X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,有限責任中間法人日本ICカードシステム利
用促進協議会(JICSAP)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。こ
れによってJIS X 6307:1998は廃止され,この規格に置き換えられる。
制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 7816-6:2004, Identification cards
―Integrated circuit cards―Part 6:Interindustry data elements for interchangeを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS X 6320-6には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定)IC製造者番号の申請登録様式
JIS X 6320の規格群には,次に示す部編成が予定されている。
JIS X 6320-1 第1部:物理的特性(予定)
JIS X 6320-2 第2部:端子の寸法及び位置(予定)
JIS X 6320-3 第3部:電気インタフェース及び伝送プロトコル(予定)
JIS X 6320-4 第4部:交換のための構成,セキュリティ及びコマンド(予定)
JIS X 6320-5 第5部:アプリケーション提供者の登録
JIS X 6320-6 第6部:交換のための産業間共通データ要素
JIS X 6320-8 第8部:セキュリティ処理コマンド
JIS X 6320-9 第9部:カード管理共通コマンド
JIS X 6320-11 第11部:生体認証手法を用いた個人照合(予定)
JIS X 6320-12 第12部:USB電気インタフェース及びオペレーティング手順(予定)
JIS X 6320-13 第13部:マルチアプリケーション環境におけるアプリケーション管理用コマンド(予
定)
JIS X 6320-15 第15部:暗号情報アプリケーション
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 引用規格 ························································································································ 1
3. 定義 ······························································································································ 2
4. 略語及び記号 ·················································································································· 2
5. 共通データオブジェクトの維持 ·························································································· 3
6. 特定の共通データ要素 ······································································································ 3
6.1 個人の氏名 ··················································································································· 3
6.2 個別利用のログインデータ ······························································································ 3
6.3 磁気ストライプデータ ···································································································· 3
6.4 暗証番号データ使用指針 ································································································· 4
6.5 ログインテンプレート ···································································································· 4
6.6 氏名テンプレート ·········································································································· 5
6.7 カード保有者イメージテンプレート··················································································· 5
6.8 アプリケーションイメージテンプレート············································································· 5
6.9 表示制御テンプレート ···································································································· 6
7. IC製造者の識別 ·············································································································· 6
7.1 一般 ···························································································································· 6
7.2 識別子 ························································································································· 6
7.3 割当て規則 ··················································································································· 6
8. 交換プロファイル ············································································································ 7
9. 五十音順の共通データ要素 ································································································ 7
10. 番号順の共通タグ ········································································································· 13
11. 共通テンプレート·········································································································· 15
11.1 共通テンプレート内の共通データオブジェクト ································································· 15
11.2 内容を定義する共通テンプレート ··················································································· 17
附属書A(規定)IC製造者番号の申請登録様式 ········································································ 19
関連規格 ···························································································································· 21
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日本工業規格 JIS
X 6320-6:2006
(ISO/IEC 7816-6:2004)
ICカード−
第6部:交換のための産業間共通データ要素
Identification cards-Integrated circuit cards-
Part 6:Interindustry data elements for interchange
序文 この規格は,2004年に第2版として発行されたISO/IEC 7816-6, Identification cards―Integrated circuit
cards―Part 6:Interindustry data elements for interchangeを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更するこ
となく作成した日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,直接又は参照によって産業間で交換(“産業間で交換”は,以下,共通と略す。)
に用いられる合成データ要素も含むデータ要素を規定する。
この規格は,各データ要素の次の特性を明らかにする。
−識別子
−名称
−記述及び参照
−形式及び符号化(他の国際標準規格又はISO/IEC 7816の各部が利用可能でない場合)
各データ要素のレイアウトは,接続装置からカードを見たインタフェースとして規定する。
この規格は,データ要素の使用法に対する制限を考慮することなく,データ要素の定義を提供する。
ICカード及び/又はICカードにアクセスする外部装置の内部実装については規定しない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO/IEC 7816-6:2004, Identification cards―Integrated circuit cards―Part 6:Interindustry data
elements for interchange (IDT)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
ISO/IEC 7816 (群全体) Identification cards-Integrated circuit cards
参考 “JIS X 6303:2000 外部端子付きICカード―物理的特性及び端子位置”が,この規格群の第1
部(ISO/IEC 7816-1:1998)及び第2部(ISO/IEC 7816-2:1999)に一致している。
“JIS X 6304:2000 外部端子付きICカード―電気信号及び伝送プロトコル”が,この規格群の
第3部(ISO/IEC 7816-3:1997年度版)と同等である。
この規格群の第4部(ISO/IEC 7816-4:2005)に対応するJISは存在しない。
2
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
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JISとしては,ISO/IEC 7816-4:1994, Identification cards―Integrated circuit(s) cards with contacts―
Part 4: Interindustry commands for interchangeのMODとして“JIS X 6306:1995 外部端子付きIC
カード―共通コマンド”が存在するが,ISO/IEC 7816-4:2005に対応していない。
“JIS X 6320-5:2004 ICカード―第5部:アプリケーション提供者の登録”が,この規格群の
第5部(ISO/IEC 7816-5:2004)に一致している。
この規格群の第7部(ISO/IEC 7816-7:1999)に対応するJISは存在しない。
“JIS X 6320-8:2005 ICカード―第8部:セキュリティ関連共通コマンド”が,この規格群の
第8部(ISO/IEC 7816-8:2004)に一致している。
“JIS X 6320-9:2005 ICカード―第9部:カード管理共通コマンド”が,この規格群の第9部
(ISO/IEC 7816-9:2004)に一致している。
この規格群の第10部(ISO/IEC 7816-10:1999)に対応するJISは存在しない。
この規格群の第11部(ISO/IEC 7816-11:2004)に対応するJISは存在しない。
“JIS X 6320-15:2005 ICカード―第15部:暗号情報アプリケーション”が,この規格群の第
15部(ISO/IEC 7816-15:2004)に一致している。
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義(すべてISO/IEC 7816-4に定義されている。)は,次による。
3.1
データ要素 (data element) インタフェース上に現れる情報項目。名称,論理的な内容の記述,形式
及び符号化を定義する (ISO/IEC 7816-4)。
3.2
データオブジェクト (data object) インタフェース上に現れる情報。必す(須)のタグフィールド,必
す(須)の長さフィールド及び条件付きの値フィールドの連結から構成する (ISO/IEC 7816-4)。
3.3
テンプレート (template) BER-TLVデータオブジェクトの値フィールドを形成する様式。複数の
BER-TLVデータオブジェクトで値フィールドを構築してもよい (ISO/IEC 7816-4)。
参考 原文では,用語として定義されていないが,この規格では,次の用語を追加する。
状況依存クラス (the context-specific class) データ要素及びデータオブジェクトと一意に結び
ついていないタグのクラス。このクラスのタグ(先頭バイトが“80”から“BF”)は,用いられる
テンプレート及びオブジェクトの中で,そのテンプレート及びオブジェクトの内容によって個
別に異なった意味が定義される。
4. 略語及び記号 この規格に対して,次の記号表記を用いる。
a
英字
n
数字(2進化10進数形式)
s
特殊文字
an
英数字
ans
英数字及び特殊文字
...
