモデルを示す。表E.9は対応するデータ定義を規定する。 

 

 

図E.7−描画情報に対するUMLモデル 

 

表E.9−描画情報 

 

項目名 

定義 

要求度・

条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

portrayalCatalogueCitation 

描画カタログの文献参
照 

CI̲Citation 

JIS X 7115
参照 

役割: 
portrayalScope 

描画情報の範囲 

DPS̲ScopeInformation 

附属書D 
参照 

 


26 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

E.8 配布情報 

図E.8は配布情報に対するUMLモデルを示す。表E.10,表E.11及び表E.12は対応するデータ定義を

規定する。 

 

 

図E.8−配布情報に対するUMLモデル 

 

表E.10−配布書式情報 

 

項目名 

定義 

要求度・

条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

deliveryMedium 

製品配布の媒体 

DPS̲DeliveryMedium 

表E.12参
照 

deliveryFormat 

製品配布の書式 

DPS̲DeliveryFormat 

表E.11参
照 

役割: 
deliveryScope 

配布情報の範囲 

DPS̲ScopeInformation 

附属書D 
参照 

 


27 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

表E.11−配布書式情報 

 

項目名 

定義 

要求度・

条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

formatName 

データ書式の名前 

CharacterString 

自由記述 

version 

書式のバージョン(日付,版番,
その他) 

CharacterString 

自由記述 

specification 

サブセットの名前,書式の概略
又は製品仕様 

CharacterString 

自由記述 

fileStructure 

配布ファイルの構造 

CharacterString 

自由記述 

language 

データ集合で使用されている
言語 

CharacterString 

JIS X  
0412-2(JIS 
X 0412-1を
使用して
もよい。) 

characterSet 

データ集合で標準的に使用さ
れている文字コードの正式な
名前 

 

MD̲CharacterSetCode 

JIS X 7115
参照 

 

表E.12−配布媒体情報 

 

項目名 

定義 

要求度・

条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

unitsOfDelivery 

配布単位の記述 (例 タイル,
レイヤ,地理的領域) 

CharacterString 

自由記述 

transferSize 

特定の書式における概算容量
の単位をメガバイトで表示 

Real 

>0 

mediumName 

データ媒体の名前 

CharacterString 

自由記述 

otherDeliveryInformation 

その他の配布情報 

CharacterString 

自由記述 

 


28 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

E.9 追加情報 

図E.9は追加情報に対するUMLモデルを示す。表E.13は対応するデータ定義を規定する。 

 

 

図E.9−追加情報に対するUMLモデル 

 

表E.13−追加情報 

 

項目名 

定義 

要求度・

条件 

最大出
現回数 

データ型 

定義域 

additionalInformation 

仕様書のここ以外では規定
されていない,データ製品
の他の側面 

CharacterString 

自由記述 

役割: 
additionalInfoScope 

追加情報の範囲 

DPS̲ScopeInformation 

附属書D 
参照 

 


29 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

附属書F 

(参考) 

データ製品仕様の例 

 

注記 (対応国際規格では,附属書Fはカナダ国の国道ネットワークの事例であるが,我が国に適用

できる可能性が低い内容であるため,この規格では不要であり,不採用とした。) 

 

 


30 

X 7131:2014 (ISO 19131:2007,Amd.1:2011) 

 

参考文献 

 

[1] ISO 19101:2002,Geographic information−Reference model 

[2] JIS X 0412-1 言語名コード−第1部:2文字コード