X 0301:2019
(1)
追補1のまえがき
このJIS X 0301の追補1は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
がJIS X 0301:2002を改正した内容だけを示すものである。
JIS X 0301:2002は,この追補1の内容の改正がされ,JIS X 0301:2019となる。
日本工業規格 JIS
X 0301:2019
情報交換のためのデータ要素及び
交換形式−日付及び時刻の表記
(追補1)
Data elements and interchange formats-
Information interchange-Representation of dates and times
(Amendment 1)
JIS X 0301:2002を,次のように改正する。
3.34(元号)の例を,次に置き換える。
例 明治,大正,昭和,平成,令和
5.1.3(元号による日付のための文字)のa)の後に次のb)を追加し,b)〜e)の細別符号をc)〜f)に置き換え
る。
b) [令],[R]:令和を示す記号として使う。
附属書1(参考)(元号による日付と西暦との対応)の表を,次に置き換える。
元号
元号による最初の日付及び最後の日付
対応する西暦日付
明治
M01.01.01(1)
M01.09.08
M05.12.02(2)
M06.01.01(グレゴリオ暦採用の初日)
M45.07.29
1868-01-25
1868-10-23
1872-12-31
1873-01-01
1912-07-29
大正
T01.07.30
T15.12.24
1912-07-30
1926-12-24
昭和
S01.12.25
S64.01.07
1926-12-25
1989-01-07
平成
H01.01.08
H31.04.30
1989-01-08
2019-04-30
令和
R01.05.01
2019-05-01
注(1) 明治時代までは,慣例として,元号が変わったとき,その年の1月1日にさかのぼって,
その元号の最初の日付としていた。
太政官令が発令されたのは明治元年9月8日で,その日付から明治となった。
(2) M06.01.01より前は,日本は太陰太陽暦が使われていた。したがって,それ以前の元号表
記は,この規格の適用範囲外であり,この期間の元号による日付の換算には特別な注意が
必要である。