二つの数の間の範囲
記号に続く数字は,数字又は文字の数を示す。次に幾つかの例をしめす。
− a3は,英字3文字を意味する。
− n...3は,1けた(桁),2けた(桁),3けた(桁)までの2進化10進数を意味する。
− n2...4は,2けた(桁)から4けた(桁)の2進化10進数を意味する。
データ要素を表すビット数が8の倍数でない場合には,バイト列への変換方法は,それぞれのデータ要
3
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
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素の内容を定義する。他の方法で規定されない場合には,最終バイトが8ビットになるように,値1のビ
ットを追加する。
参考 アプリケーションは,データの長さを知っているので,実際のデータを扱う場合には,この値
1のビットを無視できる。
5. 共通データオブジェクトの維持 この規格は,発行時点においてこの規格群で規定されているすべて
の共通データオブジェクトを,取り込むために開発された。任意のデータオブジェクトの追補,削除又は
修正を可能とするために,次の手続を規定する。
− ISO/IEC 7816からの共通データオブジェクト ISO/IEC 7816のいずれかの部で新規データオブジェ
クトを導入する場合,正常な投票プロセスで,そのオブジェクトのこの規格への組入れを承認しなけ
ればならない。ISO/IEC 7816の該当部の規格発行に続き,データオブジェクトは,この規格の次回改
正時に組み入れられる。
− 他の規格からの共通データオブジェクト この規格の改正が要求され,正常なISO/IEC JTC 1の投票
手続に従った投票で賛成が得られた(認められた)とき,データオブジェクトは,この規格に組み入れ
られる。
6. 特定の共通データ要素 必要に応じて,いかなるアプリケーションも次の共通データ要素及びテンプ
レートを使用することができる。
6.1
個人の氏名 タグ“5B”を用いて参照するこの共通データ要素は,39バイト以内で構成する。各バイ
トは,ISO/IEC 7501-1[7]で定義される文字とする。データ要素は,氏(すなわち,姓),与えられた名前(す
なわち,名),氏名補完詞(例えば,二代目,数字) 及び埋字で構成し,ISO/IEC 8859-1[12]によってすべて符
号化する。
ラテン語でない言語は,適切な国際標準規格を用いて,ラテン文字に翻訳又は変換する。氏名をすべて
示すことができない場合,特別のアルファベットが必要である場合,翻訳が十分でない場合,又は変換が
十分でない場合には,条件付き氏名テンプレートを使用する。
6.2
個別利用のログインデータ タグ“5E”を用いて参照するこの共通データ要素は,ISO/IEC 7816で規
定されない個別利用の構造のログインデータで構成する。
6.3
磁気ストライプデータ 磁気ストライプデータの符号化は,次による。
− タグ“5F21”,“5F22”及び“5F23”を用いてそれぞれ参照するこれらの共通データ要素は,カードのトラ
ック1,2及び3を符号化する。データ要素が,カード(ISO/IEC 7813[9]及びISO 4909[5]参照)の磁気ス
トライプの対応するトラック上の符号化されたデータと同一の場合には,これらのタグを使用する。
− タグ“56”,“57”及び“58”を用いてそれぞれ参照するこれらの共通データ要素は,アプリケーションの
トラック1,2及び3を符号化する。データ要素が,ISO/IEC 7813及びISO 4909によってフォーマッ
トされているが,カードの磁気ストライプの対応するトラック上の符号化されたデータと異なる場合
には,これらのタグを使用する。
4
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6.4 暗証番号データ使用指針 タグ“5F2F”を用いて参照するこの共通データ要素は,2バイトで構成する。
PIN(暗証番号,Personal Identification Number)が現在の取引に適用可能かどうか,そして,端末がPINの入
力を促すべきかどうかを決定するために,端末によって実行される検査を示す。最初のバイトのビット8
が1に設定される場合には,PINがこのアプリケーションに適用されること及び端末がPIN入力を促すべ
きことを示す。その他の15ビットの意味は,アプリケーションに依存する。すべてのビットが0に設定さ
れるとき,端末はPINの入力を促さない。最初のバイトのビット8が1に設定されているとき(PINが要求
される場合),又はPINを必要とするすべての検査においてPINを示すことができないとき,実行する処
理は,アプリケーションに依存する。
6.5
ログインテンプレート タグ“6A”を用いて参照するこの共通テンプレートは,一つ以上の基本デー
タオブジェクトから構成する。ログインテンプレートにおいて,状況依存クラス(第1バイトが“80”〜“BF”
の範囲)は,表1に記載され,ここで規定する。修飾子,番号,テキスト及び遅延指標のようなログインデ
ータオブジェクトのために予約する。
表 1 ログインデータオブジェクト
タグ
意味
“6A”
次のタグのログインデータオブジェクトを入れ子にする共通テンプレート
“80”
修飾子
“81”
番号
“82”
テキスト
“83”,“84”
遅延指標
ISO/IEC JTC 1/SC 17が,状況依存クラス(第1バイトが“80”〜“BF”の範囲)はログインデータ
としており,他のデータオブジェクトも予約している。
− 修飾子 ログインテンプレートのタグ“80”を用いて参照するこのデータ要素は,1〜9バイトで構成
する。優先順位を符号化する先頭バイトは必す(須)とし,その後に8バイト以下の簡略符号の任意
選択バイトが続く。修飾子は,次に修飾子が現れるまで,テンプレート内の後続するデータオブジ
ェクトを修飾する。
・ 優先順位は,0から255までの整数値とする。二つ以上の修飾子が同一の優先順位をもってい
る場合には,最も直近の修飾子によって修飾されたデータオブジェクトの組合せだけを有効と
する。
・ 簡略符号は,マンマシンインタフェースで表示する8バイト以内の7ビットの文字(ビット8を
0に設定,ISO/IEC 646[2]参照)からなる文字列とする。
− 番号 ログインテンプレートのタグ“81”を用いて参照するこのデータ要素は,偶数個の4ビットで
構成し,各4ビットは電話番号を表す1文字を表2によって符号化する。
表 2 電話番号
4ビット
文字
意味
“0” 〜“9”
0 〜 9 10進数
“A”
(
開き括弧
“B”
)
閉じ括弧
“C”
C
継続前にライン接続を要求
“D”
+
国際電話番号導入子
“E”
-
先頭にある場合,接頭辞なしで使用する番号の導入子
先頭にない場合,継続前に遅延(2秒)要求
“F”
パディングに使う。
− テキスト ログインテンプレート中のタグ“82”を用いて参照するこのデータ要素は,各バイトが一
5
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つの文字を符号化する1バイト以上で構成する。ビット8には,データ文字(ビット8を0に設定)
と制御文字(ビット8を1に設定)との間の違いを設定する。バイト列は,制御文字の列によって分
離された一つ以上のデータ文字(7ビット文字,ISO/IEC 646[2]参照)列で構成する。次の制御文字を
定義する。
・ “80” 次の文字の送出前に,メッセージを受けとる。
・ “C0” 次の文字の送出前に,変更が存在する。
・ “8X” メッセージを待つ前に,X個の文字をエコーとして受けとる。
− 遅延指標 ログインテンプレートのタグ“83”又は“84”を用いて参照するこのデータ要素は,表3で
規定するように1バイトで構成する。
・ 存在する場合,タグ“83”の遅延指標データオブジェクトは,メッセージ終了検知のための時間
を確定する。省略時は2秒とする。
・ 存在する場合,タグ“84”の遅延指標データオブジェクトは,応答欠如検知のための時間を確定
する。省略時は60秒とする。
表 3 遅延指標バイト
b8 b7
b5 b4 b3 b2 b1
意味
0
0
他の値はISO/IEC JTC 1/SC 17によって将来の利用のために予約
-
-
X
x
-
-
-
- 時間単位
-
-
0
0
-
-
-
- --100ms
-
-
0
1
-
-
-
- --1s
-
-
1
0
-
-
-
- --10s
-
-
1
1
-
