X 5113 : 2000 (ISO/IEC 10173 : 1998)
(1)
まえがき
この規格は，工業標準化法に基づいて，日本工業標準調査会の審議を経て，通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
JIS X 5113
には，次に示す附属書がある。
附属書 A（参考） インタフェースケーブル及び接続コード，並びに給電及びシールド
附属書 B（参考） ISDN 一次群アクセス用同軸コネクタ
附属書 C（参考） 関連規格
附属書 D（参考） 基本アクセスと一次群アクセスとの誤接続に関する勧告
附属書 1（参考） ISO/IEC 10173 : 1998，Information technology−Telecommunications and information
exchange between systems
−Interface connector and contact assignments for ISDN
primary rate access connector located at reference points S and T
日本工業規格
JIS
X
5113
: 2000
(ISO/IEC
10173
: 1998
)
ISDN
一次群アクセスインタ
フェースの参照点 S 及び
参照点 T におけるインタフェース
コネクタ及びコンタクト配列
Information technology
−Telecommunications and information
exchange between systems
−Interface connector and
contact assignments for ISDN primary rate access
connector located at reference points S and T
序 文 こ の 規 格 は ， 1998 年 に 第 2 版 と し て 発 行 さ れ た ISO/IEC 10173, Information technology −
Telecommunications and information exchange between systems
−Interface connector and contact assignments for
ISDN primary rate access connector located at reference points S and T
について，技術的内容を変更することな
く日本工業規格として採用するために作成されたものであり，1.については，原国際規格の同項目を全文
翻訳し，2.以降については，それぞれ国際規格の同項目の内容を引用するものとした。
1.
適用範囲 この規格は，ITU-T 勧告 I.431 に適合したサービス統合ディジタル網 (ISDN) 一次群アク
セス構成の物理的インタフェースに用いる 8 極コネクタ（プラグ及びジャック）並びに極及びコンタクト
の配列について規定する。
ITU-T
勧告 I.431 と同様に，この規格において NT1，NT2 などの網終端レイヤ 1 を表すのに ”NT” とい
う語を用い，TE1，TA，NT2 などの端末側終端レイヤを表すのに ”TE” という語を用いる。
備考1. この規格は，プラグ及びジャックのかん合性を保証するために必要なコネクタの寸法につい
て限定して規定する。コネクタの完全な詳細仕様は，IEC 60603-7による［
附属書 C（参考）
参照］。
2.
ITU-T
ではこの規格では扱わない接続機構として，IEC 60169-8［
附属書 C（参考）参照］で
規定される同軸コネクタの使用も認定している。この接続機構に関する説明を
附属書 B（参
考）に示す。
2.
引用規格 ISO/IEC 10173 : 1998 の 2.Normative references による。
3.
定義 ISO/IEC 10173 : 1998 の 3.Definitions による。
2
X 5113 : 2000 (ISO/IEC 10173 : 1998)
4.
コネクタ ISO/IEC 10173 : 1998 の 4.Connector による。
5.
コンタクト番号の配列 ISO/IEC 10173 : 1998 の 5.Assignment of contacts による。
附属書 A（参考） インタフェースケーブル及び接続コード，並びに給電及びシールド ISO/IEC
10173 : 1998
の Annex A-Interface cables and connecting cords, powering and shielding
による。
附属書 B（参考） ISDN 一次群アクセス用同軸コネクタ ISO/IEC 10173 : 1998 の Annex B-Coaxial
connectors for ISDN primary rate access
による。
附属書 C（参考） 関連規格 ISO/IEC 10173 : 1998 の Annex C-Bibliography による。
附属書 D（参考） 基本アクセスと一次群アクセスとの誤接続に関する勧告 ISO/IEC 10173 : 1998
の Annex D-Recommendations regarding inadvertent cross-connection between basic and
primary rate access
による。
附属書 1（参考） ISO/IEC 10173 : 1998, Information technology−Telecommunications and information
exchange between systems
−Interface connector and contact assignments for ISDN
primary rate access connector located at reference points S and T
JIS
管理及び要約 JIS 化調査研究委員会 WG3 構成表
氏名
所属
（主査）
木 下 研 作
日本電信電話株式会社
伊 藤 敏 行
沖電気工業株式会社
小 倉 正 則
沖電気工業株式会社
郷 治 将 之
富士通株式会社
杉 山 秀 紀
日本アイ・ビー・エム株式会社
田 中 一 寿
株式会社日立製作所
永 瀬 一 博
株式会社東芝
平 岩 賢 二
株式会社日立製作所
松 本 孝 純
沖電気工業株式会社
山 口 勝
日本電気株式会社
中 島 知 行
工業技術院
（事務局）
橋 本 孔 佐
財団法人日本規格協会