-
-
- --100s
X
X X X 0〜15までの時間単位の数
6.6
氏名テンプレート タグ“6B”を用いて参照するこの共通テンプレートの構成は,次による。
− 条件付き氏名の表現を規定する規格の一つ以上のオブジェクト識別子(タグ“06”)。
− 氏名(タグ“80”又は“A0”),前述の規格によって定義される値及び符号化。
− 他の関連する任意選択の情報(例えば,性別,国籍,出生地)。
6.7
カード保有者イメージテンプレート タグ“6C”を用いて参照するこの共通テンプレートは,ここで
規定するデータオブジェクトを少なくとも一つ含む。多分,データオブジェクト形式に責任をもつ機関を
識別するタグ割付け機関指標(ISO/IEC 7816-4参照)が先行する。
− カード保有者生物学的計量データ タグ“5F2E”を用いて参照するこの共通データ要素は,カードを
提示する人物が本人であることを検証するための生物学的計量データを含んでいる。生物学的計量
データの例としては,指紋,掌紋,声紋,動的な署名などがある。
− カード保有者顔写真 タグ“5F40”を用いて参照するこの共通データ要素は,ある機関が規定及び/
又は要求している場合を除き,ISO/IEC 10918-1[15]で規定する様式に従って表現する。
− カード保有者手書き署名イメージ タグ“5F43”を用いて参照するこの共通データ要素は,ある機関
が規定及び/又は要求している場合を除き,ISO/IEC 11544[16]で規定する様式に従って表現する。
備考 この共通データオブジェクトの使用は適切なセキュリティ対策に関係する。
生物学的計量方法による個人の検証についての更なる詳細情報は,ISO/IEC 7816-11を参照してもよい。
6.8
アプリケーションイメージテンプレート タグ“6D”を用いて参照するこの共通テンプレートは,タ
グ“5F44”のアプリケーションイメージ(例えば,アイコン,アプリケーションと関係するロゴなど)を少
なくとも一つ含む。
6
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さらに,それは,アプリケーションイメージのデータ形式に責任をもつ機関を識別する機関指標
(ISO/IEC 7816-4参照)を含んでいてもよい。機関指標がない場合,形式は,ISO/IEC 10918-1[15]の定義に従
う。
6.9
表示制御テンプレート タグ“7F20”を用いて参照するこの共通テンプレートは,一つ以上のデータ
オブジェクトを含んでいてもよい。直接又は間接的にテンプレートに含まれるデータオブジェクトの値は,
表示することを意図したものでなく,伝送処理に関連するのであれば,そのためだけに使われるべきであ
る。
7. IC製造者の識別
7.1
一般 ここでは,外部端子付き及び/又は外部端子なしICカードに埋め込まれているIC製造者を
識別するために,次のことを規定する。
− IC製造者識別子用の付番制度
− IC製造者の登録規則,及び識別子の割当て規則
IC製造者識別子の割当て値は,ISO/IEC JTC 1/SC 17の常備書類5(SC 17 Standing Document 5)として公
表される登録簿を構成する。
番号申込みは,ISO/IEC 7816-6のANNEX Aを用いる。
7.2
識別子 識別子は,タグ“5F4D”を用いて参照され,個別利用の方式では事前に発行したデータの中
に存在してもよい(管理情報バイトのコンパクトヘッダ“6Y” 及び EF.ATR内の共通タグ“46”)。
備考 ISO/IEC 7816-6の第1版に対する追補1では,“5F4B”は,IC製造者識別子(1バイトのデータ
要素)を参照している。ISO/IEC 7816-9の第1版では,“5F4B”は,証明書所有者認可(5バイト
以上のデータ要素) を参照している。したがって,タグ“5F4B”は,二つのデータ要素として定
義されたことになり,現在ISO/IEC 7816では非推奨とされている。
識別子は,値“FF”は将来の拡張のために予約しているので,すべてのビットが1に設定されていない1
バイトで構成する。1バイトより長い識別子は,ISO/IEC JTC 1/SC 17によって将来の使用のために予約す
る。
識別子バイトは,表4に従って使用する。
表 4 識別子バイト
値
意味
“00”
ISO/IEC JTC 1/SC 17によって将来利用のために予約
“01” ‒ “7E”
登録用に予約
“7F”,“80”
ISO/IEC JTC 1/SC 17によって将来利用のために予約
“81” ‒ “FE”
個別利用
“FF”
ISO/IEC JTC 1/SC 17によって将来拡張のために予約
7.3
割当て規則 ISO/IEC JTC 1/SC 17では,次の規則によって(“01”〜“7E”の範囲で)IC製造者識別子を
割当て登録する。
a) 割当ては,任意のIC製造者又は任意の関与団体の要求に対して行われる。
b) 附属書Aに収録されている様式は,割当てを要求するために使用する。
c) 各製造者に単一の番号を割り当てる(次の利用可能な番号)。
d) 割当て値は,SC 17の常備書類5で提供する登録様式に記載する。
e) 要求に従って,SC 17の常備書類5を,更新する。
f)
SC 17/WG 4は,12か月の周期で,正確をきすためにSC 17の常備書類5の内容を確認する。
7
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
g) SC17の常備書類5の写しは,SC17ウェブサイト(http://www.sc17.com/)で参照可能とする。
備考 SC 17事務局:Mrs F. Bennett, APACS, Mercury House, Triton Court, 14 Finsbury Square, London
EC2 1LQ, UK ‒ E-mail: freda.bennett@apacs.org.uk
8. 交換プロファイル カードの交換プロファイルに関連したデータオブジェクトの規定(例えば,利用可
能な認証方法及びセキュリティ機能)は,ISO/IEC 7816の他の部で更に詳述される。表5は,交換プロフ
ァイル用に予約された共通データオブジェクトを示す。
表 5 交換プロファイルのために予約された共通データオブジェクト
タグ
データ要素名
“5F29”
交換プロファイル
“5F37”
静的内部認証(一段階)
“5F38”
静的内部認証 ‒ 第一の関連データ
“5F39”
静的内部認証 ‒ 第二の関連データ
“5F3A” 動的内部認証
“5F3B” 動的外部認証
“5F3C” 動的相互認証
9. 五十音順の共通データ要素 表6は,共通データ要素を五十音順に並べ,説明,参照,タグ,適切な
長さ・形式を,記載する。
表 6 五十音順の共通データ要素
データ要素名
説明内容及び参照規格
タグ
長さ・形式 想定されるテ
ンプレート
アプリケーション
イメージ
アプリケーションに関連したアイコン又はロゴ
(ISO/IEC 10918-1[15]参照)
5F44
可変
6D
アプリケーション
イメージテンプレ
ート
少なくとも一つのアプリケーションイメージを
入れ子にしているテンプレート
6D
可変
6E
アプリケーション
テンプレート
カード中のアプリケーションを識別しているテ
ンプレート(ISO/IEC 7816-4で定義)
61
可変
-
アプリケーション
ラベル
マンマシンインタフェースで使用するデータ要
素
50
可変
61,6E
アプリケーション
関連データ
アプリケーションのパラメタを入れ子にしてい
るテンプレート
6E
可変
-
アプリケーション
識別子
カード中のアプリケーションを識別するデータ
要素
(ISO/IEC 7816-4で定義され符号化)
4F
可変
61,6E
アプリケーション
発行日付
アプリケーション提供者の責任下で,当該アプリ
ケーションが使用できるようになる日付
5F25
n6・
YYMMDD
6E
アプリケーション
有効期限
アプリケーション提供者の責任下で,当該アプリ
ケーションが終了する日付
5F24
n6・
YYMMDD
6E
暗証番号使用方針 PIN入力が要求されているか,いかなる環境下か
を示す。
5F2F
2 バイト
6E
オフセットデータ
オブジェクト
奇数のINSコードのコマンドで使用するための
オブジェクト(ISO/IEC 7816-4参照)
54
2進数
可変
-
オブジェクト識別
子
規格の表示
(符号化がISO/IEC 8825-1[11]で定義されている。)
06
可変
-
8
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
データ要素名
説明内容及び参照規格
タグ
長さ・形式 想定されるテ
ンプレート
カードサービスデ
ータ
カードが支援しているサービスについて利用可
能な方法の表示(ISO/IEC 7816-4で定義)
43
1バイト
-
カードデータ
カードと関係するデータを入れ子にするテンプ
レート
66
可変
-
カード通番
同じ主口座番号の個別のカードを識別する番号
5F34
n2
66
カード能力
カードの性質を決めるデータ要素
(ISO/IEC 7816-4で定義)
47
可変
66
カード発行者デー
タ
所有者,ISO/IEC 7816-4参照
45
可変
66
カード発行日付
カード会社の責任において,カードが使用できる
ようになる日付
5F26
n6・
YYMMDD
66
カード保有者イメ
ージテンプレート
カード内に格納されたカード保有者関連のイメ
ージ(ISO/IEC 7816-4で定義)
6C
可変
65
カード保有者顔写
真
カード保有者肖像イメージに使用するエンコー
ドされたデータ
(ISO/IEC 10918-1[15]で形式定義)
5F40
可変
6C
カード保有者関連
データ
カード保有者と関係するデータを入れ子にして
いるテンプレート
65
可変
-
カード保有者証明 カード保有者の公開かぎ(鍵),更に詳細な情報,
証明機関の署名を入れ子にするテンプレート
7F21
可変
65
カード保有者生物
学的計量データ
カード保有者にかかわる生物学的計量データ
5F2E
可変
65
カード保有者手書
き署名イメージ
カード保有者の手書き署名のイメージ
(ISO/IEC 11544[16]参照)
5F43
可変
6C
カード保有者の公
開かぎ(鍵)
非対称メカニズムを使用したディジタル署名の
ためのカード保有者の公開かぎ(鍵)を含むデー
タ要素
5F49
可変
65
カード保有者の公
開かぎ(鍵)テン
プレート
非対称メカニズムを用いるディジタル署名機能
のためのカード保有者の公開暗号かぎ(鍵)デー
タオブジェクトを含むテンプレート
(ISO/IEC 7816-8で定義)
7F49
可変
65
カード保有者の国
籍
カード保有者の国籍
(ISO 3166-1[3]で符号化定義)
5F2C
n3
65
カード保有者の秘
密かぎ(鍵)
非対称メカニズムを使用したディジタル署名の
ためのカード保有者の秘密かぎ(鍵)を含むデー
タ要素
5F48
可変
65
カード保有者の秘
密かぎ(鍵)テン
プレート
データオブジェクトに関連付けられた秘密かぎ
(鍵)を入れ子にするテンプレート
7F48
可変
65
カード保有者要求
条件−除外機能
カード保有者の除外された機能の要求を含むデ
ータ要素。例えば,カード保有者は,指紋検証を
使用できない(使用者必要条件の符号化につい
て,更に詳しい情報はEN 1332-4[19]を参照) 。
7F23
可変
65
カード保有者要求
条件−必要機能
カード保有者の必要とする機能の要求を含むデ
ータ要素。例えば,カード保有者は,ATMから
の音声ガイダンスを必要とする。
(使用者必要条件の符号化について,更に詳しい
情報はEN 1332-4[19]を参照)
7F22
可変
65
カード保有者名
カード保有者の氏名(ISO/IEC 7813で定義)
5F20
n2…26
65
9
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
データ要素名
説明内容及び参照規格
タグ
長さ・形式 想定されるテ
ンプレート
カード有効期限
カードの有効が終了する日付
59
n4・YYMM
66
拡張ヘッダリスト データ要素を間接的に参照するためのデータ要
素(符号化方法をISO/IEC 7816-4で定義)
4D
可変
-
管理情報バイト
カードの操作特性を示す。
(ISO/IEC 7816-4参照)
5F52
15バイト以下 -
共通データオブジ
ェクトテンプレー
ト
共通データオブジェクトを入れ子にしているテ
ンプレート
7E
可変
-
共存タグの割当機
関
共存を考慮したタグの割付け方法,及びその方法
に責任がある機関を識別するために使用される
テンプレート
79
可変
-
国コード
国名コード(ISO 3166-1[3]参照)
5F28
n3
66
国コード及び任意
選択の国データ
国データ(符号化方法及び登録は,ISO 3166-1[3]
で定義される。)及び任意選択の国データが後続
する。
41
n 3 又は,国
データ
66
交換制御
カードにおいて国際的な交換が許容されている
か否かを表示するために国コードに関連して使
用される表示(ISO 4909[5]参照)
5F27
n1
66
交換プロファイル 交換取引を実行するためにカードにおいて利用
可能な能力を記述しているデータ要素
5F29
未定義
67
互換性のあるタグ
の割当機関
互換性のあるタグの割付け方法,及びその方法に
責任がある機関を識別するために使用されるテ
ンプレート
78
可変
-
サービスコード
識利用可能な地域/サービスの識別
(ISO/IEC 7813で定義された構造,ISO 8583[10]で
符号化)
5F30
n 3
6E
実行コマンド
コマンドAPDU (ISO/IEC 7816-3 参照)
52
可変
61
氏名
個人の氏名
(構造及び符号化がISO/IEC 7501-1[7]で定義され
ている)
5B
a … 39
65
住所
個々人の住所
5F42
可変
65
主口座番号
(PAN)
顧客口座又はカードを識別する番号
(ISO/IEC 7812で定義され,ISO 8583[10]で符号化
した構造)
5A
n…19
6E
使用者の特別な要
求事項
少なくとも一つのタグ割付け機関(タグ“06”,
“41”,“42”又は“4F”)及び,この機関が実行不可
能な事項に多分関連付けられた使用者必要条件
を示すデータオブジェクトを含むテンプレート
68
可変
65
証明機関の公開か
ぎ(鍵)
証明を検証するために使用されるディジタル署
名機能のための証明機関の公開かぎ(鍵)を含む
データ要素
5F4A
可変
65
証明書所有者許可
書
証明書所有者許可書(例えば役割識別子)は,タグ
“5F4C”のデータ要素かデータオブジェクトに含
まれる。
5F4C
可変
-
証明書内容
証明書の内容を含んでいるデータ要素。
5F4E
可変
7F21
証明書内容テンプ
レート
証明書内容データオブジェクトを入れ子にする
ためのテンプレート
7F4E
可変
-
条件付き氏名
個人の氏名及び関連する情報(例えば,性別,誕
生日など)を入れ子にしているテンプレート
6B
可変
65
10
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
データ要素名
説明内容及び参照規格
タグ
長さ・形式 想定されるテ
ンプレート
初期アクセスデー
タ
初期のデータ列を検索するために実行するコマ
ンドを表示
(ISO/IEC 7816-4で定義された符号化)
44
可変
66
ステータス情報
カード・ライフ・サイクル・ステータス及び処理
ステータスの情報
(ISO/IEC 7816-4で定義され符号化)
48
1…3 バイト
-
セキュアメッセー
ジングテンプレー
ト
セキュアメッセージングデータオブジェクトを
入れ子にしているテンプレート
(ISO/IEC 7816-4で定義)
7D
可変
-
セキュリティ環境
テンプレート
セキュリティ環境構成要素を入れ子にしている
テンプレート
7B
可変
-
セキュリティ支援
テンプレート
カウンタ及び補助データをカプセル化するため
のテンプレート(ISO/IEC 7816-4で定義)
7A
可変
-
静的内部認証
(一段階)
単独,又はタグ“5F38”及び“5F39”と一緒のいず
れかで使用されるかもしれないディジタル署名
値を含むデータ要素
5F37
未定義
67
静的内部認証 ‒
第一の関連データ
公開暗号かぎ(鍵)値を引き出すために,単独で
又はタグ“5F39”と一緒のいずれかで使用する公
開暗号かぎ(鍵)証明書データ要素
5F38
未定義
67
静的内部認証 ‒
第二の関連データ
公開暗号かぎ(鍵)値を引き出すために使用され
る,公開暗号かぎ(鍵)証明書,タグ“5F38”,
の補助データ
5F39
未定義
67
生年月日
個々人に関連した誕生日付
5F2B
n8・
YYYYMMDD
65
生物学的計量情報
グループテンプレ
ート
生物学的計量情報テンプレートを入れ子にする
ために使用されているテンプレート
(ISO/IEC 7816-11で参照)
7F61
可変
-
生物学的計量情報
テンプレート
生物学的計量情報データオブジェクトを入れ子
にしているテンプレート
(ISO/IEC 7816-11で定義)
7F60
可変
-
生物学的計量デー
タテンプレート
生物学的計量参照データオブジェクトを入れ子
にしているテンプレート(ISO/IEC 7816-11で定
義)
7F2E
可変
7F60
性別
個々人の性(ISO 5218[6]を参照)
5F35
1 バイト
65
タイマ
処理の実行のために最大の時間を,10分の1秒単
位で規定しているデータ要素
5F46
2バイト,
2進数(MSBフ
ァースト)
66
タグリスト
区切り符号のないタグフィールドの連結
(ISO/IEC 7816-4で定義)
5C
可変
-
通貨コード
通貨及び資金を表すための符号
(ISO 4217[4]参照)
5F2A
a3 又は n3
6E
通貨べき指数
カードの中で示された通貨額に乗じられなけれ
ばならない指数(ISO 4217[4]参照)
5F36
n1
6E
ディジタル署名
ディジタル署名を含んでいるデータ要素。
(非対称,又は対称なアルゴリズム)
5F3D
可変
7F3D
ディジタル署名ブ
ロック
データオブジェクトに関連付けられたディジタ
ル署名を入れ子にするテンプレート。
7F3D
可変
-
11
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
データ要素名
説明内容及び参照規格
タグ
長さ・形式 想定されるテ
ンプレート
トラック1(カー
ド)
ISO/IEC 7813[9]で定義された構造でISO 8583[10]
で符号化。フィールド分離符号を含むが,開始,
終わり符号及びその中で定義されている水平冗
長符号(長さ方向のチェック文字)を除く。デー
タ内容は,任意のデータを含む磁気ストライプの
トラック1と同じである。
5F21
ans...76
66
トラック1(アプリ
ケーション)
ISO/IEC 7813[9]で定義された構造でISO 8583[10]
で符号化。フィールド分離符号を含むが,開始,
終わり符号及びその中で定義されている水平冗
長符号(長さ方向のチェック文字)を除く。
56
ans…76
6E
トラック2(カー
ド)
ISO/IEC 7813[9]で定義された構造でISO 8583[10]
で符号化。フィールド分離符号を含むが,開始,
終わり符号及びその中で定義されている水平冗
長符号(長さ方向のチェック文字)を除く。デー
タ内容は,任意のデータを含む磁気ストライプの
トラック2と同じである。
5F22
n…37
66
トラック2(アプリ
ケーション)
ISO/IEC 7813[9]で定義された構造でISO 8583[10]
で符号化。フィールド分離符号を含むが,開始,
終わり符号及びその中で定義されている水平冗
長符号(長さ方向のチェック文字)を除く。
57
n…37
6E
トラック3(カー
ド)
ISO/IEC 4909[5]で定義された構造でISO 8583[10]
で符号化。フィールド分離符号を含むが,開始,
終わり符号及びその中で定義されている水平冗
長符号(長さ方向のチェック文字)を除く。デー
タ内容は,任意のデータを含む磁気ストライプの
トラック3と同じである。
5F23
n…104
66
トラック3(アプリ
ケーション)
ISO/IEC 4909[5]で定義された構造でISO 8583[10]
で符号化。フィールド分離符号を含むが,開始,
終わり符号及びその中で定義されている水平冗
長符号(長さ方向のチェック文字)を除く。
58
n…104
6E
動的外部認証
EXTERNAL AUTHENTICATEコマンドで使用
するアルゴリズム及びかぎ(鍵)を識別のために
使用される構造化データ要素
5F3B
未定義
67
動的相互認証
相互認証過程で使用するアルゴリズム及びかぎ
(鍵)を識別のために使用される構造化データ要
素(ISO/IEC 9798-2,ISO/IEC 9798-3[13]参照)
5F3C
未定義
67
動的内部認証
INTERNAL AUTHENTICATEコマンドで使用
するアルゴリズム及びかぎ(鍵)を識別のために
使用される構造化データ要素
5F3A
未定義
67
動的認証テンプレ
ート
GENERAL AUTHENTICATEコマンドのコマ
ンド及び応答のデータフィールド中で使用され
るテンプレート(ISO/IEC 7816-4で定義)
7C
可変
-
取引カウンタ
各々の取引の後,カード内アプリケーションの制
御の下に加算したカウンタ
5F32
2進数 可変
6E
取引日付
最新の取引の日付及び時間を認識するために使
用する。長さは,YDDDの4,全部のフィールド
は10
5F33
n4・YDDD
又は
n10・
YDDDHHM
MSS
6E
12
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
データ要素名
説明内容及び参照規格
タグ
長さ・形式 想定されるテ
ンプレート
任意データ
ISO/IEC 7816で定義されていないデータ要素
53
可変
共通テンプ
レート
任意データオブジ
ェクト
ISO/IEC 7816で定義されないデータオブジェク
トの連結
73
可変
共通テンプ
レート
認証データ
認証データ及びパラメタを入れ子にしているテ
ンプレート
67
可変
66
発行者識別番号
(及び発行者デー
タ)
符号化及び登録が,ISO/IEC 7812-1[8]で定義され
ているカード発行者を識別するためのデータ要
素。さらに多くのデータが後続する可能性があ
る。
42
可変
-
発行前データ
個別利用,ISO/IEC 7816-4参照
46
可変
66
非共通データオブ
ジェクトテンプレ
ート
非共通データオブジェクトを入れ子にしている
テンプレート
70〜77
(除く73)
可変
-
表示制御
端末で表示されるデータを制御するために使用
されるテンプレート
7F20
可変
66
表示メッセージ
表示するメッセージを含むデータ要素
5F45
可変
66
ファイル参照方法 ファイルへの参照(例えば,経路)
(符号化方法をISO/IEC 7816-4で定義)
51
可変
61
ヘッダリスト
区切り符号なしのタグフィールド及び長さフィ
ールドの組合せの連結
(ISO/IEC 7816-4で定義)
5D
可変
-
メッセージ参照
メッセージの参照を規定しているデータ要素
5F47
可変
66
ユニフォームリソ
ースロケータ
資源所在地の統一表現(URL,RFC 1738[20]及び
RFC 2396[21]で定義される。)
5F50
可変
-
要素リスト
識別子を伴わない要素及び関連情報の並び
(ラッパーにだけ使用される。)
5F41
可変
-
優先言語
カード保有者のために四言語まで優先度の高い
順に表示(ISO 639[1]を参照)
5F2D
a2..a8
65
ラッパー
データ要素を間接に参照し検索するためのテン
プレート
63
可変
-
リセット応答
カードの操作特性を示す。
(ISO/IEC 7816-3で定義)
5F51
32バイト以下 -
ログインデータ
(個別利用)
遠隔ホスト,遠隔サーバー又はこれらの機器内の
アプリケーションにインタフェース装置を接続
することを目的とした個別利用の情報
5E
可変
6E
ログインテンプレ
ート
遠隔ホスト,遠隔サーバー又はこれらの機器内の
アプリケーションにインタフェース装置を接続
することを目的とした情報を伝えるテンプレー
ト
(ISO/IEC 7816-4で定義)
6A
可変
6E
FCI テンプレー
ト
ファイル制御パラメタ及びファイル管理データ
を入れ子にするためのテンプレート
6F
可変
-
FCP テンプレー
ト
ファイル制御パラメタを入れ子にするためのテ
ンプレート
62
可変
-
FMD テンプレー
ト
ファイル管理データを入れ子にするためのテン
プレート
64
可変
-
IC製造者識別子
IC製造者の表示
5F4D
1 バイト
-
13
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
10. 番号順の共通タグ 表7は,数値の順に共通タグを記載する。
表 7 数値順の共通タグ
タグ
データ要素名
06
オブジェクト識別子
41
国コード及び任意選択の国データ
42
発行者識別番号(及び発行者データ)
43
カードサービスデータ
44
初期アクセスデータ
45
カード発行者データ
46
発行前データ
47
カード能力
48
ステータス情報
4D
拡張ヘッダリスト
4F
アプリケーション識別子
50
アプリケーションラベル
51
ファイル参照方法
52
実行コマンド
53
任意データ
54
オフセットデータオブジェクト
56
トラック1(アプリケーション)
57
トラック2(アプリケーション)
58
トラック3(アプリケーション)
59
カード有効期限
5A
主口座番号(PAN)
5B
氏名
5C
タグリスト
5D
ヘッダリスト
5E
ログインデータ(個別利用)
5F20
カード保有者名
5F21
トラック1(カード)
5F22
トラック2(カード)
5F23
トラック3(カード)
5F24
アプリケーション有効期限
5F25
アプリケーション発行日付
5F26
カード発行日付
5F27
交換制御
5F28
国コード
5F29
交換プロファイル
5F2A
通貨コード
5F2B
生年月日
5F2C
カード保有者の国籍
5F2D
優先言語
5F2E
カード保有者生物学的計量データ
5F2F
暗証番号使用方針
5F30
サービスコード
5F32
取引カウンタ
5F33
取引日付
5F34
カード通番
5F35
性別
14
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
タグ
データ要素名
5F36
通貨べき指数
5F37
静的内部認証(一段階)
5F38
静的内部認証 ‒ 第一の関連データ
5F39
静的内部認証 ‒ 第二の関連データ
5F3A
動的内部認証
5F3B
動的外部認証
5F3C
動的相互認証
5F3D
ディジタル署名
5F40
カード保有者顔写真
5F41
要素リスト
5F42
住所
5F43
カード保有者手書き署名イメージ
5F44
アプリケーションイメージ
5F45
表示メッセージ
5F46
タイマ
5F47
メッセージ参照
5F48
カード保有者の秘密かぎ(鍵)
5F49
カード保有者の公開かぎ(鍵)
5F4A
証明機関の公開かぎ(鍵)
5F4B
二重割当て(備考参照)
5F4C
証明書所有者許可書
5F4D
IC製造者識別子
5F4E
証明書内容
5F50
ユニフォームリソースロケータ
5F51
リセット応答
5F52
管理情報バイト
61
アプリケーションテンプレート
62
FCPテンプレート
63
ラッパー
64
FMD テンプレート
65
カード保有者関連データ
66
カードデータ
67
認証データ
68
使用者の特別な要求事項
6A
ログインテンプレート
6B
条件付き氏名
6C
カード保有者イメージテンプレート
6D
アプリケーションイメージテンプレート
6E
アプリケーション関連データ
6F
FCI テンプレート
70〜77
(除く73)
非共通データオブジェクトテンプレート
73
任意データオブジェクト
78
互換性のあるタグの割当機関
79
共存タグの割当機関
7A
セキュリティ支援テンプレート
7B
セキュリティ環境テンプレート
7C
動的認証テンプレート
7D
セキュアメッセージングテンプレート
15
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
タグ
データ要素名
7E
共通データオブジェクトテンプレート
7F20
表示制御
7F21
カード保有者証明
7F22
カード保有者要求条件−必要機能
7F23
カード保有者要求条件−除外機能
7F2E
生物学的計量データテンプレート
7F3D
ディジタル署名ブロック
7F48
カード保有者の秘密かぎ(鍵)テンプレート
7F49
カード保有者の公開かぎ(鍵)テンプレート
7F4E
証明書内容テンプレート
7F60
生物学的計量情報テンプレート
7F61
生物学的計量情報グループテンプレート
備考 ISO/IEC 7816-9の第1版では,“5F4B”は,証明書所有者認可(5バイト以上のデータ要素) を参
照している。ISO/IEC 7816-6の第1版に対する追補1では,“5F4B”は,IC製造者識別子(1バ
イトのデータ要素)を参照している。したがって,タグ“5F4B”は,二つのデータ要素として定義
されたことになり,現在ISO/IEC 7816では非推奨とされている。証明書所有者認可は,タグ
“5F4C”である。また,IC製造者識別子は,タグ“5F4D”である。
11. 共通テンプレート
11.1 共通テンプレート内の共通データオブジェクト 共通データオブジェクトを入れ子にする必要があ
る場合には,次の共通テンプレートが使用される。互換性をもち共存するタグ割付けスキームは,更にテ
ンプレートを用いてもよい(ISO/IEC 7816-4参照)。テンプレートの並び,及びテンプレート内のデータオ
ブジェクトの並びは,別段の規定がない限り重要ではない。
参考 表8から表13は,利用目的別にデータ要素がまとめられている。
表 8 アプリケーションテンプレート(タグ “61”)
タグ
データ要素名
4F
アプリケーション識別子
50
アプリケーションラベル
52
実行コマンド
53
任意データ
73
任意データオブジェクト
51
ファイル参照方法
5F50 ユニフォームリソースロケータ
表 9 カード保有者関連データ(タグ “65”)
タグ
データ要素名
5F42 住所
5F2E カード保有者生物学的計量データ
7F21 カード保有者証明
5F43 カード保有者手書き署名イメージ
6C
カード保有者イメージテンプレート
5F20 カード保有者名
5F2C カード保有者の国籍
5F40 カード保有者ポートレイトイメージ
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X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
5F49 カード保有者の公開かぎ(鍵)
7F49 カード保有者の公開かぎ(鍵)テンプレート
5F48 カード保有者の秘密かぎ(鍵)
7F48 カード保有者の秘密かぎ(鍵)テンプレート
7F23 カード保有者要求条件−除外機能
7F22 カード保有者要求条件−必要機能
5F2B 生年月日
53
任意データ
73
任意データオブジェクト
5F2D 優先言語
5B
氏名
5F4A 証明機関の公開かぎ(鍵)
6B
条件付き氏名
5F35 性別
68
使用者の特別な要求事項
表 10 カードデータ(タグ “66”)
タグ
データ要素名
47
カード能力
5F26 カード発行日付
59
カード有効期限
45
カード発行者データ
5F34 カード通番
5F28 国コード
53
任意データ
73
任意データオブジェクト
7F20 表示制御
5F45 表示メッセージ
44
初期アクセスデータ
5F4D IC製造者識別子
5F27 交換制御
5F47 メッセージ参照
46
発行前データ
5F46 タイマ
5F21 トラック1(カード)
5F22 トラック2(カード)
5F23 トラック3(カード)
表 11 認証データ(タグ “67”)
タグ
データ要素名
53
任意データ
73
任意データオブジェクト
5F3B 動的外部認証
5F3A 動的内部認証
5F3C 動的相互認証
5F29 交換プロファイル
5F37 静的内部認証(一段階)
5F38 静的内部認証 ‒ 第一の関連データ
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X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
5F39 静的内部認証 ‒ 第二の関連データ
表 12 アプリケーション関連データ(タグ “6E”)
タグ
データ要素名
5F25 アプリケーション発行日付
5F24 アプリケーション有効期限
4F
アプリケーション識別子
6D
アプリケーションイメージテンプレート
50
アプリケーションラベル
5F2A 通貨コード
5F36 通貨べき指数
53
任意データ
73
任意データオブジェクト
5E
ログインデータ(個別利用)
6A
ログインテンプレート
5F2F 暗証番号使用方針
5A
主口座番号 (PAN)
5F30 サービスコード
56
トラック1(アプリケーション)
57
トラック2(アプリケーション)
58
トラック3(アプリケーション)
5F32 取引カウンタ
5F33 取引日付
11.2 内容を定義する共通テンプレート ISO/IEC 7816は,次の共通テンプレートの状況依存クラス(最初
のバイトが“80”〜“BF”の範囲)用に予約する。
表 13 内容を定義する共通テンプレート
タグ
データ要素名
JIS X 6320規格群/ISO/IEC 7816規格群
62
FCPテンプレート
ISO/IEC 7816-4
6A
ログインテンプレート
第6部
6F
FCI テンプレート
ISO/IEC 7816-4
7A
セキュリティ支援テンプレート
ISO/IEC 7816-4
7B
セキュリティ環境テンプレート
ISO/IEC 7816-4
7C
動的認証テンプレート
ISO/IEC 7816-4
7D
セキュアメッセージングテンプレート
ISO/IEC 7816-4
7F2E 生物学的計量データテンプレート
ISO/IEC 7816-11
7F48 カード保有者の秘密かぎ(鍵)テンプレート
第8部
7F49 カード保有者の公開かぎ(鍵)テンプレート
第8部
7F60 生物学的計量情報テンプレート
ISO/IEC 7816-11
参考 この規格の対応国際規格ISO/IEC 7816-6では,“7C”と“7D”のデータ要素名が誤っており,追補
で修正される予定。
18
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書A(規定)IC製造者番号の申請登録様式
IC製造者番号の登録申請で記述すべき項目は,次に示す様式のとおりとする
申請書は,ISO/IEC 7816-6:2004, Identification cards―Integrated circuit cards−Part 6: Interindustry data
elements for interchangeのAnnex Aを用いる。この申請書は,英文で記入すること。
Name of Organization as it will appear in the Register:
Address to be registered:
Principal contact in Organization:
International Telephone
Number:
International Fax Number:
E-mail:
Address for correspondence (if different to above):
Signature:
Date:
Registration number (to be completed by SC17 Secretariat):
Name of Organization as it will appear in the Register:(登録簿に記す組織名)
Address to be registered:(登録住所)
Principal contact in Organization:(連絡責任者)
International Telephone Number:(電話番号)
International Fax Number:(FAX番号)
E-mail:(Eメールアドレス))
Address for correspondence (if different to above):(連絡先住所:上記住所と異なるとき記入)
Signature:(署名)
Date:(申請日付)
Registration number (to be completed by SC 17 Secretariat):
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X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
申請書の送付先
Mrs F. Bennett, APACS, Mercury House, Triton Court, 14 Finsbury Square, London EC2 1LQ, UK
E-mail: freda.bennett@apacs.org.uk
20
X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
関連規格
この関連規格は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
[1] JIS X 0412-1:2004 言語名の表示コード−第1部:アルファ2コード
備考 この規格では,ISO 639:1998となっているが,ISO 639-1:2002, Code for the representation of names
of languages Part 1が,この規格と同等である。
JIS X 0412-2:2004 言語名コード−第2部:3文字コード
備考 この規格では,ISO 639:1998となっているが,ISO 639-2:1998, Code for the representation of names
of languages Part 2が,この規格と同等である。
[2] JIS X 0201:1997 情報技術−情報交換のためのISO 7ビット符号化文字集合
備考 ISO/IEC 646:1991, Information technology-ISO 7-bit coded character set for information
interchangesが,この規格と同等である。
[3] JIS X 0304:1999 国及びその下位区分の名前の表示基準−第1部:国別コード
備考 ISO 3166-1:1997, Codes for the representation of names of countries and their subdivisions-Part 1:
Country codesが,この規格と一致している。
[4] ISO 4217:1995, Codes for the representation of currencies and funds
備考 この規格に対応するJISは存在しない。
[5] ISO 4909:2000, Bank cards-Magnetic stripe data content for track 3
備考 この規格に対応するJISは存在しない。
[6] ISO 5218:1977, Information interchange-Representation of human sexes
備考 この規格に対応するJISは存在しない。
[7] ISO/IEC 7501-1:1997, Identification cards-Machine readable travel documents-Part 1: Machine readable
passport
備考 この規格に対応するJISは存在しない。
[8] ISO/IEC 7812-1:2000, Identification cards-Identification of issuers-Part 1: Numbering system
備考 この規格に対応するJISは存在しない。
[9] ISO/IEC 7813:1995, Identification cards-Financial transaction cards
備考 この規格に対応するJISは存在しない。
[10] ISO 8583:1993, Financial transaction card originated messages-Interchange message specifications
備考 この規格に対応するJISは存在しない。
[11] ISO/IEC 8825-1:1998, Information technology-ASN.1 encoding rules: Specification of Basic Encoding
Rules (BER), Canonical Encoding Rules (CER) and Distinguished Encoding Rules (DER)
備考 この規格に対応するJISは存在しない。
[12] ISO/IEC 8859-1:1998, Information technology-8-bit single-byte coded graphic character sets-Part 1: Latin
alphabet No. 1
備考 この規格に対応するJISは存在しない。
[13] JIS X 5056-1:2002 情報技術−セキュリティ技術−実体認証−第1部:一般
備考 ISO/IEC 9798-1:1997, Information technology―Security techniques―Entity authentication―Part 1:
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X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
Generalが,この規格と一致している。
JIS X 5056-2:2002 情報技術−セキュリティ技術−実体認証−第2部:対称暗号化アルゴリズムを
使用する機構
備考 ISO/IEC 9798-2:1999, Information technology―Security techniques―Entity authentication―Part 2:
Mechanisms using symmetric encipherment algorithmsが,この規格と一致している。
JIS X 5056-3:2002 情報技術−セキュリティ技術−実体認証−第3部:デジタル署名技術を使用す
る機構
備考 ISO/IEC 9798-3:1998, Information technology―Security techniques―Entity authentication―Part 3:
Mechanisms using digital signature techniquesが,この規格と一致している。
JIS X 5056-4:2002 情報技術−セキュリティ技術−実体認証−第4部:暗号検査機能を使用する機
構
備考 ISO/IEC 9798-4:1999, Information technology―Security techniques―Entity authentication―Part 4:
Mechanisms using a cryptographic check functionが,この規格と一致している。
備考 ISO/IEC 9798, Information technology-Security techniques-Entity authenticationの規格群全体が
参照となっているが,ISO/IEC 9798-5:2004の第5部に対応するJISは存在しない。
[14] JIS X 6321-1:2002 外部端子なしICカード−密着型−第1部:物理的特性
備考 ISO/IEC 10536-1:2000, Identification cards―Contactless integrated circuit(s) cards―Close-coupled
cards―Part 1: Physical characteristicsが,この規格と一致している。
JIS X 6321-2:1998 外部端子なしICカード―密着型―第2部:結合領域の寸法及び位置
備考 ISO/IEC 10536-2:1995, Identification cards―Contactless integrated circuit(s) cards―Part 2:
Dimensions and location of coupling areasが,この規格と一致している。
JIS X 6321-3:1998 外部端子なしICカード―密着型―第3部:電気信号及びリセット手順
備考 ISO/IEC 10536-3:1996, Identification cards―Contactless integrated circuit(s) cards―Part 3: Electronic
signals and reset proceduresが,この規格と一致している。
[15] JIS X 4301:1995 情報技術−連続階調静止画像のデジタル圧縮及び符号化:要求事項及び指針
備考 ISO/IEC 10918-1:1994, Information technology-Digital compression and coding of continuous-tone
still images: Requirements and guidelinesが,この規格と同等である。
[16] JIS X 4311:1996 情報技術−画像及びオーディオ情報の符号化表現−二段階画像圧縮
備考 ISO/IEC 11544:1993, Information technology-Coded representation of picture and audio information
-Progressive bi-level image compressionが,この規格と一致している。
[17] JIS X 6322-1:2001 外部端子なしICカード−近接型−第1部:物理的特性
備考 ISO/IEC 14443-1:2000, Identification cards―Contactless integrated circuit(s) cards―Proximity
cards―Part 1: Physical characteristicsが,この規格と一致している。
JIS X 6322-2:2001 外部端子なしICカード―近接型―第2部:電力伝送及び信号インタフェース
備考 ISO/IEC 14443-2:2000, Identification cards―Contactless integrated circuit(s) cards―Proximity
cards―Part 2: Radio frequency power and signal interfaceが,この規格と一致している。
JIS X 6322-3:2001 外部端子なしICカード―近接型―第3部:初期化及び衝突防止
備考 ISO/IEC 14443-3:2001, Identification cards―Contactless integrated circuit(s) cards―Proximity
cards―Part 3: Initialization and anticollisionが,この規格と一致している。
JIS X 6322-4:2002 外部端子なしICカード―近接型―第4部:伝送プロトコル
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X 6320-6:2006 (ISO/IEC 7816-6:2004)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
備考 ISO/IEC 14443-4:2001, Identification cards―Contactless integrated circuit(s) cards―Proximity
cards―Part 4: Transmission protocolが,この規格と一致している。
[18] JIS X 6323-1:2001 外部端子なしICカード−近傍方−第1部:物理的特性
備考 ISO/IEC 15693-1:2000, Identification cards―Contactless integrated circuit(s) cards―Vicinity
cards―Part 1: Physical characteristicsが,この規格と一致している。
JIS X 6323-2:2001 外部端子なしICカード―近傍型―第2部:電波インタフェース及び初期化
備考 ISO/IEC 15693-2:2000, Identification cards―Contactless integrated circuit(s) cards―Vicinity
cards―Part 2: Air interface and initializationが,この規格と一致している。
JIS X 6323-3:2001 外部端子なしICカード―近傍型―第3部:衝突防止及び伝送プロトコル
備考 ISO/IEC 15693-3:2001, Identification cards―Contactless integrated circuit(s) cards―Vicinity cards―
Part 3: Anticollision and transmission protocolが,この規格と一致している。
[19] EN 1332-4:1999, Identification card systems―Man-machine interface―Part 4: Coding of user requirements
for people with special needs
[20] IETF RFC 1738:1994, Uniform resource locators (URL)
[21] IETF RFC 2396:1998, Uniform resource locators (URL): General syntax